JP2000035225A - 床暖房マット敷設方法、床暖房マット及び床暖房マット敷設用治具 - Google Patents

床暖房マット敷設方法、床暖房マット及び床暖房マット敷設用治具

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JP2000035225A
JP2000035225A JP10216554A JP21655498A JP2000035225A JP 2000035225 A JP2000035225 A JP 2000035225A JP 10216554 A JP10216554 A JP 10216554A JP 21655498 A JP21655498 A JP 21655498A JP 2000035225 A JP2000035225 A JP 2000035225A
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heating mat
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Yoshihiko Ito
義彦 伊藤
Seiji Ueno
精二 上野
Ritsuo Kujiraoka
律央 鯨岡
Yuichi Takano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の建物に後付けで床暖房を設置しやすい
床暖房マット敷設方法を提供する。 【解決手段】 床暖房マット3は、マット板15と、温
水パイプ13と、放熱シート11を備える。建物の床下
から、根太5の間の床1の下面に床暖房マット3を当て
て固定する。敷設の際には、マット3の長手方向端部3
bを床1と大引7の間のスキマに差し込む。この時、マ
ット3を長手方向にたわませて差し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水式の床暖房マ
ットの敷設方法等に関する。特には、既設の建物に後付
けで床暖房を設置しやすいように改良を加えた床暖房マ
ット敷設方法に関する。また、同方法に適した床暖房マ
ット及び床暖房マット敷設治具に関する。
【0002】
【従来の技術】床暖房は、床板(フローリング)や畳の
下に敷いた温水マット中の放熱管に温水(一例60℃)
を流すことにより、室内を床から暖める方式の暖房であ
る。一般の暖房では暖めにくい室内の底部を有効に暖め
ることができるので好評であり、近年の住宅向けに多く
設置されつつある。
【0003】建物の床に床暖房マットを敷設する方式
は、図14、15、16に示すように、いくつかのもの
がある。図14は、従来の床暖房マット敷設方法を説明
するための図である。(A)は一部破断斜視図、(B)
は掛具の取り付け方を拡大して示す斜視図、(C)は全
体の断面図である。この方式では、建物の床下構造であ
る大引7の上の根太5に掛具101を掛けて、その上に
床暖房マット3を置く方法である。掛具101の上辺1
01aの下面には、根太5の上表面に食い込む爪が形成
されている。床暖房マット3は、隣り合う根太5間の空
間に浮いた状態で保持される。床暖房マット3上には、
木質のフローリング材1又は畳(図示されず)が敷かれ
る。
【0004】図15は、図14の従来の床暖房マット敷
設方法の変形例を示す図である。この方式では、床暖房
マット107の幅方向両端に鍔107aを出して、その
鍔107aを根太5の上に引っ掛けている。
【0005】図16は、従来の他の床暖房マット敷設方
法(根太上置き方式)を説明するための図である。
(A)は斜視図、(B)は断面図である。この方式で
は、根太5の上に下地合板103を敷いて、その上に床
暖房マット3を敷いている。そして根太間には図16
(B)に示すように断熱材105を取り付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の図14の方式に
は以下のような問題点がある。 (1)掛具101は、根太の固い節目(図14(B)の
符号5a)のような所には打ち込むことができない。 (2)取付治具を使用する場合、取付治具を正確に真上
から打つ必要があるため、打ち損じによる取付治具の破
損を起こす場合が多く、また、取付治具の予備を用意し
ておく必要があるためコストが高くなる。 (3)根太間隔が広い場合、図17に示すように、定尺
の取付治具では温水マットが取付治具から外れることが
あり、根太間隔に応じた取付治具が必要になる。 (4)床上から温水マットを固定するため、図18に示
すように床材の施工時に温水マットが根太間の中心位置
から長手方向及び幅方向に外れる場合があり、床暖房時
の温度分布が悪くなるケースがある。
【0007】上述の図15の方式には以下のような問題
点がある。 (1)温水マットを根太(図15の符号5)に固定する
際、鍔107aの部分に釘、ビス等による固定となるた
め、仕上材を固定する際に、仕上材を固定するビスが当
たってしまう可能性がある。 (2)根太高さが低い場合、温水マットが大引に当た
り、設置できない可能性がある。 (3)根太の設置間隔にバラツキがあった場合、温水マ
ットが入らない可能性がある。
【0008】上述の図16の方式では、温水マットと下
地合板とをビスや釘等で固定してからその上にフローリ
ング材を設置するので、床が通常の仕上げ高さより12
mm程度上がり、マット周辺に不陸(凹凸)を調整する合
板(捨て貼り)を敷きつめる必要がある。
【0009】また一般的には、従来の床暖房マット敷設
方法はいずれも床暖房マットを上から(室内側から)置
く方式であったので、以下のような問題点があった。 (1)既設の建物に施工するには、床の上に置いてある
家具やピアノなどを全て室外に出して床材を剥がす必要
があった。そのため居住者に不便をかけるとともに、工
期が長く、工費も高くなっていた。 (2)同様に古くなった床暖房マットの更新や修理も大
変であった。特に、床暖房マットと床材を接着剤で接着
する場合は剥がすのに多大な手間がかかっていた。 (3)仕上げ材の種類によっては、マットの厚み、硬
さ、捨て貼り等による調整が必要であった。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、既設の建物に後付けで床暖房を設置しやす
いように改良を加えた床暖房マット敷設方法を提供する
ことを目的とする。また、同方法に適した床暖房マット
及び床暖房マット敷設治具を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】上
記課題を解決するため、本発明の床暖房マット敷設方法
は、 マット板と、マット板に配設された温水パイプ
と、マット板上面に貼られた放熱シートと、を備える床
暖房マットを敷設する方法であって; 建物の床下から
床暖房マットを床の下面に当てて固定することを特徴と
する。この場合、根太間の床の下面に床暖房マットを当
てて固定することが好ましい。
【0012】敷設の際には、床暖房マットの長手方向端
部を床と大引又は土台の間のスキマに差し込むことが好
ましい。また、床暖房マットの長手方向端部を寸法調整
可能としておき、床暖房マットの長手方向寸法を調整す
ることが好ましい。さらに床暖房マットを長手方向にた
わませてマットを差し込むことが好ましい。マットを取
り付けやすく、大引や土台の上にも床暖房マットが存在
するので床の温度ムラを小さくできる。
【0013】本発明の他の床暖房マット敷設方法は、
ほぼ平行に配列された大引と、大引上に大引とほぼ直交
する方向に配列された根太と、根太上に張られた床と、
を備える建物に床暖房マットを敷設する方法であって;
建物の床下から床暖房マットを床の下面に当てるとと
もに、根太の下をくぐらせて隣り合うマット間に温水パ
イプを接続することを特徴とする。この際、床暖房マッ
トの両側面に接続用温水パイプ取出し部を設けておき、
同部から接続用温水パイプを取り出して隣り合うマット
間で配管接続することが好ましい。このようにすること
により、床暖房マットを床下で引きずって移動させても
温水パイプは地面等に触れないので傷付かない。
【0014】また、床暖房マットを長手方向に折り畳み
式として、敷設時に広げて床の下面に当てることも好ま
しい。例えば、長さ1800mmの長尺タイプの床暖房マ
ットにおいては、折りたたみ構造とすることにより、床
下への搬入を容易にし、かつ床下の狭い空間で容易に広
げられる。
【0015】本発明の他の床暖房マット敷設方法は、
建物の床下から床暖房マットを床の下面に当てる床暖房
マットの敷設方法であって; 床暖房マット敷設治具を
用いて温水マットを下から支えることを特徴とする。こ
うすることにより、軟質のマット板材を用いた場合に
も、マットの垂れ下がりを防止でき、マットと床との間
の接触状態を良好にでき、暖房の熱を効率よく床を介し
て室内に供給できる。
【0016】本発明の床暖房マットは、 実質的に長方
形の平面形状を有するマット板と、このマット板に配設
された温水パイプと、を備える床暖房マットであって;
上記マット板の長手方向のほぼ中央の両側部に、温水
パイプの接続口が設けられていることを特徴とする。こ
のような構成により、根太を隔てて隣り合う床暖房マッ
ト間に、温水パイプを根太の下をくぐらせて容易に接続
できる。この場合、上記接続口にワンタッチ継手が取り
付けられていることが好ましい。また上記マット板の一
部に凹部が形成されており、上記接続口手前の温水パイ
プが該凹部に収納可能であることが好ましい。床暖房マ
ットを床下で引きずって移動させても温水パイプは地面
等に触れないので傷付かない。
【0017】本発明の床暖房マットにおいては、上記マ
ット板が中央部において分割されており、少なくとも1
本の温水パイプが同部を縦断しており、分割部において
マットを折り畳んだ際に湾曲する温水パイプを収納する
凹部がマット板に形成されていることが好ましい。床暖
房マットを折り畳んだときに温水パイプに無理な屈曲が
加わらず、パイプの潰れを防止できる。
【0018】本発明の床暖房マットは、上記マット板が
軽量発泡樹脂材からなることが好ましい。作業性の悪い
床下でマットを持ち運びやすく、またマットを根太と大
引の間にたわませて挿入しやすい。ここで軽量発泡樹脂
材とは密度0.01〜0.1g/cm3 、発泡率5〜90程
度の発泡樹脂材のことである。また、断熱性の高い軽量
発泡樹脂材との一体成型により断熱構造を加味した構造
とすることも好ましい。熱ロスを抑制して経済的に暖房
できる。
【0019】以下、図面を参照しつつ説明する。図1
は、本発明の1実施例に係る床暖房マット敷設方法を説
明するための図である。(A)は建物の床の断面図であ
る。(B)は床暖房マットの構造例を示す断面図であ
る。
【0020】この例の床暖房マット3は、図1(B)に
示すように、マット板15、温水パイプ13、放熱シー
ト11等を備える。マット板15は、発泡ポリエチレン
等の軽量断熱材で作られている。マット板15の上面に
は、温水パイプ溝15aが形成されており、同溝15a
中には温水パイプ13がはめ込まれている。温水パイプ
13は架橋ポリエチレン等の可撓性のある材料からな
る。温水パイプ13内には約60℃の温水が流れる。溝
15aの部分を含むマット板15の上表面には、アルミ
箔からなる放熱シート11が貼り付けられている。放熱
シート11は、温水パイプ13から放出される熱を床暖
房マットの上面に万遍なく伝え、室内に向けて放熱す
る。なお、マット板中に釘打ち等の可能な木製小根太
(図示されず)を所々に配置しておくものもある。
【0021】この床暖房マット敷設方法の例における建
物の床構造を、図1(A)を参照しつつ説明する。この
例の床は典型的な日本の木造一戸建住宅の床構造であ
る。床は、大引7と呼ばれる、ほぼ平行に配列された木
材に支えられている。大引7は、通常105mm角の角材
であり、所々で束9に支えられている。なお、建物の周
辺部においてはコンクリート製の基礎の上に大引7と同
じものが載っており、これは土台と呼ばれる。隣り合う
大引間のピッチは通常約910mmである。
【0022】大引7の上には、大引7とほぼ直交して根
太5が配列されている。根太5は通常幅40mm×高さ4
5mmの角材である。根太5間のピッチは約303mmであ
る。根太5の上にはフローリング板材等の床板1が貼ら
れている。
【0023】床暖房マット3は、根太5と同じ高さ位置
で、隣り合う根太間に敷設される。このとき、マット3
の長手方向端部3bを、床板1の下面と大引7の上面の
間に差し込む。こうすることにより、マット3を、接着
剤や釘打ちによらずに床下に取り付けることができる。
その際に、マット3をたわませて、その端部3bを大引
7と床板1間に差し込む。マット3の長さは大引7のピ
ッチとほぼ同じか、あるいは2倍(倍尺)である。倍尺
の長いものについては、3本の大引7上に引き込む。こ
のように、床暖房マットがたわみ量(柔軟性)を確保し
た構造であるため、床材と根太の設置空間を滑らせるよ
うに押し込むことができる。これにより最初に挿入した
床暖房マットと次に挿入した床暖房マットとの隙間が非
常に小さくなり、床暖房時の温度ムラが小さくなる。ま
た、床暖房マットの柔軟性により床下への搬入が容易に
できる。
【0024】図2は、図1の床暖房マットを示す斜視図
である。この例の床暖房マット3は、平面の中央部3a
に温水パイプが通っており、長手方向端部3b及び幅方
向端部3cには温水パイプは通っていない。すなわち、
マット3の端部3b、3cは、マット板に放熱シートが
貼られただけのものである。したがって、カッターナイ
フ等で簡単に切り落とすことができ、マット3の長さや
幅を簡単に調整できる。建物は様々な形状・寸法に作ら
れることが多く、かつ各部の寸法精度も相当悪い。した
がって、マットの寸法を簡単に調整できれば施工が楽に
なる。なお、マット板を切り落とすのと逆に、マット板
と同じ厚さの断熱材の板を足すようにしてもよい。基本
的には、隣り合うマット、例えば図1のマット3−1と
マット3−2の間の隙間4は0になるようにする。
【0025】図3は、本発明の1実施例に係る床暖房マ
ットを示す図である。(A)は全体の平面図であり、
(B)は温水パイプ取出部を拡大して示す側面断面図で
ある。この例の床暖房マット21では、マット板22の
長手方向のほぼ中心部の両側に温水パイプ接続口が設け
られている。すなわち、マット板22の中央部側面に
は、マット板22を一部切り欠いた凹部27が形成され
ている。凹部27は、図3(B)に示すようにマット板
22の下面側が長手方向に長く延びており、同部に温水
パイプ接続管25が収納されている。温水パイプ接続管
25は、マット板22内に引き回されている温水パイプ
23の端部である。つまり、温水パイプ23は、マット
板22の上辺の長手方向中央部の凹部27から長手方向
端部に向かって延び、マット板22内を長手方向に2回
往復して(Uターン4回)、再び下辺の凹部27′から
出ている。
【0026】温水パイプ接続管25は、凹部27中に収
納されているので、マット21を床下で引きずったよう
な場合にも、温水パイプ23が傷付くようなことがな
い。温水パイプ接続管25の先にはワンタッチ継手26
が取り付けられている。
【0027】図4は、根太を挟んで幅方向に隣り合う床
暖房マットの底面図である。(A)は床暖房マットを取
り付けた状態を示し、(B)は互いの温水パイプ接続管
25、25′を接続した状態を示す。すなわち、隣り合
うマット21、21′の温水パイプ接続管25、25′
はちょうど隣り合う位置に来て、根太5の下で、ワンタ
ッチ継手26aと26bを結ぶことによって、隣り合う
床暖房マット21、21′間で温水パイプが接続され
る。
【0028】図5は、温水パイプ接続管の端部のワンタ
ッチ継手の詳細を示す図である。一方のワンタッチ継手
26aの中に他のワンタッチ継手26bを差し込んで、
両者のフランジ26cをクランプ28(市販品)で挟ん
でやれば、温水パイプ接続管25と25′を簡単に接続
できる。なお、継手26bの外表面の符号26cはOリ
ングである。従来の温水パイプの接続には、くさび形の
ギザギザのある短管を温水パイプの内孔に差し込んで2
本の温水パイプを接続していたのであるが、この場合は
短管の差し込みに時間がかかる。それに対して、この実
施例ではワンタッチで温水パイプ接続ができる。
【0029】図6は、長手方向に2つ折り可能な床暖房
マットの側面図である。このマット41では、マット板
45、45′が長手方向の真中の切れ目46で2つに切
れている。そして、切れ目46を掛け渡すように、両マ
ット板45、45′間に温水パイプ47が配設されてい
る。切れ目46を温水パイプ47が通る部分は、凹部4
9となっている。
【0030】マット板45、45′は、図6(A)に示
すように、その下面を合わせて2つに折り畳める。この
とき、切れ目46の部分の温水パイプ47は、凹部49
内である適当な半径で湾曲するので折れて潰れるような
ことはない。マット板45、45′を図6(B)、
(C)のように開けば、切れ目46が合わさって、一枚
の長尺の床暖房マットとなる。狭い床下で床暖房マット
を運んで敷設する際に、上記のように簡単に床暖房マッ
トを折り畳み展開できるので、作業が楽になる。
【0031】図7は、断熱層を有する床暖房マットの施
工例を示す断面図である。この例の床暖房マット51
は、マット板53の下に、一体で軽量発泡樹脂材からな
る断熱層57を貼り合わせたものである。軽量発泡樹脂
材断熱層57の厚さは例えば20〜40mmである。この
ように、断熱層57を一体化しておけば、一度に床暖房
マットと断熱材を床下に取り付けることができる。
【0032】図8は、床暖房マットを下から支えて上に
押し上げるマット敷設用治具を用いた床暖房マット敷設
方法の1実施例を示す断面図である。図9は、図8の床
暖房マット敷設用治具(渡し板タイプ)の図である。
(A)は側面図、(B)は平面図である。図10は、渡
し板タイプの床暖房マット敷設用治具と根太との寸法関
係を示す側面図である。この例の渡し板タイプの床暖房
マット敷設用治具61は、合板等からなる基板63と、
その上に配列された複数の押圧板65を備える。押圧板
65は、軽量発泡樹脂材等からなり、実質的に根太5間
のピッチと同じピッチで配列されている。押圧板65の
幅は、隣り合う根太5間の間隔よりもやや狭い(例えば
ピッチ303mm、幅250mm)ので、図10に示すよう
に、取り付け時には根太間にガイドされて入っていく。
基板の寸法例は厚さ12mm、幅45mm、長さ910mmで
ある。基板は必要な長さにカットして用いることもでき
る。
【0033】この渡し板タイプ床暖房マット敷設用治具
61を、床暖房マット3の下から当て、基板63と根太
5の下面に、釘打ち・ビス打ち・接着等により固定す
る。あるいは短めの板材において、根太方向に対して取
り付けた後、90度回転させることにより床暖房マット
を固定する方式も可能である。このとき、押圧板65は
自由時の厚さの1/2〜1/3に縮み、その弾性反発力
で床暖房マット3を上に押し上げる。そのため、マット
3の上面が床板1の下面に密着し、良好な熱伝導を確保
できる。
【0034】このタイプの床暖房マット敷設用治具の利
点をまとめると、以下である。 (1)床下から床暖房マットを固定するため、上地材と
の密着性が優れている (2)1つの取付治具で床暖房マットを複数枚固定でき
るため、作業性に優れている。 (3)根太間に設置する際、マットの位置を確認しなが
ら施工ができるので、マットの偏りを防止し、床暖房時
の温度ムラをなくすことができる。
【0035】図11は、クリップタイプのマット敷設用
治具を用いた床暖房マット敷設方法を説明するための図
である。図12は、図11のクリップタイプの床暖房マ
ット敷設用治具の詳細を示す図である。(A)は側面
図、(B)は正面図、(C)は基体の上端部の詳細を示
す図である。この例のクリップタイプの床暖房マット敷
設用治具71は、コの字状の金属薄板製の基体73と、
その側部に取り付けられた金属線からなるバネ部材75
(開閉ツマミ)を備える。バネ部材75もコの字状であ
り、その先端部75aは、基体の上端部に設けられたポ
ケット部73fに入り込んで保持されている。基体73
の上端部は、外側にやや広がっており固定部73aと呼
ばれる。基体73の側板73bの上端部内面には、図1
2(C)に示すようにギザギザの爪73dが突設されて
いる。
【0036】根太5の間に床暖房マット3を取り付けた
後に、クリップタイプ床暖房マット敷設用治具71を、
開閉ツマミ75をつまんで基体73の側板73b間を広
げ、根太5の下部に挟み込む。なお、基体は指先の力で
簡単に挟むことができる程度の締め付け力となってい
る。治具71を根太5の下部に挟み込むと、基体73の
上端部の固定部73aが床暖房マット3の下面を上に持
ち上げる。さらに、バネ部材75を基体73の側部上方
に向けてはね上げると、バネ部材75は弾性により上方
に付勢され、マット3の中央寄りの部分も上に押し上げ
られる。そのため、マット3は全面で床板1とよく接触
する。なお、固定部73aがなくてバネ部材75だけで
もよい。あるいは固定部73aの幅を広げてバネ部材7
5をなくしてもよい。さらに、基体は根太を挟む構造で
なく、根太に釘打ち等により固定できる金具であっても
よい。
【0037】図13は、弾性板状治具を用いてマットを
支える床暖房マット敷設方法の例を示す側面図である。
この例の板状治具81は、建物の床下に配列された根太
5の隣り合う根太間隔よりもやや広い幅を有する弾性板
からなり、根太5の間に上凸に弾性変形させて押し込
み、該板状治具81の上面で床暖房マット3の下面を上
に押圧することを特徴とする。板状治具の寸法例は、厚
さ約0.5mm、横幅30mm、長手幅は根太間隔プラス2
0mm程度である。そして、治具81の端部には、根太側
面に食い込む爪81aが形成されている。
【0038】この例では、まず板状治具81を下凹にし
て根太5の側面間に挟む。次に、板状治具81の下面を
押して板状治具を上凸にして(板状治具81′)その上
面でマット板3の上面を押し上げる。この板状治具81
は、マット3の長手方向に、例えば300〜303mmピ
ッチで取り付けることができる。
【0039】図11、12、13のようなバネ式の床暖
房マット敷設用治具の特徴は以下である。 (1)バネ式取付治具の挟み込める範囲内であれば、根
太寸法の大小にかかわらず、床暖房マットを容易に取り
付けできる。また、何度も繰り返し使用が可能である。 (2)形状が軽量かつ小型のため、床下での持ち運び及
び取付作業に優れている。 (3)根太間に設置する際、床暖房マットの位置を確認
しながら施工ができるので、床暖房マットの偏りを防止
し、床暖房時の温度ムラをなくすことができる。 (4)床暖房マットを位置調整のために、仮止めするこ
とが容易である。 (5)根太の節目などビス、釘等を打ち込めない所にも
対応できる。 (6)ドリル、金槌等固定に必要な工具を持ち込む必要
がない。 (7)1つの治具で複数枚の床暖房マットを固定するた
め、価格は安価である。
【0040】本発明の床暖房マット敷設方法、床暖房マ
ット及び床暖房マット敷設用治具は、これらの例に限定
されず、様々な変形が可能である。例えば、図3又は図
6の実施例では、図19に示すように、床暖房マット1
21を横つなぎにすることもできる。図19において、
敷設後に横に並ぶ2枚の床暖房マット121、121′
間を温水パイプ123で繋いである。この2枚の床暖房
マット121、121′を横に折り重ねる。このとき温
水パイプ123はマット121、121′の凹部127
に収容される。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を得ることができる。 (1)床下のスペースを利用し床暖房を取り付けるた
め、生活空間を邪魔することなく(家具等の移動がな
い)床暖房工事が可能である。特に既築住宅において、
床暖房が必要な空間(例えば台所の床下収納庫周りの狭
い部分等)に、後付でいつでも簡易に設置が可能であ
る。 (2)床下から設置する工法であるため、仕上げ床材と
の密着を確実にするとともに密着の度合いを確認するこ
とができる。 (3)床下から後付で設置するため、温水パイプに釘を
打たれたりマットが破損することがない。 (4)床材と床暖房マットを接着剤により固定する必要
もないため、古くなった床材の更新ができる。また、床
下から設置するため、床下に潜れる部屋(脱衣室、トイ
レ等)に床暖房を容易に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る床暖房マット敷設方法
を説明するための図である。(A)は建物の床の断面図
である。(B)は床暖房マットの構造例を示す断面図で
ある。
【図2】図1の床暖房マットを示す斜視図である。
【図3】本発明の1実施例に係る床暖房マットを示す図
である。(A)は全体の平面図であり、(B)は温水パ
イプ取出部を拡大して示す側面断面図である。
【図4】根太を挟んで幅方向に隣り合う床暖房マットの
底面図である。(A)は床暖房マットを取り付けた状態
を示し、(B)は互いの温水パイプ接続管25、25′
を接続した状態を示す。
【図5】温水パイプ接続管の端部のワンタッチ継手の詳
細を示す図である。
【図6】長手方向に2つ折り可能な床暖房マットの側面
図である。
【図7】断熱層を有する床暖房マットの施工例を示す断
面図である。
【図8】床暖房マットを下から支えて上に押し上げる治
具を用いた床暖房マット敷設方法の1実施例を示す断面
図である。
【図9】図8の床暖房マット敷設用治具(渡し板タイ
プ)の図である。(A)は側面図、(B)は平面図であ
る。
【図10】渡し板タイプの床暖房マット敷設用治具と根
太との寸法関係を示す側面図である。
【図11】クリップタイプの床暖房マット敷設用治具を
用いた床暖房マット敷設方法を説明するための図であ
る。
【図12】図11のクリップタイプの床暖房マット敷設
用治具の詳細を示す図である。(A)は側面図、(B)
は正面図、(C)は基体の上端部の詳細を示す図であ
る。
【図13】弾性板状治具を用いて床暖房マットを支える
床暖房マット敷設方法の例を示す図である。
【図14】従来の床暖房マット敷設方法を説明するため
の図である。(A)は一部破断斜視図、(B)は掛具の
取り付け方を拡大して示す斜視図、(C)は全体の断面
図である。
【図15】図14の従来の床暖房マット敷設方法の変形
例を示す図である。
【図16】従来の他の床暖房マット敷設方法(根太上置
き方式)を説明するための図である。(A)は斜視図、
(B)は断面図である。
【図17】従来の床暖房マット敷設方法の問題点を説明
するための図である。
【図18】従来の床暖房マット敷設方法の問題点を説明
するための図である。
【符号の説明】
1 床板 3 床暖房マット 3a 中央部 3b 長手方向端
部 3c 幅方向端部 3d 切り落とし
片 4 隙間 5 根太 7 大引 9 束 11 放熱シート 13 温水パイプ 15 マット板 21 床暖房マッ
ト 22 マット板 23 温水パイプ 25 接続管 26 ワンタッチ
継手 27 凹部(切り欠き部) 28 クランプ
(市販品) 41 温水マット 43 放熱シート 45 マット板 46 切れ目 47 温水パイプ 49 凹部 51 床暖房マット 53 マット板 55 温水パイプ 57 断熱層 61 押圧板付板状床暖房マット敷設用治具 63 基板 65 押圧板 69 束石 71 クリップ上床暖房マット敷設用治具 73 基体 73b 側板 73c 底板 73d 爪 75 バネ部材
フロントページの続き (72)発明者 河野 隆志 埼玉県浦和市西堀4−11−7ラミーユ浦和 ハイライズ620 (72)発明者 伊藤 義彦 千葉県佐倉市染井野7−17−1 (72)発明者 上野 精二 埼玉県大宮市東大宮7−63−13 (72)発明者 鯨岡 律央 東京都千代田区岩本町2丁目17番14号 コ ーワ化成株式会社内 (72)発明者 高野 裕一 東京都千代田区岩本町2丁目17番14号 コ ーワ化成株式会社内 Fターム(参考) 3L070 BD02 BD03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット板と、マット板に配設された温水
    パイプと、マット板上面に貼られた放熱シートと、を備
    える床暖房マットを敷設する方法であって;建物の床下
    から床暖房マットを床の下面に当てて固定することを特
    徴とする床暖房マット敷設方法。
  2. 【請求項2】 ほぼ平行に配列された大引と、大引上に
    大引とほぼ直交する方向に配列された根太と、根太上に
    張られた床と、を備える建物に床暖房マットを敷設する
    方法であって;該床暖房マットは、マット板と、マット
    板に配設された温水パイプと、マット板上面に貼られた
    放熱シートと、を備え、 建物の床下から根太間の床の下面に床暖房マットを当て
    て固定することを特徴とする床暖房マット敷設方法。
  3. 【請求項3】 ほぼ平行に配列された大引と、大引上に
    大引とほぼ直交する方向に配列された根太と、根太上に
    張られた床と、を備える建物に床暖房マットを敷設する
    方法であって;床下から床暖房マットを床の下面に当
    て、床暖房マットの長手方向端部を床と大引又は土台の
    間のスキマに差し込むことを特徴とする床暖房マット敷
    設方法。
  4. 【請求項4】 床暖房マットの長手方向端部を寸法調整
    することを特徴とする請求項3記載の床暖房マット敷設
    方法。
  5. 【請求項5】 床暖房マットを長手方向にたわませてマ
    ットを差し込むことを特徴とする請求項3又は4記載の
    床暖房マット敷設方法。
  6. 【請求項6】 ほぼ平行に配列された大引と、大引上に
    大引とほぼ直交する方向に配列された根太と、根太上に
    張られた床と、を備える建物に床暖房マットを敷設する
    方法であって;建物の床下から床暖房マットを床の下面
    に当てるとともに、根太の下をくぐらせて隣り合うマッ
    ト間に温水パイプを接続することを特徴とする床暖房マ
    ット敷設方法。
  7. 【請求項7】 床暖房マットの両側面に接続用温水パイ
    プ取出し部を設けておき、同部から接続用温水パイプを
    取り出して隣り合うマット間で配管接続することを特徴
    とする請求項6記載の床暖房マット敷設方法。
  8. 【請求項8】 建物の床下から床暖房マットを床の下面
    に当てる床暖房マットの敷設方法であって;床暖房マッ
    トを長手方向に折り畳み式として、敷設時に広げて床の
    下面に当てることを特徴とする床暖房マット敷設方法。
  9. 【請求項9】 建物の床下から床暖房マットを床の下面
    に当てる床暖房マットの敷設方法であって;床暖房マッ
    ト敷設治具を用いて温水マットを下から支えることを特
    徴とする床暖房マット敷設方法。
  10. 【請求項10】 上記床暖房マット敷設治具が、配列さ
    れた複数の根太間を掛け渡す基板と、基板の上に根太の
    ピッチと実質的に同一のピッチで配列された押圧板と、
    を備え;根太間に配置する床暖房マットの下面を上に押
    圧するように上記押圧板を当て、上記基板を根太の下面
    に固定することを特徴とする請求項9記載の床暖房マッ
    ト敷設方法。
  11. 【請求項11】 上記床暖房マット敷設用治具が、根太
    の下部に取り付けられる基体と、この基体に接続された
    マット押圧片とを備え、 根太間に配置する床暖房マットの下面を上に押圧するよ
    うに上記押圧片を当て、上記基板を根太の下面に固定す
    ることを特徴とする請求項9記載の床暖房マット敷設方
    法。
  12. 【請求項12】 上記床暖房マット敷設治具が、根太の
    下部に取り付けられる基体と、この基体に連結されてお
    り基体の側部上方に向けて付勢されるバネ部材と、を備
    え、 上記床暖房マット敷設治具の基体を根太の下部に取り付
    け、根太間に配置する床暖房マットの下面に上記バネ部
    材を当てて上に押圧することを特徴とする請求項9記載
    の床暖房マット敷設方法。
  13. 【請求項13】 上記床暖房マット敷設治具が、幅が隣
    り合う根太間隔よりもやや広い弾性のある板状治具であ
    り、 該板状治具を根太間に上凸に弾性変形させて押し込み、
    該板状治具の上面で床暖房マットの下面を上に押圧する
    ことを特徴とする請求項9記載の床暖房マット敷設方
    法。
  14. 【請求項14】 実質的に長方形の平面形状を有するマ
    ット板と、このマット板に配設された温水パイプと、を
    備える床暖房マットであって;上記マット板の長手方向
    のほぼ中央の両側部に、温水パイプの接続口が設けられ
    ていることを特徴とする床暖房マット。
  15. 【請求項15】 上記接続口にワンタッチ継手が取り付
    けられていることを特徴とする請求項14記載の床暖房
    マット。
  16. 【請求項16】 上記マット板の一部に凹部が形成され
    ており、上記接続口手前の温水パイプが該凹部に収納可
    能であることを特徴とする請求項14又は15記載の床
    暖房マット。
  17. 【請求項17】 上記凹部がマット板の長手方向ほぼ中
    央の両側部に設けられていることを特徴とする請求項1
    6記載の床暖房マット。
  18. 【請求項18】 上記マット板の周辺部に温水パイプの
    敷設されていない切り取り可能な領域が設けられている
    ことを特徴とする請求項14〜17いずれか1項記載の
    床暖房マット。
  19. 【請求項19】 長手方向の中央部において折り畳み可
    能であることを特徴とする請求項14〜18いずれか1
    項記載の床暖房マット。
  20. 【請求項20】 上記マット板が中央部において分割さ
    れており、少なくとも1本の温水パイプが同部を縦断し
    ており、分割部においてマットを折り畳んだ際に湾曲す
    る温水パイプを収納する凹部がマット板に形成されてい
    ることを特徴とする請求項19記載の床暖房マット。
  21. 【請求項21】 上記マット板が軽量発泡樹脂材からな
    ることを特徴とする請求項14〜20いずれか1項記載
    の床暖房マット。
  22. 【請求項22】 断熱性の高い軽量発泡樹脂材との一体
    成型により断熱構造を加味した構造とした請求項14〜
    21いずれか1項記載の床暖房マット。
  23. 【請求項23】 建物の床下に配列された複数の根太間
    を掛け渡す基板と、基板の上に根太のピッチと実質的に
    同一のピッチで配列された押圧板と、を備えることを特
    徴とする床暖房マット敷設治具。
  24. 【請求項24】 建物の床下に配列された根太の下部に
    取り付けられる基体と、この基体に接続されたマット押
    圧片とを備えることを特徴とする床暖房マット敷設治
    具。
  25. 【請求項25】 建物の床下に配列された根太の下部に
    取り付けられる基体と、この基体に連結されており基体
    の側部上方に向けて付勢されるバネ部材と、を備えるこ
    とを特徴とする床暖房マット敷設治具。
  26. 【請求項26】 建物の床下に配列された根太の隣り合
    う根太間隔よりもやや広い幅を有する弾性板からなり、
    根太間に上凸に弾性変形させて押し込み、該板状治具の
    上面で床暖房マットの下面を上に押圧することを特徴と
    する床暖房マット敷設治具。
  27. 【請求項27】 上記板状治具の両側部に根太側面に食
    い込む爪が形成されていることを特徴とする請求項26
    記載の床暖房マット敷設治具。
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