JP2000037365A - 磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

磁気共鳴撮像装置

Info

Publication number
JP2000037365A
JP2000037365A JP10205069A JP20506998A JP2000037365A JP 2000037365 A JP2000037365 A JP 2000037365A JP 10205069 A JP10205069 A JP 10205069A JP 20506998 A JP20506998 A JP 20506998A JP 2000037365 A JP2000037365 A JP 2000037365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
magnetic resonance
regions
pair
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10205069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3051374B2 (ja
Inventor
Mitsuharu Miyoshi
光晴 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Yokogawa Medical System Ltd, Yokogawa Medical Systems Ltd filed Critical GE Yokogawa Medical System Ltd
Priority to JP10205069A priority Critical patent/JP3051374B2/ja
Priority to US09/346,099 priority patent/US6147493A/en
Priority to EP99305574A priority patent/EP0974850B1/en
Priority to DE69936690T priority patent/DE69936690T2/de
Priority to KR1019990028817A priority patent/KR100610991B1/ko
Priority to CN 99110629 priority patent/CN1191785C/zh
Publication of JP2000037365A publication Critical patent/JP2000037365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051374B2 publication Critical patent/JP3051374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • G01R33/565Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities
    • G01R33/56509Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities due to motion, displacement or flow, e.g. gradient moment nulling

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時相の間隔を狭めた撮像を行う場合に、被検
体の動きによるアーチファクトが生じない磁気共鳴撮像
方法および装置を実現する。 【解決手段】 2次元フーリエ空間を周波数軸kxに関
して対称的な複数の領域A,A’〜D,D’に区分し、
周囲領域B,B’,C,C’,D,D’へのデータ収集
を、間に中央領域A,A’へのデータ収集を毎回挟みな
がら順次に行う。そのとき、対称的な領域対に1TRご
とに交互にデータ収集を行うことにより対称データ間の
時間差を最小にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴撮像方法
および装置に関し、特に、1TR(repetitio
n time)ごとに磁気共鳴信号を得るパルスシーケ
ンス(pulsesequence)でデータ(dat
a)を収集し、そのデータに基づいて画像を再構成する
磁気共鳴撮像方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮像では、1TRごとに励起パ
ルス(pulse)で被検体内のスピン(spin)を
励起し、それによって生じる磁気共鳴信号を、グラディ
エントエコー(gradient echo)またはス
ピンエコー(spin echo)として2次元フーリ
エ(Fourie)空間に収集する。磁気共鳴信号には
ビュー(view)ごとに異なる位相エンコード(en
code)を付与し、2次元フーリエ空間において位相
軸上の位置が異なる複数ビューのエコーデータをそれぞ
れ収集する。そして、収集した全ビューのエコーデータ
を2次元逆フーリエ変換することにより画像を再構成す
る。
【0003】エコーデータを収集するに当たり、2次元
フーリエ空間を、位相軸の原点(位相エンコード量が
0)およびその近傍の位相エンコード量の絶対値が小さ
い範囲を含む中央領域と、その両側の位相エンコード量
の絶対値が大きい周囲領域とに区分し、一方の周囲領域
から中央領域を経て他方の周囲領域まで順番にビューデ
ータを埋めてゆくようにデータ収集を行い、次に中央領
域と一方の周囲領域に順にビューデータを埋めてゆくよ
うにデータを収集し、次に中央領域と他方の周囲領域に
順にビューデータを埋めてゆくようにデータを収集す
る、という動作を繰り返し、これによって、中央領域へ
のデータ収集の時間間隔を、周囲領域へのデータ収集の
時間間隔よりも短くすることが行われる。
【0004】このようなデータ収集を行った場合、画像
再構成は、中央領域に収集したデータおよびその両側の
周囲領域に収集したデータを1セット(set)として
用いて行う。その場合、両側の周囲領域のデータとして
は、収集時期が中央領域へのデータ収集時期に最も近い
ものを用いる。これによって、順次に更新される中央領
