JPH10277005A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

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JPH10277005A
JPH10277005A JP9092206A JP9220697A JPH10277005A JP H10277005 A JPH10277005 A JP H10277005A JP 9092206 A JP9092206 A JP 9092206A JP 9220697 A JP9220697 A JP 9220697A JP H10277005 A JPH10277005 A JP H10277005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、拡散強調イメージングにおい
て1心拍内で収集可能なスライス枚数を増加させるMR
I装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、静磁場中におかれた被検体に所
定のパルスシーケンスで高周波磁場、勾配磁場を印加
し、これによって発生する磁気共鳴信号を収集して磁気
共鳴画像を構成するMRI装置において、周波数の相違
する複数の高周波パルスを所定時間だけずらして印加す
ることにより複数の領域をほぼ同時に励起し、水分子の
拡散の度合いを強調するための付加的勾配磁場を印加
し、勾配磁場の反転によりエコーを繰り返し発生させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NMR(核磁気共
鳴)現象を利用してイメージングを行うMRI装置(磁
気共鳴イメージング装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】Diffusion Weighted Imaging(拡散強調
イメージング)は、水分子の微細でランダムな運動(IVI
M,intravoxel incoherent motion) の特性を画像のコン
トラスト要因として、画像化した核磁気共鳴画像(Magne
tic Resonance Imaging)であり、この画像上では例えば
脳梗塞部分が高信号高輝度で表れ、健常部分が低信号低
輝度で表される。
【0003】拡散の度合いを強調するための手法として
は古くから、図6に示すようなStejscal-Tanner のシー
ケンスが知られている(Stejscal EO,Tanner JE:Spin d
iffusion measurements:Spin echos in the presence o
f a time depentent field gradient.J Chem Phys,42:2
99-292,1965.)。
【0004】これは拡散による水分子の微細な動きによ
るスピンの位相ズレを強調するために、スピンエコー法
で、ある軸(一般的には任意であるが、図6の場合はリ
ード方向)に180度パルスをはさんで、時間と振幅の
等しい2つの勾配磁場パルスからなる付加的なMotion P
robing Gradient (MPG)パルスを加えたものであ
る。
【0005】すなわち、最初の勾配磁場パルスによって
スピンの位相ズレを与え、2番目の勾配磁場パルスによ
ってスピンの位相ズレを元に戻すようにする。2つの勾
配磁場パルスの間に水分子の位置が変化しなければ、信
号強度には影響を与えないが、この間に水分子が運動し
ていた場合には、スピンは位相分散を起し、エコー信号
の強度を減らす結果となる。
【0006】生体内では、分子の微視的な並進運動には
拡散以外の運動も含まれるので、拡散強調イメージング
で強調されるのは拡散だけでなく、微視的並進運動の総
和、すなわち「みかけの拡散」ということになる。この
ため、拡散強調イメージングからは、みかけの拡散係数
(ADC)が得られる。
【0007】しかし、この拡散強調イメージングでは、
MPGパルスを加えなければならないので、撮像時間が
長くかかる。このため、患者の負担が大きく、患者の動
きを抑制しきれず、体動アーチファクトが問題となって
しまう。
【0008】また、拡散強調イメージングでは、生体内
での水分子のあらゆる動きによる位相変化が生じるた
