JP3116785B2 - Mrイメージング装置 - Google Patents
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- JP3116785B2 JP3116785B2 JP07276259A JP27625995A JP3116785B2 JP 3116785 B2 JP3116785 B2 JP 3116785B2 JP 07276259 A JP07276259 A JP 07276259A JP 27625995 A JP27625995 A JP 27625995A JP 3116785 B2 JP3116785 B2 JP 3116785B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NMR(核磁気
共鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージ
ング装置に関し、とくに高速イメージングシーケンスを
行なうMRイメージング装置の改良に関する。
共鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージ
ング装置に関し、とくに高速イメージングシーケンスを
行なうMRイメージング装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MRイメージング装置の高速
イメージングシーケンスとして、EPI法(特開昭53
−81288号公報)、SE−EPI法(インスタスキ
ャン法、特開昭63−214246号公報)、GRAS
E法(米国特許第5270654号)等の、読み出し用
傾斜磁場を反転させることにより1回の励起で複数のエ
コー信号を発生させるものが知られている。
イメージングシーケンスとして、EPI法(特開昭53
−81288号公報)、SE−EPI法(インスタスキ
ャン法、特開昭63−214246号公報)、GRAS
E法(米国特許第5270654号)等の、読み出し用
傾斜磁場を反転させることにより1回の励起で複数のエ
コー信号を発生させるものが知られている。
【0003】ところで、これら、1回の励起で複数のエ
コー信号を発生させる高速イメージングシーケンスで
は、一般に、静磁場の不均一や渦電流等の誤差により、
1回の励起で発生する複数のエコー信号の間に位相誤差
が発生する。また、読み出し用傾斜磁場パルスを他のエ
コー信号群とは反対極性に作用させたエコー信号群につ
いては、サンプリングしたデータの時間順序をデータア
レイ上で逆転させて配置する必要があるので、読み出し
用傾斜磁場パルスの応答遅れ等があると、この信号群か
ら得たデータと他の信号群から得たデータとの間に位相
誤差が生じる。
コー信号を発生させる高速イメージングシーケンスで
は、一般に、静磁場の不均一や渦電流等の誤差により、
1回の励起で発生する複数のエコー信号の間に位相誤差
が発生する。また、読み出し用傾斜磁場パルスを他のエ
コー信号群とは反対極性に作用させたエコー信号群につ
いては、サンプリングしたデータの時間順序をデータア
レイ上で逆転させて配置する必要があるので、読み出し
用傾斜磁場パルスの応答遅れ等があると、この信号群か
ら得たデータと他の信号群から得たデータとの間に位相
誤差が生じる。
【0004】そこで、従来より、これらの位相誤差をな
くすため、読み出し用傾斜磁場パルスとA/Dサンプリ
ングとの間のタイミングをずらすことによって各エコー
ピークがずれないようにすることが提案されている( K
im Butts, et al. "Interleaved Echo Planar Imaging
on a Standard MRI System" Magn. Reson. Med., 31,pp
67-72, 1994)。
くすため、読み出し用傾斜磁場パルスとA/Dサンプリ
ングとの間のタイミングをずらすことによって各エコー
ピークがずれないようにすることが提案されている( K
im Butts, et al. "Interleaved Echo Planar Imaging
on a Standard MRI System" Magn. Reson. Med., 31,pp
67-72, 1994)。
【0005】また、位相誤差によってイメージデータが
つぎの数式1で示されたような形になっていると仮定
し、フーリエ変換したデータよりΦ0、ε1を求める方
法も提案されている(特公平7−32765号)。
つぎの数式1で示されたような形になっていると仮定
し、フーリエ変換したデータよりΦ0、ε1を求める方
法も提案されている(特公平7−32765号)。
【数1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Butts
