JP2000035098A - 摩擦ローラ式変速機 - Google Patents

摩擦ローラ式変速機

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JP2000035098A
JP2000035098A JP10201653A JP20165398A JP2000035098A JP 2000035098 A JP2000035098 A JP 2000035098A JP 10201653 A JP10201653 A JP 10201653A JP 20165398 A JP20165398 A JP 20165398A JP 2000035098 A JP2000035098 A JP 2000035098A
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Japan
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cylindrical surface
outer ring
center
annular space
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JP10201653A
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English (en)
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Ryoichi Otaki
大滝  亮一
Koichi Sakai
幸一 坂井
Takashi Machida
尚 町田
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心ローラ7から外輪9への回転伝達を断つ
OFF状態から、回転伝達を行なうON状態への変換を
円滑に行なわせる。 【解決手段】 中心ローラ7と外輪9とを偏心させて、
中間ローラ12aをばね14により環状空間10の幅の
狭い側に押圧し、この中間ローラ12aをウェッジロー
ラとして機能させる。上記ばね14によりこの中間ロー
ラ12aを押圧する方向を、回転力の入力側である、上
記中心ローラ7の外周面に向けて傾斜させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種機械装置に
組み込んで、電動モータ等の駆動部の回転駆動力を減速
或は増速しつつ被駆動部に伝達する摩擦ローラ式変速機
の改良に関し、動力の伝達を行なわない状態(OFF状
態)から行なう状態(ON状態)への変換の安定化を図
るものである。
【0002】
【従来の技術】摩擦ローラ式変速機は、遊星歯車式等の
歯車式変速機に比べて、高速で運転した場合にも発生す
る騒音が小さい。この様な摩擦ローラ式変速機を利用
し、電動モータの駆動力を補助動力として、自転車のペ
ダルを踏むのに要する踏力の軽減を図る電動補助自転車
が、例えば特開平7−95744号公報に記載されてい
る様に、従来から知られている。図3は、電動補助自転
車等の補助動力付駆動装置のブロック図である。自転車
のギヤ等の負荷1を駆動する為、ペダル等、人力による
第一の入力部2と、電動モータである第二の入力部3と
を互いに並列に設けている。第一の入力部2に比べて高
速であるが低トルクである上記第二の入力部3の後段部
には、減速機4を設けて、この第二の入力部3から入力
した動力の低速化とトルク増大とを図っている。上記第
二の入力部3は、図示しないセンサにより、上記第一の
入力部2から加えられる駆動力を検知し、この駆動力に
応じた駆動力を発生させて、上記第一の入力部2に加え
る力が小さくても、上記負荷1を駆動自在とする。即
ち、上記第一の入力部2で発生する駆動トルクT1 に応
じた駆動トルクT2 を、上記第二の入力部3及び減速機
4により発生させる。そして、これら両駆動トルクT
1 、T2 を、合流部5で合流させ、これら両駆動トルク
