JP2000037656A - マスチックコ―ティングシステムの改良方法 - Google Patents
マスチックコ―ティングシステムの改良方法Info
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Abstract
と耐ブリスター性を有するマスチックシステムの提供。 【解決手段】 −25℃から20℃のガラス転移温度を
有し、以下を含むモノマー混合物から調製される水不溶
性ラテックスポリマーを使用する、マスチックコーティ
ングシステムの改良方法: (a) 少なくとも20重量%の、(C8−C24)ア
ルキル(メタ)アクリレートからなる群から選択される
少なくとも1種の疎水性モノマー、(b) 0から45
重量%の少なくとも1種のビニル芳香族モノマー、
(c) 0から75重量%の、(C1−C4)アルキル
(メタ)アクリレートからなる群から選択される少なく
とも1種のモノマー、および(d) 0から5重量%
の、アクリル酸およびメタアクリル酸から選択される少
なくとも1種のモノマー
Description
る。より詳細には、本発明はマスチックコーティングシ
ステムの品質の改良方法に関する。
ベースの製品、たとえば改質歴青質ロールを基材として
用い、これを公知のルーフマスチック材で上塗りし、耐
久性(アスファルトの劣化)、エネルギー節約(白色コ
ーティングと黒色アスファルト)、可燃性の減少および
外観の改善を図る。そのようなコーティングはしばし
ば、「ルーフマスチック」と呼ばれるが、本明細書にお
いては、「マスチックコーティング」の用語は、ルーフ
デッキのような実質的に水平な表面、壁のような実質的
に垂直な表面、および他の基体表面に施用されるすべて
の粘稠なコーティング剤をいう。これらのマスチックコ
ーティングは欠点を有していた。ルーフデッキ、または
他の表面は、デザインのため、もしくは不完全性のため
に水がたまる。たまった水は接着を悪化させ、ブリスタ
ーを発生させ、マスチックコーティングの破壊を引き起
こす。また、マスチックコーティングにはマスチックが
塗布されているアスファルト基体から表面ににじみ出し
てくる黒色化学物質のために変色するという傾向があ
る。
r)にさらされたときに優れた接着と優れた耐ブリスタ
ー性を示すマスチックコーティングシステムが米国特許
第5059456に開示されている。このシステムは基
体とマスチックコーティングとの間に水性のタイコート
を使用することに基づいている。このタイコートは水不
溶性ラテックスポリマーと、多価金属イオンとからな
り、ラテックスポリマーはモノマー混合物の重量に基づ
いて少なくとも20重量%の、(C4−C20)アルキ
ルメタアクリレートおよび(C8−C20)アルキルア
クリレートからなる群から選択される少なくとも1種の
疎水性モノマー、およびモノマー混合物の重量に基づい
て3.0から7.5重量%のメタアクリル酸を含むモノ
マー混合物から得られる単位を含み、ラテックスポリマ
ーは−20℃から5℃のガラス転移温度を有し、多価金
属イオンとラテックスポリマー中のメタアクリル酸との
モル比は約1:1から約0.375:1であった。タイ
コートが基体に施用された後に、引き続きマスチックコ
ーティングが施用される。このシステムは従来のマスチ
ックシステムよりも優れた接着と耐ブリスター性を提供
するが、この特性のさらなる改良に対する要求が依然と
してあった。
のよりも優れた接着と耐ブリスター性を有するマスチッ
クコーティングシステムを提供することが本発明の目的
である。さらに、上記のマスチックコーティングシステ
ムの品質の改良が、基体とマスチック組成物の間のタイ
コートの存在に本質的に依存しないシステムで行うこと
ができればより好ましい。
ト組成物と任意にタイコート組成物を形成し、(B)
歴青質基体の上に前記タイコートを任意に施し、(C)
前記マスチックトップコート組成物を歴青質基体に直
接、または存在する場合にはすでに歴青質基体の上に施
されている前記タイコートの上に施す、マスチックコー
ティングシステムの改良方法であって、マスチックトッ
プコート組成物と任意のタイコート組成物の少なくとも
1つは水不溶性ラテックスポリマーを含み、該ラテック
スポリマーは−25℃から20℃、好ましくは−10℃
から0℃、のガラス転移温度を有し、以下を含むモノマ
