JP2000032034A - 電子メール受信機能付通信端末装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

電子メール受信機能付通信端末装置及びプログラム記録媒体

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JP2000032034A
JP2000032034A JP19826298A JP19826298A JP2000032034A JP 2000032034 A JP2000032034 A JP 2000032034A JP 19826298 A JP19826298 A JP 19826298A JP 19826298 A JP19826298 A JP 19826298A JP 2000032034 A JP2000032034 A JP 2000032034A
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Masaki Kotani
正樹 小谷
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メールの一部のみを受信するといった受信拒否
レベルが設定できるようにする。 【解決手段】通信ネットワーク上のメールボックスに格
納された電子メールの受信拒否レベルを設定登録する設
定登録手段5,7と、この設定登録された受信拒否レベ
ルに従って、メールボックスから電子メールを受信する
制御手段1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介した電子メールの受信機能を備えた通信端末装置、
及びコンピュータによって読み取り可能なプログラム記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等の通信ネットワーク
は、コンピュータなどから最寄りの契約プロバイダ(通
信ネットワークへの接続業者)までの通信費用(回線使
用料及びプロバイダの費用)を負担するだけで利用でき
るため、海外のコンピュータとの通信も安価でできるよ
うになっており、利用者が急増している。
【0003】そこで現在では、コンピュータ以外にも、
通信端末装置として、通信ネットワークへの接続を可能
としたファクシミリ装置が開発されており、これによれ
ば、読取走査した原稿画像を、ファクシミリ送信、ある
いは、電子メール送信のいずれかによって、相手の通信
端末装置に送信できるようになっている。即ち、画像デ
ータの送信時に、ファクシミリ送信を選択したときは、
電話網などを使用して直接、画像データを送信する。一
方、電子メール送信を選択したときは、画像データを電
子メール形式に変換し、このデータをネットワーク上の
メールボックスに格納する。これを受信側の多くが、ダ
イヤルアップ接続によって、適当な時期に電話網経由で
通信ネットワークをアクセスし、電子メールが到着して
いれば、メールボックスから画像データを取り出してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電子メール受信機能付通信端末装置では、不要なダイレ
クトメールなどについては、予め、ワンタッチ操作用の
アドレスなどとして登録しているアドレスに、着信した
メールの発信元アドレスがあるかを判別して、受信を拒
否することができるが、受信を拒否することはできない
が、メールヘッダや先頭のデータの内容が分かれば十分
な相手に対しては、メールの全てのデータを受信しなけ
ればならず、通信費用などが無駄になっていた。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、メールの一部のみを受信するといった受信
拒否レベルが設定登録できる通信端末装置及び、この装
置の機能をコンピュータに実現させるプログラムを記憶
したプログラム記録媒体を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される、請求項1に記載の電子メール受信機能付
通信端末装置は、通信ネットワーク上のメールボックス
に格納された電子メールの受信拒否レベルを設定登録す
る設定登録手段と、この設定登録された受信拒否レベル
に従って、メールボックスから電子メールを受信する制
御手段とを備える。
【0007】ここに、受信拒否レベルとは、受信するデ
ータの種類やデータ量に応じて、段階的に設定登録され
るレベルをいい、まったくデータを受信せずに拒否する
場合も含んでいる。なお、本発明に係る通信端末装置
は、通信ネットワークを介した電子メールを通信する機
能を備えたものであればよく、例えば、ファクシミリ装
置や、データ通信ができるパーソナルコンピュータ等に
適用できる。この通信端末装置は、通信ネットワークに
対し受信要求を送出して、この受信要求で指定した内容
(データ量など)のデータを受信するので、受信拒否レ
ベルに応じた受信要求を送出すればよい。
【0008】請求項2では、請求項1において、設定登
録手段は、発信元アドレスに基づいて、メールヘッダの
みを受信するか、メールヘッダとメール本文の所定量を
受信するかが設定登録できることを特徴とする。なお、
ここでは、受信するメール本文の所定量を段階的に設定
登録することも含んでいる。請求項3は、コンピュータ
によって読み取り可能なプログラム記録媒体を提案して
おり、このプログラム記録媒体には、コンピュータに請
求項1又は請求項2に記載の通信端末装置の機能を実現
させるためのプログラムを記録している。
【0009】すなわち、コンピュータがこのプログラム
記録媒体を読み取れば、コンピュータの制御手段は、通
信ネットワーク上のメールボックスに格納された電子メ
ールの受信拒否レベルに従って、メールボックスから電
子メールを受信する。また、コンピュータに設けられた
受信拒否レベルの設定登録手段には、発信元アドレスに
基づいて、メールヘッダのみを受信するか、メールヘッ
ダとメール本文の所定量を受信するかが設定登録でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の電子メール受
信機能付通信端末装置の内部構成の一例を示すブロック
図である。ここでは、本発明の通信端末装置の1つとし
て、電子メール機能付ファクシミリ装置Fの構成例を示
す。このファクシミリ装置Fには、公衆回線網を介して
行う従来のG3方式などのファクシミリ通信機能に加え
て、通信ネットワークを介した通信機能を備えており、
以下には、通信ネットワークの1つとして、インターネ
ットを使用して、電子メール(e−mail)サービス
を利用する場合を説明する。
【0011】なお、本発明に係る通信端末装置は、通信
ネットワークを介した電子メールの受信機能を備えたも
のであればよく、例えば、パーソナルコンピュータ等に
も適用できる。また、通信ネットワークには、インター
ネットの他、パソコン通信サービスを使用してもよい。
主制御部1は、CPU等で制御手段を構成しており、こ
のファクシミリ装置Fの各部を制御するだけではなく、
後述する符号化及び復号化、画像変換、バイナリ・テキ
スト変換、メール編集などの各処理を実行する。
【0012】NCU2は通信回線L(アナログ回線)の
閉結、開放を行う。モデム3はファクシミリ通信のため
に信号の変調、復調を行う。ここでは、モデム3は、電
子メールを送受信するためのデータモデム機能を備えた
FAXモデムで構成される。なお、G4通信時は、モデ
ム3、NCU2を介さず、DSU(不図示)を介して、
ISDN回線(デジタル回線)等に接続される。
【0013】画像メモリ4はDRAM等で構成されイメ
ージデータを記憶する。RAM5は、処理の実行時に発
生する一時的なデータや、インターネットにログインす
るためのユーザ名(ユーザID)やパスワード、相手の
電子メールアドレスやファクシミリ番号等を予め登録し
ている。表示部6は液晶表示装置などで構成され、この
ファクシミリ装置Fの動作状態や操作手順などを表示す
る。操作部7はテンキーや各種操作ボタンを備えて、こ
のファクシミリ装置Fに対し入力設定を行う。なお、表
示部6をタッチパネル方式にすれば、表示部6に操作部
7の一部又は全部を一体化させることもできる。
【0014】読取部8は、CCD等を利用したスキャナ
で原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージ
データとする。記録部9は、電子写真方式のプリンタな
どで構成され、他のファクシミリ装置からファクシミリ
受信したイメージデータや、インターネットを介して受
信したイメージデータを、記録紙に印字出力する。フラ
ッシュメモリ10は、このファクシミリ装置Fの動作に
必要な装置制御プログラムを、記録媒体12(プログラ
ム記録媒体)から読み取って記憶する。記録媒体読取部
11は、フロッピディスクやCD−ROMなどの記録媒
体12から、このファクシミリ装置Fの制御プログラム
を読み取る。この読み取ったプログラムは、主制御部1
によって、フラッシュメモリ10に記憶され、以降、そ
のプログラムに従い、各部が制御される。また、記録媒
体読取部11は、記録媒体12への書き込み手段をも構
成し、画像メモリ4にダウンロードされた電子メールの
データを、フロッピディスクや光磁気ディスク(MO)
などの記録媒体12に書き込むこともできる。
【0015】このファクシミリ装置Fは、ファクシミリ
通信機能の他、主としてTIFFファイル化されたイメ
ージデータを、電子メールとして送受信する機能を備え
ており、本来はファクシミリ通信すべき画像データを、
インターネットを介して送受信することができる。図2
は、ファクシミリ装置F内のデータの流れを模式的に示
したものである。図中の各部は、図1には存在しない
が、フラッシュメモリ10に記憶されたソフトウェアプ
ログラムに基づいて、主制御部1によって処理されるも
のである。
【0016】符号化復号化部1aは、読取部8で読み取
ったドットイメージデータを、MH,MR,MMR等の
符号化方式によって符号化し、または逆に、受信した符
号化データをイメージデータに復号する。画像変換部1
bは、電子メールの送信時に、符号化データを、コンピ
ュータで使用される一般的な画像フォーマットである、
TIFF(Tagged Image File format)形式に変換する
一方、受信時には、TIFF形式から符号化データに変
換する。
【0017】なお、TIFFの仕様は、Adobe Systems
社によって公開されており、白黒2値だけではなく、白
黒多値、フルカラーなどの種々のデータを扱うために、
各々に対応したClass を定義している。その中の1つ
に、G3形式のファクシミリイメージデータを扱うClas
s F を定義しており、符号化データに対して、先頭にCl
ass F のTIFFヘッダ情報の付加をする等の比較的容
易な処理を施すことによってTIFF形式に変換するこ
とを可能にしている。
【0018】バイナリ・テキスト変換部1cは、電子メ
ールの送信時は、TIFF形式のイメージデータを、バ
イナリデータからテキストデータに変換し、受信時に
は、テキストデータをバイナリデータに変換する。これ
は、インターネットには、バイナリデータの電子メール
を扱うことができないコンピュータを接続している場合
があるからであり、相手先に対し確実に電子メールが届
くようにするには、TIFFデータなどのバイナリデー
タは、送信時にテキストデータに変換する。
【0019】なお、インターネットで扱うテキストデー
タは、IETF(Internet Engineering Task Fore)が
発行するドキュメントであるRFC(Request For Comm
ents)822、1341において、7ビットのコードと
して規定されている。例えば、MIME(Multipurpose
Internet Mail Extensions )のエンコーディングタイ
プの1つであるbase64などを利用すれば、バイナ
リデータをテキストデータに変換できる。ここに、ba
se64とは、8ビット×3バイトのバイナリデータを
6ビット×4バイトと見なし、各々のバイトに対し、6
4種類のキャラクタコードを割り当てることにより、バ
イナリデータをテキストデータに変換する符号化方式で
ある。なお、RFCには、MIMEのエンコーディング
タイプとして、base64の他に、7bit、8bi
t、binary等が規定されている。
【0020】メール編集部1dは、電子メールの送信時
は、テキストデータに変換されたMIMEヘッダ付きの
TIFFデータにメールヘッダ情報を付加して電子メー
ル形式に編集する一方、受信時には、電子メール形式の
データからメールヘッダ情報を取り除き、テキストデー
タのTIFFデータとする。ここに、メールヘッダ情報
とは、インターネットの電子メールの所定のヘッダ情報
のことであり、具体的には、送信するTIFFデータの
先頭に、"Date:" (発信日)、"From:" (発信元)、"T
o:" (宛先)、"Subject:"(題名)、"cc:"(副宛先)
などの各項目が付加される。
【0021】このような構成によって、ファクシミリ装
置Fは、通信ネットワーク(インターネット)上のメー
ルボックスから電子メールを受信して、そのデータを画
像メモリ4に格納する(ダウンロード)。そして、操作
部7の所定の操作などによって、画像メモリ4から電子
メールのデータを読み出し、記録部9から記録紙に印字
出力したり、表示部6に表示したりする。
【0022】本発明では、予め、操作部7の操作によっ
て、通信ネットワーク上のメールボックスに格納された
電子メールの受信拒否レベルを設定し、RAM5に登録
しておくことができる。したがって、このファクシミリ
装置Fでは、RAM5と操作部7とで設定登録手段を構
成する。その後、主制御部1は、RAM5に登録された
受信拒否レベルに従って、メールボックスから電子メー
ルを受信する。ここに、受信拒否レベルとは、受信する
データの種類やデータ量に応じて、段階的に設定される
受信態様のレベルをいい、まったくデータを受信せずに
拒否する場合も含んでいる。
【0023】このファクシミリ装置Fでは、インターネ
ットのメールサーバに対して受信要求を送出し、この受
信要求で指示したデータを受信できるようになっている
ため、受信拒否レベルに応じた受信要求を送出すれば、
必要とするデータのみが受信できる。受信拒否レベルを
具体的に説明すると、メールヘッダのみを受信するか、
メールヘッダとメール本文の所定量を受信するかがあ
り、また、メール本文のデータ量を指定して受信するこ
ともできる。
【0024】以上のようして、受信拒否レベルを設定で
きれば、メールが不要な相手に対して、受信を拒否する
だけではなく、受信を拒否することはできないがメール
ヘッダや先頭のデータの内容が分かれば十分な相手に対
して、メールの一部のみを受信することができるため、
無駄な通信費用がかかることがない。図3には、RAM
5に登録された受信拒否レベルを例示している。
【0025】ここでは、操作部7は、発信元アドレスに
基づいて、受信拒否レベルを設定できるようになってお
り、メールヘッダのみを受信するか、メールヘッダとメ
ール本文の所定量を受信するか、受信を禁止(拒否)す
るかを設定可能にしている。図中(a)は、アドレス管
理テーブルTであり、テーブル名称(ア)とテーブル番
号(イ)が対応して登録されており、全てのデータを受
信する発信元アドレスのテーブル、ヘッダのみを受信す
る発信元アドレスのテーブル、受信を禁止する発信元ア
ドレスのテーブルが登録されている。ここでは、ヘッダ
のみを受信する場合は、(d)の受信バイト変数xを参
照して、ここに設定されたバイト数のデータを、メール
データの先頭からメールヘッダ(上記所定のヘッダ情報
をさす)を含めて受信するようになっている。なお、こ
の図では、ヘッダのみを受信する場合は設定されていな
い。
【0026】アドレステーブルT1,T2は、アドレス
情報(ウ)と、そのアドレス情報(ウ)の文字列を発信
元アドレスに「含む」場合に処理するのか、すべての文
字列が「一致」する場合に処理するのかのデータ(エ)
が設定されている。「含む」場合は、ある企業や団体な
どの属するアドレスからのメールのすべてを、処理の対
象にすることができる。
【0027】主制御部1は、RAM5に格納されている
アドレス管理テーブルTを参照し、テーブル番号(イ)
が設定されているものに対してのみ、そのテーブル番号
(イ)が付されたテーブルT1,T2を順に参照し、設
定されているアドレス情報(ウ)が、発信元アドレスと
一致するか、発信元アドレスに含まれているかを判断す
る。そして、該当するものがあれば、アドレス管理テー
ブルTに、そのテーブルT1,T2の番号が登録されて
いるテーブル名称(ア)が示す処理を実行する。
【0028】図4には、上記ファクシミリ装置Fの動作
をフローチャート(100〜111)で示している。メ
ールサーバにログイン後(100)、新規着信メールが
サーバ上にあるかをチェックし、着信メールがなければ
(101のN)、ログアウトする(109)。なお、こ
こでは、ログアウト後、一定時間待機し(111)、メ
ールサーバにログインすることを繰り返している。
【0029】一方、サーバ上に着信メールがあれば、発
信元アドレスを、全メールデータ受信アドレステーブル
(図3の例ではアドレステーブルT1が相当する)から
検索し、該当するメールの受信拒否レベルを「全メール
受信」にセットする(102,103)。更に、ここで
は、続けて、ヘッダのみ受信アドレステーブル(図3の
例には示されていない)、メール受信禁止アドレステー
ブル(図3の例ではアドレステーブルT2が相当する)
についても、同様にアドレスの検索をし、受信拒否レベ
ルをセットしている(104〜107)。したがって、
各テーブルに該当するメールが複数ある場合、受信拒否
レベルは、メール受信禁止、ヘッダのみ受信、全メール
受信の順で優先してセットされることになる。
【0030】受信拒否レベルがセットされれば、その受
信拒否レベルに従ってダウンロード(メール受信)を行
い(108)、ダウンロードが終了すれば、メールサー
バからログアウト(109)して、そのダウンロードし
たメールのデータを、記録部9によってプリント(11
0)し、一定時間待機(111)後に、ログイン(10
0)することを繰り返す。
【0031】なお、受信拒否レベルがセットされない場
合は、データの紛失を防ぐため、「全メール受信」とす
ることが好ましいが、「ヘッダのみ受信」や「メール受
信禁止」としてもよい。以上のようにして、このファク
シミリ装置Fでは、発信元に応じて、着信メールのすべ
て又はヘッダのみを受信して、そのデータを記録紙に印
字出力したり、発信元に応じて、受信を拒否することが
出来る。
【0032】次に、電子メール受信の通信シーケンスの
例を図5に示す。受信プロトコルには、例えば、TCP
/IPの上位プロトコルであるPOP3(Post Office
Protocol Version3 )が採用される。なお、図中、クラ
イアントとは、電子メールの受信側である通信端末装置
(メールクライアント)を指し、サーバとは、通信ネッ
トワーク上にメールボックスを備えたメールサーバを指
す。
【0033】クライアントは、(1)接続要求を行った
後、(2)ユーザ名と(3)パスワードを送出して、サ
ーバ側の認証を得る。サーバの認証が得られると、
(4)受信状態を問い合わせ、メールボックス内のメー
ル数などのデータを受け、自己宛のメールが到着してい
れば、(5)メールボックスに格納されているメールの
リストを問い合わせて、各メールのメッセージ番号など
のデータを受ける。
【0034】そして、リストの順に従って、(6)メッ
セージ番号を指定したヘッダ部分要求を行って、(7)
メッセージのヘッダ部分を受ける。このヘッダ部分を基
に、RAM5に格納されたアドレス管理テーブルTなど
を参照して、受信拒否レベルを決定する。ここでは、受
信拒否レベルが「全メール受信」の場合を示しており、
(8)メッセージ番号を指定して、メッセージの読出し
を要求し、(9)メールボックスに格納されたメッセー
ジを読み出し受信する。メッセージが受信できれば、
(10)その受信したメッセージのメッセージ番号を指
定してメッセージの削除を要求する。ここで、リストに
メッセージが複数あるときには、(6)〜(10)の動
作を繰り返し(*参照)、すべてのメッセージの読み出
しが終了すれば、(11)通信終了要求を行った後、
(12)切断要求を行う。
【0035】なお、受信拒否レベルが、ヘッダのみを受
信する場合や、メールの受信を拒否する場合であれば、
(8)と(9)のメッセージの読出しを行わないように
する。また、ヘッダと本文の所定量のデータを受信する
場合であれば、(8)において受信するデータ量を指定
して、メッセージの読出しを行う。次に、上記ファクシ
ミリ装置Fの機能を果たすコンピュータについて説明す
る。図6は、電子メール通信機能を備えたコンピュータ
PCの内部構成の一例を示すブロック図である。
【0036】主制御部51は、CPU等で制御手段を構
成しており、このコンピュータPCの各部を制御するだ
けではなく、上記ファクシミリ装置Fと同様の制御手段
をも構成して、符号化及び復号化、画像変換、バイナリ
・テキスト変換、メール編集などの各処理を実行する
(図2参照)。モデム52は、通信回線Lを接続し、電
子メールを送受信するために信号の変調、復調を行い、
また、ファクシミリ通信も可能とする。メモリ53はS
RAM等で構成され、図3に示したアドレス管理テーブ
ルT(図3参照)などで構成される受信拒否レベルなど
を記憶する。ハードディスク54は、このコンピュータ
PCの動作に必要な装置制御プログラムなどを、記録媒
体59(プログラム記録媒体)から読み取って記憶す
る。
【0037】表示部55はCRTや液晶画面などで構成
される。キーボード56は操作手段を構成しているが、
この操作手段は、マウス等のポインティングデバイスな
どであってもよい。プリンタ57は、電子メールのデー
タや、ファクシミリ受信したイメージデータ、このコン
ピュータPCで作成したデータ等を印字出力する。記録
媒体読取部58は、フロッピディスクやCD−ROMな
どの記録媒体59からプログラムデータを読み取る。主
制御部51は、読み取ったプログラムをハードディスク
54に格納し、以降、このプログラムの命令に従って、
コンピュータPCの動作を制御する。また、記録媒体読
取部58は、記録媒体59への書込手段を構成し、ハー
ドディスク54にダウンロードされた電子メールのデー
タを、フロッピディスクや光磁気ディスクなどの記録媒
体59に書き込むこともできる。
【0038】本発明では、記録媒体59には、以上に説
明したファクシミリ装置Fの機能を実現させるプログラ
ムを記録しており、主制御部51は、この記録媒体59
を記録媒体読取部58によって読み取れば、通信ネット
ワーク上のメールボックスに格納された電子メールの受
信拒否レベルに従って、メールボックスから電子メール
を受信する。
【0039】また、キーボード56とメモリ53で、受
信拒否レベルの設定登録手段を構成し、発信元アドレス
に基づいて、メールヘッダのみを受信するか、メールヘ
ッダとメール本文の所定量を受信するかが設定登録でき
る。このように、コンピュータPCは、記録媒体59か
らプログラムを読み取るだけの簡単な処理で、受信拒否
レベルを設定し、この受信拒否レベルに従って、電子メ
ールを受信する機能を備えることが出来る。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の電子メール受信機能付通信端末
装置は、電子メールの受信拒否レベルを設定登録してお
けば、その受信拒否レベルに従って、メールボックスか
ら電子メールを受信する。したがって、従来のように、
受信を拒否するだけではなく、メールに一部のみを段階
的に受信することができ、すべてのデータを受信しなく
てもよいため、無駄な通信費用がかかることがない。
【0041】請求項2では、受信拒否レベルとして、発
信元アドレスに基づき、メールヘッダのみを受信する
か、メールヘッダとメール本文の所定量を受信するかが
設定登録でき、メールの一部のみを確認することができ
る。また、相手に応じて受信拒否レベルに応じたメール
の受信もできるようになる。請求項3に記載のプログラ
ム記憶媒体は、通信ネットワーク上のメールボックスに
格納された電子メールを、予め設定登録された受信拒否
レベルに従って受信するプログラム、又は、受信拒否レ
ベルとして、発信元アドレスに基づき、メールヘッダの
みを受信するか、メールヘッダとメール本文の所定量を
受信するかが設定できるプログラムを記録しているの
で、この記録媒体をコンピュータで読み取らせるだけ
で、コンピュータに、受信拒否レベルに従ったメール受
信機能を備えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子メール受信機能付通信端末装
置の内部構成の一例を示したブロック図である。
【図2】図1の通信端末装置内のデータの流れを示した
模式図である。
【図3】図1の通信端末装置に設けられるテーブルの構
成の例を示した図である。
【図4】図1の通信端末装置の基本動作の例を示したフ
ローチャートである。
【図5】図1の通信端末装置による電子メール受信の通
信シーケンスの例を示した図である。
【図6】コンピュータの内部構成の一例を示したブロッ
ク図である。
【符号の説明】
F 電子メール機能付きファクシミリ装置 1 主制御部 5 RAM 7 操作部 11 記録媒体読取部 12 記録媒体 PC 電子メール通信機能を備えたコンピュータ 51 主制御部 53 メモリ 56 キーボード 58 記録媒体読取部 59 記録媒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワーク上のメールボックスに格
    納された電子メールの受信拒否レベルを設定登録する設
    定登録手段と、この設定登録された受信拒否レベルに従
    って、上記メールボックスから電子メールを受信する制
    御手段とを備えた、電子メール受信機能付通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】上記設定登録手段は、発信元アドレスに基
    づいて、メールヘッダのみを受信するか、メールヘッダ
    とメール本文の所定量を受信するかが設定登録できるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の電子メール受信機能
    付通信端末装置。
  3. 【請求項3】コンピュータに、請求項1又は請求項2に
    記載の電子メール受信機能付通信端末装置の機能を実現
    させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み
    取り可能なプログラム記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002207669A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Fujitsu Ltd 情報配信装置及び記録媒体
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