1 、T2 を合計した駆動トルクT3 (摩擦等による損
失を考慮しない場合には、T3 =T1 +T2 )で、上記
負荷1を駆動する。
【0003】ところで、例えば補助動力付自転車を考え
た場合、緩い下り坂、或は強い追い風にも拘らずペダル
を勢い良く踏む場合等に、負荷1を駆動する為に要する
トルクT3 よりも第一の入力部2に加えられる駆動トル
クT1 が大きくなる(T1 >T3 )場合がある。この様
な場合には、上記第一の入力部2に加えられる駆動トル
クT1 のうち、負荷1の駆動に必要とするトルクT3
越えた余分なトルク(T1 −T3 )が、図4に矢印で示
す様に、合流部5から減速機4を通じて第二の入力部3
にまで逆流する。そして、この第二の入力部3を構成す
る電動モータのロータを回転駆動する。この結果、上記
第一の入力部2に加えられる駆動トルクT1 が負荷1の
駆動に有効に使用されず、上記第一の入力部2で駆動ト
ルクTを発生させる為に要する力(例えばペダルを踏
む為に要する踏力)が徒に大きくなる。
【0004】この様な不都合を解消する為に従来は、上
記減速機4と合流部5との間に一方向クラッチを設け、
減速機4から合流部5に向けてのみ、動力の伝達を自在
としていた。これに対して、上記減速機4を、一般的な
摩擦ローラ式のものから、例えば米国特許第47095
89号明細書に記載されている様な、ウェッジローラ式
のものに変える事により、上記一方向クラッチを省略す
る事が、例えば特願平9−061329号に開示されて
いる様に、考えられている。図5は、この様なウェッジ
ローラ型の摩擦ローラ式変速機の構造を略示している。
【0005】このウェッジローラ型の摩擦ローラ式変速
機は、外周面を第一の円筒面6とした中心ローラ7と、
内周面を第二の円筒面8として上記中心ローラ7の周囲
に、この中心ローラ7に対する相対回転を自在に設けた
外輪9とを備える。上記中心ローラ7は、第一の回転軸
の端部にこの第一の回転軸と同心に固定し、上記外輪9
には第二の回転軸の端部を、この外輪9と同心に結合固
定する。上記第一の円筒面6と上記第二の円筒面8との
間の環状空間10内には3本の枢軸11a、11bを、
上記中心ローラ7及び外輪9と平行に配置し、これら各
枢軸11a、11bにより中間ローラ12a、12b、
12cを、回転自在に支持している。これら各中間ロー
ラ12a、12b、12cの外周面は、それぞれ第三の
円筒面13、13とし、これら各第三の円筒面13、1
3を、上記第一、第二の円筒面6、8に当接させてい
る。又、上記中心ローラ7の中心と上記外輪9の中心と
を偏心させる事により、上記環状空間10の幅寸法を円
周方向に亙って不同にしている。そして、上記3個の中
間ローラ12a、12b、12cのうちの1個の中間ロ
ーラ12aを、上記環状空間10の円周方向に亙る若干
の変位自在に支持してウェッジローラとすると共に、押
圧手段であるばね14により、上記ウェッジローラとな
る中間ローラ12aを上記環状空間10の幅の狭い部分
に向け、弾性的に押圧している。
【0006】上述の様に構成する摩擦ローラ式変速機に
よる回転力の伝達時(ON時)に、例えば、上記中心ロ
ーラ7が図5に矢印イで示す様に、同図の時計方向に回
転すると、上記ウェッジローラとなる中間ローラ12a
が、同図に矢印ロで示す様に、上記枢軸11aを中心に
反時計方向に回転し、上記外輪9が同じく矢印ハで示す
様に反時計方向に回転する。この様に、上記中間ローラ
12aが矢印ロで示す様に回転し、この中間ローラ12
aを挟持した中心ローラ7及び外輪9がそれぞれ矢印
イ、ハに示す様に回転する結果、上記中間ローラ12a
全体が、図5に矢印ニで示す様に、図5の時計方向に変
位する傾向となる。即ち、上記中間ローラ12aは、矢
印イ方向に回転する上記中心ローラ7から、上記矢印ニ
方向の力を受け、中間ローラ12a自身が矢印ロ方向に
回転する事で外輪9の内周面に設けた第二の円筒面8と
の当接部から受ける反作用により、やはり上記矢印ニ方
向の力を受ける。この結果、上記中心ローラ7の回転時
