JP2000035189A - 燃料配管構造 - Google Patents

燃料配管構造

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JP2000035189A
JP2000035189A JP10203776A JP20377698A JP2000035189A JP 2000035189 A JP2000035189 A JP 2000035189A JP 10203776 A JP10203776 A JP 10203776A JP 20377698 A JP20377698 A JP 20377698A JP 2000035189 A JP2000035189 A JP 2000035189A
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JP
Japan
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fuel
fuel pipe
tube
protector
protector tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP10203776A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Okazaki
雅之 岡崎
Toshiro Ijima
敏郎 井島
Akira Miyoshi
晃 三好
Kazutaka Yokoyama
和孝 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料配管と外気との断熱を確実に行い
得る燃料配管構造を提供する。 【解決手段】 燃料配管の外周に設けられた保護管の
内周面に、突起または突条を形成する、または保護管を
蛇腹状とし、その縮径部にて燃料配管を支持すること
で、保護管と燃料配管との間に空気の断熱層を確保で
き、外気の温度変化から確実に燃料配管を保護すること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン等の燃焼
装置へ燃料を供給するための燃料配管に関し、特に外周
に保護管を有する燃料配管の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のエンジンへ燃料を
供給するための燃料配管には、耐傷付き性、耐熱性等を
考慮して主に金属管が用いられていたが、近年、軽量化
を目的として、上記耐傷付き性、耐熱性等を程度確保し
得る樹脂等の軽量な材料を燃料配管に用いることが提案
されている。
【0003】このような材料を燃料配管に用いる場合、
その外周に傷つきや温度変化から燃料配管を保護するた
めの保護管を設けることが一般的である(例えば実開平
5−3763号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造にあっては、図8に示すように、屈曲部A′に於いて
保護管としてのプロテクタチューブ12と燃料配管とし
ての燃料ホース11とが接触することから、空気による
断熱層を両者間に形成できず、外気温変化が燃料配管1
1に及ぼす影響が大きくなり、場合によっては燃料配管
中に気泡が発生してインジェクタの良好な燃料噴射を妨
げる所謂ベーパーロックを生じる虞があった。
【0005】本発明は、上記したような従来技術の問題
点を解決するべく案出されたものであり、燃料配管と外
気との断熱を確実に行い得る燃料配管構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
によれば、燃焼装置へ燃料を供給するべく、外周に保護
管を有する燃料配管構造であって、前記保護管の内周面
に、該保護管と前記燃料配管との間に空間部を確保する
ための突起または突条が形成されていることを特徴とす
る燃料配管構造を提供することにより達成される。特
に、前記突起または突条が、前記燃料配管の延在方向に
沿って延在する3本以上の突条からなるか、または前記
燃料配管の延在方向について間隔をもって点在する複数
の環状突条からなると良い。また、上記目的は、燃焼装
置へ燃料を供給するべく、外周に保護管を有する燃料配
管構造であって、前記保護管が蛇腹状をなし、その縮径
部にて前記燃料配管を支持し、拡径部との間に空間部を
確保するようになっていることを特徴とする燃料配管構
造を提供することによっても達成される。
【0007】このように保護管と前記燃料配管との間に
突起または突条形成して空間部を形成することにより、
空気による断熱層が確保される。特に、突条を燃料配管
の延在方向に沿って延在させることで保護管の曲げに対
する補強ができると共に1つの空間部の体積を大きくと
れ、より高い断熱効果が得られる。また、突条を間隔で
点在する環状とすることで、従来と同様なめくり易さを
確保でき、特に配管連結部分にて保護管をめくった状態
で連結作業ができ、組み付け作業性が低下しない。更
に、保護管を蛇腹状とすることで配管連結部分にて保護
管を縮めた状態で連結作業ができるため、上記同様組み
付け作業性が低下しない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
について説明する。図1(a)は、本発明が適用された
第1の実施形態を示す燃料配管構造の要部縦断面図であ
り、図1(b)はそのI−I線について見た横断面図で
ある。燃料配管としての樹脂製燃料ホース1の外周には
保護管としてのプロテクタチューブ2が設けられてい
る。このプロテクタチューブ2の内周面には、燃料ホー
ス1の延在方向に沿って設けられた4本の突条2aが形
成されている。燃料ホース1はこの突条2aによりプロ
テクタチューブ2の中央部に支持されることとなる。特
に屈曲部Aに於いても燃料ホース1はプロテクタチュー
ブ2の内周面2bに接触せず、いずれの箇所でも燃料ホ
ース1とプロテクタチューブ2との間に空間部2c、即
ち空気による断熱層が確保されている。
【0009】ここで、プロテクタチューブ2は、その屈
曲自由度を確保するべく軟質な樹脂、ゴム等を用いるの
が好ましい。
【0010】図2(a)は、本発明が適用された第2の
実施形態を示す燃料配管構造の要部縦断面図であり、図
2(b)はそのIV−IV線について見た横断面図、図
3はホースの接合部分を示す縦断面図である。燃料配管
としての樹脂製燃料ホース3の外周には保護管としての
プロテクタチューブ4が設けられている。このプロテク
タチューブ4の内周面には、その周方向に全周に亘り延
在する環状の突条4aが、略等間隔に多数形成されてい
る。燃料ホース3はこの環状突条4aにより上記同様屈
曲部Bに於いてもプロテクタチューブ4の中央部に燃料
ホース3が支持され、燃料ホース3とプロテクタチュー
ブ4との間に空間部4c、即ち空気による断熱層が確保
されることとなる。
【0011】また、図3に示すように、カプラ5の外周
にもプロテクタチューブ6を被せる場合、本実施形態に
あっては、プロテクタチューブ6に軟質な樹脂、ゴム等
を用いれば、プロテクタチューブ4の端部に結合したプ
ロテクタチューブ6を予め裏返しておき、燃料ホース3
をカプラ5に接続した後、想像線に示すようにプロテク
タチューブ6を表返してカプラ5を覆えば良く、従来の
プロテクタチューブを用いる場合と同様な組み付け作業
性が確保できる。
【0012】ここで、図4に示すように、プロテクタチ
ューブ4の端部4dをプロテクタチューブ6と同様な形
状に加工すればプロテクタチューブの部品点数が減ると
共にチューブ同士の結合の手間が省ける。
【0013】尚、本実施形態では突条4aを多数の環状
の突条としたが螺旋状の突条としても同様な作用効果が
得られる。また、上記各実施形態では燃料ホースとプロ
テクタチューブとの間に空隙を確保するべくプロテクタ
チューブ内面に突条を形成したが、多数の突起を形成し
ても同様な作用効果が得られる。
【0014】図5は、本発明が適用された第3の実施形
態を示す燃料配管構造の要部縦断面図であり、図6はホ
ースの接合部分を示す縦断面図である。燃料配管として
の樹脂製燃料ホース7の外周には保護管としてのプロテ
クタチューブ8が設けられている。このプロテクタチュ
ーブ8は蛇腹状をなし、その縮径部8aにて上記同様屈
曲部Cに於いてもプロテクタチューブ8の中央部に燃料
ホース7が支持され、燃料ホース7とプロテクタチュー
ブ8の拡径部8bとの間に空間部8c、即ち空気による
断熱層が確保されることとなる。
【0015】また、図6に示すように、カプラ9の外周
にもプロテクタチューブを被せる場合、本実施形態にあ
っては、プロテクタチューブ8の端部に結合したプロテ
クタチューブ10を予め縮めておき、燃料ホース7をカ
プラ9に接続した後、想像線に示すようにプロテクタチ
ューブ10を伸ばしてカプラ9を覆えば良く、従来のプ
ロテクタチューブを用いる場合と同様な組み付け作業性
を確保できる。
【0016】ここで、図7に示すように、プロテクタチ
ューブ8の端部8dをプロテクタチューブ10と同様な
形状に加工すればプロテクタチューブの部品点数が減る
と共にチューブ同士の結合の手間が省ける。
【0017】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明による燃料配管構造によれば、燃料配管の外周に設
けられた保護管の内周面に、突起または突条を形成す
る、または保護管を蛇腹状とし、その縮径部にて燃料配
管を支持することで、保護管と燃料配管との間に空気の
断熱層を確保でき、外気の温度変化から確実に燃料配管
を保護することが可能となる。特に、突条を燃料配管の
延在方向に沿って延在させることで保護管の曲げに対す
る補強ができると共に1つの空間部の体積を大きくと
れ、より高い断熱効果が得られる。また、突条を点在す
る環状とすることで、従来と同様なめくり易さを確保で
き、特に配管連結部分にて保護管をめくった状態で連結
作業ができ、組み付け作業性が低下しない。更に、保護
管を蛇腹状とすることで配管連結部分にて保護管を縮め
た状態で連結作業ができるため、上記同様組み付け作業
性が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明が適用された第1の実施形態を
示す燃料配管構造の要部縦断面図、(b)は(a)のI
−I線について見た横断面図。。
【図2】(a)は本発明が適用された第2の実施形態を
示す燃料配管構造の要部縦断面図、(b)は(a)のI
I−II線について見た横断面図。。
【図3】燃料ホースの接合部分を示す縦断面図。
【図4】図3の変形例を示す燃料ホースの接合部分の縦
断面図。
【図5】(a)は本発明が適用された第3の実施形態を
示す燃料配管構造の要部縦断面図、(b)は(a)のI
V−IV線について見た横断面図。。
【図6】燃料ホースの接合部分を示す縦断面図。
【図7】図6の変形例を示す燃料ホースの接合部分の縦
断面図。
【図8】従来の燃料配管構造を示す要部縦断面図。
【符号の説明】
1 樹脂製燃料ホース 2 プロテクタチューブ 2a 突条 2b 内周面 2c 断熱層 3 樹脂製燃料ホース 4 プロテクタチューブ 4a 環状突条 4c 断熱層 4d 端部 5 カプラ 6 プロテクタチューブ 7 樹脂製燃料ホース 8 プロテクタチューブ 8a 縮径部 8b 拡径部 8c 断熱層 8d 端部 9 カプラ 10 プロテクタチューブ 11 燃料ホース 12 プロテクタチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 晃 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 横山 和孝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3H024 AA04 AB01 AB06 AC05 3H036 AA01 AB32 AC06 AE01 3H111 AA02 BA15 CB03 CB24 DA15 DB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼装置へ燃料を供給するべく、外周
    に保護管を有する燃料配管構造であって、 前記保護管の内周面に、該保護管と前記燃料配管との間
    に空間部を確保するための突起または突条が形成されて
    いることを特徴とする燃料配管構造。
  2. 【請求項2】 前記突起または突条が、前記燃料配管
    の延在方向に沿って延在する3本以上の突条からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の燃料配管構造。
  3. 【請求項3】 前記突起または突条が、前記燃料配管
    の延在方向について間隔をもって点在する複数の環状突
    条からなることを特徴とする請求項1に記載の燃料配管
    構造。
  4. 【請求項4】 燃焼装置へ燃料を供給するべく、外周
    に保護管を有する燃料配管構造であって、 前記保護管が蛇腹状をなし、その縮径部にて前記燃料配
    管を支持し、拡径部との間に空間部を確保するようにな
    っていることを特徴とする燃料配管構造。
JP10203776A 1998-07-17 1998-07-17 燃料配管構造 Pending JP2000035189A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2403993B (en) * 2003-07-14 2006-11-01 Edmund Revell Pipe protection sleeve
JP2010007768A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Inoac Corp 保護管
CN103967668A (zh) * 2013-01-25 2014-08-06 本田技研工业株式会社 车辆用燃料供给装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2403993B (en) * 2003-07-14 2006-11-01 Edmund Revell Pipe protection sleeve
JP2010007768A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Inoac Corp 保護管
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