JP2000037535A - パチンコ球排出装置 - Google Patents

パチンコ球排出装置

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JP2000037535A
JP2000037535A JP10205941A JP20594198A JP2000037535A JP 2000037535 A JP2000037535 A JP 2000037535A JP 10205941 A JP10205941 A JP 10205941A JP 20594198 A JP20594198 A JP 20594198A JP 2000037535 A JP2000037535 A JP 2000037535A
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JP
Japan
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ball
sprocket
flow path
pachinko
path
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JP10205941A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamegawa
浩 亀川
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MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
Original Assignee
MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプロケットを所定の停止位置で精度良く停
止させる。 【解決手段】 スプロケット20の下部近傍に磁気検出
センサ30を配置し、この磁気検出センサ30がスプロ
ケット20の各凸部22側面に固着された永久磁石31
を検出する位置が、スプロケット20の所定の停止位置
となるように設定する。モータによりスプロケット20
の正転・逆転を切り換えることで、スプロケット20の
凹部21に受け入れたパチンコ球の流下先を、賞球用の
球流下路23と貸球用の球流下路24との間で切り換え
る。スプロケット20の回転を停止させる際は、磁気検
出センサ30によってスプロケット20が所定の停止位
置に到達したことを検知したときに、モータを停止させ
る。尚、球抜きする場合は、流路切換弁36を球抜き流
路形成位置(二点鎖線で示す位置)に切り換えて、機内
のパチンコ球を球抜き用の分岐球流下路35に排出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球の流下
先を切り換える機能を備えたパチンコ球排出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ球排出装置は、
2つの球流下路の切り換えを流路切換ダンパ機構によっ
て行っていたが、構成を簡単化するために、特開平5−
146547号公報に示すように、流路切換ダンパ機構
を廃止し、モータの正転・逆転の切換によりパチンコ球
の流下先を切り換えるようにすることが提案されてい
る。このものは、モータの回転軸に、棒状のスクリュー
シャフトを連結し、このスクリューシャフトの外周に形
成された螺旋状の球送り溝に、球供給路から供給される
パチンコ球を受け入れ、スクリューシャフトの正転・逆
転を切り換えて、球送り溝によるパチンコ球の移送方向
を逆にすることで、パチンコ球の流下先を払出用の球流
下路と球抜き用の球流下路との間で切り換えるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報のも
のは、パチンコ球をスクリューシャフトで軸方向に移送
させるために、軸方向に長いスクリューシャフトをモー
タの回転軸に連結した構成となっている。このため、装
置全体が回転軸方向に長くなって、大型化してしまい、
パチンコ球排出装置の設置スペースが大きくなってしま
うという欠点がある。この結果、他の部品の配置スペー
スが制限されてしまい、近年のパチンコ機の多機能化に
伴う部品点数の増加に対応しにくくなる。
【0004】この欠点を解消するために、本出願人は、
特願平10−157495号の明細書(図7参照)に示
すように、球供給路1から供給されるパチンコ球をスプ
