JP2000030664A - 蛍光ランプ、この蛍光ランプの製造方法およびこの蛍光ランプを用いた照明装置 - Google Patents

蛍光ランプ、この蛍光ランプの製造方法およびこの蛍光ランプを用いた照明装置

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JP2000030664A JP19539798A JP19539798A JP2000030664A JP 2000030664 A JP2000030664 A JP 2000030664A JP 19539798 A JP19539798 A JP 19539798A JP 19539798 A JP19539798 A JP 19539798A JP 2000030664 A JP2000030664 A JP 2000030664A
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fluorescent
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    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/56One or more circuit elements structurally associated with the lamp
    • HELECTRICITY
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/50Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
    • H01J5/54Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base
    • H01J5/56Shape of the separate part
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/34Joining base to vessel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさを変更することなく、口金部に温度保
護素子を組み込む収納部を確保し、商品性を損なわない
外観を有する。 【解決手段】 両端部に電極封止部22,23を有する
蛍光管1と、口金部4とを備えている。合成樹脂からな
る口金部4は、シリコン接着剤31によって蛍光管1と
固着されている。口金部4は電極封止部22,23を収
納する空間部26,27と、電極封止部22,23に近
接するように設けられた温度保護素子16,17を収納
するための収納部20,21を有する。収納部20,2
1と空間部26,27との間に温度保護素子16,17
を収納部20,21内に固定するための支持部材28を
有する。空間部26,27と支持部材28との間には隙
間29が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂よりなる
口金を備えた蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および
蛍光ランプを用いた照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、蛍光ランプが寿命末期に至ったと
きに、蛍光管端部の電極封止部の温度が過度に上昇する
ことが知られており、このような寿命末期における蛍光
管端部の発熱・温度上昇を防止するために、温度ヒュー
ズを蛍光管端部の近傍に設け、寿命末期に生じる蛍光管
端部の発熱によって、この温度ヒューズを溶断させて点
灯回路を遮断することが、特開平2−192650号公
報に開示されている。
【0003】また、近年、蛍光ランプの高効率化のた
め、あるいはコンパクト化・軽量化のために、蛍光ラン
プを高周波インバータ点灯回路で点灯する蛍光ランプ装
置が普及してきており、それに伴う問題も発生してい
る。
【0004】すなわち、蛍光ランプ寿命末期において、
電極フィラメントに充填された電子放射物質が完全に飛
散した場合、陰極降下電圧が上昇し、電極での電力消費
が増加し、それに伴って電極封止部の温度上昇が過度に
なる。
【0005】これに加えて、陰極降下電圧の上昇により
蛍光ランプの点灯が不能となっても、高周波点灯電子回
路によっては、電極フィラメントに予熱電流を流し続け
る、いわゆる予熱状態を持続する場合がある。この場
合、電極内部リード線間においてアーク放電が発生した
り、電極内部リード線を封着する電極封止部のガラスの
絶縁破壊が発生したりして、電極封止部の温度上昇が過
度になるという問題がある。