等の方法は、現在のMRイメージング装置のハードウェ
アのタイミング調整の精度では、高速イメージングシー
ケンスに対応できないという問題を有している。また、
特公平7−32765号の方法では、フーリエ変換した
データ関数に不連続部分(コントラストが急激に変化す
る部分)が存在すると、Φ0、ε1をうまく求めること
ができないという問題がある。
等の方法は、現在のMRイメージング装置のハードウェ
アのタイミング調整の精度では、高速イメージングシー
ケンスに対応できないという問題を有している。また、
特公平7−32765号の方法では、フーリエ変換した
データ関数に不連続部分(コントラストが急激に変化す
る部分)が存在すると、Φ0、ε1をうまく求めること
ができないという問題がある。
【0007】この発明は、上記に鑑み、高速イメージン
グシーケンスにおいて発生する各エコー信号間の位相誤
差を補正し、アーティファクトのない画像を得ることが
できるように改善した、MRイメージング装置を提供す
ることを目的とする。
グシーケンスにおいて発生する各エコー信号間の位相誤
差を補正し、アーティファクトのない画像を得ることが
できるように改善した、MRイメージング装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
励起パルスを発生するRF印加手段と、スライス選択用
傾斜磁場パルスを印加する手段と、位相エンコード用傾
斜磁場パルスを印加する手段と、読み出し用傾斜磁場パ
ルスを印加する手段と、エコー信号を受信し、位相検波
した後サンプリングしてA/D変換しデータを得る手段
と、位相エンコード用傾斜磁場パルスを印加しないプリ
スキャンを行なった後位相エンコード用傾斜磁場パルス
を印加する本スキャンを行なうよう制御する手段と、プ
リスキャンにより得たデータから各エコー信号について
信号ピークの位相Φ0と信号ピークの位置ずれ量nとを
求め、これらに基づいて本スキャンによって得たデータ
配列の各々の生データに対して、SRを生データの実数
部、SIを生データの虚数部としたとき、つぎの数式2
で示すΦ0の逆回転行列をかける演算処理を施し、
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
励起パルスを発生するRF印加手段と、スライス選択用
傾斜磁場パルスを印加する手段と、位相エンコード用傾
斜磁場パルスを印加する手段と、読み出し用傾斜磁場パ
ルスを印加する手段と、エコー信号を受信し、位相検波
した後サンプリングしてA/D変換しデータを得る手段
と、位相エンコード用傾斜磁場パルスを印加しないプリ
スキャンを行なった後位相エンコード用傾斜磁場パルス
を印加する本スキャンを行なうよう制御する手段と、プ
リスキャンにより得たデータから各エコー信号について
信号ピークの位相Φ0と信号ピークの位置ずれ量nとを
求め、これらに基づいて本スキャンによって得たデータ
配列の各々の生データに対して、SRを生データの実数
部、SIを生データの虚数部としたとき、つぎの数式2
で示すΦ0の逆回転行列をかける演算処理を施し、
【数2】 求めたデータS’RおよびS’Iを配列したデータ配列
に対して、周波数方向に1次元フーリエ変換し、さらに
この1次元フーリエ変換後のデータ配列の各々のデータ
に対してつぎの数式6をかける演算を行ってデータを回
転させ、
に対して、周波数方向に1次元フーリエ変換し、さらに
この1次元フーリエ変換後のデータ配列の各々のデータ
に対してつぎの数式6をかける演算を行ってデータを回
転させ、
【数6】 この回転後のデータ配列に対して位相方向に1次元フー
リエ変換して画像を再構成する演算手段とが備えられる
ことが特徴となっている。
リエ変換して画像を再構成する演算手段とが備えられる
ことが特徴となっている。
【0009】プリスキャンは位相エンコード用傾斜磁場
パルスを印加しないで行なわれる。このプリスキャンに
よって発生するエコー信号は磁場強度の読み出し方向
(周波数エンコード方向)での誤差に影響される。この
磁場強度誤差の0次項は信号ピークでの位相Φ0となっ
て現われ、周波数エンコード方向の1次項は信号ピーク
のずれ量nとなって現われる。そこでこれらを用いて、
本スキャンによって得たデータ配列の各々のデータに対
して、SRを生データの実数部、SIを生データの虚数
部としたとき、上記の数式2で示すΦ0の逆回転行列を
かける演算処理を施す。すると、これによって磁場強度
の周波数エンコード方向0次の誤差による位相の誤差が
補正されたデータS’R,S’Iが得られる。このデー
タの配列に対して周波数方向に1次元フーリエ変換する
と、周波数エンコード方向のピクセルが再現できる。つ
ぎに、この1次元フーリエ変換終了後のデータ配列の各
々の複素データに対して上記の数式6をかける演算を行
なってデータを回転させる。この回転によって磁場強度
