JPS60137917A - 水性重合体分散液の製造方法 - Google Patents

水性重合体分散液の製造方法

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JPS60137917A
JPS60137917A JP24429083A JP24429083A JPS60137917A JP S60137917 A JPS60137917 A JP S60137917A JP 24429083 A JP24429083 A JP 24429083A JP 24429083 A JP24429083 A JP 24429083A JP S60137917 A JPS60137917 A JP S60137917A
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JP
Japan
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meth
acrylate
weight
polymer dispersion
monomers
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JP24429083A
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English (en)
Inventor
Minoru Kato
稔 加藤
Akio Hiraharu
平春 晃男
Yukio Asai
浅井 幸夫
Nobuo Sakurai
桜井 信夫
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JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、接着面の種類に影響を受けない優れた密着性
、きわだった耐クランク性、乾燥性に優れた下地調整材
として好適に使用できる水性重合体分散液の製造方法に
関する。
技術的背景 最近の建築物の壁は、現場でコンクリート、モルタルを
打ち込む方法または規格に適合した壁基材を現場で組立
てる方法により造られているが。
壁表面には凹凸や継ぎ目があり、塗装を行なう前に下地
調整が必要である。また、改装時には古い塗膜のはつり
を行なうが、この場合も下地調整が必要である。その際
に使用される下地調整材は、下記の性質を有しなければ
ならない。
■ 改装時の古い塗膜、下地調整材の−[−から塗装さ
れる塗膜及びモルタルに対する密着性が優れていること
■ コンクリート等の壁基体のクラック及び寒暖による
伸縮に対する追従性が優れていること。
■ 壁表面の凹凸や継ぎ目を平滑にするため、1〜10
nv+という薄塗りから厚塗りまで塗布されるが、膜厚
にかかわりなく同様に仕上がり、また、厚塗りでも乾燥
がはやく、かつ、均一に乾燥すること。
従来技術 従来、使用されているセメント等の水硬性無機質結合剤
と水からなる下地調整材は、厚塗りによるクラック発生
、壁基体にクラックが生じた場合の下地調整材のクラッ
ク発生等の問題がある。また、水硬性無機質結合剤、エ
マルジョン系熱可塑性樹脂、その他の無機買方てん剤等
からなる下地調整材、もしくはアスファルトエマルジョ
ン、合成樹脂エマルジョン、セメント等からなる下地調
整材も知られるが、これらは、耐クラツク性は水硬性無
機質結合剤と比較して、いくぶん改良されているが、密
着性、すなわち、改装時の古い塗膜、又は新しく塗装さ
れる塗膜に対する密着性に問題があり、特に、改装時に
は古い塗膜を完全にはつりする必要があり、非常な労力
と人件費を要していた。
発明の目的 本発明の目的は、コンクリート、改装時の古い塗膜、及
び新しく塗布される塗膜の種類にかかわらず優れた密着
性を有し、しかも、耐クラツク性の優れた下地調整材用
水性重合体分散液を提供することにある。
発明の構成 本発明は (a)炭素原子数が4〜12のアルキル基をもつ(メタ
)アクリレート 30 〜90重景単1 (b)ヒドロキシアルキル基を有する(メタ)アクリレ
ート 0.2〜8重量%。
(c)エチレン性不飽和カルボン酸 0.2〜8重量%。
(d)エチレン性不飽和アミドおよび/またはアミノ基
をもつ(メタ)アクリレート 0.2〜8重量%、 および (e)前記(a)〜(d)項の単量体以外の共重合可能
なモノエチレン性単量体または/および共役ジオレフィ
ン 0〜50重景単 音乳化重合することを特徴とするトルエン不溶解分が4
0〜95重量%の下地調整材用水性重合体分散液の製造
方法である。
本発明の構成要素について以下に詳説する。
〔単量体(a)〕
本発明の下地調整材用水性重合体分散液に用いられる単
量体(a)としては、アルキル基の炭素原子数が4〜1
2の(メタ)アクリレートが使用され、好ましいアルキ
ル基の炭素原子数は5〜9である。例えばn−ブチル(
メタ)アクリレート。
イソブチル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アク
リレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ヘキシル
(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソ
ノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリ
レート、等がある。
その使用量は30〜90重景%で単音。
なお、この明!lII書全体を通じて「(メタ)アクリ
レート」という表現は、「アクリル酸エステルまたはメ
タクリル酸エステル」という意味を有することを理解さ
れたい。
〔単量体(b)〕
単量体(b)の例としては、β−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、β−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレートもしくはβ−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート等を挙げることができる。
〔単量体(C)〕
単量体(c)としての不飽和カルボン酸は、例えば、(
メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン
酸、フマル酸などである。
〔単量体(d)〕
単量体(d)のエチレン性不飽和アミドとしては。
例えば(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ
)アクリルアミF、N−アルコオキシ(メタ)アクリル
アミド、N、N−ジアルキル(メタ)アクリルアミドと
そのオニウム塩があげられる。
またはアミノ基を有する(メタ)アクリレートとしては
アクリレートの二重結合に直接アミノ基が結合してない
ものが好ましく、次の一般式(1)で示されるアクリレ
ートが好適に使用できる。即ち、 氏2 で表わされるものであり1式中、RはHまたはCH3+
 RlおよびR2はC1〜Cg、好ましくはC1〜C3
の炭化水素基、XはC2〜C4のアルキレン基である。
一般式〔口のアクリレートとしては具体的にはジメチル
アミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルア
クリ1ノート、ジエチルアミノエチルメタアクリレート
、ジプロピルアミノエチルメタクリレート、メチルエチ
ルアミノエチルメタクリレート、ジブチルアミノエチル
メタアクリレート、ジブチルアミノプロピルメタアクリ
レート、ジエチルアミノブチルメタアクリレート、ジエ
チルアミノエチルメタアクリレート、ジオクチルアミノ
エチルメタアクルレートなどが用いられる。
これらのうち好ましいものとしてはジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレー
ト、ジプロピルアミノエチルメタクリレート、メチルエ
チルアミノエチルメタクリレートなどがあげられる。
単量体(b)〜(d)は、各々、0.2〜8重足%、好
ましくは、0.4〜5重量%用いられる。
この範囲ですぐれた密着性、安定性、耐水耐アルカリ性
、作業性が得られる。
(b)〜(d)の構成成分、及び、構成条件が1つでも
欠けると、後述の比較例に示すように本発明の目的とす
る性能を得ることができないのである。
[単量体(e)〕 単量体(e)としては、共役ジエン化合物(例えば1.
3−ブタジェン、イソプレン、1,3−タロロブタジエ
ンなど)、アルキル基の炭素原子数が3以下の(メタ)
アクリル酸エステル(例えば(メタ)アクリル酸メチル
、 (メタ)アクリル酸エチルなど)、芳香族ビニル化
合物(例えばスチレン、p−メチルスチレン、α−メチ
ルスチレン。
クロルスチレン、ブロムスチレン)、シアン化ビニル化
合物((メタ)アクリロニトリルなど)、エポキシ化合
物としてはアクリルグリシジルエーテル、グリシジル(
メタ)アクリレートなど)がある。
この共重合可能な単量体の共重合体中の含有率は下地変
形の追従性の面から好ましくは0〜40重量%である。
共役ジエン化合物については耐候性の面から共重合体中
の含有率は特に20重量%以下が好ましい。
〔重合方法〕
以上の成分を通常の乳化重合する事により水性共重合体
分散液を得るのであるが、例えば、単量体混合物100
重量部に対し、水45〜80重量部、乳化剤0.05〜
5重量部、重合開始剤0.1〜3重量部、連鎖移動剤O
〜2重量部置部橋性七ツマ−0〜2重量部を用いて、4
0〜100℃で1〜10時間反応させることによって得
られる。
本発明では、単量体を重合反応系に加えるとき、全単量
体の70重単音以上を回分的、逐次的または連続的に添
加して乳化重合する。重合の開始時から重合反応系に加
える単量体は、すなわち1段目に使用する単量体はO〜
30重景%単音ましくは3〜25重景%単音る。重合開
始後に、すなわち2段目として使用する単量体は、水、
乳化剤の一部を使用して乳化液として使用するのが1.
