JPH05124164A - サンドイツチ構造パネルの製造加工方法 - Google Patents

サンドイツチ構造パネルの製造加工方法

Info

Publication number
JPH05124164A
JPH05124164A JP3287668A JP28766891A JPH05124164A JP H05124164 A JPH05124164 A JP H05124164A JP 3287668 A JP3287668 A JP 3287668A JP 28766891 A JP28766891 A JP 28766891A JP H05124164 A JPH05124164 A JP H05124164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
core material
adhesive
manufacturing
sandwich structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3287668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3061462B2 (ja
Inventor
Eiichi Kawasaki
栄一 川崎
Kiyoto Doi
清人 土井
Tadashi Kitamura
正 北村
Kousuke Suewaka
耕介 末若
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP3287668A priority Critical patent/JP3061462B2/ja
Publication of JPH05124164A publication Critical patent/JPH05124164A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061462B2 publication Critical patent/JP3061462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 案内板を使用し、1台または2台の上塗りロ
ールコーターを通す事により、サンドイッチ構造パネル
を製造加工する方法。 【効果】 多目的に同一ラインで高生産性が得られ、塗
工および塗工後の工程繁雑化およびライン汚染が極めて
少ない製造加工方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンドイッチ構造パネル
の製造加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サンドイッチ構造パネルに代表される建
材内外装パネルは近年軽量化や断熱性の目的から多用さ
れており、その芯材としては、例えばペーパーハニカ
ム、アルミハニカム、プラスチック発泡体、木材、不織
布成型体、ガラスウール成型体、石膏ボード等が使用さ
れ、その両面に各種の表面材、例えば、金属板、プラス
チック板、木質板、スレート板等を接着して製造されて
いる。主としてハニカムサンドイッチ構造パネルが出回
り、ドアパネル、室内外の間仕切り、雨戸等のフラッシ
ュパネルや、家具、黒板、事務機器のハウジング等に多
用されている。接着剤の塗布は、芯材側あるいは表面材
側のいずれか、あるいは両側に、通常ロールコーターあ
るいはスプレーにて塗布されている。これに使用される
接着剤として、従来よりクロロプレン系などの溶剤型接
着剤が代表的であるが、溶剤による環境汚染および火災
発生の危険性がある。これらの欠点の無い接着剤とし
て、エチレン−酢酸ビニル共重合体やスチレンーブタジ
エンースチレン共重合体を主成分とするホットメルト接
着剤がある。しかしながらこの接着剤は、本質的には熱
可塑性であるため耐熱性が不十分である為、用途が室内
用に限定されている。したがって、室外等の耐熱性を要
求されるサンドイッチ構造パネルには、主に常温で液状
の常温硬化型エポキシ系接着剤を用いて、ペーパーハニ
カムまたは表面材に直接塗布し、更に長時間加圧した状
態で硬化養生し、パネル製品を得る加工方法が広く採用
されている。しかしその現状は生産性に関し多くの課題
を有している。その一つは、フラッシュパネルに代表さ
れる製造方法では、使用する芯材が1種類で有る事と面
材はフラットな素材を使用できる事から以下の加工方法
が現在採用されているが、一方ドアパネル等に代表され
る複数の芯材を有するサンドイッチ構造パネルの生産に
は下記の加工方法では生産できないという重要な課題で
ある。
【0003】更に、雨戸などのフラッシュパネルの生産
方法としては、例えば、2液硬化型エポキシ接着剤を、
両面塗工用ロールコーターを介して芯材に対し、上下面
同時塗布した後、表面材を上下に貼り合わせる工法が採
用されているが、この方法では、塗布終了後の芯材の取
扱に際し、その受取治具または受取作業者への接触汚染
が主要な問題となっている。エポキシ接着剤は、一般的
に皮膚刺激性が高いと言われており、作業者が皮膚疾患
を発生する危険性を内在しており、両面塗布された芯材
の取扱が繁雑かつ汚染の原因となっており、長期硬化養
生が必要な事も含め生産性のネックになっている。ま
た、前記フラッシュパネルのもう一つの加工方法とし
て、上下の表面材に対し、それぞれ上塗り塗布し、芯材
をサンドイッチ後接着する加工方法も一部で採用されて
いるが、面材のいずれか一枚を塗工後そのまま反転する
必要があり、その場合のライン汚染問題が主要な問題と
なっている。前記したいずれの加工方法も、塗工後の素
材を汚染する事無く取扱うことが極めて困難な現状であ
り、装置が繁雑かつ複雑化していることで塗布接着工程
