JP2000034038A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000034038A
JP2000034038A JP10203265A JP20326598A JP2000034038A JP 2000034038 A JP2000034038 A JP 2000034038A JP 10203265 A JP10203265 A JP 10203265A JP 20326598 A JP20326598 A JP 20326598A JP 2000034038 A JP2000034038 A JP 2000034038A
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sheet
paper
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detecting
fixing
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JP10203265A
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Atsuya Takahashi
敦弥 高橋
Yoji Serizawa
洋司 芹澤
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、より早期に巻き付きジャムを検出
することでジャム処理作業を容易にした画像形成装置を
提供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 定着ローラ20及び加圧ローラ21の下流側
に排紙センサ22,23を順次配置し、転写紙Pの先端が該
排紙センサ22,23の両方を通過した後、下流側の排紙セ
ンサ23が先に紙無し状態になった時、定着手段に対して
転写紙Pの巻き付きジャムが発生したことを検出するよ
うに構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特にシート
に画像を定着する定着手段への巻き付きを検出する技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例としてプリン
タの構成を図10を用いて説明する。紙カセット51に積載
された転写紙Pが給紙ローラ52により繰り出され、分離
爪53との協働により一枚ずつ分離給送されて搬送ローラ
対54,55により転写前ローラ対56に搬送される。
【0003】一方、電子写真感光体ドラム57には画像情
報に応じた静電潜像が形成され、現像機58により前記静
電潜像にトナーを供給してトナー画像が形成される。そ
して、感光体ドラム57の回転に同期して転写前ローラ対
56が転写紙Pを該感光体ドラム57と転写ローラ59との間
に供給し、該転写ローラ59の作用により感光体ドラム57
の表面に形成されたトナー画像が転写紙Pに転写され
る。
【0004】トナー画像が転写された転写紙Pは定着ロ
ーラ60と加圧ローラ61により挟持されて加熱,加圧処理
されて転写紙Pにトナー画像が永久定着された後、排出
ローラ62により機外に排出される。
【0005】転写紙Pの搬送経路において転写前ローラ
対56と転写ローラ59との間にはトップセンサ63が配置さ
れており、定着ローラ60と加圧ローラ61からなる定着器
のシート搬送方向下流側(以下、単に「下流側」とい
う)には排紙センサ64が配置されている。
【0006】定着ローラ60と加圧ローラ61からなる定着
器の近傍の排紙部で発生する転写紙Pのジャムを検出す
る場合には、遅延ジャムを検出するために転写紙Pの先
端をトップセンサ63が検出してから所定時間以内に排紙
センサ64が該転写紙Pの先端を検出したか否かを検出す
る方法と、滞留ジャムを検出するために排紙センサ64が
転写紙Pの先端を検出してから転写紙Pの搬送方向のサ
イズに応じた所定時間内に排紙センサ64が該転写紙Pの
後端を検出したか否かを検出する方法と、巻き付きジャ
ムを検出するために上記遅延ジャム、滞留ジャムの検出
時の所定のタイミングで排紙センサ64の紙有無状態を確
認して検出する方法が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例において、巻き付きジャムを検出する場合におい
て所定のタイミング毎に排紙センサ64の紙有無状態を検
出するため、巻き付きジャムの検出が遅れて定着ローラ
60或いは加圧ローラ61に転写紙Pが巻き付いた状態での
ジャム処理を強いられる場合があり、ジャム処理作業が
困難になるという問題があった。
【0008】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、より早期に巻き付きジャムを
検出することでジャム処理作業を容易にした画像形成装
置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る画像形成装置は、シートに対して画像情
報に応じて画像形成手段により形成された画像を該シー
トに定着させる定着手段にシートが巻き付いたことを検
出する巻付検出手段を有する画像形成装置であって、前
記巻付検出手段は前記定着手段よりもシート搬送方向下
流側に順次配置された少なくとも2つのシート検出手段
のシート検出情報に基づいてシートの前記定着手段への
巻き付きを検出することを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、シートの先端が2つの
シート検出手段の両方を一旦通過してシート有りが検出
された後、該シートの搬送経路上の下流側に配置された
方のシート検出手段から先にシート無し状態を検出した
場合に転写手段においてシートに巻き付きジャムが発生
したことを検知することが出来る。
【0011】また、本発明に係る画像形成装置の他の構
成は、シートに対して画像情報に応じて画像形成手段に
より形成された画像を該シートに定着させる定着手段に
シートが巻き付いたことを検出する巻付検出手段を有す
る画像形成装置であって、前記巻付検出手段は前記定着
手段よりもシート搬送方向下流側に配置された排出回転
体の正転と逆転とを検出する回転方向検出手段を有し、
前記巻付検出手段はシートが前記定着手段から排出され
る間に前記回転方向検出手段からの回転情報に基づいて
シートの前記定着手段への巻き付きを検出することを特
徴とする。
【0012】上記構成によれば、回転方向検出手段によ
り定着手段よりもシート搬送方向下流側に配置された排
出回転体の逆転を検出することで転写手段においてシー
トに巻き付きジャムが発生したことを検知することが出
来る。
【0013】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る画像形成装
置の一例としてプリンタに適用した場合の一実施形態を
具体的に説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の
第1実施形態の構成を示す模式断面図、図2は第1実施
形態のシート排出部に設けられた巻き付き検出部の構成
を示す部分拡大図、図3は第1実施形態の制御系のブロ
ック図、図4(a),(b)は第1実施形態における2
つのシート検出手段のタイムチャート、図5は第1実施
形態の巻き付きジャム検出のフローチャートである。
【0014】図1において、シートとなる転写紙Pを積
載収容した紙カセット1の上位側から給紙ローラ2によ
り繰り出された転写紙Pが分離爪3との協働により一枚
ずつ分離給送されて搬送ローラ対4,5により更にシー
ト搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という)に搬
送され、プレフィードセンサ6により転写紙Pの先端が
検出されて転写前ローラ対7に搬送される。
【0015】紙カセット1は転写紙Pのサイズを識別す
る機能を有しており、給紙ローラ2は1回転することに
より該紙カセット1から転写紙Pを搬送ローラ対4に向
けて搬送する。尚、本実施形態ではシートの一例として
転写紙Pを使用した場合について説明するが、紙以外の
合成樹脂等のシートに適用することも可能である。
【0016】また、8は転写紙Pのサイズを識別する機
能を有さない手差給紙口9から転写紙Pを転写前ローラ
対7に搬送する手差給紙ローラ8であり、該手差給紙ロ
ーラ8により手差給紙口9から送られた転写紙Pもプレ
フィードセンサ6により該転写紙Pの先端が検出されて
転写前ローラ対7に搬送される。
【0017】プレフィードセンサ6は紙カセット1或い
は手差給紙口9から給送された転写紙Pの先端及び後端
を検出するものであり、転写前ローラ対7は紙カセット
1或いは手差給紙口9から給送された転写紙Pを画像形
成手段となる静電像担持体である電子写真感光体ドラム
10に所定のタイミングで搬送するものである。
【0018】シート搬送方向において転写前ローラ対7
と感光体ドラム10との間に配置されたトップセンサ11は
転写前ローラ対7により給送された転写紙Pに対して感
光体ドラム10へのトナー画像の書き込み位置と転写紙P
の記録位置との同期を図ると共に給送された転写紙Pの
搬送方向の長さを測定するためのものである。
【0019】12は光源となる半導体レーザであり、13は
該半導体レーザ12から画像情報に応じて点滅して出射さ
れたレーザ光14を反射すると共にスキャナモータ15によ
って回転する回転多面鏡である。回転多面鏡13により反
射したレーザ光14は更にミラー16に反射して一様に帯電
された感光体ドラム10の表面に走査されて画像情報に応
じた静電潜像を形成する。
【0020】17は感光体ドラム10の表面を一様に帯電さ
せるための帯電ローラであり、18は感光体ドラム10の表
面に上述の如くして形成された静電潜像にトナーを供給
して現像するための現像機である。
【0021】19は現像機18により感光体ドラム10の表面
に現像されたトナー画像を転写前ローラ対7により搬送
される転写紙Pに転写するための転写ローラであり、感
光体ドラム10と該転写ローラ19とにより挟持された転写
紙Pの裏面側から所定の電圧を付与して感光体ドラム10
の表面に現像されたトナー画像を転写紙Pに転写する。
【0022】20は転写紙Pに転写されたトナー画像を永
久定着させるための定着手段となる定着ローラであり、