の周波数方向1次の誤差による位相の誤差が補正される
ことになる。こうして、磁場強度の周波数方向0次およ
び1次の誤差による位相の誤差が両方とも補正されたデ
ータ配列に対して、位相方向に1次元フーリエ変換を施
せば、位相方向の位置情報も再現され、2次元画像が再
構成されることになる。この再構成画像は、磁場強度の
周波数方向0次および1次の誤差による位相の誤差が両
方とも補正されたデータ配列から得たものであり、その
磁場強度の誤差に基づくアーティファクトをなくした画
像となる。
パルスを印加しないで行なわれる。このプリスキャンに
よって発生するエコー信号は磁場強度の読み出し方向
(周波数エンコード方向)での誤差に影響される。この
磁場強度誤差の0次項は信号ピークでの位相Φ0となっ
て現われ、周波数エンコード方向の1次項は信号ピーク
のずれ量nとなって現われる。そこでこれらを用いて、
本スキャンによって得たデータ配列の各々のデータに対
して、SRを生データの実数部、SIを生データの虚数
部としたとき、上記の数式2で示すΦ0の逆回転行列を
かける演算処理を施す。すると、これによって磁場強度
の周波数エンコード方向0次の誤差による位相の誤差が
補正されたデータS’R,S’Iが得られる。このデー
タの配列に対して周波数方向に1次元フーリエ変換する
と、周波数エンコード方向のピクセルが再現できる。つ
ぎに、この1次元フーリエ変換終了後のデータ配列の各
々の複素データに対して上記の数式6をかける演算を行
なってデータを回転させる。この回転によって磁場強度
の周波数方向1次の誤差による位相の誤差が補正される
ことになる。こうして、磁場強度の周波数方向0次およ
び1次の誤差による位相の誤差が両方とも補正されたデ
ータ配列に対して、位相方向に1次元フーリエ変換を施
せば、位相方向の位置情報も再現され、2次元画像が再
構成されることになる。この再構成画像は、磁場強度の
周波数方向0次および1次の誤差による位相の誤差が両
方とも補正されたデータ配列から得たものであり、その
磁場強度の誤差に基づくアーティファクトをなくした画
像となる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1はこの
発明の実施の形態で用いる高速イメージングシーケンス
の一例を示すものであり、図2は図1の期間Bで行なう
通常のGRASE法によるパルスシーケンスを示し、図
3はこの発明の実施の形態にかかるMRイメージング装
置を示すものである。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1はこの
発明の実施の形態で用いる高速イメージングシーケンス
の一例を示すものであり、図2は図1の期間Bで行なう
通常のGRASE法によるパルスシーケンスを示し、図
3はこの発明の実施の形態にかかるMRイメージング装
置を示すものである。
【0011】まず、図3を参照しながら説明すると、マ
グネットアセンブリ11には、静磁場を発生するための
主マグネットと、この静磁場に重畳する傾斜磁場を発生
する傾斜磁場コイルが含まれる。傾斜磁場は、傾斜磁場
コイルにより、X、Y、Zの3軸方向に磁場強度がそれ
ぞれ傾斜するものとして発生させられる。これら3軸方
向の傾斜磁場の1つを選択し、あるいはそれらを組み合
わせることにより任意の3軸方向の傾斜磁場が作られ、
これらが図2、3で示すようなスライス選択用傾斜磁場
Gs、読み出し(および周波数エンコード)用傾斜磁場
Gr、位相エンコード用傾斜磁場Gpとされる。
グネットアセンブリ11には、静磁場を発生するための
主マグネットと、この静磁場に重畳する傾斜磁場を発生
する傾斜磁場コイルが含まれる。傾斜磁場は、傾斜磁場
コイルにより、X、Y、Zの3軸方向に磁場強度がそれ
ぞれ傾斜するものとして発生させられる。これら3軸方
向の傾斜磁場の1つを選択し、あるいはそれらを組み合
わせることにより任意の3軸方向の傾斜磁場が作られ、
これらが図2、3で示すようなスライス選択用傾斜磁場
Gs、読み出し(および周波数エンコード)用傾斜磁場
Gr、位相エンコード用傾斜磁場Gpとされる。
【0012】この静磁場および傾斜磁場が加えられる空
間には図示しない被検体が配置される。この被検体に
は、RFパルスを被検体に照射するとともにこの被検体
で発生したNMR信号を受信するためのRFコイル12
が取り付けられている。
間には図示しない被検体が配置される。この被検体に
は、RFパルスを被検体に照射するとともにこの被検体
で発生したNMR信号を受信するためのRFコイル12
が取り付けられている。
【0013】マグネットアセンブリ11の傾斜磁場コイ
ルに傾斜磁場用電流を供給する回路として、磁場制御回
路21が設けられる。この磁場制御回路21には波形発
生回路53からの波形信号が送られる。この波形発生回