ロケット2の凹部3に受け入れ、モータによりスプロケ
ット2の正転・逆転を切り換えることで、凹部3に受け
入れたパチンコ球の流下先を、スプロケット2の両側の
2つの球流下路4,5の間で切り換えるようにしたパチ
ンコ球排出装置を開発中である。
【0005】この種のパチンコ球排出装置は、スプロケ
ット2を駆動するモータとして、駆動パルス数で回転角
を制御できるステッピングモータが用いられることが多
い。このステッピングモータによりスプロケット2を回
転・停止させる際、スプロケット2を目標の停止位置
(パチンコ球をスプロケット2の凸部4又は凹部3で受
け止める位置)で停止させるように、目標の停止位置ま
での回転角に応じた数の駆動パルスをステッピングモー
タに入力しても、負荷の掛かり具合等によっては脱調が
発生して、駆動パルス数と実際の回転角(駆動ステップ
数)との関係がずれてしまうことがあり、それによっ
て、スプロケット2の停止位置が目標の停止位置からず
れてしまうことがある。このような停止位置のずれが発
生すると、図7に示すようにパチンコ球の一部がスプロ
ケット2の凹部3に嵌まりかけた状態で停止するおそれ
がある。
【0006】上記構成のパチンコ球排出装置では、スプ
ロケット2を正転・逆転させるので、図7に矢印Aで示
すように、スプロケット2をそれまでとは逆方向(凹部
3に嵌まりかけたパチンコ球を押し戻そうとする方向)
に回転させようとする場合もある。このような場合、球
供給路1に待機するパチンコ球の荷重に抗してパチンコ
球を押し戻す必要があるため、モータが過負荷でロック
してしまうおそれがあり、パチンコ球排出不能となって
しまうおそれがある。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、パチンコ球の流下先
を切り換える機能を備えながら装置全体を小型化できる
と共に、スプロケットの停止位置精度を高めて装置の動
作信頼性を向上することができるパチンコ球排出装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ球排出装置は、正逆回
転可能なステッピングモータと、このステッピングモー
タにより正逆回転され外周にパチンコ球を受け入れる凹
部が形成されたスプロケットと、このスプロケットの回
転軸よりも上側からスプロケットにパチンコ球を供給す
る球供給路と、スプロケットの両側に設けられた2つの
球流下路とを備え、流路切換制御手段によりスプロケッ
トの正転・逆転を切り換えることで、スプロケットの凹
部に受け入れたパチンコ球の流下先を2つの球流下路の
間で切り換えると共に、スプロケットの停止位置を検出
する位置検出手段を設け、この位置検出手段の検出信号
に基づいてスプロケットが所定の停止位置で停止するよ
うにステッピングモータを停止制御手段で制御する構成
としたものである。
【0009】この構成では、たとえモータの負荷の掛か
り具合等によって脱調しても、スプロケットを停止させ
る際、スプロケットの停止位置を検出し、その検出信号
に基づいてモータを停止制御するので、スプロケットの
停止位置が所定の停止位置からずれてしまうことが防止
され、スプロケットを所定の停止位置で精度良く停止さ
せることができる。これにより、パチンコ球がスプロケ
ットの凹部に嵌まりかけた状態で停止することがなくな
るため、モータが過負荷でロックすることが防止され、
安定したパチンコ球排出動作が得られる。
【0010】ところで、2つの球流下路がそれぞれ複数
条に構成され、それに対応してスプロケットが複数個設
けられている場合、請求項2のように、球流下路の各条
毎にパチンコ球を検出する球検出手段を設け、異常判定
手段により各条の球検出手段によるパチンコ球の検出状
況を各条間で比較することにより異常の有無を判定する
ようにすると良い。このようにすれば、複数条の球流下
路の中で、球詰り、球供給量不足等によりパチンコ球が
正常に流下していない条があれば、それを早期に検知す
ることができる。
【0011】また、入賞に対する賞球と球貸し要求に対
する貸球を共通の排出装置から排出するパチンコ機(い
わゆる「CR機」)において、賞球と貸球を別々の球流
下路に流下させる場合、請求項3のように、2つの球流
下路の下流側で合流する合流路を設け、一方の球流下路
又は合流路から分岐球流下路を分岐すると共に、パチン
コ球の流路を流路切換手段により分岐球流下路とその分
岐元の流路との間で切り換える構成にすると良い。
【0012】この構成では、スプロケットの正転・逆転