上の生産性が悪い主原因となっている。また、ドアパネ
ル等のサンドイッチ構造パネルの生産では、使用する芯
材が少なくとも2種以上使用する事が必須で、かつその
形状もまちまちである等の現状であり、芯材をひとつひ
とつ両面塗工する事は生産性上極めて繁雑化しラインを
汚染するなどの課題がある。また貼り合わせる表面材が
箱型形状をしている事から、ロールコーターによる面材
塗工が出来ない事などの為、この場合には自動化が出来
ない欠点を有している。近年では、反応性ホットメルト
接着剤、主として湿気硬化型ホットメルト接着剤がこの
分野の接着剤として提案されている。例えば、「特開平
2−25843」には、再活性型湿気硬化型ホットメル
ト接着剤を用いたハニカムサンドイッチ構造パネルの製
造方法である。反応型ホットメルト接着剤を使用する加
工方法では仮接着性が瞬時に得られることから、従来の
エポキシ系接着剤で代表される加熱硬化養生工程を全く
必要としない加工方法を採用する事が可能となり生産性
を向上させる特徴がある。従って生産性を向上させる為
の基本的な接着剤の硬化工程はほぼ解決をみる事が可能
となりつつあるが、いずれの現状の製造加工方法も単一
の製造工程で複数の種類のサンドイッチ構造パネルを製
造する事ができない主要な課題を抱えていることが現状
である。したがって当該分野に於いてはサンドイッチ構
造パネルの製造方法に関し、多目的に同一ラインで高生
産性が得られる省力化された加工方法の出現が強く望ま
れている現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、多種
多様な製品構成のあるサンドイッチ構造パネルの製造に
際して、多目的に同一ラインで高生産性が得られ、塗工
および塗工後の工程繁雑化及びライン汚染が極めて少な
い製造加工方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は次のとお
りである。 (イ) 一種または二種以上の芯材と、その上下に表面
材を接着してなるサンドイッチ構造パネルの製造に際
し、一台の上塗りロールコーターを用いて、下記の
(A)〜(H)工程で示す手順で製造する事を特徴とす
るサンドイッチ構造パネルの製造加工方法。 (A)表面材と同じ厚みまたは片面表面材が接合された
芯材の合計厚みと、芯材セット後の厚みが同じ厚みにな
る様に調整された案内板を用意し、その案内板上に芯材
をセットする、芯材のセット工程。 (B)案内板にセット後の芯材を、そのまま接着剤の上
塗りロールコーターに通し、芯材の上部片面塗布を行な
う接着剤塗布工程。 (C)塗布面に対し、1枚目の表面材を接着する接着工
程。 (D)反転操作後、そのまま、その素材を(A)工程に
搬送移動する反転移送工程。 (E)前記(D)工程中または前記(D)工程終了直後
に、案内板を取除く再塗工セット工程。 (F)前記(B)工程と同じラインで、再度芯材の上面
塗布を行なう接着剤塗布工程。 (G)塗布面に対し2枚目の表面材を接着する接着工
程。 (H)接着後のパネルの端面儀装処理を施した後、製品
出荷する儀装包装工程。 (ロ) 一種または二種以上の芯材と、その上下に表面
材を接着してなるサンドイッチ構造パネルの製造に際
し、2台の上塗りロールコーターを用いて、下記の
(I)〜(P)工程で示す手順で製造する事を特徴とす
るサンドイッチ構造パネルの製造加工方法。 (I)表面材と同じ厚みまたは片面表面材が接合された
芯材の合計厚みと、芯材セット後の厚みが同じ厚みにな
る様に調整された案内板を用意し、その案内板上に芯材
をセットする、芯材のセット工程。 (J)案内板にセット後の芯材をそのまま接着剤の上塗
りロールコーターに通し、芯材の上部片面塗布を行なう
接着剤塗布工程。 (K)塗布面に対し1枚目の表面材を接着する接着工
程。 (L)反転操作後、そのまま、その素材を搬送移動する
反転移送工程。 (M)前記(L)工程中または前記(L)工程終了直後
に、案内板を取除く再塗工セット工程。 (N)2台目の上塗りロールコーターに通し、芯材のも
う一方の上面塗布を行なう接着剤塗布工程。 (O)塗布面に対し2枚目の表面材を接着する接着工
程。 (P)接着後のパネルの端面儀装処理を施した後、製品
出荷する儀装包装工程。 (ハ) 案内板が、接着剤の離型性が高い塗装鋼板また
はラミネート鋼板である事を特徴とする上記(イ)また
は(ロ)記載のサンドイッチ構造パネルの製造加工方
法。 (ニ) 案内板が上下表面材の内いずれか一枚である事
を特徴とする上記(イ)または(ロ)記載のサンドイッ
チ構造パネルの製造加工方法。 (ホ) 案内板が、上下表面材の内いずれか一枚であ
り、かつ(D)または(L)工程の反転操作終了後、あ
るいは(D)または(L)工程終了後、(G)または
(O)工程で該案内板を表面材として使用する事を特徴
とする上記(イ)または(ロ)記載のサンドイッチ構造
パネルの製造加工方法。 (ヘ) 案内板が、予め芯材のセット位置を規定する為
のピン又は凹凸が施されている事を特徴とする上記
(イ)〜(ハ)記載のいずれかのサンドイッチ構造パネ
ルの製造加工方法。 (ト) 接着剤が、初期粘着型または再活性型の湿気硬
化型反応性ホットメルト接着剤である事を特徴とする上
記(イ)〜(ヘ)記載のいずれかのサンドイッチ構造パ
ネルの製造加工方法。 (チ) 接着剤が、、ホットメルト接着剤である事を特
徴とする上記(イ)〜(ヘ)記載のいずれかのサンドイ
ッチ構造パネルの製造加工方法。 (リ) 接着剤が、常温で液状のエポキシ系接着剤また
はウレタン系接着剤である事を特徴とする上記(イ)〜
(ヘ)記載のいずれかのサンドイッチ構造パネルの製造
加工方法。 (ヌ) 芯材が、ペーパーハニカム、アルミハニカム、
プラスチック発泡体、木材、鋼材、不織布成型体、ガラ
スウール成型体、石膏ボードの群から選ばれた1種また