【0006】これは、高周波インバータ点灯回路の電流
供給能力が高いことに起因すると考えられる。
【0007】このような問題は特に、蛍光管径が比較的
小さく、かつ、2つの電極封止部を共通の合成樹脂製の
口金で包囲した、いわゆる片口金形のコンパクト形蛍光
ランプの場合に起こる。すなわち、このような従来の片
口金形コンパクト形蛍光ランプは、電極封止部の温度上
昇が特に著しいうえに、この電極封止部を合成樹脂製口
金で包囲しているので熱放散性が低く、このため口金部
の温度が過度に上昇してしまい、極端な場合には口金部
が熱により変形することがある。
【0008】このような過度の温度上昇を防止するため
に、蛍光ランプの外部リード線に温度保護素子を接続し
た構造が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
温度保護素子を導入していない同形状の蛍光ランプに、
新たに温度保護素子を組み込むための組み込む場所が確
保できないという問題が生じてきた。さらにその組み込
む場所は電極封止部等の発熱部に設置しなければならな
いという制約課題がある。また、場所を設けても片口金
のコンパクト形蛍光ランプの場合には、温度保護素子が
露出し商品性の価値を損なうという課題や温度保護素子
の取り付け方法の複雑さの課題も生じてくる。
【0010】さらに、蛍光ランプを複数灯直列接続して
高周波インバータ点灯回路にて点灯する場合には、図7
に示すように温度保護素子32が1個取り付けられた蛍
光ランプを複数本直列接続する際に、接続する蛍光ラン
プの外部リード線がa1又はa2とb1又はb2の組み
合わせの場合を除きa1又はa2とd1又はd2、b1
又はb2とc1又はc2、c1又はc2とd1又はd2
の状態ではコンデンサの予熱電流を遮断できないので、
蛍光ランプ寿命末期時の口金焼損を防止できないという
課題が生じた。
【0011】すなわち、温度保護素子が遮断されてもコ
ンデンサ予熱電流が流れ続けるので口金焼損を防止でき
ないという課題がある。
【0012】本発明は、口金も従来と同形状で電極封止
部近傍に温度保護素子を組み込む空間を確保しかつ商品
性を損なわない外観を有する蛍光ランプおよびその製造
方法、さらには、寿命末期の口金焼損を防止することの
できる照明装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
蛍光ランプは、内部に一対の電極を有し、かつ両端部に
前記電極が封止された電極封止部を有する蛍光管と、前
記蛍光管を固定保持する合成樹脂からなる口金とを備
え、前記電極封止部は前記口金部によって包囲されてい
るとともに、前記口金部は、前記電極封止部が近接する
位置に前記温度保護素子をそれぞれ収納するための収納
部を有し、前記蛍光管のリード線は、前記収納部に収納
された温度保護素子に接続されている構成を有する。
【0014】これにより、従来と口金部の大きさを変更
することなく温度保護素子を口金部内に配置することが
でき、また、温度保護素子が、電極封止部に近接して配
置されているので、温度保護素子は、寿命末期に生じる
電極封止部の温度上昇に速やかに感応し、回路遮断を速
やかに行うことができる。
【0015】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の蛍光ランプにおいて、前記口金部に前記蛍光管と
前記温度保護素子とが樹脂材料で固着された構成を有す
る。
【0016】これにより、口金部内で温度保護素子が動
いて異音を発することを防止できる。
【0017】本発明の請求項3記載の発明は請求項1〜
請求項2記載の蛍光ランプにおいて、前記口金部に、前
記収納部と、前記蛍光管を固定保持するための空間部と
を連通する連通部を有している構成を有する。
【0018】これにより、注入された樹脂材料が連通部
と空間とを連通部を介して流れ込むので、蛍光管と口金
部との固着および口金部と温度保護素子との固着とを同
時に行うことができ、樹脂材料の注入作業をそれぞれ一
度で行うことができる。
【0019】本発明の請求項4記載の発明は請求項1〜
請求項3のいずれかに記載の蛍光ランプにおいて、前記
収納部の開口部が蓋板にて閉塞されている構成を有す
る。
【0020】これにより、温度保護素子が露出すること
がなく、商品性の価値を損なうことを防止できる。
【0021】本発明の請求項5記載の蛍光ランプの製造
方法は、内部に一対の電極を有し、かつ両端部に前記電
極が封止された電極封止部を有する蛍光管と、前記蛍光
管を固定保持する合成樹脂からなる口金とを備え、前記
電極封止部は前記口金部によって包囲されているととも
に、前記口金部は、前記電極封止部が近接する位置に前
記温度保護素子をそれぞれ収納するための収納部を有
し、前記蛍光管のリード線は、前記収納部に収納された
