JP2000034020A - プリフォーム排出方法及びその装置 - Google Patents

プリフォーム排出方法及びその装置

Info

Publication number
JP2000034020A
JP2000034020A JP21868298A JP21868298A JP2000034020A JP 2000034020 A JP2000034020 A JP 2000034020A JP 21868298 A JP21868298 A JP 21868298A JP 21868298 A JP21868298 A JP 21868298A JP 2000034020 A JP2000034020 A JP 2000034020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preform
container
discharge
mounting table
molding machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21868298A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kobayashi
清志 小林
Maki Chiba
真樹 千葉
Masahiko Kobayashi
昌彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP21868298A priority Critical patent/JP2000034020A/ja
Publication of JP2000034020A publication Critical patent/JP2000034020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 PETボトルのオフライン成形工程におい
て、一旦コンテナに集積されたプリフォームを傷付ける
ことなくコンテナからブロー成形ラインに供給すること
ができる。 【構成】 側面にプリフォーム排出用扉12を設けたコ
ンテナ8を、一端に傾斜装置18を連結した載置台11
上に固定し、傾斜装置18によりコンテナ8を傾斜さ
せ、コンテナ8の側面部の開閉可能なプリフォーム排出
用扉12よりプリフォームを排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PETボトルの製
造工程等においてオフライン用のプリフォームを落下衝
撃による傷を付けることなくブロー成形機に供給するプ
リフォーム排出方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、PETボトルの製造において、プリ
フォームを成形するプリフォーム成形機とPETボトル
をブロー成形するブロー成形機が対応しており、プリフ
ォーム成形機で成形されたプリフォームは直接ブロー成
形機に供給されてPETボトルを製造しているインライ
ン方式が一般に採用されている。しかしながら、インラ
イン方式の場合は、プリフォームの製造とPETボトル
の製造速度が互いに拘束され、どちらか低い方の能力に
合わせなければならず、またプリフォームの溜め生産が
できないため、プリフォーム成形機の故障や調整等の場
合はPETボトルの成形も停止しなければならない問題
点がある。そのため、近時プリフォーム成形機とブロー
成形機を切り離して、プリフォーム成形機で製造された
プリフォームを一旦コンテナーに集積して、その後ブロ
ー成形機に供給してPETボトルを製造するオフライン
方式が提案されている。
【0003】その場合、プリフォーム成形機で成形され
て排出されたプリフォームは、プリフォーム搬送コンベ
ヤで搬送され、ゲートカッタ装置に供給されてゲート突
起が切断除去される。ゲートカッタ装置から排出された
プリフォームは、再び搬送されてコンテナ内に落下させ
て集積している。そして、コンテナ内に集積されたプリ
フォームは、フォークリフト等でブロー成形機への供給
位置まで搬送され、コンテナから排出されたプリフォー
ムはプリフォーム搬送コンベヤによりブロー成形機に供
給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンテナ内に集積され
たプリフォームをブロー成形機に供給する際、プリフォ
ームがコンテナからプリフォーム搬送コンベヤ上に落下
する際に、落下による衝撃によってプリフォームに傷が
付き易い状況にある。特にこの傷がプリフォームの口部
に発生した場合には、内容物の漏洩を引き起こし容器と
して致命的欠陥となる。
【0005】本発明は、オフライン方式によるPETボ
トル等の製造におけるプリフォームの取り扱い上の上記
問題点を解決しようとするものであって、プリフォーム
を傷付けずにブロー成形機に供給することができるプリ
フォーム排出方法及びその装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する本
発明のプリフォーム排出方法は、プリフォームをコンテ
ナからプリフォーム搬送コンベヤ上に排出する際、プリ
フォームを自由落下させることなくプリフォーム搬送コ
ンベヤ上に排出するプリフォーム排出方法であって、前
記コンテナの側面部に設けられたプリフォーム排出用扉
を開放し、次いで、コンテナを段階的あるいは連続的に
傾斜させ、プリフォームを前記コンテナの側面下方から
を排出することを特徴とする。
【0007】また、上記排出方法を実施するための本発
明に係るプリフォーム排出装置は、側面にプリフォーム
排出用扉を有するコンテナと、前記コンテナを載置する
載置台と、前記載置台の一側に前記プリフォーム排出用
扉を開閉する扉開閉装置を取り付けると共に、前記載置
台の一端に傾斜装置を取り付けたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
もとに詳細に説明する。図1は本発明に係るプリフォー
ム排出装置のプリフォーム成形ラインでの配置を示す平
面図である。図中、1はプリフォーム排出装置、1Aは
コンテナ供給部、1Bはプリフォーム排出部、1Cはコ
ンテナ排出部である。プリフォームが集積されたコンテ
ナ8は、まず初めにコンテナ供給部1Aに載置され、第
1コンテナ搬送コンベヤ2Aを介して第2コンテナ搬送
コンベヤ2Bに搬入されコンテナ位置決めストッパ3に
位置決めされてプリフォーム排出部1Bに停止する。コ
ンテナ位置決めストッパ3は、図示しないエアシリンダ
等のアクチュエータで作動できる。プリフォーム排出部
1Bにおいてプリフォームが排出された空のコンテナ
は、第2コンテナ搬送コンベヤ2Bを介して第3コンテ
ナ搬送コンベヤ2Cによりコンテナ排出部1Cに搬送さ
れる。4はプリフォーム搬送コンベヤ、5はプリフォー
ム整列装置であり、前記プリフォーム搬送コンベヤ4上
をランダムな向きで搬送されていたプリフォームは前記
プリフォーム整列装置を経て、プリフォーム搬送コンベ
ヤ6で搬送されてブロー成形機7に供給される。
【0009】次に、図2〜図5を中心に本発明のプリフ
ォーム排出方法及びその装置について説明する。プリフ
ォームの排出は、先ず、コンテナ8がプリフォーム排出
部1Bで、コンテナ位置決めストッパ3により停止さ
れ、コンテナチャッキング装置9及びコンテナ支持部1
0により載置台11に固定される。コンテナチャッキン
グ装置9は、図示しないエアシリンダーにより作動させ
ることができる。
【0010】次いで、載置台11を水平状態に保ったま
まコンテナ8の側面部に設けられたプリフォーム排出用
扉12を扉開閉装置13により開放し、コンテナ8の側
面下方から一部のプリフォームをプリフォーム搬送コン
ベア4上に排出する。この扉開閉装置13は、図3に示
すようにプリフォーム排出用扉12に対面するように載
置台に取り付けられており、図4において波線で示すよ
うにプリフォーム排出用扉12の表面を吸引パッド14
で吸引した状態で、シャフト16に固定された扉開閉装
置13をエアシリンダ15により作動することができ
る。
【0011】さらに載置台11をプリフォーム搬送コン
ベヤ4の方向に段階的に傾斜させることによりコンテナ
8から全てのプリフォームを排出する。その際、図5に
示すように載置台11は、載置台支持部17を回転軸と
して傾斜装置18により傾斜させることができる。尚、
傾斜装置18としては、段階的に傾斜させる場合は、モ
ーター19で正逆回転の制御が容易なパワーシリンダー
を使用することが好ましい。
【0012】図示しないが、プリフォーム検出器でプリ
フォーム搬送コンベヤ4上のプリフォームの有無と量を
検出するようになっている。プリフォーム搬送コンベヤ
4上にプリフォームがないことを検出すると載置台11
はプリフォーム搬送コンベヤ4上にプリフォーム有りを
検出するまで傾斜する。そして、コンテナ8からプリフ
ォームが排出されプリフォーム検出器がプリフォーム有
りを検出すると載置台11の傾斜動作はストップする。
この動作を繰り返し、載置台11は段階的に傾斜し最終
的に最大45度まで傾斜して全てのプリフォームが排出
される。
【0013】尚、載置台を連続的に傾斜させることも可
能であり、この場合には、前記パワーシリンダーの他に
エアシリンダーあるいは油圧シリンダーも使用可能であ
る。
【0014】空となったコンテナ8はプリフォーム排出
用扉12を閉鎖した後、再び、水平状態に戻される。そ
の際、載置台11が水平状態に近づくとショックアブソ
ーバー19に接触し、次に載置台ストッパー20に接触
して水平状態で停止する。その後、図示しない検出器に
より水平状態が検出されるとコンテナ位置決めストッパ
3とコンテナチャッキング装置9が解除され、コンテナ
8は、第2コンテナ搬送コンベヤ2B及び第3コンテナ
搬送コンベヤ2Cが作動しコンテナ排出部1Cに搬送さ
れる。その間、プリフォーム排出部1Bには、図示しな
いコンテナ検出器が設けられており、コンテナ8の有無
を検出するようになっており、プリフォーム排出部1B
にコンテナ8がないことを検出するとコンテナ供給部1
Aに待機していたコンテナ8がプリフォーム排出部1B
に搬送され、前記と同様にして次のプリフォーム排出作
業が開始される。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、コンテナに集積された
プリフォームを自由落下させることなくプリフォーム搬
送コンベヤ上に排出できるためプリフォームに傷を付け
ることなくブロー成形機に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリフォーム排出装置
のボトル成形ラインでの平面配置図である。
【図2】本発明の実施形態に係るプリフォーム排出装置
の側面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るプリフォーム排出装置
の正面図である。
【図4】プリフォーム排出用扉の開閉動作を示す図であ
る。
【図5】載置台の傾斜状態を示す図である。
【符号の説明】
1 プリフォーム排出装置 2 コンテナ
搬送コンベヤ 3 コンテナ位置決めストッパ 4 プリフォ
ーム搬送コンベヤ 5 プリフォーム整列装置 7 ブロー成
形機 8 コンテナ 9 コンテナ
チャッキング装置 10 コンテナ支持部 11 載置台 12 プリフォーム排出用扉 13 扉開閉
装置 14 吸引パッド 15 扉開閉
用エアシリンダ 16 シャフト 17 載置台
支持部 18 傾斜装置 19 モータ
ー 20 ショックアブソーバー 21 載置台
ストッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナ内に集積されたプリフォームの排
    出方法であって、前記コンテナの側面部に設けられたプ
    リフォーム排出用扉を開放し、次いで、コンテナを段階
    的あるいは連続的に傾斜させ、プリフォームを前記コン
    テナの側面下方から排出するプリフォーム排出方法。
  2. 【請求項2】側面にプリフォーム排出用扉を有するコン
    テナと、前記コンテナを載置する載置台と、前記載置台
    の一側に前記プリフォーム排出用扉を開閉する扉開閉装
    置を取り付けると共に、前記載置台の一端に傾斜装置を
    取り付けたことを特徴とするプリフォーム排出装置。
JP21868298A 1998-07-17 1998-07-17 プリフォーム排出方法及びその装置 Pending JP2000034020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21868298A JP2000034020A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 プリフォーム排出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21868298A JP2000034020A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 プリフォーム排出方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000034020A true JP2000034020A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16723776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21868298A Pending JP2000034020A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 プリフォーム排出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000034020A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012135986A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Suntory Holdings Ltd ボトル成型設備の情報管理方法及び情報管理システム並びにボトル成型設備
KR101576731B1 (ko) * 2014-04-01 2015-12-10 주식회사 명성 사출성형물 이송수단에 설치된 운반장치
CN110282387A (zh) * 2019-05-24 2019-09-27 江苏大学 一种柔性面屏用双层式自动下料机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012135986A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Suntory Holdings Ltd ボトル成型設備の情報管理方法及び情報管理システム並びにボトル成型設備
KR101576731B1 (ko) * 2014-04-01 2015-12-10 주식회사 명성 사출성형물 이송수단에 설치된 운반장치
CN110282387A (zh) * 2019-05-24 2019-09-27 江苏大学 一种柔性面屏用双层式自动下料机
CN110282387B (zh) * 2019-05-24 2021-06-22 江苏大学 一种柔性面屏用双层式自动下料机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5967732B2 (ja) ブロー成形機
US6726001B2 (en) Transfer apparatus and method for film bags
JPH08217223A (ja) 容器の姿勢を整えて整列状態で供給するための自動装置
JP2001139148A (ja) 容器を順次荷空けするための方法および装置
JP2000034020A (ja) プリフォーム排出方法及びその装置
JP2007315794A (ja) 成形容器の検査装置および検査方法
JP3725503B2 (ja) ワーク供給装置
CN115256835A (zh) 一种多工位除胶柱设备
JP3216085B2 (ja) ランナー分離装置付きコンテナストック型製品移送装置
JP2784489B2 (ja) 物品整列機
JP4911840B2 (ja) 容器搬送設備及び容器搬送方法
JP2006150425A (ja) ボトル缶の製造装置およびボトル缶の製造方法
JP2008001513A (ja) 選別機
JP2005247344A (ja) ワーク箱詰め装置及びワーク箱詰め方法
JP4955869B2 (ja) 容器群受渡装置
JP4127500B2 (ja) 成形物の供給方法及び装置
JP3550920B2 (ja) プリフォーム集積方法及びその装置
JP4262498B2 (ja) プリフォームのゲートカット装置
JPH0776302A (ja) 包装物の箱詰め装置
JP2002160802A (ja) 物品取出し装置およびピッキングシステム
JPH0442269Y2 (ja)
KR101482861B1 (ko) 태블릿 공급 방법 및 이를 수행하기 위한 장치
JP3760267B2 (ja) プリフォームの集積装置
JP3770808B2 (ja) ディスク反転投入装置
JP2651802B2 (ja) 物品供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20040206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02