JP3293612B2 - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

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JP3293612B2
JP3293612B2 JP2000171551A JP2000171551A JP3293612B2 JP 3293612 B2 JP3293612 B2 JP 3293612B2 JP 2000171551 A JP2000171551 A JP 2000171551A JP 2000171551 A JP2000171551 A JP 2000171551A JP 3293612 B2 JP3293612 B2 JP 3293612B2
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保夫 窪木
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/56One or more circuit elements structurally associated with the lamp
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/50Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
    • H01J5/54Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、蛍光ランプの寿命末期に電極
フィラメントコイルに充填された電子放射物質が全て損
耗すると、陰極降下電圧が上昇して電極での消費電力が
増大して、蛍光管端部の電極封止部近傍の温度が過度に
上昇し、発熱が生じる場合がある。このような温度上昇
や過度の発熱等の不具合の発生を防止する手段として、
蛍光管端部近傍に温度ヒューズ等を設け、蛍光管端部に
生じた過度の発熱によって、この温度ヒューズを溶断し
て点灯回路を遮断することが知られている(特開平2―
192650号公報、特開平4―61740号公報)。
【0003】近年、電球代替用等の省エネルギー光源と
して管径の細い片口金形のコンパクト形蛍光ランプが開
発・展開されている。このような蛍光ランプを高周波電
子回路で点灯させると、ランプ寿命末期において電子放
射物質が全て損耗してランプ点灯が不能となっても、電
子回路方式によっては電極フィラメントコイルに予熱電
流を流し続ける場合がある。
【0004】このような場合、電極フィラメントコイル
を保持している電極リード線間でのアーク放電等の発生
により電極封止部のガラス温度が過度に上昇して絶縁破
壊を起こし、前記電極リード線間のガラスに予熱電流が
流れて電極封止部温度が過度に上昇する、という問題が
発生する。
【0005】片口金形蛍光ランプの場合には、電極封止
部の温度上昇が特に著しく、樹脂材料からなる口金が熱
により変形することがある。通常、かかる温度上昇を防
止するために高周波電子回路には、電極の電子放射物質
の全ての損耗を検知して電子回路の動作を停止する、と
いういわゆる保護回路が設けられている。しかしなが
ら、かかる保護回路が設けられていても、ごく稀にでは
あるが保護回路が機能せずに上記の口金変形等の問題が
発生するときがある。従来技術においては、このような
口金変形等をもたらす電極封止部の温度上昇を確実に防
止する手段として、口金の内部に温度ヒューズ等の温度
保護素子を電極外部リード線に直列に接続して設けるこ
とが知られている(特開平10−188906号公報、
特開平11−111231号公報)。
【0006】図33は、かかる従来技術による片口金形
蛍光ランプの構成の一例を示している。内部に一対の電
極を有する蛍光管137(外径約17mm)は4本の直
管ガラス138,139,140,141が内部に一つ
の放電路を形成するように接合されているものである。
この蛍光管137の管端部には口金142が設けられて
おり、この口金142内において、温度ヒューズである
温度保護素子143が蛍光管137から導出された電極
リード線144と口金接触ピン端子145との間にかし
めによって接続されて設けられている。
【0007】従来、片口金形蛍光ランプとして、上述の
4本直管タイプの他に2本、6本および8本直管タイプ
が知られている。このうち、例えば図33に示すよう
に、温度保護素子(以下、温度ヒューズという)を装備
した4本直管タイプの片口金形蛍光ランプに関しては、
図34に示すように、口金142は通常主に樹脂材料か
らなる2つの発光管保持部品146および口金本体14
7から構成されている。
【0008】この場合、蛍光ランプの製造工程は、蛍光
管137の4つの管端部を蛍光管保持部品146の円孔
部に挿入してシリコン樹脂等の接着剤で固定し、次いで
温度ヒューズ143の一端部と電極リード線144の一
端部とを接続して、発光管保持部品146と口金本体1
47とを固着して、残り3つの電極リード線148,1
49,150および温度ヒューズ143の他端部を、口
金本体147の口金接触ピン端子151,152,15
3,145に半田あるいはかしめ加工により接続する、