に上記中間ローラ12aが、上記環状空間10の幅の狭
い部分に向けて移動する傾向になる。そして、この中間
ローラ12aの外周面に設けた第三の円筒面13が、上
記中心ローラ7の外周面に設けた第一の円筒面6と外輪
9の内周面に設けた第二の円筒面8とを強く押圧する。
この結果、上記第三の円筒面13と上記第一の円筒面6
との当接部である内径側当接部15、及び、上記第三の
円筒面13と上記第二の円筒面8との当接部である外径
側当接部16の当接圧が高くなる。
【0007】上記ウェッジローラとなる中間ローラ12
aに関する内径側、外径側両当接部15、16の当接圧
が高くなると、それぞれがこの中間ローラ12aの外周
面に設けた第三の円筒面13により押圧される部材であ
る、上記中心ローラ7と外輪9とのうちの少なくとも一
方の部材が、組み付け隙間、或は弾性変形等に基づき、
それぞれの直径方向に亙り僅かに変位する。この結果、
残り2個の中間ローラ12b、12cの外周面に設けた
第三の円筒面13、13と上記第一の円筒面6との当接
部である2個所の内径側当接部15、15、及びこれら
各第三の円筒面13、13と上記第二の円筒面8との当
接部である2個所の外径側当接部16、16の当接圧が
高くなる。上記ウェッジローラとして機能する中間ロー
ラ12aを、上記環状空間10内でこの環状空間10の
幅の狭い部分に向け移動させようとする力は、上記中心
ローラ7から上記外輪9に伝達するトルクの大きさに応
じて変化する。そして、この力が大きくなる程、上記各
内径側、外径側両当接部15、16の当接圧が大きくな
る。この為、上記伝達するトルクに応じた当接圧を自動
的に選定して、摩擦ローラ式変速機の伝達効率を確保す
る。
【0008】これに対して、出力側の部材が、入力側の
部材に応じた速度よりも高速で回転する場合には、上記
ウェッジローラとして機能する中間ローラ12aが、上
記環状空間10の幅の広い部分に移動する傾向となり、
上記各内径側当接部15、15及び外径側当接部16、
16の当接圧が喪失し、上記中心ローラ7と外輪9との
間での動力伝達が断たれる(OFF状態となる)。即
ち、上記摩擦ローラ式変速機を減速機として使用する場
合、上記中心ローラ7が停止した状態のまま上記外輪9
が図5の矢印ハ方向に回転すると、上記中間ローラ12
aが、前記ばね14の弾力に抗して上記環状空間10の
幅の広い部分に移動する傾向となる。この様に、ウェッ
ジローラ型の摩擦ローラ式変速機の場合には、出力側の
部材が入力側の部材に応じた速度よりも高速で回転する
際に、上記中心ローラ7と外輪9との間での動力伝達を
断つ。この為、前述の図3〜4に示した駆動系で、減速
機4と合流部5との間の一方向クラッチを省略しても、
電動モータである第二の入力部3の存在に基づき、第一
の入力部2に加えるべき駆動力が徒に大きくなる事を防
止できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した摩擦ロー
ラ式変速機の場合、押圧手段であるばね14により、ウ
ェッジローラとなる中間ローラ12aを、環状空間10
の円周方向に押圧していた。前述の米国特許第4709
589号明細書に記載された構造の場合も、同様であ
る。この様な構造に起因して、上記摩擦ローラ式変速機
の動力伝達状態の変換、特にOFF状態からON状態へ
の変換が不確実になる可能性がある。この理由に就い
て、上記摩擦ローラ式変速機を電動補助自転車に組み込
んだ場合を例にして、図6(A)(B)により説明す
る。
【0010】自転車の惰性走行時には、図6(A)に示
す様に、電動モータへの通電を停止し、中心ローラ7を
停止させた状態のまま、外輪9が図6(A)の矢印x方
向に回転する。この状態では、中間ローラ12aが上記
ばね14の弾力に抗してこの矢印x方向に変位する。こ
の結果、この中間ローラ12aが環状空間10のうちの
幅の広い部分に移動して、上記外輪9と中心ローラ7と
の間の動力伝達が断たれる(摩擦ローラ式変速機がOF
F状態になる)。この様なOFF状態で、この中心ロー