を切り換えることで賞球と貸球の流路を2つの球流下路
の間で切り換えることができる。更に、分岐球流下路を
例えばパチンコ球回収用の球抜き樋に接続しておけば、
パチンコ球の流路を流路切換手段により分岐球流下路に
切り換えることで、機内のパチンコ球を回収(球抜き)
することができる。この構成により、「CR機」におけ
る賞球・貸球の流路切換機能と球抜き機能をコンパクト
にまとめることができる。
【0013】但し、球貸し機能を持たないパチンコ機
(いわゆる「現金機」)は、排出装置から賞球しか排出
しないため、請求項3のような3系統の流路は必要な
い。この点を考慮して、請求項4のように、請求項3の
パチンコ球排出装置の2つの球流下路の下部と合流路の
上部と分岐球流下路の上部と流路切換手段とをユニット
化して3流路型ユニットを構成し、この3流路型ユニッ
トを、3流路型ユニット上流の2つの球流下路と3流路
型ユニット下流の合流路、分岐球流下路とをそれぞれ結
ぶ2つの連絡通路を備えた2流路型ユニットと取り替え
可能にすると良い。
【0014】このようにすれば、3流路型ユニットを、
2流路型ユニットに取り替えることで、パチンコ機を
「現金機」仕様とすることができる。つまり、スプロケ
ットの正転・逆転を切り換えることで賞球排出と球抜き
を切り換えることができる。しかも、3流路型ユニット
以外の裏部品を「CR機」と「現金機」とで共通して使
用することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態(1)を
図1乃至図6に基づいて説明する。まず、図6に基づい
てパチンコ機11の裏面側の概略構成を説明する。パチ
ンコ機11の裏面上部には、パチンコ球を貯溜する球タ
ンク12が設けられ、この球タンク12には、そこから
流れ出るパチンコ球を整列状態で流下させる2条のタン
クレール13が接続されている。このタンクレール13
の下端には、2条の球供給路14が設けられ、その球供
給路14の下端に、パチンコ球排出装置15が設けられ
ている。
【0016】パチンコ機11の裏面中央部には、入賞球
を集める集合樋16が設けられ、この集合樋16の下流
部に、入賞球(証拠球)の通過を検出する入賞球センサ
17が設けられている。また、パチンコ機11は、球貸
し機能を備えた「CR機」であり、パチンコ機11の前
面には、球貸し用の磁気カードに記録された情報を読み
取るカードユニット18(図3参照)が設けられてい
る。
【0017】次に、パチンコ球排出装置15の構成を説
明する。図1及び図2に示すように、パチンコ球排出装
置15は本体ケース19を有し、2条の球供給路14
は、パチンコ球を一列に整列させた状態で本体ケース1
9内に流下させるように構成されている。2条の球供給
路14の出口14aの下方に、それぞれスプロケット2
0が配置されている。各スプロケット20の外周には、
パチンコ球を受け入れる複数(例えば3個)の凹部21
が等間隔に形成され、各凹部21間に、出口14aのパ
チンコ球を受け支える凸部22が形成されている。
【0018】各スプロケット20の左側方には、それぞ
れ球供給路14の出口14aから下方に延びる2条の賞
球用の球流下路23が設けられ、各スプロケット20の
右側方には、それぞれ球供給路14の出口14aから下
方に延びる2条の貸球用の球流下路24が設けられてい
る。これら球流下路23,24の上流側分岐部分には、
球受け部25が球供給路14の出口14aに対向するよ
うに形成され、スプロケット20の凹部21に受け入れ
たパチンコ球を球受け部25によって凹部21の底から
浮かした状態で受け支えるようになっている。
【0019】図2に示すように、2条の球供給路14に
対応した2つのスプロケット20は、回転軸26と一体
に形成され、この回転軸26が球供給路14の下方部に
回転自在に取り付けられている。また、両スプロケット
20間で凹部21(凸部22)の位置が互い違いとなっ
ている。これにより、例えば、一方のスプロケット20
の凸部22が球供給路14の出口14aに対向している
とき[図4(a)参照]、他方のスプロケット20は、
凹部21が出口14aに対向した状態[図4(c)参
照]となる。スプロケット20の停止位置は、図4
(a)又は(c)の位置である。
【0020】スプロケット20の後方(図2中では左
方)には、該スプロケット20を駆動するモータとして
ステッピングモータ27が配置されている。このステッ
ピングモータ27は、駆動パルスが入力される毎に一定
