JP2004057682A - Mrイメージング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】FSE法を用いて短い撮像時間で、T1強調画像を含んだ種々のコントラストの複数画像を得る。
【解決手段】1TR内で、FSE法によるパルス系列Iを行なった後、時間間隔tを置いてFSE法によるパルス系列IIを行なう。パルス系列I、IIの各々では90°パルスの後180°パルスを4回印加するとともにスライス選択用傾斜磁場Gsのパルスを加え、エコー信号の各々に対して読み出し(周波数エンコード)用傾斜磁場Grのパルスと位相エンコード用傾斜磁場Gpのパルスをそれぞれ加えて、パルス系列Iにおけるエコー信号S1〜S4の各々から得られるデータが一つのKスペースの異なる位相方向位置に配置されるような位相エンコードを施すとともに、パルス系列IIにおけるエコー信号S5〜S8の各々から得られるデータが他の一つのKスペースの異なる位相方向位置に配置されるような位相エンコードを施す。
【選択図】 図2
【解決手段】1TR内で、FSE法によるパルス系列Iを行なった後、時間間隔tを置いてFSE法によるパルス系列IIを行なう。パルス系列I、IIの各々では90°パルスの後180°パルスを4回印加するとともにスライス選択用傾斜磁場Gsのパルスを加え、エコー信号の各々に対して読み出し(周波数エンコード)用傾斜磁場Grのパルスと位相エンコード用傾斜磁場Gpのパルスをそれぞれ加えて、パルス系列Iにおけるエコー信号S1〜S4の各々から得られるデータが一つのKスペースの異なる位相方向位置に配置されるような位相エンコードを施すとともに、パルス系列IIにおけるエコー信号S5〜S8の各々から得られるデータが他の一つのKスペースの異なる位相方向位置に配置されるような位相エンコードを施す。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、NMR(核磁気共鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージング装置に関し、とくに高速スピンエコー法とよばれる撮像スキャン法によりコントラストの異なる複数画像を高速に得るMRイメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、MRイメージング装置の撮像スキャン法として高速スピンエコー法(以下、FSE( Fast Spin Echo の略)法と称する)が知られている( ” RARE Imaging : A Fast Imaging Method for Clinical MR ”,Magnetic Resonance in Medicine, 3,pp823−833, 1986 )。このFSE法では、まず、90°パルス(章動パルス)を印加した後、複数個の180゜パルス(リフォーカスパルス)を加えるとともに、これらのRFパルスの各々と同時にスライス選択用傾斜磁場パルスを加える。そして、読み出し(および周波数エンコード)用傾斜磁場パルスを加えて、複数個のスピンエコーの信号を180゜パルスと180゜パルスとの間で各々発生させる。これらの信号の発生直前に位相エンコード用傾斜磁場パルスをそれぞれ加えて所定の一方向の位置情報に関して位相エンコードを施す。その各々の位相エンコード用傾斜磁場パルスの印加量を、それらの信号から得たデータがKスペース(生データ空間)上で位相方向の異なる場所に配置されるものとなるような位相エンコード量に対応させる。
【0003】
このFSE法によると、1TR(パルスシーケンスの1繰り返し時間)でKスペース上の異なる多数のラインに配置すべきデータを得ることができるため、TR数を少なくできて高速撮像が可能となる。
【0004】
このFSE法において、2つの異なるコントラスト画像を得る場合には、TR内の一連のエコー信号群を前半と後半に二分し、前半のエコー信号群から得たデータを一方のKスペースに、後半のエコー信号群から得たデータを他方のKスペースに、それぞれ配置し、それぞれのKスペースで別々の画像を構成する。たとえば、1TRにおいて8個の信号を得るものとして、その前半の4個を一方のKスペースに配置して第1コントラスト画像を得、後半の4個を他方のKスペースに配置して第2コントラスト画像を得る。
【0005】
この場合、第1コントラスト画像は、TRが長くエコー時間TEが短いという撮像条件となるので、プロトン密度強調画像となり、第2コントラスト画像は、TRが長くTEが長いという撮像条件となるので、T2強調画像となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のようにFSE法を用いてコントラストの異なる複数画像を得る場合、TR、TEの条件が定まってしまうため、プロトン密度強調画像とT2強調画像しか得られないという問題がある。臨床においては、T1強調画像が診断に有用であるから、これが得られないことは大きな問題であった。