路53には、傾斜磁場Gs、Gp、Grの各パルス波形
に関する情報が、あらかじめコンピュータ51によりセ
ットされている。シーケンスコントローラ52から指示
されたタイミングで波形発生回路53から波形信号が生
じ、これが磁場制御回路21に送られることにより、そ
の波形信号で定められる波形のパルスとされた傾斜磁場
Gs、Gp、Grがそれぞれ発生することになる。
ルに傾斜磁場用電流を供給する回路として、磁場制御回
路21が設けられる。この磁場制御回路21には波形発
生回路53からの波形信号が送られる。この波形発生回
路53には、傾斜磁場Gs、Gp、Grの各パルス波形
に関する情報が、あらかじめコンピュータ51によりセ
ットされている。シーケンスコントローラ52から指示
されたタイミングで波形発生回路53から波形信号が生
じ、これが磁場制御回路21に送られることにより、そ
の波形信号で定められる波形のパルスとされた傾斜磁場
Gs、Gp、Grがそれぞれ発生することになる。
【0014】RF発生回路31で発生したRF信号は振
幅変調回路32に送られ、これがキャリア信号となり、
波形発生回路53から送られてくる波形信号に応じて振
幅変調される。この振幅変調後のRF信号は、RF電力
増幅器33を経て増幅された後、RFコイル12に加え
られる。このRF発生回路31は周波数シンセサイザな
どから構成され、その周波数はコンピュータ51によっ
て制御される。RF発生回路31から出力されるRF信
号は、振幅変調回路32のほか位相検波回路42にも送
られる。このRF信号の周波数は磁場中心における共鳴
周波数に合致させられる。上記の変調信号の波形に関す
る情報はコンピュータ51から波形発生回路53にあら
かじめ与えられる。波形発生回路53やRF発生回路3
1のタイミングはシーケンスコントローラ52により定
められる。
幅変調回路32に送られ、これがキャリア信号となり、
波形発生回路53から送られてくる波形信号に応じて振
幅変調される。この振幅変調後のRF信号は、RF電力
増幅器33を経て増幅された後、RFコイル12に加え
られる。このRF発生回路31は周波数シンセサイザな
どから構成され、その周波数はコンピュータ51によっ
て制御される。RF発生回路31から出力されるRF信
号は、振幅変調回路32のほか位相検波回路42にも送
られる。このRF信号の周波数は磁場中心における共鳴
周波数に合致させられる。上記の変調信号の波形に関す
る情報はコンピュータ51から波形発生回路53にあら
かじめ与えられる。波形発生回路53やRF発生回路3
1のタイミングはシーケンスコントローラ52により定
められる。
【0015】RFコイル12によって受信されたNMR
信号は前置増幅器41を経て位相検波回路42に送られ
て位相検波される。この位相検波のための参照周波数を
与えるものとして上記のRF発生回路31からのRF信
号が送られている。位相検波によって得られた信号は、
シーケンスコントローラ52によって制御されたA/D
変換器43により所定のサンプリングタイミングでサン
プルされ、デジタルデータに変換される。
信号は前置増幅器41を経て位相検波回路42に送られ
て位相検波される。この位相検波のための参照周波数を
与えるものとして上記のRF発生回路31からのRF信
号が送られている。位相検波によって得られた信号は、
シーケンスコントローラ52によって制御されたA/D
変換器43により所定のサンプリングタイミングでサン
プルされ、デジタルデータに変換される。
【0016】A/D変換器43から得られたデータはコ
ンピュータ51に取り込まれる。コンピュータ51は、
収集したデジタルデータを2次元フーリエ変換して画像
を再構成する処理などを行なう。またこのコンピュータ
51は、種々の撮像シーケンスを構成するパルスシーケ
ンスに応じて、上記の通り、シーケンスコントローラ5
2や波形発生回路53に必要なデータをセットするとと
もに、RF発生回路31を制御してその周波数を定め、
また前置増幅器41や位相検波回路42を制御してこれ
らのゲインなどを定め、さらにA/D変換器43をコン
トロールする。
ンピュータ51に取り込まれる。コンピュータ51は、
収集したデジタルデータを2次元フーリエ変換して画像
を再構成する処理などを行なう。またこのコンピュータ
51は、種々の撮像シーケンスを構成するパルスシーケ
ンスに応じて、上記の通り、シーケンスコントローラ5
2や波形発生回路53に必要なデータをセットするとと
もに、RF発生回路31を制御してその周波数を定め、
また前置増幅器41や位相検波回路42を制御してこれ
らのゲインなどを定め、さらにA/D変換器43をコン
トロールする。
【0017】このように構成されたMRイメージング装
置において、コンピュータ51およびシーケンスコント
ローラ52の制御の下にたとえば図1に示すような高速