域のデータに対応して順次複数の画像が再構成される。
【0005】再構成画像は、実質的に中央領域にデータ
を収集した時期における被検体の状態(時相)を示すも
のとなるが、上記のようなデータ収集により中央領域へ
のデータ収集の時間間隔を短くしているので、順次に再
構成される画像は、被検体の時相を細かく示すものとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のデータ収集にお
いては、各領域へのデータ収集がビュー番号順にシーケ
ンシャル(sequential)に行われるので、中
央領域の両側の周囲領域では一方と他方のデータ収集時
期が相違する。これら周囲領域は、位相エンコード量の
絶対値が等しく符号が反対な領域なので、これらの領域
間でデータの時相が相違すると、被検体に動きがある場
合はデータの対称性が損なわれ、再構成画像にアーチフ
ァクト(artifact)が生じる。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、時相の間隔を狭めた撮像を
行う場合に、被検体の動きによるアーチファクトが生じ
ない磁気共鳴撮像方法および装置を実現することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
する第1の発明は、2次元フーリエ空間を直流成分に対
応する周波数軸に関して対称的な複数の領域に区分し、
前記複数の領域のうち前記周波数軸に最も近い互いに対
称的な1対の中央領域において交互に磁気共鳴信号を収
集することと、前記1対の中央領域を除く互いに対称的
な複数対の周囲領域のうちの1対の周囲領域において交
互に磁気共鳴信号を収集することを、前記1対の周囲領
域を順次異ならせながら繰り返し行い、前記繰り返しに
より前記1対の中央領域に収集した各回の磁気共鳴信号
および前記1対の中央領域への各回のデータ収集時点に
最も近い時点で収集した前記複数対の周囲領域の磁気共
鳴信号を1組として用い順次に画像を再構成する、こと
を特徴とする磁気共鳴撮像方法である。
【0009】(2)上記の課題を解決する第2の発明
は、2次元フーリエ空間を直流成分に対応する周波数軸
に関して対称的な複数の領域に区分する領域設定手段
と、前記複数の領域のうち前記周波数軸に最も近い互い
に対称的な1対の中央領域において交互に磁気共鳴信号
を収集することと、前記1対の中央領域を除く互いに対
称的な複数対の周囲領域のうちの1対の周囲領域におい
て交互に磁気共鳴信号を収集することを、前記1対の周
囲領域を順次異ならせながら繰り返し行う磁気共鳴信号
収集手段と、前記繰り返しにより前記1対の中央領域に
収集した各回の磁気共鳴信号および前記1対の中央領域
への各回のデータ収集時点に最も近い時点で収集した前
記複数対の周囲領域の磁気共鳴信号を1組として用い順
次に画像を再構成する画像再構成手段と、を具備するこ
とを特徴とする磁気共鳴撮像装置である。
【0010】(3)上記の課題を解決する第3の発明
は、前記磁気共鳴信号収集手段は、前記1対の中央領域
および前記複数対の周囲領域において前記周波数軸に対
称的な箇所に交互に前記磁気共鳴信号を収集するもので
ある、ことを特徴とする請求項2に記載の磁気共鳴撮像
装置である。
【0011】(作用)本発明では、2次元フーリエ空間
の互いに対称的な対の領域に、交互に磁気共鳴信号を収
集し、対の領域におけるビューデータ間の時間差を小さ
くする。また、データ収集を、中央領域へのデータ収集
の時間間隔が周囲領域へのデータ収集の時間間隔より短
くなる順序で行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮像装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実
施の形態の一例である。本装置の構成によって本発明の
装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動
作によって本発明の方法に関する実施の形態の一例が示
される。
【0013】(構成)本装置の構成を説明する。図1に
示すように、本装置においては概ね円筒形を成す静磁場
発生部2がその内部空間に均一な静磁場(主磁場)を形
成するようになっている。静磁場発生部2の内部には、
概ね円筒形を成す勾配コイル(coil)部4とボデイ
コイル(body coil)部6が中心軸を共有して
配置されている。ボデイコイル部6の内部に形成される
概ね円柱状の空間に、被検体8が図示しない搬入手段に
よって搬入されている。
【0014】勾配コイル部4には勾配駆動部10が接続
されている。勾配駆動部10は勾配コイル部4に駆動信
号を与えて勾配磁場を発生させるようになっている。発
生する勾配磁場は、スライス(slice)勾配磁場、
読み出し(リードアウト(read out))勾配磁
場および位相エンコード(フェーズエンコード(pha
se encode))勾配磁場の3種である。
【0015】ボデイコイル部6には送信部12が接続さ
れている。送信部12はボデイコイル部6に駆動信号
(RF(radio frequency)信号)を与
えてRF磁場を発生させ、それによって、被検体8の体
内のスピンを励起するようになっている。
【0016】励起されたスピンが発生する磁気共鳴信号
がボデイコイル部6によって検出されるようになってい
る。ボデイコイル部6には受信部14が接続されてい
る。受信部14はボデイコイル部6が検出した信号を受
信するようになっている。
【0017】受信部14にはアナログ・ディジタル(a
nalog−to−digital)変換部16が接続
されている。アナログ・ディジタル変換部16は、受信
部14の出力信号をディジタル信号に変換するようにな
っている。
【0018】コンピュータ(computer)18は
アナログ・ディジタル変換部16からディジタル信号を
入力し、図示しないメモリ(memory)に記憶する
ようになっている。メモリ内にはデータ空間が形成され
る。このデータ空間は2次元フーリエ空間を構成する。
コンピュータ18は、この2次元フーリエ空間のデータ
を2次元逆フーリエ変換して被検体8の画像を再構成す
る。コンピュータ18は、本発明における画像生成手段
の実施の形態の一例である。
【0019】コンピュータ18には制御部20が接続さ
れている。制御部20には勾配駆動部10、送信部1