【0007】
この発明は、上記に鑑み、FSE法を用いてコントラストの異なる複数画像を得る場合に、T2強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT2強調画像とT1強調画像というように、T1強調画像を含んだ種々のコントラストの画像を組み合わせて得ることができるように改善した、MRイメージング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明によるMRイメージング装置においては、
被検体が置かれる空間内に静磁場を発生する静磁場発生手段と、
上記空間内に、スライス選択用傾斜磁場パルス、位相エンコード用傾斜磁場パルスおよび読み出し用傾斜磁場パルスを印加する傾斜磁場パルス印加手段と、
上記空間内に章動RFパルスおよびリフォーカスRFパルスを印加するRF送信手段と、
エコー信号を受信し、位相検波した後サンプリングしてA/D変換してデータを得る受信手段と、
上記RF送信手段、傾斜磁場パルス印加手段および受信手段を制御して、1個の章動RFパルスを印加した後複数個のリフォーカスRFパルスを順次印加することによりそれぞれスピンエコーの信号を発生させるパルス系列を、1繰り返し時間内で所定時間の間隔を置いて少なくとも2回行い、それぞれのパルス系列内で得られるエコー信号からのデータを対応する各々のKスペースに配列し、かつ各パルス系列内で得られた複数エコー信号からのデータの各々をKスペース上の各ラインに配置すべく、各エコー信号についての位相エンコード量を定めてパルスシーケンスを行う制御手段と、
データが配列された複数Kスペースの各々よりそれぞれ画像を再構成する画像再構成手段と
を備えることが特徴となっている。
【0009】
1繰り返し時間TR内で所定時間の間隔tを置いて、1個の章動RFパルスを印加した後複数個のリフォーカスRFパルスを順次印加することによりそれぞれスピンエコーの信号を発生させるパルス系列を、少なくとも2回行なって、それぞれでデータ収集している。時間間隔を比較的短いものとして、2番目のパルス系列を、1番目のパルス系列で励起した縦磁化が完全に回復する前に行なえば、T1強調画像を得ることができるなど、TRとtとの適宜な調整により、T1強調画像を含んだ異なる種々のコントラストの画像のデータを1TRで収集することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この発明にかかるMRイメージング装置は、図1で示すように構成されている。図1において主マグネット11は強力な静磁場を発生するもので、この静磁場空間内に図示しない被検体が配置される。また、傾斜磁場コイル12は、X,Y,Zの直交3軸方向に磁場強度が傾斜する3つの傾斜磁場Gx、Gy、Gzを、上記静磁場に重畳するようにして発生するよう3組設けられている。被検体には送信用のRFコイル13と、NMR信号の受信用RFコイル14とが取り付けられる。
【0011】
ホストコンピュータ21はシステム全体の制御を行い、シーケンサ22はこのホストコンピュータ21の制御の下で、被検体の所望の断面での画像を再構成するためのデータを収集するシーケンス(後に図2を参照しながら説明する)を行うのに必要な種々の命令を送信系、受信系および傾斜磁場発生系に送る。傾斜磁場発生については、波形発生器15からGx、Gy、Gzに関する所定のパルス波形を所定のタイミングで発生させて、傾斜磁場電源16に送らせ、傾斜磁場コイル12からその波形・タイミングのGx、Gy、Gzを発生させる。図2のパルスシーケンスで示すスライス選択用傾斜磁場Gs、読み出し用(周波数エンコード用)傾斜磁場Gr、位相エンコード用傾斜磁場Gpは、これらGx、Gy、Gzのいずれか1つを用い、あるいはいくつかずつを組み合わせて作られる。
【0012】
また、波形発生器15は、シーケンサ22の制御の下でRFパルスの波形を所定のタイミングで発生して振幅変調器24に送る。この振幅変調器24には、RF信号発生器23からのRF信号がキャリアとして送られてきており、このキャリアが波形発生器15からの波形信号に応じて振幅変調される。このRF信号発生器23は、被検体の共鳴周波数に相当する周波数のRF信号を発生するようにホストコンピュータ21によってセットされている。振幅変調器24の出力はRFパワーアンプ25を経てRFコイル13に送られる。こうして、RFコイル13から送信されるRF信号の波形とタイミングとがシーケンサ22によって定められることにより、図2に示す90°パルスや180°パルスが被検体に照射されることになる。