イメージングシーケンスを行なう。この図1に示したパ
ルスシーケンスはGRASE法によるもので、とくに図
1の期間Bで行なうシーケンスが通常のGRASE法そ
のものとなっており、ここではそれに先立つ期間Aでプ
リスキャンを行なう。
置において、コンピュータ51およびシーケンスコント
ローラ52の制御の下にたとえば図1に示すような高速
イメージングシーケンスを行なう。この図1に示したパ
ルスシーケンスはGRASE法によるもので、とくに図
1の期間Bで行なうシーケンスが通常のGRASE法そ
のものとなっており、ここではそれに先立つ期間Aでプ
リスキャンを行なう。
【0018】まず最初に図1の期間Bで行なう通常のG
RASE法によるシーケンスについて説明する。この部
分については図2に拡大して示している。図2において
1個の90°パルス(励起パルス)を印加すると同時に
スライス選択用傾斜磁場Gsのパルスを加える。つぎ
に、複数個(ここでは3個)の180゜パルス(リフォ
ーカスパルス)を加え、これらのRFパルスの各々と同
時にGsパルスを加える。
RASE法によるシーケンスについて説明する。この部
分については図2に拡大して示している。図2において
1個の90°パルス(励起パルス)を印加すると同時に
スライス選択用傾斜磁場Gsのパルスを加える。つぎ
に、複数個(ここでは3個)の180゜パルス(リフォ
ーカスパルス)を加え、これらのRFパルスの各々と同
時にGsパルスを加える。
【0019】そして読み出し用(および周波数エンコー
ド用)の傾斜磁場Grのパルスを上記の90°パルスと
最初の180°パルスの間隔内およびその後の180°
パルスと180°パルスの各間隔内で加え、さらに、こ
のGrパルスを180゜パルスと180゜パルスとの間
で複数回(ここでは2回)スイッチングさせる。これに
より、スピンエコー信号S2、S5、S8に加えてグラ
ジェントエコー信号S1、S3、S4、S6、S7、S
9を発生させる。
ド用)の傾斜磁場Grのパルスを上記の90°パルスと
最初の180°パルスの間隔内およびその後の180°
パルスと180°パルスの各間隔内で加え、さらに、こ
のGrパルスを180゜パルスと180゜パルスとの間
で複数回(ここでは2回)スイッチングさせる。これに
より、スピンエコー信号S2、S5、S8に加えてグラ
ジェントエコー信号S1、S3、S4、S6、S7、S
9を発生させる。
【0020】これらの信号S1〜S9の発生直前に位相
エンコード用の傾斜磁場Gpのパルスをそれぞれ加える
が、Gpパルスの波高値を変えてその信号S1〜S9の
各々に加わる位相エンコード用傾斜磁場の印加量が変化
するようにし、これによって1回の励起によって複数位
相エンコードの信号を得るようにしている。なお180
°パルスの直前に加えられるGpパルスはリワインド用
であってつぎの180゜パルスが加わる前に積算の位相
エンコード量をいったん零に戻すものである。これらの
信号S1〜S9の発生に合わせてA/D変換のためのサ
ンプリグパルスが図2のように加えられる。
エンコード用の傾斜磁場Gpのパルスをそれぞれ加える
が、Gpパルスの波高値を変えてその信号S1〜S9の
各々に加わる位相エンコード用傾斜磁場の印加量が変化
するようにし、これによって1回の励起によって複数位
相エンコードの信号を得るようにしている。なお180
°パルスの直前に加えられるGpパルスはリワインド用
であってつぎの180゜パルスが加わる前に積算の位相
エンコード量をいったん零に戻すものである。これらの
信号S1〜S9の発生に合わせてA/D変換のためのサ
ンプリグパルスが図2のように加えられる。
【0021】このようなGRASE法のパルスシーケン
スにおいては、静磁場の不均一や渦電流等に基づく誤差
により信号群S1、S4、S7と、信号群S2、S5、
S8と、信号群S3、S6、S9との間に位相誤差が発
生する。信号群S2、S5、S8に関しては他の信号群
S1、S3、S4、S6、S7、S9とは逆極性のGr
パルスが加わるので、サンプリングデータの時間順序を
逆転させてKスペース(生データ空間)に配置する必要
があり、そのためGrパルスの応答遅れ等によって信号
群S2、S5、S8は、他の信号群S1、S3、S4、
S6、S7、S9との間にさらに位相誤差を生じる。
スにおいては、静磁場の不均一や渦電流等に基づく誤差
により信号群S1、S4、S7と、信号群S2、S5、
S8と、信号群S3、S6、S9との間に位相誤差が発
生する。信号群S2、S5、S8に関しては他の信号群
S1、S3、S4、S6、S7、S9とは逆極性のGr
パルスが加わるので、サンプリングデータの時間順序を
逆転させてKスペース(生データ空間)に配置する必要
があり、そのためGrパルスの応答遅れ等によって信号
群S2、S5、S8は、他の信号群S1、S3、S4、
S6、S7、S9との間にさらに位相誤差を生じる。
