JP2000036831A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents
インターネットファクシミリ装置Info
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- JP2000036831A JP2000036831A JP20304998A JP20304998A JP2000036831A JP 2000036831 A JP2000036831 A JP 2000036831A JP 20304998 A JP20304998 A JP 20304998A JP 20304998 A JP20304998 A JP 20304998A JP 2000036831 A JP2000036831 A JP 2000036831A
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Abstract
シミリ装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 インターネットファクシミリ装置は、メ
ールサーバ装置に保存されている自端末宛の電子メール
のうち、データ量が大きなものについては、時間帯を限
って取得するようにしているので、その時間帯を通信料
金が安価な夜間などに設定することで、ファクシミリデ
ータを運ぶ電子メールを受信する際の通信料を、大幅に
低減することができるという効果を得る。
Description
ービスプロバイダにダイアルアップ接続し、インターネ
ットに接続するとともに、電子メールを用いて、インタ
ーネット上でファクシミリデータをやりとりするインタ
ーネットファクシミリ装置に関する。
続され、ローカルエリアネットワークを介してインター
ネットに接続するとともに、電子メールを用いて、イン
ターネット上でファクシミリデータをやりとりするイン
ターネットファクシミリ装置が実用されている。
置を利用すると、インターネットを介して、遠隔地間で
のファクシミリデータのやりとりを行うことができ、通
信料金を安価に抑えることができ、便利である。
ミリ装置では、RFC(後述)2305などに規定され
ている技術を利用して、電子メールを用いてインターネ
ット上でファクシミリデータをやりとりするので、イン
ターネットに接続可能なあらゆるホスト装置(ワークス
テーション装置など)などとの間でファクシミリデータ
のやりとりが可能となり、ファクシミリネットワークを
より柔軟に構築することができるようになる。
ットファクシミリ装置をインターネットへ接続する形態
としては、上述したようなローカルエリアネットワーク
を介して常時インターネットへ接続する形態以外に、イ
ンターネットサービスプロバイダにダイアルアップ接続
し、インターネットサービスプロバイダを介してインタ
ーネットに接続する、ダイアルアップ接続の形態があ
る。
するインターネットファクシミリ装置も、上述したイン
ターネット常時接続形態を適用するインターネットファ
クシミリ装置と同様に、インターネットへ接続した後
に、所定のメールサーバへログインし、自端末宛の電子
メールがメールサーバに保存されている場合には、その
着信電子メールをメールサーバより受信するとともに、
自端末が送信する電子メールが有る場合には、その送信
電子メールをメールサーバへ送信する。
が電子メールを用いてやりとりするファクシミリデータ
は、元々が画像データであり、比較的データ量が大きい
ため、インターネットファクシミリ装置が電子メールを
受信する際、そのデータ量が非常に大きくなる場合があ
り、通信料金が嵩むという事態を生じる。
のであり、通信料金を低減できるインターネットファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
トサービスプロバイダにダイアルアップ接続し、インタ
ーネットに接続するとともに、電子メールを用いて、イ
ンターネット上でファクシミリデータをやりとりするイ
ンターネットファクシミリ装置において、インターネッ
トサービスプロバイダにダイアルアップ接続し、所定の
メールサーバより電子メールを受信するとき、その電子
メールのサイズが所定値よりも大きいときには、あらか
じめ定められた時間帯に限って受信するとともに、上記
電子メールのサイズが所定値以下の場合には、その電子
メールを上記メールサーバより取得する制御手段を備え
たものである。
サイズが所定値よりも大きく、かつ、そのときの時刻が
上記時間帯に含まれないため前記メールサーバより取得
しないときには、着信した電子メールがある旨を可視表
示してユーザへ通知する。
にダイアルアップ接続し、インターネットに接続すると
ともに、電子メールを用いて、インターネット上でファ
クシミリデータをやりとりするインターネットファクシ
ミリ装置において、インターネットサービスプロバイダ
にダイアルアップ接続し、所定のメールサーバより電子
メールを受信するとき、その電子メールのサイズが所定
値よりも大きく、かつ、そのときの時刻があらかじめ定
められた時間帯以外である場合には、その電子メールの
所定のヘッダ情報のみを受信し、受信したヘッダ情報の