の回転角(ステップ角)ずつステップ状に回転する。こ
のステッピングモータ27の回転軸28に対してスプロ
ケット20の回転軸26が連結部材29を介して連結さ
れ、この連結部材29の位置決め機能によって、ステッ
ピングモータ27の停止位置と図4(a)又は(c)に
示すスプロケット20の停止位置とが正確に一致するよ
うに位置決めされている。
【0021】また、各スプロケット20の下部近傍に
は、スプロケット20の停止位置を検出する位置検出手
段としてホール素子、磁気抵抗素子等の磁気検出センサ
30が配置されている。この磁気検出センサ30がスプ
ロケット20の各凸部22側面に固着された小さな永久
磁石31を検出する位置が、スプロケット20の停止位
置となるように設定されている。尚、ホール素子側に磁
石を配置した磁気検出センサを用いる場合は、永久磁石
31に代えて鉄等の磁性体を取り付けるようにすれば良
い。
【0022】一方、図1に示すように、賞球用の球流下
路23の各条には、賞球の通過を検出する賞球通過セン
サ32(球検出手段)が設けられ、貸球用の球流下路2
4の各条には、貸球の通過を検出する貸球通過センサ3
3が設けられている。賞球用の球流下路23と貸球用の
球流下路24は、賞球通過センサ32と貸球通過センサ
33の下流側で合流して合流路34に接続され、この合
流路34がパチンコ機11の前面の球受け皿(図示せ
ず)につながっている。
【0023】また、貸球用の球流下路24のうちの貸球
通過センサ33の下流側から分岐する球抜き用の分岐球
流下路35が設けれている。この分岐球流下路35は、
パチンコ球回収用の球抜き樋(図示せず)に接続されて
いる。貸球用の球流下路24と分岐球流下路35の分岐
部には、流路切換弁36(流路切換手段)が軸37を支
点として左右方向に回動可能に設けられている。
【0024】この流路切換弁36を起立させた状態(図
1に実線で示す状態)とすることで、分岐球流下路35
ヘの流路が塞がれると共に合流路34ヘの流路が開放さ
れ、貸球用の球流下路24に排出されたパチンコ球を合
流路34ヘ流下させる流路が形成される(以下、この位
置を「貸球流路形成位置」という)。一方、流路切換弁
36を貸球用の球流下路24側へ傾動させた状態(図1
に二点鎖線で示す状態)とすることで、合流路34ヘの
流路が塞がれると共に分岐球流下路35ヘの流路が開放
され、貸球用の球流下路24に排出されたパチンコ球を
分岐球流下路35ヘ流下させる流路が形成される(以
下、この位置を「球抜き流路形成位置」という)。流路
切換弁36の貸球流路形成位置と球抜き流路形成位置と
の間の切換えは、例えばソレノイド38(図3参照)に
よって行われる。
【0025】従って、パチンコ球の流路は、賞球用の球
流下路23→合流路34→球受け皿と流下させる流路
と、貸球用の球流下路24→合流路34→球受け皿と流
下させる流路と、貸球用の球流下路24→分岐球流下路
35→球抜き樋と流下させる流路の3系統になる。
【0026】前述した各種センサの出力信号は、制御回
路43(図3参照)に入力される。この制御回路43
は、マイクロコンピュータを主体として構成され、次の
ようにパチンコ球排出装置15の動作を制御し、特許請
求の範囲でいう流路切換制御手段及び停止制御手段とし
て機能する。
【0027】通常、パチンコ球排出装置15のステッピ
ングモータ27は停止され、スプロケット20が所定の
停止位置で停止している。このとき、一方のスプロケッ
ト20は、図4(a)に示すように、凸部22が球供給
路14の出口14aに対向して出口14aのパチンコ球
を受け支えて落下を阻止し、他方のスプロケット20
は、図4(c)に示すように、凹部21が球供給路14
の出口14aに対向して、凹部21内にパチンコ球を受
け入れて落下を阻止する。また、流路切換弁36は、貸
球流路形成位置に保持される。
【0028】その後、パチンコ球が入賞装置(図示せ
ず)に入賞すると、入賞球センサ18から出力される入
賞球検出信号に基づいて、制御回路43からステッピン
グモータ27に駆動パルスを出力してスプロケット20
を反時計回り方向に回転させる。これにより、図4
(a)〜(e)に示すように凹部21が出口14aに対
向する毎にパチンコ球を凹部21に受け入れ、そのパチ
ンコ球をスプロケット20の左側の賞球用の球流下路2
3に落下させる。この際、パチンコ球(賞球)が賞球通
過センサ32を通過する毎に、賞球通過センサ32から
賞球検出信号が出力され、排出された賞球の個数がカウ