【0013】
被検体から発生したNMR信号は受信用のRFコイル14で受信され、プリアンプ26を経て位相検波器27に送られる。位相検波器27には、送信RFパルスのキャリアとなっているRF信号が、RF信号発生器23から送られてきており、この信号が参照信号として用いられて位相検波が行われる。A/D変換器28は、シーケンサ22によってタイミングや周波数などが制御されたサンプリングパルス発生器29からのサンプリングパルスに応じて、位相検波器27からの検波信号をサンプリングし、デジタルデータに変換する。このデジタルデータはホストコンピュータ21に取り込まれ、画像再構成装置33によってフーリエ変換処理される。これによって再構成された画像はディスプレイ装置32によって表示される。指示器31は、オペレータ等がホストコンピュータ21に必要な指示を与えるためのキーボードやマウスなどである。
【0014】
このようなMRイメージング装置において、ホストコンピュータ21およびシーケンサ22の制御の下に図2に示すようなFSE法によるパルスシーケンスが行なわれる。図2において、1TR内で、1個の90゜パルス(章動RFパルス)を印加した後、複数個(ここでは4個)の180゜パルス(リフォーカスRFパルス)を加えるとともに、これらのRFパルスの各々と同時にスライス選択用の傾斜磁場Gsのパルスを加え、さらに読み出し用(および周波数エンコード用)の傾斜磁場Grのパルスを上記のRFパルスの間隔内で加えて、それぞれの180°パルスの後に4個のスピンエコーの信号を発生させるというパルス系列を2回行なう。最初のパルス系列Iとつぎのパルス系列IIとの間には所定の時間間隔tを置く。
【0015】
パルス系列Iで発生させる4個のエコー信号を順にS1、S2、S3、S4とし、パルス系列IIで発生させる4個のエコー信号を順にS5、S6、S7、S8とすると、パルス系列IのS1〜S4から得たデータが図3に示すように一つのKスペースの各ラインに配列され、パルス系列IIのS5〜S8から得たデータが図4に示すように別のKスペースの各ラインに配列されるよう、エコー信号S1〜S8の各々に対する位相エンコード量が定められる。
【0016】
すなわち、パルス系列IのS1〜S4から得たデータにより一つのKスペースを形成し、パルス系列IIのS5〜S8から得たデータにより他の一つのKスペースの形成する。ここでは、パルス系列Iにおいて発生する信号の、より遅く発生する信号がKスペースの位相方向(図3の縦方向)中心付近(低周波側)に、より早く発生する信号がKスペースの位相方向周辺付近(図3の上下端付近、高周波側)に、配置されるよう位相エンコードが施される。信号S4からのデータがKスペースの中心付近に、S3からのデータがS4からのデータの両隣において隣接した位置に、S2からのデータがS3からのデータの両隣において隣接した位置に、S1からのデータがS2からのデータの両隣において隣接した位置に、というように遅く発生したものが中央に配置され早く発生したものが上下端に向かって配置される。
【0017】
パルス系列IIにおいて発生する信号については、パルス系列Iの信号配列とは反対に、図4に示すように、より早く発生する信号がKスペースの位相方向中心付近(図4の縦方向中央付近、低周波側)に、より遅く発生する信号がKスペースの位相方向周辺付近(図4の上下端付近、高周波側)に、配置されるよう位相エンコードが施される。信号S5からのデータがKスペースの中央付近に、信号S6からのデータがS5からのデータの両隣に、S7からのデータがS6からのデータの周辺方向のさらに両隣に、S8からのデータがS7からのデータの周辺方向両隣に、というように、早く発生したものが中央に、より遅く発生したものは順に上下端に向かって配置される。
【0018】
このようにしてデータ配列された2つのKスペースからそれぞれ画像が再構成される。それぞれのKスペースに配列されたデータに対して2次元フーリエ変換処理を行なうことにより2つの画像が得られる。
【0019】
ここでTRを4000ms程度に定めるとともに、時間間隔tを100ms〜500msに定めると、図3のKスペースから得られる第1画像はT2強調画像となり、図4のKスペースから得られる第2画像はT1強調画像となる。第1画像のコントラストを決定するKスペース中央付近の信号は図3に示すように遅く発生したものとしているので、TEが比較的長く、かつTRが十分に長くて十分に回復した状態で得た信号により画像のコントラストが定まるためである。また、第2画像のデータ収集(パルス系列II)は、パルス系列Iから比較的短い間隔tの後で行われているので、パルス系列Iにおいて励起されたスピンの縦磁化の回復がある程度進み、完全には回復していない状態であるため、T1回復時間差に依存した信号を測定することができるからである。