Ifましい。重合開始剤、連鎖移動剤、架橋性モノマー
も、一部又は全量を2段目に使用することができる。
ここで乳化剤として、高級アルコール硫酸エステル、ア
ルキルベンゼンスルフォン酸す1−リウム、こはく酸ジ
アルキルエステルスルフォン酸す1−リウム、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェノールエーテル、アルキルピリジニウムクロラ
イド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライドなど
が例示されるが、アリルグリシジルエーテルと重亜硫酸
す1ヘリウム付加物、コハク酸アリルアルキルエステル
スルフォン酸塩などの反応性乳化剤を用いると密着性お
よび耐水性の面で特に好ましい。
重合開始剤としては、過硫酸塩、過酸化水素、アゾビス
シアノ吉草酸、アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸
塩などが挙げられ、場合によ−〕では、還元剤も組合わ
せることができる。
連鎖移動剤としては、ハロゲン化炭素又はハロゲン化炭
化水素(例えば、トリブロモクロルメタン、四塩化炭素
、クロロホルム、ブロモホルム)、メルカプタン類(例
えば、ラウリルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタ
ン、チオグリコール酸2−エチルヘキシル)が挙げられ
る。
架橋性上ツマ−としては、エチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリル2タレー
ト、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレートな
、ども使用できる。
〔重合生成物の性質〕
本発明における水性重合体分散液の全固形分は、40〜
70重量%であり、好ましくは55〜65重景%で単音
。重合後の水性重合体分散液の固形分濃度が40重量%
未満のときは、水分を蒸発させて所望の濃度にまで濃縮
する。40%未満では、厚塗りした場合の乾燥性が遅く
、また、収縮応力によるものと考えられる密着性の低下
がみられ。
70%を越えると、水性重合体の重合安定性、機械的安
定性、塗工作業性が劣る。
しかも、本発明では、得られた共重合体のガラス転移温
度が、−10〜−80°C1好ましくは、−20〜−7
0℃である。−10℃を越えると、耐クラツク性が劣り
、−80℃未満ては、それ以上の効果はあがらず、耐水
、耐アルカリ性が低下する。
さらに、本発明における共重合体のトルエンに対する不
溶解分は、40〜95%、好ましくは50〜90%であ
る。重合体のトルエンに対する不溶解分は、水性共重合
体分散液をアンモニア水にてP118に調整後、ガラス
板に膜厚約0.にmmになるように流し、50℃恒温乾
燥機にて約16時間乾燥させる。得られた乾燥フィルム
、約0.3gを精秤し、100+++Qのトルエンに、
暗所にて16時間静置後、手で振とうし、更に4時間静
置して溶解させる。その後、120メツシユの金網にて
濾過し、その濾液20mQをホールピペットを用いて採
取し、約60℃ホットプレー1〜にて蒸発乾燥させて、
トルエン可溶分を測定し、トルエンに対する不溶解分を
算出する。
このトルエン不溶解分が、40%未満の時は、塗膜強度
、耐水耐アルカリ性が劣り、95%を越えると、密着性
が低下する。このトルエン不溶解分は、架橋性モノマー
の増量、分子量調節剤の減量により増加でき、またこれ
らを逆にすることで減少できる。このほか、重合温度、
開始剤の量によってもトルエン不溶解分は変化すること
があるので、これらの因子を適宜変えることで、トルエ
ン不溶解分をコントロールすることができる。
下地調整材の配合例 本発明の下地調整材用水性重合体分散液は例示する配合
