JP2000033536A - 金型摩耗検査装置 - Google Patents

金型摩耗検査装置

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JP2000033536A
JP2000033536A JP10202140A JP20214098A JP2000033536A JP 2000033536 A JP2000033536 A JP 2000033536A JP 10202140 A JP10202140 A JP 10202140A JP 20214098 A JP20214098 A JP 20214098A JP 2000033536 A JP2000033536 A JP 2000033536A
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die
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jig
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Masami Iwamoto
正己 岩本
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Amada Metrecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の手間をかけることなく、能率的に、
しかも各研磨限界高さと簡単かつ容易に判断でき判断ミ
スがおこる恐れを少なくするようにした金型摩耗検査装
置を提供することにある。 【解決手段】 パンチハイト用確認治具31とダイハイ
ト用確認治具43とを、ベース3への取付部35,47
とゲージ部37,49とを備えてほぼU字形状に形成
し、上記パンチハイト用確認治具31とダイハイト用確
認治具43とを前記ベース3に着脱交換可能に設けてな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばタレット
パンチプレスなどのパンチプレスに使用されるパンチ,
ダイ又は半組立状態におけるパンチ金型のパンチにおけ
る先端部の摩耗を検査する金型摩耗検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチプレスとしての例えばタレ
ットパンチプレスにおける上下タレットに種々の大き
さ,高さからなるパンチ,ダイが装着されて使用され
る。このパンチ,ダイは使用されていくうち、先端が摩
耗してくるので、研磨機で先端部を研磨して再使用して
いる。しかも、この先端部を研磨したとき、最低の修正
研磨限界高さが予め決められていて、この修正研磨限界
高さより低くなると、使用不可にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した修
正研磨限界高さを検査する検査手段として、従来作業者
がノギスでもってパンチ,ダイあるいは半組立状態にお
けるパンチ先端とパンチボデイ上端部間の高さをその都
度測定し、この測定した高さを予め設定された各研磨限
界高さと比較して限界高さ以下になったかどうかを判断
していた。
【0004】この判断をその都度作業者が行っているの
で、非常に手間がかかると共に非能率であった。また、
作業者が予め設定した各研磨限界高さと測定した高さと
を頭の中で比較して判断しているため、時には判断ミス
をおこす恐れもあった。
【0005】この発明の目的は、作業者の手間をかける
ことなく、能率的に、しかも各研磨限界高さと簡単かつ
容易に判断でき判断ミスがおこる恐れを少なくするよう
にした金型摩耗検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の金型摩耗検査装置は、パン
チハイト用確認治具とダイハイト用確認治具とを、ベー
スへの取付部とゲージ部とを備えてほぼU字形状に形成
し、上記パンチハイト用確認治具とダイハイト用確認治
具とを前記ベースに着脱交換可能に設けてなることを特
徴とするものである。
【0007】したがって、パンチハイト用確認治具とダ
イハイト用確認治具とが、ベースへの取付部とゲージ部
とを備えてほぼU字形状で形成されている。しかも、パ
ンチハイト用確認治具又はダイハイト用確認治具の取付
部をベースに着脱交換可能に設けることによって、種々
なパンチ又はダイがベースとゲージ面との間に入るかど
うかによって、パンチ又はダイの摩耗限界に到達したか
どうかを、作業者の手間をかけることなく能率的に、簡
単かつ容易に判断される。
【0008】請求項2によるこの発明の金型摩耗検査装
置は、請求項1の金型摩耗検査装置において、パンチハ