2、受信部14およびアナログ・ディジタル変換部16
が接続されている。制御部20は、コンピュータ18か
ら与えられる指令に基づいて勾配駆動部10、送信部1
2、受信部14およびアナログ・ディジタル変換部16
をそれぞれ制御するようになっている。
【0020】静磁場発生部2、勾配コイル部4、ボデイ
コイル部6、勾配駆動部10、送信部12、受信部1
4、アナログ・ディジタル変換部16、コンピュータ1
8および制御部20は、本発明における磁気共鳴信号収
集手段の実施の形態の一例である。
【0021】コンピュータ18には表示部22と操作部
24が接続されている。表示部22はコンピュータ18
から出力される再構成画像を含む各種の情報を表示する
ようになっている。操作部24は操作者によって操作さ
れ、各種の指令や情報等をコンピュータ18に入力する
ようになっている。
【0022】(動作)本装置の動作を説明する。撮像は
制御部20による制御の下で遂行される。磁気共鳴撮像
の具体例の1つとして、グラディエントエコー法による
撮像を行う場合について説明する。グラディエントエコ
ー法には、例えば図2に示すようなパルスシーケンスが
利用される。
【0023】図2は、1ビュー分の磁気共鳴信号(グラ
ディエントエコー信号)を収集するときのパルスシーケ
ンスの模式図である。このようなパルスシーケンスが1
TRの周期で例えば256回繰り返されて、256ビュ
ーのグラディエントエコー信号が収集される。
【0024】このパルスシーケンスの実行とグラディエ
ントエコー信号の収集は制御部20によって制御され
る。なお、撮像はグラディエントエコー法に限らず、例
えばスピンエコー法等、その他の技法によって行うよう
にしても良いのはもちろんである。
【0025】図2の(6)に示すように、パルスシーケ
ンスは時間軸に沿って(a)〜(c)の3つの期間に分
けられる。先ず、期間(a)において、(1)に示すよ
うに90°パルスP90によってRF励起が行われる。
RF励起は送信部12によって駆動されるボデイコイル
部6によって行われる。
【0026】このとき、(2)に示すようにスライス勾
配磁場Gsが印加される。スライス勾配磁場Gsの印加
は、勾配駆動部10によって駆動される勾配コイル部4
により行われる。これによって、被検体8の体内の所定
のスライスのスピンが励起(選択励起)される。
【0027】次に、期間(b)において、(3)に示す
ように位相エンコード勾配磁場Gpが印加される。位相
エンコード勾配磁場Gpの印加も勾配駆動部10によっ
て駆動される勾配コイル部4により行われる。これによ
ってスピンの位相エンコードが行われる。
【0028】位相エンコード期間中に、(2)に示すよ
うにスライス勾配磁場Gsによってスピンのリフェーズ
(rephase)が行われる。また、(4)に示すよ
うに読み出し勾配磁場Grが印加され、スピンのディフ
ェーズ(dephase)が行われる。読み出し勾配磁
場Grの印加も勾配駆動部10によって駆動される勾配
コイル部4により行われる。
【0029】次に、期間(c)において、(4)に示す
ように読み出し勾配磁場Grが印加される。これによっ
て、(5)に示すように、グラディエントエコー信号M
Rが被検体8から発生する。
【0030】グラディエントエコー信号MRは、ボデイ
コイル部6によって受信される。受信信号は、受信部1
4およびアナログ・ディジタル変換部16を経てコンピ
ュータ18に入力される。コンピュータ18は入力信号
を測定データとしてメモリに記憶する。これによって、
メモリに1ビュー分のグラディエントエコーデータが2
次元フーリエ空間に収集される。
【0031】以上の動作が、1TRの周期で例えば25
6回繰り返される。動作の繰り返しの度に位相エンコー
ド勾配磁場Gpが変更され、毎回異なる位相エンコード
が行われる。このことを図2の(3)の波形に付した複
数の破線で表す。
【0032】図3に、メモリ内に形成される2次元フー
リエ空間の概念図を示す。2次元フーリエ空間はk空間
とも呼ばれる。同図に示すように2次元フーリエ空間
は、互いに直交する2つの座標軸kxおよびkyを有す
る。kxは周波数軸、kyは位相軸である。2次元フー
リエ空間は、両軸に沿っていずれも+100〜−100
%の広がりを持つ。
【0033】2次元フーリエ空間は、位相軸kyの方向
において、ky=0の軸すなわち周波数軸kxに関して
対称的な8つの領域、すなわち、領域A,A’,B,
B’,C,C’,D,D’に区分されている。領域Aと
A’、領域BとB’、領域CとC’、領域DとD’がそ
れぞれ互いに対称的な領域対を構成する。
【0034】領域A,A’は、周波数軸kxに最も近い
領域対であり、これらを以下中央領域と呼ぶ。領域A,
A’は、本発明における中央領域の実施の形態の一例で
ある。その他の領域B,B’,C,C’,D,D’は、
順次領域A,A’の周囲に位置するものであり、本発明
における周囲領域の実施の形態の一例である。
【0035】これら領域A,A’〜D,D’は、2次元
フーリエ空間を等分したものであることが、後述する複
数の再構成画像の時相を等間隔化する点で好ましいが、
不等間隔を許容する場合は、必ずしも等分にする必要は
ない。また、区分数は8に限るものではなく、6以上の
偶数であって良い。このような区分は、コンピュータ1
8により行われる。コンピュータ18は、本発明におけ
る領域設定手段の実施の形態の一例である。
【0036】このように区分された2次元フーリエ空間
に対して、コンピュータ18は、例えば次のような順序
でデータ収集を行う。図4〜図6に、2次元フーリエ空
間へのデータ収集のトラジェクトリ(trajecto
ry)一例をそれぞれ示す。
【0037】まず、図4に示すような各トラジェクトリ
に沿って、各ビューデータ(以下単にデータという)を
収集する。すなわち、最初にトラジェクトリ1に沿い、
位相エンコード量が+100%のデータを収集する。ト
ラジェクトリ1は、周囲領域Dに属する。次に、トラジ
ェクトリ2に沿い位相エンコード量が−100%のデー
タを収集する。トラジェクトリ2は、周囲領域D’に属
する。
【0038】トラジェクトリ1および2は、2次元フー
リエ空間において、位相エンコード量の絶対値が同じで
符号が互いに反対な箇所に位置する。また、トラジェク
トリ1および2上に収集されたデータの間の時間差は1