により塗料化し、塗料物性を測定した。
好ましい配合を以下に示す。
(1)本発明の水性重合体分散液(固形分換算)100
重量部 (2)無機顔料(重質炭カル、軽質炭カル、クレー、酸
化チタンなど)100〜300重量部(3)可塑剤、造
膜助剤 0〜20 n(4)消泡剤 0〜2 〃 (5)顔料分散剤 0.5〜3 〃 (6)その他添加剤(防腐剤、凍結防剤)0.1〜3 
u 実施例 以下に本発明の実施例、比較例を記述する。
実施例1 イオン交換水 44重量部、過硫酸カリウム0.5重量
部、ドデシルベンゼンスルフオン酸ナトリウム 0.3
重合部、JA酸水素すj−リウム 0.2重量部、2−
エチルへキシルアクリレート 5重量部、1,3−ブタ
ジェン 5重量部、メチルメタクリレート 5重量部、
β−ヒドロキシエチルメタクリレート 1重量部、アク
リル酸 0.2重量部、メタクリルアミド 0.2重量
部を、攪拌機及び温度計を備えたステンレス製反応ガマ
に仕込み、70℃にて3時間反応させた。(以下、この
反応を第1段という)。
次に、5%過硫酸ナトリウム4重景部添加後。
イオン交換水 20重量部、ドデシルベンゼンスルフオ
ン酸ナトリウム 0.6重量部、スルホコハク酸 アリ
ルラウリルエステルのナトリウム塩を0.4重量部、2
−エチルへキシルアクリレート65重量部、■、3−ブ
タジェン 5重量部、メチルメタクリレート 11重量
部、β−ヒドロキシエチルメタクリレート 1重量部、
アクリル酸0.8重量部、メタクリルアミド 0.8重
量部からなる乳化液を、モノマー相が分離しない程度に
攪拌しながら、4時間にわたって連続的に滴下した。
(この反応を第2段という)その後、75〜80℃にて
2時間熟成し、重合転化率は99%であつア た。冷却してからアンモニ会ム水にてpH8に調整後、
120メツシユの金網にて濾過した。
得られた重合体分散液を試料No、1とした。この重合
体分散液の全固形分は61%、トルエン不溶解分は85
%、ガラス転移温度は一48℃であった。
以下同様の方法にて、単量体の種類、量、連鎖移動剤の
量を変えて試料No、2 + 3 + 5を、更に、第
1段の反応時間を1時間、第2段の反応時間を3時間に
変更して試料No、4を得た。
試料No、1〜5を以下の配合により、下地調整材を得
た。結果を表−1に示した6 (シンコー機械(株)万能混線機を用いて常圧下に25
0rpu+で20分、755 mm11gにて10分攪
拌)本発明の共重合体分散液(固形分換算) 40 重
量部エチレングリコール 0,5 〃 ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のNa塩0.5
11 高分子カルボン酸分散剤0.7 〃 鉱油、シリコーン混合系消泡剤 Q、5 n2.4−ト
リメチルペンタンジオ−ルー1,3−モノイソブチレー
ト :ij、Q n 重質炭酸カルシウム 100 n クレー 7 n ルチル型二酸化チタン 5 n 試験方法 (1)配合安定性 上記配合物の凝固物量を測定。
(2)ゼロスパンチージョン 第1図のようにフレキジル板(2)に塗J模(1)の厚
みが1mmになるように塗布し、常温にて7日間乾燥さ
せてサンプルとし、20mm/mmの速度でフレキジル
板(2)、(2)を左右に引張り、塗膜(1)の破断伸
びを判定した。
判定は、■印、5mm以上 O印、3mm以上5闘未満 Δ印+1.5mm以上31未満 x印、1.5+am未満 (3)乾燥性 第2図に示す型板(3)の凹溝(4)に下地:8整材を
注入し、7日間、常温乾燥後の収縮、クラックを観察し
た。第2図における凹溝(4)の深さおよび幅はおのお
の10mmであり、凹溝(4)の長さは適宜である。
(4)密着性 ガラス板に下地調整材を膜厚1ml11になるようにア
プリケータにて塗布し、7日間、常温塗燥後、市販外装
