JP2000033537A - パンチハイト調整装置 - Google Patents

パンチハイト調整装置

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JP2000033537A
JP2000033537A JP10202141A JP20214198A JP2000033537A JP 2000033537 A JP2000033537 A JP 2000033537A JP 10202141 A JP10202141 A JP 10202141A JP 20214198 A JP20214198 A JP 20214198A JP 2000033537 A JP2000033537 A JP 2000033537A
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JP
Japan
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punch
head
height
reference plate
punch body
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JP10202141A
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English (en)
Inventor
Masami Iwamoto
正己 岩本
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Amada Metrecs Co Ltd
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Amada Metrecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の手間をかけることなく、能率的に、
しかも各研磨限界高さと簡単かつ容易に判断でき判断ミ
スがおこる恐れが少なくするようにしたパンチハイト調
整装置を提供することにある。 【解決手段】 パンチヘッドPHを組付けた状態のパン
チボディPBの先端部をベースプレート3に当接した状
態に保持可能のパンチボディ固定部5と、前記パンチヘ
ッドPHに当接可能の基準プレート9を、前記ベースプ
レート3から所定寸法離れた位置において旋回可能に設
けて、前記基準プレート9に、パンチヘッドPH上面に
対するパンチボディPB上面の投入量の許容値を検出す
る投入量検出装置19を設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチプレスに
使用されるパンチの高さを調整するパンチハイト調整装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチプレスとしての例えばタレ
ットパンチプレスにおける上下タレットに種々の大き
さ、高さからなるパンチ、ダイが装着されて使用され
る。このパンチ、ダイは使用されていくうち、先端が摩
耗してくるので、研磨機で先端部を研磨して再使用して
いる。そして、パンチの場合にはパンチハイトを調整し
て再使用しているが、この先端部を研磨したとき、最低
の修正研磨限界高さが予め決められていて、この修正研
磨限界高さより低くなると、使用不可にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチのパンチハイト調整として、従来作業者がノ
ギスでもって半組立状態におけるパンチ先端とパンチボ
ディ上端部間の高さをその都度測定し、この測定した高
さを予め設定された各研磨限界高さと比較して限界高さ
以下になったかどうかを判断していた。
【0004】この判断をその都度作業者が行っているの
で、非常に手間がかかると共に非能率であった。また、
作業者が予め設定した各研磨限界高さと測定した高さと
を頭の中で比較して判断しているため、時には判断ミス
をおこす恐れもあった。
【0005】この発明の目的は、作業者の手間をかける
ことなく、能率的に、しかも各研磨限界高さと簡単かつ
容易に判断でき判断ミスがおこる恐れを少なくするよう
にしたパンチハイト調整装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチハイト調整装置は、
パンチヘッドを組付けた状態のパンチボディの先端部を
ベースプレートに当接した状態に保持可能のパンチボデ
ィ固定部を設け、前記パンチヘッドに当接可能の基準プ
レートを、前記ベースプレートから所定寸法離れた位置
において旋回可能に設けてなることを特徴とするもので
ある。
【0007】したがって、パンチヘッドを組付けた状態
のパンチボディの先端部をベースプレートに当接した状
態にして前記パンチボディをパンチボディ固定部に保持
せしめる。この保持されたパンチボディの上端に組付け
られたパンチヘッドの先端が、前記ベースプレートから
所定寸法離れた位置に設けられた基準プレートを旋回せ
しめて、パンチヘッドの先端が基準プレートに当接する
かどうかを作業者がチェックする。
【0008】パンチヘッドの先端が基準プレートに当接
した場合にはパンチの長さが適正になるようにパンチヘ
ッドがセットされていると判断される。パンチボディの
先端が基準プレートに当接していない場合には、パンチ
ボディの長さが適正の長さよりも短かくセットされてい
ると判断されると共にヘッド回し治具を用いてパンチヘ
ッドの先端が基準プレートに当接するようにパンチボデ
ィのパンチハイトが調整される。このパンチハイトの調
整が作業者の手間をかけることなく能率的に、簡単かつ
容易に行われる。
【0009】請求項2によるこの発明のパンチハイト調
整装置は、請求項1のパンチハイト調整装置において、
前記基準プレートに、パンチヘッド上面に対するパンチ
ボディ上面の投入量の許容値を検出する投入量検出装置
を設けてなることを特徴とするものである。
【0010】したがって、基準プレートに投入量検出装
置を当接せしめることによって、パンチヘッド上面に対
するパンチボディ上面の投入量の許容値が検出される。
この検出された投入量の値によってパンチボディの先端
にあるパンチが摩耗限界に達しているかどうかが判断さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
基いて詳細に説明する。
【0012】図1および図2を参照するに、パンチハイ
ト調整装置1は矩形形状のベースプレート3を備えてお
り、このベースプレート3上の例えば左側後部には逆L
字形状をしたパンチボディ固定部5が設けられている。
このパンチボディ固定部5は垂直部5Vと水平部5Hと
からなっており、垂直部5Vの下端が前記ベースプレー
ト3に一体化されている。
【0013】前記垂直部5Vには上下動可能な支柱7が
装着されている。この支柱7の下端部には係止部7Aが
設けられていると共に、前記ベースプレート3内の下端
には係止溝3Aが設けられて、この係止溝3Aに前記係
止部7Aが係止される。また、前記垂直部5V内の所望
高さ位置には係止突起部5Aが設けられている。また、
前記支柱7の上部には旋回可能な基準プレート9がボル
ト11で固定されている。
【0014】したがって、支柱7を例えば時計方向廻り
に90度回動せしめると、係止部7Aが係止溝3Aから
外れる。この係止部7Aが係止溝3Aから外れた状態で
支柱7を係止突起部5Aより上方へ上昇せしめた後、反
時計方向廻りに回動せしめ、次いでやや下降せしめるこ
とにより、支柱7Aの係止部7Aが係止突起部5A上に
のって係止されるから、支柱7の高さが図2に示されて
いるように、実線の位置と2点鎖線の位置とに上下動し
て位置決めされるものである。
【0015】前記パンチボディ固定部5の水平部5Hに
は、パンチボディPBが装着される装着孔13が形成さ
れている。この装着孔13にパンチボディPBが装着さ
れて保持せしめるためにパンチ固定用ハンドル15が前
記水平部5Hに設けられている。
【0016】半組付け状態のパンチPにおけるパンチボ
ディPBの上端にはパンチヘッドPHがねじにより上下
方向へ調整可能に設けられていると共に、パンチヘッド
PHの下部とパンチボディPBの上下方向の中間部との
間にはストリッパスプリングSが介在されている。
【0017】上記構成により、パンチヘッドPHを組付
けた状態のパンチボディPBを、パンチボディ固定部5
における水平部5Hの装着孔13に装着せしめてパンチ
ボディPBの先端部をベースプレート3に当接せしめ
る。この状態でパンチ固定用ハンドル15を例えば時計
方向廻りに廻すことにより、パンチボディPBがパンチ
ボディ固定部5に保持される。
【0018】この状態において、基準プレート9を旋回
せしめて基準プレート9がパンチヘッドPHに当接され
た状態にあれば、正規なパンチハイトの状態であると判
断することができる。パンチボディPBの先端が摩耗し
ていれば、基準プレート9がパンチヘッドPHに当接し
ない状態となる。すなわち、パンチヘッドPHの上方位
置に基準プレート9が位置していることになるので、こ
の状態において、図2に示したごとく、ヘッド回し治具
17を用いてパンチヘッドPHをパンチボディPBに対
して回して上方へ移動せしめてパンチヘッドPHの上面
を基準プレート9に当接せしめることによって、パンチ
ハイトの調整を従来よりも作業者の手間をかけることな
く、能率的に、かつ簡単で容易に行うことができる。な
お、ヘッド回し治具17でパンチヘッドPHを回す際に
は、基準プレート9は図2の2点鎖線で示した位置まで
退避せしめて行われる。
【0019】図3(A),(B)にはパンチヘッドPH
上面に対するパンチボディPB上面の投入量の許容値を
検出する投入量検出装置19が示されている。この投入
量検出装置19は、例えば円板状の検出ボディ21と、
この検出ボディ21のほぼ中央部には、予め一定の寸法
0 に定められた例えば円柱状のゲージピン23が図3
(A),(B)において左方へ突出して設けられてい
る。
【0020】上記構成により、図3(A)に示されてい
るように、投入量検出装置19のゲージピン23をパン
チボディPBの上面に当接せしめて、パンチヘッドPH
の上面と検出ボディ21の下面との間に隙間△Hが有れ
ば(△H>0)、パンチボディPBの先端は摩耗限界ま
で摩耗しておらず、正常としてパンチハイトを調整して
使用することができる。
【0021】また、図3(B)に示されているように、
投入量検出装置19のゲージピン23をパンチボディP
Bの上面に当接せしめて、パンチヘッドPHの上面と検
出ボディ21の下面との間に△Hがなければ(△H=
0)、パンチボディPBの先端は摩耗限界まで達してい
ると判断されて使用不可とすることができる。
【0022】図4(A),(B)には図3(A),
(B)に代る他の投入量検出装置19が示されている。
図4(A),(B)において、投入量検出装置19は、
例えば円板形状の検出ボディ21と、この検出ボディ2
1のほぼ中央部に左右方向へ突出されたゲージピン23
が装着されている。このゲージピン23の一部であるピ
ストン25は検出ボディ21内に形成された空間27に
設けられており、前記ピストン25は空間27に設けら
れスプリング29の付勢力で左方へ常時付勢されてい
る。しかも、前記ゲージピン21の右側外周には予め一
定の寸法H0 に定められた赤色などの色が塗られて変色
部31が設けられている。
【0023】上記構成により、図5(A)に示されてい
るように、投入量検出装置21のゲージピン23の左端
をパンチボディPBの上面に当接せしめると共に、検出
ボディ21の左端をパンチヘッドPHの上面に当接せし
めると、スプリング29の付勢力に抗してゲージピン2
3が図5(A)において右方へ移動して変色部31の境
目が検出ボディ21の右端より外部へ顕出される。その
隙間△H(△H>0)、が摩耗限界までの研磨調整代と
して容易に検出することができる。
【0024】図5(B)に示されているように、投入量
検出装置21のゲージピン23の左端をパンチボディP
Bの上面に当接せしめると共に、検出ボディ21の左端
をパンチヘッドPHの上面に当接せしめると、スプリン
グ29の付勢力に抗してゲージピン23が図5(B)に
おいて右方へやや少し移動するが、変色部31の境目が
検出ボディ21の右端より外部へ顕出されない。すなわ
ち、変色部31の境目が検出ボディ21内に入ってい
る。このときには摩耗限界オーバと容易に検出せしめる
ことができる。
【0025】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1の発明によれば、パンチ
ヘッドを組付けた状態のパンチボディの先端部をベース
プレートに当接した状態にして前記パンチボディをパン
チボディ固定部に保持せしめる。この保持されたパンチ
ボディの上端に組付けられたパンチヘッドの先端が、前
記ベースプレートから所定寸法離れた位置において設け
られた基準プレートを旋回せしめて、パンチヘッドの先
端が基準プレートに当接するかどうかを作業者がチェッ
クする。
【0027】パンチヘッドの先端が基準プレートに当接
した場合にはパンチの長さが適正になるようにパンチヘ
ッドがセットされていると判断せしめることができる。
パンチボディの先端が基準プレートに当接していない場
合には、パンチボディの長さが適正の長さよりも短かく
セットされていると判断せしめることができると共にヘ
ッド回し治具を用いてパンチヘッドの先端が基準プレー
トに当接するようにパンチのパンチハイトを調整せしめ
ることができる。このパンチハイトの調整を作業者の手
間をかけることなく能率的に、簡単かつ容易に行うこと
ができる。
【0028】請求項2の発明によれば、基準プレートに
投入量検出装置を当接せしめることによって、パンチヘ
ッド上面に対するパンチボディ上面の投入量の許容値を
検出せしめることができる。この検出された投入量の値
によってパンチボディの先端にあるパンチが摩耗限界に
達しているかどうかを判断せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパンチハイト調整装置の斜視図であ
る。
【図2】図1における正面図である。
【図3】(A),(B)は投入量検出装置の一例を示す
正面図で、動作も示した図である。
【図4】(A),(B)は他の投入量検出装置を示した
正面断面図、側面図である。
【図5】図4(A),(B)の投入量検出装置の動作を
示す図である。
【符号の説明】
1 パンチハイト調整装置 3 ベースプレート 5 パンチボディ固定部 7 支柱 9 基準プレート 13 装着孔 15 パンチ固定用ハンドル 17 ヘッド回し治具 19 投入量検出装置 PH パンチヘッド PB パンチボディ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチヘッドを組付けた状態のパンチボ
    ディの先端部をベースプレートに当接した状態に保持可
    能のパンチボディ固定部を設け、前記パンチヘッドに当
    接可能の基準プレートを、前記ベースプレートから所定
    寸法離れた位置において旋回可能に設けてなることを特
    徴とするパンチハイト調整装置。
  2. 【請求項2】 前記基準プレートに、パンチヘッド上面
    に対するパンチボディ上面の投入量の許容値を検出する
    投入量検出装置を設けてなることを特徴とする請求項1
    記載のパンチハイト調整装置。
JP10202141A 1998-07-16 1998-07-16 パンチハイト調整装置 Pending JP2000033537A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014061434A1 (ja) * 2012-10-17 2014-04-24 株式会社 アマダ 金型測定装置
JP2015058433A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社アマダ パンチのハイト調整方法及びハイト測長装置

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