【0022】そこで、ここでは図1に示すように通常の
GRASE法によるパルスシーケンスに先立って期間A
においてプリスキャンを行なう。このプリスキャンは位
相エンコード用傾斜磁場Gpを一切加えないだけで、他
は通常のGRASE法によるパルスシーケンスと同様で
ある。この期間Aのプリスキャンにおいて発生する信号
S1〜S9に対してA/Dサンプリングを行ない、その
各々の信号からデータを得る。そして、各エコー信号に
ついて信号ピークの位相Φ0と、信号ピークの位置ずれ
量nとを求める。ここで、信号ピークの位相Φ0という
のは、ピークを示すデータの位相であり位相検波により
得られた実数部と虚数部のデータから求められる。また
信号ピークの位置ずれ量nというのは、ピークを示すデ
ータの生データ空間上での場所、つまりそのデータが周
波数方向(時間軸上での並び順)においてn個分ずれて
いることを表わすものである。
GRASE法によるパルスシーケンスに先立って期間A
においてプリスキャンを行なう。このプリスキャンは位
相エンコード用傾斜磁場Gpを一切加えないだけで、他
は通常のGRASE法によるパルスシーケンスと同様で
ある。この期間Aのプリスキャンにおいて発生する信号
S1〜S9に対してA/Dサンプリングを行ない、その
各々の信号からデータを得る。そして、各エコー信号に
ついて信号ピークの位相Φ0と、信号ピークの位置ずれ
量nとを求める。ここで、信号ピークの位相Φ0という
のは、ピークを示すデータの位相であり位相検波により
得られた実数部と虚数部のデータから求められる。また
信号ピークの位置ずれ量nというのは、ピークを示すデ
ータの生データ空間上での場所、つまりそのデータが周
波数方向(時間軸上での並び順)においてn個分ずれて
いることを表わすものである。
【0023】つぎに図4のフローチャートに示すように
期間Bに移って通常のGRASE法による本スキャンを
行なう。図2に示すようなパルスシーケンスをGpパル
スの大きさを変化させながら必要な位相エンコードステ
ップ数が達成されるまで繰り返す。これによってKスペ
ースにくまなく配置されるような生データの収集がすべ
て完了する。
期間Bに移って通常のGRASE法による本スキャンを
行なう。図2に示すようなパルスシーケンスをGpパル
スの大きさを変化させながら必要な位相エンコードステ
ップ数が達成されるまで繰り返す。これによってKスペ
ースにくまなく配置されるような生データの収集がすべ
て完了する。
【0024】このKスペース上の生データの各々に対し
てΦ0の逆回転行列がつぎの数式2のようにかけられ
る。
てΦ0の逆回転行列がつぎの数式2のようにかけられ
る。
【数2】 ここでSRは実数部のデータであり、SIは虚数部のデ
ータである。数式2の演算によって、磁場強度の周波数
方向0次の誤差による位相の誤差が補正されたデータ
S’R,S’Iが得られる。
ータである。数式2の演算によって、磁場強度の周波数
方向0次の誤差による位相の誤差が補正されたデータ
S’R,S’Iが得られる。
【0025】その後、負極性のGrをかけた信号S2、
S5、S8から得たデータ列を逆方向に並べる(つまり
時間順序が逆になるように配置換えする)。このような
並べ換えが終わった生データに対して、周波数方向(サ
ンプリング時間方向)に1次元フーリエ変換を行なう。
これによりGr方向(周波数エンコード方向)のピクセ
ルが再現される。
S5、S8から得たデータ列を逆方向に並べる(つまり
時間順序が逆になるように配置換えする)。このような
並べ換えが終わった生データに対して、周波数方向(サ
ンプリング時間方向)に1次元フーリエ変換を行なう。
これによりGr方向(周波数エンコード方向)のピクセ
ルが再現される。
【0026】つぎに、この1次元フーリエ変換終了後の
2次元的なデータ配列の各々のデータを回転させる。す
なわち、各々の複素データに対して後述の数式6をかけ
る演算を行なう。この回転によって磁場強度の周波数方
向1次の誤差による位相の誤差が補正されることにな
る。
2次元的なデータ配列の各々のデータを回転させる。す
なわち、各々の複素データに対して後述の数式6をかけ
る演算を行なう。この回転によって磁場強度の周波数方
向1次の誤差による位相の誤差が補正されることにな
る。
【0027】このことについて、もう少し詳しく説明す
ると、信号ピークがk’xだけずれた信号のフーリエ変
換はつぎの数式3のようになる。
ると、信号ピークがk’xだけずれた信号のフーリエ変
換はつぎの数式3のようになる。
【数3】 ここでkxというのはGrによる周波数シフト量であ
る。つまり、ラーモアの定理 ω=γ・H から kx=γ・∫Gr(t)dt =γ・Gr・t …(イ) である。
る。つまり、ラーモアの定理 ω=γ・H から kx=γ・∫Gr(t)dt =γ・Gr・t …(イ) である。