用アクリルエマルジョン塗料を膜厚0.5mmになるよ
うに刷毛で塗布した。
7日間、室温乾燥後、1mm角クロスカットを入れ、セ
ロハンテープにて剥離試験を行なった。
(5)促進耐候性 サンシャインウエザオメータ使用、ブラックパネル温度
40℃、500時間後の変色、柔軟性を測定した。
(6)耐アルカリ性 フレキジル板に、下地調整材を膜厚0.5mmになるよ
うに塗布し、室温にて7日間乾燥した。その後3%Na
OH溶液に室温にて5日間浸漬し、外観を観察した。
比較例 下地調整材用分散液の第2表に示す部分の組成。
もしくは、全固形分を変えた以外は比較例試料No。
1〜6,8.9は実施例試料No、4と同様に、比較例
試料No、7は、実施例試料No、 1と同様の操作で
比較例試料を作成した。なお、比較例試料は、モノマー
組成、トルエン不溶解分、ガラス転移点、全固形分のい
ずれかにおいて、本発明の限定範囲に含まれないもので
ある。
これらの比較例試料は、実施例試料と同一の条件での性
能を測定した。この結果を表−2に示した。
発明の効果 本発明の下地調整材用水性重合体分散液I液は、特許請
求範囲で述べた全ての条件を満たされた場合にのみ、な
しうるものであり、従来のものでは得られなかった。改
装時の古い塗膜、及び新しく塗布される塗膜の種類に影
響をうけない優れた密着性、及び卓越した耐クランク性
を有する下地:A整材層を形成することが可能となった
このように本発明の下地調整材用水性重合体分散液を用
いて得た下地調整材層は、コンクリート、モルタル及び
外壁材に対する密着性はもちろん、改装時の古い塗膜の
種類にかかわらず優れた密着性を有するため、改装時の
古い塗膜のはつりを完全に行なう必要がなく、古い塗膜
が残っていても塗装できるので、はつり作業を短縮でき
、労力、人件費を大幅に節約することができる。しかも
、耐クラツク性が卓越しているため、通常、コンクリー
ト等の基体に生ずるクラックに対しても充分追従し、下
地調整材層表面のクランク発生はほぼ完壁に防止するこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はゼロスパンチージョン測定用の試料の斜視図、
第2図は乾燥性測定用の試料を作製するための型板の斜
視図である。 図面において1は試料の塗膜、2はフレキジル板、3は
型板、4は凹溝を示す。 出願人 日本合成ゴム株式会社 代理人 弁理士 弁板 實夫 第1頁の続き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a) 炭素原子数が4〜12のアルキル基をも
    つ(メタ)アクリレート 30 〜90重景単2 (b) ヒドロキシアルキル基を有する(メタ)アクリ
    レート 0.2〜8重量%、 (c) エチレン性不飽和カルボン酸 0.2〜8重爪%、 (d) エチレン性不飽和アミドおよび/またはアミノ
    基を有する(メタ)アクリレ−1−〇、2〜8重景%、 重量び (e) 前記(a)〜(d)項の単量体以外の共重合可
    能なモノエチレン性単量体または/および共役ジオレフ
    ィン 0〜50重量% を乳化重合することを特徴とするトルエン不溶解分が4
    0〜95重量%の下地調整材用水性重合体分散液の製造
    方法。
  2. (2)全単量体の70重量%以上を重合反応系に回分的
    、逐次的または連続的に添加して乳化重合することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)水性重合体分散液の固形分濃度が40〜70重量
    %であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    製造方法。
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