JP2737105B2 - 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法 - Google Patents

枝管ライニング材及び枝管ライニング工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填剤注入チューブを
備える枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老巧
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管ライ
ニング工法が知られている。この管ライニング工法は、
可撓性の管状樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて成
る管ライニング材を流体圧によって管路内に反転させな
がら挿入するとともに、これを管路内周面に押圧し、こ
の状態を保ったまま管ライニング材を加温等してこれに
含浸された硬化性樹脂を硬化させることによって管路の
内周面にライニングを施す工法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記管ライ
ニング工法は本管から分岐する枝管に対してもそのまま
適用されるが、枝管のライニングには枝管と同径の枝管
ライニング材が用いられていたため、特にズレや破損或
は曲がりの激しい枝管のライニングに際しては管ライニ
ング材にシワが発生し易かった。
【0004】上記問題を解決するために、枝管よりも小
径の枝管ライニング材を用いてライニングを行う方法が
提案されたが、この方法によれば、枝管と枝管ライニン
グ材との間に隙間が発生し、枝管による枝管ライニング
材のサポート力が低下するばかりか、硬化したライニン
グ材が下にズレ落ちることがあった。
【0005】そこで、枝管と枝管ライニング材との間に
発生した隙間に充填剤を注入する方法が提案されたが、
この方法によれば、注入された充填剤が枝管のジョイン
ト部や破損箇所から漏れて外に流出してしまうという問
題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、枝管との間に発生する隙間に
充填剤を外部に流出させることなく注入することがで
き、ズレや破損或は曲がりの激しい枝管に対してもシワ
を生ずることなく確実にライニングを施すことができる
枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、枝管よりも小径であって、
一端に鍔部を有し硬化性樹脂を含浸して成る管状樹脂吸
収材の前記鍔部に、管状樹脂吸収材よりも大径の充填剤
注入チューブの一端に形成された鍔部を取り付けるとと
もに、該充填剤注入チューブを前記管状樹脂吸収材の中
に挿入して枝管ライニング材を構成したことを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記充填剤注入チューブを、管状の織布又
は不織布或は両者の混合体の外周面に気密性の高いフィ
ルムを被覆して構成したことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記管状樹脂吸収材を、管状の不織
布の少なくとも外周面に気密性の高いフィルムを被覆し
て構成したことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、枝管よりも小径で
あって、一端に鍔部を有し硬化性樹脂を含浸して成る管
状樹脂吸収材の前記鍔部に、管状樹脂吸収材よりも大径
の充填剤注入チューブの一端に形成された鍔部を取り付
けるとともに、該充填剤注入チューブを前記管状樹脂吸
収材の中に挿入して構成される枝管ライニング材をその
鍔部を折り返した状態で本管内に導入し、該枝管ライニ
ング材の鍔部を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態
で枝管ライニング材を流体圧によって枝管内に本管側か
ら地上に向かって反転挿入し、該枝管ライニング材を枝
管の内周面に押圧したまま、該枝管ライニング材に含浸
された硬化性樹脂を硬化させ、枝管ライニング材の管状
樹脂吸収材と充填剤注入チューブとの間に充填剤を注入
することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、充填剤は枝管ライニング材の
管状樹脂吸収材と充填剤注入チューブとの間の隙間に注
入されるため、該充填剤の外部への流出は充填剤注入チ
ューブによって確実に防がれる。そして、この充填剤に
よって枝管と枝管ライニング材との間に発生する隙間が
埋められるため、ズレや破損或は曲がりの激しい枝管に
対しても枝管ライニング材にシワを生ずることなく確実
にライニングを施すことができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0013】図1は本発明に係る枝管ライニング材の部
分断面図、図2乃至図5は充填剤注入チューブの製造方
法をその工程順に示す斜視図である。
【0014】本発明に係る枝管ライニング材1は、図1
に示すように、不織布から成る管状樹脂吸収材2を含ん
で構成され、その一端には外方へ折り返されたフランジ
状の鍔部3が形成されている。
【0015】上記管状樹脂吸収材2は後述の枝管(図6
参照)よりも小径に構成され、その鍔部3を除く部分に
は未硬化の液状熱硬化性樹脂が含浸されており、該部分
の内部には気密性の高いプラスチックチューブ4が挿入
され、同部分の外表面には気密性の高いプラスチックフ
ィルム5が被覆されている。尚、管状樹脂吸収材2を構
成する不織布の材質としてはポリエステル、ポリプロピ
レン、ナイロン、アクリル、ビニロン等が選定され、こ
れらに含浸される熱硬化性樹脂としては不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂等が用いられる。又、前記プラ
スチックチューブ4及びプラスチックフィルム5の材質
としては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエチレン
/ナイロン共重合体、塩化ビニール等が選定される。
【0016】更に、前記鍔部3は後述の本管10(図6
参照)の内周面と同じ曲率で円弧状に湾曲する曲面を構
成しており、その外径は後述の枝管11(図6参照)の
内径よりも大きく設定されており、これに含浸された硬
化性樹脂が硬化することによって該鍔部3はその形状を
保持している。
【0017】又、枝管ライニング材1にあっては、管状
樹脂吸収材2の外側には所定長さの引き剥しチューブ6
が通され、該引き剥しチューブ6の一端は管状樹脂吸収
材2の鍔部3に近い外周に引き剥し可能に接着されてお
り、他端は開放されている。尚、引き剥しチューブ6の
材質には前記プラスチックチューブ4及びプラスチック
フィルム5と同様のものが選定される。
【0018】ところで、本発明に係る枝管ライニング材
1は充填剤注入チューブ7を備えており、該充填剤注入
チューブ7は前記管状樹脂吸収剤2よりも大径であっ
て、これは管状の織布又は不織布或は両者の混合体7A
の外周面に気密性の高いプラスチックフィルム8を被覆
して構成され、その一端に形成された鍔部9が管状樹脂
吸収材2の一端に形成された前記鍔部3に重ねられて接
着されている。そして、この充填剤注入チューブ7の鍔
部9を除く他の部分は図示のように管状樹脂吸収材2の
中に挿入されている。尚、充填剤注入チューブ7の鍔部
9の管状樹脂吸収材2の鍔部3への取り付けは、ボルト
・ナット等による締着、熱溶着等の手段によっても良
い。
【0019】ところで、前述のように、管状樹脂吸収材
2の口径は枝管11(図6参照)の口径よりも小さく設
定され、充填剤注入チューブ7の口径は管状樹脂吸収材
2の口径よりも大きく設定されるが、充填剤注入チュー
ブ7の口径は枝管11の口径よりも大きくても良い。枝
管11と管状樹脂吸収材2及び充填剤注入チューブ7の
口径は例えば下表のように設定される。
【0020】
【表1】 ここで、上記充填剤注入チューブ7の製造方法を図2乃
至図5に基づいて説明する。
【0021】充填剤注入チューブ7の製造に際しては、
図2に示すように、縫製によって管状に加工した織布又
は不織布或は両者の混合体7Aの一端の円周複数箇所を
長さ方向に切り込み、その切り込んだ部分7A−1を図
3に示すように外方に開いて花弁状とする。尚、織布又
は不織布或は両者の混合体7Aの材質としては、ナイロ
ン、ポリエステル、アクリル、ガラス、レーヨン等が選
定される。
【0022】次に、図4に示すように、所定の形状に成
形された鍔加工型枠20の上にリング状の樹脂吸収材2
1を載せ、その上に織布又は不織布或は両者の混合体7
Aの一端に形成された花弁状の切り込み部7A−1を載
せ、更にその上にリング状の別の樹脂吸収材22を載せ
て織布又は不織布或は両者の混合体7Aの一端切り込み
部7A−1を2つの樹脂吸収材21,22でサンドイッ
チ状に挟み込む。尚、樹脂吸収材21,22は不織布、
ガラス繊維、スポンジ等で構成される。
【0023】その後、図5に示すように、容器23に収
容された未硬化の液状硬化性樹脂を樹脂吸収材21,2
2に塗布してこれを樹脂吸収材21,22に含浸せし
め、樹脂吸収材22の上に別の鍔加工型枠24を被せて
樹脂吸収材21,22と織布又は不織布或は両者の混合
体7Aの一端切り込み部7A−1を両鍔加工型枠20,
24でサンドイッチ状に挟み込み、この状態を保ったま
ま、樹脂吸収材21,22に含浸された硬化性樹脂を硬
化させれば、一端に鍔部9を有する図1に示す充填剤注
入チューブ7が得られる。尚、樹脂吸収材21,22に
含浸されるべき硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ビニールエステル樹脂等が用い
られる。
【0024】次に、以上のように構成される枝管ライニ
ング材1を用いた枝管ライニング工法を図6乃至図8に
基づいて説明する。尚、図6乃至図8は本発明に係る枝
管ライニング工法をその工程順に示す断面図である。
【0025】図6において、10は下水管等の本管、1
1は本管10から分岐する小径の枝管であって、本管1
0内には、地上で予め組付一体化された作業用ロボット
12、圧力バッグ13、枝管ライニング材1等が引き込
まれている。
【0026】上記作業用ロボット12は油圧で駆動され
てそのヘッド14が上下動するものであって、該ヘッド
14にはフランジ状のセットノズル15が支持されてい
る。又、この作業用ロボット12の上部にはモニター用
のTVカメラ16が設置されている。
【0027】一方、前記圧力バッグ13はその開口端が
前記セットノズル15に取り付けられている。
【0028】そして、枝管ライニング材1はその鍔部
3,9が前記セットノズル15上にセットされており、
該枝管ライニング材1の他の未反転部分(管状樹脂吸収
材2の鍔部3を除く部分と充填剤注入チューブ7の鍔部
9を除く部分及び引き剥しチューブ6)はセットノズル
15を通って圧力バッグ13内に収納されている。
【0029】而して、圧力バッグ13内には、枝管ライ
ニング材1と引き剥しチューブ6とで区画される密閉空
間Sが形成されるが、該密閉空間Sには、地上に設置さ
れたコンプレッサー17と不図示の温水供給装置が接続
されている。
【0030】以上において、作業用ロボット12とこれ
に支持された枝管ライニング材1や圧力バッグ13等は
本管10内を一体的に移動せしめられるが、前記TVカ
メラ16によって本管10内をモニタリングしながら、
図6に示すように枝管ライニング材1の鍔部3,9を枝
管11の開口部に位置決めし、作業用ロボット12のヘ
ッド14を上動させて枝管ライニング材1の鍔部3,9
を本管10の枝管開口部(本管10に枝管11が開口す
る部分)の周縁に押圧してこれを密着せしめる。
【0031】次に、地上に設置されたコンプレッサー1
7を駆動して圧縮エアーを圧力バッグ13内の前記密閉
空間Sに供給すると、図6に示すように、枝管ライニン
グ材1は圧縮エアーの圧力を受けて反転しながら枝管1
1内を本管10から地上側(上方)に向かって順次反転
挿入されていく。このとき、反転された枝管ライニング
材1においては充填剤注入チューブ7が外周側に位置
し、これと管状樹脂吸収材2との間に所定の隙間が形成
される。尚、枝管ライニング材1が枝管11内に反転挿
入されている間、密閉空間Sは引き剥しチューブ6によ
って気密にシールされている。
【0032】そして、上記枝管ライニング材1の枝管1
1内への反転挿入が終了すると、地上に設置された不図
示の温水供給装置を駆動して温水を密閉空間Sに供給
し、密閉空間S内の圧縮エアーを温水で置換する。する
と、枝管ライニング材1は枝管11の内周壁に押圧され
た状態で加温され、その管状樹脂吸収材2に含浸された
熱硬化性樹脂が硬化し、枝管11は、硬化した枝管ライ
ニング材1によってその内周面がライニングされて補修
される。
【0033】而して、上述のように枝管ライニング材1
が硬化すると、密閉空間Sから温水を抜き、作業用ロボ
ット12のヘッド14を下動させてセットノズル15を
枝管ライニング材1の鍔部3,9から引き離した後、作
業用ロボット12、圧力バッグ13、引き剥しチューブ
6等を一体として引くと、引き剥しチューブ6は枝管ラ
イニング材1の管状樹脂吸収材2の内周面から引き剥さ
れるため、作業用ロボット12、圧力バッグ13、引き
剥しチューブ6等を一体として本管10から取り除くこ
とができ、図7に示すように、枝管11内には硬化した
枝管ライニング材1のみが残される。
【0034】ところで、図7に示すように、枝管11に
は破損箇所A,Bがあるが、前述のように枝管ライニン
グ材1の管状樹脂吸収材2は枝管11よりも小径であ
り、充填剤注入チューブ7は管状樹脂吸収材2よりも大
径であるため、両者の間には隙間が形成される。
【0035】而して、上記隙間には、地上に設置された
充填剤注入機25から充填剤注入ホース26を経てセメ
ント、レジンモルタル等の充填剤27が注入され、この
充填剤27は充填剤注入チューブ7と管状樹脂吸収材2
の間の隙間を埋めて硬化し、これによって枝管ライニン
グ材1が枝管11と一体化され、枝管11はこの一体化
された枝管ライニング材1によって補修される(図8参
照)。
【0036】以上のように、本実施例においては、充填
剤27は枝管ライニング材1の管状樹脂吸収材2と充填
剤注入チューブ7との間の隙間に注入されるため、該充
填剤27の外部への流出は充填剤注入チューブ7によっ
て確実に防がれる。そして、この充填剤27によって枝
管11と枝管ライニング材1との間に発生する隙間が埋
められるため、破損箇所A,Bのある枝管11に対して
も枝管ライニング材1にシワを生ずることなく確実にラ
イニングを施すことができる。
【0037】尚、本発明に係る枝管ライニング工法はズ
レや曲がりの激しい枝管に対しても同様に適用可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、充填剤は枝管ライニング材の管状樹脂吸収材と
充填剤注入チューブとの間の隙間に注入されるため、該
充填剤の外部への流出は充填剤注入チューブによって確
実に防がれる。そして、この充填剤によって枝管と枝管
ライニング材との間に発生する隙間が埋められるため、
ズレや破損或は曲がりの激しい枝管に対しても枝管ライ
ニング材にシワを生ずることなく確実にライニングを施
すことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る枝管ライニング材の部分断面図で
ある。
【図2】充填剤注入チューブの製造方法を示す斜視図で
ある。
【図3】充填剤注入チューブの製造方法を示す斜視図で
ある。
【図4】充填剤注入チューブの製造方法を示す斜視図で
ある。
【図5】充填剤注入チューブの製造方法を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【図7】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【図8】本発明に係る枝管ライニング工法を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 枝管ライニング材 2 管状樹脂吸収材 3 鍔部 5,8 プラスチックフィルム(フィルム) 7 充填剤注入チユーブ 9 鍔部 10 本管 11 枝管 27 充填剤
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 23:00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枝管よりも小径であって、一端に鍔部を
    有し硬化性樹脂を含浸して成る管状樹脂吸収材の前記鍔
    部に、管状樹脂吸収材よりも大径の充填剤注入チューブ
    の一端に形成された鍔部を取り付けるとともに、該充填
    剤注入チューブを前記管状樹脂吸収材の中に挿入して構
    成されることを特徴とする枝管ライニング材。
  2. 【請求項2】 前記充填剤注入チューブは、管状の織布
    又は不織布或は両者の混合体の外周面に気密性の高いフ
    ィルムを被覆して構成されることを特徴とする請求項1
    記載の枝管ライニング材。
  3. 【請求項3】 前記管状樹脂吸収材は、管状の不織布の
    少なくとも外周面に気密性の高いフィルムを被覆して構
    成されることを特徴とする請求項1又は2記載の枝管ラ
    イニング材。
  4. 【請求項4】 枝管よりも小径であって、一端に鍔部を
    有し硬化性樹脂を含浸して成る管状樹脂吸収材の前記鍔
    部に、管状樹脂吸収材よりも大径の充填剤注入チューブ
    の一端に形成された鍔部を取り付けるとともに、該充填
    剤注入チューブを前記管状樹脂吸収材の中に挿入して構
    成される枝管ライニング材をその鍔部を折り返した状態
    で本管内に導入し、該枝管ライニング材の鍔部を本管の
    枝管開口部周縁に密着させた状態で枝管ライニング材を
    流体圧によって枝管内に本管側から地上に向かって反転
    挿入し、該枝管ライニング材を枝管の内周面に押圧した
    まま、該枝管ライニング材に含浸された硬化性樹脂を硬
    化させ、枝管ライニング材の管状樹脂吸収材と充填剤注
    入チューブとの間に充填剤を注入することを特徴とする
    枝管ライニング工法。
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