JP2000031692A - 部品実装機 - Google Patents

部品実装機

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JP2000031692A
JP2000031692A JP10195392A JP19539298A JP2000031692A JP 2000031692 A JP2000031692 A JP 2000031692A JP 10195392 A JP10195392 A JP 10195392A JP 19539298 A JP19539298 A JP 19539298A JP 2000031692 A JP2000031692 A JP 2000031692A
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chuck
insertion claw
claw
head
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JP10195392A
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Shozo Kadota
昌三 門田
Motohiro Higuchi
元寛 樋口
Manabu Morioka
学 森岡
Masazo Fujiyama
雅三 藤山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は部品実装機に関するもので、作業性
を良くすることを目的とする。 【解決手段】 部品搬送体と、この部品搬送体に設けら
れたチャック13と、このチャックに保持された部品を
受取る部品移替体19と、この部品移替体19に保持さ
れた部品を受取るヘッド20とを備え、前記ヘッド20
は、ヘッド本体80と、このヘッド本体80の上下動手
段81と、前記ヘッド本体80の下部に設けた挿入爪6
8と、この挿入爪68の開閉手段82と、前記挿入爪6
8の前後方向への回動手段83とを有し、前記回動手段
83を構成するカム板84を、ヘッド本体80に対して
着脱自在に装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品実装機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の部品実装機の構成は次のようにな
っていた。すなわち、部品搬送体と、この部品搬送体に
設けられたチャックと、このチャックに保持された部品
を受取る部品の移替体と、この部品移替体に保持された
部品を受取るヘッドとを備え、前記ヘッドは、ヘッド本
体と、このヘッド本体の上下動手段と、前記ヘッド本体
の下部に設けた挿入爪と、この挿入爪の開閉手段と、前
記挿入爪の前後方向への回動手段とを有する構成となっ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
挿入爪の前後方向の回動手段は、挿入爪による基板上へ
の部品実装後に挿入爪を後方に逃がすために必要なもの
である。
【0004】普通この回動手段は挿入爪を大きく逃がす
ことでたとえ実装する部品が大きい場合でも、この後方
への回動後の上昇時に部品に挿入爪が当たらない様にし
ている。
【0005】しかしながらこの様に挿入爪が後方に大き
く逃げる構成のものでは、基板上にすでに他の部品が実
装され、それとの間に小さな隙間しかない場合には、挿
入爪の逃がし時に他の部品にこの挿入爪が当接してしま
う。
【0006】そこでこの場合には挿入爪の後方への回動
量の小さなヘッドに交換することにより対応することに
なるのであるが、ヘッドを交換してしまうと特に基板に
対する挿入爪の位置合わせが再度必要となり、作業性の
悪いものとなる。
【0007】そこで本発明は作業性を良くすることを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、前記回動手段を構成するカム板を、
ヘッド本体に対して着脱自在に装着したものである。
【0009】つまり、形状の異なるカム板をヘッド本体
に装着することで、挿入爪の後方への回動軌跡、つまり
部品実装後の挿入爪の逃げ道を簡単に変更することがで
き、この結果として基板上への部品の実装密度を高める
ことができ、しかもカム板だけの交換で良いので、その
交換後に基板に対する挿入爪の位置合わせ等が不要とな
り、作業性の良いものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の発明は、部品
搬送体と、この部品搬送体に設けられたチャックと、こ
のチャックに保持された部品を受取る部品移替体と、こ
の部品移替体に保持された部品を受取るヘッドとを備
え、前記ヘッドは、ヘッド本体と、このヘッド本体の上
下動手段と、前記ヘッド本体の下部に設けた挿入爪と、
この挿入爪の開閉手段と、前記挿入爪の前後方向への回
動手段とを有し、前記回動手段を構成するカム板を、ヘ
ッド本体に対して着脱自在に装着した部品実装機であっ
て、形状の異なるカム板をヘッド本体に装着すること
で、挿入爪の後方への回動軌跡、つまり部品実装後の挿
入爪の逃げ道を簡単に変更することができ、この結果と
して基板上への部品の実装密度を高めることができ、し
かもカム板だけの交換で良いので、その交換後に基板に
対する挿入爪の位置合わせ等が不要となり、作業性の良
いものとなる。
【0011】また請求項2の発明は、上下動手段をヘッ
ド本体の上部に装着した外軸により構成し、この外軸内
に設けた中軸の下部に装着した取付部にカム板を着脱自
在に装着した請求項1に記載の部品実装機であって、ヘ
ッド本体を上下動させるための外軸をカム板を駆動する
ための中軸を同軸状とすることで、駆動系をコンパクト
化することができる。
【0012】さらに請求項3の発明は、カム板に係合す
るとともに、ヘッド本体の前後方向に回動する回動体を
設け、この回動体に、挿入爪を構成する第1の挿入爪を
装着し、この第1の挿入爪に、前記挿入爪を構成する第
2の挿入爪を開閉自在に装着した請求項1、または2に
記載の部品実装機であって、回動体によって挿入爪をヘ
ッド本体の前後方向に回動させることができ、しかもそ
の状態で第1の挿入爪に対して第2の挿入爪を開閉させ
ることができる。
【0013】また請求項4の発明は、第2の挿入爪の上
部と、この上部に対応する駆動レバー部分はカム面を介
して当接させる構成とした請求項1〜3のいずれか一つ
に記載の部品実装機であって、第2の挿入爪の上部が駆
動レバーとカム面で当接することによりカム板で駆動レ
バーが操作されれば第2の挿入爪が駆動され、これによ
って挿入爪の開閉が行われることとなる。
【0014】さらに請求項5の発明は、第1、第2の挿
入爪の先端側にはそれぞれ3つ以上の挟持爪を形成した
請求項3、または4に記載の部品実装機であって、部品
として3つの端子を有するものであってもそれらの端子
を確実に挟持爪で挟持することができ、しかも各端子は
第1、第2の挿入爪の挟持爪でそれぞれ挟持されるの
で、端子間のピッチが変動されることはなく、その結果
として実装もスムーズに行えるものとなる。
【0015】また請求項6の発明は、第2の挿入爪の一
方の側の挟持爪に、他方の側の挟持爪、および内方の挟
持爪よりも挟ピッチで、大きな弾性を付与する構成とし
た請求項3〜5のいずれか一つに記載の部品実装機であ
って、第2の挿入爪の一方挟持爪を他のものよりも狭ピ
ッチとすることによって部品の端子の径のバラツキ発生
時においてもこの弾性挟持爪で確実に保持することがで
きる。
【0016】つまり部品の端子の径が大きくなってしま
った場合、第1、第2の挿入爪の一対の挟持爪でだけ端
子の保持が行われるだけの状態となってしまうのを、こ
の様な狭ピッチで弾性を有する挟持爪を第2の挿入爪に
設けることでこの弾性挟持爪部においても端子の挟持が
行われることとなって、端子の保持が安定するものにな
るのである。
【0017】さらに請求項7の発明は、第1の挿入爪と
第2の挿入爪を重合させるとともに、第2の挿入爪の中
部を第1の挿入爪の中部に軸支した請求項3〜6のいず
れか一つに記載の部品実装機であって、第1、第2の挿
入爪を重合させることでコンパクト化が図れるととも
に、第1、第2の挿入爪相互間の位置精度が出しやすく
なり、それによって動作に対する信頼性の高いものとな
る。
【0018】また請求項8の発明は、挿入爪によって保
持された部品の上部を押圧するプッシャーを設けるとと
もに、この部品から下方に引出した端子を受ける受ピン
を設け、前記受ピンは部品が実装される基板の下面側に
おいて端子の下端を受ける構成とした請求項1〜7のい
ずれか一つに記載の部品実装機であって、端子の下端を
受ける受ピンを設けることで、挿入爪の開放を行う時に
おいて部品は上下のプッシャーと受ピンで保持された状
態となり、この結果として挿入爪を開放した瞬間におけ
る部品の転倒、およびそれによる実装不良が生じず、実
装に対する信頼性の高いものとなる。
【0019】さらに請求項9の発明は、受ピンの直径を
基板に設けた貫通孔の直径より大きくした請求項8に記
載の部品実装機であって、受ピンの直径が基板の貫通孔
の直径よりも大きいことで、部品の端子が若干偏心した
場合においても部品の上下をプッシャーと受ピンで確実
に保持して基板への実装を確実なものとすることができ
る。
【0020】以下本発明の一実施形態を添付図面を用い
て説明する。図1において、1は本体で、この本体1の
背面側には複数本の部品供給ガイド2が設けられてい
る。これらの各部品供給ガイド2には、その下方の収納
部3から図2に示すテーピング部品連4が供給される様
になっており、部品供給ガイド2の先端には部品供給体
5が連結されている。
【0021】一方本体1内には部品搬送体の一例として
ゴム、または合成樹脂製の環状のベルト6が三つのプー
リ7,8,9によって三角形に張架されている。ベルト
6の内部には数十本の環状金属線が設けられ、これによ
り伸びを極力少なくするようにしている。
【0022】またこのベルト6の表、裏面には凹凸が設
けられ、裏面の凹凸は上記プーリ7〜9の外周凹凸面と
嵌合する様になっている。
【0023】またプーリ7は通常は間欠動作するモータ
10によって回転駆動される様になっており、これによ
りベルト6も断続的に回動する。
【0024】さてこのベルト6には図3に示すように所
定間隔ごとにチャック保持体11が取付けられている。
【0025】この場合ベルト6の表面側の凹凸には、チ
ャック保持体11の凹凸面が嵌合し、またこのチャック
保持体11の上、下端をベルト6の裏面側に延長し、そ
の一部をベルト6裏面の凹凸の上、下端部に嵌合させる
ことにより、定位置への確実なる取付けが行える様にし
ている。
【0026】さらに上記チャック保持体11の上、下の
延長部によってガイド部11a,11bも一体に形成さ
れており、このガイド部11a,11bにはプーリ7〜
8,8〜9,9〜7間のベルト6裏面側部分に配置した
板状のガイドレール12の上、下端が係合するようにな
っている。
【0027】そしてこれによりベルト6が振れずに回動
する様になっているのである。さてチャック保持体11
の下端部分には、図2、図3に示すごとく三本のチャッ
ク13が設けられている。
【0028】つまりこのチャック13によって、テーピ
ング部品連4から第1の切断刃14で切断された個片を
保持し、これをベルト6の回動で第2の切断刃15部
分、部品の極性反転体16部分、リード端子の保持位置
補正体17部分、リード端子を切断するための第3の切
断刃18部分、部品移替体19部分へと順に搬送する様
にしているのである。
【0029】また部品移替体19によって保持された上
記個片はヘッド20へと移替えられ、レール21上を搬
送され、X−Yテーブル22上に位置決めされた後述の
基板に実装され、アンビル機構23で余分なリード端子
が切断されるとともに、内方に折曲げられる様になって
いる。
【0030】前記テーピング部品連4は、図2に示すご
とく素子24と、この素子24に、接続された少なくと
も二本のリード端子25を有する部品を、所定間隔ごと
にテーピング部材26にテーピングした構成とし、前記
部品供給体5は、前記テーピング部品連4を、素子24
を上方、リード端子25を下方に位置させた状態で、か
つチャックに保持される部品の二本のリード端子25を
結ぶ延長線と、チャックに保持される手前の部品の二本
のリード端子25を結ぶ延長線が略直線状になる様に、
図2のごとく前記チャック13に供給する構成としてい
る。
【0031】つまり本発明の一実施形態においては、部
品供給体5によってテーピング部品連4を直線的に、部
品搬送体として用いたベルト6のチャック13部に供給
するので、図1のごとく部品供給体5部品の占有面積が
小さくなるのである。
【0032】そして本実施形態においては、この様な部
品供給体5を図1のごとく複数並設しているのである
が、各部品供給体5が上述のごとくそれぞれテーピング
部品連4を直線的にチャック13部分に供給するスリム
な形状となるので、この部品供給体5を複数個並設した
場合には全体としてコンパクトな形状とすることがで
き、言換えれば図1のごとく限られたスペースにより多
くの部品供給体5を配置して、部品の供給効率を高める
ことができることになるのである。
【0033】図4は部品供給体5部分を示し、この部品
供給体5はテーピング部品連4をガイドするガイド溝2
7部分と、このガイド溝27部分に位置するテーピング
部材26の送孔28にラチェット状に係合して断続的な
送り動作を行わせる送体29部分と、この送体29と連
動してチャック13を開放する第1のチャック開放体3
0部分と、チャック13によってテーピング部品連4の
リード端子25を保持した状態でテーピング部材26を
切断する第1の切断刃14部分と、これらの送体29、
第1のチャック開放体30、第1の切断刃14を駆動す
るためのカム31部分と、このカム31を駆動するため
の駆動体として用いたシリンダー32部分等により構成
されている。
【0034】またガイド溝27部分には図5のごとく素
子検出器33が臨んでおり、この素子検出器33により
テーピング部品連4の所定部に素子24が存在するか否
かの検出を行うようになっており、後で詳述するがこの
素子検出器33からの出力によってシリンダー32によ
るカム31の駆動量が制御される様になっている。
【0035】さてカム31は二つの摺動孔34にピン3
5を係合させ、その状態でシリンダー32による往復運
動が行われる様になっている。
【0036】またカム31のチャック開放カム面36に
は伝達機構37を介して上記第1のチャック開放体30
が連結されている。
【0037】この伝達機構37は、チャック開放カム面
36にピン38を当接させたレバー39と、このレバー
39を支軸40で保持したレバー41と、このレバー4
1を軸支した支軸42等により構成されている。
【0038】再びカム31に戻って説明を続けると、こ
のカム31には切断刃開閉カム面43と、切断刃移動カ
ム面44とを有し、切断刃開閉カム面43には支軸45
で軸支されたレバー46のピン47が係合され、このレ
バー46を介して第1の切断刃14を開閉する様になっ
ている。
【0039】また切断刃移動カム面44には支軸48で
軸支されたレバー49のピン50が係合されており、さ
らにこのレバー49の遊端側には上述の送体29が連結
され、さらにこの遊端にはレバー51を介して第1の切
断刃14が連結されている。
【0040】以後図6〜図11を用いてテーピング部品
連4の搬送と個片への切断、およびチャック13への受
渡しについて説明する。
【0041】図6は初期位置を示し、カム31はシリン
ダー32により最も左方に移動させられている。
【0042】この時はこの図6に示すごとく第1の切断
刃14が部品供給体5側に位置させられていることが大
きな特徴となっている。
【0043】つまりチャック13と第1の切断刃14と
は接近した状態にあり、この図6の状態においてはチャ
ック13により個片が第2の切断刃15方向へと搬送を
行っている状態にあるので、その搬送を阻害しない様に
第1の切断刃14は部品供給体5側に移動させているの
である。
【0044】なお図6の状態では第1の切断刃14は開
放しており、次の図7ではこの開放した第1の切断刃1
4間をテーピング部品連4が進行することになる。
【0045】さてこの図7の様にカム31が右方に移動
する時にはカム31の右方への移動初期においてカム3
1のチャック開放カム面36上をピン38が昇ることに
よりレバー41が支軸42を軸として左方に回動し、こ
れにより図5のごとく第1のチャック開放体30がチャ
ック13方向へと移動する。
【0046】チャック13は固定爪52と、この固定爪
52に対して開閉する可動爪53とにより構成し、可動
爪53の内面側に弾性体54を取付けた構成としたもの
であり、可動爪53の部品供給体5側には、第1のチャ
ック開放体30と係合する係合部55を設けている。
【0047】つまり、チャック13の可動爪53の部品
供給体5側に第1のチャック開放体30と係合する係合
部55を設けたので、第1のチャック開放体30の動作
ストロークを小さくした状態で先ずは図5のごとくチャ
ック13を開放することができる。
【0048】なお、弾性体54は、この弾性体54を貫
通するピンによって可動爪53に取付けたものであっ
て、弾性体54を貫通するピンによって可動爪53に取
付けることにより、チャック13の開閉により弾性体5
4に変形力が断続的に加わっても弾性体54が可動爪5
3から脱落することのないものとなる。
【0049】またこのチャック13においては固定爪5
2で個片となったテーピング部品連4の位置決めを行
い、可動爪53の内面側の弾性体54の適度な弾性によ
り上記個片の確実な保持が行えるようになるものであ
る。
【0050】そしてこの様にチャック13が開放した状
態においてはピン50が切断刃移動カム面44を昇るこ
とにより、レバー49を介して送体29が駆動され、こ
れによりテーピング部品連4が図7のごとく開放したチ
ャック13内へと送られることになる。
【0051】この時チャック13はテーピング部品連4
の受取りのために停止状態となっており、よってこの時
にレバー51、第1の切断刃14の保持体56を介して
第1の切断刃14をチャック13方向へと移動させて
も、チャック13による搬送を阻害することはない。
【0052】なお、保持体56は支軸57によって軸支
されたものであり、その遊端側がレバー51により左方
に移動させられることによって第1の切断刃14がチャ
ック13方向へと移動させられるのである。
【0053】図8はシリンダー32によってカム31が
さらに右方に移動させられた状態を示しており、この時
にはレバー49により送体29が完全に送り動作を行っ
た状態となっている。またこの時にはピン38はチャッ
ク開放カム面36をほぼ下降した状態となっており、こ
の状態であればレバー41が右方へ回動することによっ
て図5における第1のチャック開放体30が右方に移動
することでチャック13もほぼ閉成した状態となってい
る。
【0054】つまりテーピング部品連4の先端側におい
て図4のごとく素子24のリード端子25がチャック1
3によって保持された状態となっていくのである。
【0055】図9はシリンダー32によってカム31が
さらに右方へと移動させられた状態を示しており、この
状態ではチャック13によりリード端子25は完全に保
持された状態となっている。
【0056】次に図10はシリンダー32によってカム
31が最も右方へと移動させられた状態を示しており、
この時にはピン47が切断刃開閉カム面43を完全に昇
り切った状態となっているので、支軸45によって軸支
されたレバー46の左端側から下方に下げられ、これに
よって第1の切断刃14は完全に閉じられ、この結果と
してテーピング部材26が切断され、個片となり、この
個片がチャック13に保持された状態となる。
【0057】次にシリンダー32によってカム31は図
11の状態を経過して図4の状態へと復帰させられるこ
とになる。
【0058】この時図11においてカム31が左方に戻
って来る時にピン38がチャック開放カム面36を昇る
ことになるのであるが、この復帰時にチャック13を開
放してしまうと、保持している個片が脱落してしまうの
で、その対策が重要となる。
【0059】そこで本実施形態では伝達機構37におい
て、レバー39のピン38がこの復帰時にチャック開放
カム面36を上昇する時には、このレバー39が時計方
向に回動するのみで、レバー41は左方へ押されず、こ
の結果として第1のチャック開放体30によるチャック
13の開放は行われず、よって個片の脱落も生じない。
【0060】また第1の切断刃14は開放した後再び部
品供給体5側に復帰することで、上記個片を保持したチ
ャック13の搬送動作を阻害しないようになっている。
もちろん送体29も元の状態へと復帰し、次回の送り動
作に備えることとなる。
【0061】上述のごとく本実施形態においては部品供
給体5は、チャック13を開放する第1のチャック開放
体30を有するので、部品供給体5によるチャック13
への部品供給とチャック13の開放を連動して行うこと
ができるので、チャック13への部品供給がスムーズに
行えることとなる。
【0062】具体的には第1のチャック開放体30は、
部品供給体5に設けたテーピング部品連4の送体29を
動作させるカム31のチャック開放カム面36によって
操作する構成としたものであって、部品供給体5のテー
ピング部品連4の送体29と第1のチャック開放体30
とを一つのカム31によって動作させるので、テーピン
グ部品連4の送り動作とチャック13による保持動作が
連動することとなって、チャック13への部品供給がス
ムーズに行えることになるのである。
【0063】また部品供給体5は、送体29とチャック
13の間部分に第1の切断刃14を有し、この第1の切
断刃14はカム31の切断刃開閉カム面43と、切断刃
移動カム面44によって操作する構成としたものであっ
て、第1の切断刃14も送体29と第1のチャック開放
体30とともにカム31によって動作させるので、送体
29によるテーピング部品連4の送り動作と、第1の切
断刃14による個片への切断と、チャック13による個
片の保持とが連動して行えるので、チャック13への部
品供給がスムーズに行えることになる。
【0064】次に図4、図5のごとく部品供給体5は、
テーピング部品連4の素子24の有無を検出する素子検
出器33を有し、この素子検出器33によって素子2
4、具体的には定常状態でのリード端子25が無いこと
をもって素子24が無いことを検出するようになってい
る。そして、無いことが検出された時には、シリンダー
32によってカム31を第1の移動量(図8の状態)だ
け移動させた後に図4の状態へと復帰動作を行わせる。
【0065】つまり、素子24がない場合にはカム31
を第2の移動量(図10の状態)移動させて第1の切断
刃14によるテーピング部品連4の切断動作を行わせず
に、素子24が保持されたテーピング部品連4部分をよ
り速くチャック13部に供給するようにしているもので
ある。
【0066】但し、この時にはチャック13に保持され
た個片においては、チャック13下にベルト6の内面側
に長寸法のテーピング部材26が設けられた状態となっ
ており、これを後の第2の切断刃15で所定寸法に切断
するようにしているのである。
【0067】この様にしてチャック13への受渡しが行
われるとモータ10の起動によりベルト6による搬送が
行われることとなる。
【0068】そして図12に示すように、ベルト6のチ
ャック13への部品供給体5による部品供給位置の下流
側に、長寸法のテーピング部材26の有無を検出する長
寸法検出器58を設け、この長寸法検出器58により前
記長寸法のテーピング部材26を所定長に切断する第2
の切断刃15を動作させる構成としている。つまり、ベ
ルト6のチャック13によって所定値よりも長寸法のテ
ーピング部材26が搬送されて来た場合には、それを長
寸法検出器58で検出して第2の切断刃15で適正寸法
に切断するようにしているのである。
【0069】なお長寸法検出器58は光学式の発光、受
光素子によって形成されたものであり、長寸法のテーピ
ング部材26の存在により光が遮られると、長寸法のテ
ーピング部材26の存在を検出するようになっている。
【0070】そしてこの検出が行われると、昇降器59
によって第2の切断刃15が下方位置から上方に上昇さ
せられ、この上昇位置において長寸法のテーピング部材
26を切断する。またこの切断後は昇降器59によって
第2の切断刃15は下方位置に復帰する構成としたもの
であって、第2の切断刃15が長寸法のテーピング部材
26の切断時にだけ上昇し、切断後は加工する構成とし
たので、第2の切断刃15がベルト6による部品搬送を
阻害することがない。
【0071】次に図13は、第2の切断刃15の下流側
に設けた部品の極性反転体16を示し、この極性反転体
16はベルト6に対して接離自在な構成としている。つ
まり、ヘッド20による基板実装に際して部品の極性反
転があらかじめ必要な場合には、極性反転体16をベル
ト6のチャック13側に移動させ、チャック13から個
片を受け取った後に反転させ、その状態でチャック13
に戻すことで極性反転を行わせ、以後の部品搬送をさせ
るものである。
【0072】またこの極性反転体16は極性反転の必要
がない場合にはチャック13部から離れる構成としてい
るので、部品搬送が阻害されることはない。
【0073】なお図13の極性反転体16に対してチャ
ック13から個片を受渡すためにはチャック13を一旦
開放しなければならず、その構成を図14によって説明
する。
【0074】図14に示すごとくチャック13の可動爪
53の係合部55とは反対側をベルト6の裏面側に延長
し、この延長部に第2のチャック開放体63を連結した
ものであって、この第2のチャック開放体63によって
チャック13を開放するようにしている。
【0075】図15は極性反転体16の下流側に設けた
保持位置補正体17を示し、必要なものの極性反転を図
13の極性反転体16によって終えた後に、チャック1
3によるリード端子25の保持位置補正を行うものであ
る。
【0076】この保持位置補正体17は、テーピング部
材26の底辺をのせる載置台60と、テーピング部材2
6の長手方向に直交する両側を保持する保持体61と、
部品のリード端子25部をテーピング部材26の長手方
向に押して部品を移動させる押体62とにより構成して
いる。
【0077】この時は先ず個片のテーピング部材26を
載置台60にのせ、次にチャック13を、この部分にも
対応して設けている図14と同じ構成の第2のチャック
開放体63で開放し、両側の押体62で中寄せを行い、
この様なリード端子25の保持位置補正を行った後、再
びチャック13を閉じてリード端子25の適切な保持を
行うものである。
【0078】図16は第3の切断刃18部分を示したも
ので、保持位置補正体17の下流側にリード端子25を
切断すべく設け、この第3の切断刃18はベルト6のチ
ャック13に対して接離自在な構成としている。つま
り、チャック13によるリード端子25の保持位置補正
が完了した後に第3の切断刃18のリード端子25の切
断を行うので、適切な切断が行えることになる。
【0079】第3の切断刃18は、開閉自在な二枚の刃
64により構成され、これら二枚の刃64の先端下面側
にはテーパ面が形成されており、このテーパ面に、チャ
ック13によって保持された個片のテーピング部材26
の上辺を当接させた状態で切断するので、切断後のリー
ド端子長が安定したものとなる。
【0080】図17はチャック13によって保持された
部品をヘッド20に移替える部品移替体19を示してい
る。この部品移替体19は図18のごとくリード端子2
5の下部を挟持する二つの挟持爪65,66と、このリ
ード端子25の上部を支える支爪67とを有する構成と
している。
【0081】このうち一つの挟持爪65と支爪67とを
一体化し、他の挟持爪66を挟持爪65に対して可動自
在としたものであり、一つの挟持爪65と支爪67を一
体化しているので、構成が簡単になるだけでなく、図1
9のごとく他の挟持爪66を可動させ、リード端子25
の挟持保持を安定して行わせることができる。
【0082】図20、図21は部品移替体19からヘッ
ド20への部品移替を示したものであり、部品移替体1
9の挟持爪65,66と支爪67間のリード端子25部
分をヘッド20の挿入爪68で挟持する構成としたもの
であり、上、下で保持された状態のリード端子25の中
部をヘッド20の挿入爪68で挟持するので、この挿入
爪68による挟持が安定し、この結果としてヘッド20
による基板への実装も安定して行えることになるのであ
る。
【0083】図22から図24は、部品移替体19の各
動作について示したものである。図22は通常の部品移
替体19の動作を示している。この場合、その移替チャ
ック69がまず矢印Aのごとくチャック13側へ回動
し、その状態でチャック13に保持されている素子24
に向かって矢印Bのごとく進み、そして、その状態で素
子24のチャッキングを行った後、矢印Cのごとく、ヘ
ッド20の挿入爪68側へと移動し、ここで素子24を
ヘッド20の挿入爪に受け渡しを行い、その後、矢印A
のごとく元の状態へと復帰するようになっている。この
図22に示す動作が通常の状態を示している。この図2
2に示した通常の動作ではヘッド20の挿入爪68が素
子24を受け取った後に基板に実装するのであるが、実
装ミスをした場合、具体的には例えば基板の挿入孔に素
子24のリード端子25を挿入仕損じ、この素子24が
転倒してしまった場合などにはそのリカバリーは図23
のようにして行われる。すなわち、この素子24が転倒
した状態においては、既に移替チャック69からヘッド
20の挿入爪68に対して次の素子24の受け渡しが行
われているので、この時にはその次の素子24をヘッド
20の挿入爪68から再び移替チャック69に受け渡し
を行わなければならない。具体的には図23に示すごと
く、移替チャック69は挿入爪68が受け取った次の素
子24を再び移替チャック69で受け取り、その後、移
替チャック69は矢印Dのごとく、ヘッド20から離れ
たところへ移動し、この状態で待機することになる。な
お移替チャック69はヘッド20の挿入爪68から離れ
る時(具体的には矢印A方向)には通常開成状態となる
ので、図23、図24の矢印D,Gの場合のように素子
24をチャックした状態で移動させるためには、後述す
る回動板77を特別開閉手段の一例として用いた駆動体
80Aの操作体81Aで押して移替チャック69の閉成
状態を維持するようにする。そして、この様にして空き
状態となったヘッド20の挿入爪68に対し、先程の転
倒してしまった素子24のリード端子25を、例えば手
作業により挿入爪68に保持させ、この状態でその転倒
してしまった素子24の再実装を行わせる。そしてこの
実装が完了した後には、移替チャック69を矢印Eのご
とく進行させ、待機していた次の素子24のヘッド20
への受け渡しを行い、元の状態へと戻り、リカバリー動
作は終了となる。その後、再び移替チャック69は図2
2に示す通常の動作の繰り返しに戻り通常の実装が行わ
れるようになるのである。図24は、先程のヘッド20
の挿入爪68による基板への実装ミスが発生した場合
に、その実装ミスをした素子24が、再び使えない場合
において対応する場合の動作を示したものである。すな
わち、この状態の時には、実装ミスをし、再び使えなく
なった素子24を、ベルト6によって搬送されているも
のから再び取り寄せて、それを実装させる必要がある。
そのためには、移替チャック69が、すでに挿入爪68
に渡してしまっている次の素子24を矢印Fで受け取
り、それを矢印Gのごとくベルト6の取り付けられたチ
ャック13へと戻し、再び矢印H,Fとヘッド20の挿
入爪68の手前に戻る。この状態でベルト6が回動し、
先程述べた実装ミスをした素子24が搬送された後、図
22の状態の軌跡を描いて移替チャック69は、ベルト
6に取り付けられたチャック13からその素子24を受
け取って、ヘッド20の挿入爪68へと受け渡しを行
い、実装ミスに対するリカバリーを行う。このように、
図22から図24に示したごとく、部品移替体19は、
その移替チャック69を図22から図24に示すごと
く、円弧状に回動させたり、その状態で、その円弧の内
外に移替チャック69を移動させたりする動作を行うよ
うになっている。そして、そのような動作をさせるため
に、この部品移替体19は、図25から図34に示すよ
うな構成としたものである。部品移替体19は、図2
5、図28、図29、図31、図33に示すように、同
軸上となった三つの軸70,71,72を備えている。
この内、最も外側に設けられた軸70は、この部品移替
体19を回動させるためのものであり、また、その内側
に設けられた軸71は、移替チャック69をヘッド20
の挿入爪68側や、あるいは、ベルト6に設けられたチ
ャック13側、あるいは、その反対側へ動かすものであ
り、さらに、最も内側の軸72に、移替チャック69を
開閉させるためのものである。次に、これらの点につい
て、更に詳細な説明を行う。まず、最も外側の軸70
は、図25に示すさらに上方において、図示していない
が水平方向に突出したカム部を有し、このカムに対して
駆動するためのレバーが設けられており、このカムとレ
バーの組み合わせによって、部品移替体19を図23か
ら図24に示すごとく回動させるようにしたものであ
る。次に、中程の軸71について説明する。特に図31
によく表れているが、中程の軸71には、その下端部分
に移動レバー73が、回動自在に係合した状態となって
いる。この移動レバー73は、図29、図31、図33
に示すごとく、L字状となっており、その中程部分が、
軸74によって軸止された状態となっている。したがっ
て、この移動レバー73の一端側が、例えば図29の状
態から図31のごとく、軸71の下端側で下方に押し下
げられた場合には、この移動レバー73の下端側によっ
て、移替チャック69を、図29と図31の比較から分
かるように、ヘッド20の挿入爪68側へと移動させる
ようになっているのである。次に、最も内側の軸72に
ついて説明する。まず、図26、図27に示すごとく、
軸72の下端にはレバー75の上端が取り付けられ、こ
のレバー75の下端には、ローラー76が取り付けられ
ている。このローラー76は、回動板77の上面に接す
る状態となっている。回動板77は、回動軸78に固定
されたものであり、この回動軸78の図26における左
端側には、移替チャック69を構成する挟持爪66をス
ライドさせるためのレバー79が取り付けられている。
つまり移替チャック69を構成する挟持爪65,66及
び支爪67の内、挟持爪66だけが他の二者に対してス
ライドするようになっており、このスライドをさせるの
がレバー79となっているのである。そして、このレバ
ー79の回動によって、挟持爪66がスライドすれば、
上述で述べたように、素子24のリード端子25に対す
る挟持、あるいは開放がなされる。さて、このような移
替チャック69の、いわゆる開閉動作は、移替チャック
69が図22から図24に示すように、移替チャック6
9が回動弧の内外において、移動した状態でそれぞれ行
わなければならない。そして、この開閉を行わせるの
が、最も内側に設けた軸72によって行われるようにな
るのであるが、このように軸72の上下動のみによって
移替チャック69の開閉をさせるためには、この軸72
の下端側に設けたローラー76が、その移替チャック6
9の回動弧の内外への移動時にも回動板77を押さえる
事ができなければならない。逆に言えば、ローラー76
によって、回動板77を介して回動軸78を回動させる
ためには、回動板77は図26、図27に示すように、
回動軸78に沿った板状のものでなければならない。す
なわち、このような板状の回動板77を設ける事によっ
て、軸72の上下動だけで移替チャック69の開閉を行
わせる事ができるのである。
【0084】図35はヘッド20を示し、このヘッド2
0は断面がL字状の側壁80aと天面80bを有するヘ
ッド本体80と、このヘッド本体80の上下動手段81
と、前記ヘッド本体80の下部に設けた挿入爪68と、
この挿入爪68の開閉手段82と、前記挿入爪68の前
後方向への回動手段83とを有し、前記回動手段83を
構成するカム板84は後で詳述するが、ヘッド本体80
に対して着脱自在に装着されている。前記上下動手段8
1はヘッド本体80の天面80bに装着した外軸81a
により構成し、この外軸81a内に設けた中軸81bの
下部に装着した取付部81cにカム板84をネジ81d
によって着脱自在に装着している。
【0085】次に上記回動手段83は次の様な構成とな
っている。この回動手段83は図35、図36に示すご
とくヘッド本体80の側壁80aに設けた2箇所の貫通
孔Aに軸支された回動軸83aを有している。
【0086】この回動軸83aの図35における右側部
分には図38にも示す駆動レバーの一例となる開閉レバ
ー85、また左端側には図35のバネレバー86を夫々
固定一体化している。
【0087】さらにこの開閉レバー85の後方にはコ字
状の回動体87を設けている。この回動体87の右側の
側壁87aはヘッド本体80の側壁80aの開口81e
を貫通してヘッド本体80側へと図35のごとく突入
し、また左側の側壁87bはヘッド本体80外で前方に
突出し、この状態において左右の側壁80b,80aは
貫通孔Bにより回動軸83aに回動自在に軸支されてい
る。
【0088】また回動体87は図37に示すごとく側壁
87bの外側から前方に突出するレバー87cを有し、
このレバー87cの先端はヘッド本体80の下端の当接
部80cに当接し、これ以上(図35の状態)の前方側
への回動が阻止されている。
【0089】さらに回動体87の底壁87dには図3
5、図38に示すごとく第1の挿入爪68aの上端が図
示していない固定具を用いて固定されている。
【0090】また第1の挿入爪68aと第2の挿入爪6
8bを重合させるとともに、第2の挿入爪68bの中部
を第1の挿入爪68aの中部にピン88により軸支して
おり、第1、第2の挿入爪68a,68bを重合させる
ことでコンパクト化が図れるとともに、第1、第2の挿
入爪68a,68b相互間の位置精度が出しやすくな
り、それによって動作に対する信頼性の高いものとな
る。
【0091】また図39に示すごとく第1、第2の挿入
爪の先端側にはそれぞれ3つ、合計6個の挟持爪89〜
91,92〜94を形成しており、図40、図41に示
すごとく部品として3つのリード端子25を有するもの
であってもそれらの端子を図40から図41のごとく確
実に挟持爪89〜94で挟持することができ、しかも各
リード端子25は第1、第2の挿入爪68a,68bの
挟持爪89〜91,92〜94でそれぞれ挟持されるの
で、リード端子25間のピッチが変動されることはな
く、その結果として実装もスムーズに行えるものとな
る。
【0092】これに対して図59、図60のごとく内方
の挿入爪89Aの両側で挿入爪89B,89Cでリード
端子25を挟持するものは、リード端子25の太さによ
りピッチがAとA+αに変動し、基板106の貫通孔1
07に対して偏心し、実装不良が生じるおそれがある。
【0093】再び図39〜図41に戻って説明を続ける
と第2の挿入爪68bの一方の側の挟持爪92は、他方
の側の挟持爪93、および内方の挟持爪94よりも狭ピ
ッチで、大きな弾性を付与する構成としており、第2の
挿入爪68bの一方挟持爪92を他のもの93,94よ
りも狭ピッチとすることによって部品の端子の径のバラ
ツキ発生時においてもこの弾性を有する挟持爪92で確
実に保持することができる。
【0094】つまり部品の端子の径が大きくなってしま
った場合、第1、第2の挿入爪68a,68bの一対の
挟持爪でだけリード端子25の保持が行われるだけの状
態となってしまうのを、この様な狭ピッチで弾性を有す
る挟持爪92を第2の挿入爪68bに設けることでこの
弾性挟持爪92部においてもリード端子25の挟持が行
われることとなって、リード端子25の保持が安定する
ものになるのである。
【0095】さて第2の挿入爪68bの上端には図38
のごとくカムフォロア95が回転自在に設けられてお
り、このカムフォロア95が開閉レバー85の左端のカ
ム面96が当接している。
【0096】なおこの図38に示すごとく開閉レバー8
5の右端のカムフォロ97はカム板84のカム面98に
当接している。
【0097】そして以上の構成において図35に示すご
とくバネレバー86のピン99とヘッド本体80の当接
部80cのピン100の間にはバネ101、回動体87
のピン102と当接部80cのピン103の間にはバネ
104が張架され、張力を加えている。さらにレバー8
7cと第2の挿入爪68bの上部間にはバネ105が設
けられ、反発力を加えている。
【0098】次に動作を説明する。先ず図42に示すご
とく上方にて素子24が、部品移替体19の移替チャッ
ク69によって挿入爪68へと移替えが行われる。
【0099】この時第1、第2の挿入爪68a,68b
は図40のごとく開放されなければならず、そのために
中軸81bが押下げられ、これによりカム板84で開閉
レバー85が押下げられる。
【0100】この結果開閉レバー85のカム面96が後
方に回動し、これにより第2の挿入爪68bの上端のカ
ムフォロア95にはカム面96の前方が対向することと
なり、バネ105の反発力で第2の挿入爪68bの上部
は図35、図38の右方へ押されることとなる。
【0101】そしてこれによって第1、第2の挿入爪6
8a,68bは図40のごとく開放することとなるので
あり、この状態で移替チャック69からの素子24の移
替が行われることになるのである。
【0102】次に第1、第2の挿入爪68a,68bの
閉成のために中軸81bが上昇し、これでリード端子2
5は図41のごとく挟持爪89〜94によって挟持さ
れ、図43のごとく素子24の保持が行われるのであ
る。
【0103】次に外軸81aと中軸81bを同期して下
降させることによってヘッド本体80を図44のごとく
基板106へと下げて、図49の基板106の貫通孔1
07内にリード端子25を挿入する。
【0104】この時基板106の下方には受ピン108
が上昇してリード端子25の下降を待っており、この様
にリード端子25が貫通孔107内に挿入された状態に
おいては素子24の上端には、中軸81b内に同軸状に
設けたプッシャー109が押下げられて当接されてお
り、これにより素子24はその上、下端をプッシャー1
09と受ピン108で挟持した状態となっている。
【0105】図45は中軸81bを押下げて第1、第2
の挿入爪68a,68bを図40のごとく開放した状態
であるが、その時には図49で説明したように素子24
の上、下端はプッシャー109と受ピン108で挟持さ
れた状態となっているので、第1、第2の挿入爪68
a,68bを開放しても素子24が転倒することはな
い。
【0106】この状態で図50に示すごとく先ず挿入爪
68が素子24の外方に逃げ、この逃げが完了するとプ
ッシャー109と受ピン108が下降をはじめ、ついに
は図46、図51のごとく素子24の下端が基板106
の上面に当接する。次に素子24の上面をプッシャー1
09で押圧した状態で受ピン108を図51のごとくさ
らに下降させ、その後リード端子25の下端を図示して
いないアンビル機構23でカットとクリンチを行い、素
子24の実装が完了する。
【0107】その時挿入爪68は図46〜図48のごと
く後方に回動しながら上昇している。
【0108】さて挿入爪68の後方への回動は次の様に
して行われる。つまり中軸81bは第1、第2の挿入爪
68a,68bを開放させるために外軸81aに対して
相対的に押下げた状態となっており、この状態で外軸8
1aのみを上昇させる。
【0109】すると、開閉レバー85はヘッド本体80
とともに外軸81aに装着されたものであるので、この
開閉レバー85も上昇しようとする。
【0110】ところが中軸81bに固定されたカム板8
4は下降したままなので、開閉レバー85は図35の矢
印Kのごとく下方へと回動することとなり、ついにはカ
ム面96の後方の後端面110が、回動体87の側壁8
7bの内側の貫通孔Bよりも下方の当接面111に当接
して、これを後方へと図37の矢印S方向へ回動させる
ことになる。
【0111】この回動体87には挿入爪68が上述のご
とく取付けられており、よって挿入爪68は図46、図
47のごとく実装した素子24をさける様にして後方に
回動しながら上昇して行く。
【0112】そして図47の状態では中軸81bも上昇
させはじめるので、挿入爪68の姿勢も徐々に図48の
ごとく元に戻ることになる。
【0113】なお中軸81bと同軸状となったプッシャ
ー109も図47の時には上昇をはじめている。
【0114】さて本実施形態において特徴点の一つはカ
ム板84がネジ81dの着脱により取付部81cから簡
単に脱着し、交換できることである。
【0115】図52〜図54は基板106上における素
子24間の隙間が大きい場合、図55〜図57は基板1
06上における素子24間の隙間が小さい場合を示して
いる。
【0116】つまり図52〜図54のものは素子24間
の隙間が大きいので、例えばこれらの図52〜図54の
ごとく大きな部品24でも対応できる様に挿入爪68の
後方への回動量(逃げ量)を大きくしたものでも挿入爪
68が後方にすでに実装された素子24に当たることは
ない。
【0117】しかしながら基板106上における実装密
度を高めるべく基板106上における素子24間の隙間
が小さくなる場合には挿入爪68が後方へ大きく逃げる
ものでは後方の素子24に挿入爪68が当たってしま
う。
【0118】この場合には図55〜図57に示すごとく
素子24も図52〜図54の場合に比較して小さなもの
になることが多く、よって挿入爪68の後方への回動量
(逃げ量)も小さくすることが必要となる。
【0119】そこで本実施形態においてはネジ81dを
外してカム板84を交換することとした。図55〜図5
7に示すカム板84は、図52〜図54に示すカム板8
4に比較してカムフォロア97に当接するカム面の傾斜
部84aが長く、天面部84bが高い位置となる様にし
ている。
【0120】つまり、挿入爪68が後方に回動するのは
上述のごとくカムフォロア97がカム板84に相対的に
押されてついには回動体87を回動させることで行われ
るものであるので、カム板84の傾斜部84aが長く
て、天面部84bが高いものであれば後方への回動量が
図58のごとくY線よりも小さいX線へと変更されるこ
とになるのである。
【0121】これにより基板106上における素子24
間の隙間が小さい場合であっても図56のごとく素子2
4の実装が行え、これにより基板106上における素子
24の実装密度を高めることができる。
【0122】図61〜図64は受ピンを示し、受ピン1
08aは上部の凹部が円形のもの、受ピン108bは凹
部が円錐形のもの、受ピン108cは凹部が深いもの、
受ピン108dは円筒体で形成したものである。
【0123】なお受ピン108,108a〜108dの
直径は、図49のごとく基板106に設けた貫通孔10
7の直径より大きくしており、受ピン108,108a
〜108dの直径が基板106の貫通孔107の直径よ
りも大きいことで、素子24のリード端子25が若干偏
心した場合においても、素子24の上下をプッシャー1
09と受ピン108,108a〜108dで確実に保持
して基板106への実装を確実なものとすることができ
る。
【0124】
【発明の効果】以上のように本発明は、部品搬送体と、
この部品搬送体に設けられたチャックと、このチャック
に保持された部品を受取る部品移替体と、この部品移替
体に保持された部品を受取るヘッドとを備え、前記ヘッ
ドは、ヘッド本体と、このヘッド本体の上下動手段と、
前記ヘッド本体の下部に設けた挿入爪と、この挿入爪の
開閉手段と、前記挿入爪の前後方向への回動手段とを有
し、前記回動手段を構成するカム板を、ヘッド本体に対
して着脱自在に装着したものであって、形状の異なるカ
ム板をヘッド本体に装着することで、挿入爪の後方への
回動軌跡、つまり部品実装後の挿入爪の逃げ道を簡単に
変更することができ、この結果として基板上への部品の
実装密度を高めることができ、しかもカム板だけの交換
で良いので、その交換後に基板に対する挿入爪の位置合
わせ等が不要となり、作業性の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図
【図2】同部品供給体部分の斜視図
【図3】同ベルト部分の斜視図
【図4】同部品供給体部分の正面図
【図5】同部品供給体部分の平面図
【図6】同部品供給体部分の要部正面図
【図7】同要部正面図
【図8】同要部正面図
【図9】同要部正面図
【図10】同要部正面図
【図11】同要部正面図
【図12】同第2の切断刃部分の斜視図
【図13】同極性反転体部分の斜視図
【図14】同第2のチャック開放体部分の平面図
【図15】同保持位置補正体部分の斜視図
【図16】同第3の切断刃部分の斜視図
【図17】同部品移替体部分の斜視図
【図18】同部品移替体部分の要部の側面図
【図19】同側面図
【図20】同部品移替体部分とヘッド部分の要部正面図
【図21】同正面図
【図22】同要部平面図
【図23】同要部平面図
【図24】同要部平面図
【図25】同部品移替体部分の斜視図
【図26】同部品移替体部分の要部斜視図
【図27】同部品移替体部分の要部斜視図
【図28】同部品移替体とヘッド部の斜視図
【図29】同部品移替体の正面図
【図30】同部品移替体の移替チャックの側面図
【図31】同部品移替体の正面図
【図32】同部品移替体の移替チャックの側面図
【図33】同部品移替体の正面図
【図34】同部品移替体の移替チャックの側面図
【図35】同ヘッドの斜視図
【図36】同ヘッドのヘッド本体の斜視図
【図37】同ヘッドの回動体の斜視図
【図38】同ヘッドの挿入爪の斜視図
【図39】同挿入爪の分解斜視図
【図40】同挿入爪の平面図
【図41】同挿入爪の平面図
【図42】同ヘッドの動作説明図
【図43】同ヘッドの動作説明図
【図44】同ヘッドの動作説明図
【図45】同ヘッドの動作説明図
【図46】同ヘッドの動作説明図
【図47】同ヘッドの動作説明図
【図48】同ヘッドの動作説明図
【図49】同挿入状態を示す断面図
【図50】同挿入状態を示す断面図
【図51】同挿入状態を示す断面図
【図52】同挿入状態を示す正面図
【図53】同挿入状態を示す正面図
【図54】同挿入状態を示す正面図
【図55】同挿入状態を示す正面図
【図56】同挿入状態を示す正面図
【図57】同挿入状態を示す正面図
【図58】同動作を示す図
【図59】挿入爪の比較例を示す平面図
【図60】挿入爪の比較例を示す平面図
【図61】受ピンの他の例を示す断面図
【図62】受ピンの他の例を示す断面図
【図63】受ピンの他の例を示す断面図
【図64】受ピンの他の例を示す断面図
【符号の説明】
1 本体 2 部品供給ガイド 3 収納部 4 テーピング部品連 5 部品供給体 6 ベルト 7,8,9 プーリ 10 モータ 11 チャック保持体 11a,11b ガイド部 12 ガイドレール 13 チャック 14 第1の切断刃 15 第2の切断刃 16 極性反転体 17 保持位置補正体 18 第3の切断刃 19 部品移替体 20 ヘッド 21 レール 22 X−Yテーブル 23 アンビル機構 24 素子 25 リード端子 26 テーピング部材 27 ガイド溝 28 送孔 29 送体 30 第1のチャック開放体 31 カム 32 シリンダー 33 素子検出器 34 摺動孔 35 ピン 36 チャック開放カム面 37 伝達機構 38 ピン 39 レバー 40 支軸 41 レバー 42 支軸 43 切断刃開閉カム面 44 切断刃移動カム面 45 支軸 46 レバー 47 ピン 48 支軸 49 レバー 50 ピン 51 レバー 52 固定爪 53 可動爪 54 弾性体 55 係合部 56 保持体 57 支軸 58 長寸法検出器 59 昇降器 60 載置台 61 保持体 62 押体 63 第2のチャック開放体 64 刃 65,66 挟持爪 67 支爪 68 挿入爪 68a 第1の挿入爪 68b 第2の挿入爪 69 移替チャック 70 軸 71 軸 72 軸 73 移動レバー 74 軸 75 レバー 76 ローラー 77 回動板 78 回動軸 79 レバー 80 ヘッド本体 80a 側壁 80b 天面 80c 当接部 81 上下動手段 81a 外軸 81b 中軸 81c 取付部 81d ネジ 81e 開口 82 開閉手段 83 回動手段 83a 回動軸 84 カム板 85 開閉レバー 86 バネレバー 87 回動体 87a 側壁 87b 側壁 87c レバー 87d 底壁 88 ピン 89,90,91,92,93,94 挟持爪 95 カムフォロア 96 カム面 97 カムフォロア 98 カム面 99 ピン 100 ピン 101 バネ 102 ピン 103 ピン 104 バネ 105 バネ 106 基板 107 貫通孔 108 受ピン 109 プッシャー 110 後端面 111 当接面 A 貫通孔 B 貫通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月25日(1999.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また請求項6の発明は、第2の挿入爪の一
方の側の挟持爪に、他方の側の挟持爪、および内方の挟
持爪よりも狭ピッチで、弾性を付与する構成とした請求
項3〜5のいずれか一つに記載の部品実装機であって、
第2の挿入爪の一方挟持爪を他のものよりも狭ピッチと
することによって部品の端子の径のバラツキ発生時にお
いてもこの弾性挟持爪で確実に保持することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】前記テーピング部品連4は、図2に示すご
とく素子24と、この素子24に、接続された少なくと
も二本のリード端子25を有する部品を、所定間隔ごと
にテーピング部材26にテーピングした構成とし、前記
部品供給体5は、前記テーピング部品連4を、素子24
を上方、リード端子25を下方に位置させた状態で、か
つチャック13に保持される部品の二本のリード端子2
5を結ぶ延長線と、チャック13に保持される手前の部
品の二本のリード端子25を結ぶ延長線が略直線状にな
る様に、図2のごとく前記チャック13に供給する構成
としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】次に図10はシリンダー32によってカム
31が最も右方へと移動させられた状態を示しており、
この時にはピン47が切断刃開閉カム面43を完全に昇
り切った状態となっているので、支軸45によって軸支
されたレバー46の左端側下方に下げられ、これによ
って第1の切断刃14は完全に閉じられ、この結果とし
てテーピング部材26が切断され、個片となり、この個
片がチャック13に保持された状態となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】さらにこの開閉レバー85の後方にはコ字
状の回動体87を設けている。この回動体87の右側の
側壁87aはヘッド本体80の側壁80aの開口81e
を貫通してヘッド本体80側へと図35のごとく突入
し、また左側の側壁87bはヘッド本体80外で前方に
突出し、この状態において左右の側壁87b,87aは
貫通孔Bにより回動軸83aに回動自在に軸支されてい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図35
【補正方法】変更
【補正内容】
【図35】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 学 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤山 雅三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA06 AA11 AA16 CC02 CC04 CC07 CC08 CC09 CD02 CE01 CE06 CE11 DD01 DD03 DD06 DD07 DD12 DD13 DD31 EE23 EE25 FF24 FF29

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品搬送体と、この部品搬送体に設けら
    れたチャックと、このチャックに保持された部品を受取
    る部品移替体と、この部品移替体に保持された部品を受
    取るヘッドとを備え、前記ヘッドは、ヘッド本体と、こ
    のヘッド本体の上下動手段と、前記ヘッド本体の下部に
    設けた挿入爪と、この挿入爪の開閉手段と、前記挿入爪
    の前後方向への回動手段とを有し、前記回動手段を構成
    するカム板を、ヘッド本体に対して着脱自在に装着した
    部品実装機。
  2. 【請求項2】 上下動手段はヘッド本体の上部に装着し
    た外軸により構成し、この外軸内に設けた中軸の下部に
    装着した取付部にカム板を着脱自在に装着した請求項1
    に記載の部品実装機。
  3. 【請求項3】 カム板に係合するとともに、ヘッド本体
    の前後方向に回動する回動体を設け、この回動体に、挿
    入爪を構成する第1の挿入爪を装着し、この第1の挿入
    爪に、前記挿入爪を構成する第2の挿入爪を開閉自在に
    装着した請求項1、または2に記載の部品実装機。
  4. 【請求項4】 第2の挿入爪の上部と、この上部に対応
    する駆動レバー部分はカム面を介して当接させる構成と
    した請求項1〜3のいずれか一つに記載の部品実装機。
  5. 【請求項5】 第1、第2の挿入爪の先端側にはそれぞ
    れ3つ以上の挟持爪を形成した請求項3、または4に記
    載の部品実装機。
  6. 【請求項6】 第2の挿入爪の一方の側の挟持爪は、他
    方の側の挟持爪、および内方の挟持爪よりも狭ピッチ
    で、大きな弾性を付与する構成とした請求項3〜5のい
    ずれか一つに記載の部品実装機。
  7. 【請求項7】 第1の挿入爪と第2の挿入爪を重合させ
    るとともに、第2の挿入爪の中部を第1の挿入爪の中部
    に軸支した請求項3〜6のいずれか一つに記載の部品実
    装機。
  8. 【請求項8】 挿入爪によって保持された部品の上部を
    押圧するプッシャーを設けるとともに、この部品から下
    方に引出した端子を受ける受ピンを設け、前記受ピンは
    部品が実装される基板の下面側において端子の下端を受
    ける構成とした請求項1〜7のいずれか一つに記載の部
    品実装機。
  9. 【請求項9】 受ピンの直径を基板に設けた貫通孔の直
    径より大きくした請求項8に記載の部品実装機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018134912A1 (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 株式会社Fuji 部品挿入機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7313860B2 (en) 2001-12-28 2008-01-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Mounting device
WO2018134912A1 (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 株式会社Fuji 部品挿入機
JPWO2018134912A1 (ja) * 2017-01-18 2019-11-07 株式会社Fuji 部品挿入機

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