TRである。1TRの時間差は、本装置で収集するデー
タ間の時間差の最小値である。ちなみに、1TRは例え
ば20msである。すなわち、2次元フーリエ空間にお
ける位相軸方向の互いに対称的な箇所に、例えば20m
sの時間差でデータが収集されることになる。これは、
実質的に同じ時相のデータと言って差し支えない。
【0039】次に、周囲領域Dに属するトラジェクトリ
3に沿って、位相エンコード量が+100%より1ステ
ップ(step)小さいデータを収集する。次に、周囲
領域D’に属するトラジェクトリ4に沿って、位相エン
コード量が−100%より1ステップ小さいデータを収
集する。トラジェクトリ3および4は、2次元フーリエ
空間において、位相エンコード量の絶対値が同じで符号
が互いに反対な箇所に位置する。また、トラジェクトリ
3および4上に収集されたデータの間の時間差は1TR
である。
【0040】以下同様にして、周囲領域D,D’におけ
る互いに対称的な箇所に交互にデータを収集する。これ
によって、周囲領域D,D’では、互いに対称的な箇所
に収集されたデータの間の時間差がいずれも1TRとな
る。
【0041】トラジェクトリmにより周囲領域D,D’
へのデータ収集を終えると、次は、中央領域A,A’へ
のデータ収集を行う。すなわち、中央領域Aに属するト
ラジェクトリm+1に沿って、中央領域Aにおける正の
最大位相エンコード量のデータを収集し、次に中央領域
A’に属するトラジェクトリm+2に沿って、中央領域
A’における負の最大位相エンコード量のデータを収集
する。
【0042】次に、中央領域Aに属するトラジェクトリ
m+3に沿って、中央領域Aにおける正の最大位相エン
コード量より1ステップ小さい位相エンコード量のデー
タを収集し、次に中央領域A’に属するトラジェクトリ
m+4に沿って、中央領域A’における負の最大位相エ
ンコード量より1ステップ小さい位相エンコード量のデ
ータを収集し、以下同様に、ky=0の軸の直近のトラ
ジェクトリn−1およびnまで、中央領域A,A’の互
いに対称的な箇所に逐次にデータを収集する。これによ
って、中央領域A,A’においても互いに対称的な箇所
のデータ間の時間差は1TRとなる。
【0043】次に、図5に示すような各トラジェクトリ
に沿って、データを収集する。すなわち、周囲領域Cに
属するトラジェクトリ1’に沿い、位相エンコード量が
周囲領域Cにおける正の最大位相エンコード量のデータ
を収集し、次に、周囲領域C’に属するトラジェクトリ
2’に沿い位相エンコード量が周囲領域C’における負
の最大位相エンコード量のデータを収集する。
【0044】トラジェクトリ1’および2’は、2次元
フーリエ空間において、位相エンコード量の絶対値が同
じで符号が互いに反対な箇所に位置する。また、トラジ
ェクトリ1’および2’上に収集されたデータの間の時
間差は1TRである。
【0045】次に、周囲領域Cに属するトラジェクトリ
3’に沿って、位相エンコード量が周囲領域Cにおける
正の最大位相エンコード量より1ステップ小さいデータ
を収集する。次に、周囲領域C’に属するトラジェクト
リ4’’に沿って、位相エンコード量が周囲領域C’に
おける負の最大位相エンコード量より1ステップ小さい
データを収集する。トラジェクトリ3’および4’は、
2次元フーリエ空間において、位相エンコード量の絶対
値が同じで符号が互いに反対な箇所に位置する。また、
トラジェクトリ3’および4’上に収集されたデータの
間の時間差は1TRである。
【0046】以下同様にして、周囲領域C,C’におけ
る互いに対称的な箇所に交互にデータを収集する。これ
によって、周囲領域C,C’では、互いに対称的な箇所
に収集されたデータの間の時間差がいずれも1TRとな
る。
【0047】トラジェクトリm’により周囲領域C,
C’へのデータ収集を終えると、次は、中央領域A,
A’へのデータ収集を行う。中央領域A,A’へのデー
タ収集は、前述と同様にして行う。これによって、中央
領域A,A’における互いに対称的な箇所のデータ間の
時間差は1TRとなる。なお、ここで収集した中央領域
A,A’のデータは、先に収集した中央領域A,A’の
データとは区別してメモリに記憶する。
【0048】次に、図6に示すような各トラジェクトリ
に沿って、データを収集する。すなわち、周囲領域Bに
属するトラジェクトリ1’’に沿い、位相エンコード量
が周囲領域Bにおける正の最大位相エンコード量のデー
タを収集し、次に、周囲領域B’に属するトラジェクト
リ2’’に沿い位相エンコード量が周囲領域B’におけ
る負の最大位相エンコード量のデータを収集する。
【0049】トラジェクトリ1’’および2’’は、2
次元フーリエ空間において、位相エンコード量の絶対値
が同じで符号が互いに反対な箇所に位置する。また、ト
ラジェクトリ1’’および2’’上に収集されたデータ
の間の時間差は1TRである。
【0050】次に、周囲領域Bに属するトラジェクトリ
3’’に沿って、位相エンコード量が周囲領域Bにおけ
る正の最大位相エンコード量より1ステップ小さいデー
タを収集する。次に、周囲領域B’に属するトラジェク
トリ4’’に沿って、位相エンコード量が周囲領域B’
における負の最大位相エンコード量より1ステップ小さ
いデータを収集する。トラジェクトリ3’’および
4’’は、2次元フーリエ空間において、位相エンコー
ド量の絶対値が同じで符号が互いに反対な箇所に位置す
る。また、トラジェクトリ3’’および4’’上に収集
されたデータの間の時間差は1TRである。
【0051】以下同様にして、周囲領域B,B’におけ
る互いに対称的な箇所に交互にデータを収集する。これ
によって、周囲領域B,B’では、互いに対称的な箇所
に収集されたデータの間の時間差がいずれも1TRとな
る。
【0052】トラジェクトリm’’により周囲領域B,
B’へのデータ収集を終えると、次は、中央領域A,
A’へのデータ収集を行う。中央領域A,A’へのデー
タ収集は、前述と同様にして行う。これによって、中央
領域A,A’における互いに対称的な箇所のデータ間の
時間差は1TRとなる。なお、ここで収集した中央領域
A,A’のデータは、これまで収集した中央領域A,
A’のデータとは区別してメモリに記憶する。
【0053】次に、図4に示したデータ収集に戻り、そ
れが終わると図5に示したデータ収集および図6に示し
たデータ収集をそれぞれ行い、以下同様な動作を繰り返