所定のフィールド情報を付加した状態で着信した電子メ
ールがある旨をユーザへ通知するとともに、上記電子メ
ールのサイズが所定値以下の場合、あるいは、上記電子
メールのサイズが所定値よりも大きく、かつ、そのとき
の時刻が上記あらかじめ定められた時間帯に含まれる場
合には、その電子メールを上記メールサーバより取得す
る制御手段を備えたものである。
メールがある旨をユーザへ通知した際に、ユーザより取
得が指定された電子メールは、前記メールサーバより強
制的に取得する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
ーネットファクシミリシステムの一例を示している。
リ装置IFは、公衆電話網PSTNへ接続されており、
公衆電話網PSTNを介してインターネットサービスプ
ロバイダISPへ接続し、このインターネットサービス
プロバイダISPを介して、インターネットINETへ
と接続される。
置IFは、インターネットINETに接続された所定の
メールサーバ装置MSに対して、メールアカウントを持
っており、このメールサーバ装置MSを経由して、電子
メールを利用したファクシミリデータのやりとりが可能
である。
IFの構成例を示している。
インターネットファクシミリ装置IFの各部の制御処
理、および、上位ファクシミリ伝送制御処理などの各種
制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、シス
テム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、
処理プログラムを実行するときに必要な各種データなど
を記憶するとともに、システム制御部1のワークエリア
を構成するものであり、パラメータメモリ3は、このイ
ンターネットファクシミリ装置IFに固有な各種の情報
を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻
情報を出力するものである。
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このインターネットファクシミリ装置IFを操作
するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表
示器からなる。
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
シミリ装置との間でファクシミリ画情報をやりとりする
ために、このインターネットファクシミリ装置IFを公
衆電話網PSTNに接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
は、公衆電話網PSTNに接続された他のグループ3フ
ァクシミリ装置との間で所定のグループ3ファクシミリ
伝送制御手順を実行して、画情報をやりとりするための
ものである。
スプロバイダISPへ接続するために、このインターネ
ットファクシミリ装置IFを公衆電話網PSTNに接続
するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
サービスプロバイダISPとの間でデータをやりとりす
るためのものであり、インターネット伝送制御部15
は、インターネットINETを利用して電子メールなど
のデータをやりとりする際の所定のプロトコル処理など
を実行するためのものである。
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、網制御装置10,13、グループ3ファ
クシミリ伝送制御部12、および、インターネット伝送
制御部13は、内部バス16に接続されており、これら
の各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部
バス14を介して行われている。
シミリモデム11との間のデータのやりとり、グループ
3ファクシミリモデム11とグループ3ファクシミリ伝
送制御部12との間のデータのやりとり、網制御装置1
3とデータモデム14との間のデータのやりとり、およ
び、データモデム14とインターネット伝送制御部15
との間のデータのやりとりは、それぞれ直接行なわれて
いる。
置IFには、メールサーバ装置MSへ接続して電子メー
ルをやりとりするための情報として、図3に示すような
各種情報が記憶されている。これらの情報は、パラメー
タメモリ3に記憶される。
サービスプロバイダISPのアクセスポイントへ発呼す
るための電話番号であり、ISP用ユーザ名は、インタ
ーネットサービスプロバイダISPに登録しているユー
ザ名であり、ISP用パスワードは、インターネットサ
ービスプロバイダISPへログインするときに適用され
るパスワードであり、メールアドレスは、メールサーバ
装置MSに登録しているユーザ名であり、POP(後
述)サーバ名は、メールサーバ装置MSに付されている
着信メール配信サービス用のサーバ名であり、POPサ
ーバ用パスワードは、メールサーバ装置MSに対してP
OP手順でログインする際に適用されるパスワードであ
る。
る端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP
/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロ
トコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの
組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して
行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは
上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simp
le Mail Transfer Protoco
l)という通信プロトコルが適用される。
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や電子メールの
取得要求などのために適用するプロトコルとしては、い
わゆるPOP(Post Office Protoc
ol)などを適用することができる。
イナリデータであり、電子メールには、直接バイナリデ
ータを含ませることができないので、所定の変換方法
(例えば、Base64符号化方法)を適用して可読情
報(7ビットのキャラクタコード)に変換した状態で、
電子メールの本文情報に含められる。このような電子メ
ールの本文情報の形式をMIME形式という。
Pなどの通信プロトコル、電子メールのデータ形式やデ
ータ構造、あるいは、インターネットファクシミリ装置
IFが利用する電子メールの形式などについては、それ
ぞれIETF(Internet Engineeri
ng Task Force)というインターネットに
関する技術内容をまとめている組織から発行されている
RFC(Request For Comments)
文書により規定されている。例えば、TCPはRFC7
93、IPはRFC793、SMTPはRFC821、
電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,
RFC1522(MIME(MultiPurpose
Mail Extension)形式)などでそれぞ
れ規定されている。また、インターネットファクシミリ
装置IFが利用する電子メールの形式は、RFC230
5に規定されている。また、インターネットファクシミ
リ装置IFについての他の技術については、RFC23
01〜2304,2306にも規定されている。
シミリ装置IFがメールサーバ装置MSより電子メール
を取得する際の処理の一例を図4に示す。
隔で起動されるタイマイベント処理であり、まず、イン
ターネットファクシミリ装置IFは、インターネットサ
ービスプロバイダISPのアクセスポイントへ発呼し
て、インターネットサービスプロバイダISPとの間
で、ISP用ユーザ名およびISP用パスワードを用い
た所定のログイン手順を実行して、インターネットサー
ビスプロバイダISPへ接続する(処理101)。
Pサーバ名として記憶しているメールサーバー装置MS
へ、メールアドレスおよびPOPサーバ用パスワードを
用いてログインし(処理102)、そのログインが正常
に終了すると(判断103の結果がYES)、メールサ
ーバ装置MSより、自端末宛の着信メール数(未処理メ
ール数)を取得して、その取得した未処理メール数を変
数MCへ代入する(処理104)。
めのメールポインタMPの値を1に初期設定し(処理1
05)、(MC−MP)の値が0よりも小さくなってい
るかどうかを調べる(判断106)。
未処理メールの処理が全て終了していない場合なので、
POPのLISTコマンドを用いてメールポインタMP
の値に対応したMP番目のメールをチェックする(処理
107)。これにより、メールサーバ装置MSは、イン
ターネットファクシミリ装置IF宛の電子メールのう
ち、MP番目のものの所定のヘッダ情報および電子メー
ルのデータ量などを、インターネットファクシミリ装置
IFへ送出する。
ータに基づいて、インターネットファクシミリ装置IF
では、MP番目の電子メールのデータ量が所定値(例え
ば、512KBなど)を超えた大きなメールであり、か
つ、そのときに時計回路4より得た現在時刻が、あらか
じめ定められている再取得時間外であるかどうかを調べ
る(判断108)。
が所定値以下の小さいものである場合、あるいは、時計
回路4より得た現在時刻が再取得時間内である場合に
は、判断108の結果がNOになる。このように、判断
108の結果がNOになる場合には、POPのRETR
コマンドを用いてMP番目の電子メールをメールサーバ
装置MSより取得し(処理109)、POPのDELE
コマンドを用いてその取得したMP番目の電子メールを
メールサーバ装置MSより消去する(処理110)。
やして(処理111)、判断106へ戻り、未処理メー
ルについての処理を、同様にして実行する。
大きなメールであり、かつ、そのときに時計回路4より
得た現在時刻が再取得時間外である場合で、判断108
の結果がYESになるときには、そのMP番目の電子メ
ールを取得すると、通信料金が嵩むことになるので、こ
の時点では、そのMP番目の電子メールは取得しない。
したがって、処理111へ移行し、メールポインタMP
の値を1つ増やして判断106へ戻り、未処理メールに
ついての処理を、同様にして実行する。
が終了した場合で、判断106の結果がYESになると
きには、所定のPOP手順によりメールサーバ装置MS
からログアウトし(処理112)、インターネットサー
ビスプロバイダISPより切断して(処理113)、こ
の処理を終了する。
が正常に終了せず、判断103の結果がNOになるとき
には、処理113へ進み、インターネットサービスプロ
バイダISPより切断して、この処理を終了する。
ネットファクシミリ装置IFは、メールサーバ装置MS
に保存されている自端末宛の電子メールのうち、データ
量が大きなものについては、時間帯を限って取得するよ
うにしているので、その時間帯を通信料金が安価な夜間
などに設定することで、ファクシミリデータを運ぶ電子
メールを受信する際の通信料を大幅に低減することがで
きる。
タ量が大きくないものについては、即メールサーバ装置
MSより取得するので、通信の即時性が保たれる。
ネットファクシミリ装置IFがメールサーバ装置MSに
対して、着信メールをチェックしに行った際、データ量
が大きな電子メールについては、その時点で着信しない
場合があるが、ユーザ側では、そのような事情を知り得
ないので、インターネットファクシミリ装置IFの作動
状況をユーザが把握できないと言う事態を生じる。これ
を避けるためには、その旨をユーザに通知するようにす
るとよい。
ファクシミリ装置IFがメールサーバ装置MSより電子
メールを取得する際の処理の一例を示している。
隔で起動されるタイマイベント処理であり、まず、イン
ターネットファクシミリ装置IFは、インターネットサ
ービスプロバイダISPのアクセスポイントへ発呼し
て、インターネットサービスプロバイダISPとの間
で、ISP用ユーザ名およびISP用パスワードを用い
た所定のログイン手順を実行して、インターネットサー
ビスプロバイダISPへ接続する(処理201)。
Pサーバ名として記憶しているメールサーバー装置MS
へ、メールアドレスおよびPOPサーバ用パスワードを
用いてログインし(処理202)、そのログインが正常
に終了すると(判断203の結果がYES)、メールサ
ーバ装置MSより、自端末宛の着信メール数(未処理メ
ール数)を取得して、その取得した未処理メール数を変
数MCへ代入する(処理204)。
めのメールポインタMPの値を1に初期設定し(処理2
05)、(MC−MP)の値が0よりも小さくなってい
るかどうかを調べる(判断206)。
未処理メールの処理が全て終了していない場合なので、
POPのLISTコマンドを用いてメールポインタMP
の値に対応したMP番目のメールをチェックする(処理
207)。これにより、メールサーバ装置MSは、イン
ターネットファクシミリ装置IF宛の電子メールのう
ち、MP番目のものの所定のヘッダ情報および電子メー
ルのデータ量などを、インターネットファクシミリ装置
IFへ送出する。
ータに基づいて、インターネットファクシミリ装置IF
では、MP番目の電子メールのデータ量が所定値(例え
ば、512KBなど)を超えた大きなメールであり、か
つ、そのときに時計回路4より得た現在時刻が、あらか
じめ定められている再取得時間外であるかどうかを調べ
る(判断208)。
が所定値以下の小さいものである場合、あるいは、時計
回路4より得た現在時刻が再取得時間内である場合に
は、判断208の結果がNOになる。このように、判断
208の結果がNOになる場合には、POPのRETR
コマンドを用いてMP番目の電子メールをメールサーバ
装置MSより取得し(処理209)、POPのDELE
コマンドを用いてその取得したMP番目の電子メールを
メールサーバ装置MSより消去する(処理210)。
やして(処理211)、判断206へ戻り、未処理メー
ルについての処理を、同様にして実行する。
大きなメールであり、かつ、そのときに時計回路4より
得た現在時刻が再取得時間外である場合で、判断208
の結果がYESになるときには、そのMP番目の電子メ
ールを取得すると、通信料金が嵩むことになるので、こ
の時点では、そのMP番目の電子メールは取得しない。
信メールを取得しない旨を操作表示部7に表示出力する
か、あるいは、MP番目の着信メールを取得しない旨を
通知するためのレポートを作成してそのレポートをプロ
ッタ6より記録出力し(処理121)、次いで、処理2
11へ移行し、メールポインタMPの値を1つ増やして
判断206へ戻り、未処理メールについての処理を、同
様にして実行する。
が終了した場合で、判断206の結果がYESになると
きには、所定のPOP手順によりメールサーバ装置MS
からログアウトし(処理213)、インターネットサー
ビスプロバイダISPより切断して(処理214)、こ
の処理を終了する。
が正常に終了せず、判断203の結果がNOになるとき
には、処理214へ進み、インターネットサービスプロ
バイダISPより切断して、この処理を終了する。
ルをメールサーバ装置MSより取得しない状況が生じる
と、その旨を操作表示部7に表示出力するか、あるい
は、着信メールを取得しない旨を通知するためのレポー
トを作成してそのレポートをプロッタ6より記録出力し
ているので、ユーザは、インターネットファクシミリ装
置IFの動作状況を把握でき、運用上好ましい。
より取得しない状況が生じた場合に、その旨を操作表示
部7に表示出力するか、あるいは、そのレポートをプロ
ッタ6より記録出力するかの動作の選択は、ユーザが操
作して選択する。
装置IFがメールサーバ装置MSより電子メールを取得
する際の処理の他の例を示している。
隔で起動されるタイマイベント処理であり、まず、イン
ターネットファクシミリ装置IFは、インターネットサ
ービスプロバイダISPのアクセスポイントへ発呼し
て、インターネットサービスプロバイダISPとの間
で、ISP用ユーザ名およびISP用パスワードを用い
た所定のログイン手順を実行して、インターネットサー
ビスプロバイダISPへ接続する(処理301)。
Pサーバ名として記憶しているメールサーバー装置MS
へ、メールアドレスおよびPOPサーバ用パスワードを
用いてログインし(処理302)、そのログインが正常
に終了すると(判断303の結果がYES)、メールサ
ーバ装置MSより、自端末宛の着信メール数(未処理メ
ール数)を取得して、その取得した未処理メール数を変
数MCへ代入する(処理304)。
めのメールポインタMPの値を1に初期設定し(処理3
05)、(MC−MP)の値が0よりも小さくなってい
るかどうかを調べる(判断306)。
未処理メールの処理が全て終了していない場合なので、
POPのLISTコマンドを用いてメールポインタMP
の値に対応したMP番目のメールをチェックする(処理
307)。これにより、メールサーバ装置MSは、イン
ターネットファクシミリ装置IF宛の電子メールのう
ち、MP番目のものの所定のヘッダ情報および電子メー
ルのデータ量などを、インターネットファクシミリ装置
IFへ送出する。
ータに基づいて、インターネットファクシミリ装置IF
では、MP番目の電子メールのデータ量が所定値(例え
ば、512KBなど)を超えた大きなメールであり、か
つ、そのときに時計回路4より得た現在時刻が、あらか
じめ定められている再取得時間外であるかどうかを調べ
る(判断308)。
が所定値以下の小さいものである場合、あるいは、時計
回路4より得た現在時刻が再取得時間内である場合に
は、判断308の結果がNOになる。このように、判断
308の結果がNOになる場合には、POPのRETR
コマンドを用いてMP番目の電子メールをメールサーバ
装置MSより取得し(処理309)、POPのDELE
コマンドを用いてその取得したMP番目の電子メールを
メールサーバ装置MSより消去する(処理310)。
やして(処理311)、判断306へ戻り、未処理メー
ルについての処理を、同様にして実行する。
大きなメールであり、かつ、そのときに時計回路4より
得た現在時刻が再取得時間外である場合で、判断308
の結果がYESになるときには、そのMP番目の電子メ
ールを取得すると、通信料金が嵩むことになるので、こ
の時点では、そのMP番目の電子メールは取得しない。
Pコマンドを用いてMP番目の電子メールの所定の情報
(ヘッダ情報および本文情報の一部)をメールサーバ装
置MSより取得し(処理312)、その取得した情報の
うち所定の情報(例えば、ヘッダ情報の「From」フ
ィールドの内容や、「Subject]フィールドの内
容など)を配置するとともにMP番目の着信メールを取
得しない旨を操作表示部7に表示出力するか、あるい
は、その取得した情報のうち所定の情報を配置するとと
もにMP番目の着信メールを取得しない旨を通知するた
めのレポートを作成してそのレポートをプロッタ6より
記録出力し(処理313)、次いで、処理311へ移行
し、メールポインタMPの値を1つ増やして判断306
へ戻り、未処理メールについての処理を、同様にして実
行する。
が終了した場合で、判断306の結果がYESになると
きには、所定のPOP手順によりメールサーバ装置MS
からログアウトし(処理314)、インターネットサー
ビスプロバイダISPより切断して(処理315)、こ
の処理を終了する。
が正常に終了せず、判断303の結果がNOになるとき
には、処理315へ進み、インターネットサービスプロ
バイダISPより切断して、この処理を終了する。
ルをメールサーバ装置MSより取得しない状況が生じる
と、その着信メールの発信元や件名などの情報をメール
サーバ装置MSより取得して、その取得した情報を通知
するとともにその着信メールは取得しない旨を操作表示
部7に表示出力するか、あるいは、着信メールを取得し
ない旨を通知するためのレポート(発信元や件名などの
情報付き)を作成してそのレポートをプロッタ6より記
録出力しているので、ユーザは、取得されない電子メー
ルの発信元や件名を知ることができ、インターネットフ
ァクシミリ装置IFの動作状況を把握でき、運用上好ま
しい。
トを見たユーザが、緊急に取得したい電子メールである
と認識すると、強制取得をインターネットファクシミリ
装置IFへ指令する。
装置IFは、上述した処理と同様にして、メールサーバ
装置MSへログインし、そのときに残っている着信メー
ルを取得する。