イト用確認治具は、取付部とゲージ部とが兼用されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】したがって、パンチハイト用確認治具は、
取付部とゲージ部とが兼用されているので、このパンチ
ハイト用確認治具を正規の状態と逆の状態にベースに組
むことによって、パンチの正規のハイトであるか、摩耗
限界高さ以下であるかが、簡単かつ容易に検査される。
【0010】請求項3によるこの発明の金型摩耗検査装
置は、請求項2の金型摩耗検査装置において、パンチハ
イト用確認治具又はダイハイト用確認治具は、ゲージ面
が複数段で構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】したがって、パンチハイト用確認治具又は
ダイハイト用確認治具は、ゲージ面が複数で構成されて
いることにより、パンチ又はダイのハイトが正規な状態
であるか、摩耗限界に達したかどうかを簡単かつ容易に
検査される。
【0012】請求項4によるこの発明の金型摩耗検査装
置は、ベースに立設した支柱の所定高さに、ゲージプレ
ートを旋回可能に設け、このゲージプレートの旋回領域
の下方位置で前記ベースにこのベースの上面より低い段
差部を設け、この段差部に、半組立状態におけるパンチ
金型におけるパンチボデイの上端部と当接可能の基準部
材を設けてなることを特徴とするものである。
【0013】したがって、ベースに設けられたベースの
上面より低い段差部に基準部材を設け、この基準部材に
半組立状態におけるパンチ金型におけるパンチボデイの
上端部を当接せしめた状態で、支柱に設けられたゲージ
プレートを旋回せしめたときに、ゲージプレートがパン
チの先端部に当るかどうかを検査し、当らない場合には
摩耗限界になっていることが、作業者の手間をかけるこ
となく能率的で、簡単かつ容易に検査される。
【0014】請求項5によるこの発明の金型摩耗検査装
置は、パンチハイト用確認治具とダイハイト用確認治具
とを、ベースへの取付部とゲージ部とを備えてほぼU字
形状に形成し、上記パンチハイト用確認治具とダイハイ
ト用確認治具とを前記ベースの一部に着脱交換可能に設
け、前記ベースの他部に立設した支柱の所定高さに、ゲ
ージプレートを旋回可能に設け、このゲージプレートの
旋回領域の下方位置で前記ベースにこのベースの上面よ
り低い段差部を設け、この段差部に、半組立状態におけ
るパンチ金型におけるパンチボデイの上端部と当接可能
の基準部材を設けてなることを特徴とするものである。
【0015】したがって、パンチハイト用確認治具とダ
イハイト用確認治具とが、ベースへの取付部とゲージ部
とを備えてほぼU字形状で形成されている。しかも、パ
ンチハイト用確認治具又はダイハイト用確認治具の取付
部をベースに着脱交換可能に設けることによって、種々
なパンチ又はダイがベースとゲージ面との間に入るかど
うかによって、パンチ又はダイの摩耗限界に到達したか
どうかを、作業者の手間をかけることなく能率的に、簡
単かつ容易に判断される。
【0016】また、ベースに設けられたベースの上面よ
り低い段差部に基準部材を設け、この基準部材に半組立
状態におけるパンチ金型におけるパンチボデイの上端部
に当接せしめた状態で、支柱に設けられたゲージプレー
トを旋回せしめたときに、ゲージプレートがパンチの先
端部に当るかどうかを検査し、当らない場合には摩耗限
界になっていることが、作業者の手間をかけることなく
能率的で、簡単かつ容易に検査される。
【0017】請求項6によるこの発明の金型摩耗検査装
置は、半組立状態におけるパンチ金型のパンチ先端部と
当接可能で所定位置に設けたゲージプレートと、前記半
組立状態におけるパンチ金型のパンチボデイの上端部に
当接可能で前記ゲージプレートから所定寸法離れて設け
た基準部材とを設け、前記ゲージプレートと基準部材と
の間への半組立状態におけるパンチ金型のセット時に干
渉を回避すべく、ゲージプレート又は基準部材の一方を
退避可能に設けてなることを特徴とするものである。
【0018】したがって、半組立状態におけるパンチ金
型のパンチ先端をゲージプレートに又はパンチボデイの
上端部を基準部材に当接した状態で、基準部材又はゲー
ジプレートを退避状態の位置からパンチ金型のセットに
旋回せしめて、基準部材又はゲージプレートがパンチの
先端部又はパンチボデイの上端部に当るかどうかを検査
し、当らない場合にはパンチ金型が摩耗限界に到達した
ことが、作業者の手間をかけることなく能率的に、簡単
かつ容易に検査される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0020】図1を参照するに、金型摩耗検査装置1は
矩形形状のベース3を備えており、このベース3上の一
部には前後方向へ延伸した溝5が形成されている。この
溝5の一端部である例えば後端部には、位置決めブロッ
ク7が例えば複数のボルト9で取付けられている。前記