ラ7に結合した電動モータが上記外輪9の回転に対する
抵抗にならない事は、前述した通りである。
【0011】上述の様なOFF状態の後、上記電動モー
タへの通電を開始し、図6(B)に示す様に、上記中心
ローラ7を同図の矢印y方向に回転させた場合でも、上
記中間ローラ12aが上記環状空間10のうちの幅の広
い部分に移動したままとなる可能性がある。即ち、上記
中間ローラ12aの外周面である第三の円筒面13と、
上記外輪9の内周面である第二の円筒面8との当接部に
働く摩擦力が、上記ばね14の弾力よりも大きいと、上
述の様に、中間ローラ12aが上記環状空間10のうち
の幅の広い部分に移動したままとなる。この結果、上記
中心ローラ7の回転に拘らず、この回転が上記外輪9に
まで伝わらず、電動補助自転車のペダルを踏む為の力
(踏力)の軽減を図れなくなる。
【0012】上記ばね14の弾力を大きくすれば、上記
中心ローラ7の回転時にこの回転を上記外輪9にまで確
実に伝えられる。但し、上記ばね14の弾力を大きくす
ると、上記中心ローラ7の停止時に、この中心ローラ7
と上記外輪9との接続を確実に断つ事が難しくなり、電
動補助自転車の惰性走行時に、上記電動モータが上記外
輪9の回転に対する抵抗になる為、採用できない。本発
明の摩擦ローラ式変速機は、この様な不都合を解消すべ
く発明したものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の摩擦ローラ式変
速機は、前述した米国特許第4709589号明細書等
に記載されて従来から知られている摩擦ローラ式変速機
と同様に、第一の回転軸と、この第一の回転軸の端部に
この第一の回転軸と同心に固定され、外周面を第一の円
筒面とした中心ローラと、内周面を第二の円筒面として
上記中心ローラの周囲に、この中心ローラに対する相対
回転を自在に設けた外輪と、この外輪と同心で一端部を
この外輪に結合固定した第二の回転軸と、上記第一の円
筒面と上記第二の円筒面との間の環状空間内に、上記第
一の回転軸と平行に配置された複数本の枢軸と、これら
各枢軸により回転自在に支持され、それぞれの外周面を
第三の円筒面とした複数個の中間ローラとを備える。
又、上記第一の回転軸の中心と上記第二の回転軸及び外
輪の中心とを偏心させる事により、上記環状空間の幅寸
法を円周方向に亙って不同にし、上記複数個の中間ロー
ラのうちの1個の中間ローラを上記環状空間の円周方向
に亙る若干の変位自在に支持してウェッジローラとする
と共に、このウェッジローラとなる中間ローラを上記環
状空間の幅の狭い部分に向け弾性的に押圧する押圧手段
を設けている。そして、上記第一の回転軸と第二の回転
軸とのうちの一方の回転軸を入力軸とし、他方の回転軸
を出力軸とした状態で使用する。特に、本発明の摩擦ロ
ーラ式変速機に於いては、上記押圧手段が上記ウェッジ
ローラとなる中間ローラを押圧する方向を、上記環状空
間の円周方向に対して、上記入力軸となる回転軸と共に
回転する円筒面に向けて傾斜させている。
【0014】
【作用】上述の様に構成する本発明の摩擦ローラ式変速
機の場合には、ウェッジローラとなる中間ローラは、入
力軸となる回転軸と共に回転する円筒面に向けて押し付
けられ、出力軸となる回転軸と共に回転する円筒面から
は離れる傾向になる。この為、上記ウェッジローラとな
る中間ローラの外周面と出力軸となる回転軸と共に回転
する円筒面との当接圧は低くなり、この出力軸の回転時
にも、上記ウェッジローラとなる中間ローラを環状空間
の幅の広い部分に変位させようとする力は小さくなる。
反対に、上記入力軸となる回転軸と共に回転する円筒面
と、上記ウェッジローラとなる中間ローラの外周面との
当接圧は大きくなる。従って、上記入力軸の回転時に
は、上記ウェッジローラとなる中間ローラが、上記環状
空間の幅の狭い部分に向け直ちに変位して、上記入力軸
から出力軸への回転力伝達を開始する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の1例を示している。本発明の対象となる摩擦ローラ式