は2種以上である事を特徴とする上記(イ)〜(リ)記
載のいずれかのサンドイッチ構造パネルの製造加工方
法。 (ル) サンドイッチ構造パネルが、建材用フラッシュ
パネル、建材用ドアパネルまたは室内外間仕切である上
記(イ)〜(ヌ)記載のいずれかのサンドイッチ構造パ
ネルの製造加工方法。
【0006】以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明に使用される案内板としては、接着剤が万一該板
に付着した際、容易に取り除く事が出来る様に表面に離
型処理が施されている鋼板を用いる事が望ましい。ま
た、予め芯材のセット位置を規定する為のピンまたは凹
凸が施されている板を使用する事も有用である。更に、
上下表面材のうちいずれか一枚を案内板として用いる事
も可能である。本発明に使用される接着剤としては、湿
気硬化型反応性ホットメルト接着剤、ホットメルト接着
剤、常温で液状のエポキシ系接着剤またはウレタン系接
着剤が挙げられる。ホットメルト接着剤については、そ
の速固化性より生産性を向上する事が可能であるが、耐
熱性不足の為、その使用範囲が室内用サンドイッチ構造
パネル等に限定される。また、常温で液状のエポキシ系
接着剤またはウレタン系接着剤は、その良好な耐熱性よ
り室内外用を問わず広く適用できるが、長時間硬化養生
が必要な為、生産性に劣る。湿気硬化型反応性ホッメル
ト接着剤は、生産性および耐熱性の両面を兼ね備えてい
るので、特に好ましく使用される。本発明に使用される
湿気硬化型反応性ホッメルト接着剤としては、ポリイソ
シアネート化合物(ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレン
ジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、ナフタレンジイソシアネート、ポリメチレンポ
リフェニルポリイソシアネート、キシレンジイソシアネ
ート等)と一分子中に1個以上、好ましくは2〜3個の
活性水素を有するポリオール(ポリエーテルポリオー
ル、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオ
ール、ポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエン
ポリオール、ポリイソプレンポリオール、水添ポリイソ
プレンポリオール、ポリアクリレートポリオール、ヒマ
シ油誘導体等)の一種または二種以上を設定する物性値
が得られる様に適宜選択するとともに、配合比を決定し
て、これらを80〜130℃の加熱下で数時間反応させ
て得られるウレタンプレポリマーを主成分とする。通
常、ポリイソシアネート化合物とポリオールをNCO基
/OH基当量比が1.4〜5.0の範囲で反応させ、そ
の結果得られたイソシアネート比率が 0.1〜10重
量%となるように設定する。
【0007】これに必要に応じて、通常の配合剤、例え
ば熱可塑性ポリマー(ポリエステル、ポリウレタン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン系共重合体、
スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体等の
スチレン系ブロック共重合体、スチレン−(メタ)アク
リル酸アルキルエステルグラフト共重合体等)、粘着性
付与樹脂(ロジンおよびその誘導体、ケトン樹脂、クマ
ロン樹脂、スチレン樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェ
ノール樹脂、石油樹脂およびその水添樹脂等)、ワック
ス(パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、ポリエチレンワックス等)、可塑剤(ジオクチルフ
タレート等のフタル酸エステル類、液状ポリブテン、ナ
フテン系オイル、パラフィン系オイル、アロマ系オイ
ル、ジエチレングリコールジベンゾエート、塩素化パラ
フィン、エポキシ系可塑剤、リン酸エステル類等)、充
填剤(炭酸カルシウム、クレー、タルク等)、顔料、硬
化促進剤(ジブチルチンジラウレート等の錫化合物、
1,3−ジメチルイミダゾリジノン等のアミン化合
物)、界面改質剤(シラン化合物等)、有機チクソ付与
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を配合した系で構成さ
れる。前記以外の本発明に使用される湿気硬化型反応性
ホッメルト接着剤としては、分子内にビニル基およびイ
ソシアネート基を有する単量体(m−イソプロペニル−
α,α’−ジメチルベンジルイソシアネート、2−メタ
クリロイルオキシメチルイソシアネート等)を過酸化物
等を使用して加熱下に活性水素が実質的に存在しない熱
可塑性ポリマー(エチレンー酢酸ビニル共重合体等のエ
チレン系共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブ
ロック共重合体等のスチレン系ブロック共重合体、スチ
レン−(メタ)アクリル酸アルキルエステルグラフト共
重合体等)および、または粘着性付与樹脂(石油樹脂お
よびその水添樹脂、テルペン樹脂およびその水添樹脂)
にグラフト重合して製造される重合体、あるいは、分子
内にビニル基およびイソシアネート基を有する単量体と
分子末端にビニル基をもつポリスチレン系マクロマー、
酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸アルキルエステルより
なる群から選ばれた一種または二種以上と共重合して製
造される重合体を主成分とする。これに必要に応じて、
通常の配合剤、例えば、前記粘着性付与樹脂、前記ワッ