め、拡散のみならず、体動、血流、呼吸動、心拍動など
の大きな動き(bulk motion) による位相シフトも強調さ
れる。
【0009】通常の2DFT法(2次元フーリエ変換
法)では、繰り返し時間(TR)毎に位相エンコードを
乃至数ラインずつ位相シフトさせながら、K空間全体を
収集するが、1TR内でのエコーは200msec以内に収
集されるため、動きによる位相シフトは同程度とみなせ
るが、TRが変わって動きの量が異なると、別のTRで
のエコーの位相シフト量に違いが生じる。
【0010】この違いは画像上では、各周波数成分で位
置のシフト量が異なる、すなわちゴーストとして表れる
ことになる。上述の大きな動きの内、心拍動によるもの
は、ECG同期(心電同期)をかけて、各TRごとにR
−R波内の同時相で収集して、動きによる位相シフトを
同程度にすることで、ゴーストを軽減することができ
る。特に収集時相は、動きの激しい時相(R波前後の期
間内)を避けることが行われている。
【0011】このように拡散強調イメージングでは、通
常、ECG同期を行うが、勾配磁場パルスを印加するた
めにシーケンス長が比較的長いので、多スライス撮像を
行う場合、そのスライス枚数は少なくなってしまう。ス
ライス枚数を多く設定した場合には、2つのR波にまた
がって収集することになるが、R−R波間隔は必ずしも
一定でないため、同期トリガから時間的に遠い後ろの時
刻に収集されるスライスほど、TR間での動きの状態の
変化が大きくなり、ゴーストが強く発生してしまう。ま
た数心拍にわたって撮像すると、実質的なTRが延び、
K空間上での1つの位相エンコードラインから次のライ
ンのデータが収集されるまでの時間が長くなることにな
る。
【0012】スライス枚数を増やすために、複数スライ
スを同時に励起し、画像を各スライスに分離する方法が
ある。この方法としては、Hadamard encoding による方
法(S. P. Souza, J. Szumowski, C.L.Dumolin, D.P.Ple
wes, G. Glover : SIMA : Simultaneous Multislice Ac
qusition of MR Images by Hadamard-Encoded Excitati
on J.of Computer Assisted Tomography,12:1026-1039,
1988) や、Fourier encodingによる方法((G.H.Glover,
A.shimakawa:POMP(Phase Offset Multi-Planar)imagin
g:Book of abstract SMRM 241(1988)),(G.H. G1over :
POMP (Phase Offset Multi-Planar)Volume Imaging:A N
ew Technique J.of SMRI 457(1991)) がある。
【0013】しかし、これらの方法では、各スライスを
励起するRFパルスを同時刻に印加するために、各RF
パルスのピーク位置が重なって、同時励起するスライス
数を多くするほど、合成RFパルスのピークが高くな
る。
【0014】出力できるRFパルスのピークは、S.
A.R.やRFアンプ、さらにRFコイルの耐久性など
によって限界があるので、同時励起できるスライス数は
制限を受けやすくなる。
【0015】そこで、限られたRFピークの内で同時励
起スライス数を増やすための方法として、各スライスを
励起するパルスを少しずつすらして重ね合わせる方法
(以下、Quad法と呼ぶ)が提案されている((Ching
Yao,Li1y Shen,Jiang Wu,Margaret Kritzer : Paralle
l Multi-slice Imaging with Limited Peak RF Power.B
ook of abstract SMRM 427 (1993))。このQuad法で
は、1TR内で収集するエコーが1つであるため、撮像
時間が長くなってしまうため、拡散強調イメージングに
併用した場合、体動アーチファクトが発生するおそれが
高くなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、拡散
強調イメージングにおいて1心拍内で収集可能なスライ