ー混合物から調製されるものである、マスチックコーテ
ィングシステムの改良方法: (a) 少なくとも20重量%、好ましくは30から7
0重量%の、(C8−C 24)アルキル(メタ)アクリ
レートからなる群から選択される少なくとも1種の疎水
性モノマー、(b) 0から45重量%、好ましくは0
から35重量%、より好ましくは0から10重量%の少
なくとも1種のビニル芳香族モノマー、(c) 0から
75重量%、好ましくは74.5重量%以下、より好ま
しくは5から70重量%、さらに好ましくは5から50
重量%の、(C1−C4)アルキル(メタ)アクリレー
トから選択される少なくとも1種のモノマー、および
(d) 0から5重量%、好ましくは0.5から2.5
重量%の、アクリル酸およびメタアクリル酸から選択さ
れる少なくとも1種のモノマー、ただし、(b)がモノ
マー混合物中に存在しない場合には、(d)の量は0か
ら3重量%未満、好ましくは0.05から3重量%未満
の量であり、(a)と(b)の合計重量はモノマー混合
物の少なくとも25重量%、好ましくは30重量%以
上、より好ましくは35重量%以上、さらに好ましくは
45重量%以上である、を提供する。
クスポリマーを含む、マスチックトップコート組成物ま
たはタイコート組成物に好適な組成物であって、該ラテ
ックスポリマーは−25℃から20℃、好ましくは−1
0℃から0℃のガラス転移温度を有し、以下を含むモノ
マー混合物から調製されるものである組成物: (a) 少なくとも20重量%、好ましくは30から7
0重量%の、(C8−C 24)アルキル(メタ)アクリ
レートからなる群から選択される少なくとも1種の疎水
性モノマー、(b) 0から45重量%、好ましくは0
から35重量%、より好ましくは0から10重量%の少
なくとも1種のビニル芳香族モノマー、(c) 0から
75重量%、好ましくは74.5重量%以下、より好ま
しくは5から70重量%、さらに好ましくは5から50
重量%の、(C1−C4)アルキル(メタ)アクリレー
トからなる群から選択される少なくとも1種のモノマ
ー、および(d) 0から5重量%、好ましくは0.5
から2.5重量%の、アクリル酸およびメタアクリル酸
から選択される少なくとも1種のモノマー、ただし、
(b)がモノマー混合物中に存在しない場合には、
(d)の量は0から3重量%未満、好ましくは0.05
から3重量%未満の量であり、(a)と(b)の合計重
量はモノマー混合物の少なくとも25重量%、好ましく
は30重量%以上、より好ましくは35重量%以上、さ
らに好ましくは45重量%以上である、を提供する。
水不溶性ラテックスポリマーの、マスチックトップコー
トの接着性および耐ブリスター性を改良するマスチック
コーティングシステムにおける使用に関し、該ラテック
スポリマーは−25℃から20℃、好ましくは−10℃
から0℃のガラス転移温度を有し、以下を含むモノマー
混合物から調製される: (a) 少なくとも20重量%、好ましくは30から7
0重量%の、(C8−C 24)アルキル(メタ)アクリ
レートからなる群から選択される少なくとも1種の疎水
性モノマー、(b) 0から45重量%、好ましくは0
から35重量%、より好ましくは0から10重量%の少
なくとも1種のビニル芳香族モノマー、(c) 0から
75重量%、好ましくは74.5重量%以下、より好ま
しくは5から70重量%、さらに好ましくは5から50
重量%の、(C1−C4)アルキル(メタ)アクリレー
トからなる群から選択される少なくとも1種のモノマ
ー、および(d) 0から5重量%、好ましくは0.5
から2.5重量%の、アクリル酸およびメタアクリル酸
から選択される少なくとも1種のモノマー、ただし、
(b)がモノマー混合物中に存在しない場合には、
(d)の量は0から3重量%未満、好ましくは0.05
から3重量%未満の量であり、(a)と(b)の合計重
量はモノマー混合物の少なくとも25重量%、好ましく
は30重量%以上、より好ましくは35重量%以上、さ
らに好ましくは45重量%以上である、使用方法を提供
する。好ましくは、モノマー混合物中に(b)と(d)
の少なくとも1つは存在する。
含む本発明のマスチックコーティングシステムは、著し
く改良された接着と耐ブリスター性とを示し、特にたま
り水にさらされた際に優れた接着と耐ブリスター性とを