す。各回の収集データはそれぞれメモリの別々な領域に
記憶する。
【0054】以上のようなデータ収集動作を時系列に示
したものが図7である。同図において、縦軸に位相エン
コード量をとり、横軸に時間をとる。同図に示すよう
に、時刻t0〜t1の期間に周囲領域D,D’へのデー
タ収集を1TRごとに交互に行い、時刻t1〜t2の期
間に中央領域A,A’へのデータ収集を1TRごとに交
互に行い、時刻t2〜t3の期間に周囲領域C,C’へ
のデータ収集を1TRごとに交互に行い、時刻t3〜t
4の期間に中央領域A,A’へのデータ収集を1TRご
とに交互に行い、時刻t4〜t5の期間に周囲領域B,
B’へのデータ収集を1TRごとに交互に行い、時刻t
5〜t6の期間に中央領域A,A’へのデータ収集を1
TRごとに交互に行い、以下これを繰り返す。
【0055】すなわち、複数の周囲領域B,B’,C,
C’,D,D’へのデータ収集を、間に中央領域A,
A’へのデータ収集を毎回挟みながら、順次に行うよう
になっている。このため、中央領域A,A’にデータ収
集を行う時期の間の時間差が小さくなる。また、いずれ
の領域においても、位相軸方向における互いに対称的な
箇所のデータ同士の時間差は1TRとなる。
【0056】なお、各領域へのデータ収集は、上記のよ
うに位相エンコード量の大きいほうから小さいほうへ進
める代わりに、例えば図8に示すように位相エンコード
量の小さいほうから大きいほうへ進めるようにしても良
いのはいうまでもない。
【0057】コンピュータ18は、以上のような動作で
メモリに収集したデータに基づき、複数の時相の画像を
順次に再構成する。図9に、収集したデータと再構成す
る画像との関係を示す。同図の(1)は、時系列に収集
した各領域のデータを示す。ここで、時期Tiにおいて
収集した中央領域A,A’のデータに着目すると、画像
の再構成は、同図の(2)に示すように、時期Tiで収
集した中央領域A,A’のデータと、その前後の最も近
い時期に収集した周囲領域B,B’,C,C’,D,
D’のデータを用いて行う。
【0058】周囲領域C,C’,D,D’のデータは、
時期Tiに隣接する前後の時期で収集したものである。
周囲領域B,B’のデータの収集時期は、時期Tiと隣
接はしないが直近の時期で収集したものである。なお、
周囲領域B,B’のデータは、時期Tiより前の時期の
ものでも、時期Tiより後の時期のものでも、時期Ti
との時間差が同じなので、どちらを使用しても良い。
【0059】このようなデータを用いて再構成した画像
は、中央領域A,A’のデータが時期Tiに収集したも
のであることにより、実質的に時期Tiにおける被検体
8の状態すなわち時相Tiの画像となる。
【0060】次の画像の再構成は、同図の(3)に示す
ように、時期Ti+1で収集した中央領域A,A’のデ
ータと、その直近の時期に収集した周囲領域B,B’,
C,C’,D,D’のデータを用いて行う。これによっ
て、実質的に時相Ti+1の画像が得られる。
【0061】さらにその次の画像の再構成は、同図の
(4)に示すように、時期Ti+2で収集した中央領域
A,A’のデータと、その直近の時期に収集した周囲領
域B,B’,C,C’,D,D’のデータを用いて行
う。これによって、実質的に時相Ti+2の画像が得ら
れる。
【0062】以下同様にして、ある時期に収集した中央
領域A,A’のデータと、そのデータ収集時期の直近の
時期に収集した周囲領域B,B’,C,C’,D,D’
のデータを用いて画像再構成を行い、中央領域A,A’
のデータ収集時期の時相の画像を生成する。
【0063】ここで、データ収集は、複数の周囲領域へ
のデータ収集を、間に中央領域へのデータ収集を毎回挟
みながら順次に行うようにしているので、中央領域A,
A’にデータ収集を行う時相間の時間差が小さくなる。
したがって、順次に再構成した複数の画像は、被検体8
の状態を細かな時相で示すものとなる。
【0064】また、各領域において、位相軸方向におけ
る互いに対称的な箇所のデータ同士の時間差が1TRな
ので、被検体8に動きがある場合でも、それがデータに
及ぼす影響は、位相軸方向において平等になる。このた
め、2次元フーリエ空間におけるデータの対称性が成立
し、再構成画像にアーチファクトを生じない。
【0065】このような動作を行う本装置は、例えば、
肘や膝等の関節部についてそれを屈伸させながら組織の
内部像を撮像する用途や、血管に注入した造影剤の動態
を撮像する用途、あるいはバイオプシ(biopsy)
等を行うときの穿刺針の進行状況を撮像する用途等に効
果的に適用することができる。
【0066】中央領域A,A’と周囲領域B,B’,
C,C’,D,D’へのデータ収集は、上記のように領
域順次で行う代わりに、周囲領域への収集と中央領域へ
の収集をインターリーブ(interleave)させ
て行うようにしても良い。すなわち、例えば図10に示
すように、周囲領域D,D’でトラジェクトリ1,2に
順次にデータ収集をしたら、次は中央領域A,A’でト
ラジェクトリ3,4に順次にデータを収集し、次は周囲
領域D,D’でトラジェクトリ1,2の内側のトラジェ
クトリ5,6に順次にデータ収集を行い、次は中央領域
A,A’でトラジェクトリ3,4の内側のトラジェクト
リ7,8に順次にデータ収集を行い、というよう周囲領
域D,D’と中央領域A,A’にトラジェクトリ対単位
で交互にデータ収集を行うようにする。周囲領域B,
B’,C,C’についても同様にする。
【0067】これを時系列で示せば図11のようにな
り、時刻t0〜t2の期間に、周囲領域D,D’へのデ
ータ収集中央領域A,A’とへのデータ収集とをインタ
ーリーブさせて行い、時刻t2〜t4の期間に、周囲領
域C,C’へのデータ収集と中央領域A,A’へのデー
タ収集とをインターリーブさせて行い、時刻t4〜t6
の期間に、周囲領域B,B’へのデータ収集と中央領域
A,A’へのデータ収集とをインターリーブさせて行
う。以下これを繰り返す。なお、データ収集は、図12
に示すように、周波数軸に近い方から遠い方に向かって
行うようにしても良いのはもちろんである。
【0068】このようなデータ収集により、図13の
(1)に示すような時系列データが得られる。同図に示
すように、周囲領域B,B’,C,C’,D,D’につ
いては順次にデータ収集が行われるが、中央領域A,
A’については、連続して行われる。このように収集さ