ントされる。排出された賞球は、賞球用の球流下路23
→合流路34→球受け皿と流下する。
【0029】そして、駆動パルス数が所定パルス数Sに
達したときに、磁気検出センサ30の検出信号が入力さ
れたか否かを確認する。ここで、所定パルス数Sは、ス
プロケット20の回転開始位置から、入賞価値に応じた
数の賞球を払い出し終えて停止するまでの回転角(駆動
ステップ数)に相当する駆動パルス数である。もし、駆
動パルス数が所定パルス数Sに達したときに、磁気検出
センサ30の検出信号が入力されれば、スプロケット2
0が目標の停止位置に到達したと判断して、ステッピン
グモータ27を停止させる。
【0030】一方、駆動パルス数が所定パルス数Sに達
した時点で、磁気検出センサ30の検出信号が入力され
ない場合は、駆動パルス数と実際の回転角(駆動ステッ
プ数)がずれたため、スプロケット20が、まだ、目標
の停止位置に到達してしないと判断して、ステッピング
モータ27に追加の駆動パルスを出力し、スプロケット
20を引き続き回転させる。その後、磁気検出センサ3
0の検出信号が入力されたときに、スプロケット20が
目標の停止位置に到達したと判断して、駆動パルスの出
力を停止し、ステッピングモータ27を停止させる。
【0031】尚、ステッピングモータ27を停止する際
は、目標の停止位置の手前(所定パルス数Sの手前)で
駆動パルス周波数を下げるスローダウン制御により、ス
テッピングモータ27(スプロケット20)の回転速度
を下げてから停止させるようにしても良い。
【0032】また、カードユニット18に所定の磁気カ
ードが挿入されて球貸し要求信号が入力されると、賞球
払出時とは逆方向に回転させるように、ステッピングモ
ータ27に駆動パルスを入力してスプロケット20を時
計回り方向に回転させる。これにより、凹部21に受け
入れたパチンコ球をスプロケット20の右側の貸球用の
球流下路24に落下させる。この際、パチンコ球(貸
球)が貸球通過センサ33を通過する毎に、貸球過セン
サ33から貸球検出信号が出力され、排出された貸球の
個数がカウントされる。この場合、流路切換弁36は貸
球流路形成位置に保持されているため、排出された貸球
は、貸球用の球流下路24→合流路34→球受け皿と流
下する。
【0033】そして、駆動パルス数が所定パルス数Kに
達したときに、磁気検出センサ30の検出信号が入力さ
れたか否かを確認する。ここで、所定パルス数Kは、ス
プロケット20の回転開始位置から、支払い代価に応じ
た数のパチンコ球(貸球)を払い出し終えて停止するま
での回転角(駆動ステップ数)に相当する駆動パルス数
である。もし、駆動パルス数が所定パルス数Kに達した
ときに、磁気検出センサ30の検出信号が入力されれ
ば、スプロケット20が目標の停止位置に到達したと判
断して、ステッピングモータ27を停止させる。
【0034】一方、駆動パルス数が所定パルス数Kに達
した時点で、磁気検出センサ30の検出信号が入力され
ない場合は、ステッピングモータ27に追加の駆動パル
スを出力してスプロケット20を引き続き回転させる。
その後、磁気検出センサ30の検出信号が入力されたと
きに、スプロケット20が目標の停止位置に到達したと
判断して、ステッピングモータ27を停止させる。ステ
ッピングモータ27を停止する際は、賞球排出時と同じ
ようにスローダウン制御を行っても良い。
【0035】また、制御回路43は、賞球用の球流下路
23の各条間で、所定時間内の賞球通過センサ32によ
るカウント個数の差が所定数N(複数)以上となった場
合、また、貸球用の球流下路24の各条間で、所定時間
内の貸球通過センサ33によるカウント個数の差が所定
数N(複数)以上となった場合は、球流下路23,24
の2条のうちの一方が、球詰り、球供給量不足等により
パチンコ球が正常に流下していない異常状態であると判
定し、故障表示ランプ(図示せず)を点灯又は点滅させ
ると共に、ホストコンピュータ(図示せず)に異常情報
を送信する。この場合、制御回路43が特許請求の範囲
でいう異常判定手段としての役割を果たす。尚、制御回
路43による異常判定は、球流下路23,24の2条の
うちの一方の条の球通過センサがパチンコ球を検出しな
い間に、他方の条の球通過センサが所定数M(複数)以
上のパチンコ球を連続して検出した場合としても良い。
或は、所定時間内の2条のカウント個数の比によって異
常の有無を判定するようにしても良い。
【0036】一方、機内のパチンコ球を回収(球抜き)
する場合は、ソレノイド38を駆動して流路切換弁36