【0028】kx−k’x=Kとおくと、上記の数式3
はつぎの数式4のようになる。
はつぎの数式4のようになる。
【数4】 これから1次元フーリエ変換後のデータにつぎの数式5
で表わされるものをかければ、信号ピークのずれを補正
できることが分かる。
で表わされるものをかければ、信号ピークのずれを補正
できることが分かる。
【数5】
【0029】ところで、上記の(イ)式よりつぎの
(ロ)式が得られる。 Δkx≡γ・Gr・Δt …(ロ) ここにΔtはデータのサンプリング周期であり、Δkx
はその期間ΔtでのGr印加により生じる周波数シフト
量である。これから上記のk’xは k’x=n・Δkx …(ハ) と表わされる。
(ロ)式が得られる。 Δkx≡γ・Gr・Δt …(ロ) ここにΔtはデータのサンプリング周期であり、Δkx
はその期間ΔtでのGr印加により生じる周波数シフト
量である。これから上記のk’xは k’x=n・Δkx …(ハ) と表わされる。
【0030】また、周波数方向の位置xは、その方向の
画像の大きさをLx、その方向のマトリクス数(全ピク
セル数)をNxとすれば、つぎの(ニ)式で表わすこと
ができる。 x=i・(Lx/Nx) …(ニ) ここで、iは周波数方向のピクセル番号である。
画像の大きさをLx、その方向のマトリクス数(全ピク
セル数)をNxとすれば、つぎの(ニ)式で表わすこと
ができる。 x=i・(Lx/Nx) …(ニ) ここで、iは周波数方向のピクセル番号である。
【0031】一方、周波数方向の位置xでは、つぎの
(ホ)式が成り立っている。 ω=γ・Gr・x …(ホ) そのため、周波数方向での再構成画像の縁から縁までの
周波数差Δfは、 Δf=γ・Gr・Lx …(ヘ) となる。
(ホ)式が成り立っている。 ω=γ・Gr・x …(ホ) そのため、周波数方向での再構成画像の縁から縁までの
周波数差Δfは、 Δf=γ・Gr・Lx …(ヘ) となる。
【0032】このΔfを周期Δtでサンプリングするの
であるから、サンプリング定理よりつぎの(ト)式が成
り立っているとしてよい。 Δt・Δf=1 …(ト) そこで、上記の(ロ)式、(ヘ)式より Δkx・Lx=1 …(チ) である。
であるから、サンプリング定理よりつぎの(ト)式が成
り立っているとしてよい。 Δt・Δf=1 …(ト) そこで、上記の(ロ)式、(ヘ)式より Δkx・Lx=1 …(チ) である。
【0033】したがって、上記の(ハ)式、(ニ)式、
(チ)式より、つぎの(リ)式を導き出すことができ
る。 k’x・x=n・Δkx・(i・Lx/Nx) =n・(i/Nx) …(リ) すなわち、1次元フーリエ変換後のピクセルごとのデー
タに対して数式6
(チ)式より、つぎの(リ)式を導き出すことができ
る。 k’x・x=n・Δkx・(i・Lx/Nx) =n・(i/Nx) …(リ) すなわち、1次元フーリエ変換後のピクセルごとのデー
タに対して数式6
【数6】 をかけて回転させることにより、信号ピークのずれが補
正され、周波数方向1次の磁場強度誤差による位相誤差
を補正することができる。
正され、周波数方向1次の磁場強度誤差による位相誤差
を補正することができる。
【0034】つぎに図4に示すように、データ配列に対
して位相方向に1次元フーリエ変換して画像を再構成
し、その再構成画像を表示することになる。この再構成
画像は、周波数エンコード方向での磁場強度の誤差によ
る位相誤差を補正したデータから得られたものであるた
め、それに基づくアーティファクトをなくすことができ
る。
して位相方向に1次元フーリエ変換して画像を再構成
し、その再構成画像を表示することになる。この再構成
画像は、周波数エンコード方向での磁場強度の誤差によ
る位相誤差を補正したデータから得られたものであるた
め、それに基づくアーティファクトをなくすことができ
る。
【0035】なお、上記では、各エコー信号ごとに得ら
れたデータに対して回転処理を行なっているが、マルチ
スライスの場合には、そのスライスごとにプリスキャン
を行ない、各スライスごとのデータに対して同様の処理
を行なうことになる。また、上記ではGRASE法につ
いて説明したが、EPI法やSE−EPI法などにも適
用可能であることはもちろんである。
れたデータに対して回転処理を行なっているが、マルチ
スライスの場合には、そのスライスごとにプリスキャン
を行ない、各スライスごとのデータに対して同様の処理
を行なうことになる。また、上記ではGRASE法につ
いて説明したが、EPI法やSE−EPI法などにも適
用可能であることはもちろんである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のMRイ
メージング装置によれば、静磁場の不均一や渦電流、あ
るいはサンプリングしたデータの時間順序をデータアレ