変速機17は、ハウジング18を備える。このハウジン
グ18は、入力軸である電動モータ19の回転駆動軸2
0の端部に、この回転駆動軸20と同心に、且つこの回
転駆動軸20と一体に設けた中心ローラ7を覆う状態で
設け、図示しないフレーム等に固定している。このハウ
ジング18は、有底円筒状の本体21と、この本体21
の基端開口部を塞ぐ蓋体22とから成る。上記中心ロー
ラ7は、この蓋体22の中心から少しだけ外れた位置に
設けた通孔23を通じて、上記ハウジング18内に挿入
している。又、この通孔23の内周面と上記中心ローラ
7の基端部外周面との間には、軸受24を設けている。
【0016】又、上記ハウジング18の内側で上記中心
ローラ7の周囲部分には、3本の枢軸11a、11b
を、それぞれこの中心ローラ7と平行に配置している。
即ち、これら各枢軸11a、11bの一端部(図1の上
端部)を上記蓋体22に支持すると共に、他端部(図1
の下端部)を連結板25に支持している。尚、これら3
本の枢軸11a、11bのうち、2本の枢軸11b、1
1bは、それぞれの両端部を上記蓋体22及び連結板2
5に設けた嵌合孔26、26に圧入若しくはがたつきな
く挿入する事により、固定している。従って、これら2
本の枢軸11b、11bが、上記ハウジング18内で円
周方向或は直径方向に変位する事はない。これに対し
て、残り1本の枢軸11aは、両端部を上記蓋体22及
び連結板25に対し、上記ハウジング18の円周方向及
び直径方向に亙る若干の変位自在に支持している。この
為に、上記蓋体22及び連結板25の一部で上記枢軸1
1aの両端部に整合する部分には、この枢軸11aの両
端部の外径よりも大きな内径を有する支持孔(図示省
略)を形成し、これら両支持孔に、上記枢軸11aの両
端部を緩く係合させている。そして、これら各枢軸11
a、11bの中間部周囲に、それぞれ中間ローラ12
a、12b、12cを、それぞれラジアルニードル軸受
27(図1参照。図2には省略。)により、回転自在に
支持している。尚、上記連結板25の一部は、上記蓋体
22の内面(上記各中間ローラ12a、12b、12c
を設置した空間側の面で、図1の下面)の一部でこれら
各中間ローラ12a、12b、12cから外れた位置に
突設した、突部28(図1参照。図2には省略。)に結
合している。
【0017】又、上記ハウジング18の内側で上記各中
間ローラ12a、12b、12cを囲む部分には、有底
円筒状の外輪9を、回転自在に設けている。この外輪9
は、円筒部29と、この円筒部29の一端(図1の下
端)開口を塞ぐ円板部30とから成る。このうちの円筒
部29の内周面は平滑な円筒面として、やはり平滑に形
成した、上記各中間ローラ12a、12b、12cの外
周面と当接自在としている。又、上記円板部30の外側
面(上記各中間ローラ12a、12b、12cを設置し
た空間と反対側面で、図1の下面)には、出力軸31の
基端部(図1の上端部)を結合固定している。そしてこ
の出力軸31を、上記ハウジング18を構成する本体2
1の中央部に設けた第二の通孔32を通じて、上記ハウ
ジング18外に突出させている。尚、上記出力軸31の
基端寄り部分の外周面と上記第二の通孔32の内周面と
の間には軸受33を設けて、上記外輪9及び出力軸31
を、上記ハウジング18に対し回転自在に支持してい
る。又、上記出力軸31の先半部(図1の下半部)で上
記ハウジング18外に突出した部分には、動力取り出し
用の歯車34を固定している。
【0018】上記各中間ローラ12a、12b、12c
の外周面は、前記中心ローラ7の外周面と上記外輪9の
内周面とに当接させている。本発明の摩擦ローラ式変速
機の場合には、前述の図5に示した、従来の摩擦ローラ
式変速機の場合と同様に、上記中心ローラ7の中心と上
記出力軸31及び外輪9の中心とを偏心させている。即
ち、前述の様に、上記中心ローラ7を挿通する通孔23
は、上記ハウジング18の中心から少しだけ外れた位置
に設けているのに対して、上記出力軸31を挿通する第
二の通孔32は、上記ハウジング18の中心に設けてい