温度保護素子に接続されている蛍光ランプの製造方法で
あって、前記口金部に、前記収納部と、前記蛍光管を固
定保持するための空間部とを連通する連通部を有してお
り、前記収納部に前記温度保護素子を収納し、前記空間
部に前記蛍光管を挿入した後、樹脂材料によって前記温
度保護素子と前記蛍光管とを前記口金部に固着した構成
を有する。
【0022】これにより、注入された樹脂材料が空間部
と収納部とに連通部を介して流れ込むので、蛍光管と口
金部との固着および口金部と温度保護素子との固着とを
同時に行うことができ、樹脂材料の注入作業をそれぞれ
一度で行うことができる。
【0023】本発明の請求項6記載の蛍光ランプの製造
方法は、内部に一対の電極を有し、かつ両端部に前記電
極が封止された電極封止部を有する蛍光管と、前記蛍光
管を固定保持する合成樹脂からなる口金とを備え、前記
電極封止部は前記口金部によって包囲されているととも
に、前記口金部は、前記電極封止部が近接する位置に前
記温度保護素子をそれぞれ収納するための収納部を有
し、前記蛍光管のリード線は、前記収納部に収納された
温度保護素子に接続されている蛍光ランプの製造方法で
あって、前記口金部に、前記収納部と、前記蛍光管を固
定保持するための空間部とを連通する連通部を有してお
り、前記収納部に前記温度保護素子を収納した後、前記
空間部内に樹脂材料を注入し、前記空間部に前記蛍光管
を挿入して、前記温度保護素子と前記蛍光管とを前記口
金部に固着した構成を有する。
【0024】これにより、注入された樹脂材料が、蛍光
管の空間部への挿入によって空間部と収納部とに連通部
を介して流れ込むので、蛍光管と口金部との固着および
口金部と温度保護素子との固着とを同時に行うことがで
き、樹脂材料の注入作業をそれぞれ一度で行うことがで
きる。
【0025】本発明の請求項7記載の照明装置は、請求
項1〜請求項4のいずれかに記載の蛍光ランプを複数本
直列接続するとともに高周波インバータ点灯回路と組み
合わせた構成を有している。
【0026】これにより、蛍光ランプを多数直列接続し
て高周波インバータ点灯回路と組み合わせた照明装置に
おいても電極封止部近傍にそれぞれ収納された温度保護
素子を接続する外部リード線が、蛍光ランプの両端部で
各々1本ずつ接続されているので、口金内の異常温度上
昇時において温度保護素子の溶断と回路電流の遮断を確
実に行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である片口金
形蛍光ランプは、図1、図2および図3に示すように、
内部に緩衝ガスとしての希ガスと水銀とが封入され、両
端部に一対の電極2,3を有する蛍光管1と、この蛍光
管を支持する口金部4とを備えている。
【0028】蛍光管1は、2本のガラスからなる直管バ
ルブ5,6が平行に配置され、向かい合う直管バルブ
5,6の一端部同士をブリッジ接続して形成されたブリ
ッジ接合部7を有しており、直管バルブ5,6の他端部
にはそれぞれ電極2,3を保持するステム8,9が封止
され蛍光管1の両端部に電極封止部22,23を形成し
ている。
【0029】ステム8,9にはリード線10,11,1
2,13がそれぞれ貫通して封止されており、電極2,
3はこれらリード線10,11,12,13に架設され
ている。
【0030】したがって、放電路は例えば電極2→直管
バルブ5→ブリッジ接合部7→直管バルブ6→電極3と
なり、放電は蛍光管1のほぼ全長にわたり形成される。
【0031】口金部4は、ポリエチレンテレフタレート
(PET)やポリブチレンテレフタレート(PBT)等
の合成樹脂からなり、蛍光管1の両端部すなわち電極封
止部22,23を包囲して、樹脂材料であるセメントあ
るいはシリコン、接着剤等(図示せず)によって蛍光管
1と固着されている。
【0032】口金部4は蛍光管1の両端部、すなわち電
極封止部22,23を包囲して収納する空間部26,2
7と、この電極封止部22,23に近接するように設け
られた2つの温度保護素子16,17を収納するための
収納部20,21が形成されている。
【0033】図4に示すように、空間部26,27は蛍
光管1、すなわち直管バルブ5,6のそれぞれ一端部が
挿入されるため円形状の穴に形成されている。また、収
納部20,21はこの空間部26,27に連接した口金
部4の部分を切り抜いて形成されている。この場合、収
納部20,21と空間部26,27との間に温度保護素
子16,17を収納部20,21内に固定するための支
持部材28が設けられている。また温度保護素子16,
17の空間部26,27とは反対側にも支持部材30が
設けられている。空間部26,27と支持部材28との
間には隙間29が設けられている。
【0034】リード線11,12は、図3に示す口金部