21は該定着ローラ20に圧接された加圧ローラである。感
光体ドラム10と転写ローラ19とにより挟持搬送された転
写紙Pは定着ローラ20と加圧ローラ21により挟持搬送さ
れ、この時、加圧ローラ21の内部に設けられたヒータに
より転写紙Pに転写されたトナーを加熱して溶融させる
と共に加圧ローラ21により加圧されてトナー画像が転写
紙Pに永久定着される。
【0023】図1及び図2に示す22,23は定着ローラ20
と加圧ローラ21からなる定着手段の下流側に順次配置さ
れ、定着後の転写紙Pの有無を検出するシート検出手段
となる排紙センサであり、排紙センサ22,23の間にはシ
ート排出手段を構成する排出回転体となる排出ローラ対
24が配置されている。また、排紙センサ23の下流側には
定着後の転写紙Pを機外に排出するための排出ローラ対
25が配置されている。
【0024】次に図3を用いて制御系の回路構成につい
て説明する。図3において、26は図示しないホストコン
ピュータ等の外部機器から送られる画像コードデータを
プリンタの印字に必要なビットデータに展開すると共に
該プリンタ内部情報を読み取り、それを表示するための
プリンタコントローラである。
【0025】27はプリンタコントローラ26の指示に従っ
て電子写真プロセスに関連する各機能ユニットやプリン
タエンジンの各部の動作を制御すると共にプリンタコン
トローラ26へプリンタ内部情報を報知するためのプリン
タエンジン制御部である。
【0026】28はプリンタエンジン制御部27の指示に従
い、転写紙Pを搬送するためのモータ、搬送ローラ対等
の駆動、停止を行う用紙搬送制御部であり、29はスキャ
ナモータ15の駆動、停止、或いはレーザ光14の点灯を行
うレーザドライバの制御を行う光学系制御部である。ま
た、30は定着ローラ20及び加圧ローラ21からなる定着器
の温度をプリンタエンジン制御部27の指定した所定の温
度に調節するための定着器温度制御部である。
【0027】31はプレフィードセンサ6、トップセンサ
11、排紙センサ22,23等の転写紙Pの搬送経路上の紙有
無センサ或いは紙カセット1内の紙有無センサ等のシー
ト検出情報をプリンタエンジン制御部27に伝達するため
の紙有無センサ入力部である。
【0028】32は転写紙Pの搬送経路上で発生する各種
のジャムを検出するためのジャム検出部であり、該ジャ
ム検出部32の内部に定着ローラ20及び加圧ローラ21によ
り構成される定着手段に転写紙Pが巻き付いたことを検
出する巻付検出手段となる巻付検出部32aが設けられて
いる。また、33は光学系や定着器或いはモータ等の故障
を検出するための故障検出部である。
【0029】本発明に係る巻付検出手段を構成する排紙
センサ22,23の動作のタイムチャートについて図4
(a),(b)を用いて説明する。転写紙Pにトナー画
像が転写されて、定着ローラ20及び加圧ローラ21により
該トナー画像が永久定着されて搬送された転写紙Pは、
正常な搬送時には、図4(a)に示すように、定着ロー
ラ20及び加圧ローラ21の近傍下流側に配置された排紙セ
ンサ22により該転写紙Pの先端が検出された後、排紙セ
ンサ22,23の搬送経路上の離間間隔と転写紙Pの搬送速
度に応じた所定時間t1 後に排紙センサ22よりも下流側
に配置された排紙センサ23により該転写紙Pの先端が検
出される。
【0030】そして、排紙センサ22がONになった時点
から転写紙Pの搬送方向のサイズに応じた所定時間t2
(t2 >t1 )経過した時、排紙センサ22が転写紙Pの
後端を検出し、その後、所定時間t1 後に排紙センサ23
が該転写紙Pの後端を検出する。
【0031】しかしながら、例えば、転写紙Pの先端が
一旦排紙センサ22,23の両方を通過してONにした後、
転写紙Pの途中から定着ローラ20或いは加圧ローラ21に
巻き付くジャムが発生した場合には、一旦排紙センサ2
2,23を通過した転写紙Pの先端側が定着ローラ20或い
は加圧ローラ21に巻き付いて引き戻されることで転写紙
Pの先端が逆走して排紙センサ23をOFFにした後、更
に排紙センサ22をOFFにする(図4(b)参照)。
【0032】本実施形態では、転写紙Pの先端が排紙セ
ンサ22,23の両方を一旦通過して紙有りが検出された
後、転写紙Pの搬送経路上の下流側に配置された排紙セ
ンサ23から先に紙無し状態を検出した場合に転写手段に
おいて転写紙Pに巻き付きジャムが発生したと判断する
ように構成したものである。
【0033】図5はその巻き付きジャムの発生を検出す
るための制御系のフローチャートであり、図5のステッ
プS1,S2において、排紙センサ22,23が順次転写紙
Pの先端を検出して紙有り状態に遷移した後、ステップ
S3において、下流側の排紙センサ23が先に転写紙Pの
後端を検出して紙無し状態に遷移した時、ステップS5
において定着手段において巻き付きジャムが発生したこ
とを検知する。
【0034】前記ステップS3において下流側の排紙セ
ンサ23が転写紙Pの後端を検出することなく、ステップ
S4において上流側の排紙センサ22が先に転写紙Pの後
端を検出して紙無し状態に遷移した場合には正常な搬送
状態であると認識する。
【0035】尚、前記実施形態では定着手段の下流側に
シート検出手段となる排紙センサ22,23を2つ配置した
場合について説明したが、定着手段の下流側に他の複数
のシート検出手段を配置し、該複数のシート検出手段の
シート検出情報に基づいて定着手段への巻き付きを検出
するように構成しても良い。
【0036】次に図6〜図9を用いて本発明に係る画像
形成装置の第2実施形態について説明する。図6は本発
明に係る画像形成装置の第2実施形態のシート排出部に
設けられた巻付検出部の構成を示す部分拡大図、図7は
第2実施形態の巻付検出部の構成を示すブロック図、図
8は第2実施形態のシート排出回転体の正転と逆転とを
検出する回転方向検出手段の構成を示す斜視図、図9は
第2実施形態の制御系のフローチャートである。尚、前
記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付
して説明を省略する。
【0037】本実施形態では図6に示すように、定着手
段となる定着ローラ20及び加圧ローラ21の下流側に設け
られた排紙センサ22は、一端が転写紙Pの搬送経路に回
動自在に突出したセンサフラグが定着ローラ20を通過し
た転写紙Pの先端が当接係合して該センサフラグを回動
することで該センサフラグの他端によって光路が透過或
いは遮断されるフォトインタラプタによって検出される
ように構成されている。
【0038】排紙センサ22の下流側にはシート排出手段
となる排紙ローラ24aと該排紙ローラ24aに圧接されて
従動回転する排出回転体となる排紙コロ24bからなる排
出ローラ対24が配置されている。
【0039】図6及び図7に示す41は排出回転体である
排紙コロ24bの正転状態、逆転状態、或いは停止状態を
識別する機構を有する回転方向検出手段であって正転/
逆転検出部となる正逆転検出センサである。
【0040】図8に示すように、排紙コロ24bが固着さ
れた回転軸42にはワンウエイ機構43が接続されており、
このワンウエイ機構43は排紙コロ24bの回転軸42が正転
方向に回転している場合と、停止している場合には正逆
転検出センサ41を構成するセンサフラグ44がフォトセン
サ45を抜ける位置、即ち、フォトセンサ45の光路を透過
させる位置で待機している。
【0041】一方、前記第1実施形態において前述した
ように例えば転写紙Pが定着手段の定着ローラ20或いは
加圧ローラ21に巻き付いて該転写紙Pが搬送方向とは逆
方向に引っ張られることで転写紙Pの移動方向に従動す
る排紙コロ24bが逆回転するとワンウエイ機構43により
センサフラグ44が排紙コロ24bの回転軸42と一体的にフ
ォトセンサ45の光路を遮断して遮光する方向に回動す
る。
【0042】この動作によってフォトセンサ45が遮光さ
れているか否かによって排紙コロ24bが正転或いは停止
状態であるか、逆転状態であるかを識別するようになっ
ている。従って、回転方向検出手段である正逆転検出セ
ンサ41による排出回転体である排紙コロ24bの回転情報
に基づいて転写紙Pの定着手段への巻き付きジャムを検
出することが出来るものである。
【0043】次に図9を用いて本実施形態の制御系の動
作について説明する。先ず、プリンタコントローラ26か
らプリント要求を受け、給紙と電子写真プロセスの立ち
上げ処理が完了し、転写紙Pが所定の位置まで搬送され
てからプリンタコントローラ26からの印字が開始される
のを待つ(ステップS11)。
【0044】ステップS11においてプリンタコントロー
ラ26の印字が開始すると、ステップS12において、転写
紙Pがレジスト部である転写前ローラ対7により再給送
されてから排紙部までの遅延ジャムを検出するためのタ
イマをセットする。
【0045】その後は遅延ジャム検出タイマがタイムア
ップするタイミングと転写紙Pが排紙センサ22に到達す
るタイミングとを比較し(ステップS13,S14)、遅延
ジャム検出タイマのタイムアップが早い場合には排紙遅
延ジャムが発生したと判断して排紙ジャム処理モードに
遷移する(ステップS15)。
【0046】前記ステップS13,S14において、排紙セ
ンサ22への到達が早い場合には転写紙Pの通紙サイズを
読み取った後(ステップS16)、所定の時間(T1 )だ
け待って(ステップS17)、次の滞留ジャム検出タイマ
を始動する(ステップS18)。
【0047】滞留ジャム検出が終了するまでに排紙セン
サ22が紙無しにならない場合には、排紙滞留ジャムが発
生したと判断して排紙ジャム処理モードに遷移する(ス
テップS19,S20,S21)。
【0048】また、前記ステップS20において、排紙滞
留ジャムを検出する前に排紙センサ22が紙有り状態で且
つ正逆転検出センサ41により排紙コロ24bの逆転を検出
した場合には、転写紙Pが一旦排紙センサ22を抜けて排
紙ローラ24aに到達した後に該転写紙Pの途中で定着手
段の定着ローラ20或いは加圧ローラ21に巻き付いて引き
戻されたと判断して排紙ジャム処理モードに遷移する
(ステップS22,S21)。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、定着手段の下流側に複数のシート検出手段を
設け、それ等のシート検出情報に基づいてシートの定着
手段への巻き付きを検出することで、一旦シート検出手
段を通過した後に何らかの原因で定着手段に巻き付いて
該定着手段側に引き戻されるジャムを早期に検出出来、
ユーザのジャム処理作業を軽減することが出来る。
【0050】また、回転方向検出手段により定着手段よ
りもシート搬送方向下流側に配置された排出回転体の逆
転を検出することで同様に転写手段においてシートに巻
き付きジャムが発生したことを検知することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構
成を示す模式断面図である。
【図2】第1実施形態のシート排出部に設けられた巻付
検出部の構成を示す部分拡大図である。
【図3】図3は第1実施形態の制御系のブロック図であ
る。
【図4】(a),(b)は第1実施形態における2つの
シート検出手段のタイムチャートである。
【図5】第1実施形態の巻き付きジャム検出のフローチ
ャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態のシ
ート排出部に設けられた巻付検出部の構成を示す部分拡
大図である。
【図7】第2実施形態の巻付検出部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】第2実施形態のシート排出回転体の正転と逆転
とを検出する回転方向検出手段の構成を示す斜視図であ
る。
【図9】第2実施形態の制御系のフローチャートであ
る。
【図10】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…紙カセット、2…給紙ローラ、3…分離爪、4,5
…搬送ローラ対、6…プレフィードセンサ、7…転写前
ローラ対、8…手差給紙ローラ、9…手差給紙口、10…
感光体ドラム、11…トップセンサ、12…半導体レーザ、
13…回転多面鏡、14…レーザ光、15…スキャナモータ、
16…ミラー、17…帯電ローラ、18…現像機、19…転写ロ
ーラ、20…定着ローラ、21…加圧ローラ、22,23…排紙
センサ、24…排出ローラ対、24a…排紙ローラ、24b…
排紙コロ、25…排出ローラ対、26…プリンタコントロー
ラ、27…プリンタエンジン制御部、28…用紙搬送制御
部、29…光学系制御部、30…定着器温度制御部、31…紙
有無センサ入力部、32…ジャム検出部、32a…巻付検出
部、33…故障検出部、41…正逆転検出センサ、42…回転
軸、43…ワンウエイ機構、44…センサフラグ、45…フォ
トセンサ、P…転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA18 AA37 CA22 2H072 AA02 AA17 AB20 EA15 3F048 AA02 AA04 AA05 BA14 DA09 DB07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに対して画像情報に応じて画像形
    成手段により形成された画像を該シートに定着させる定
    着手段にシートが巻き付いたことを検出する巻付検出手
    段を有する画像形成装置であって、前記巻付検出手段は
    前記定着手段よりもシート搬送方向下流側に順次配置さ
    れた少なくとも2つのシート検出手段のシート検出情報
    に基づいてシートの前記定着手段への巻き付きを検出す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 シートに対して画像情報に応じて画像形
    成手段により形成された画像を該シートに定着させる定
    着手段にシートが巻き付いたことを検出する巻付検出手
    段を有する画像形成装置であって、前記巻付検出手段は
    前記定着手段よりもシート搬送方向下流側に配置された
    排出回転体の正転と逆転とを検出する回転方向検出手段
    を有し、前記巻付検出手段はシートが前記定着手段から
    排出される間に前記回転方向検出手段からの回転情報に
    基づいてシートの前記定着手段への巻き付きを検出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP10203265A 1998-07-17 1998-07-17 画像形成装置 Pending JP2000034038A (ja)

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JP10203265A JP2000034038A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016175752A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

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JP2016175752A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

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