ス枚数を増加させるMRI装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、静磁場中にお
かれた被検体に所定のパルスシーケンスで高周波磁場、
勾配磁場を印加し、これによって発生する磁気共鳴信号
を収集して磁気共鳴画像を構成するMRI装置におい
て、周波数の相違する複数の高周波パルスを所定時間だ
けずらして印加することにより複数の領域をほぼ同時に
励起する手段と、水分子の拡散の度合いを強調するため
の付加的勾配磁場を印加する手段と、勾配磁場の反転に
よりエコーを繰り返し発生させる手段とを有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
一実施形態により説明する。図1に本実施形態が適用さ
れるMRI装置の構成を示す。磁石部1には、静磁場コ
イル2、勾配コイルセット3、高周波コイル(RFコイ
ルともいう)4が装備される。
【0019】静磁場コイル1は、静磁場電源6から電流
の供給を受けて、磁石部1の略中央部に位置する略円筒
形の撮像可能領域内に静磁場を発生する。撮像時には被
検体は寝台5に載置された状態でこの撮像可能領域内に
挿入される。
【0020】なお、説明の便宜上、この撮像可能領域の
中心を原点として、静磁場の向きと平行にZ軸をとっ
て、直交3軸(XYZ)を規定する。勾配コイルセット
3には、磁場強度がXYZ各軸に沿って空間的に勾配す
るXYZ各軸の勾配磁場を撮像可能領域内に発生するた
めに3組の勾配コイルが組み込まれている。勾配電源7
は、この勾配コイルセット3に軸毎に電流を供給するこ
とが可能に構成されている。
【0021】例えば、X、Y、Z各軸の勾配磁場は、任
意に撮像スライスを決めるためのスライス選択用勾配磁
場Gs 、空間的位置情報を位相情報としてMR信号に与
えるための位相エンコード用勾配磁場Ge 、空間的位置
情報を周波数情報としてMR信号に与えるためのリード
アウト用勾配磁場Gr に対してそれぞれ対応される。
【0022】高周波コイル4は、送信機8から高周波電
流の供給を受けて、高周波磁場(RFパルスともいう)
を発生する。なお、高周波磁場には、被検体内の対象原
子核の磁化スピンを励起して横磁化成分を発生させるフ
リップ角が90度の励起パルスや、磁化スピンの位相の
進み遅れを反転させるフリップ角が180度の反転パル
スなどの種類がある。
【0023】送信機8は、高周波信号を発生する発振部
と、高周波信号の位相を選択する位相選択部と、位相選
択された高周波信号の周波数を変調する周波数変調部
と、周波数変調された高周波信号の振幅を例えばシンク
間数に従って変調する振幅変調部と、振幅変調された高
周波信号を増幅し、高周波コイル4に供給する高周波増
幅部を有する。
【0024】受信機9は、高周波コイル4を介して、横
磁化から生じるMR信号を増幅するプリアンプと、検波
されたMR信号をディジタル信号に変換するアナログデ
ィジタル変換部を有する。
【0025】プロセッサ12は、受信機9からのMR信
号に対して例えば2次元フーリエ変換(2DFT)を実
行して、画像データを再構成する再構成部、再構成され
た画像データを出力する出力部を有する。ディスプレイ
13は、プロセッサ12から出力された画像データを表
示する。
【0026】コントローラ11は、オペレータとのイン
ターフェースとしてのコンソール14から撮像条件等を
入力する入力部、入力された撮像条件に従ってパルスシ
ーケンスデータを作成するパルスシーケンスデータ作成
部、作成されたパルスシーケンスデータをシーケンサ1
0に出力する出力部、アベレージングや画像再構成等の
信号処理に必要な情報をプロセッサ12に出力する出力
部を有する。
【0027】シーケンサ10は、コントローラ11から
供給されたパルスシーケンスデータを解読し、それに従
って勾配電源7、送信機8、受信機9を制御して、勾配
パルスの印加、高周波パルスの印加、受信の各タイミン
グを調整する。
【0028】次に本実施形態の動作について説明する。
図2に本実施形態による拡散強調イメージングのパルス
シーケンスを示す。拡散強調イメージングを行う際に
は、一定の大きさを持つた2つ1組の勾配磁場パルスを
印加するために、励起パルスから第1エコーまでの時間
を長くとる必要がある。このため、パルスシーケンス長