【0020】
図5は、マルチスライス撮像の場合のシーケンスを示すものである。ここでは6つのスライスを1TRで撮像することとしており、各スライスの時間間隔tの間に、他のスライスのパルス系列IまたはIIを行なうようにして6スライス分全体のデータ収集時間効率を向上させている。
【0021】
なお、上記は一つの実施形態を示すものであって、この発明が上記に限定される趣旨でないことはいうまでもないであろう。たとえば、図2のパルスシーケンスを少し変形させ、パルス系列Iで1個の90°パルスと8個の180°パルスを加えて8個のスピンエコー信号を得、その前半、後半の4個ずつの信号でそれぞれ1つのKスペースを埋めるようにし、その2つのKスペースから2つの画像を再構成するようにしてもよい。パルス系列IIは図2と同じにして、4個の信号を1つのKスペースに配列して1つの画像を再構成することは上記と同じである。この場合、パルス系列IIからはT1強調画像が得られることは同じであるが、パルス系列Iの前半よりプロトン密度強調画像が得られ、パルス系列Iの後半よりT2強調画像が得られる。パルス系列Iの後半では、TEが比較的長く、かつTRが十分に長いという条件であるためT2強調画像となることは上記と同様であるが、パルス系列Iの前半ではTRが長くて十分に長い回復時間の後に、短いTEで信号を採取しているため、プロトン密度に対応した信号が得られるからである。このようにコントラストの異なる3つの画像を得ることもできる。
【0022】
また、図2と同様に2つのパルス系列I、IIで第1、第2の2つの画像を得る場合でも、繰り返し時間TRと時間間隔tとを適宜調整したり、Kスペースの中央付近に配置する信号(画像のコントラストを定める信号)を変えたりすることにより、上記の図2のように第1画像としてT2強調画像、第2画像としてT1強調画像を得るほか、第1画像としてプロトン密度強調画像、第2画像としてT1強調画像を得たりすることなどが可能である。後者の場合、第1のKスペース(図3に対応)では信号S1を中央に、信号S4を上下端にというように配列することによって第1画像としてプロトン密度強調画像を得る。
【0023】
さらに、リフォーカスRFパルスおよびエコー信号の個数について、パルス系列I、IIで4個ずつないし8個および4個の例を述べたが、これらの個数に限定されるものではなく、増減可能である。また、パルス系列I、IIのそれぞれで得た信号は、別個のKスペースに各々配置するようにしたが、パルス系列I、IIの一方で得た信号を2つ以上のKスペースに共通に用いて配列すること(共通エコー法)もできる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のMRイメージング装置によれば、FSE法を用いて短い撮像時間でコントラストの異なる複数画像を得る場合に、T2強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT2強調画像とT1強調画像というように、臨床においてきわめて有用なT1強調画像を含んだ種々のコントラストの画像を組み合わせて得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるMRイメージング装置を示すブロック図。
【図2】同実施形態において行うパルスシーケンスを示すタイムチャート。
【図3】同実施形態における、前半の信号により構成されるKスペースの一例を示す図。
【図4】同実施形態における、後半の信号により構成されるKスペースの一例を示す図。
【図5】同実施形態におけるマルチスライス時のシーケンスを示すタイムチャート。
【符号の説明】
11 静磁場発生用主マグネット
12 傾斜磁場コイル
13 送信用RFコイル
14 受信用RFコイル
15 波形発生器
16 傾斜磁場電源
21 ホストコンピュータ
22 シーケンサ
23 RF信号発生器
24 振幅変調器
25 RFパワーアンプ
26 プリアンプ
27 位相検波器
28 A/D変換器
29 サンプリングパルス発生器
31 指示器
32 ディスプレイ装置
33 画像再構成装置
S1〜S8 スピンエコー信号
【発明の属する技術分野】