れたデータに基づく画像再構成は、例えば同図の(2)
〜(4)に示すように行う。
【0069】すなわち、同図の(2)に示すように、時
期Tjにおいて収集した中央領域A,A’のデータと、
時期Tjおよびその前後の時期にそれぞれ収集した周囲
領域B,B’,C,C’,D,D’のデータを用いて時
相Tjの画像を再構成し、(3)に示すように、時期T
j+1おいて収集した中央領域A,A’のデータと、時
期Tj+1およびその前後の時期にそれぞれ収集した周
囲領域B,B’,C,C’,D,D’のデータを用いて
時相Tj+1の画像を再構成し、(4)に示すように、
時期Tj+2おいて収集した中央領域A,A’のデータ
と、時期Tj+2およびその前後の時期にそれぞれ収集
した周囲領域B,B’,C,C’,D,D’のデータを
用いて時相Tj+2の画像を再構成する。以下同様にし
て画像再構成を行う。このようにして再構成された複数
の画像は時相が連続したものになる点で好ましい。
【0070】以上は、水平磁場を利用する磁気共鳴撮像
装置の例であるが、磁気共鳴撮像装置は、静磁場の方向
が被検体の体軸に垂直な、いわゆる垂直磁場を利用する
磁気共鳴撮像装置であっても良いのはいうまでもない。
【0071】また、1TR当たり1ビューのデータを収
集する例で説明したが、それに限るものではなく、1T
R当たり複数ビューのデータを収集する場合につき本発
明を適用するようにしても良いのはもちろんである。さ
らには、EPI(echoplanar imagin
g)において本発明を用いるようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、時相の間隔を狭めた撮像を行う場合に、被検体の
動きによるアーチファクトが生じない磁気共鳴撮像方法
および装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置が撮像で使用
するパルスシーケンスの一例を示すタイムチャート図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置による2次元
フーリエ空間の区分の一例を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置による2次元
フーリエ空間へのデータ収集を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置による2次元
フーリエ空間へのデータ収集を示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置による2次元
フーリエ空間へのデータ収集を示す模式図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置によるデータ
収集のタイムチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置によるデータ
収集のタイムチャートである。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置による画像再
構成を示す模式図である。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置による2次
元フーリエ空間へのデータ収集を示す模式図である。
【図11】本発明の実施の形態の一例の装置によるデー
タ収集のタイムチャートである。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置によるデー
タ収集のタイムチャートである。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置による画像
再構成を示す模式図である。
【符号の説明】
2 静磁場発生部 4 勾配コイル部 6 ボデイコイル部 8 被検体 10 勾配駆動部 12 送信部 14 受信部 16 アナログ・ディジタル変換部 18 コンピュータ 20 制御部 22 表示部 24 操作部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月23日(1999.4.2
3)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 磁気共鳴撮像装置
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元フーリエ空間を直流成分に対応す
    る周波数軸に関して対称的な複数の領域に区分し、 前記複数の領域のうち前記周波数軸に最も近い互いに対
    称的な1対の中央領域において交互に磁気共鳴信号を収
    集することと、前記1対の中央領域を除く互いに対称的
    な複数対の周囲領域のうちの1対の周囲領域において交
    互に磁気共鳴信号を収集することを、前記1対の周囲領
    域を順次異ならせながら繰り返し行い、 前記繰り返しにより前記1対の中央領域に収集した各回
    の磁気共鳴信号および前記1対の中央領域への各回のデ
    ータ収集時点に最も近い時点で収集した前記複数対の周
    囲領域の磁気共鳴信号を1組として用い順次に画像を再
    構成する、ことを特徴とする磁気共鳴撮像方法。
  2. 【請求項2】 2次元フーリエ空間を直流成分に対応す
    る周波数軸に関して対称的な複数の領域に区分する領域
    設定手段と、 前記複数の領域のうち前記周波数軸に最も近い互いに対
    称的な1対の中央領域において交互に磁気共鳴信号を収
    集することと、前記1対の中央領域を除く互いに対称的
    な複数対の周囲領域のうちの1対の周囲領域において交
    互に磁気共鳴信号を収集することを、前記1対の周囲領
    域を順次異ならせながら繰り返し行う磁気共鳴信号収集
    手段と、 前記繰り返しにより前記1対の中央領域に収集した各回
    の磁気共鳴信号および前記1対の中央領域への各回のデ
    ータ収集時点に最も近い時点で収集した前記複数対の周
    囲領域の磁気共鳴信号を1組として用い順次に画像を再
    構成する画像再構成手段と、を具備することを特徴とす
    る磁気共鳴撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気共鳴信号収集手段は、前記1対