クス、前記充填剤、前記硬化促進剤、前記界面改質剤、
有機チクソ付与剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を配合
した系で構成される。
【0008】
【実施例】以下に実施例をもって具体的に本発明の説明
をするが、これらの記載がなんら本発明を特に制約する
ものではない。なお、各製造例中記載の%、部とはそれ
ぞれ重量%、重量部を意味する。 (湿気硬化型反応性ホットメルト接着剤の調整) 製造例1 ポリイソシアネート化合物としてジフェニルメタンジイ
ソシアネートを、ポリオールとしてポリブタジエンジオ
ール(PB G−2000、日本曹達社製)をNCO/
OH当量比2.0で混合撹拌しながら100℃で5時間
反応させてウレタンプレポリマーを得た。該ウレタンプ
レポリマー100部に対して、熱可塑性ポリマーとして
エチレン−酢酸ビニル共重合体(エバフレックス22
0、三井・デュポンポリケミカル社製)30部、粘着性
付与樹脂としてロジン誘導体(スーパーエステルA−1
00、荒川化学社製)30部を120℃で溶融混練し、
接着剤を得た。 (湿気硬化型反応性ホットメルト接着剤の調整) 製造例2 溶媒として、キシレン40部中で、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル70部、メタアクリル酸メチル10部、ポリ
スチレンマクロマー(CHEMLINK 4500、S
ARTOMER社製)20部、m−イソプロペニル−
α,α’−ジメチルベンジルイソシアネート(ACC社
製)3部、t−ヘキシルパーオキシピバレート0.2部
を添加し、反応温度80℃で5時間重合し、グラフトポ
リマー溶液を調整した。一方、溶媒として、キシレン1
00部中で、アクリル酸n−ブチル50部、アクリル酸
エチル50部、m−イソプロペニル−α,α’−ジメチ
ルベンジルイソシアネート(ACC社製)10部、ベン
ゾイルパーオキサイド10部を添加し、反応温度100
℃で5時間重合し、低分子量重合体溶液を調整した。更
にジフェニルメタンジイソシアネートとポリエステルポ
リオール(クラポールP−2010、クラレ社製)をN
CO/OH当量比2.0で混合撹拌しながら100℃で
5時間反応させてウレタンプレポリマーを得た。上記グ
ラフトポリマー溶液70部、上記低分子量重合体溶液2
20部および上記ウレタンプレポリマー100部を溶融
混合し、脱キシレンする事によって接着剤を調整した。 (ホットメルト接着剤の調整) 製造例3 エチレン−酢酸ビニル共重合体(エバフレックス22
0、三井・デュポンポリケミカル社製)40部、ロジン
誘導体(スーパーエステルA−100、荒川化学社製)
40部、ポリエチレンワックス(ネオワックスL、ヤス
ハラケミカル社製)20部を160℃で溶融混練し、接
着剤を得た。
【0009】実施例1 芯材としてペーパーハニカム(厚み25mm、幅900m
m、長さ1800mm)を案内板(表面にシリコン加工が
施された鋼板、厚み0.3mm、幅900mm、長さ180
0mm)にセットし(A工程)、そのままペーパーハニカ
ムの片面に上塗りロールコーターを用いて、製造例1の
接着剤を120℃で50g/m2塗布する(B工程)。塗
布後直ちに1枚目の表面材であるカラー鋼板(厚み0.
3mm、幅900mm、長さ1800mm)をフリーロールに
て圧着し(C工程)、反転操作後(D工程)、案内板を
取り除く(E工程)。再度上記上塗りロールコーターを
用いて、ペーパーハニカムのもう一方の面に接着剤を5
0g/m2塗布する(F工程)。塗布後、直ちに2枚目の
表面材であるカラー鋼板をフリーロールにて圧着し、次
に、80℃に調整されたプレスで0.5kg/cm2の圧力
で60秒間加熱加圧し、その後直ちに冷却水を通したプ
レスで0.5kg/cm2 の圧力で60秒間加圧し冷却した
(G工程)。その後、パネルの端面儀装処理を施した
後、製品出荷した(H工程)。製造上何等問題が発生し
なかった。 実施例2 芯材としてフェノール含浸ペーパーハニカム(厚み25
mm、幅800mm、長さ1700mm)および木枠4個(厚
み25mm、幅50mm、長さ1800mmが2個、厚み25
mm、幅50mm、長さ800mmが2個)を案内板(表面に
フッ素加工および芯材のセット位置を規定する為の凹凸
が施された鋼板、厚み1mm、幅900mm、長さ1800
mm)にセットし、そのまま芯材の片面に上塗りロールコ
ーターを用いて、製造例2の接着剤を120℃で50g
/m2塗布する。塗布後、直ちに1枚目の表面材であるア
ルミ板(厚み1mm、幅900mm、長さ1800mm)をフ
リーロールにて圧着し、反転操作後、案内板を取り除
く。再度上記上塗りロールコーターを用いて、芯材のも
う一方の面に接着剤を50g/m2塗布する。塗布後、直
ちに2枚目の表面材であるアルミ板をフリーロールにて
圧着し、次に冷却水を通したプレスで0.5kg/cm2
圧力で20秒間加圧し冷却した。その後、パネルの端面
儀装処理を施した後、製品出荷した。製造上何等問題が
発生しなかった。
【0010】実施例3 2枚目の表面材である塗装鋼板を案内板として用い、芯
材としてアルミハニカム(厚み25mm、幅900mm、長
さ1800mm)を該案内板にセットし、そのままアルミ
ハニカムの片面に上塗りロールコーターを用いて、製造
例3の接着剤を150℃で100g/m2塗布する。塗布
後、直ちに1枚目の表面材である塗装鋼板(厚み0.3
mm、幅900mm、長さ1800mm)をフリーロールにて
圧着し、反転操作後、2枚目の塗装鋼板である案内板を
取り除く。再度上記上塗りロールコーターを用いて、ア
ルミハニカムのもう一方の面に接着剤を100g/m2
布する。塗布後、直ちに2枚目の塗装鋼板である案内板