この発明は、NMR(核磁気共鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージング装置に関し、とくに高速スピンエコー法とよばれる撮像スキャン法によりコントラストの異なる複数画像を高速に得るMRイメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、MRイメージング装置の撮像スキャン法として高速スピンエコー法(以下、FSE( Fast Spin Echo の略)法と称する)が知られている( ” RARE Imaging : A Fast Imaging Method for Clinical MR ”,Magnetic Resonance in Medicine, 3,pp823−833, 1986 )。このFSE法では、まず、90°パルス(章動パルス)を印加した後、複数個の180゜パルス(リフォーカスパルス)を加えるとともに、これらのRFパルスの各々と同時にスライス選択用傾斜磁場パルスを加える。そして、読み出し(および周波数エンコード)用傾斜磁場パルスを加えて、複数個のスピンエコーの信号を180゜パルスと180゜パルスとの間で各々発生させる。これらの信号の発生直前に位相エンコード用傾斜磁場パルスをそれぞれ加えて所定の一方向の位置情報に関して位相エンコードを施す。その各々の位相エンコード用傾斜磁場パルスの印加量を、それらの信号から得たデータがKスペース(生データ空間)上で位相方向の異なる場所に配置されるものとなるような位相エンコード量に対応させる。
【0003】
このFSE法によると、1TR(パルスシーケンスの1繰り返し時間)でKスペース上の異なる多数のラインに配置すべきデータを得ることができるため、TR数を少なくできて高速撮像が可能となる。
【0004】
このFSE法において、2つの異なるコントラスト画像を得る場合には、TR内の一連のエコー信号群を前半と後半に二分し、前半のエコー信号群から得たデータを一方のKスペースに、後半のエコー信号群から得たデータを他方のKスペースに、それぞれ配置し、それぞれのKスペースで別々の画像を構成する。たとえば、1TRにおいて8個の信号を得るものとして、その前半の4個を一方のKスペースに配置して第1コントラスト画像を得、後半の4個を他方のKスペースに配置して第2コントラスト画像を得る。
【0005】
この場合、第1コントラスト画像は、TRが長くエコー時間TEが短いという撮像条件となるので、プロトン密度強調画像となり、第2コントラスト画像は、TRが長くTEが長いという撮像条件となるので、T2強調画像となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のようにFSE法を用いてコントラストの異なる複数画像を得る場合、TR、TEの条件が定まってしまうため、プロトン密度強調画像とT2強調画像しか得られないという問題がある。臨床においては、T1強調画像が診断に有用であるから、これが得られないことは大きな問題であった。
【0007】
この発明は、上記に鑑み、FSE法を用いてコントラストの異なる複数画像を得る場合に、T2強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT2強調画像とT1強調画像というように、T1強調画像を含んだ種々のコントラストの画像を組み合わせて得ることができるように改善した、MRイメージング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明によるMRイメージング装置においては、
被検体が置かれる空間内に静磁場を発生する静磁場発生手段と、
上記空間内に、スライス選択用傾斜磁場パルス、位相エンコード用傾斜磁場パルスおよび読み出し用傾斜磁場パルスを印加する傾斜磁場パルス印加手段と、
上記空間内に章動RFパルスおよびリフォーカスRFパルスを印加するRF送信手段と、
エコー信号を受信し、位相検波した後サンプリングしてA/D変換してデータを得る受信手段と、
上記RF送信手段、傾斜磁場パルス印加手段および受信手段を制御して、1個の章動RFパルスを印加した後複数個のリフォーカスRFパルスを順次印加することによりそれぞれスピンエコーの信号を発生させるパルス系列を、1繰り返し時間内で所定時間の間隔を置いて少なくとも2回行い、それぞれのパルス系列内で得られるエコー信号からのデータを対応する各々のKスペースに配列し、かつ各パルス系列内で得られた複数エコー信号からのデータの各々をKスペース上の各ラインに配置すべく、各エコー信号についての位相エンコード量を定めてパルスシーケンスを行う制御手段と、
データが配列された複数Kスペースの各々よりそれぞれ画像を再構成する画像再構成手段と
を備えることが特徴となっている。
【0009】