    の中央領域および前記複数対の周囲領域において前記周
    波数軸に対称的な箇所に交互に前記磁気共鳴信号を収集
    するものである、ことを特徴とする請求項2に記載の磁
    気共鳴撮像装置。
JP10205069A 1998-07-21 1998-07-21 磁気共鳴撮像装置 Expired - Fee Related JP3051374B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10205069A JP3051374B2 (ja) 1998-07-21 1998-07-21 磁気共鳴撮像装置
US09/346,099 US6147493A (en) 1998-07-21 1999-07-01 Magnetic resonance imaging method and apparatus
EP99305574A EP0974850B1 (en) 1998-07-21 1999-07-14 Magnetic resonance imaging apparatus
DE69936690T DE69936690T2 (de) 1998-07-21 1999-07-14 Gerät für die bildgebende magnetische Resonanz
KR1019990028817A KR100610991B1 (ko) 1998-07-21 1999-07-16 자기 공명 촬상 장치
CN 99110629 CN1191785C (zh) 1998-07-21 1999-07-21 磁共振成象装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10205069A JP3051374B2 (ja) 1998-07-21 1998-07-21 磁気共鳴撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000037365A true JP2000037365A (ja) 2000-02-08
JP3051374B2 JP3051374B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=16500923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10205069A Expired - Fee Related JP3051374B2 (ja) 1998-07-21 1998-07-21 磁気共鳴撮像装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6147493A (ja)
EP (1) EP0974850B1 (ja)
JP (1) JP3051374B2 (ja)
KR (1) KR100610991B1 (ja)
DE (1) DE69936690T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020077656A (ko) * 2001-04-05 2002-10-12 지이 메디컬 시스템즈 글로발 테크놀러지 캄파니 엘엘씨 위상 보정 방법 및 mri 시스템

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6487436B1 (en) 2001-04-17 2002-11-26 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Switchable field of view apparatus and method for magnetic resonance imaging
JP3814157B2 (ja) * 2001-04-17 2006-08-23 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー Mri装置
JP3796426B2 (ja) * 2001-10-04 2006-07-12 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 磁気共鳴撮像装置
DE10161925B4 (de) * 2001-12-17 2005-08-18 Siemens Ag Verfahren zum Aufnehmen von Magnetresonanzsignalen eines Objekts mittels einer Magnetresonanzanlage und Rekonstruieren eines Bildes anhand der aufgenommenen Magnetresonanzsignale, sowie Computerprogrammprodukt und Magnetresonanzanlage
US6630829B1 (en) 2002-04-22 2003-10-07 Ge Medical Systems Global Technology Co., Llc Gradient coil set capable of producing a variable field of view
US7797031B1 (en) * 2002-05-17 2010-09-14 General Electric Company Method and apparatus for breath-held MR data acquisition using interleaved acquisition
JP2005152114A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri方法およびmri装置
JP3968352B2 (ja) * 2004-02-03 2007-08-29 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー Mri装置
JP3968353B2 (ja) * 2004-02-18 2007-08-29 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー Mri装置