をフリーロールにて圧着し、次に、80℃に調整された
プレスで0.5kg/cm2 の圧力で60秒間加熱加圧し、
その後直ちに冷却水を通したプレスで 0.5kg/cm2
の圧力で60秒間加圧し冷却した。その後、パネルの端
面儀装処理を施した後、製品出荷した。製造上何等問題
が発生しなかった。 実施例4 芯材としてプラスチック発泡体(厚み25mm、幅800
mm、長さ1700mm)および鋼枠1個(厚み25mm、幅
900mm、長さ1800mm)を案内板(表面にフッ素加
工が施された鋼板、厚み0.3mm、幅900mm、長さ1
800mm)にセットし、そのまま芯材の片面に上塗りロ
ールコーターを用いて、エポキシ系接着剤であるストラ
クトボンド1202F(三井東圧化学社製)を100g
/m2塗布する。塗布後、直ちに1枚目の表面材である塗
装鋼板(厚み0.3mm、幅900mm、長さ1800mm)
をフリーロールにて圧着し、反転操作後、案内板を取り
除く。再度上記上塗りロールコーターを用いて、芯材の
もう一方の面に接着剤を100g/m2塗布する。塗布
後、直ちに2枚目の表面材である塗装鋼板をフリーロー
ルにて圧着し、次に40℃に調整したプレスで0.5kg
/cm2 の圧力で6時間加熱加圧した。その後、パネルの
端面儀装処理を施した後、製品出荷した。加熱加圧時間
が長い以外は製造上何等問題が発生しなかった。 実施例5 芯材としてガラスウール成型体(厚み25mm、幅800
mm、長さ1700mm)および木枠4個(厚み25mm、幅
50mm、長さ1800mmが2個、厚み25mm、幅50m
m、長さ800mmが2個)を案内板(表面にフッ素加工
および芯材のセット位置を規定する為の凹凸が施された
鋼板、厚み0.3mm、幅900mm、長さ1800mm)に
セットし、そのまま芯材の片面に上塗りロールコーター
を用いて、製造例2の接着剤を120℃で50g/m2
布する。塗布後、直ちに1枚目の表面材である箱型に加
工された鋼板(厚み0.3mm、幅900mm、長さ180
0mm)をフリーロールにて圧着し、反転操作後、案内板
を取り除く。再度上記上塗りロールコーターを用いて、
芯材のもう一方の面に接着剤を50g/m2塗布する。塗
布後、直ちに2枚目の表面材である鋼板をフリーロール
にて圧着し、次に冷却水を通したプレスで0.5kg/cm
2 の圧力で20秒間加圧し冷却した。その後、パネルの
端面儀装処理を施した後、製品出荷した。製造上何等問
題が発生しなかった。
【0011】実施例6 芯材としてペーパーハニカム(厚み25mm、幅900m
m、長さ1800mm)を案内板(表面にシリコン加工が
施された鋼板、厚み0.3mm、幅900mm、長さ180
0mm)にセットし(I工程)、そのままペーパーハニカ
ムの片面に上塗りロールコーターを用いて、製造例1の
接着剤を120℃で50g/m2塗布する(J工程)。塗
布後、直ちに1枚目の表面材であるカラー鋼板(厚み
0.3mm、幅900mm、長さ1800mm)をフリーロー
ルにて圧着し(K工程)、反転操作後(L工程)、案内
板を取り除く(M工程)。2台目の上塗りロールコータ
ーを用いて、ペーパーハニカムのもう一方の面に接着剤
を50g/m2塗布する(N工程)。 塗布後、直ちに2
枚目の表面材であるカラー鋼板をフリーロールにて圧着
し、次に、80℃に調整されたプレスで0.5kg/cm2
の圧力で60秒間加熱加圧し、その後直ちに冷却水を通
したプレスで0.5kg/cm2 の圧力で60秒間加圧し冷
却した(O工程)。その後、パネルの端面儀装処理を施
した後、製品出荷した(P工程)。製造上何等問題が発
生しなかった。 実施例7 芯材としてフェノール含浸ペーパーハニカム(厚み25
mm、幅800mm、長さ1700mm)および木枠4個(厚
み25mm、幅50mm、長さ1800mmが2個、厚み25
mm、幅50mm、長さ800mmが2個)を案内板(表面に
フッ素加工および芯材のセット位置を規定する為の凹凸
が施された鋼板、厚み1mm、幅900mm、長さ1800
mm)にセットし、そのまま芯材の片面に上塗りロールコ
ーターを用いて、製造例2の接着剤を120℃で50g
/m2塗布する。塗布後、直ちに1枚目の表面材であるア
ルミ板(厚み1mm、幅900mm、長さ1800mm)をフ
リーロールにて圧着し、反転操作後、案内板を取り除
く。2台目の上塗りロールコーターを用いて、芯材のも
う一方の面に接着剤を50g/m2塗布する。塗布後、直
ちに2枚目の表面材であるアルミ板をフリーロールにて
圧着し、次に冷却水を通したプレスで0.5kg/cm2
圧力で20秒間加圧し冷却した。その後、パネルの端面
儀装処理を施した後、製品出荷した。製造上何等問題が
発生しなかった。
【0012】実施例8 2枚目の表面材である塗装鋼板を案内板として用い、芯
材としてアルミハニカム(厚み25mm、幅900mm、長
さ1800mm)を該案内板にセットし、そのままアルミ
ハニカムの片面に上塗りロールコーターを用いて、製造
例3の接着剤を150℃で100g/m2塗布する。塗布
後、直ちに1枚目の表面材である塗装鋼板(厚み0.3
mm、幅900mm、長さ1800mm)をフリーロールにて
圧着し、反転操作後、2枚目の塗装鋼板である案内板を
取り除く。2台目の上塗りロールコーターを用いて、ア
ルミハニカムのもう一方の面に接着剤を100g/m2
布する。塗布後、直ちに2枚目の塗装鋼板である案内板
をフリーロールにて圧着し、次に、80℃に調整された
プレスで0.5kg/cm2 の圧力で60秒間加熱加圧し、
その後直ちに冷却水を通したプレスで0.5kg/cm 2
圧力で60秒間加圧し冷却した。その後、パネルの端面
儀装処理を施した後、製品出荷した。製造上何等問題が
発生しなかった。 実施例9 芯材としてプラスチック発泡体(厚み25mm、幅800