る。又、この第二の通孔32の内側に支持された出力軸
31と外輪9とは互いに同心である。従って、上記中心
ローラ7と上記外輪9及び出力軸31とは、上記通孔2
3のハウジング18の中心からのずれ量δ分だけ、互い
に偏心している。そして、上記中心ローラ7の外周面と
上記外輪9の内周面との間に存在して上記各中間ローラ
12a、12b、12cが設けられた環状空間10の幅
寸法が、このδ分の偏心量に見合う分だけ、円周方向に
亙り不同になっている。
【0019】この様に、上記環状空間10の幅寸法を円
周方向に亙り不同にした分、上記各中間ローラ12a、
12b、12cの外径を異ならせている。即ち、上記外
輪9に対して中心ローラ7が偏心している側(図2の左
側)に位置する中間ローラ12a、12bの径を、互い
に同じとすると共に比較的小径にしている。これに対し
て、上記外輪9に対して中心ローラ7が偏心しているの
と反対側(図2の右側)に位置する中間ローラ12cの
径を、上記中間ローラ12a、12bの径よりも大きく
している。そして、これら3個の中間ローラ12a、1
2b、12cの外周面に設けた第三の円筒面13、13
を、上記中心ローラ7の外周面に設けた第一の円筒面6
と上記外輪9の内周面に設けた第二の円筒面8とに当接
させている。尚、摩擦ローラ式減速機17の減速比は、
上記第一の円筒面6の直径と第二の円筒面8の直径との
比により定まる。従って、必要な減速比を得る為に、上
記中心ローラ7の先端部にスリーブを外嵌固定し、この
スリーブの外周面と上記各中間ローラ12a、12b、
12cの外周面とを当接させる事もできる。この場合、
第一の円筒面は、上記スリーブの外周面となる。
【0020】尚、中間ローラ12b、12cを支持した
枢軸11b、11bは、前述の様に、上記ハウジング1
8内に固定している。これに対して、ウェッジローラと
なる中間ローラ12aを支持した枢軸11aは、やはり
前述した様に上記ハウジング18内に、円周方向及び直
径方向に亙る若干の変位を自在に支持している。従っ
て、上記ウェッジローラとなる中間ローラ12aも、上
記ハウジング18内で、円周方向及び直径方向に亙る変
位自在である。そして、前記蓋体22のシリンダ孔(図
示省略)内に装着した、押圧手段であるばね14により
上記枢軸11aを、この枢軸11aに回転自在に支持し
た中間ローラ12aを上記環状空間10の幅の狭い部分
に向け移動させるべく、弾性的に軽く押圧している。
【0021】特に、本発明の摩擦ローラ式変速機に於い
ては、上記ばね14が上記枢軸11aを介して上記ウェ
ッジローラとなる中間ローラ12aを押圧する方向を、
上記環状空間10の円周方向に対して傾斜させている。
本例の場合には、上記ばね14により上記中間ローラ1
2aを、上記環状空間10の円周方向よりも少し内径側
に向けて、角度θだけ傾斜した方向に押圧している。こ
の角度θは、0<θ<(90°−α)の範囲に規制す
る。尚、この角度αは、前記偏心量δと上記中間ローラ
12aの外径とにより変わるもので、次の様に規制され
る。即ち、この中間ローラ12aの外周面である第三の
円筒面13と、上記中心ローラ7の外周面である第一の
円筒面6との当接部である内径側当接部15に於けるこ
れら両円筒面13、6の接線aと、上記第三の円筒面1
3と、前記外輪9の内周面である第二の円筒面8との当
接部である外径側当接部16に於けるこれら両円筒面1
3、8の接線bとの交差角度の1/2を、上記角度αと
する。尚、上記接線aと接線bとの交差角度の二等分線
cが、上記枢軸11a部分に於ける上記環状空間10の
円周方向を表している。
【0022】上述の様な摩擦ローラ式変速機17は、回
転力の伝達時に、上記中心ローラ7が図2に矢印イで示
す様に、同図の時計方向に回転する様に、構成各部の組
み付け方向を規制している。即ち、前記電動モータ19
への通電時には、上記各中間ローラ12a、12b、1
2cが、図2に矢印ロ、ロで示す様に、上記各枢軸11
a、11bを中心に反時計方向に回転し、上記外輪9が
同じく矢印ハで示す様に反時計方向に回転する。この様
に、前記ウェッジローラとなる中間ローラ12aが矢印
ロで示す様に回転し、この中間ローラ12aを前記ハウ
ジング18の直径方向の内外両側から挟持した中心ロー
ラ7及び外輪9がそれぞれ矢印イ、ハに示す様に回転す
る結果、上記中間ローラ12a全体が、図2に矢印ニで
示す様に、図2の時計方向に変位する傾向となる。即
ち、上記中間ローラ12aは、矢印イ方向に回転する上
記中心ローラ7から、上記矢印ニ方向の力を受け、中間
ローラ12a自身が矢印ロ方向に回転する事で外輪9の
内周面との当接部から受ける反作用により、やはり上記
矢印ニ方向の力を受ける。この結果、上記中心ローラ7
の回転時に上記中間ローラ12aが、上記環状空間10
の幅の狭い部分に向けて移動する傾向になる。そして、
この中間ローラ12aの外周面が、上記中心ローラ7の
外周面と外輪9の内周面とを強く押圧する。この結果、
当該中間ローラ12aの外周面と上記中心ローラ7の外
周面との当接部である内径側当接部15、及び、当該中
間ローラ12aの外周面と外輪9の内周面との当接部で
ある外径側当接部16の当接圧が高くなる。
【0023】上記中間ローラ12aに関する内径側、外
径側両当接部15、16の当接圧が高くなると、それぞ
れがこの中間ローラ12aの外周面により押圧される部
材である、上記中心ローラ7と外輪9とのうちの少なく
とも一方の部材が、組み付け隙間、或は弾性変形等に基
づき、それぞれの直径方向に亙り僅かに変位する。この
結果、残り2個の中間ローラ12b、12cの外周面と
上記中心ローラ7の外周面との当接部である2個所の内
径側当接部15、15、及びこれら2個の中間ローラ1
2b、12cの外周面と外輪9の内周面との当接部であ
る2個所の外径側当接部16、16の当接圧が高くな
る。
【0024】上記1本の枢軸11aに回転自在に支持し
た中間ローラ12aを、上記環状空間10内でこの環状
空間10の幅の狭い部分に向け移動させようとする力
は、上記中心ローラ7から上記外輪9に伝達するトルク
の大きさに応じて変化する。そして、この力が大きくな
る程、上記各内径側、外径側両当接部15、16の当接
圧が大きくなる。逆に言えば、上記トルクが小さい場合
には、これら各内径側、外径側両当接部15、16の当
接圧が小さい。従って、前記摩擦ローラ式変速機17を
通じて伝達するトルクが大きい場合には上記当接圧を大
きくして、当接部で滑りが生じる事を防止し、上記摩擦
ローラ式変速機17の伝達効率低下を防止する。これに
対して摩擦ローラ式変速機17を通じて伝達するトルク
が小さい場合には上記当接圧を小さくして、過大な当接
圧により上記摩擦ローラ式変速機17の伝達効率が低下
する事を防止する。
【0025】又、上記中心ローラ7が停止した状態のま
ま、上記外輪9が図2の反時計方向に回転すると、上記
ウェッジローラとなる中間ローラ12aは、上記外径側
当接部16部分に働く摩擦力により、上記環状空間10
の幅の広い部分に向け移動する傾向になる。この結果、
上記外径側当接部16部分の摩擦力が低下若しくは喪失
し、上記外輪9と上記中間ローラ12aとの間の回転力
伝達が断たれる。この状態ではこの外輪9の内周面であ
る前記第二の円筒面8と、上記中間ローラ12aの外周
面である前記第三の円筒面13とが、極く軽く滑り、上
記摩擦ローラ式変速機17がOFF状態となる。
【0026】又、このOFF状態では、上記中間ローラ
12aの外周面である前記第三の円筒面13は、入力軸
となる回転軸と共に回転する円筒面である、上記中心ロ
ーラ7の外周面に設けた第一の円筒面6に向けて押し付
けられ、出力軸となる回転軸と共に回転する円筒面であ
る、上記第二の円筒面8からは離れる傾向になる。この
為、上記第三の円筒面13と上記第二の円筒面8との当
接圧は低くなり、上記外輪9の回転時にも、上記中間ロ
ーラ12aを環状空間10の幅の広い部分に変位させよ
うとする力は小さくなる。反対に、上記第一の円筒面6
と第三の円筒面13との当接圧は大きくなる。従って、