はどうしても長くなり、現状ではMPGの強度にもよる
が、130msccから200msecぐらいである。また、心
拍動に起因する動き(CSF(脳脊髄液)の拍動など)
影響を抑えるために、複数回の励起によりK空間を埋め
るような撮像では、ECG同期を行う。人体でのR−R
波間隔が800msec程度の場合、R−R波間隔が変動す
ること考慮して実際に収集に使用できる時間は700ms
ec程度となり、1心拍内で撮像できるスライス枚数は3
枚〜5枚程度となる。頭部撮像における、必要とすべき
撮像範囲を考えると、3枚〜5枚程度では不足である。
【0029】本実施形態では、1R−R波間隔内で収集
できるスライス枚数の増加を図るための第1の工夫とし
て、複数スライス同時励起法の1種であるQuad法を
選択した。この方法では、例えば4スライスを同時励起
すれば、1R−R波間隔内で収集できるスライス枚数は
12枚〜20枚に増やすことができる。
【0030】通常、スピンエコー法(SE法)において
も、1心拍ごとでなく、複数の心拍にわたって収集すれ
ば、必要なスライス枚数を確保することができるが、こ
の場合、K空間上でのあるラインと隣のラインを収集す
る間の時間が長くなるので、体動などの人為的な動きに
より位相シフト量が変わってしまう可能性が高くなる。
特に0エンコード近辺の低周波数成分のデータを、短い
時間の範囲で収集した方が、ゴーストが発生する可能性
が低下する。
【0031】ただし、同時励起したスライスを分離する
ために、位相エンコード数を同時励起スライス数倍にと
る必要があり、トータルの撮像時間は通常法とほとんど
変わらない。撮像時間が長くかかると、患者の負担が大
きく、患者の動きを抑制しきれず、体動アーチファクト
が問題となる。
【0032】そこで、撮像時間を短縮させるために、複
数回の勾配磁場の反転により、複数個のエコー(グラジ
エントエコー)を次々と発生させ、それぞれのエコーに
異なる位相エンコードを与えることで、K空間上での複
数ライン分のデータを一励起で収集する撮影法、本実施
形態ではエコープラナー法(EPI法)をさらに組み合
わせる。これが第2の工夫である。なお、この撮像時間
の短縮には、励起パルス(RFパルス)後に反転パルス
(RFパルス)を繰り返し印加するいわゆるRARE法
あるいはfastSE法(高速スピンエコー法)でも効
果的である。しかし、我々は、反転パルスのフリップ角
(180度)の不完全性による疑似エコー(エコー時刻
のずれたエコー)による画質劣化を危惧してfastS
E法を採用せず、EPIを採用した。
【0033】図3(a)に、図2に採用されているスピ
ンエコー系のQuad法の基本的パルスシーケンスを示
す。この図3(a)において、RF1は第1のスライス
に対する高周波磁場を表し、RF2は第2のスライスに
対する高周波磁場を表している。説明の便宜上、同時励
起スライス数を“2”として説明する。
【0034】まず、最初のスライス選択勾配磁場の印加
と共に、第1のスライスに対する励起パルスと、第2の
スライスに対する励起パルスとを若干ずらして印加す
る。続いて、2番目のスライス選択勾配磁場の印加と共
に、第1のスライスに対する反転パルスと、第2のスラ
イスに対する反転パルスとをそれぞれの印加時刻を若干
ずらして印加する。第1のスライスのエコー時刻(TE
1)と第2のスライスのエコー時刻(TE2)とが一致
するように、励起パルスのずれ時間に対して反転パルス
のずれ時間が調整されている。
【0035】このようにQuad法では、RF印加時刻
を若干ずらしているので、図3(b)に示すように、高
周波パルスのピークが重なり合って、ピークが高くなり
すぎることがなく、RFアンプやコイルのハード的なこ
とによって同時励起できるスライス数の制限を緩和でき
る。
【0036】そして、エコー毎に位相エンコードを1乃
至数ラインずつ位相シフトさせながら、K空間全体を収
集する。このとき、図4に示すように第1のスライスの
画像と第2のスライスの画像とを位相エンコード方向に
分離するために、位相エンコード数を同時励起スライス
数倍にすると共に、第1のスライスに対する励起パルス
の位相を例えば(+X)に固定し、第2のスライスに対
する励起パルスの位相を繰り返し毎に180度ずつ進め
ていく。
【0037】このようにして拡散強調イメージングにQ