mm、長さ1700mm)および鋼枠1個(厚み25mm、幅
900mm、長さ1800mm)を案内板(表面にフッ素加
工が施された鋼板、厚み0.3mm、幅900mm、長さ1
800mm)にセットし、そのまま芯材の片面に上塗りロ
ールコーターを用いて、エポキシ系接着剤であるストラ
クトボンド1202F(三井東圧化学社製)を100g
/m2塗布する。塗布後、直ちに1枚目の表面材である塗
装鋼板(厚み0.3mm、幅900mm、長さ1800mm)
をフリーロールにて圧着し、反転操作後、案内板を取り
除く。2台目の上塗りロールコーターを用いて、芯材の
もう一方の面に、接着剤を100g/m2塗布する。塗布
後、直ちに2枚目の表面材である塗装鋼板をフリーロー
ルにて圧着し、次に40℃に調整したプレスで0.5kg
/cm2 の圧力で6時間加熱加圧した。その後、パネルの
端面儀装処理を施した後、製品出荷した。加熱加圧時間
が長い以外は製造上何等問題が発生しなかった。 実施例10 芯材としてガラスウール成型体(厚み25mm、幅800
mm、長さ1700mm)および木枠4個(厚み25mm、幅
50mm、長さ1800mmが2個、厚み25mm、幅50m
m、長さ800mmが2個)を案内板(表面にフッ素加工
および芯材のセット位置を規定する為の凹凸が施された
鋼板、厚み0.3mm、幅900mm、長さ1800mm)に
セットし、そのまま芯材の片面に上塗りロールコーター
を用いて、製造例2の接着剤を120℃で50g/m2
布する。塗布後、直ちに1枚目の表面材である箱型に加
工された鋼板(厚み0.3mm、幅900mm、長さ180
0mm)をフリーロールにて圧着し、反転操作後、案内板
を取り除く。2台目の上塗りロールコーターを用いて、
芯材のもう一方の面に接着剤を50g/m2塗布する。塗
布後、直ちに2枚目の表面材である鋼板をフリーロール
にて圧着し、次に冷却水を通したプレスで0.5kg/cm
2 の圧力で20秒間加圧し冷却した。その後、パネルの
端面儀装処理を施した後、製品出荷した。製造上何等問
題が発生しなかった。
【0013】比較例1 案内板を使用せずに、実施例2で使用した芯材および表
面材を接着した。フェノール含浸ペーパーハニカムおよ
び木枠4個を同時に接着剤を塗布することができず、ま
た、塗布後に該芯材を表面材上の所定の位置にセットし
なければならず、生産性も悪く、接着剤によるラインの
汚染に伴うトラブルが頻繁に発生した。 比較例2 案内板を使用せずに、実施例3で使用した芯材および表
面材を接着した。アルミハニカムに接着剤を塗布後、所
定の治具でハニカムを掴んで塗装鋼板上に移送させた
が、治具への接着剤の付着がひどく、ラインがしばしば
止まり、その清掃に時間を用した。 比較例3 案内板を使用せずに、実施例7で使用した芯材および表
面材を接着した。フェノール含浸ペーパーハニカムおよ
び木枠4個を同時に接着剤を塗布することができず、ま
た、塗布後に該芯材を表面材上の所定の位置にセットし
なければならず、生産性も悪く、接着剤によるラインの
汚染に伴うトラブルが頻繁に発生した。 比較例4 案内板を使用せずに、実施例8で使用した芯材および表
面材を接着した。アルミハニカムに接着剤を塗布後、所
定の治具でハニカムを掴んで塗装鋼板上に移送させた
が、治具への接着剤の付着がひどく、ラインがしばしば
止まり、その清掃に時間を用した。
【0014】
【発明の効果】本発明のサンドイッチ構造パネルの製造
加工方法は、以上に述べた様に、従来の製造加工方法と
比較して、案内板(上下表面材のうちいずれか一枚を案
内板として使用する事もできる)を使用する事により、
多種多様な製品構成のあるサンドイッチ構造パネルの製
造に際して、多目的に同一ラインで高生産性が得られ、
塗工および塗工後の工程繁雑化及びライン汚染が極めて
少ないもので、本発明の効果は極めて大きい。また、上
塗りロールコーターを1台しか必要としない製造加工方
法の場合は、設備投資費用が少なくて済む利点があり、
2台の上塗りロールコーターを使用する場合は、より高
い生産性を達成する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる案内板上に芯材をセットす
る、芯材のセット工程(AまたはI工程)を示す模式説
明図である。
【図2】 本発明に係わる上塗りロールコーターを使用
し、接着剤を芯材の上部片面に塗布する接着剤塗布工程
(BまたはJ工程)を示す模式説明図である。
【図3】 本発明に係わる塗布面に対し1枚目の表面材
を接着する接着工程(CまたはK工程)を示す模式説明
図である。
【図4】 本発明に係わる(C)または(K)工程終了
後、反転操作工程を示す模式説明図である。
【図5】 本発明に係わる(D)または(L)工程中あ
るいは、(D)または(L)工程終了直後に案内板を取
り除く工程を示す模式説明図である。
【図6】 本発明に係わる再度(B)工程と同じ上塗り
ロールコーターを使用し、または2台目の上塗りロール
コーターを使用し、接着剤を芯材のもう一方の上部片面
に塗布する接着剤塗布工程(FまたはN工程)を示す模
式説明図である。
【図7】 本発明に係わる塗布面に対し2枚目の表面材
を接着する接着工程(GまたはO工程)を示す模式説明
図である。
【図8】 本発明に係わる接着工程(GまたはむO工
程)終了、偽装包装工程前を示す模式説明図である。
【図9】 本発明に係わる1台の上塗りロールコーター
を使用するサンドイッチ構造パネルの製造加工方法の流
れを示す模式説明図である。
【図10】 本発明に係わる2台の上塗りロールコータ
ーを使用するサンドイッチ構造パネルの製造加工方法の
流れを示す模式説明図である。
【符号の説明】
1 芯材(木枠) 2 芯材(ハニカ
ム) 3 案内板 4 上塗りロール
コーター 5 接着剤 6 1枚目の表面