US20080278165A1 (en) * 2007-04-18 2008-11-13 Yu Li Method and apparatus for reconstruction of an image in image space using basis functions (RIB) for partially parallel imaging
US8741660B2 (en) * 2009-05-19 2014-06-03 Stokes Bio Limited Sampling device
JP6129547B2 (ja) * 2012-12-20 2017-05-17 東芝メディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴撮像装置
CN107621617B (zh) * 2013-04-27 2019-12-20 上海联影医疗科技有限公司 k空间运动伪影矫正装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4035410C2 (de) * 1989-11-20 2000-03-16 Siemens Ag Pulssequenz nach dem Echoplanarverfahren
US5713358A (en) * 1996-03-26 1998-02-03 Wisconsin Alumni Research Foundation Method for producing a time-resolved series of 3D magnetic resonance angiograms during the first passage of contrast agent

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020077656A (ko) * 2001-04-05 2002-10-12 지이 메디컬 시스템즈 글로발 테크놀러지 캄파니 엘엘씨 위상 보정 방법 및 mri 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
EP0974850A3 (en) 2001-12-12
DE69936690D1 (de) 2007-09-13
JP3051374B2 (ja) 2000-06-12
KR20000011764A (ko) 2000-02-25
EP0974850A2 (en) 2000-01-26
DE69936690T2 (de) 2008-04-30
US6147493A (en) 2000-11-14
KR100610991B1 (ko) 2006-08-10
EP0974850B1 (en) 2007-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7538549B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus, magnetic resonance imaging method and program therefor
US4871966A (en) Apparatus and method for multiple angle oblique magnetic resonance imaging
JP3878429B2 (ja) Mri装置
JP3559597B2 (ja) Mri装置
JP3051374B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
JP3699304B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
JP2713160B2 (ja) Mrイメージング装置
JP2642362B2 (ja) 磁気共鳴映像装置
JP4060459B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US6242914B1 (en) Magnetic resonance imaging method and magnetic resonance imaging system
JPH10277010A (ja) Mri装置
JP3069286B2 (ja) Mri装置
JP3041692B2 (ja) 磁気共鳴撮影装置
JPH09238918A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JPH05176912A (ja) 磁気共鳴イメージング装置および方法
JP4265783B2 (ja) 核磁気共鳴撮像装置
JP2000175882A (ja) Mrイメージング装置
JP2001340316A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2606488B2 (ja) Mri装置
JPH10234707A (ja) Mrイメージング装置
JPH05261078A (ja) Mri装置のエコー収集方法およびイメージング方法
JP3116785B2 (ja) Mrイメージング装置
JPH08196522A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JPH10277005A (ja) Mri装置
JP2004057682A (ja) Mrイメージング装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080331

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 10

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120331

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120331

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130331

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130331

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140331

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees