JP2000036276A - 荷電粒子線装置 - Google Patents

荷電粒子線装置

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JP2000036276A JP10204818A JP20481898A JP2000036276A JP 2000036276 A JP2000036276 A JP 2000036276A JP 10204818 A JP10204818 A JP 10204818A JP 20481898 A JP20481898 A JP 20481898A JP 2000036276 A JP2000036276 A JP 2000036276A
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則幸 兼岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検出系の切替え時にコントラスト及びブライト
ネスを再調整することがない操作性のすぐれた荷電粒子
線装置を提供すること。 【解決手段】マウス21を操作して操作画面上の信号選
択スイッチにより二次電子信号を選択すると、コンピュ
−タ19によって制御される制御手段14はスイッチ1
7を制御して二次電子信号を像表示器22に表示する。
同時に、制御手段14は、操作画面上でマウスカ−ソル
でコントラスト調整用スライドバ−を移動させた場合は
それに応答して、二次電子用増幅器15及び反射電子用
増幅器16の増幅度を連動して調整し、ブライトネス調
整用スライドバ−を移動させた場合はそれに応答して、
それらの増幅器のバイアス値を連動して調整する。よっ
て、その後マウスカ−ソルで反射電子信号を選択してそ
の像を表示した場合は、その像のコントラスト及びブラ
イトネスの再調整は不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子線装置、
特にマウス等のポインティングデバイスを操作してコン
トラスト及びブライトネスを調整するタイプの、走査電
子顕微鏡等の荷電粒子線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】荷電粒子線装置の一つである走査電子顕
微鏡においては、試料像の像質を改善するために、電子
線を試料上で最も細くするための焦点調整、非点収差を
補正する非点収差補正調整、画像のコントラスト(明暗
比)、ブライトネス(輝度)等の調整、倍率の設定、そ
の他さまざまな調整を行う必要がある。これらの調整
は、スイッチ、回転式つまみ等を備えた操作パネルを用
いて行うのが普通であったが、近年、パーソナルコンピ
ュータを構成要素とし、一般的なコンピューターアプリ
ケーションソフトウェアと同じく、グラフィカルユーザ
ーインターフェース機能を利用して行うようになってき
ている。これは、マウスなどのポインティングデバイス
で、画面上に表示されている、ボタン、スライドバーな
どを操作し、その操作を電気的信号に変換して装置を制
御するものである。このようなグラフィカルユーザーイ
ンターフェース機能を利用した走査電子顕微鏡の例が特
開平8−287860号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、複数の
検出器を備えた場合に複数の検出器で検出した信号から
生成する画像を切替えながら観察する際のコントラスト
やブライトネスを調整する操作性の点に考慮されておら
ず、検出器を切替えるたびにコントラストやブライトネ
スを再調整する必要があった。
【0004】例として二次電子検出器と反射電子検出器
とを備えた走査電子顕微鏡について説明する。反射電子
検出器は、二次電子検出器に比べて検出感度が低く、焦
点が合った状態でないと画像として認識しにくいが、試
料表面の情報を詳細に検出できる利点がある。一方、二
次電子検出器は反射電子検出器に比べて検出感度が高く
焦点が合った状態でなくとも画像として認識できる利点
があり、視野移動や焦点合わせの際に用いられる。
【0005】図12はそのような利点を活かした従来の
試料観察の操作フローを示す。まず、二次電子検出器を
選択し(S121)、像表示器に試料の二次電子像を表
示する。次に、試料の移動(視野移動)や倍率の調整
(S122)、さらに、ブライトネス、コントラスト、
焦点等の調整(S123)を行う。希望する視野が選択
されたかどうかの判断がなされ(S124)、「No」
ならば元に戻って同じステップが繰り返される。一般的
には、観察視野の設定までには、低倍率から高倍率にし
て調整を実施するために何回かの調整が発生する。
【0006】観察視野の設定が終わると、すなわち希望
する視野が選択されたかどうかの判断結果が「Yes」
ならば試料の反射電子像を表示するように反射電子検出
器を選択する(S125)。検出器の切替えを実施する
と検出器の感度の違いから再度ブライトネス、コントラ
ストを調整する必要がある(S126)。適切なブライ
トネス、コントラストが得られると観察や写真撮影を行
う(S127)。一つの観察視野での操作が終了すると
次の観察視野に移行するかどうかの判断がなされ(S1
28)、その結果が「Yes」ならば以上と同様のステ
ップが繰り返され、「No」ならばそれで終了都なる。
【0007】このような操作において、検出器を切替え
る際に検出器の感度の違いのためコントラストとブライ
トネスが変化してしまい、コントラストとブライトネス
を再度調整する必要があり、いくつもの観察位置を観察
する場合に非常に煩わしいという問題がある。
【0008】本発明の一つの目的は、検出系の切替え時
にコントラスト及びブライトネスを再調整することがな
い操作性のすぐれた荷電粒子線装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明の別の目的は、複数の検出系で生成
される信号にもとづく像の関係がわかりやすい荷電粒子
線装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つの観点に
よれば、荷電粒子線を放出させる荷電粒子線源と、試料
を前記荷電粒子線で走査する走査器と、その走査によっ
て前記試料から得られる情報を検出して前記試料を特徴
付ける複数の信号を別々に生成する複数の検出系と、ポ
インティングディバイスを含むコンピュ−タと、信号選
択器と、前記コンピュ−タによって制御される像表示器
と、前記ポインティングディバイスの操作に応答して、
前記複数の検出系のうちの任意の検出系を選択してその
選択された検出系で生成された信号にもとづく前記試料
の像を前記像表示器に表示するように前記信号選択器を
制御するとともに、前記選択された検出系で生成された
信号についてのコントラスト及びブライトネスと前記複
数の検出系のうちの前記選択された検出系以外の検出系
で生成された信号についてのコントラスト及びブライト
ネスとをそれぞれ連動して調整する、前記コンピュ−タ
によって制御される制御器とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明は、別の観点によれば、荷電粒子線
を放出させる荷電粒子線源と、試料を前記荷電粒子線で
走査する走査器と、その走査によって前記試料から得ら
れる情報を検出して前記試料を特徴付ける複数の信号を
別々に生成する複数の検出系と、ポインティングディバ
イスを含むコンピュ−タと、信号選択器と、前記コンピ
ュ−タによって制御される像表示器と、前記ポインティ
ングディバイスの操作に応答して、前記複数の検出系の
うちの少なくとも二つの検出系を選択してその選択され
た検出系で生成された信号にもとづく前記試料の像を前
記像表示器に別々の表示領域に表示するように前記信号
選択器を制御するとともに、前記複数の検出系で生成さ
れた信号についてのコントラスト及びブライトネスを連
動して調整する、前記コンピュ−タによって制御される
制御器とを含むことを特徴とする。 本発明は、他の観
点によれば、荷電粒子線を放出させる荷電粒子線源と、
試料を前記荷電粒子線で走査する走査器と、その走査に
よって前記試料から得られる情報を検出して前記試料を
特徴付ける複数の信号を別々に生成する複数の検出系
と、ポインティングディバイスを含むコンピュ−タと、
信号選択器と、前記コンピュ−タによって制御される像
表示器と、前記ポインティングディバイスの操作に応答
して、前記複数の検出系のうちの任意の検出系を選択し
てその選択された検出系で生成された信号にもとづく前
記試料の像を前記像表示器に表示するように前記信号選
択器を制御する、前記コンピュ−タによって制御される
制御器とを含み、前記像表示器は前記選択された検出系
で生成された信号の像に加えて前記選択された検出系生
成された信号についての自動調整ボタンと前記複数の検
出系のうちの前記選択された検出系以外の検出系で生成
された信号についての自動調整ボタンとを表示し、前記
制御器は、前記ポインティングデバイスを操作して前記
自動調整ボタンのうちの一つ以上の自動調整ボタンを選
択したとき、その選択に応答して、その選択された一つ
以上の自動調整ボタンに対応する信号についてのコント
ラスト及びブライトネスを自動調整することを特徴とす
る。
【0012】本発明の更に別の観点によれば、荷電粒子
線を放出させる荷電粒子線源と、試料を前記荷電粒子線
で走査する走査器と、その走査によって前記試料から得
られる情報を検出して前記試料を特徴付ける複数の信号
を別々に生成する複数の検出系と、ポインティングディ
バイスを含むコンピュ−タと、信号選択器と、前記複数
の検出系で生成された信号の合成信号を生成する合成器
と、前記複数の検出系で生成された信号及び前記合成信
号にもとづく前記試料の像を前記像表示器の別々の表示
領域に表示する、前記コンピュ−タによって制御される
像表示器と、前記表示された複数の信号については、前
記ポインティングディバイスの操作に応答して、個別に
コントラスト及びブライトネスを調整する、前記コンピ
ュ−タによって制御される制御器とを含むことを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明にもとづく荷電粒子
線装置の第1の実施例の全体構成を概略的に示したもの
で、走査電子顕微鏡が荷電粒子線装置として用いられて
いる例である。 走査電子顕微鏡本体(鏡体部)1は、
電子源2、第1の収束レンズ5、非点収差補正コイル
6、偏向コイル7、第2の収束レンズ8、二次電子検出
器9、反射電子検出器10、走査電子顕微鏡制御装置1
2等を含む。ここでは二次電子検出器を第1の検出器と
して、反射電子検出器を第2の検出器として用いるとい
う、2つの検出器を備えている例を示すが、X線検出器
や蛍光検出器等の検出器を備えてもよいし、また、同種
の検出器を複数個備えてもよい。さらに、2個の例を示
したが、数はもっと多くてもよい。
【0014】走査電子顕微鏡制御装置12は、電子線制
御部13、第1の増幅器15、第2の増幅器16、スイ
ッチ17、画像メモリ18及び各構成要素を制御するシ
ステム制御手段14等で構成される。さらに、文字入力
装置であるキーボード20、ポインティングデバイスで
あるマウス21、陰極線管等の画像表示器22を含むコ
ンピュータ19が備えられている。
【0015】電子銃2から放出された電子線3を電子線
絞り4を通って第1の集束レンズ5及び第2の収束レン
ズ8によって試料11に収束され、かつ偏向コイル7を
用いて試料11は収束された電子線3によって二次元的
に走査される。また、電子線3の非点収差は非点収差補
正コイル6を用いて補正される。電子線3のそれらの制
御は、走査電子顕微鏡制御装置12のシステム制御手段
14が、高圧電源、レンズ電源、偏向アンプなどで構成
する電子線制御部13を制御することによって行う。試
料11が電子線3で照射されると、試料11から二次電
子が発生する。この二次電子を検出して電気信号に変換
するものが二次電子検出器9である。また、試料11が
電子線3で照射されると、試料11から反射電子が発生
する。この反射電子を検出して電気信号に変換するもの
が反射電子検出器10である。
【0016】第1の増幅器15と第2の増幅器16は、
接続される二次電子検出器9と反射電子検出器10が発
生する信号に対して増幅とバイアスの加算を行う。この
場合の増幅度(ゲイン)とバイアス値が画像を生成した
際のコントラストとブライトネスに比例する。スイッチ
17は二つの検出器の一方の信号を選択して画像メモリ
18に出力する。画像メモリ18は、アナログ信号をデ
ジタルデータに変換するA/Dコンバータ、画像データ
を記憶するメモリなどで構成され、走査信号に同期して
入力される検出器の出力信号から像データを生成する。
コンピュータ19は、画像メモリ18から転送されてく
る画像データを像表示器22に表示する。また、コンピ
ュータ19は、像表示器22に操作画面を表示し、キー
ボード20やマウス21の操作信号をシステム制御手段
14に与える。システム制御手段14は操作信号に従い
各構成要素を制御する。
【0017】このような構成の走査電子顕微鏡におい
て、二次電子検出器9の信号を用いて試料11の視野移
動や焦点合わせ調整を行った後、反射電子検出器10の
信号を用いて試料11の表面の観察を行う際の動作を以
下に説明する。まず、画像表示器22に表示した操作画
面をキーボード20やマウス21を用いた所定の手順に
従って操作し、試料11を電子線3で照射し、走査す
る。次に、像表示器22に画像を表示し、コントラスト
とブライトネスの調整を行う。
【0018】図2は第1の実施例における操作画面の第
1の例を示すもので、像表示器22に画像表示領域3
0、そこに表示する信号を選択するスイッチ31、コン
トラストを調整するスライドバー32、ブライトネスを
調整するスライドバー33及びマウスカーソル35を表
示している。また、この図では省略されているが、フォ
ーカスや非点収差補正を調整するスライドバーなども表
示される。
【0019】信号選択スイッチ31のポップアップメニ
ューから二次電子を選択するとコンピュータ19はシス
テム制御手段14に操作信号を与える。システム制御手
段14は、スイッチ17を二次電子検出器9の信号を画
像メモリ18に与えるように切替え、画像メモリ18
は、二次電子像の画像データを生成する。さらに、画像
データをコンピュータ19に転送し、コンピュータ19
は画像表示器22の画像表示領域30に二次電子像を表
示する。表示する二次電子像のコントラストの調整は、
像表示器22に表示したスライドバー32で行う。すな
わち、マウス21を操作してマウスカーソル35をスラ
イドバー32のつまみの上に移動し、マウスボタンを押
し続けたままマウスを移動させるドラッグという操作を
行うことでスライドバー32のつまみが移動し、その操
作動作に従った操作信号をコンピュータ19がシステム
制御手段14に与える。システム制御手段14は、表示
選択されている二次電子検出器9の信号を増幅する増幅
器15の増幅度及び選択表示されいない反射電子検出器
10の信号を増幅する増幅器16の増幅度を連動して変
化させる。増幅度が変化し、信号の振幅が変化するとコ
ントラストが変化する。同様にブライトネスの調整もス
ライドバー33を操作することで表示選択している二次
電子検出器9の増幅器15のバイアス値及び選択表示さ
れいない反射電子検出器10の信号を増幅する増幅器1
6のバイアス値を連動して変化させる。バイアス値が変
化し、信号のバイアスが変化するとブライトネスが変化
する。このように像のコントラストやブライトネスを調
整した後、二次電子像で観察したい位置合わせや焦点合
わせを調整する。
【0020】次に、操作画面の信号選択スイッチ31を
二次電子から反射電子に切替える。増幅器16の増幅度
及びバイアス値は増幅器15のそれらを調整するとき連
動して調整したので、コンピュ−タ19は、二次電子か
ら反射電子への切替えと同時に二次電子像の表示のとき
と同じコントラスト及びブライトネスをもって試料11
の反射電子像を像表示器22に表示する。
【0021】このように、検出器を切替えるごとにコン
トラスト及びブライトネスを調整し直す必要がないた
め、その操作の面倒さが解消され、かつスライドバーを
個々の検出器ごとにもつ必要がなくなるので、操作のさ
らなる単純化が図られるとともに、像表示器22の表示
領域の有効利用が図られる。
【0022】画像表示領域30内にマウスカーソル35
を移動させてマウス21の左ボタンを押しながら左右に
移動させることでコントラストが、右ボタン押しながら
左右に移動させることでブライトネスが調整できるよう
にしてもよい。このようにすれば、コントラストやブラ
イトネスを調整するスライドバーを表示する必要もなく
なり、表示器22の表示領域をさらに有効的に利用でき
る。
【0023】図3は第1の実施例における操作画面の第
2の例を示すもので、二つの検出器の信号を表示する像
表示領域として第1の像表示領域30aと第2の像表示
領域30bの2つを備えている。また、それぞれの像表
示領域に表示する信号を選択するために第1の信号選択
スイッチ31aと第2の信号選択スイッチ31bの2つ
が備えられている。ここでは、二次電子検出器の信号と
反射電子検出器の信号をそれぞれ選択している。
【0024】さらに、第1の実施例について述べたよう
な像表示領域内にマウスカーソル35を移動させてマウ
ス21の左ボタンを押しながら左右に移動させることで
コントラストを調整できる。また、右ボタン押しながら
左右に移動させることでブライトネスが調整できる。こ
の操作を像表示領域31a内で操作した場合には、像表
示領域31aの表示選択している二次電子検出器9の信
号を増幅している増幅器15の増幅度及びバイアス値を
制御し、像表示領域301b内で操作した場合には、像
表示領域30bの表示選択している反射検出器10の信
号を増幅している増幅器16の増幅度及びバイアス値を
制御することができる。
【0025】この例では、マウス21のボタンをドラッ
グしながらの増幅度及びバイアス値の調整を像表示領域
31a及び31bのいずれにおいても行う場合ことがで
きるが、この場合、それぞれの検出器に接続された増幅
器の増幅度及びバイアス値の調整は互いに連動して行わ
れる。従って、この例においても、操作画面の第1の例
に関連して説明したと同じ効果を期待することができ
る。
【0026】図4は本発明にもとづく荷電粒子線装置の
第2の実施例の主要部の構成をブロック形式で示したも
ので、この実施例も走査電子顕微鏡が荷電粒子線装置と
して用いられている例である。図示が省略されている鏡
体部分は図1に示される実施例と同じである。
【0027】この実施例が図1に示されるそれと異なる
点は自動調整手段23を備えていることである。この自
動調整手段を備えた実施例では、図5に示される動作例
のように、コントラストの自動調整としては、検出器か
らの信号を増幅する増幅器の、1フレームの画像が得ら
れる間の出力信号を測定して、その最大値が制御手段1
4において設定されている目標値に一致するように増幅
器の増幅度が調整され、また、ブライトネスの自動調整
としては、検出器からの信号を増幅する増幅器の、1フ
レームの画像が得られる間の出力信号を測定して、その
平均値が制御手段14において設定されている目標値に
なるように増幅器のバイアス値が調整される。増幅度と
バイアス値の両者が目標値に一致すると自動調整が終了
する。
【0028】図6は図4の自動調整手段23の構成例を
示す。これは、最大値検出回路41、43、平均値検出
回路42、44、検出信号を選択するスイッチ45、A
/Dコンバータ46で構成している。制御手段14は、
最大値検出回路41、43、平均値検出回路42、44
が検出した値をスイッチ45を切替えながらA/Dコン
バータ46でディジタル値に変換し読取り目標値に一致
するように増幅器15、16の増幅度とバイアス値を設
定する。
【0029】図7は本発明の第2の実施例の操作画面の
例を示す図で、第1の実施例で説明したスライドバ−3
2及び33に加えて、表示選択している信号に対して自
動調整する自動調整ボタン36と表示選択していない信
号に対して自動調整する自動調整ボタン37を備えてい
る。ただし、スライドバ−32及び33は図示が省略さ
れている。表示選択している信号に対する自動調整ボタ
ン36上にマウスカーソル35を移動させてマウス21
のボタンをクリックすると、1回の自動調整を実行す
る。従って、観察視野を変えた場合は、その都度ボタン
クリックが必要である。また、マウスのボタンをダブル
クリックすると、観察視野を変えた場合でも、連続的に
自動調整を実行する。表示選択していない信号に対する
自動調整ボタン37も同様な処理を実行する。
【0030】このような構成において、二次電子検出器
9の信号を用いて観察視野の選択やや焦点合わせを行っ
た後、反射電子検出器10の信号を用いて試料11の表
面の観察を行う際に、操作画面の表示選択している自動
調整ボタン36及び表示選択していない自動調整ボタン
37の両方とも連続的な自動調整に設定することで、手
動のコントラストとブライトネスの調整の必要がなくな
り操作が単純化される。表示選択を切替えた際も表示選
択されていない検出器の信号が自動調整されているた
め、切替えた瞬間から見やすい画像となる。
【0031】図8は第2の実施例における、以上に説明
した試料観察の操作フローを示す。
【0032】まず、二次電子検出器9を選択し(S8
1)、像表示器22に二次電子像を表示する。次に、試
料の移動(視野選択)や倍率の調整を行い(S82)、
さらに、ブライトネス、コントラストの調整を行う(S
83)。焦点調整もこの段階で行うとよい。この後希望
する観察視野かどうかの判断がなされ、その結果が「N
o」ならばステップS82に戻る。実際には観察視野の
設定までには、通常、低倍率から高倍率にして調整を実
施するために何回かの調整が発生する。すなわち、ステ
ップS82〜S84のステップは何回か繰り返される。
観察視野の設定が終わると、すなわち、ステップS84
の結果が「Yes」ならば、反射電子像を表示するよう
に反射電子検出器10を選択する(S85)。検出器の
切替えを実施しても再度ブライトネス、コントラストを
調整する必要がなく、そのまま観察や写真撮影を行こと
ができる。
【0033】ただし、上述した自動調整のアルゴリズム
では、観察する試料や構図によって最適なコントラスト
とブライトネスに調整できない場合がある。そのような
場合には、自動調整ボタン36と自動調整ボタン37で
自動調整を解除して手動で調整することも可能である。
【0034】また、表示選択した信号に対しては、自動
調整を解除して手動で調整するよう設定し、表示選択し
ていない信号に対しては、自動調整を行う設定にすると
自動調整の目標値が表示選択した信号の調整後の設定値
となるように制御を行う。すなわち、二次電子検出器9
を表示選択し、反射電子検出器10の表示選択をしない
場合に、自動調整手段23は、二次電子検出器9の信号
を増幅する増幅器15の1フレームの画像が得られる間
の出力信号を測定し、その最大値と最小値の振幅値を求
める。さらに、反射電子検出器10の信号を増幅する増
幅器16の1フレームの画像が得られる間の出力信号を
測定し、その最大値と最小値の振幅値が、二次電子検出
器9の信号から得た値に一致するように増幅器16の増
幅度を調整するよう動作する。これにより、表示信号を
二次電子から反射電子に切替えても反射電子像のコント
ラストは、手動で調整した二次電子像のコントラストと
同じになり、再調整する必要がなくなる。ブライトネス
の調整もまったく同様にして行うことができる。
【0035】図9は本発明にもとづく荷電粒子線装置の
第3の実施例の主要部の構成をブロック形式で示したも
ので、この実施例も走査電子顕微鏡が荷電粒子線装置と
して用いられている例である。図示が省略されている鏡
体部分は図1に示される実施例と同じである。
【0036】この第3の実施例が既述の第1及び第2の
実施例と異なる点は複数の検出器の信号を合成する信号
合成部24を備えていることである。信号合成部24
は、図10に示すように制御可能なボリューム51、増
幅器52によって構成される。制御可能なボリューム5
1は、A/Dコンバータ等によって構成することが一般
的である。増幅器15で増幅した二次電子検出器9の信
号と増幅器16で増幅した反射電子検出器の信号を合成
した信号はスイッチ17を経て画像メモリ18に与え
る。合成比Xはボリューム51の全体の抵抗R0と増幅
器15の出力に接続される抵抗R1の比で、システム制
御手段14から与えられる。ボリューム51と増幅器5
2の構成から、出力V0はV0=X(V2−V1)+V
1で求められる。もちろん、増幅器15及び16の各々
の出力はその入力値と増幅度との積と、バイアス値との
和である。
【0037】図11は第3の実施例における操作画面の
例で、複数の検出器からの信号を表示する像表示領域と
して第1の像表示領域30a、第2の像表示領域30
b、第3の像表示領域30cの3つを備えている。ここ
では3つの画像表示領域を示しているが、それ以上であ
ってもよい。また、それぞれの画像表示領域に表示する
信号を選択するために第1の信号選択スイッチ31aと
第2の信号選択スイッチ31bと第3の信号選択スイッ
チ31cの3つを備えている。ここでは、二次電子検出
器9の信号と反射電子検出器10の信号とその2つの信
号を合成した信号をそれぞれ選択している。信号選択ス
イッチ31a、31bを操作した場合には、第1の実施
例の説明で述べたように像表示領域内にマウスカーソル
35を移動させてマウス21の左ボタンを押しながら左
右に移動させることでコントラストが調整できる。ま
た、右ボタン押しながら左右に移動させることでブライ
トネスが調整できる。また、信号選択スイッチを操作し
た場合には、この操作によって合成比を調整することが
できる。これにより、複数の信号の関係がわかりやすく
なる。
【0038】実施例では荷電粒子線として電子線がを用
いられているが、本発明は荷電粒子線としてイオンビ−
ムを用いる場合にも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、検出系の切替え時にコ
ントラスト及びブライトネスを再調整することがない操
作性のすぐれた荷電粒子線装置が提供される。
【0040】本発明によれば、複数の検出系で生成され
る信号にもとづく像の関係がわかりやすい荷電粒子線装
置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく荷電粒子線装置の第1の実施
例の全体概略構成図。
【図2】本発明の第1の実施例における操作画面の第1
の例を示す図。
【図3】本発明の第1の実施例における操作画面の第2
の例を示す図。
【図4】本発明にもとづく荷電粒子線装置の第2の実施
例の主要部の構成をブロック形式で示す図。
【図5】本発明の第2の実施例の動作原理説明図。
【図6】図4の自動調整手段の構成例を示す図。
【図7】本発明の第2の実施例の操作画面の例を示す
図。
【図8】本発明の第2の実施例における試料観察の操作
フローを示す図。
【図9】本発明にもとづく荷電粒子線装置の第3の実施
例の主要部の構成をブロック形式で示す図。
【図10】図9の信号合成部の回路図。
【図11】本発明のだ3の実施例の操作画面を示す図。
【図12】従来の試料観察の操作フローを示す図。
【符号の説明】
1:走査電子顕微鏡本体、2:電子源、3:電子線、
4:電子線絞り、5:第1の収束レンズ、6:非点収差
補正コイル、7:偏向コイル、8:第2の収束レンズ、
9:二次電子検出器、10:反射電子検出器、11:試
料、12:走査電子顕微鏡制御装置、13:電子線制御
部、14:システム制御手段、15:増幅器、16:増
幅器、17:スイッチ、18:画像メモリ、19:コン
ピュータ、20:キーボード、21:マウス、22:像
表示器、23:自動調整手段、24:信号合成手段、3
0:像表示領域、31:信号選択スイッチ、32:コン
トラスト調整用スライドバー、33:ブライトネス調整
用スライドバー、35:マウスカーソル、36:表示選
択信号の自動調整スイッチ、37:表示未選択信号の自
動調整スイッチ、41:最大値検出回路、42:平均値
検出回路、43最大値検出回路、44:平均値検出回
路、45:スイッチ、46:A/Dコンバータ、51:
ボリューム、52:増幅器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷電粒子線を放出させる荷電粒子線源と、
    試料を前記荷電粒子線で走査する走査器と、その走査に
    よって前記試料から得られる情報を検出して前記試料を
    特徴付ける複数の信号を別々に生成する複数の検出系
    と、ポインティングディバイスを含むコンピュ−タと、
    信号選択器と、前記コンピュ−タによって制御される像
    表示器と、前記ポインティングディバイスの操作に応答
    して、前記複数の検出系のうちの任意の検出系を選択し
    てその選択された検出系で生成された信号にもとづく前
    記試料の像を前記像表示器に表示するように前記信号選
    択器を制御するとともに、前記選択された検出系で生成
    された信号についてのコントラスト及びブライトネスと
    前記複数の検出系のうちの前記選択された検出系以外の
    検出系で生成された信号についてのコントラスト及びブ
    ライトネスとをそれぞれ連動して調整する、前記コンピ
    ュ−タによって制御される制御器とを含むことを特徴と
    する荷電粒子線装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記像表示器は前記選
    択された検出系で生成された信号にもとづく像に加えて
    スライドバ−を表示し、前記制御器は、前記ポインティ
    ングデバイスを操作して前記スライドバ−を移動させる
    ことに応答して前記コントラスト及びブライトネスを調
    整することを特徴とする荷電粒子線装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記制御器は、前記ポ
    インティングデバイスを操作してそのカ−ソルを前記像
    上で移動させることに応答して前記コントラスト及びブ
    ライトネスを調整することを特徴とする荷電粒子線装
    置。
  4. 【請求項4】荷電粒子線を放出させる荷電粒子線源と、
    試料を前記荷電粒子線で走査する走査器と、その走査に
    よって前記試料から得られる情報を検出して前記試料を
    特徴付ける複数の信号を別々に生成する複数の検出系
    と、ポインティングディバイスを含むコンピュ−タと、
    信号選択器と、前記コンピュ−タによって制御される像
    表示器と、前記ポインティングディバイスの操作に応答
    して、前記複数の検出系のうちの少なくとも二つの検出
    系を選択してその選択された検出系で生成された信号に
    もとづく前記試料の像を前記像表示器に別々の表示領域
    に表示するように前記信号選択器を制御するとともに、
    前記複数の検出系で生成された信号についてのコントラ
    スト及びブライトネスを連動して調整する、前記コンピ
    ュ−タによって制御される制御器とを含むことを特徴と
    する荷電粒子線装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記制御器は、前記ど
    ちらかの表示領域に表示される像を観察しながら前記ポ
    インティングデバイスを操作することに応答して前記コ
    ントラスト及びブライトネスを調整することを特徴とす
    る荷電粒子線装置。
  6. 【請求項6】荷電粒子線を放出させる荷電粒子線源と、
    試料を前記荷電粒子線で走査する走査器と、その走査に
    よって前記試料から得られる情報を検出して前記試料を
    特徴付ける複数の信号を別々に生成する複数の検出系
    と、ポインティングディバイスを含むコンピュ−タと、
    信号選択器と、前記コンピュ−タによって制御される像
    表示器と、前記ポインティングディバイスの操作に応答
    して、前記複数の検出系のうちの任意の検出系を選択し
    てその選択された検出系で生成された信号にもとづく前
    記試料の像を前記像表示器に表示するように前記信号選
    択器を制御する、前記コンピュ−タによって制御される
    制御器とを含み、前記像表示器は前記選択された検出系
    で生成された信号の像に加えて前記選択された検出系で
    生成された信号についての自動調整ボタンと前記複数の
    検出系のうちの前記選択された検出系以外の検出系で生
    成された信号についての自動調整ボタンとを表示し、前
    記制御器は、前記ポインティングデバイスを操作して前
    記自動調整ボタンのうちの一つ以上の自動調整ボタンを
    選択したとき、その選択に応答して、その選択された一
    つ以上の自動調整ボタンに対応する信号についてのコン
    トラスト及びブライトネスを自動調整することを特徴と
    する荷電粒子線装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記制御手段は、前記
    選択された任意の検出系で生成された信号についてのコ
    ントラスト及びブライトネスと前記複数の検出系のうち
    の前記選択された検出系以外の検出系で生成された信号
    についてのコントラスト及びブライトネスとを目標値と
    一致させるように自動的に調整することを特徴とする荷
    電粒子線装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記ポインティグデバ
    イスによって選択されなかった自動調整ボタンは前記像
    表示器に表示された像を与える信号に対応する自動調整
    ボタンであり、前記制御器は、前記ポインティングデバ
    イスによって選択された調整ボタンに対応する信号につ
    いてのコントラスト及びブライトネスを、前記像表示器
    に表示された像を与える信号について手動で調整して得
    られたコントラスト及びブライトネスと一致するように
    自動的に調整することを特徴とする荷電粒子線装置。
  9. 【請求項9】荷電粒子線を放出させる荷電粒子線源と、
    試料を前記荷電粒子線で走査する操作器と、その走査に
    よって前記試料から得られる情報を検出して前記試料を
    特徴付ける複数の信号を別々に生成する複数の検出系
    と、ポインティングディバイスを含むコンピュ−タと、
    信号選択器と、前記複数の検出系で生成された信号の合
    成信号を生成する合成器と、前記複数の検出系で生成さ
    れた信号及び前記合成信号にもとづく前記試料の像を前
    記像表示器の別々の表示領域に表示する、前記コンピュ
    −タによって制御される像表示器と前記表示された複数
    の信号については、前記ポインティングディバイスの操
    作に応答して、個別にコントラスト及びブライトネスを
    調整する、前記コンピュ−タによって制御される制御器
    とを含むことを特徴とする荷電粒子線装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記制御器は、前記
    ポインティングデバイスの操作に応答して、前記合成信
    号についてはその合成比を変えることを特徴とする荷電
    粒子線装置。
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