1繰り返し時間TR内で所定時間の間隔tを置いて、1個の章動RFパルスを印加した後複数個のリフォーカスRFパルスを順次印加することによりそれぞれスピンエコーの信号を発生させるパルス系列を、少なくとも2回行なって、それぞれでデータ収集している。時間間隔を比較的短いものとして、2番目のパルス系列を、1番目のパルス系列で励起した縦磁化が完全に回復する前に行なえば、T1強調画像を得ることができるなど、TRとtとの適宜な調整により、T1強調画像を含んだ異なる種々のコントラストの画像のデータを1TRで収集することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この発明にかかるMRイメージング装置は、図1で示すように構成されている。図1において主マグネット11は強力な静磁場を発生するもので、この静磁場空間内に図示しない被検体が配置される。また、傾斜磁場コイル12は、X,Y,Zの直交3軸方向に磁場強度が傾斜する3つの傾斜磁場Gx、Gy、Gzを、上記静磁場に重畳するようにして発生するよう3組設けられている。被検体には送信用のRFコイル13と、NMR信号の受信用RFコイル14とが取り付けられる。
【0011】
ホストコンピュータ21はシステム全体の制御を行い、シーケンサ22はこのホストコンピュータ21の制御の下で、被検体の所望の断面での画像を再構成するためのデータを収集するシーケンス(後に図2を参照しながら説明する)を行うのに必要な種々の命令を送信系、受信系および傾斜磁場発生系に送る。傾斜磁場発生については、波形発生器15からGx、Gy、Gzに関する所定のパルス波形を所定のタイミングで発生させて、傾斜磁場電源16に送らせ、傾斜磁場コイル12からその波形・タイミングのGx、Gy、Gzを発生させる。図2のパルスシーケンスで示すスライス選択用傾斜磁場Gs、読み出し用(周波数エンコード用)傾斜磁場Gr、位相エンコード用傾斜磁場Gpは、これらGx、Gy、Gzのいずれか1つを用い、あるいはいくつかずつを組み合わせて作られる。
【0012】
また、波形発生器15は、シーケンサ22の制御の下でRFパルスの波形を所定のタイミングで発生して振幅変調器24に送る。この振幅変調器24には、RF信号発生器23からのRF信号がキャリアとして送られてきており、このキャリアが波形発生器15からの波形信号に応じて振幅変調される。このRF信号発生器23は、被検体の共鳴周波数に相当する周波数のRF信号を発生するようにホストコンピュータ21によってセットされている。振幅変調器24の出力はRFパワーアンプ25を経てRFコイル13に送られる。こうして、RFコイル13から送信されるRF信号の波形とタイミングとがシーケンサ22によって定められることにより、図2に示す90°パルスや180°パルスが被検体に照射されることになる。
【0013】
被検体から発生したNMR信号は受信用のRFコイル14で受信され、プリアンプ26を経て位相検波器27に送られる。位相検波器27には、送信RFパルスのキャリアとなっているRF信号が、RF信号発生器23から送られてきており、この信号が参照信号として用いられて位相検波が行われる。A/D変換器28は、シーケンサ22によってタイミングや周波数などが制御されたサンプリングパルス発生器29からのサンプリングパルスに応じて、位相検波器27からの検波信号をサンプリングし、デジタルデータに変換する。このデジタルデータはホストコンピュータ21に取り込まれ、画像再構成装置33によってフーリエ変換処理される。これによって再構成された画像はディスプレイ装置32によって表示される。指示器31は、オペレータ等がホストコンピュータ21に必要な指示を与えるためのキーボードやマウスなどである。
【0014】
このようなMRイメージング装置において、ホストコンピュータ21およびシーケンサ22の制御の下に図2に示すようなFSE法によるパルスシーケンスが行なわれる。図2において、1TR内で、1個の90゜パルス(章動RFパルス)を印加した後、複数個(ここでは4個)の180゜パルス(リフォーカスRFパルス)を加えるとともに、これらのRFパルスの各々と同時にスライス選択用の傾斜磁場Gsのパルスを加え、さらに読み出し用(および周波数エンコード用)の傾斜磁場Grのパルスを上記のRFパルスの間隔内で加えて、それぞれの180°パルスの後に4個のスピンエコーの信号を発生させるというパルス系列を2回行なう。最初のパルス系列Iとつぎのパルス系列IIとの間には所定の時間間隔tを置く。
【0015】
パルス系列Iで発生させる4個のエコー信号を順にS1、S2、S3、S4とし、パルス系列IIで発生させる4個のエコー信号を順にS5、S6、S7、S8とすると、パルス系列IのS1〜S4から得たデータが図3に示すように一つのKスペースの各ラインに配列され、パルス系列IIのS5〜S8から得たデータが図4に示すように別のKスペースの各ラインに配列されるよう、エコー信号S1〜S8の各々に対する位相エンコード量が定められる。
【0016】
