JP2000033650A - 枝管ライニング材の製造方法及び枝管ライニング工法 - Google Patents

枝管ライニング材の製造方法及び枝管ライニング工法

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JP2000033650A
JP2000033650A JP20238798A JP20238798A JP2000033650A JP 2000033650 A JP2000033650 A JP 2000033650A JP 20238798 A JP20238798 A JP 20238798A JP 20238798 A JP20238798 A JP 20238798A JP 2000033650 A JP2000033650 A JP 2000033650A
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pipe lining
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tubular resin
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
Shigeru Endo
茂 遠藤
Hiroyuki Aoki
啓之 青木
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Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
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Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枝管のライニングに際して圧力流体によって
枝管内に確実に反転挿入され得る枝管ライニング材の製
造方法を提供すること。 【構成】 ファイバーで構成される管状樹脂吸着材の外
表面に気密性の高いプラスチックフィルム2を溶着又は
接着し、該管状樹脂吸着材の一端を外側へ折り返してそ
の端部を押し広げ、その押し広げた部分の全部又は一部
に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させた後、その液状硬
化性樹脂を硬化させて管状樹脂吸着材の一端に硬化した
鍔1Bを形成し、該鍔1Bを除く管状樹脂吸着材の外面
全体と鍔1Bの表面の全部又は鍔が管状樹脂吸着材の外
面に連繋する部分の一部を前記プラスチックフィルム2
で被覆し、鍔1Bを除く管状樹脂吸着材に未硬化の液状
硬化性樹脂を含浸せしめて一端に鍔1Bを有する枝管ラ
イニング材を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老朽化した枝管の
内周面のライニングに供される枝管ライニング材の製造
方法と該枝管ライニング材を用いて施工される枝管ライ
ニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老朽
化した場合、該管路を地中から掘出することなくその内
周面にライニングを施して当該管路を補修する管ライニ
ング工法が提案され、既に実用に供されている。
【0003】上記管ライニング工法は、その外周面が気
密性の高いフィルムで被覆された可撓性の樹脂吸着材に
未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライニン
グ材を流体圧によって管路内に反転挿入した後、該管ラ
イニング材を管路の内周面に押圧し、その状態を保った
まま管ライニング材を加熱等してこれに含浸された硬化
性樹脂を硬化させることによって、硬化した管ライニン
グ材で管路の内周面をライニングして該管路を補修する
工法である。
【0004】ところで、上記管ライニング工法は下水管
等の本管に合流する枝管に対しても同様に適用すること
ができるが、本発明者等は図15及び図16に示す枝管
ライニング材と該枝管ライニング材を用いて施工される
枝管ライニング工法を先に提案した(特開平4−355
115号及び同4−355116号公報参照)。
【0005】即ち、図15及び図16は従来の枝管ライ
ニング材とこれを用いた枝管ライニング工法を示す断面
図であり、これらの図において、110は下水管等の本
管、111は本管110に合流する小径の枝管であっ
て、本管110内にはセッティングロボット112、圧
力バッグ113等が導入されており、セッティングロボ
ット112にはセッティングアーム116が支持され、
圧力バッグ113はガイドチューブ132とカップ13
3を介してセッティングアーム116に取り付けられて
いる。そして、圧力バッグ113内には枝管ライニング
材101が挿入されているが、該枝管ライニング材10
1は未硬化の液状硬化性樹脂を含浸しており、その一端
には硬化した鍔101aが形成され、この鍔101aに
近い外周面(反転後は内周面)には引き剥しチューブ1
34の一端が仮接着されている。
【0006】而して、図15に示すように、上記枝管ラ
イニング材101の鍔101aは前記セッティングロボ
ット112に取り付けられたセッティングアーム116
に支持されており、前記引き剥しチューブ134の他端
は前記カップ133に取り付けられている。又、枝管ラ
イニング材101の鍔101aとセッティングアーム1
16との間には弾性部材120が介設されている。尚、
弾性部材120はエアーホース121を介して不図示の
コンプレッサーに接続されている。
【0007】上記状態において、本管110内でセッテ
ィングロボット112を移動させて枝管ライニング材1
01の鍔101aを枝管111の開口部に位置決めした
後、不図示のコンプレッサーを駆動して圧力バッグ11
3と弾性部材120にそれぞれ圧縮エアーを供給する
と、弾性部材120は膨張して枝管ライニング材101
の鍔101aを枝管111の開口部周縁に密着せしめ
る。又、圧力バッグ113内の枝管ライニング材101
は、図15に示すように、圧力バッグ113内に供給さ
れる圧縮エアーの圧力を受けて反転しながら枝管111
内を本管110側から地上に向かって順次挿入されてい
く。
【0008】上述のようにして枝管ライニング材101
が枝管111内に反転挿入されると、該枝管ライニング
材101を枝管111の内壁に押圧した状態で、枝管ラ
イニング材101を加熱等して該枝管ライニング材10
1に含浸された硬化性樹脂を硬化させる。そして、枝管
ライニング材101の硬化が終了すると、弾性部材12
から圧縮エアーを抜くとともに、セッティングロボット
112を駆動してセッティングアーム116を下動させ
る。すると、図16に示すように、弾性部材120とセ
ッティングアーム116は枝管ライニング材101から
切り離されるため、圧力バッグ113を図16の矢印方
向に引くと、セッティングロボット112も圧力バッグ
113と共に同方向に引かれ、枝管ライニング材101
に仮接着されていた引き剥しチューブ134が仮接着部
分から引き剥されて圧力バッグ113等と取り除かれ、
枝管111は残った枝管ライニング材101によってラ
イニングされて補修される。
【0009】ところが、上記従来の枝管ライニング工法
においては、引き剥しチューブ134は枝管ライニング
材101が硬化した後に引き剥されるためにこれを強力
に接着することができず、このために枝管ライニング材
101をセッティングアーム116にセットする際に引
き剥しチューブ134が剥れたり、引き剥しチューブ1
34が剥れる際に枝管ライニング材101に傷が付いて
その部分(引き剥しチューブ134の仮接着部分)にピ
ンホールが発生する等の問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図17に示す
ように引き剥しチューブを省略し、弾性部材120によ
って枝管ライニング材101の鍔101aを枝管111
の開口部周縁に密着させるだけで枝管ライニング材10
1等の内部に形成される密閉空間Sの気密を保つように
することが考えられる。
【0011】しかしながら、図17に示す方法において
は、枝管ライニング材101の既に硬化している鍔10
1aと未硬化の硬化性樹脂を含浸する他の部分との境界
の気密性が不十分であり、その部分から圧縮エアーが漏
れ出るために枝管ライニング材101の枝管111内へ
の反転挿入を確実に行うことができないという問題があ
った。
【0012】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、枝管のライニングに際して圧
力流体によって枝管内に確実に反転挿入され得る枝管ラ
イニング材の製造方法と該枝管ライニング材を用いた枝
管ライニング工法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る枝管ライニング材の製造方法は、ファ
イバーで構成される管状樹脂吸着材の外表面に気密性の
高いプラスチックフィルムを溶着又は接着し、該管状樹
脂吸着材の一端を外側へ折り返してその端部を押し広
げ、その押し広げた部分の全部又は一部に未硬化の液状
硬化性樹脂を含浸させた後、その液状硬化性樹脂を硬化
させて管状樹脂吸着材の一端に硬化した鍔を形成し、該
鍔を除く管状樹脂吸着材の外面全体と鍔の表面の全部又
は鍔が管状樹脂吸着材の外面に連繋する部分を前記プラ
スチックフィルムで被覆し、鍔を除く管状樹脂吸着材に
未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて一端に鍔を有す
る枝管ライニング材を得るようにしたことを特徴とす
る。
【0014】又、本発明に係る枝管ライニング工法は、
ファイバーで構成される管状樹脂吸着材の外表面に気密
性の高いプラスチックフィルムを溶着又は接着し、該管
状樹脂吸着材の一端を外側へ折り返してその端部を押し
広げ、その押し広げた部分の全部又は一部に未硬化の液
状硬化性樹脂を含浸させた後、その液状硬化性樹脂を硬
化させて管状樹脂吸着材の一端に硬化した鍔を形成し、
該鍔を除く管状樹脂吸着材の外面全体と鍔の表面の全部
又は鍔が管状樹脂吸着材の外面に連繋する部分を前記プ
ラスチックフィルムで被覆し、鍔を除く管状樹脂吸着材
に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る枝管ライ
ニング材を用いて施工される枝管ライニング工法であっ
て、前記枝管ライニング材の鍔を本管の枝管開口部周縁
に密着させた状態で該枝管ライニング材を流体圧によっ
て枝管内に本管側から地上に向かって反転挿入した後、
枝管ライニング材を枝管の内周壁に押圧した状態で該枝
管ライニング材に含浸された硬化性樹脂を硬化させるこ
とを特徴とする。
【0015】従って、本発明によれば、反転後の枝管ラ
イニング材の鍔を除く管状樹脂吸着材(硬化性樹脂含浸
部)と鍔は両者の境界部を含んで気密性の高いプラスチ
ックフィルムによって気密に被覆されているため、枝管
ライニング材内に圧力流体を供給して該枝管ライニング
材を枝管内に反転挿入するに際して硬化性樹脂含浸部と
鍔との境界から圧縮エアー等の圧力流体が漏れ出ること
がなく、枝管ライニング材の枝管への反転挿入が常に安
定して確実になされる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明に係る製造方法によって製造
された枝管ライニング材の断面図、図2は図1のA部拡
大詳細図である。
【0018】図1に示す枝管ライニング材1は、管状樹
脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る
硬化性樹脂含浸部1Aの一端を折り返して硬化した鍔1
Bを形成し、同硬化性樹脂含浸部1Aの他端エンド部を
気密的に密閉するとともに、硬化性樹脂含浸部1Aの外
面全体と鍔1Bの硬化性樹脂含浸部1Aの外面に連繋す
る一部(内周面)を気密性の高いプラスチッフィルム2
で被覆して構成されている。
【0019】上記管状樹脂吸収材はポリエステルファイ
バーをニードルパンチング加工して得られる不織布で構
成されており、これに含浸される未硬化の液状硬化性樹
脂としては不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビ
ニールエステル樹脂等の熱硬化性樹脂が使用される。
尚、不織布に含浸される液状硬化性樹脂としては、その
他ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の
光硬化性樹脂、ポリエチレン樹脂等の熱可塑性樹脂等を
使用することができる。又、前記プラスチックフィルム
2としてはポリウレタン又はナイロンを含む複合フィル
ムが使用されている。
【0020】ところで、ポリエステルファイバーをニー
ドルパンチング加工して得られる前記不織布において
は、最終ニードルパンチング加工においてニードルが突
き出た側の糸はニードルが突き刺さった側の糸よりも格
段に抜けづらいことが確認された。
【0021】そこで、本実施の形態では、不織布のニー
ドルが突き出た側(つまり、不織布の糸が抜けづらい
側)に前記プラスチックフィルム2を溶着又は接着する
ようにしている。この結果、プラスチックフィルム2の
不織布に対する耐剥離強度が高められる。
【0022】而して、図2に詳細に示すように、プラス
チックフィルム2は硬化性樹脂含浸部1Aの外面全体と
鍔1Bの内周面に被着されるが、該プラスチックフィル
ム2の鍔1B又はこれに連繋する部分への接触長さhは
2.5m/m以上に設定されている。
【0023】ところで、枝管ライニング材1の鍔1Bは
管状樹脂吸収材の一端を外側へ折り返し、その折り返さ
れた部分に不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビ
ニールエステル樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、
シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させて予め硬化
させることによって構成され、これは後述の本管10
(図7参照)の曲率に略等しい円弧曲面状に湾曲した形
状に成形され、その外径は後述の枝管11(図7参照)
の内径よりも大きく設定され、厚さは1mm以上に設定
されている。
【0024】而して、以上のように構成される枝管ライ
ニング材1においては、硬化性樹脂含浸部1Aと鍔1B
は、図2に詳細に示すように、両者の境界部を含んでプ
ラスチックフィルム2によってその外面と内周部がそれ
ぞれ気密に被覆されている。
【0025】尚、本実施の形態に係る枝管ライニング材
1においては、鍔1Bの硬化性樹脂含浸部1Aの外面に
連繋する一部(内周部)をプラスチックフィルム2で覆
ったが、図3に示すように鍔1Bの全体をプラスチック
フィルム2で覆ったり、或は図4に示すように鍔1Bを
部分的に覆うようにしても良い。
【0026】又、図5に示すように、枝管ライニング材
1の鍔1Bにステンレス等の金属から成る円筒状の穿孔
保護部材50をボルト51とナット52で取り付けた
り、或は図4に示すように同様の穿孔保護部材50を硬
化性樹脂含浸部1Aの鍔1B近傍の内部に設けても良
い。尚、図5に示す穿孔保護部材50の凸部50aは後
述の枝管ライニングが終了した時点で枝管ライニング材
1内に突出するが、この凸部50aの外径は枝管ライニ
ング材1(硬化性樹脂含浸部1A)の内径よりも小さく
設定されており、該凸部50aと枝管ライニング材1
(硬化性樹脂含浸部1A)との間には直径で3m/m以
上のクリアランスが形成されている。
【0027】ここで、本発明に係る枝管ライニング材1
の製造方法について説明する。
【0028】枝管ライニング材1の鍔1Bの加工におい
ては、外表面がプラスチックフィルム2で被覆された管
状樹脂吸着材の一端を外側へ折り返し、その折り返した
部分全体を円弧曲面状に押し広げるか、又は硬化性樹脂
含浸部1Aと連繋する一部を残して管状樹脂吸着材から
プラスチックフィルム2を引き剥し、管状樹脂吸着材の
一端を押し広げ易いようにその周囲に切れ目を入れ、該
管状樹脂吸着材の一端を押し広げる。そして、枝管ライ
ニング材1の内径と同等若しくはそれよりも小さな内径
を有するリング状の樹脂吸着材(不図示)を鍔1Bに積
み重ねることによって鍔1Bの板厚を調整し、その鍔1
Bに熱硬化性樹脂を含浸させてこれを硬化させる。
【0029】上述のようにして管状樹脂吸着材の一端に
硬化した鍔部1が形成されると、図6に示すように、型
枠35を鍔1Bの上面にセットしてこれを複数のGクラ
ンプ36で鍔1Bに連結し、型枠35内に未硬化の液状
硬化性樹脂37を注入し、管状樹脂吸着材の内部を真空
ポンプ38で真空引きすることによって該管状樹脂吸着
材に液状硬化性樹脂37を含浸せしめて硬化性樹脂含浸
部1A(図1参照)を構成する。
【0030】或は、図7に示すように、管状樹脂吸着材
の内部に未硬化の液状硬化性樹脂37を注入した後、管
状樹脂吸着部の折り返し部を気密性の高いフィルム39
で気密に覆い、真空ポンプ38で管状樹脂吸着材を真空
引きしながら、該管状樹脂吸着材を図示矢印方向(下方
に)に引いて一対のローラ40間を通過させることによ
って管状樹脂吸着材に液状硬化性樹脂37を含浸せしめ
て硬化性樹脂含浸部1A(図1参照)を構成する。尚、
このとき、容器41内の色水を管状樹脂吸着材に吹き付
けて気密性とピンホールの有無をチェックすることがで
きる。管状樹脂吸着材の気密性が十分でなかったり、ピ
ンホールが発生している場合には、吹き付けた色水が真
空に引かれて管状樹脂吸着材内に染み込む。
【0031】ところで、鍔1Bの形成においては、液状
硬化性樹脂の鍔1Bと管状樹脂吸着材の連繋部への含浸
を液状硬化性樹脂をファイバー表面より塗布して押圧す
ることによって行い、液状硬化性樹脂をプラスチックフ
ィルム2の溶着面又は接着面まで浸透させて鍔1Bと管
状樹脂吸着材との境界を気密的に加工する方法が採用さ
れる。
【0032】次に、本発明に係る上記枝管ライニング材
1を用いて施工される枝管ライニング工法を図8〜図1
4に基づいて説明する。尚、図8〜図14は枝管ライニ
ング工法をその工程順に示す断面図である。
【0033】図8において、10は本管、11は本管1
0に合流する小径の枝管であって、本管10内にはセッ
ティングロボット12、圧力バッグ13、枝管ライニン
グ材1等が導入されている。
【0034】上記セッティングロボット12は、油圧で
駆動されてそのヘッド12aが図8の矢印a方向及びb
方向に進退し、且つ、c方向に回転可能であって、これ
には牽引ロープ14が連結されており、上部にはモニタ
ー用のTVカメラ15が設置されている。又、このセッ
ティングロボット12のヘッド12aにはセッティング
アーム16が着脱自在に取り付けられている。尚、セッ
ティングロボット12とセッティングアーム16は両者
を組み付けた状態で不図示のマンホールから本管10内
に導入することができないため、両者は切り離された状
態でそれぞれ別のマンホールから本管10内に導入さ
れ、例えばセッティングロボット12を本管10内を通
って他方のマンホールまで移動させ、これにセッティン
グアーム16を取り付けるようにする必要がある。
【0035】ところで、上記セッティングアーム16は
金属又は硬質プラスチックで円筒状に成形されており、
その外径は本管10の内径と同等若しくはそれよりも小
さく設定されている。そして、このセッティングアーム
16の上面と側面にはそれぞれ開口部16a,16bが
形成されており、上面開口部16aの周縁には連結パイ
プ部16cが内方に向かって一体に突設されている。
尚、本実施の形態ではセッティングアーム16を円筒状
に成形したが、本管10の内径と同等若しくはそれより
も小さな外接円を有する円筒状に近い多角筒状に成形し
ても良い。
【0036】又、上記セッティングアーム16内には前
記圧力バッグ13の一部が開口部16bから挿入されて
おり、該圧力バッグ13の一端はセッティングアーム1
6の連結パイプ部16cの外周に取り付けられ、セッテ
ィングアーム16の外方へ延出する他端はカップ17に
よって閉じられており、カップ17には流体圧注入ホー
スと温水排出ホースを兼ねるホース18と牽引ロープ1
9が接続されている。
【0037】そして、上記圧力バッグ13内には枝管ラ
イニング材1の硬化性樹脂含浸部1Aが挿入され、該枝
管ライニング材1の鍔1Bはセッティングアーム16の
上面によって支持され、両者の間には膨張収縮自在な弾
性部材20が介設されている。この弾性部材20はセッ
ティングアーム16の上面開口部16aを除く外周面を
覆うように設けられており、これはエアーホース21を
介して地上に設置された不図示のコンプレッサーに接続
されている。尚、図8に示すように、圧力バッグ13は
枝管ライニング材1の硬化性樹脂含浸部1Aを挿入した
状態で略直角に撓曲可能なように柔軟な材質で構成され
ている。
【0038】ここで、枝管ライニング材1の鍔1Bと弾
性部材20とは粘着剤、両面テープ又マジックテープで
接着されている。尚、本実施の形態では1つの弾性部材
20を用いたが、弾性部材を複数設け、これらを枝管ラ
イニング材1の鍔1Bとセッティングアーム16の上面
との間及びセッティングアーム16の下面と本管10の
内壁との間に別々に設けるようにしても良い。
【0039】而して、牽引ロープ14,19を引っ張る
ことによってセッティングロボット12やセッティング
アーム16、圧力バッグ13、枝管ライニング材1等は
本管10内を一体的に移動するが、セッティングロボッ
ト12に設置されたTVカメラ15と枝管11内に導入
されたTVカメラ22によって地上で本管10内と枝管
11内をそれぞれモニタリングしながら、図8に示すよ
うに枝管ライニング材1の鍔1Bを枝管11の開口部に
位置決めする。
【0040】次に、地上に設置された不図示のコンプレ
ッサーを駆動してホース18,21を介して圧力バッグ
13と弾性部材20にそれぞれ圧縮エアーを供給すれ
ば、図9に示すように、弾性部材20は膨張して枝管ラ
イニング材1の鍔1Bを枝管11の開口部周縁に押圧し
て密着させる。すると、圧力バッグ13内には枝管ライ
ニング材1と弾性部材20によって閉じられる密閉空間
Sが形成される。尚、本実施の形態においては、前述の
ように弾性部材20はセッティングアーム16の上面開
口部16aを除く外周面を覆うように設けられているた
め、該弾性部材20が枝管ライニング材1の鍔1Bから
受ける反力は該弾性部材20のセッティングアーム16
の下面と本管10の内壁との間に介在する部分の内圧に
よって受けられ、従って、セッティングアーム16及び
セッティングロボット12のヘッド部12aに大きな押
圧力の反力が作用することがない。
【0041】又、上述のように圧力バッグ13内の密閉
空間Sに圧縮エアーを供給すると、図9に示すように、
圧力バッグ13内に挿入された枝管ライニング材1の硬
化性樹脂含浸部1Aが圧縮エアーの圧力を受けて反転し
ながら枝管11内を本管10側から地上に向かって挿入
されていく。尚、この枝管ライニング材1の硬化性樹脂
含浸部1Aの枝管11内への反転挿入の状況は、枝管1
1内に導入された前記TVカメラ15によって地上でモ
ニタリングされる。
【0042】而して、図2に示すように、反転前の枝管
ライニング材1の硬化性樹脂含浸部1Aの外面と鍔1B
の内周部は両者の境界部を含んでプラスチックフィルム
2によって気密に被覆されているため、枝管ライニング
材1が反転された後においては、図10に示すように、
該枝管ライニング材1の硬化性樹脂含浸部1Aと鍔1B
の内面は両者の境界部を含んでプラスチックフィルム2
によって気密に覆われることとなり、この結果、硬化性
樹脂含浸部1Aと鍔1Bとの境界から圧縮エアーが漏れ
出ることがなく、密閉空間Sには高い気密性が確保さ
れ、従って、枝管ライニング材1の枝管11への反転挿
入が常に確実になされる。尚、反転前の枝管ライニング
材1の外表面及び圧力バッグ13の内面にオイル、ワッ
クス、界面活性剤等の潤滑剤を塗布しておけば、枝管ラ
イニング材1の反転挿入時の該枝管ライニング材1と圧
力バッグ13との摩擦抵抗が低減され、枝管ライニング
材1の枝管11内への反転挿入が抵抗なくスムーズにな
される。
【0043】ところで、枝管ライニング材1の硬化性樹
脂含浸部1Aの長さは枝管11の長さよりも50mm以
上長く設定されており、従って、図11に示すように枝
管ライニング材1の硬化性樹脂含浸部1Aの枝管11へ
の反転挿入が終了すると、該硬化性樹脂含浸部1Aは所
定長さだけ地上に突出する。
【0044】次に、枝管ライニング材の地上に突出した
部分の端部を切断し、図12に示すように、その部分に
温水注入カップ23を取り付け、地上に設置されたコン
プレッサー24を駆動して圧縮エアーを温水注入カップ
23に接続されたエアーホース25から枝管ライニング
材1内に供給し、枝管ライニング材1を枝管の内周壁に
押圧した状態で、地上に設置された温水ポンプ26を駆
動して水槽27内の65℃〜98℃に加熱された温水を
温水ホース28から枝管ライニング材1の内部に注入す
る。すると、温水は圧力バッグ13内と枝管ライニング
材1内に充填され、圧力バッグ13内と枝管ライニング
材1内に充填されていた圧縮エアーが温水によって置換
される。従って、枝管ライニング材1は温水によって加
熱され、これの硬化性樹脂含浸部1Aに含浸されている
熱硬化性樹脂が熱によって硬化する。尚、圧力バッグ1
3内と枝管ライニング材1内の温水はホース18と該温
水ホース18に接続された温水ホース29を通って前記
水槽27に戻されるが、温水ホース29の途中には温水
ポンプ30とボイラー31が設けられており、枝管ライ
ニング材1の加熱に供されて温度の下がった温水はボイ
ラー30によって所定の温度(65℃〜98℃)に加熱
されて水槽27に戻され、温水ホース28を通って再び
枝管ライニング材1の内部に供給されて該枝管ライニン
グ材1の加熱に供される。このように、温水は枝管ライ
ニング材1と水槽27の間で連続的に循環されて枝管ラ
イニング材1の加熱に供される。
【0045】以上のようにして枝管ライニング材1の硬
化性樹脂含浸部1Aが硬化すると、枝管ライニング材1
及び圧力バッグ13の内部から温水が抜かれ、弾性部材
20から圧縮エアーが抜かれる。すると、図13に示す
ように、弾性部材20は収縮して枝管ライニング材1の
鍔1Bから離れるため、セッティングアーム16及び圧
力バッグ13を枝管ライニング材1から切り離すことが
でき、牽引ロープ19を引っ張ってセッティングロボッ
ト12をセッティングアーム16や圧力バッグ13と共
に本管10内から取り除き、図14に示すように枝管ラ
イニング材1の不要部分を切除すれば、枝管11に対す
る一連のライニング作業が完了し、枝管11は、硬化し
た枝管ライニング材1によってその内周壁がライニング
されて補修される。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、反転後の枝管ライニング材の鍔を除く管状樹脂
吸着材(硬化性樹脂含浸部)と鍔は両者の境界部を含ん
で気密性の高いプラスチックフィルムによって気密に被
覆されているため、枝管ライニング材内に圧力流体を供
給して該枝管ライニング材を枝管内に反転挿入するに際
して硬化性樹脂含浸部と鍔との境界から圧縮エアー等の
圧力流体が漏れ出ることがなく、枝管ライニング材の枝
管への反転挿入が常に安定して確実になされるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る枝管ライニング材の断面図であ
る。
【図2】図1のA部拡大詳細図である。
【図3】本発明の別実施形態に係る枝管ライニング材の
部分断面図である。
【図4】本発明の別実施形態に係る枝管ライニング材の
部分断面図である。
【図5】本発明の別実施形態に係る枝管ライニング材の
部分断面図である。
【図6】枝管ライニング材の製造工程において管状樹脂
吸着材への硬化性樹脂の含浸させる方法を示す断面図で
ある。
【図7】枝管ライニング材の製造工程において管状樹脂
吸着材への硬化性樹脂の含浸させる方法を示す断面図で
ある。
【図8】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【図9】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【図9】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【図10】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図11】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図12】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図13】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図14】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図15】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【図16】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【図17】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 枝管ライニング材 1A 硬化性樹脂含浸部 1B 鍔 2 プラスチックフィルム 10 本管 11 枝管 50 穿孔保護部材 50a 凸部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月2日(1998.11.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る枝管ライニング材の断面図であ
る。
【図2】図1のA部拡大詳細図である。
【図3】本発明の別実施形態に係る枝管ライニング材の
部分断面図である。
【図4】本発明の別実施形態に係る枝管ライニング材の
部分断面図である。
【図5】本発明の別実施形態に係る枝管ライニング材の
部分断面図である。
【図6】枝管ライニング材の製造工程において管状樹脂
吸着材への硬化性樹脂の含浸させる方法を示す断面図で
ある。
【図7】枝管ライニング材の製造工程において管状樹脂
吸着材への硬化性樹脂の含浸させる方法を示す断面図で
ある。
【図8】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【図9】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【図10】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図11】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図12】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図13】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図14】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面
図である。
【図15】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【図16】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【図17】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 枝管ライニング材 1A 硬化性樹脂含浸部 1B 鍔 2 プラスチックフィルム 10 本管 11 枝管 50 穿孔保護部材 50a 凸部
フロントページの続き (71)出願人 592004301 株式会社オール 埼玉県所沢市林1丁目194番地の4 (72)発明者 神山 隆夫 神奈川県平塚市代官町31番27号株式会社湘 南合成樹脂製作所内 (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県つくば市花畑2−12−4株式会社ゲ ット内 (72)発明者 青木 啓之 埼玉県所沢市林1丁目194番地の4株式会 社オール内 Fターム(参考) 4F211 AA36C AD05 AD12 AD16 AG08 AG24 AG29 AH43 SA14 SC03 SD04 SD11 SD23 SH16 SH21 SJ01 SJ13 SJ21 SN03 SP12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバーで構成される管状樹脂吸着材
    の外表面に気密性の高いプラスチックフィルムを溶着又
    は接着し、該管状樹脂吸着材の一端を外側へ折り返して
    その端部を押し広げ、その押し広げた部分の全部又は一
    部に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させた後、その液状
    硬化性樹脂を硬化させて管状樹脂吸着材の一端に硬化し
    た鍔を形成し、該鍔を除く管状樹脂吸着材の外面全体と
    鍔の表面の全部又は鍔が管状樹脂吸着材の外面に連繋す
    る部分を前記プラスチックフィルムで被覆し、鍔を除く
    管状樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめ
    て一端に鍔を有する枝管ライニング材を得ることを特徴
    とする枝管ライニング材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記管状樹脂吸着材をポリエステルファ
    イバーのニードルパンチング加工によって得られる不織
    布で構成し、該不織布の最終ニードルパンチング加工に
    おいてニードルが突き出た側に前記プラスチックフィル
    ムを溶着又は接着することを特徴とする請求項1記載の
    枝管ライニング材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記プラスチックフィルムをポリウレタ
    ン又はナイロンを含む複合フィルムで構成したことを特
    徴とする請求項1記載の枝管ライニング材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記鍔の形成において液状硬化性樹脂の
    鍔と前記管状樹脂吸着材の連繋部への含浸を液状硬化性
    樹脂をファイバー表面より塗布して押圧することによっ
    て行い、液状硬化性樹脂をプラスチックフィルムの溶着
    面又は接着面まで浸透させて鍔と管状樹脂吸着材との境
    界を気密的に加工することを特徴とする請求項1記載の
    枝管ライニング材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記鍔及びこれに連繋する部分への前記
    プラスチックフィルムの接触長さを2.5m/m以上に
    設定することを特徴とする請求項1記載の枝管ライニン
    グ材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記鍔又は鍔付近の管状樹脂吸着材の外
    部又は内部に穿孔保護部材を取り付けることを特徴とす
    る請求項1記載の枝管ライニング材の製造方法。
  7. 【請求項7】 ファイバーで構成される管状樹脂吸着材
    の外表面に気密性の高いプラスチックフィルムを溶着又
    は接着し、該管状樹脂吸着材の一端を外側へ折り返して
    その端部を押し広げ、その押し広げた部分の全部又は一
    部に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させた後、その液状
    硬化性樹脂を硬化させて管状樹脂吸着材の一端に硬化し
    た鍔を形成し、該鍔を除く管状樹脂吸着材の外面全体と
    鍔の表面の全部又は鍔が管状樹脂吸着材の外面に連繋す
    る部分を前記プラスチックフィルムで被覆し、鍔を除く
    管状樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめ
    て成る枝管ライニング材を用いて施工される枝管ライニ
    ング工法であって、 前記枝管ライニング材の鍔を本管の枝管開口部周縁に密
    着させた状態で該枝管ライニング材を流体圧によって枝
    管内に本管側から地上に向かって反転挿入した後、枝管
    ライニング材を枝管の内周壁に押圧した状態で該枝管ラ
    イニング材に含浸された硬化性樹脂を硬化させることを
    特徴とする枝管ライニング工法。
  8. 【請求項8】 前記枝管ライニング材に凸部を取り付
    け、該凸部が枝管ライニング後に枝管ライニング材内に
    突出するようにしたことを特徴とする請求項7記載の枝
    管ライニング工法。
  9. 【請求項9】 前記凸部の外周径をライニング後の枝管
    ライニング材の内径よりも小さく設定して該凸部と枝管
    ライニング材との間に所定のクリアランスを形成したこ
    とを特徴とする請求項8記載の枝管ライニング工法。
  10. 【請求項10】 前記クリアランスを直径で3m/m以
    上に設定することを特徴とする請求項9記載の枝管ライ
    ニング工法。
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