JP2000033588A - チャッキング装置 - Google Patents

チャッキング装置

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JP2000033588A
JP2000033588A JP20467498A JP20467498A JP2000033588A JP 2000033588 A JP2000033588 A JP 2000033588A JP 20467498 A JP20467498 A JP 20467498A JP 20467498 A JP20467498 A JP 20467498A JP 2000033588 A JP2000033588 A JP 2000033588A
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JP
Japan
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chuck
movable
arrow
driven
fixed
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Pending
Application number
JP20467498A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Morimoto
英治 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一つの駆動源により多数のチャックを同時に開
閉する事が可能であり、チャック部の装置構成が簡素化
され、コストダウンを図る事ができるチャッキング装置
を提供する。 【解決手段】11は装置上部に設けられている例えば平
板状のベース、12は各チャック部を連結する棒状の連
結部材、13はベース11の下面より下に延びるチャッ
ク部の固定部、14はそれぞれ連結部材12により互い
に連結され、ベース11の穴11aを貫通して下に延び
るチャック部の可動部、15は連結部材を駆動するエア
ーシリンダーである。固定部13と可動部14との対に
より、チャック部を形成する。尚、固定部13と可動部
14のそれぞれの下端にはテーパ部が設けられ、素管1
に挿入されやすいようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
プリンタ、或いはファクシミリ装置等に用いられる感光
体ドラムの生産工程において、生産された感光体ドラム
やその原材料としての素管等をピッキングして移載する
移載機のチャッキング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、このような感光体ドラムは、
以下に示すような生産工程によって生産されている。図
1は、感光体ドラムの生産工程の概略を示すフローチャ
ート及び模式図である。同図において、まず、生産工程
に感光体ドラムの原材料となる素管1が投入される。こ
れは、例えば直径60〜300mm程度、長さ600m
mぐらいまでのアルミの押し出し管等を切削仕上げした
ものである。次に、高圧洗浄工程において、素管1を回
転させつつ上下させながら、外周面及び内周面に高圧の
洗剤等を吹き付け、表面に付着している埃や切削時の油
分を除去する。
【0003】そして、超音波洗浄工程において、洗剤中
で超音波洗浄を行い、脱脂する。さらに、ブラシ洗浄工
程において、回転するブラシ2で素管1の外周面を擦り
洗いし、固着している異物等を取り除く。このようにし
て洗浄による脱脂及び磨き上げが完了すると、すすぎ工
程において、純水中にクリーンエアーを吹き込んでバブ
リングを行い、その気泡の破裂を利用してすすぎを行
う。次に、温水引き上げ工程において、加熱して表面張
力を低下させた純水から素管1をゆっくりと引き上げる
事により、表面の水切りを行う。
【0004】以上のような洗浄工程が完了すると、ま
ず、乾燥工程において、130〜140℃雰囲気中で、
表面の吸着水を飛ばす。次に、塗工工程において、予め
調合されて循環している感光体の液中に、上端を密閉し
た素管1を上端部を残してディップ(浸漬)し、外周面
に感光体を塗布する。そして、下端剥離工程において、
素管1の下端の外周面及び内周面に塗布された感光体の
剥離を行う。
【0005】さらに、熱処理工程において、温度勾配を
設けて素管1を徐々に加熱し、塗布された感光体中の溶
剤を、いわゆる気泡欠陥が発生しないようにしながら取
り除き、感光体を固化する。以上の工程は、全てクリー
ンルーム内で行われる。最後に、検査工程において外観
検査を行い、組立工程において、出来上がった感光体ド
ラムの両端にフランジを取り付け、梱包して保管する。
【0006】ところで、上記のような各工程を行う装置
間で、素管1(或いは出来上がった感光体ドラム)をピ
ッキングして移載するために、従来より移載機が用いら
れている。図2は、或工程におけるこの移載機のチャッ
キング装置部分の構成を模式的に示す図である。同図に
おいて、7は矢印方向に上下する移載機側のチャック固
定部、6はチャックを支持するチャックシャフト、5は
素管1をピッキングするチャック、4はチャック5を素
管1に案内するために先端がテーパ状をしたガイドであ
る。また、3は素管1を搬送する通函或いはパレット上
に設けられ、素管1を立てた状態で保持するリテーナー
である。
【0007】同図に示したチャック5は、一般的にエア
ーピッカー等と呼ばれているものであり、ゴム等の弾性
体でできた風船状のものに、エアーを出し入れする事に
より膨張,収縮させ、素管1をその内周面でピッキング
するものである。但し、この形式には限定されるもので
はなく、例えば図3に示すように、アーム8aを半径方
向に開閉するリンク式チャック8のようなものを使用し
ても良い。
【0008】具体的なピッキングの手順としては、図2
において、チャック5を収縮させた状態で、チャック固
定部7を下降させ、ガイド4により案内されつつ素管1
の上端よりチャック5を挿入する。そして、チャック5
を膨張させて素管1をその内周面よりチャッキングし、
同じくチャック固定部7を上昇させて素管1を持ち上げ
る。その後、チャック固定部7を一部分として持つ図示
しない移載機により、別の工程を行う装置へ素管1を移
載する。尚、素管1の代わりに、出来上がった感光体ド
ラムを取り扱う場合もあり、これらを総称してワークと
呼んでいる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなチャッキング装置の構成では、上記素管1等(ワ
ーク)を複数本同時にピッキングして移載する際に、各
チャック毎にその開閉機構の駆動源となる図示しないエ
アーシリンダーやエアー供給手段等を必要とするため、
装置構成が複雑なものとなる。本発明は、このような問
題点に鑑み、一つの駆動源により多数のチャックを同時
に開閉する事が可能であり、チャック部の装置構成が簡
素化され、コストダウンを図る事ができるチャッキング
装置を提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数の所定の円筒部材をそれぞれチャ
ックする複数のチャック部を有するチャッキング装置に
おいて、前記複数のチャック部は、それぞれ固定部と可
動部とを備え、その各固定部に対してその各可動部が連
動して開閉する事により、前記複数の所定の円筒部材に
対するチャック動作を行う構成とする。
【0011】また、前記円筒部材は、感光体ドラム或い
はその原材料としての素管である構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明のチ
ャッキング装置の一実施形態を模式的に示す図である。
同図において、11は装置上部に設けられている例えば
平板状のベース、12は各チャック部を連結する棒状の
連結部材、13はベース11の下面より下に延びるチャ
ック部の固定部、14はそれぞれ連結部材12により互
いに連結され、ベース11の穴11aを貫通して下に延
びるチャック部の可動部、15は連結部材を駆動するエ
アーシリンダーである。固定部13と可動部14との対
により、チャック部を形成する。尚、固定部13と可動
部14のそれぞれの下端にはテーパ部が設けられ、素管
1に挿入されやすいようになっている。
【0013】今、エアーシリンダー15の働きにより、
ロッド15aが矢印Aに示す方向に駆動すると、連結部
材12が連動して矢印Bに示すようにその長手方向に駆
動する。さらに、各チャック部の可動部14が連動し
て、矢印Cに示す方向に同時に駆動する。これにより、
それぞれチャック部の固定部13と相俟って、所定の各
位置に設置されている素管1について、その内周面でチ
ャックし、ピッキング動作を行う。そして、ベース11
の上下及び左右の動作により、所定の工程を行う位置へ
と素管1が移載される。
【0014】このような構成により、複数のチャック部
を一つの駆動源で一斉に駆動する事ができ、装置構成が
簡略化されて部品点数が少なくなり、コストダウンを図
る事ができる。さらに、駆動源がチャック部から離れた
位置とする事ができるので、その発塵等によるワークへ
の影響が少なくなる。尚、駆動源としては、エアーシリ
ンダーに限定されるものではなく、モーター等を使用し
ても良い。但し、工程によっては防塵性への配慮が必要
である。また、各工程間の配置ピッチに各チャック部間
のピッチを一致させ、タクトタイムを揃えて、ピッキン
グしたワークをそれぞれの次工程へと一斉に移載するよ
うにすれば、稼動効率が良くなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一つの駆動源により多数のチャックを同時に開閉する事
が可能であり、チャック部の装置構成が簡素化され、コ
ストダウンを図る事ができるチャッキング装置を提供す
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体ドラムの生産工程の概略を示すフローチ
ャート及び模式図。
【図2】移載機の従来のチャッキング装置部分の構成を
模式的に示す図。
【図3】リンク式チャックを使用した例を示す図。
【図4】本発明のチャッキング装置の一実施形態を模式
的に示す図。
【符号の説明】
1 素管 11 ベース 12 連結部材 13 固定部 14 可動部 15 エアーシリンダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の所定の円筒部材をそれぞれチャッ
    クする複数のチャック部を有するチャッキング装置にお
    いて、 前記複数のチャック部は、それぞれ固定部と可動部とを
    備え、該各固定部に対して該各可動部が連動して開閉す
    る事により、前記複数の所定の円筒部材に対するチャッ
    ク動作を行う事を特徴とするチャッキング装置。
  2. 【請求項2】 前記円筒部材は、感光体ドラム或いはそ
    の原材料としての素管である事を特徴とする請求項1に
    記載のチャッキング装置。
JP20467498A 1998-07-21 1998-07-21 チャッキング装置 Pending JP2000033588A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104191431A (zh) * 2014-09-05 2014-12-10 江苏港星方能超声洗净科技有限公司 一种移载机械臂
CN104440886A (zh) * 2014-12-07 2015-03-25 张纪山 高速机械手
JP2016097483A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 富士電機機器制御株式会社 ロボットハンド、ロボット及びロボットシステム
KR20170088112A (ko) * 2016-01-22 2017-08-01 하이윈 테크놀로지스 코포레이션 클램핑 기구
CN108326838A (zh) * 2018-02-11 2018-07-27 宁波中科莱恩机器人有限公司 桁架机械手
WO2019058470A1 (ja) * 2017-09-21 2019-03-28 株式会社Fuji 装着部品保持用チャックおよび部品装着機

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