すなわち、パルス系列IのS1〜S4から得たデータにより一つのKスペースを形成し、パルス系列IIのS5〜S8から得たデータにより他の一つのKスペースの形成する。ここでは、パルス系列Iにおいて発生する信号の、より遅く発生する信号がKスペースの位相方向(図3の縦方向)中心付近(低周波側)に、より早く発生する信号がKスペースの位相方向周辺付近(図3の上下端付近、高周波側)に、配置されるよう位相エンコードが施される。信号S4からのデータがKスペースの中心付近に、S3からのデータがS4からのデータの両隣において隣接した位置に、S2からのデータがS3からのデータの両隣において隣接した位置に、S1からのデータがS2からのデータの両隣において隣接した位置に、というように遅く発生したものが中央に配置され早く発生したものが上下端に向かって配置される。
【0017】
パルス系列IIにおいて発生する信号については、パルス系列Iの信号配列とは反対に、図4に示すように、より早く発生する信号がKスペースの位相方向中心付近(図4の縦方向中央付近、低周波側)に、より遅く発生する信号がKスペースの位相方向周辺付近(図4の上下端付近、高周波側)に、配置されるよう位相エンコードが施される。信号S5からのデータがKスペースの中央付近に、信号S6からのデータがS5からのデータの両隣に、S7からのデータがS6からのデータの周辺方向のさらに両隣に、S8からのデータがS7からのデータの周辺方向両隣に、というように、早く発生したものが中央に、より遅く発生したものは順に上下端に向かって配置される。
【0018】
このようにしてデータ配列された2つのKスペースからそれぞれ画像が再構成される。それぞれのKスペースに配列されたデータに対して2次元フーリエ変換処理を行なうことにより2つの画像が得られる。
【0019】
ここでTRを4000ms程度に定めるとともに、時間間隔tを100ms〜500msに定めると、図3のKスペースから得られる第1画像はT2強調画像となり、図4のKスペースから得られる第2画像はT1強調画像となる。第1画像のコントラストを決定するKスペース中央付近の信号は図3に示すように遅く発生したものとしているので、TEが比較的長く、かつTRが十分に長くて十分に回復した状態で得た信号により画像のコントラストが定まるためである。また、第2画像のデータ収集(パルス系列II)は、パルス系列Iから比較的短い間隔tの後で行われているので、パルス系列Iにおいて励起されたスピンの縦磁化の回復がある程度進み、完全には回復していない状態であるため、T1回復時間差に依存した信号を測定することができるからである。
【0020】
図5は、マルチスライス撮像の場合のシーケンスを示すものである。ここでは6つのスライスを1TRで撮像することとしており、各スライスの時間間隔tの間に、他のスライスのパルス系列IまたはIIを行なうようにして6スライス分全体のデータ収集時間効率を向上させている。
【0021】
なお、上記は一つの実施形態を示すものであって、この発明が上記に限定される趣旨でないことはいうまでもないであろう。たとえば、図2のパルスシーケンスを少し変形させ、パルス系列Iで1個の90°パルスと8個の180°パルスを加えて8個のスピンエコー信号を得、その前半、後半の4個ずつの信号でそれぞれ1つのKスペースを埋めるようにし、その2つのKスペースから2つの画像を再構成するようにしてもよい。パルス系列IIは図2と同じにして、4個の信号を1つのKスペースに配列して1つの画像を再構成することは上記と同じである。この場合、パルス系列IIからはT1強調画像が得られることは同じであるが、パルス系列Iの前半よりプロトン密度強調画像が得られ、パルス系列Iの後半よりT2強調画像が得られる。パルス系列Iの後半では、TEが比較的長く、かつTRが十分に長いという条件であるためT2強調画像となることは上記と同様であるが、パルス系列Iの前半ではTRが長くて十分に長い回復時間の後に、短いTEで信号を採取しているため、プロトン密度に対応した信号が得られるからである。このようにコントラストの異なる3つの画像を得ることもできる。
【0022】
また、図2と同様に2つのパルス系列I、IIで第1、第2の2つの画像を得る場合でも、繰り返し時間TRと時間間隔tとを適宜調整したり、Kスペースの中央付近に配置する信号(画像のコントラストを定める信号)を変えたりすることにより、上記の図2のように第1画像としてT2強調画像、第2画像としてT1強調画像を得るほか、第1画像としてプロトン密度強調画像、第2画像としてT1強調画像を得たりすることなどが可能である。後者の場合、第1のKスペース(図3に対応)では信号S1を中央に、信号S4を上下端にというように配列することによって第1画像としてプロトン密度強調画像を得る。
【0023】