uad法及びEPI法と併用することにより、体動によ
るアーチファクトを軽減しつつ、スライス枚数を増やす
ことができる。
【0038】ところで、S.A.R.(specific absorp
tion rate)の制約により、同時励起スライス枚数を多く
とることができず、1心拍内で必要なスライス枚数が得
られず、2心拍にわたって収集を行わざるを得ない場合
がある。このような場合、必要スライス枚数(図では6
スライス)を図5(a)に示すように収集した場合に
は、R−R波間隔が一定ではないため、同期トリガのR
波から離れた時刻に収集されるスライスほど、K空間上
における位相エンコード方向のデータ間での動きの状態
の変化が大きくなり、ゴーストが強く発生することにな
る。
【0039】そこで図5(b)のように、スライスを2
つの群に分けて、それぞれの群ごとに同期をかければ、
位相エンコード方向のデータ間での動きの状態の差が少
なくなり、ゴーストを低減させることができる。本発明
は、上述した実施形態に限定されることなく、種々変形
して実施可能であるのは勿論である。
【0040】
【発明の効果】本発明によると、拡散強調イメージング
に、周波数の相違する複数の高周波パルスを所定時間だ
けずらして印加することにより複数の領域をほぼ同時に
励起する方法と、勾配磁場の反転によりエコーを繰り返
し発生させる方法とを併用することにより、1心拍内で
収集可能なスライス枚数を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用されるMRI装置の構
成を示すブロック図。
【図2】本実施形態により1心拍内の撮像スライス枚数
を増加可能な拡散強調イメージングのパルスシーケンス
を示す図。
【図3】図2のパルスシーケンスに適用されるQuad
法の基本的パルスシーケンスと、2段面同時励起の際の
RFパルスの波形とを示す図。
【図4】2段面同時励起の際に、本実施形態におけるR
Fパルスの位相操作による画像シフトの説明図。
【図5】本実施形態による2心拍にわたる同時撮像法の
説明図。
【図6】従来の拡散強調イメージングのパルスシーケン
スを示す図。
【符号の説明】
1…磁石部、 2…静磁場コイル、 3…勾配コイルセット、 4…高周波コイル、 5…寝台、 6…静磁場電源、 7…勾配電源、 8…送信機、 9…受信機、 10…シーケンサ、 11…コントローラ、 12…プロセッサ、 13…ディスプレイ、 14…コンソール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場中におかれた被検体に所定のパル
    スシーケンスで高周波磁場、勾配磁場を印加し、これに
    よって発生する磁気共鳴信号を収集して磁気共鳴画像を
    構成するMRI装置において、 周波数の相違する複数の高周波パルスを所定時間だけず
    らして印加することにより複数の領域をほぼ同時に励起
    する手段と、 水分子の拡散の度合いを強調するための付加的勾配磁場
    を印加する手段と、 勾配磁場の反転によりエコーを繰り返し発生させる手段
    とを有することを特徴とするMRI装置。
  2. 【請求項2】 周波数の相違する複数の高周波パルスを
    所定時間だけずらして印加することにより複数の領域を
    ほぼ同時に励起する手段と、 勾配磁場の反転によりエコーを繰り返し発生させる手段
    と、 得られたエコーから前記複数の領域の画像を再構成する
    手段とを有することを特徴とするMRI装置。
  3. 【請求項3】 データ収集を反復性生理的動作に対して
    同期して行うマルチスライス撮像時において、必要枚数
    のスライスを所定枚ずつの組に分けて、それぞれの組ご
    とに前記同期をかけることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のMRI装置。
  4. 【請求項4】 データ収集を反復性生理的動作に対して
    同期して行うマルチスライス撮像の可能なMRI装置に
    おいて、必要枚数のスライスを所定枚ずつの組に分け
    て、それぞれの組ごとに前記同期をかけることを特徴と
    するMRI装置。
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