示す。それらは、歴青質基体からの暗色の化学物質の表
面にじみをも防止する。
歴青質シートである。ラテックスポリマーは公知のエマ
ルション重合により調製する事ができる。たとえば、米
国特許第5521266は、低い水溶性のモノマーを含
むポリマーを形成するために適する、非常に好適な水性
重合方法を開示する。少なくとも1種の疎水性モノマー
(a)は、好ましくは、エチルヘキシルアクリレート
(EHA)、オクチルメタアクリレート、イソオクチル
メタアクリレート、デシルメタアクリレート(n−DM
A)、イソデシルメタアクリレート(IDMA)、ラウ
リルメタアクリレート(LMA)、ペンタデシルメタア
クリレート、ステアリルメタアクリレート(SMA)、
オクチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、デ
シルアクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリル
アクリレート(LA)、および(C12−C15)アル
キルメタアクリレートからなる群から選択される。LM
A、IDMA、および(C12−C15)アルキルメタ
アクリレートがもっとも好ましいモノマーである。少な
くとも1種の疎水性モノマー(a)は、もっとも好まし
くは、30から70重量%の量でモノマー混合物中に存
在する。
は、スチレン(Sty)、ビニルトルエン、2−ブロモ
スチレン、o−ブロモスチレン、p−クロロスチレン、
o−メトキシスチレン、p−メトキシスチレン、アリル
フェニルエーテル、アリルトリルエーテル、およびα−
メチルスチレンからなる群から選択される。スチレンが
もっとも好ましいモノマーである。少なくとも1種のビ
ニル芳香族モノマーは、好ましくは、35重量%未満、
より好ましくは0から10重量%の量でモノマー混合物
中に存在する。好ましい(C1−C4)アルキル(メ
タ)アクリレートは、メチルメタアクリレート(MM
A)、エチルアクリレート(EA)、およびブチルアク
リレート(BA)である。ラテックスポリマーを形成す
るために使用されるモノマー混合物は、モノマー総重量
に基づいて約0.5重量%から3重量%未満のメタクリ
ル酸を含む。好ましいメタクリル酸の量は1から2%で
ある。
は、ASTM E−1356−91の方法に従って、示
差走査熱量計により測定されたポリマーのガラス転移温
度の中点を言う。ラテックスポリマーのモノマー成分
は、乾燥されたラテックスポリマーのガラス転移温度が
−25℃から20℃、好ましくは−10℃から0℃にな
るように選択される。+5℃以上のガラス転移温度のポ
リマーは低温で柔軟性のないコーティングをもたらす。
−25℃以下のガラス転移温度のポリマーは、基体中の
着色化学物質がトップコートおよびタイコートの表面に
にじみ出し、マスチックコーティングシステムの性能を
劣化させる傾向がある。
ー性と接着に影響を与える。ポリマーの分子量の減少と
ともに、耐ブリスター性と接着は改良される。好ましく
は、約10,000から約150,000の重量平均分
子量を有するラテックスポリマーが、最良の耐ブリスタ
ー性と接着を与える。分子量は、当業者にとって公知で
あるように、種々の連鎖移動剤により調整することがで
きる。たとえば、アルキルメルカプタン、ハロゲン化合
物および他の公知の化合物が例示される。たとえば、連
鎖移動剤として、n−ドデシルメルカプタン(n−DD
M)を、モノマーの総重量に基づいて約0.1重量%か
ら約2.5重量%の量で使用すると、所望の分子量を得
るのに効果的である。重量平均分子量(Mw)は、水性
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定さ
れる。
よびタイコート組成物は、ラテックスポリマーのほか
に、典型的には、以下の成分の少なくとも1種を含む:
顔料、増量剤、分散剤、界面活性剤、造膜助剤、湿潤
剤、増粘剤、レオロジー改良剤、乾燥遅延剤、可塑剤、
殺生物剤、殺カビ剤、消泡剤、着色剤、ワックス、接着
促進剤、酸化亜鉛、および固体シリカ。前記組成物は、
上記の水不溶性ラテックスポリマーの一部に代えて、1
以上の他のラテックスポリマーを含むことができる。本
発明のマスチックトップコート組成物は通常、たとえば
二酸化チタンやローム アンド ハース カンパニー製
のRopaque不透明ポリマーのような顔料を含有す
る。本発明のマスチックトップコート組成物およびタイ
コート組成物は通常、殺生物剤および/または防カビ
剤、たとえばローム アンド ハース カンパニー製
の、Kathon887またはSkane M−8を含
有する。
を有するラテックスポリマーに基づく本発明のタイコー
ト組成物は、ルーフィング剤が通常施用される温度にお
いて十分にタックフリーではない。したがって、多価金
属イオン錯体のような化合物を、前記タイコート組成物
に加え、タッフリーコーティングを得ることが好まし
い。カルシウム、マグネシウム、亜鉛、バリウム、およ
びストロンチウムイオンのような多価金属イオンを使用
することができる。たとえばヘキサアンモニウム亜鉛の
ような多価金属イオンの錯体、および対イオンを有する
多価金属イオンの塩、たとえば塩化物、酢酸塩、および
炭酸水素塩をイオンを供給するために使用することがで
きる。亜鉛が好ましい多価金属イオンである。タイコー
ト組成物中の多価金属イオンの量はタックフリーコーテ
ィングが得られるように調節され、タイコートポリマー
中のメタアクリル酸と加えられる多価金属イオンのモル
比を調節することにより行われる。多価金属イオン/メ
タアクリル酸のモル比は、約0.375:1から約1:
1であることができる。約0.5:1のモル比が好まし
い。
製 米国特許第5356968、実施例1の方法により、1
323.0gのブチルアクリレート、684.6gのメ
チルメタアクリレート、および17.1gのメタクリル
酸の混合物から、84℃で3時間20分をかけて、ラテ
ックスポリマーを調製した。水の量は1648.8gで
あった。使用したフリーラジカル開始剤は、過硫酸アン
モニウム5.6gであり、使用した乳化剤はドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム2.0gであった。得られ
たポリマーラテックスは、総固形分55.7%(理論固
形分55.9)、pH9.7、平均粒子径337nm
(ブルックフィールド粒子計 モデルBI−90)、粘
度0.200Pa・s(ブルックフィールド粘度計、ス
ピンドル#2,60rpm)、示差走査熱量計により測
定されたガラス転移温度の中点は−6.6℃であった。
重量平均分子量は500,000よりも大きかった。
製 米国特許第5356968、実施例1の方法により、1
188.0gのブチルアクリレート、552.6gのメ
チルメタアクリレート、59.4gのメタクリル酸、お
よび5.4gのn−ドデシルメルカプタンの混合物か
ら、84℃で3時間をかけて、ラテックスポリマーを調
製した。水の量は1474gであった。使用したフリー
ラジカル開始剤は、過硫酸アンモニウムであり、使用し
た乳化剤はドデシル硫酸ナトリウム3.6gであった。
得られたポリマーラテックスは、総固形分55.60%
(理論固形分55.96)、pH7.2、平均粒子径3
38nm(ブルックフィールド粒子計 モデルBI−9
0)、粘度0.128Pa・s(ブルックフィールド粘
度計、スピンドル#2,60rpm)、示差走査熱量計
により測定されたガラス転移温度の中点は−0.8℃で
あった。重量平均分子量は170,000であった。
43.6gのブチルアクリレート、270gのメチルメ
タアクリレート、201.6gのスチレン、756gの
イソデシルメタアクリレート、28.8gのメタクリル
酸、および5.4gのn−ドデシルメルカプタンの混合
物から、84℃で3時間をかけて、ラテックスポリマー
を調製した。水の量は1474gであった。使用したフ
リーラジカル開始剤は、過硫酸アンモニウムであり、使
用した乳化剤はドデシル硫酸ナトリウム3.6gであっ
た。得られたポリマーラテックスは、総固形分55.7
%(理論固形分55.9%)、pH6.7、平均粒子径
332nm(ブルックフィールド粒子計 モデルBI−
90)、粘度0.135Pa・s(ブルックフィールド
粘度計、スピンドル#2,60rpm)、示差走査熱量
計により測定されたガラス転移温度の中点は−6.1℃
であった。重量平均分子量は92,000であった。ラ
テックスポリマー1とほぼ同様にして調製された本発明
にかかる種々の他のポリマー組成物を表1に示す。
たラテックスポリマーの組成(重量%)
組み合わせで調製する事ができる。以下に、アタクチッ
クポリプロピレン改質歴青質材料(APP mod−b
it)でマスチックコーティング性能を試験するために
使用した3つの例を示す。実施例4に示されたマスチッ
クコーティング1は、実施例1に示された標準ラテック
スポリマーで作られた。
テックスポリマー1の調製方法に従って作られたラテッ
クスポリマーで作られた。
ecにより製造された、アタクチックポリプロピレン改
質歴青質ルーフィング材料であるBrai SP4であ
った。 マスチックシステムのブリスター性 ブリスター性測定のためのサンプルを、アタクチックポ
リプロピレン改質歴青質ロールの半分を、横方向に14
cm切り取って、調製した。アタクチックポリプロピレ
ン改質歴青質サンプルに、Paul&Gardner社
製のドローダウンバーで湿潤厚さ0.64mmでコーテ
ィングを施した。サンプルを24℃、相対湿度50%で
24時間乾燥した後、8cmの部分に切断した。サンプ
ルは深さ4cmの脱イオン水の中に入れられ、1日後、
および14日後に評価された。ブリスターの程度は、A
STM D−714の標準に従って評価された。
26の方法に従い(0.30W/m2の照射に変更し
た)、Atlas Weather−O−Meter中
で人工的な気候条件に暴露した。330時間の暴露の
後、サンプルを取り出し、黄色度を評価した。表面にじ
みの程度および変色の程度を、L a b色スケールを
使用し、青と黄のスケール、bに着目して評価した。
改質歴青質への接着は以下のようにして評価した。ほぼ
20gのマスチックコーティングをアタクチックポリプ
ロピレン改質歴青質のサンプル(7.5×15cm)に
施用した。ポリエステル/綿の布の幅2.5cmの片を
2つ、マスチックの中に埋め込んだ。24℃、相対湿度
50%で少なくとも14日間マスチックを乾燥させた
後、ピール強度(単位幅あたりの強度)を測定した(乾
燥強度)。その後、アタクチックポリプロピレン改質歴
青質上の乾燥されたマスチックを脱イオン水中で7日間
ソーキングし、湿潤接着を測定した。
ーに対する効果 上記の手順に従って、ブリスター性測定のためのマスチ
ックサンプルを調製した。アタクチックポリプロピレン
改質歴青質上のマスチックコーティングのブリスター性
に対する種々のポリマー組成物の効果を表2に示す。ブ
リスター性の評価は2つの指標を有しており、ひとつは
サイズ(2=大きなブリスター、8=非常に小さなブリ
スター)、一つは密度(F=少ない、M=中程度、MD
=中程度ないし密、D=密)である。
するバインダー組成の効果 アタクチックポリプロピレン改質歴青質上のマスチック
コーティングの接着および表面にじみに対する、種々の
ポリマー組成物の効果を表3に示す(湿潤時および乾燥
時)。
果 スチレンとLMAの量のアタクチックポリプロピレン改
質歴青質上のマスチックコーティング(2)の接着に対
する効果を表4に示す(湿潤時および乾燥時)。
アクリル酸の効果 酸とスチレンの量のアタクチックポリプロピレン改質歴
青質上のマスチックコーティング(3)の接着に対する
効果を表5に示す(湿潤時および乾燥時)。
Claims (10)
- 【請求項1】 (A) マスチックトップコート組成物
と任意にタイコート組成物を形成し、(B) 歴青質基
体の上に前記タイコートを任意に施し、(C) 前記マ
スチックトップコート組成物を歴青質基体に直接、また
は存在する場合にはすでに歴青質基体の上に施されてい
る前記タイコートの上に施す、 マスチックコーティングシステムの改良方法であって、 マスチックトップコート組成物と任意のタイコート組成
物の少なくとも1つは水不溶性ラテックスポリマーを含
み、 該ラテックスポリマーは−25℃から20℃のガラス転
移温度を有し、以下を含むモノマー混合物から調製され
るものである、マスチックコーティングシステムの改良
方法: (a) 少なくとも20重量%の、(C8−C24)ア
ルキル(メタ)アクリレートからなる群から選択される
少なくとも1種の疎水性モノマー、(b) 0から45
重量%の少なくとも1種のビニル芳香族モノマー、ここ
で(a)と(b)の合計重量はモノマー混合物の少なく
とも25重量%である、(c) 0から75重量%の、
(C1−C4)アルキル(メタ)アクリレートからなる
群から選択される少なくとも1種のモノマー、および
(d) 0から5重量%の、アクリル酸およびメタアク
リル酸から選択される少なくとも1種のモノマー、 ここで、(b)がモノマー混合物中に存在しない場合に
は、(d)の量は0から3重量%未満の量である。 - 【請求項2】 少なくとも1種の疎水性モノマー(a)
が、エチルヘキシルアクリレート(EHA)、オクチル
メタアクリレート、イソオクチルメタアクリレート、デ
シルメタアクリレート(n−DMA)、イソデシルメタ
アクリレート(IDMA)、ラウリルメタアクリレート
(LMA)、ペンタデシルメタアクリレート、ステアリ
ルメタアクリレート(SMA)、オクチルアクリレー
ト、イソオクチルアクリレート、デシルアクリレート、
イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート(L
A)、および(C12−C15)アルキルメタアクリレ
ートからなる群から選択される請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 少なくとも1種のビニル芳香族モノマー
(b)が、スチレン(Sty)、ビニルトルエン、2−
ブロモスチレン、o−ブロモスチレン、p−クロロスチ
レン、o−メトキシスチレン、p−メトキシスチレン、
アリルフェニルエーテル、アリルトリルエーテル、およ
びα−メチルスチレンからなる群から選択される請求項
1記載の方法。 - 【請求項4】 (C1−C4)アルキル(メタ)アクリ
レート(c)が、メチルメタアクリレート(MMA)、
エチルアクリレート(EA)、およびブチルアクリレー
ト(BA)からなる群から選択される請求項1記載の方
法。 - 【請求項5】 ラテックスポリマーが10,000から
150,000の重量平均分子量を有する、請求項1記
載の方法。 - 【請求項6】 水不溶性ラテックスポリマーを含む、マ
スチックトップコートまたはタイコートに好適な組成物
であって、 該ラテックスポリマーは−25℃から20℃のガラス転
移温度を有し、以下を含むモノマー混合物から調製され
るものである組成物: (a) 少なくとも20重量%の、(C8−C24)ア
ルキル(メタ)アクリレートからなる群から選択される
少なくとも1種の疎水性モノマー、(b) 0から45
重量%の少なくとも1種のビニル芳香族モノマー、ここ
で(a)と(b)の合計重量はモノマー混合物の少なく
とも25重量%である、(c) 0から75重量%の、
(C1−C4)アルキル(メタ)アクリレートからなる
群から選択される少なくとも1種のモノマー、および
(d) 0から5重量%の、アクリル酸およびメタアク
リル酸から選択される少なくとも1種のモノマー、 ここで、(b)がモノマー混合物中に存在しない場合に
は、(d)の量は0から3重量%未満の量である。 - 【請求項7】 少なくとも1種の疎水性モノマー(a)
が、エチルヘキシルアクリレート(EHA)、オクチル
メタアクリレート、イソオクチルメタアクリレート、デ
シルメタアクリレート(n−DMA)、イソデシルメタ
アクリレート(IDMA)、ラウリルメタアクリレート
(LMA)、ペンタデシルメタアクリレート、ステアリ
ルメタアクリレート(SMA)、オクチルアクリレー
ト、イソオクチルアクリレート、デシルアクリレート、
イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート(L
A)、および(C12−C15)アルキルメタアクリレ
ートからなる群から選択される請求項6記載の組成物。 - 【請求項8】 少なくとも1種のビニル芳香族モノマー
(b)が、スチレン(Sty)、ビニルトルエン、2−
ブロモスチレン、o−ブロモスチレン、p−クロロスチ
レン、o−メトキシスチレン、p−メトキシスチレン、
アリルフェニルエーテル、アリルトリルエーテル、およ
びα−メチルスチレンからなる群から選択される請求項
6記載の組成物。 - 【請求項9】 (C1−C4)アルキル(メタ)アクリ
レート(c)が、メチルメタアクリレート(MMA)、
エチルアクリレート(EA)、およびブチルアクリレー
ト(BA)からなる群から選択される請求項6記載の組
成物。 - 【請求項10】 ラテックスポリマーが10,000か
ら150,000の重量平均分子量を有する、請求項6
記載の組成物。
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