位置決めブロック7の下部のほぼ中央部には、図2に示
されているように、前記溝5よりも幅が狭い溝11が形
成されている。この溝11に固定用板バネ13が挿入さ
れてストッパー兼用のボルト15で固定用板バネ13が
位置決めブロック7の前面に固定される。
【0021】前記ベース3上の左側後部には、支柱17
が立設されている。この支柱17の所定高さに旋回可能
なゲージプレート19が装着され、図3に示されている
ようなスプリング21を介してストリッパーボルト23
で取付けられている。前記ベース3の左側前部にはベー
ス3の上面より低い段差部25が設けられている。この
段差部25には、図4に示されているような基準部材の
一例としてのハイト調整ピン27が止めネジ29で高さ
調整自在に設けられている。
【0022】図5にはパンチハイト用確認治具31が示
されている。このパンチハイト用確認治具31はほぼU
字形状をした本体フレーム33を備えており、この本体
フレーム33の一方部には取付部35が設けられている
と共に他方部にはゲージ部37が設けられれている。こ
の取付部35とゲージ部37とはそれぞれ兼用されるも
のである。しかも、取付部35,ゲージ部37の後方に
は位置決め用の位置決め部39,41が設けられてい
る。
【0023】図6にはダイハイト用確認治具43が示さ
れている。このダイハイト用確認治具43は、パンチハ
イト用確認治具31と同様に、ほぼU字形状をした本体
フレーム45を備えており、この本体フレーム45の一
方部には取付部47が設けられていると共に、他方部に
は複数段例えば2段49A,49Bを有したゲージ部4
9が設けられている。前記取付部49の後部には位置決
め部51が設けられている。前記ダイハイト用確認治具
43はパンチハイトを確認するのにも用いることが可能
である。
【0024】上記構成により、パンチPのハイトを検査
する場合には、図7および図8に示されているように、
図5に示したパンチハイト用確認治具31の取付部35
をベース3の溝5内に挿入し、位置決め部39がボルト
15に当接せしめると、固定用板バネ13の作用でパン
チハイト用確認治具31がベース3に位置決め固定され
る。この状態でパンチPを横よりスライドさせてベース
3の上面とゲージ部37との間にパンチPが入れば、パ
ンチPの先端は摩耗限界に到達しておらず使用すること
ができる。このときには、図8に示されているように、
パンチPの後端部とベース3との間に形成された隙間に
あったシム53の厚さを決め、このシム53と一緒にパ
ンチPをパンチガイドに組むことにより、パンチ組立体
が組み上げられる。
【0025】また、図9に示されているように、取付部
35とゲージ部37とを逆にして、ゲージ部37をベー
ス3の溝5に挿入し、図5,図8に示したようにパンチ
ハイト用確認治具31をベース3に位置決め固定する。
この状態でパンチPを横よりスライドさせてベース3の
上面と取付部35との間に入れば、パンチPは摩耗限界
に到達していると判断されると共にパンチPがベース3
の上面と取付部35との間に入らなければ、パンチPは
摩耗限界に到達していないと判断される。
【0026】また、ダイDのハイトを検査する場合に
は、図10,図11に示されているように、ダイハイト
用確認治具43の取付部47をベース3の溝5内に挿入
し、位置決め部51がボルト15に当接されると、固定
用板バネ13の作用でダイハイト用確認治具43がベー
ス3に位置決め固定される。
【0027】この状態でダイDを横よりスライドさせ
て、図11に示されているように、ベース3の上面と、
段49Aとの間にダイDが入れば、ダイDの先端は摩耗
限界に到達しておらず使用することができる。このとき
には、図11に示されているように、ダイDの後端部と
ベース3との間に形成された隙間にあったシム55の厚
さを決め、このシム55と一緒にダイDが例えば下部タ
レットに組み込まれる。
【0028】このように、パンチハイト用確認治具31
とダイハイト用確認治具43とが、ベース3への取付部
35,47とゲージ部37,49(49A,49B)と
を備えてほぼU字形状に形成されていると共に、溝5に
着脱交換可能に設けられているから、作業者の手間をか
けることなく能率的に、簡単かつ容易に正規のハイト
か、摩耗限界かを判断するように検査することができ
る。しかも、パンチハイト用確認治具31は取付部35
とゲージ部37とを兼用して使用することができる。
【0029】パンチガイドのない半組立状態におけるパ
ンチ金型55のハイトを検査する際には、図12,図1
3に示されているように、ゲージプレート19を2点鎖
線で示したごとく退避させた状態でパンチボデイ57の
上端部57Uがハイト調整ピン27に当接するように載
置せしめる。次いで、ゲージプレート19を、2点鎖線
の位置から実線の位置に旋回せしめて、パンチ59の先
端部がゲージプレート19が当るかどうかを判断せしめ
る。
【0030】パンチ59の先端がゲージプレート19に
当る場合には、パンチ59は摩耗限界に到達していない
と判断される。パンチ59の先端がゲージプレート19
に当らないで、ゲージプレート19の下方に入ると、パ
ンチ59は摩耗限界に到達したと判断される。
【0031】而して、この場合にも、作業者の手間をか
けることなく能率的に、簡単かつ容易に摩耗限界の検査
を行うことができる。
【0032】また、図14,図15に示されているよう
に、パンチヘッド61の先端をベース3の上面に載置せ
しめると共にパンチ59の先端がゲージプレート19に
当接するように、パンチヘッド61の高さを調整するこ
とにより、半組立状態におけるパンチ金型55のハイト
調整を行うことができる。なお、ベース3の上面とゲー
ジプレート19との間隔は予め正規な寸法になっている
ものである。
【0033】さらに、図16に示されているように、ベ
ース63の両側にゲージプレート65,調整ピン67を
備えた支持プレート69を設け、このゲージプレート6
5又は支持プレート69のどちらか一方を旋回可能にし
て、半組立て状態におけるパンチ金型55のパンチボデ
イ57の上端部を調整ピン67に、パンチ59の先端部
59をゲージプレート65に当接せしめるようにしてパ
ンチ金型55のハイトを測定し、パンチ59が摩耗限界
にきたかどうかを判断するように検査するとこもでき
る。
【0034】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。図1におい
ては、パンチP,ダイDのハイトの検査とパンチ金型5
5のハイトの検査の両方を行い得るようにしているが、
パンチP,ダイDのハイトの検査と、パンチ金型55の
ハイトの検査を別々に行い得るように別々のベース3上
に配置しても構わない。
【0035】
【発明の効果】以上のごとく発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、パンチ
ハイト用確認治具とダイハイト用確認治具とが、ベース
への取付部とゲージ部とを備えてほぼU字形状で形成さ
れている。しかも、パンチハイト用確認治具又はダイハ
イト用確認治具の取付部をベースに着脱交換可能に設け
ることによって、種々なパンチ又はダイがベースとゲー
ジ面との間に入るかどうかによって、パンチ又はダイの
摩耗限界に到達したかどうかを、作業者の手間をかける
ことなく能率的に、簡単かつ容易に判断して検査するこ
とができる。
【0036】請求項2の発明によれば、パンチハイト用
確認治具は、取付部とゲージ部とが兼用されているの
で、このパンチハイト用確認治具を正規の状態と逆の状
態にベースに組むことによって、パンチの正規のハイト
であるか、摩耗限界高さ以下であるかを、簡単かつ容易
に検査せしめることができる。
【0037】請求項3の発明によれば、パンチハイト用
確認治具又はダイハイト用確認治具は、ゲージ面が複数
で構成されていることにより、パンチ又はダイのハイト
が正規な状態であるか、摩耗限界に達したかどうかを簡
単かつ容易に検査せしめることができる。
【0038】請求項4の発明によれば、ベースに設けら
れたベースの上面より低い段差部に基準部材を設け、こ
の基準部材に半組立状態におけるパンチ金型におけるパ
ンチボデイの上端部を当接せしめた状態で、支柱に設け
られたゲージプレートを旋回せしめたときに、ゲージプ
レートがパンチの先端部に当るかどうかを検査し、当ら
ない場合には摩耗限界になっていることが、作業者の手
間をかけることなく能率的で、簡単かつ容易に検査せし
めることができる。
【0039】請求項5の発明によれば、パンチハイト用
確認治具とダイハイト用確認治具とが、ベースへの取付
部とゲージ部とを備えてほぼU字形状で形成されてい
る。しかも、パンチハイト用確認治具又はダイハイト用
確認治具の取付部をベースに着脱交換可能に設けること
によって、種々なパンチ又はダイがベースとゲージ面と
の間に入るかどうかによって、パンチ又はダイの摩耗限
界に到達したかどうかを、作業者の手間をかけることな
く能率的に、簡単かつ容易に判断して検査せしめること
ができる。
【0040】また、ベースに設けられたベースの上面よ
り低い段差部に基準部材を設け、この基準部材に半組立
状態におけるパンチ金型におけるパンチボデイの上端部
に当接せしめた状態で、支柱に設けられたゲージプレー
トを旋回せしめたときに、ゲージプレートがパンチの先
端部に当るかどうかを検査し、当らない場合には摩耗限
界になっていることを、作業者の手間をかけることなく
能率的で、簡単かつ容易に検査せしめることができる。
【0041】請求項6の発明によれば、半組立状態にお
けるパンチ金型のパンチ先端をゲージプレートに又はパ
ンチボデイの上端部を基準部材に当接した状態で、基準
部材又はゲージプレートを退避状態の位置からパンチ金
型のセットに旋回せしめて、基準部材又はゲージプレー
トがパンチの先端部又はパンチボデイの上端部に当るか
どうかを検査し、当らない場合にはパンチ金型が摩耗限
界に到達したことを、作業者の手間をかけることなく能
率的に、簡単かつ容易に検査せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の金型摩耗検査装置の斜視図である。
【図2】図1におけるII矢視部の組立て分解図であ
る。
【図3】図1におけるIV矢視部の組立て分解図であ
る。
【図4】図1におけるIV矢視部の組立て分解図であ
る。
【図5】パンチハイト用確認治具の斜視図である。
【図6】ダイハイト用確認治具の斜視図である。
【図7】金型摩耗検査装置でパンチのハイトを検査して
いる状態の斜視図である。
【図8】図7における側面図である。
【図9】図7における側面図で、パンチハイト用確認治
具を逆に取り付けた状態図である。
【図10】金型摩耗検査装置でダイのハイトを検査して
いる状態の斜視図である。
【図11】図10における側面図である。
【図12】金型摩耗検査装置で半組立て状態のパンチ金
型のハイトを検査している状態図である。
【図13】図12における側面図である。
【図14】金型摩耗検査装置で半組立て状態のパンチ金
型のハイトを調整する状態図である。
【図15】図14における側面図である。
【図16】金型摩耗検査装置の他の実施の形態を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 金型摩耗検査装置 3 ベース 5,11 溝 7 位置決めブロック 13 固定用板バネ 15 ボルト 17 支柱 19 ゲージプレート 25 段差部 27 ハイト調整ピン(調整部材) 29 止めネジ 31 パンチハイト用確認治具 33 本体フレーム 35,47 取付部 37,49 ゲージ部 43 ダイハイト用確認治具 55 パンチ金型 57 パンチボデイ 59 パンチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチハイト用確認治具とダイハイト用
    確認治具とを、ベースへの取付部とゲージ部とを備えて
    ほぼU字形状に形成し、上記パンチハイト用確認治具と
    ダイハイト用確認治具とを前記ベースに着脱交換可能に
    設けてなることを特徴とする金型摩耗検査装置。
  2. 【請求項2】 パンチハイト用確認治具は、取付部とゲ
    ージ部とが兼用されていることを特徴とする請求項1記
    載の金型摩耗検査装置。
  3. 【請求項3】 パンチハイト用確認治具又はダイハイト
    用確認治具は、ゲージ面が複数段で構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の金型摩耗検査装置。
  4. 【請求項4】 ベースに立設した支柱の所定高さに、ゲ
    ージプレートを旋回可能に設け、このゲージプレートの
    旋回領域の下方位置で前記ベースにこのベースの上面よ
    り低い段差部を設け、この段差部に、半組立状態におけ
    るパンチ金型におけるパンチボデイの上端部と当接可能
    の基準部材を設けてなることを特徴とする金型摩耗検査
    装置。
  5. 【請求項5】 パンチハイト用確認治具とダイハイト用
    確認治具とを、ベースへの取付部とゲージ部とを備えて
    ほぼU字形状に形成し、上記パンチハイト用確認治具と
    ダイハイト用確認治具とを前記ベースの一部に着脱交換
    可能に設け、前記ベースの他部に立設した支柱の所定高
    さに、ゲージプレートを旋回可能に設け、このゲージプ
    レートの旋回領域の下方位置で前記ベースにこのベース
    の上面より低い段差部を設け、この段差部に、半組立状
    態におけるパンチ金型におけるパンチボデイの上端部と
    当接可能の基準部材を設けてなることを特徴とする金型
    摩耗検査装置。
  6. 【請求項6】 半組立状態におけるパンチ金型のパンチ
    先端部と当接可能で所定位置に設けたゲージプレート
    と、前記半組立状態におけるパンチ金型のパンチボデイ
    の上端部に当接可能で前記ゲージプレートから所定寸法
    離れて設けた基準部材とを設け、前記ゲージプレートと
    基準部材との間への半組立状態におけるパンチ金型のセ
    ット時に干渉を回避すべく、ゲージプレート又は基準部
    材の一方を退避可能に設けてなることを特徴とする金型
    摩耗検査装置。
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