材 7 2枚目の表面材 〜は作業の順序を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F (72)発明者 末若 耕介 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一種または二種以上の芯材と、その上下
    に表面材を接着してなるサンドイッチ構造パネルの製造
    に際し、一台の上塗りロールコーターを用いて、下記の
    (A)〜(H)工程で示す手順で製造する事を特徴とす
    るサンドイッチ構造パネルの製造加工方法。 (A)表面材と同じ厚みまたは片面表面材が接合された
    芯材の合計厚みと、芯材セット後の厚みが同じ厚みにな
    る様に調整された案内板を用意し、その案内板上に芯材
    をセットする、芯材のセット工程。 (B)案内板にセット後の芯材を、そのまま接着剤の上
    塗りロールコーターに通し、芯材の上部片面塗布を行な
    う接着剤塗布工程。 (C)塗布面に対し、1枚目の表面材を接着する接着工
    程。 (D)反転操作後、そのまま、その素材を(A)工程に
    搬送移動する反転移送工程。 (E)前記(D)工程中または前記(D)工程終了直後
    に、案内板を取除く再塗工セット工程。 (F)前記(B)工程と同じラインで、再度芯材の上面
    塗布を行なう接着剤塗布工程。 (G)塗布面に対し2枚目の表面材を接着する接着工
    程。 (H)接着後のパネルの端面儀装処理を施した後、製品
    出荷する儀装包装工程。
  2. 【請求項2】 一種または二種以上の芯材と、その上下
    に表面材を接着してなるサンドイッチ構造パネルの製造
    に際し、2台の上塗りロールコーターを用いて、下記の
    (I)〜(P)工程で示す手順で製造する事を特徴とす
    るサンドイッチ構造パネルの製造加工方法。 (I)表面材と同じ厚みまたは片面表面材が接合された
    芯材の合計厚みと、芯材セット後の厚みが同じ厚みにな
    る様に調整された案内板を用意し、その案内板上に芯材
    をセットする、芯材のセット工程。 (J)案内板にセット後の芯材をそのまま接着剤の上塗
    りロールコーターに通し、芯材の上部片面塗布を行なう
    接着剤塗布工程。 (K)塗布面に対し1枚目の表面材を接着する接着工
    程。 (L)反転操作後、そのまま、その素材を搬送移動する
    反転移送工程。 (M)前記(L)工程中または前記(L)工程終了直後
    に、案内板を取除く再塗工セット工程。 (N)2台目の上塗りロールコーターに通し、芯材のも
    う一方の上面塗布を行なう接着剤塗布工程。 (O)塗布面に対し2枚目の表面材を接着する接着工
    程。 (P)接着後のパネルの端面儀装処理を施した後、製品
    出荷する儀装包装工程。
  3. 【請求項3】 案内板が、接着剤の離型性が高い塗装鋼
    板またはラミネート鋼板である事を特徴とする請求項1
    または2記載のサンドイッチ構造パネルの製造加工方
    法。
  4. 【請求項4】 案内板が、上下表面材の内いずれか一枚
    である事を特徴とする請求項1または2記載のサンドイ
    ッチ構造パネルの製造加工方法。
  5. 【請求項5】 案内板が、上下表面材の内いずれか一枚
    であり、かつ(D)または(L)工程の反転操作終了
    後、あるいは、(D)または(L)工程終了後、(G)
    または(O)工程で、該案内板を表面材として使用する
    事を特徴とする請求項1または2記載のサンドイッチ構
    造パネルの製造加工方法。
  6. 【請求項6】 案内板が、予め芯材のセット位置を規定
    する為のピン又は凹凸が施されている事を特徴とする請
    求項1〜3記載のいずれかのサンドイッチ構造パネルの
    製造加工方法。
  7. 【請求項7】 接着剤が、初期粘着型または再活性型の
    湿気硬化型反応性ホットメルト接着剤である事を特徴と
    する請求項1〜6記載のいずれかのサンドイッチ構造パ
    ネルの製造加工方法。
  8. 【請求項8】 接着剤が、、ホットメルト接着剤である
    事を特徴とする請求項1〜6記載のいずれかのサンドイ
    ッチ構造パネルの製造加工方法。
  9. 【請求項9】 接着剤が、常温で液状のエポキシ系接着
    剤またはウレタン系接着剤である事を特徴とする請求項
    1〜6記載のいずれかのサンドイッチ構造パネルの製造
    加工方法。
  10. 【請求項10】 芯材が、ペーパーハニカム、アルミハ
    ニカム、プラスチック発泡体、木材、鋼材、不織布成型
    体、ガラスウール成型体、石膏ボードの群から選ばれた
    1種または2種以上である事を特徴とする請求項1〜9
    記載のいずれかのサンドイッチ構造パネルの製造加工方
    法。
  11. 【請求項11】 サンドイッチ構造パネルが、建材用フ
    ラッシュパネル、建材用ドアパネルまたは室内外間仕切
    である請求項1〜10記載のいずれかのサンドイッチ構
    造パネルの製造加工方法。
JP3287668A 1991-11-01 1991-11-01 サンドイッチ構造パネルの製造加工方法 Expired - Fee Related JP3061462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3287668A JP3061462B2 (ja) 1991-11-01 1991-11-01 サンドイッチ構造パネルの製造加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3287668A JP3061462B2 (ja) 1991-11-01 1991-11-01 サンドイッチ構造パネルの製造加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05124164A true JPH05124164A (ja) 1993-05-21