を球抜き流路形成位置に切り換えた後、ステッピングモ
ータ27によりスプロケット20を時計回り方向に回転
させて、パチンコ球を貸球用の球流下路24→分岐球流
下路35→球抜き樋と流下させる。
【0037】ところで、球貸し機能を備えた「CR機」
では、パチンコ球排出装置15から賞球と貸球を排出す
るが、球貸し機能を持たないパチンコ機(いわゆる「現
金機」)は、排出装置15から賞球しか排出しないた
め、上述のように貸球を考慮した3系統の流路は必要な
い。
【0038】この点を考慮して、本実施形態では、賞球
及び貸球用の球流下路23,24の各球通過センサ3
2,33よりも下部と、合流路34の上部と、分岐球流
下路35の上部と、流路切換弁36とがユニット化され
て3流路型ユニット39が構成され、この3流路型ユニ
ット39が図5に示す2流路型ユニット40と取り替え
可能となっている。この2流路型ユニット40には、賞
球用の球流下路23の上部と合流路34の下部とを結ぶ
第1の連絡通路41と、貸球用の球流下路24の上部と
分岐球流下路35の下部とを結ぶ第2の連絡通路42が
設けられている。
【0039】これにより、3流路型ユニット39を、2
流路型ユニット40に取り替えることで、図5に示すよ
うに、パチンコ球の流路は、賞球用の球流下路23→第
1の連絡通路41→合流路34→球受け皿と流下させる
流路と、貸球用の球流下路24→第2の連絡通路42→
分岐球流下路35→球抜き樋と流下させる流路の2系統
になり、パチンコ機11を「現金機」仕様とすることが
できる。この場合、スプロケット20を反時計回り方向
に回転させることで、賞球を球受け皿に払い出すことが
でき、スプロケット20を時計回り方向に回転させるこ
とで、機内のパチンコ球を球抜き樋に回収することがで
きる。
【0040】以上説明した実施形態によれば、供給され
るパチンコ球を、スプロケット20の回転によりそのま
まスプロケット20側方に落下させる構成となっている
ため、ステッピングモータ27には、軸方向に偏平なス
プロケット20を連結すれば良い。このため、2条の球
流下路14に対応して、2つのスプロケット20を軸方
向に並べた構成としたにも拘らず、装置全体を軸方向に
短くして小型化することができ、パチンコ球排出装置1
5の設置スペースを小さくすることができる。これによ
り、他の部品の配置スペースを拡大でき、設計の自由度
を拡大することができる。
【0041】しかも、スプロケット20の回転を停止さ
せる場合、磁気検出センサ30の検出信号に基づいてス
プロケット20が所定停止位置に到達したときに、ステ
ッピングモータ27を停止させるようにしたので、たと
えステッピングモータ27が負荷の掛かり具合等によっ
て脱調していても、スプロケット20を所定の停止位置
で精度良く停止させることができる。これにより、パチ
ンコ球がスプロケット20の凹部21に嵌まりかけた状
態で停止することがなくなるため、球供給路14に待機
するパチンコ球の荷重に抗してパチンコ球を押し戻すと
いった必要がなくなり、ステッピングモータ27が過負
荷でロックすることが防止される。この結果、スプロケ
ット20を確実に回転させて、パチンコ球を安定して排
出することができ、パチンコ球排出装置15の動作信頼
性を向上させることができる。更に、ステッピングモー
タ27に掛かる負荷が低減されるため、トルクの小さな
小型のステッピングモータ27を使用することができ、
パチンコ球排出装置15を更に小型化することが可能と
なる。
【0042】尚、上記実施形態では、スプロケット20
の停止位置を検出する位置検出手段としてホール素子、
磁気抵抗素子等の磁気検出センサ30を用いたが、位置
検出手段は、これに限定されず、例えば光センサ、近接
センサ、超音波センサ等の各種の位置検出用のセンサを
用いても良い。例えば、発光素子と受光素子を内蔵した
反射型の光センサを用いる場合には、スプロケット20
の各凸部22側面に反射面を設け、発光素子からの光を
反射面で反射させ、その反射光を受光素子で受光するこ
とで、スプロケット20の停止位置を検出するようにす
れば良い。
【0043】また、スプロケット20の停止位置を検出
する部位は、スプロケット20の凸部22以外でも良
く、例えば、スプロケット20の回転軸26の回転位置
を検出することで、スプロケット20の停止位置を検出
するようにしても良い。この場合、回転軸26の周方向
にN極の磁石とS極の磁石をそれぞれ2つのスプロケッ
ト20の停止位置に対応させて交互に配置し、つまり、
一方のスプロケット20の停止位置に対応させてN極の
磁石を配置し、他方のスプロケット20の停止位置に対
応させてS極の磁石を配置し、これらの磁石をN極・S
極判別可能な磁気センサ(例えばホール素子)を用いて
検出するようにすれば、2つのスプロケット20の停止
位置(どちらのスプロケット20の凸部22が出口14
aに対向しているか)を1つのセンサで容易に判別する
ことができる。その他、ステッピングモータ27内部の
ロータの回転位置をロータリエンコーダ等で検出して、
スプロケット20の停止位置を間接的に検出するように
しても良い。
【0044】また、上記実施形態では、賞球及び貸球用
の球流下路23,24の各条間で、球通過センサ32,
33のパチンコ球のカウント個数を比較するようにした
ので、球流下路23,24の2条のうちの一方が、球詰
り、球供給量不足等によりパチンコ球が正常に流下して
いない異常状態であることを早期に検知して、異常情報
送信等の所定の処置を迅速に行うことが可能である。
【0045】また、上記実施形態では、賞球用の球流下
路23と貸球用の球流下路24を下流側で合流路34に
一本化すると共に、貸球用の球流下路24の途中から球
抜き用の分岐球流下路35を分岐し、流路切換弁36に
より球抜き流路に切り換え可能に構成したので、賞球・
貸球の流路切換機能と球抜き機能をコンパクトにまとめ
ることができて、省スペース化することができる。尚、
分岐球流下路35を、合流路34から分岐させる構成と
しても良い。
【0046】更に、上記実施形態では、賞球及び貸球用
の球流下路23,24の下部と合流路34の上部と分岐
球流下路35の上部と流路切換弁36とをユニット化し
て3流路型ユニット39を構成し、この3流路型ユニッ
ト39を、図5に示す2流路型ユニット40と取り替え
ることで、パチンコ機を「現金機」仕様とすることがで
きるので、3流路型ユニット39以外の裏部品を「現金
機」と共通化することができ、ユニット化による組付性
向上と相俟って低コスト化することができる。
【0047】しかしながら、賞球及び貸球用の球流下路
23,24の下部と合流路34の上部と分岐球流下路3
5の上部と流路切換弁36とをユニット化しない構成と
しても良い。更に、賞球用の球流下路23と貸球用の球
流下路24を下流側で合流させない構成としても良い。
また、分岐球流下路35を設けない構成としても良く、
この場合、パチンコ球排出装置15で賞球と貸球の流路
切換を行い、「球抜き」は、パチンコ球排出装置15以
外の箇所(例えばパチンコ球排出装置15の下流)で行
うようにすれば良い。
【0048】また、上記実施形態では、球供給路14、
賞球及び貸球用の球流下路23,24を2条に構成した
が、1条又は3条以上に構成しても良い。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ球排出装置によれば、位置検出手
段によりスプロケットの停止位置を検出し、その検出信
号に基づいてスプロケットを停止制御するようにしたの
で、スプロケットを所定の停止位置で精度良く停止させ
ることができる。これにより、パチンコ球がスプロケッ
トの凹部に嵌まりかけた状態で停止することがなくなる
ため、スプロケットを確実に回転させることができ、排
出装置の動作信頼性が向上する。
【0050】また、請求項2では、球流下路が複数条に
構成されている場合、各条の球検出手段によるパチンコ
球の検出状況を各条間で比較することにより異常の有無
を判定するようにしたので、パチンコ球が正常に流下し
ていない条がある異常状態を早期に検知して、その対処
を迅速に実行することができる。
【0051】また、請求項3では、2つの球流下路の下
流側で合流する合流路を設け、一方の球流下路又は合流
路から分岐球流下路を分岐すると共に、パチンコ球の流
路を流路切換手段により分岐球流下路とその分岐元の流
路との間で切り換えるようにしたので、「CR機」の賞
球・貸球の流路切換機能と球抜き機能をコンパクトに集
約して省スペース化できる。
【0052】更に、請求項4では、2つの球流下路の下
部と合流部及び分岐球流下路の上部と流路切換手段とを
ユニット化して3流路型ユニットを構成したので、組付
性を向上できる。しかも、この3流路型ユニットを2流
路型ユニットと取り替え可能にしたので、3流路型ユニ
ット以外の裏部品を「現金機」と共通化することがで
き、総じて低コスト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ球排出装置
の縦断正面図
【図2】図1のA−A線に沿って示すパチンコ球排出装
置の縦断側面図
【図3】電気的構成を示すブロック図
【図4】(a)〜(e)はスプロケットを反時計回りに
回転させたときのパチンコ球の流れ方を説明する動作説
明図
【図5】2流路型ユニットを組み付けた状態を示すパチ
ンコ球排出装置の縦断正面図
【図6】パチンコ機の背面図
【図7】スプロケットの凹部にパチンコ球の一部が嵌ま
りかけた位置でスプロケットが停止したときの状態を示
すパチンコ球排出装置の縦断正面図
【符号の説明】
11…パチンコ機、14…球供給路、15…パチンコ球
排出装置、20…スプロケット、21…凹部、22…凸
部、23…賞球用の球流下路(球流下路)、24…貸球
用の球流下路(球流下路)、27…ステッピングモータ
(モータ)、30…磁気検出センサ(位置検出手段)、
31…永久磁石、32…賞球通過センサ(球検出手
段)、33…貸球通過センサ(球検出手段)、34…合
流路、35…分岐球流下路、36…流路切換弁(流路切
換手段)、39…3流路型ユニット、40…2流路型ユ
ニット、41…第1の連絡通路、42…第2の連絡通
路、43…制御回路(流路切換制御手段、停止制御手
段、異常判定手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転可能なステッピングモータと、 前記ステッピングモータにより正逆回転され、外周にパ
    チンコ球を受け入れる凹部が形成されたスプロケット
    と、 前記スプロケットの回転軸よりも上側から前記スプロケ
    ットにパチンコ球を供給する球供給路と、 前記スプロケットの両側に設けられた2つの球流下路
    と、 前記スプロケットの正転・逆転を切り換えることで、前
    記スプロケットの凹部に受け入れたパチンコ球の流下先
    を前記2つの球流下路の間で切り換える流路切換制御手
    段と、 前記スプロケットの停止位置を検出する位置検出手段
    と、 前記位置検出手段の検出信号に基づいて前記スプロケッ
    トが所定の停止位置で停止するように前記ステッピング
    モータを制御する停止制御手段とを備えていることを特
    徴とするパチンコ球排出装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの球流下路は、それぞれ複数条
    に構成され、それに対応して前記スプロケットが複数個
    設けられていると共に、前記球流下路の各条毎にパチン
    コ球を検出する球検出手段が設けられ、 前記各条の球検出手段によるパチンコ球の検出状況を各
    条間で比較することにより異常の有無を判定する異常判
    定手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のパチンコ球排出装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの球流下路の下流側で合流する
    合流路と、一方の球流下路又は前記合流路から分岐する
    分岐球流下路と、パチンコ球の流路を前記分岐球流下路
    とその分岐元の流路との間で切り換える流路切換手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    パチンコ球排出装置。
  4. 【請求項4】 前記2つの球流下路の下部と前記合流路
    の上部と前記分岐球流下路の上部と前記流路切換手段と
    をユニット化して3流路型ユニットを構成し、 前記3流路型ユニットは、前記3流路型ユニット上流の
    前記2つの球流下路と前記3流路型ユニット下流の前記
    合流路、前記分岐球流下路とをそれぞれ結ぶ2つの連絡
    通路を備えた2流路型ユニットと取り替え可能であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のパチンコ球排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292053A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ遊技機
JP4529308B2 (ja) * 2001-03-29 2010-08-25 奥村遊機株式会社 パチンコ遊技機

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