さらに、リフォーカスRFパルスおよびエコー信号の個数について、パルス系列I、IIで4個ずつないし8個および4個の例を述べたが、これらの個数に限定されるものではなく、増減可能である。また、パルス系列I、IIのそれぞれで得た信号は、別個のKスペースに各々配置するようにしたが、パルス系列I、IIの一方で得た信号を2つ以上のKスペースに共通に用いて配列すること(共通エコー法)もできる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のMRイメージング装置によれば、FSE法を用いて短い撮像時間でコントラストの異なる複数画像を得る場合に、T2強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT1強調画像、プロトン密度強調画像とT2強調画像とT1強調画像というように、臨床においてきわめて有用なT1強調画像を含んだ種々のコントラストの画像を組み合わせて得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるMRイメージング装置を示すブロック図。
【図2】同実施形態において行うパルスシーケンスを示すタイムチャート。
【図3】同実施形態における、前半の信号により構成されるKスペースの一例を示す図。
【図4】同実施形態における、後半の信号により構成されるKスペースの一例を示す図。
【図5】同実施形態におけるマルチスライス時のシーケンスを示すタイムチャート。
【符号の説明】
11 静磁場発生用主マグネット
12 傾斜磁場コイル
13 送信用RFコイル
14 受信用RFコイル
15 波形発生器
16 傾斜磁場電源
21 ホストコンピュータ
22 シーケンサ
23 RF信号発生器
24 振幅変調器
25 RFパワーアンプ
26 プリアンプ
27 位相検波器
28 A/D変換器
29 サンプリングパルス発生器
31 指示器
32 ディスプレイ装置
33 画像再構成装置
S1〜S8 スピンエコー信号
Claims (1)
- 被検体が置かれる空間内に静磁場を発生する静磁場発生手段と、
上記空間内に、スライス選択用傾斜磁場パルス、位相エンコード用傾斜磁場パルスおよび読み出し用傾斜磁場パルスを印加する傾斜磁場パルス印加手段と、
上記空間内に章動RFパルスおよびリフォーカスRFパルスを印加するRF送信手段と、
エコー信号を受信し、位相検波した後サンプリングしてA/D変換してデータを得る受信手段と、
上記RF送信手段、傾斜磁場パルス印加手段および受信手段を制御して、1個の章動RFパルスを印加した後複数個のリフォーカスRFパルスを順次印加することによりそれぞれスピンエコーの信号を発生させるパルス系列を、1繰り返し時間内で所定時間の間隔を置いて少なくとも2回行い、それぞれのパルス系列内で得られるエコー信号からのデータを対応する各々のKスペースに配列し、かつ各パルス系列内で得られた複数エコー信号からのデータの各々をKスペース上の各ラインに配置すべく、各エコー信号についての位相エンコード量を定めてパルスシーケンスを行う制御手段と、
データが配列された複数Kスペースの各々よりそれぞれ画像を再構成する画像再構成手段と
を備えることを特徴とするMRイメージング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002223294A JP2004057682A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | Mrイメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2004057682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5770191B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2015-08-26 | 株式会社日立メディコ | 磁気共鳴イメージング装置及びマルチエコーマルチコントラスト撮像法 |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002223294A patent/JP2004057682A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5770191B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2015-08-26 | 株式会社日立メディコ | 磁気共鳴イメージング装置及びマルチエコーマルチコントラスト撮像法 |
US9594133B2 (en) | 2010-08-25 | 2017-03-14 | Hitachi, Ltd. | Magnetic resonance imaging apparatus and multi-echo multi-contrast imaging method |
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