前記電動モータ19への通電を開始し、上記中心ローラ
7が起動した場合には、上記中間ローラ12aが、上記
第一の円筒面6と第三の円筒面13との当接部である内
径側当接部15に働く摩擦に基づき、上記環状空間10
の幅の狭い部分に向けて直ちに変位して、上記電動モー
タ19の回転駆動軸20から前記出力軸31への回転力
伝達を直ちに開始する。
【0027】
【発明の効果】本発明の摩擦ローラ式変速機は、以上に
述べた通り構成され作用するので、OFF状態からON
状態への変換を安定して確実に行なわせる事ができて、
電動補助自転車等、摩擦ローラ式変速機を組み込んだ各
種機械装置の動作の安定化に基づく使用感の向上と動力
損失の低減とを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す断面図。
【図2】摩擦ローラ式変速機のみを取り出して示す、図
1の略A−A断面図。
【図3】補助動力機構付駆動装置の通常の作動状態を示
すブロック図。
【図4】補助動力機構付駆動装置の作動状態を、負荷に
比べて第一の入力部の駆動速度が速くなった状態で示す
ブロック図。
【図5】従来の摩擦ローラ式変速機の1例を示す、図2
と同様の図。
【図6】同じく作動状態の2例を示す、図2と同様の
図。
【符号の説明】
1 負荷 2 第一の入力部 3 第二の入力部 4 減速機 5 合流部 6 第一の円筒面 7 中心ローラ 8 第二の円筒面 9 外輪 10 環状空間 11a、11b 枢軸 12a、12b、12c 中間ローラ 13 第三の円筒面 14 ばね 15 内径側当接部 16 外径側当接部 17 摩擦ローラ式変速機 18 ハウジング 19 電動モータ 20 回転駆動軸 21 本体 22 蓋体 23 通孔 24 軸受 25 連結板 26 嵌合孔 27 ラジアルニードル軸受 28 突部 29 円筒部 30 円板部 31 出力軸 32 第二の通孔 33 軸受 34 歯車
フロントページの続き (72)発明者 町田 尚 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J051 AA01 BA03 BB05 BC03 BD02 BE04 EA02 EB03 FA10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の回転軸と、この第一の回転軸の端
    部にこの第一の回転軸と同心に固定され、外周面を第一
    の円筒面とした中心ローラと、内周面を第二の円筒面と
    して上記中心ローラの周囲に、この中心ローラに対する
    相対回転を自在に設けた外輪と、この外輪と同心で一端
    部をこの外輪に結合固定した第二の回転軸と、上記第一
    の円筒面と上記第二の円筒面との間の環状空間内に、上
    記第一の回転軸と平行に配置された複数本の枢軸と、こ
    れら各枢軸により回転自在に支持され、それぞれの外周
    面を第三の円筒面とした複数個の中間ローラとを備え、
    上記第一の回転軸の中心と上記第二の回転軸及び外輪の
    中心とを偏心させる事により、上記環状空間の幅寸法を
    円周方向に亙って不同にし、上記複数個の中間ローラの
    うちの1個の中間ローラを上記環状空間の円周方向に亙
    る若干の変位自在に支持してウェッジローラとすると共
    に、このウェッジローラとなる中間ローラを上記環状空
    間の幅の狭い部分に向け弾性的に押圧する押圧手段を設
    け、上記第一の回転軸と第二の回転軸とのうちの一方の
    回転軸を入力軸とし、他方の回転軸を出力軸とした状態
    で使用する摩擦ローラ式変速機に於いて、上記押圧手段
    が上記ウェッジローラとなる中間ローラを押圧する方向
    を、上記環状空間の円周方向に対して、上記入力軸とな
    る回転軸と共に回転する円筒面に向けて傾斜させた事を
    特徴とする摩擦ローラ式変速機。
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