ァクシミリデータを迅速に取得することができるので、
このインターネットファクシミリ装置IFの運用を円滑
に行うことができる。
より取得しない状況が生じた場合に、その旨を操作表示
部7に表示出力するか、あるいは、そのレポートをプロ
ッタ6より記録出力するかの動作の選択は、ユーザが操
作して選択する。
装置MSより電子メールを取得する際の動作についての
み説明したが、取得した電子メールの処理については、
適宜な処理を行うことができる。
衆電話網PSTNに接続された他のグループ3ファクシ
ミリ装置が指定されている場合には、その電子メールの
本文情報に配置されているファクシミリデータを、グル
ープ3ファクシミリ装置が受信可能な画情報へ変換し、
指定された宛先へ発呼して、変換後の画情報を送信する
(中継動作)。
ている場合には、取得した電子メールを保存し、その本
文情報に配置されているファクシミリデータを、ユーザ
が適宜に参照/使用/記録出力できるようにする。
装置MSへログインする際の手順としてPOPを用いて
いるが、他のプロトコルを使用することもできる。
インターネットファクシミリ装置は、メールサーバ装置
に保存されている自端末宛の電子メールのうち、データ
量が大きなものについては、時間帯を限って取得するよ
うにしているので、その時間帯を通信料金が安価な夜間
などに設定することで、ファクシミリデータを運ぶ電子
メールを受信する際の通信料を、大幅に低減することが
できるという効果を得る。
取得しない状況が生じると、その旨を可視出力している
ので、ユーザは、インターネットファクシミリ装置の動
作状況を把握でき、運用上好ましいという効果も得る。
取得しない状況が生じると、その着信メールの発信元や
件名などの情報をメールサーバ装置より取得して、その
取得した情報を通知するとともにその着信メールは取得
しない旨を可視出力しているので、ユーザは、取得され
ない電子メールの発信元や件名を知ることができ、イン
ターネットファクシミリ装置の動作状況を把握でき、運
用上好ましいという効果を得る。
クシミリシステムの一例を示したブロック図。
を示したブロック図。
とりするための各種情報の一例を示した概略図。
ールサーバ装置MSより電子メールを取得する際の処理
の一例を示したフローチャート。
ールサーバ装置MSより電子メールを取得する際の処理
の他の例を示したフローチャート。
ールサーバ装置MSより電子メールを取得する際の処理
のさらに他の例を示したフローチャート。
Claims (4)
- 【請求項1】 インターネットサービスプロバイダにダ
イアルアップ接続し、インターネットに接続するととも
に、電子メールを用いて、インターネット上でファクシ
ミリデータをやりとりするインターネットファクシミリ
装置において、 インターネットサービスプロバイダにダイアルアップ接
続し、所定のメールサーバより電子メールを受信すると
き、その電子メールのサイズが所定値よりも大きいとき
には、あらかじめ定められた時間帯に限って受信すると
ともに、上記電子メールのサイズが所定値以下の場合に
は、その電子メールを上記メールサーバより取得する制
御手段を備えたことを特徴とするインターネットファク
シミリ装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記電子メールのサイ
ズが所定値よりも大きく、かつ、そのときの時刻が上記
時間帯に含まれないため前記メールサーバより取得しな
いときには、着信した電子メールがある旨を可視表示し
てユーザへ通知することを特徴とする請求項1記載のイ
ンターネットファクシミリ装置。 - 【請求項3】 インターネットサービスプロバイダにダ
イアルアップ接続し、インターネットに接続するととも
に、電子メールを用いて、インターネット上でファクシ
ミリデータをやりとりするインターネットファクシミリ
装置において、 インターネットサービスプロバイダにダイアルアップ接
続し、所定のメールサーバより電子メールを受信すると
き、その電子メールのサイズが所定値よりも大きく、か
つ、そのときの時刻があらかじめ定められた時間帯以外
である場合には、その電子メールの所定のヘッダ情報の
みを受信し、受信したヘッダ情報の所定のフィールド情
報を付加した状態で着信した電子メールがある旨をユー
ザへ通知するとともに、上記電子メールのサイズが所定
値以下の場合、あるいは、上記電子メールのサイズが所
定値よりも大きく、かつ、そのときの時刻が上記あらか
じめ定められた時間帯に含まれる場合には、その電子メ
ールを上記メールサーバより取得する制御手段を備えた
ことを特徴とするインターネットファクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記着信した電子メー
ルがある旨をユーザへ通知した際に、ユーザより取得が
指定された電子メールは、前記メールサーバより強制的
に取得することを特徴とする請求項3記載のインターネ
ットファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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