4の端子14,15にそれぞれ接続されている。リード
線10,13は、温度保護素子16,17の一端のリー
ド線16a,17aに溶接によって、接続されている。
温度保護素子16,17の他端のリード線16b,17
bは口金部4の端子18,19に接続されている。
【0035】温度保護素子16,17の収納後には、収
納部20,21にシリコン等の樹脂系の接着剤が注入さ
れ、収納部20,21の開口部に蓋24,25をそれぞ
れかぶせて外観向上を図っている。
【0036】このような構成にすれば、温度保護素子1
6,17を口金部4内に、電極封止部22,23に近接
して配置することができ、このため温度保護素子16,
17は、寿命末期に生じる電極封止部22,23の温度
上昇に速やかに感応し、回路遮断を速やかに行うことが
できる。
【0037】本実施形態の蛍光ランプとして、管外径2
0mmの直管バルブ5,6をブリッジ接続して形成した
全長410mmの蛍光管1と、PBT樹脂よりなる口金
部4とからなる定格100V、36Wの片口金形の蛍光
ランプ(図1参照)を製作した。そして、温度保護素子
16,17として、溶断温度が160〜165℃付近で
あるものを用いた。温度保護素子16,17と電極封止
部22,23との距離は1.0mm〜1.2mmとし
た。
【0038】このような本実施形態の蛍光ランプにおい
ては、寿命末期に生じる電極封止部22,23の温度上
昇に速やかに感応し、回路遮断を速やかに行うことがで
きた。また、温度保護素子16,17の収納も容易で、
口金部4の大きさを変更することなく、すなわち、大型
化することを防止でき、また、蓋24,25により温度
保護素子16,17が露出することがなく外観の商品性
能を損なうことがなかった。
【0039】次に、上記本実施形態の蛍光ランプの製造
方法についてその一例を説明する。まず、口金部4の収
納部20,21に、2本のリード線を有する温度保護素
子16,17を収納し、温度保護素子16,17のリー
ド線16b,17bを口金部4の端子18,19に接続
する。
【0040】次に、蛍光管1のリード線11,12を口
金部4の端子14,15に通し、蛍光管1の電極封止部
22,23を口金部4の空間部26,27に収納する。
そして、図5に示すように、シリコン接着剤31を口金
部4と蛍光管1との間に注入する。この際、シリコン接
着剤31は、口金部4と蛍光管1との間に流入するとと
もに、収納部20,21へ連通部すなわち隙間29を通
って収納部20,21内に流入する(図5中、注入され
たシリコン接着剤31を斜線で示す)。その後、これを
電気炉内で加熱してシリコン接着剤31を硬化させるこ
とにより、口金部4と、蛍光管1と、温度保護素子1
6,17とを固着させる。次に、蛍光管1のリード線1
0,13と、温度保護素子のリード線16a,17aと
を溶接等で接続する。続いて、この接続した部分を収納
部20,21に格納し、蓋24,25によって収納部2
0,21を閉塞する。
【0041】また、他の例として、口金部4の空間部2
6,27への蛍光管1の挿入を、空間部26,27へシ
リコン接着剤31注入した後に行ってもよい。これによ
り、空間部26,27に注入されたシリコン接着剤31
は、シリコン接着剤31の注入後挿入された蛍光管1に
押され、隙間29を通って収納部20,21へ流入する
こととなり、これにより、蛍光管1および温度保護素子
16,17を口金部4に固着することができる。
【0042】このように本発明の蛍光ランプの製造方法
では、蛍光管1および温度保護素子16,17の口金部
4への固着を、それぞれ一度のシリコン接着剤注入作業
で行うことができ、したがって、接着作業の工程数を増
加させることがない。
【0043】次に、本発明の一実施形態である照明装置
について説明する。上記実施形態の蛍光ランプを、図6
に示すように、3灯直列接続して高周波インバータ点灯
回路と組み合わせた照明装置で寿命試験を実施した。
【0044】その結果、寿命末期時には口金部4内の温
度上昇により温度保護素子16,17が溶断し回路のコ
ンデンサ予熱電流が完全に遮断され、口金部4の焼損は
防止できた。比較のために図7に示すような温度保護素
子を取り付けた蛍光ランプを3灯直列接続して高周波イ
ンバータ点灯回路と組み合わせて点灯試験した結果、ラ
ンプ寿命末期には完全にコンデンサ予熱電流が遮断され
ないために口金部が焼損することがわかった。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明は、口金部を大型
化することなく、電極封止部近傍に温度保護素子を組み
込むことができ、かつ商品性を損なわない外観を有する
蛍光ランプを提供することができ、また蛍光管と温度保
護素子と口金部との固着作業を簡素化できる蛍光ランプ
の製造方法、および寿命末期の口金部の焼損を防止する