JP3061462B2 JP3061462B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=17720179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3287668A Expired - Fee Related JP3061462B2 (ja) 1991-11-01 1991-11-01 サンドイッチ構造パネルの製造加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061462B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102061790A (zh) * 2011-01-21 2011-05-18 秦皇岛耀华玻璃钢股份公司 超大透光型装饰板
JP2014237281A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 三菱電機株式会社 ハニカムサンドイッチパネル、ハニカムサンドイッチパネルの製造方法、およびハニカムサンドイッチパネルを適用したエレベータの乗りかご
CN105172280A (zh) * 2015-10-10 2015-12-23 中国电子科技集团公司第四十八研究所 蒙皮蜂窝夹芯板及其制备方法
CN106182833A (zh) * 2016-07-21 2016-12-07 溧阳二十八所系统装备有限公司 一种快速制作复合夹芯板的方法
JP2017024139A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 株式会社ニッタクス 治具板

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102061790A (zh) * 2011-01-21 2011-05-18 秦皇岛耀华玻璃钢股份公司 超大透光型装饰板
JP2014237281A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 三菱電機株式会社 ハニカムサンドイッチパネル、ハニカムサンドイッチパネルの製造方法、およびハニカムサンドイッチパネルを適用したエレベータの乗りかご
JP2017024139A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 株式会社ニッタクス 治具板
CN105172280A (zh) * 2015-10-10 2015-12-23 中国电子科技集团公司第四十八研究所 蒙皮蜂窝夹芯板及其制备方法
CN105172280B (zh) * 2015-10-10 2018-09-25 中国电子科技集团公司第四十八研究所 蒙皮蜂窝夹芯板及其制备方法
CN106182833A (zh) * 2016-07-21 2016-12-07 溧阳二十八所系统装备有限公司 一种快速制作复合夹芯板的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3061462B2 (ja) 2000-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5256722B2 (ja) 化粧板の製造方法
KR102128461B1 (ko) 기능성 필름, 및 이를 이용한 라미네이트 강판 및 그 제조 방법
JP3061462B2 (ja) サンドイッチ構造パネルの製造加工方法
CN109796894A (zh) 一种泡棉胶带及其制备方法
JP2008255187A (ja) 湿気硬化型反応性ホットメルト接着剤
JPH0622956B2 (ja) ハニカムサンドイッチ構造パネルの製造方法
JPH05124112A (ja) サンドイツチ構造パネルの製造加工方法
JP2021021023A (ja) 反応性ポリウレタン接着剤の再生方法及び建築用パネルの補修方法
JPH03114717A (ja) 被覆体の製造方法
JP2000037802A (ja) 大面積積層体の製造法
JPH023476A (ja) 装飾用粘着性シート・テープ
JP5120145B2 (ja) 化粧板
JP2001287309A (ja) 化粧板
JP2000071366A (ja) Osbパネル及びその製造方法
CN110343480A (zh) 一种防水胶带及其制备方法
JP4324875B2 (ja) 化粧造作部材の製造方法
JPH03170580A (ja) 接着剤および該接着剤を使用して製造される複合パネルの製造方法
JPH10329248A (ja) ハニカムサンドイッチ構造パネルの製造方法
JPH091730A (ja) 感熱接着性樹脂塗装金属板およびその製法
JPH07179839A (ja) 複合パネル用反応性ホットメルト 接着剤
JPH02223427A (ja) 被覆体の製造方法
JPH10157006A (ja) 化粧シート貼着アルミニウム材及びその製造方法
JPH11320805A (ja) 化粧シート被覆材の製造方法
JPH09176618A (ja) 建築用外壁材のラップジョイント用水膨張性ホットメルト型プレシーリング材
JP2001288449A (ja) 化粧板用接着剤、それを用いた化粧板、および、化粧板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees