JP2021180312A - フィーダ - Google Patents

フィーダ Download PDF

Info

Publication number
JP2021180312A
JP2021180312A JP2021099379A JP2021099379A JP2021180312A JP 2021180312 A JP2021180312 A JP 2021180312A JP 2021099379 A JP2021099379 A JP 2021099379A JP 2021099379 A JP2021099379 A JP 2021099379A JP 2021180312 A JP2021180312 A JP 2021180312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
sprocket
carrier tape
transport
engaging member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021099379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021180312A5 (ja
Inventor
広康 大橋
Hiroyasu Ohashi
浩規 村瀬
Hiroki Murase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Corp filed Critical Fuji Corp
Priority to JP2021099379A priority Critical patent/JP2021180312A/ja
Publication of JP2021180312A publication Critical patent/JP2021180312A/ja
Publication of JP2021180312A5 publication Critical patent/JP2021180312A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】送り移動を待機した状態にあるキャリアテープを抜け止めするフィーダを提供することを目的とする。【解決手段】フィーダは、キャリアテープをスプロケット側に押し付ける押圧部材と、キャリアテープの送り穴に係合可能な係合部材と、を備える。係合部材は、キャリアテープの送り穴に係合して当該キャリアテープの挿入部側への移動を規制する。解除部材は、当該キャリアテープの送り穴から係合部材を離脱させて当該キャリアテープの搬送方向の移動を許容する。【選択図】図5

Description

本発明は、部品を収納するキャリアテープを送り移動させて部品の供給を行うフィーダに関するものである。
フィーダは、回路基板に部品を実装する部品実装機に用いられる(特許文献1)。フィーダは、キャリアテープの搬送方向に一定の間隔で形成された送り穴に係合するスプロケットを回転駆動させて、挿入部に挿入されたキャリアテープを搬送方向に送り移動させる。これにより、フィーダは、部品実装機が部品を吸着可能となるように当該部品を取出し部において供給する。
また、フィーダは、キャリアテープの送り穴にスプロケットが係合可能な規定位置までキャリアテープを挿入された後に、スプロケットを回転駆動させることによりキャリアテープがセットされる。特許文献2には、部品実装機において使用中のフィーダに対してキャリアテープを補給する場合に、使用中のキャリアテープと補給用のキャリアテープを接続(スプライシング)することなく、継続して部品を供給可能なノンスプライシングフィーダが開示されている。
ノンスプライシングフィーダは、使用中のキャリアテープの上方に補給用のキャリアテープを重ねて、フィーダの挿入部から規定位置まで補給用のキャリアテープを挿入する。補給用のキャリアテープは、使用中のキャリアテープの終端が規定位置を通過すると、送り穴がスプロケットに係合される。そして、補給用のキャリアテープは、スプロケットの回転駆動により送り移動される。
特開2012−069669号公報 特開2011−211169号公報
ところで、キャリアテープは、上記のようにフィーダにセットされる場合に、フィーダの規定位置において、スプロケットの回転駆動による送り移動を待機した状態にある。このとき、キャリアテープに引き抜き方向の荷重が加えられると、キャリアテープがフィーダから抜け落ちてしまうおそれがある。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、送り移動を待機した状態にあるキャリアテープを抜け止めするフィーダを提供することを目的とする。
請求項1に係るフィーダは、電子部品を一定の間隔で収納する搬送テープと補給テープの搬送方向に一定の間隔で形成された送り穴に係合するスプロケットの回転駆動によって、挿入部から挿入された前記搬送テープと前記補給テープを搬送路に沿って送り移動させ、取出し部において前記電子部品を取り出し可能に供給するフィーダであって、前記搬送テープと前記補給テープを前記スプロケット側に押し付ける押圧部材と、前記スプロケットよりも前記挿入部側において前記搬送テープあるいは前記補給テープの前記送り穴に係合可能な係合部材と、操作力を受けて前記係合部材を強制的に上方移動させて、前記係合部材と前記搬送テープあるいは前記補給テープの送り穴の係合を解除する解除部材と、前記搬送テープの上方に挿入された前記補給テープを対象として、前記補給テープの端部の位置を定めるストッパー部材とを備え、前記係合部材は、前記補給テープの前記送り穴に係合して当該補給テープの前記挿入部側への移動を規制しつつ、前記取出し部側への移動を許容し、前記解除部材は、前記操作力を加えられた場合に、前記補給テープの前記送り穴から前記係合部材を離脱させて当該補給テープの前記搬送路に沿った移動を許容し、前記スプロケットおよび前記ストッパー部材は、前記補給テープが前記ストッパー部材により前記取出し部側への移動を規制された際に前記スプロケットに係合しないよう構成される。
このような構成によると、フィーダは、挿入部から挿入されたキャリアテープの送り穴に係合部材を係合させることにより、当該キャリアテープを抜け止めする。これにより、フィーダにおいて送り移動を待機した状態にあるキャリアテープに引き抜き方向の荷重が加えられたとしても、キャリアテープが確実に保持される。
実施形態における部品実装機の全体を示す平面図である。 キャリアテープの一部を示す上面図である。 フィーダを示す全体図である。 図3におけるフィーダのテープ送出ユニットの拡大図である。 テープ送出ユニットの初期状態を示す図である。 挿入されたキャリアテープが補助部材に接触した状態を示す図である。 係合部材の傾斜面とキャリアテープが接触した状態を示す図である。 搬送テープT1が抜け止めされている状態を示す図である。 搬送テープT1が送り移動されている状態を示す図である。 補給テープT2が抜け止めされている状態を示す図である。 解除レバーに操作力が加えられた状態を示す図である。
以下、本発明のフィーダを具体化した実施形態について図面を参照して説明する。フィーダは、回路基板に電子部品を実装する部品実装機に用いられる。フィーダは、電子部品を一定の間隔で収納するキャリアテープを送り移動させて、取出し部において部品を取り出し可能に供給する。
<実施形態>(部品実装機1の構成)
部品実装機1の構成について、図1を参照して説明する。部品実装機1は、図1に示すように、基板搬送装置2と、部品供給装置3と、リール保持部4と、部品移載装置5と、制御装置6とを備える。以下の説明において、部品実装機1の水平幅方向(図1の左右方向)をX軸方向とし、部品実装機1の水平長手方向(図1の上下方向に)をY軸方向とし、X軸およびY軸に垂直な鉛直方向(図1の前後方向)をZ軸方向とする。
基板搬送装置2は、ベルトコンベアなどにより構成され、基板Bdを搬送方向へと順次搬送する。基板搬送装置2は、部品実装機1の機内における所定の位置に基板Bdを位置決めする。そして、基板搬送装置2は、部品実装機1による実装処理が実行された後に、基板Bdを部品実装機1の機外に搬出する。
部品供給装置3は、基板Bdに装着される電子部品を供給する。部品供給装置3は、X軸方向に並んで配置された複数のスロット3aを有する。複数のスロット3aには、フィーダ20が着脱可能にそれぞれセットされる。部品供給装置3は、フィーダ20によりキャリアテープ80を送り移動させて、フィーダ20の先端側(図1の上側)に位置する取出し部Ntにおいて電子部品を供給する。フィーダ20の構成の詳細については、後述する。
リール保持部4は、キャリアテープ80が巻回された第一リール71および第二リール72を交換可能に保持する。第一リール71および第二リール72は、各フィーダ20に対してY方向に並列して1つずつ配置される。つまり、リール保持部4は、1つのフィーダ20に対して第一リール71および第二リール72からキャリアテープ80を供給可能に構成されている。
部品移載装置5は、X軸方向およびY軸方向に移動可能に構成される。部品移載装置5は、部品実装機1の長手方向の後部側(図1の上側)から前部側の部品供給装置3の上方にかけて配置されている。部品移載装置5は、ヘッド駆動装置11、実装ヘッド12を備える。ヘッド駆動装置11は、直動機構により移動台をXY軸方向に移動可能に構成されている。実装ヘッド12は、ヘッド駆動装置11の移動台に着脱可能に設けられている。
また、実装ヘッド12には、図示しない複数の吸着ノズルが着脱可能に設けられる。実装ヘッド12は、Z軸と平行なR軸回りに回転可能に、且つ昇降可能に各吸着ノズルを支持する。各吸着ノズルは、実装ヘッド12に対する昇降位置や角度、負圧の供給状態を制御される。各吸着ノズルは、負圧を供給されることにより、フィーダ20の取出し部Ntにおいて供給される電子部品を吸着して保持する。
制御装置6は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置6は、部品実装機1を動作させるための実装データ、部品カメラおよび基板カメラから転送される画像データを記憶する記憶装置を有する。制御装置6は、取得した画像データを用いて画像処理を行う。制御装置6は、当該画像処理により認識した電子部品や回路基板Bdの状態に基づいて、部品供給装置3や部品移載装置5などの動作を補正する。これにより、制御装置6は、部品実装機1による実装処理を制御する。
(キャリアテープ80の構成)
キャリアテープ80の構成について、図2を参照して説明する。キャリアテープ80は、上記のように、リール保持部4に保持された第一リール71および第二リール72に巻回されている。キャリアテープ80は、多数の電子部品などの部品を一列に収納する。キャリアテープ80は、図2に示すように、ベーステープ81と、カバーテープ82とを有する。
ベーステープ81は、紙材や樹脂等の可撓性を有する材料により形成されている。ベーステープ81は、幅方向(図2の上下方向)の中央部に形成された部品収納部81aを有する。部品収納部81aは、底部を有する凹状からなる。部品収納部81aは、ベーステープ81の搬送方向(長手方向であって、図2の左右方向)に一定の間隔で形成される。それぞれの部品収納部81aには、一つの部品が収納される。
また、ベーステープ81は、幅方向の一方側の縁部に形成された送り穴81bを有する。送り穴81bは、ベーステープ81の搬送方向に一定の間隔で形成される。送り穴81bは、上下方向(キャリアテープ80の厚み方向)に貫通するように形成されている。本実施形態においては、送り穴81b同士の間隔は、部品収納部81a同士の間隔よりも小さく設定されている。
カバーテープ82は、薄い膜状の高分子フィルムにより形成されている。カバーテープ82の幅方向の両端部は、ベーステープ81の上面に接着されている。これにより、カバーテープ82は、部品収納部81aの開口部を閉塞する。このようなキャリアテープの構成により、ベーステープ81の部品収納部81aに収納された部品の脱落が防止されている。
(フィーダ20の構成)
フィーダ20の構成について、図3を参照して説明する。フィーダ20は、部品供給装置3のスロット3aにセットされ、リール保持部4に保持された第一リール71および第二リール72からキャリアテープ80を供給される。フィーダ20は、挿入部Niから挿入されたキャリアテープ80を送り移動させて、取出し部Ntにおいて部品を取り出し可能に供給する。
本実施形態において、フィーダ20は、使用中のキャリアテープ80と補給用のキャリアテープを接続(スプライシング)することなく、継続して部品を供給可能なノンスプライシングフィーダである。具体的には、フィーダ20は、使用中のキャリアテープ80(以下、「搬送テープT1」とも称する)の上方に補給用のキャリアテープ80(以下、「補給テープT2」とも称する)を重ねた状態で待機させる(図10を参照)。そして、補給テープT2は、搬送テープT1が終わると、搬送テープT1の終端を追従するように送り移動が開始される。
上記の搬送テープT1は、本発明の「第一のキャリアテープ」に相当する。また、補給テープT2は、本発明の「第二のキャリアテープ」に相当する。搬送テープT1および補給テープT2は、同一種別の部品を収納するキャリアテープ80である。また、補給テープT2は、フィーダ20により送り移動が開始されると使用中のキャリアテープ80(搬送テープT1)となる。
フィーダ20は、図3に示すように、ケース21と、レール22と、複数のスプロケット31〜34と、テープ送出ユニット40と、テープ剥離ユニット50とを備える。ケース21は、扁平な箱形状に形成され、部品供給装置3のスロット3aに差し込まれて固定される。レール22は、ケース21の後部側の挿入部Niから前部側の取出し部Ntに渡って設けられている。レール22の上面は、キャリアテープ80の搬送路の一部を構成している。
フィーダ20は、レール22の下方に複数のスプロケット31〜34が回転可能に設けられている。各スプロケット31〜34の外周面には、キャリアテープ80の送り穴81bに係合可能な歯車が形成されている。各スプロケット31〜34の歯車は、レール22に形成された窓部からレール22の上面に一部を突出させている。
各スプロケット31〜34は、図示しないステッピングモータにより回転駆動される。また、各スプロケット31〜34は、サーボモータの動作が制御されることにより、同期して回転可能な構成となっている。以下では、フィーダ20の前部側から順に、第一スプロケット31、第二スプロケット32、第三スプロケット33、および第四スプロケット34とする。
テープ送出ユニット40は、キャリアテープ80の搬送方向において、第三スプロケット33および第四スプロケット34が位置するレール22の上方に配置される。テープ送出ユニット40は、レール22との間に介在するキャリアテープ80を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付ける。これにより、テープ送出ユニット40は、キャリアテープ80の送り穴81bに第三スプロケット33および第四スプロケット34が係合するように補助する。
このように、テープ送出ユニット40は、フィーダ20の後部側においてキャリアテープ80を取出し部Nt側へとレール22に沿って送り出すユニットである。また、テープ送出ユニット40は、使用中の搬送テープT1に対して予約的に挿入された補給テープT2を保持する機能を有する。テープ送出ユニット40の詳細構成および動作については後述する。
テープ剥離ユニット50は、キャリアテープ80の搬送方向において、第一スプロケット31および第二スプロケット32が位置するレール22の上方に配置される。テープ剥離ユニット50は、送り移動されるキャリアテープ80のカバーテープ82をベーステープ81から剥離して、取出し部Ntにおいて部品を外部に露出させる。また、テープ剥離ユニット50は、ベーステープ81から剥離されたカバーテープ82を排気ダクトへと案内する。
(テープ送出ユニット40の詳細構成)
フィーダ20のテープ送出ユニット40の詳細構成について、図4および図5を参照して説明する。なお、図4は、テープ送出ユニット40がキャリアテープ80(搬送テープT1および補給テープT2)を保持した状態を示している。図5は、テープ送出ユニット40にキャリアテープ80が挿入されていない初期状態を示している。テープ送出ユニット40は、押圧部材41と、補助部材42と、係合部材43と、ストッパー部材44と、解除レバー45(本発明の「解除部材」に相当する)とを備える。
押圧部材41は、キャリアテープ80を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付ける部材である。押圧部材41は、ブロック状に形成されている。押圧部材41は、第一シャフト61を介して搬送方向に垂直な上下方向に、ケース21に対して相対移動可能に設けられる。第一シャフト61の外周側には、第一コイルスプリング65が第一シャフト61と同軸状に配置されている。押圧部材41は、第一コイルスプリング65の弾性力により下方に付勢されている。
第一シャフト61は、上端部にフランジ61aを有する。第一シャフト61の下端部は、押圧部材41に固定されている。第一シャフト61の軸部は、ケース21に形成された軸孔を貫通している。このような構成により、押圧部材41は、第一シャフト61のフランジ61aがケース21に係り止めして、下方移動を規制される。また、押圧部材41は、初期位置Pv1から上方移動した位置(以下、「押圧位置Pv2」とも称する)においてキャリアテープ80を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付ける(図9を参照)。
ここで、押圧部材41の下面のうち、押圧部材41がキャリアテープ80を加圧する際にキャリアテープ80に接触する部位を「接触部位41a」と定義する(図4の斜線部で示される部位)。また、押圧部材41は、キャリアテープ80を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付けていない初期状態においては、レール22の上面に接触する位置、またはレール22の上面から所定距離だけ離間した位置にある。上記の「初期位置Pv1」とは、初期状態(第一シャフト61のフランジ61aがケース21に係り止めした状態)における押圧部材41の上下方向位置に相当する。
補助部材42は、押圧部材41におけるキャリアテープ80との接触部位41aよりも挿入部Ni側においてキャリアテープ80を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付ける部材である。補助部材42は、ブロック状に形成されている。補助部材42は、第二シャフト62を介して上下方向に、押圧部材41に対して相対移動可能に設けられている。第二シャフト62の外周側には、第二コイルスプリング66が第二シャフト62と同軸状に配置されている。補助部材42は、第二コイルスプリング66の弾性力により下方に付勢されている。
第二シャフト62は、上端部にフランジ62aを有する。第二シャフト62の下端部は、補助部材42に固定されている。第二シャフト62の軸部は、押圧部材41に形成された軸孔を貫通している。このような構成により、補助部材42は、第二シャフト62のフランジ62aが押圧部材41に係り止めして、下方移動を規制される。つまり、補助部材42は、押圧部材41に対して下方移動の終端位置を設定されている。
また、補助部材42におけるレール22の幅方向(図5の前後方向)の一方側端面には、上下方向に延びる凹状の摺動溝42aが形成されている。摺動溝42aは、両側の溝側面が平行であり、搬送方向に垂直な方向に延伸している。また、摺動溝42aの溝底部には、第三コイルスプリング67が上下方向に伸縮可能に収容されている。
係合部材43は、押圧部材41におけるキャリアテープ80との接触部位41aよりも挿入部Ni側においてキャリアテープ80の送り穴81bに係合可能な部材である。本実施形態において、係合部材43は、補助部材42がキャリアテープ80と接触する搬送方向の範囲(図9に示されるキャリアテープの送り穴が第四スプロケット34に係合するまでの間である接触範囲Rc)においてキャリアテープ80の送り穴81bに係合可能となるように補助部材42に設けられている。
より具体的には、係合部材43は、本実施形態において、送り穴81bの直径よりも僅かに小さな厚みからなる板状に形成されている。係合部材43は、補助部材42の摺動溝42aに配置され、補助部材42に対して上下方向に摺動可能に設けられている。また、係合部材43は、補助部材42の溝底部に収容された第三コイルスプリング67の弾性力により下方に付勢されている。
係合部材43の上端部には、搬送方向の両側に突出した第一鍔部43aが形成されている。第一鍔部43aは、第三コイルスプリング67の付勢力により係合部材43が下方移動した場合に、図5に示すように、押圧部材41におけるレール22の幅方向の一方側端面に設けられた円柱状の突起部41bに係り止めされる。
これにより、係合部材43は、第一鍔部43aと突起部41bとの位置関係によって、押圧部材41に対して下方移動の終端位置を設定されている。本実施形態において、押圧部材41に対する係合部材43の下方移動の終端位置は、係合部材43の下端(後述する鋸歯状の突起43cの先端部)が押圧部材41の接触部位41aと上下方向に一致または接触部位41aより上方となるように設定される。
係合部材43の上下方向の中間部には、搬送方向の両側に突出した第二鍔部43bが形成されている。第二鍔部43bの下端部は、補助部材42が押圧部材41に対して下方移動の終端位置にある状態において、図5に示すように、補助部材42の上面と規定量L1の隙間をあけて配置されている。
これにより、第二鍔部43bは、補助部材42が押圧部材41に対して規定量L1だけ上方に相対移動した場合に、当該補助部材42の上面と接触する。係合部材43は、第二鍔部43bと補助部材42の上面が接触した状態では、補助部材42の上方移動に伴って補助部材42とともに上方移動する。
係合部材43の下端には、キャリアテープ80の送り穴81bに係合する複数の鋸歯状の突起43cが形成されている。複数の鋸歯状の突起43cは、キャリアテープ80の送り穴81b同士の間隔と同じ間隔で配置されている。また、複数の鋸歯状の突起43cの先端部は、係合部材43が押圧部材41に対して下方移動の終端位置にある状態において、補助部材42の下面よりも一定量Tr(図示なし)だけ上方に、または当該下面と同じ高さ(一定量Tr=0)に位置する。
複数の鋸歯状の突起43cの先端部は、第二鍔部43bが補助部材42の上面に接触した状態において、補助部材42の下面から下方に突出する。このとき、鋸歯状の突起43cの先端部の突出量は、キャリアテープ80の厚みよりも小さくなるように設定されている。この突出量は、第二鍔部43bの下端部と補助部材42の上面との距離(規定量L1)と、下方移動の終端位置にある係合部材43の鋸歯状の突起43cの先端部と補助部材42の下面との距離(上記の一定量Tr)との差分(L1−Tr)に相当する。
このような構成により、係合部材43は、押圧部材41におけるキャリアテープ80との接触部位41aよりもキャリアテープ80の端部が挿入部Ni側に位置し、且つキャリアテープ80が係合部材43とレール22との間に介在する場合に、キャリアテープ80の送り穴81bに上記の規定量L1に応じた量だけ係合する。
具体的には、下方移動の終端位置にある係合部材43の鋸歯状の突起43cの先端部が補助部材42の下面と同じ高さにある場合には(一定量Tr=0)、係合部材43は、キャリアテープ80の送り穴81bに規定量L1だけ係合する。これにより、係合部材43は、キャリアテープ80の挿入部Ni側への移動を規制する。
また、鋸歯状の突起43cは、本実施形態において、キャリアテープ80の送り穴81bに係合した状態において送り移動されるキャリアテープ80と接触する挿入部Ni側の端部から搬送通路を徐々に狭める方向に傾斜する傾斜面43dが形成されている。
このような構成によると、キャリアテープ80が取出し部Nt側への送り移動されて当該キャリアテープ80との接触点において搬送方向の荷重を受けた場合に、当該荷重の一部が上方への荷重に変換される。これにより、係合部材43は、第三コイルスプリング67の弾性力に抗して上方移動する。つまり、係合部材43は、鋸歯状の突起43cがキャリアテープ80の送り穴81bに係合した状態において、キャリアテープ80の挿入部Ni側への移動を規制しつつ、キャリアテープ80の取出し部Nt側への移動を規制しない構成となっている。
ストッパー部材44は、搬送テープT1の上方に重ねて挿入された補給テープT2を対象として、当該補給テープT2の端部の位置を定める部材である。ストッパー部材44は、ブロック状に形成されている。ストッパー部材44の長手方向(キャリアテープ80の搬送方向であって、図5の左右方向)の中間部分に回転軸44aが形成されている。ストッパー部材44は、回転軸44aの軸線周りに回転可能に押圧部材41に支持されている。
ストッパー部材44の取出し部Nt側の下部には、レール22との間に介在する搬送テープT1の上面と接触する凸部44bが形成されている。ストッパー部材44の取出し部Nt側の上部には、押圧部材41との間に第四スプリング68が配置されている。ストッパー部材44は、第四スプリング68の弾性力によって、凸部44bをレール22に接近させる回転方向に付勢されている。
ストッパー部材44は、凸部44bとレール22との間に搬送テープT1を送り移動されると、第四スプリング68の弾性力に抗して回転する。これにより、ストッパー部材44の挿入部Ni側の端部が搬送テープT1の上面に接近する。このとき、ストッパー部材44の挿入部Ni側の端部と搬送テープT1の上面との距離は、補給テープT2の厚みよりも小さくなる。
これにより、ストッパー部材44は、挿入部Ni側の端部において補給テープT2の端部と接触して、当該補給テープT2の移動を規制する。このとき、補給テープT2の端部は、ストッパー部材44に接触することにより、搬送方向における規定位置Ph1に位置決めされる。また、上記の規定位置Ph1は、図4に示すように、キャリアテープ80の搬送方向において、第四スプロケット34の回転中心よりも取出し部Nt側に位置する。
解除レバー45は、操作力を受けて係合部材を強制的に上方移動させて、係合部材43とキャリアテープ80の送り穴81bの係合を解除する解除部材である。解除レバー45は、ケース21に回転可能に支持されている。解除レバー45は、図示しないトーションスプリングの弾性力によって、挿入部Ni側の端部を上方移動させる回転方向に付勢されている。
解除レバー45は、操作力を受ける操作部とは回転軸を挟んだ反対側に延びる脚部45aを有する。脚部45aは、補助部材42に軸部材を介して連結されている。よって、解除レバー45は、本実施形態において、補助部材42を介して係合部材43に間接的に接続されている。このような構成により、解除レバー45に下方への操作力が加えられた場合に、解除レバー45が回転軸の軸線周りに回転する。これにより、脚部45aおよび脚部45aに連結された補助部材42が上方移動する。
そうすると、補助部材42の上面に係合部材43の第二鍔部43bの下端部が接触して、係合部材43は、補助部材42とともに上方移動する。これにより、解除レバー45は、キャリアテープ80の送り穴81bから係合部材43の鋸歯状の突起43cを離脱させる。このように、解除レバー45に操作力が加えられると、押圧部材41や係合部材43、キャリアテープ80の状態に関わらず、キャリアテープ80の搬送路に沿った移動が許容される。
(テープ送出ユニット40の動作)
テープ送出ユニット40の動作について、図5〜図11を参照して説明する。ここで、押圧部材41、補助部材42、および係合部材43は、上述のように、上下方向に相対移動可能であり、且つ一部の動作が互いに連動するように構成されている。具体的には、補助部材42は、押圧部材41に対して下方移動の終端位置を設定されている。つまり、第二シャフト62のフランジ62aが押圧部材41の上面に接触している状態では、補助部材42は、押圧部材41の上方移動に連動して上方移動する。
また、係合部材43は、押圧部材41および補助部材42に対して下方移動の終端位置を設定されている。つまり、第一鍔部43aが押圧部材41の突起部41bに係り止めした状態では、係合部材43は、押圧部材41の上方移動に連動して上方移動する。さらに、第二鍔部43bが補助部材42の上面と接触した状態では、係合部材43は、補助部材42の上方移動に連動して上方移動する。このように、フィーダ20は、本実施形態において、上記の突起部41bおよび第一鍔部43aを含む部材により構成される連動機構Mnを備える。
テープ送出ユニット40の各部材は、フィーダ20にキャリアテープ80が挿入されていない初期状態において、図5に示すような位置関係にある。具体的には、押圧部材41および補助部材42は、レール22の上面に接触する位置、または僅かな隙間を空けた位置にある。また、係合部材43は、第一鍔部43aが押圧部材41の突起部41bに係り止めする位置にある。これにより、係合部材43の複数の鋸歯状の突起43cの先端部は、補助部材42の下面より上方に位置する。
次に、挿入部Niから第一のキャリアテープ80(搬送テープT1)が挿入されると、補助部材42の挿入部Ni側の端部に形成された導入面に搬送テープT1の端部が接触する。搬送テープT1がさらに押し込まれると、補助部材42が押圧部材41に対して上方移動する。補助部材42が規定量L1だけ上方移動すると、補助部材42の上面は、係合部材43の第二鍔部43bに接触する。上記の規定量L1は、フィーダ20の初期状態において、係合部材43の第二鍔部43bの下端部と補助部材42の上面との距離に相当する。
そして、テープ送出ユニット40の第二顎部43bは、図6に示すように、押圧部材41に対して補助部材42が規定量L1だけ上方に相対移動した後の上方移動に連動して係合部材43を上方移動させる。このとき、係合部材43の複数の鋸歯状の突起43cの先端部は、上記の規定量L1に応じ量だけ補助部材42の下面から下方に突出する。
鋸歯状の突起43cの先端部の突出量は、搬送テープT1の厚みより小さく設定され、本実施形態においては、搬送テープT1の厚みの1/4程度である。搬送テープT1がさらに押し込まれると、補助部材42は、補助部材42の下面がレール22の上面から搬送テープT1の厚みの分だけ離間する位置まで上方移動する。これにより、搬送テープT1は、補助部材42により第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付けられる状態となる。
搬送テープT1がさらに押し込まれると、搬送テープT1の端部が係合部材43の鋸歯状の突起43cに接触する。搬送テープT1がさらに搬送方向に送り移動されると、係合部材43は、傾斜面43dにおいて搬送テープT1から荷重を受けて、第三コイルスプリング67の弾性力に抗して上方移動する。そして、係合部材43のそれぞれの鋸歯状の突起43cは、搬送テープT1の送り穴81bに対して上方から係合する。
この状態から搬送テープT1が押し込まれると、係合部材43は、図7に示すように、送り穴81bからの荷重と第三コイルスプリング67の弾性力により上下移動を繰り返す。続いて、搬送テープT1の端部が規定位置Ph1まで移動すると、図8に示すように、搬送テープT1の送り穴81bに第四スプロケット34が下方から係合する。これにより、搬送テープT1は、第四スプロケット34の回転駆動により搬送方向への送り移動可能な状態となる。
第四スプロケット34が回転駆動すると、搬送テープT1が送り移動されて押圧部材41とレール22との間に送り込まれる。そうすると、押圧部材41は、レール22に対して上方移動する。押圧部材41が所定量だけ上方移動すると、押圧部材41の突起部41bは、係合部材43の第一鍔部43aに接触する。上記の「所定量」は、本実施形態において、補助部材42の下面から下方に突出した鋸歯状の突起43cの突出量に相当する。
搬送テープT1の送り移動により、押圧部材41がさらに上方移動すると、図9に示すように、係合部材43は、押圧部材41の上方移動に連動して上方移動する。これにより、係合部材43の鋸歯状の突起43cは、搬送テープT1の送り穴81bから離脱する。また、押圧部材41は、初期位置Pv1から上方移動した押圧位置Pv2(押圧部材41の下面がレール22の上面から搬送テープT1の厚み分だけ離間する位置)において搬送テープT1を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付ける。
このように、テープ送出ユニット40の連動機構Mnは、図9に示すように押圧部材41が搬送テープT1を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付けている場合に、押圧部材41の上方移動に連動して係合部材43を上方移動させる。これにより、連動機構Mnは、搬送テープT1の送り穴81bから係合部材43の鋸歯状の突起43cを離脱させて搬送テープT1の搬送方向への移動を許容する。
搬送テープT1は、テープ送出ユニット40の下方に位置する第三スプロケット33および第四スプロケット34の回転駆動により、レール22に沿って取出し部Nt側に向かって送出される。搬送テープT1がフィーダ20の前部側まで送り移動されると、搬送テープT1の送り穴81bは、第一スプロケット31および第二スプロケット32と係合する。そして、フィーダ20は、各スプロケット31〜34の回転駆動を制御して、取出し部Ntにおいて部品を取り出し可能に供給する。
ここで、搬送テープT1が押圧部材41とレール22との間を送り移動されると、搬送テープT1は、図9に示すように、ストッパー部材44の凸部44bと接触する。これにより、ストッパー部材44は、第四スプリング68の弾性力に抗して回転する。そうすると、ストッパー部材44の挿入部Ni側の端部は、搬送テープT1の上面に接近した状態となる。このとき、ストッパー部材44の挿入部Ni側の端部と搬送テープT1の上面との距離は、補給テープT2の厚みよりも小さい。
続いて、挿入部Niから第二のキャリアテープ80(補給テープT2)が挿入されると、押圧部材41、補助部材42および係合部材43は、搬送テープT1を挿入された場合と同様に動作して、図10に示すような位置関係となる。補給テープT2の端部がストッパー部材44に接触すると、補給テープT2は、搬送方向における規定位置Ph1に位置決めされる。補給テープT2は、ストッパー部材44により取出し部Nt側への移動を規制され、搬送テープT1の上方に重なった状態で送り移動を待機される。
上記のように、補給テープT2の端部が押圧部材41における搬送テープT1との接触部位41aよりも挿入部Ni側に位置し、且つ補給テープT2が係合部材43と搬送テープT1との間に介在し、補給テープT2の送り穴が第四スプロケット34に係合していない場合に、係合部材43は、補給テープT2の送り穴81bに係合して当該補給テープT2の挿入部Ni側への移動を規制する。換言すると、係合部材43は、押圧部材41よりも補助部材42がキャリアテープ80の厚み分だけ上方に位置する場合に、キャリアテープ80の送り穴81bと係合して、キャリアテープ80の挿入部Ni側への移動を規制する。
その後に、搬送テープT1の終端がテープ送出ユニット40の規定位置Ph1を通過すると、補給テープT2は、補助部材42によりレール22の上面に押し付けられる。このとき、補助部材42は、補助部材42の下面がレール22の上面から補給テープT2の厚み分だけ離間する位置まで下方移動する。このとき、係合部材43は、補助部材42とともに下方移動する途中で、第一鍔部43aが押圧部材41の突起部41bに係り止めする。
これにより、テープ送出ユニット40の各部材は、図9に示すような位置関係となる。具体的には、係合部材43の複数の鋸歯状の突起43cの先端部は、補助部材42の下面よりも上方に位置する。つまり、係合部材43の鋸歯状の突起43cは、下方移動に伴って補給テープT2の送り穴81bから離脱する。これにより、補給テープT2は、搬送方向への送り移動が許容される。
また、補給テープT2がレール22の上面に接触する位置まで下方移動すると、補給テープT2の送り穴81bは、第四スプロケット34と係合可能な状態となる。さらに、補給テープT2の端部は、ストッパー部材44の挿入部Ni側の端部よりも下方に位置し、取出し部Nt側への移動の規制が解除される。これにより、補給テープT2は、第四スプロケット34の回転駆動によって搬送テープT1の終端を追従するように送り移動が開始される。
ここで、係合部材43がキャリアテープ80の送り穴81bに係合した状態において(図10を参照)、解除レバー45に操作力が加えられたものとする。解除レバー45は、操作力によりトーションスプリングの弾性力に抗して、回転軸の軸線周りに回転する。これにより、解除レバー45は、図11に示すように、脚部45aに連結された補助部材42を上方移動させる。
そうすると、補助部材42の上面に第二鍔部43bが接触した状態にある係合部材43は、補助部材42とともに上方移動する。これにより、係合部材43の鋸歯状の突起43cは、補給テープT2の送り穴81bから離脱する。補給テープT2は、係合部材43による挿入部Ni側への移動の規制を解除される。よって、操作者は、解除レバー45に操作力を加えた状態で、補給テープT2を挿入部Ni側へと引き抜くことができる。
<実施形態の変形態様>
実施形態において、連動機構Mnは、押圧部材41の突起部41bおよび係合部材43の第一鍔部43aにより構成される。これに対して、連動機構Mnは、押圧部材41の上方移動に連動して係合部材43を上方移動させる構成であれば、他の態様を採用することが可能である。また、連動機構Mnは、押圧部材41と係合部材43との間に介在する連結部材を有し、当該連結部材により係合部材43を連動させる構成としてもよい。
また、フィーダ20は、補給テープT2を第三スプロケット33および第四スプロケット34側に押し付ける補助部材42を備える。これに対して、フィーダ20が補助部材42を備えない場合においても、押圧部材41の上方移動に連動する係合部材43によりキャリアテープ80を抜け止めする構成としてもよい。
また、補助部材42は、ノンスプライシングフィーダ以外のフィーダに設けられてもよい。このような態様において、補助部材42は、例えば、段取り換えなどでフィーダ20に差し込まれたキャリアテープ80を抜け止めするために設けられる。これにより、フィーダ20は、電源が投入されてキャリアテープ80が送り移動されるまでの間に、キャリアテープ80を確実に保持する。このような態様は、本実施形態のように、部品供給装置3のスロット3aにセットされたフィーダ20に対して、生産する基板製品に応じてリール保持部4から適宜選択されたキャリアテープ80を挿入して段取り換えを行う部品実装機1の場合に特に有用である。
また、実施形態において、フィーダ20は、係合部材43を強制的に上方移動させる解除部材として、ケース21に回転可能に支持された解除レバー45を備える。解除レバー45は、補助部材42を介して係合部材43に間接的に接続されている。この構成は、補助部材42によるキャリアテープ80への加圧を解除しつつ、補助部材42の上方移動に連動させて係合部材43によるキャリアテープ80の抜け止めを解除する。
これに対して、解除レバー45は、係合部材43に直接的に接続される構成を採用できる。例えば、解除レバー45の脚部45aと係合部材43とを連結部材により連結する。これにより、解除レバー45の動作が係合部材43に直接的に伝達される。よって、解除レバー45に対して操作力が加えられた場合に、係合部材43を直ちに上方移動させることができる。
また、実施形態において、フィーダ20は、押圧部材41がキャリアテープ80を挿入部側のスプロケットである第三スプロケット33および第四スプロケット34側に上方から押し付ける構成になっている。これに対して、押圧部材がキャリアテープを挿入部側のスプロケットに下方から押し付ける構成のフィーダに係合部材43を設け、キャリアテープの抜け止めをする構成としてもよい。
1:部品実装機2:基板搬送装置、3:部品供給装置、3a:スロット4:リール保持部、5:部品移載装置、6:制御装置11:ヘッド駆動装置、12:実装ヘッド20:フィーダ21:ケース、22:レール、22a:窓部31:第一スプロケット、32:第二スプロケット33:第三スプロケット、34:第四スプロケット40:テープ送出ユニット41:押圧部材、41a:接触部位、41b:突起部42:補助部材、42a:摺動溝43:係合部材43a:第一鍔部、43b:第二鍔部43c:爪部、43d:傾斜面44:ストッパー部材44a:回転軸、44b:凸部45:解除レバー(解除部材)50:テープ剥離ユニット61:第一シャフト、61a:フランジ62:第二シャフト、62a:フランジ65:第一コイルスプリング、66:第二コイルスプリング67:第三コイルスプリング、68:第四スプリング71:第一リール、72:第二リール80:キャリアテープ81:ベーステープ、81a:部品収納部、81b:送り穴82:カバーテープBd:基板、Nt:取出し部、Ni:挿入部、Mn:連動機構T1:搬送テープ(第一のキャリアテープ)T2:補給テープ(第二のキャリアテープ)Pv1:初期位置、Pv2:押圧位置、Ph1:規定位置Rc:(補助部材とテープの)接触範囲、L1:規定量

Claims (1)

  1. 電子部品を一定の間隔で収納する搬送テープと補給テープの搬送方向に一定の間隔で形成された送り穴に係合するスプロケットの回転駆動によって、挿入部から挿入された前記搬送テープと前記補給テープを搬送路に沿って送り移動させ、取出し部において前記電子部品を取り出し可能に供給するフィーダであって、
    前記搬送テープと前記補給テープを前記スプロケット側に押し付ける押圧部材と、
    前記スプロケットよりも前記挿入部側において前記搬送テープあるいは前記補給テープの前記送り穴に係合可能な係合部材と、
    操作力を受けて前記係合部材を強制的に上方移動させて、前記係合部材と前記搬送テープあるいは前記補給テープの送り穴の係合を解除する解除部材と、
    前記搬送テープの上方に挿入された前記補給テープを対象として、前記補給テープの端部の位置を定めるストッパー部材とを備え、
    前記係合部材は、
    前記補給テープの前記送り穴に係合して当該補給テープの前記挿入部側への移動を規制しつつ、前記取出し部側への移動を許容し、
    前記解除部材は、前記操作力を加えられた場合に、前記補給テープの前記送り穴から前記係合部材を離脱させて当該補給テープの前記搬送路に沿った移動を許容し、
    前記スプロケットおよび前記ストッパー部材は、前記補給テープが前記ストッパー部材により前記取出し部側への移動を規制された際に前記スプロケットに係合しないよう構成されるフィーダ。

JP2021099379A 2020-04-29 2021-06-15 フィーダ Pending JP2021180312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021099379A JP2021180312A (ja) 2020-04-29 2021-06-15 フィーダ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020079866A JP2020113803A (ja) 2020-04-29 2020-04-29 フィーダ
JP2021099379A JP2021180312A (ja) 2020-04-29 2021-06-15 フィーダ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020079866A Division JP2020113803A (ja) 2020-04-29 2020-04-29 フィーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021180312A true JP2021180312A (ja) 2021-11-18
JP2021180312A5 JP2021180312A5 (ja) 2022-01-11

Family

ID=71667354

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020079866A Pending JP2020113803A (ja) 2020-04-29 2020-04-29 フィーダ
JP2021099379A Pending JP2021180312A (ja) 2020-04-29 2021-06-15 フィーダ
JP2021198252A Pending JP2022028935A (ja) 2020-04-29 2021-12-07 フィーダ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020079866A Pending JP2020113803A (ja) 2020-04-29 2020-04-29 フィーダ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021198252A Pending JP2022028935A (ja) 2020-04-29 2021-12-07 フィーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP2020113803A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022219824A1 (ja) * 2021-04-16 2022-10-20 ヤマハ発動機株式会社 部品供給装置および部品実装装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267792A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 搬送装置とそれを用いた部品実装機
JP2014236126A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ サプレッサ、フィーダ、フィーダ制御方法及び電子部品装着装置
JP2015103773A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープフィーダ、部品実装装置および部品供給方法
JP2015115412A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置および部品供給方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6137975B2 (ja) * 2012-09-25 2017-05-31 富士機械製造株式会社 フィーダ
JP6678416B2 (ja) * 2015-09-25 2020-04-08 株式会社Fuji フィーダ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267792A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 搬送装置とそれを用いた部品実装機
JP2014236126A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ サプレッサ、フィーダ、フィーダ制御方法及び電子部品装着装置
JP2015103773A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープフィーダ、部品実装装置および部品供給方法
JP2015115412A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置および部品供給方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020113803A (ja) 2020-07-27
JP2022028935A (ja) 2022-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6431048B2 (ja) フィーダ
JP6681344B2 (ja) フィーダ装置
US10271469B2 (en) Component supply device and component installation device
US20100239401A1 (en) Carrier tape feeder for chip mounter
EP1617716B1 (en) Component feeding device
JP2740348B2 (ja) テープ送出装置のカバーテープ剥離装置
US20130319621A1 (en) Tape feeder and parts mounting device
JP2021180312A (ja) フィーダ
JP2013065748A (ja) 電子部品実装装置およびテープフィーダならびにテープフィーダにおけるトップテープ送り方法
JP6678416B2 (ja) フィーダ
US11576290B2 (en) Component supply device and component mounting device
JP7130013B2 (ja) フィーダ
JP7470475B2 (ja) 部品実装機
JP2010114178A (ja) 部品供給装置
US20220256746A1 (en) Tape guide, component supply device, and method for using tape guide
JP6780898B2 (ja) フィーダ装置
JP2009290047A (ja) 部品供給装置およびそれを備えた表面実装機
US20230044719A1 (en) Tape guide and component supplying equipment
JP3860821B2 (ja) 部品供給装置
JP6956431B2 (ja) フィーダ装置
JP7398178B2 (ja) フィーダ装置
JP7300576B2 (ja) 部品供給装置、部品実装装置およびキャリア送給装置
WO2024013869A1 (ja) 部品供給装置、部品実装機および部品収納テープの巻きぐせ矯正方法
WO2020003388A1 (ja) フィーダ
CN113330828A (zh) 带式供料器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221117