ことのできる照明装置を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の蛍光ランプの正面図
【図2】同じく要部概略図
【図3】同じく口金部、蓋、温度保護素子を説明するた
めの図
【図4】同じく口金部の平面図
【図5】本発明の一実施形態である蛍光ランプの製造方
法における接着剤の注入を説明するための図
【図6】本発明の一実施形態である蛍光ランプを用いた
照明装置の概略を示す図
【図7】比較例の概略を示す図
【符号の説明】
1 蛍光管 2,3 電極 4 口金部 10,11,12,13 リード線 16,17 温度保護素子 20,21 収納部 24,25 蓋板 26,27 空間部 29 隙間 31 シリコン接着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に一対の電極を有し、かつ両端部に
    前記電極が封止された電極封止部を有する蛍光管と、前
    記蛍光管を固定保持する合成樹脂からなる口金とを備
    え、前記電極封止部は前記口金部によって包囲されてい
    るとともに、前記口金部は、前記電極封止部が近接する
    位置に前記温度保護素子をそれぞれ収納するための収納
    部を有し、前記蛍光管のリード線は、前記収納部に収納
    された温度保護素子に接続されていることを特徴とする
    蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 前記口金部に前記蛍光管と前記温度保護
    素子とが樹脂材料で固着されていることを特徴とする請
    求項1記載の蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 前記口金部に、前記収納部と、前記蛍光
    管を固定保持するための空間部とを連通する連通部を有
    していることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれ
    かに記載の蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 前記収納部の開口部が蓋板にて閉塞され
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
    に記載の蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 内部に一対の電極を有し、かつ両端部に
    前記電極が封止された電極封止部を有する蛍光管と、前
    記蛍光管を固定保持する合成樹脂からなる口金とを備
    え、前記電極封止部は前記口金部によって包囲されてい
    るとともに、前記口金部は、前記電極封止部が近接する
    位置に前記温度保護素子をそれぞれ収納するための収納
    部を有し、前記蛍光管のリード線は、前記収納部に収納
    された温度保護素子に接続されている蛍光ランプの製造
    方法であって、前記口金部に、前記収納部と、前記蛍光
    管を固定保持するための空間部とを連通する連通部を有
    しており、前記収納部に前記温度保護素子を収納し、前
    記空間部に前記蛍光管を挿入した後、樹脂材料によって
    前記温度保護素子と前記蛍光管とを前記口金部に固着し
    たことを特徴とする蛍光ランプの製造方法。
  6. 【請求項6】 内部に一対の電極を有し、かつ両端部に
    前記電極が封止された電極封止部を有する蛍光管と、前
    記蛍光管を固定保持する合成樹脂からなる口金とを備
    え、前記電極封止部は前記口金部によって包囲されてい
    るとともに、前記口金部は、前記電極封止部が近接する
    位置に前記温度保護素子をそれぞれ収納するための収納
    部を有し、前記蛍光管のリード線は、前記収納部に収納
    された温度保護素子に接続されている蛍光ランプの製造
    方法であって、前記口金部に、前記収納部と、前記蛍光
    管を固定保持するための空間部とを連通する連通部を有
    しており、前記収納部に前記温度保護素子を収納した
    後、前記空間部内に樹脂材料を注入し、前記空間部に前
    記蛍光管を挿入して、前記温度保護素子と前記蛍光管と
    を前記口金部に固着したことを特徴とする蛍光ランプの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    蛍光ランプを複数本直列接続するとともに高周波インバ
    ータ点灯回路と組み合わせたことを特徴とする照明装
    置。
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