イ上で逆転させて配置することなどに起因する位相誤差
を補正してアーティファクトのない再構成画像を得るこ
とができる。
メージング装置によれば、静磁場の不均一や渦電流、あ
るいはサンプリングしたデータの時間順序をデータアレ
イ上で逆転させて配置することなどに起因する位相誤差
を補正してアーティファクトのない再構成画像を得るこ
とができる。
【図1】この発明の実施の形態にかかるMRイメージン
グ装置で行なうパルスシーケンスを示すタイムチャー
ト。
グ装置で行なうパルスシーケンスを示すタイムチャー
ト。
【図2】図1のパルスシーケンスの期間Bについてのみ
示すタイムチャート。
示すタイムチャート。
【図3】この発明の実施の形態にかかるMRイメージン
グ装置のブロック図。
グ装置のブロック図。
【図4】動作を示すフローチャート。
11 マグネットアセンブリ 12 RFコイル 21 磁場制御回路 31 RF発生回路 32 振幅変調回路 33 RF電力増幅器 41 前置増幅器 42 位相検波回路 43 A/D変換器 51 コンピュータ 52 シーケンスコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−277196(JP,A) 特開 平8−56920(JP,A) 特開 平7−163544(JP,A) 特開 平8−266505(JP,A) 特公 平7−32765(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055 JICSTファイル(JOIS)
Claims (1)
- 【請求項1】 励起パルスを発生するRF印加手段と、
スライス選択用傾斜磁場パルスを印加する手段と、位相
エンコード用傾斜磁場パルスを印加する手段と、読み出
し用傾斜磁場パルスを印加する手段と、エコー信号を受
信し、位相検波した後サンプリングしてA/D変換しデ
ータを得る手段と、位相エンコード用傾斜磁場パルスを
印加しないプリスキャンを行なった後位相エンコード用
傾斜磁場パルスを印加する本スキャンを行なうよう制御
する手段と、 プリスキャンにより得たデータから各エコー信号につい
て信号ピークの位相Φ0と信号ピークの位置ずれ量nと
を求め、これらに基づいて本スキャンによって得たデー
タ配列の各々の生データに対して、SRを生データの実
数部、SIを生データの虚数部としたとき、つぎの数式
2で示すΦ0の逆回転行列をかける演算処理を施し、 【数2】 求めたデータS’RおよびS’Iを配列したデータ配列
に対して、周波数方向に1次元フーリエ変換し、さらに
この1次元フーリエ変換後のデータ配列の各々のデータ
に対してつぎの数式6をかける演算を行ってデータを回
転させ、 【数6】 この回転後のデータ配列に対して位相方向に1次元フー
リエ変換して画像を再構成する演算手段とを有すること
を特徴とするMRイメージング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07276259A JP3116785B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | Mrイメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07276259A JP3116785B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | Mrイメージング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0994242A JPH0994242A (ja) | 1997-04-08 |
JP3116785B2 true JP3116785B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17566942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07276259A Expired - Fee Related JP3116785B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | Mrイメージング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116785B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP07276259A patent/JP3116785B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0994242A (ja) | 1997-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |