JPS645053Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645053Y2 JPS645053Y2 JP1982034491U JP3449182U JPS645053Y2 JP S645053 Y2 JPS645053 Y2 JP S645053Y2 JP 1982034491 U JP1982034491 U JP 1982034491U JP 3449182 U JP3449182 U JP 3449182U JP S645053 Y2 JPS645053 Y2 JP S645053Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- blade
- insulator
- pipe
- facing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 23
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、エンジン振動の排気管への伝達を
低減するために排気管に結合されるベローズ管に
関する。
低減するために排気管に結合されるベローズ管に
関する。
[従来の技術]
自動車における排気系に用いられるベローズ管
は、通常、排気マニホールドに結合された排気管
の後端とマフラーが設けられた排気管の前端との
間に介装されている。一方、ベローズに導入され
る排気ガスは、最高600〜700℃に達するので、ベ
ローズもこれによつて加熱される。
は、通常、排気マニホールドに結合された排気管
の後端とマフラーが設けられた排気管の前端との
間に介装されている。一方、ベローズに導入され
る排気ガスは、最高600〜700℃に達するので、ベ
ローズもこれによつて加熱される。
[考案が解決しようとする課題]
したがつて、長く走行してきた自動車が、枯れ
た藪の中または枯草のある場所等で停止すると、
加熱されたベローズによつて枯草等が燃えること
がある。
た藪の中または枯草のある場所等で停止すると、
加熱されたベローズによつて枯草等が燃えること
がある。
また、走行中に飛石等が当ると、ベローズが変
形若しくは破損するという不具合が発生する。さ
らにまた、ベローズに泥水などがかかると、ベロ
ーズは高温のため、水分が蒸発し、残つた泥土が
ベローズ表面、特にベローズの凹部内に堆積さ
れ、ベローズ管の伸縮変形特性を悪化させる不具
合もある。
形若しくは破損するという不具合が発生する。さ
らにまた、ベローズに泥水などがかかると、ベロ
ーズは高温のため、水分が蒸発し、残つた泥土が
ベローズ表面、特にベローズの凹部内に堆積さ
れ、ベローズ管の伸縮変形特性を悪化させる不具
合もある。
そこで、このような不具合を解消するため、通
常、ベローズの外周部を、メツシユ状に編んだス
テンレスワイヤで構成したブレードで囲繞する構
造を採用している。
常、ベローズの外周部を、メツシユ状に編んだス
テンレスワイヤで構成したブレードで囲繞する構
造を採用している。
しかし、上記ブレードを単にベローズ外周部に
囲繞する構成であると、ブレードはベローズに直
接、触れているため、高温になる不具合は依然と
して解消することができなかつた。
囲繞する構成であると、ブレードはベローズに直
接、触れているため、高温になる不具合は依然と
して解消することができなかつた。
そこで、本考案は上記問題点を解消するため
に、ブレードとベローズとの間にインシユレータ
を介在させ、ブレードをベローズから離間させて
ブレードの温度上昇をできるだけ抑えた自動車用
ベローズ管を提供するものである。
に、ブレードとベローズとの間にインシユレータ
を介在させ、ブレードをベローズから離間させて
ブレードの温度上昇をできるだけ抑えた自動車用
ベローズ管を提供するものである。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するため、本考案は、排気管に
結合されたベローズと、上記ベローズの外周部を
囲繞する状態に配置されたブレードと、上記ブレ
ードおよびベローズの間でかつ、上記ベローズの
両端部に設けられていて、上記ブレードにおける
上記ベローズに対向する面と上記ブレードに対向
する上記ベローズの凸部にのみ接触するインシユ
レータとを備えることを提案するものである。
結合されたベローズと、上記ベローズの外周部を
囲繞する状態に配置されたブレードと、上記ブレ
ードおよびベローズの間でかつ、上記ベローズの
両端部に設けられていて、上記ブレードにおける
上記ベローズに対向する面と上記ブレードに対向
する上記ベローズの凸部にのみ接触するインシユ
レータとを備えることを提案するものである。
[作用]
本考案によれば、インシユレータをベローズの
両端に位置させることでブレードとベローズとの
間を離間させて断熱効果を上げ、また、ベローズ
自体の変形も阻害しない。
両端に位置させることでブレードとベローズとの
間を離間させて断熱効果を上げ、また、ベローズ
自体の変形も阻害しない。
[実施例]
以下、第1図乃至第4図において本考案実施例
の詳細を説明する。
の詳細を説明する。
第1図に示すように、この考案による自動車用
ベローズ管1は、排気管2に結合されたベローズ
3と、このベローズ3の外周部を囲繞する状態に
配置されたブレード4と、このブレード4および
ベローズ3との間でかつ、ベローズ3の両端部に
位置するように設けられていて、ブレード4にお
けるベローズ3に対向する面とベローズ3におけ
るブレード4側への凸部にのみ接触するインシユ
レータ5とを備えている。ブレード4の両端部外
周には保護リング6が設けられている。
ベローズ管1は、排気管2に結合されたベローズ
3と、このベローズ3の外周部を囲繞する状態に
配置されたブレード4と、このブレード4および
ベローズ3との間でかつ、ベローズ3の両端部に
位置するように設けられていて、ブレード4にお
けるベローズ3に対向する面とベローズ3におけ
るブレード4側への凸部にのみ接触するインシユ
レータ5とを備えている。ブレード4の両端部外
周には保護リング6が設けられている。
ブレード3はステンレスで成形され、ブレード
4はステンレスワイヤをメツシユ状に編んだもの
が使用され、インシユレータ5は、同様にステン
レスワイヤを編んだものか、またはステンレスブ
レード等で成形される。
4はステンレスワイヤをメツシユ状に編んだもの
が使用され、インシユレータ5は、同様にステン
レスワイヤを編んだものか、またはステンレスブ
レード等で成形される。
インシユレータ5は、図示のようにベローズ3
の両端部に設けるだけでよい。何故なら、ベロー
ズ3の中央部は、通常、ブレード4から離れてお
り、ベローズ3の両端部だけが、ブレード4に接
近または接触しているからである。
の両端部に設けるだけでよい。何故なら、ベロー
ズ3の中央部は、通常、ブレード4から離れてお
り、ベローズ3の両端部だけが、ブレード4に接
近または接触しているからである。
インシユレータ5は、第2図に示すように、ス
テンレスブレードまたはステンレスワイヤをニツ
トメツシユ状に編んだものを入口側端部および両
側部を下側に折り曲げて形成したもので、折り曲
げた両側部の下部がベローズ3の表面凸部に接触
するようになつている。これにより、インシユレ
ータの頂板とベローズ3との間に空間が形成され
る。このようなインシユレータ5を、ベローズ3
とブレード4との間に、等間隔で複数、例えば2
〜4個設ける。後述する温度上昇抑制および補強
のためには、その円弧方向の長さをできるだけ長
くするとよい。
テンレスブレードまたはステンレスワイヤをニツ
トメツシユ状に編んだものを入口側端部および両
側部を下側に折り曲げて形成したもので、折り曲
げた両側部の下部がベローズ3の表面凸部に接触
するようになつている。これにより、インシユレ
ータの頂板とベローズ3との間に空間が形成され
る。このようなインシユレータ5を、ベローズ3
とブレード4との間に、等間隔で複数、例えば2
〜4個設ける。後述する温度上昇抑制および補強
のためには、その円弧方向の長さをできるだけ長
くするとよい。
このようにインシユレータ5を分割して設ける
代りに、各端部にリンク状のインシユレータをそ
れぞれ1個使用することができる。第3図には、
このようなリング状のインシユレータの一例が示
されている。インシユレータ5′の表面は、角度
θ=30゜の斜方向に第4図に示すような波形に成
形されており、その波形の裏面の凸部が、ベロー
ズ3の表面凸部に接触している。角度0はゼロで
あつてもよい。このような波形を設ける代りに、
プレーンリングの内周面に軸方向に沿う半径方向
に複数の凸起またはフインを設けてもよい。
代りに、各端部にリンク状のインシユレータをそ
れぞれ1個使用することができる。第3図には、
このようなリング状のインシユレータの一例が示
されている。インシユレータ5′の表面は、角度
θ=30゜の斜方向に第4図に示すような波形に成
形されており、その波形の裏面の凸部が、ベロー
ズ3の表面凸部に接触している。角度0はゼロで
あつてもよい。このような波形を設ける代りに、
プレーンリングの内周面に軸方向に沿う半径方向
に複数の凸起またはフインを設けてもよい。
このように、上記各実施例による自動車用ベロ
ーズ管は、ベローズ3とブレード4との間にイン
シユレータ5が介在しているので、ベローズ3の
表面凸部がブレード4の裏面に直接接触すること
がなく、したがつてブレード4の表面温度の上昇
を抑えることができる。
ーズ管は、ベローズ3とブレード4との間にイン
シユレータ5が介在しているので、ベローズ3の
表面凸部がブレード4の裏面に直接接触すること
がなく、したがつてブレード4の表面温度の上昇
を抑えることができる。
[考案の効果]
以上、本考案によれば、インシユレータ5また
は5′とベローズ3とが点接触しており、その間
に空間が形成されているので、温度上昇抑制作用
を促進している。これにより、ブレード4の表面
温度を枯草等が燃え始める限界である400℃以下
に抑えることができる。また、ブレード4に外力
が加わつても、インシユレータ5または5′が補
強材としても働くので、ベローズ3をより良く保
護することができる。さらに、このインシユレー
タ5は、軽量で低コストで製作できる。
は5′とベローズ3とが点接触しており、その間
に空間が形成されているので、温度上昇抑制作用
を促進している。これにより、ブレード4の表面
温度を枯草等が燃え始める限界である400℃以下
に抑えることができる。また、ブレード4に外力
が加わつても、インシユレータ5または5′が補
強材としても働くので、ベローズ3をより良く保
護することができる。さらに、このインシユレー
タ5は、軽量で低コストで製作できる。
本考案におけるベローズ管は、インシユレータ
をベローズとブレードとの間で、しかも、ブレー
ドとこれに対向するベローズの凸部にのみ接触す
る構成としているので、ブレードがインシユレー
タによりベローズ表面凸部から、インシユレータ
の存在分離間させられた状態で設定されるうえ、
特に、ベローズ中央部はブレードとの間に何も介
在物がなく、空間領域が得られるため、この領域
を断熱層とすることでベローズの熱がブレードま
で伝わりにくくなるのでブレード表面の温度上昇
を有効に抑えることができる。
をベローズとブレードとの間で、しかも、ブレー
ドとこれに対向するベローズの凸部にのみ接触す
る構成としているので、ブレードがインシユレー
タによりベローズ表面凸部から、インシユレータ
の存在分離間させられた状態で設定されるうえ、
特に、ベローズ中央部はブレードとの間に何も介
在物がなく、空間領域が得られるため、この領域
を断熱層とすることでベローズの熱がブレードま
で伝わりにくくなるのでブレード表面の温度上昇
を有効に抑えることができる。
さらに、本考案のベローズ管におけるインシユ
レータは、ブレードとこれに対向するベローズの
凸部のみに接触する構成となつているので、ベロ
ーズの機械的特性、例えば、ばね定数、弾性変形
特性等に影響を与え、これら諸特性を低下させる
ことがなく、ベローズ本来の特性を損ねないで有
効に得ることができるという特段の作用効果を有
するものである。
レータは、ブレードとこれに対向するベローズの
凸部のみに接触する構成となつているので、ベロ
ーズの機械的特性、例えば、ばね定数、弾性変形
特性等に影響を与え、これら諸特性を低下させる
ことがなく、ベローズ本来の特性を損ねないで有
効に得ることができるという特段の作用効果を有
するものである。
第1図は、この考案による自動車用ベローズ管
の概略図、第2図は、第1図に示すベローズ管に
使用されるインシユレータの斜視図、第3図は、
この考案に使用されるインシユレータの別の例を
示す概略図、第4図は、第3図の−線に沿つ
て切断した概略部分断面図である。 1……自動車ベローズ管、2……排気管、3…
…ベローズ、4……ブレード、5……インシユレ
ータ、6……保護リング。
の概略図、第2図は、第1図に示すベローズ管に
使用されるインシユレータの斜視図、第3図は、
この考案に使用されるインシユレータの別の例を
示す概略図、第4図は、第3図の−線に沿つ
て切断した概略部分断面図である。 1……自動車ベローズ管、2……排気管、3…
…ベローズ、4……ブレード、5……インシユレ
ータ、6……保護リング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 排気管に結合されたベローズと、 上記ベローズの外周部を囲繞する状態に配置さ
れたブレードと、 上記ブレードおよびベローズの間でかつ、上記
ベローズの両端部に設けられていて、上記ブレー
ドにおける上記ベローズに対向する面と上記ブレ
ードに対向する上記ベローズの凸部にのみ接触す
るインシユレータと を備えた自動車用ベローズ管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3449182U JPS58137814U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 自動車用ベローズ管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3449182U JPS58137814U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 自動車用ベローズ管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58137814U JPS58137814U (ja) | 1983-09-16 |
JPS645053Y2 true JPS645053Y2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=30045967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3449182U Granted JPS58137814U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 自動車用ベローズ管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58137814U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050039336A (ko) * | 2003-10-24 | 2005-04-29 | 주식회사 에스제이엠 | 자동차 배기관용 플렉시블 튜브 |
KR20050044029A (ko) * | 2003-11-07 | 2005-05-12 | 현대자동차주식회사 | 내구력 개선을 위한 벨로우즈 구조 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649389B2 (ja) * | 1972-10-05 | 1981-11-21 | ||
JPS5733218B2 (ja) * | 1979-04-23 | 1982-07-15 | ||
JPS5736212B2 (ja) * | 1976-10-13 | 1982-08-03 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649389U (ja) * | 1979-09-22 | 1981-05-01 | ||
JPS56175511U (ja) * | 1980-05-29 | 1981-12-24 | ||
JPS6146172Y2 (ja) * | 1980-08-01 | 1986-12-25 | ||
JPS608803Y2 (ja) * | 1980-08-05 | 1985-03-29 | 象印マホービン株式会社 | 炊飯ジヤ−の内枠構造 |
-
1982
- 1982-03-11 JP JP3449182U patent/JPS58137814U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649389B2 (ja) * | 1972-10-05 | 1981-11-21 | ||
JPS5736212B2 (ja) * | 1976-10-13 | 1982-08-03 | ||
JPS5733218B2 (ja) * | 1979-04-23 | 1982-07-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58137814U (ja) | 1983-09-16 |
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