という工程からなっている。また、他の2本、6本及び
8本直管タイプ(蛍光管の外径約12mmあるいは約1
7mm)に関しても、その口金は基本的に上記4本直管
タイプと同様の2つの部品から構成されており、またそ
の口金組立工程も基本的に同様なものである。
【0009】一方、2本直管タイプの高ワット品種(発
光管の外径約20mm、ランプ電力28W、36W、5
5W及び96W)のなかには、図35,図36,図37
に示すように、口金154が口金本体155と2つの蓋
用部品156,157と2つの温度ヒューズ158,1
59とを装備しているランプが提案されている。
【0010】この場合の蛍光ランプの製造工程は、温度
ヒューズ158,159を口金本体155内の所定の位
置に収納した後、温度ヒューズ158,159のそれぞ
れ一方のリード線を口金接触ピン端子160,161に
挿入し、併せて蛍光管164から導出している電極リー
ド線166,167を口金接触ピン端子163,162
にそれぞれ挿入する。そして、蛍光管164を口金本体
155にシリコン接着剤等で固定する。次いで口金接触
ピン端子160,161,162,163に挿入された
電極リード線166,167および温度ヒューズ15
8,159の一方のリード線とを口金接触ピン端子16
0,161,162,163にそれぞれかしめ接続す
る。さらに、電極リード線165,168と温度ヒュー
ズ158,159の他方のリード線とを別部材である金
属製のかしめ端子169で接続して、その接続部分を口
金本体155の内部に挿入し、口金本体155に2つの
蓋用部品156,157を装着するという工程からなっ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】例えば、温度ヒューズ
を用いていない従来の蛍光ランプの場合、電極リード線
は、口金装着時において、口金接触ピン端子に導かれる
よう真っ直ぐに整えられており、このため、蛍光管の端
部を口金内に挿入する際、電極リード線は相応する口金
接触ピン端子にそれぞれ自然に導かれ挿入されることと
なる。したがって、温度ヒューズを装備していない従来
の蛍光ランプでは、通常、蛍光管の製造から口金組立工
程まで一連の自動製造設備等による量産が容易であり、
それだけランプの製造コストを低くすることができる。
【0012】しかしながら上述の温度ヒューズを用いた
従来の蛍光ランプにおいては、その製造工程において、
蛍光管からの電極リード線と口金接触ピン端子との間に
温度ヒューズのリード線を自動化によって接続すること
が困難であり、これらの接続は手作業によって行わなけ
ればならず、その結果、ランプ製造コストが増大してし
まう問題がある。
【0013】今後の省エネルギー時代を迎えて、電球代
替用の省エネルギー光源として安全で普及価格の片口金
形蛍光ランプを市場に供給するためには、温度ヒューズ
を装備したランプの製造コストの低減が課題である。
【0014】本発明は、温度ヒューズを装備した蛍光ラ
ンプに関して、従来に比し蛍光ランプの製造工程を削減
・容易にできるとともに、一連の自動製造設備等による
ランプ量産を容易に実現することができ、蛍光ランプ製
造にかかる製造コストを大幅に低減することができ、ラ
ンプ寿命末期における過度の温度上昇にともなって、装
備されている温度ヒューズが確実に溶断させることがで
き、高い安全性を備えた蛍光ランプを提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプは、
内部に一対の電極を有する蛍光管と、前記蛍光管が固定
された口金とを備え、前記口金は、リード板を有しかつ
前記口金外部に導出した口金接触ピン端子と、別のリー
ド板を有しかつ前記蛍光管の電極リード線が接続された
接続端子と、前記口金接触ピン端子のリード板と前記接
続端子の別のリード板との間を介して接続された温度保
護素子とからなる電力導入体が設けられ、自動組立が可
能なように前記温度保護素子を備えた前記電力導入体が
前記口金に固定された構成を有する。
【0016】これにより、従来に比し蛍光ランプの製造
工程を削減・容易にできるとともに、一連の自動製造設
備等によるランプ量産を容易に実現することができ、蛍
光ランプ製造にかかる製造コストを大幅に低減すること
ができる。また、ランプ寿命末期における過度の温度上
昇にともなって、装備されている温度ヒューズが確実に
溶断させることができ、高い安全性を備えた蛍光ランプ
を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態である2本直管タイプの高ワット品種の片口金形蛍光
ランプを示す。蛍光管1は、2本の直管ガラス管2,3
を、いわゆるブリッジ接合部4によって、両管端部に設
けた電極フィラメントコイル5,6間において内部に一
つの放電路を形成するように接続したものである。蛍光
管1の両管端部にはガラス製の電極ステム7,8がそれ
ぞれ封着されており、電極ステム7,8には電極フィラ
メントコイル5,6をそれぞれ保持した4本の電極リー
ド線9,10,11,12が封止・固着されており、電
極リード線9,10,11,12は蛍光管1の外部へと
導出されている。蛍光管1の内部にはアルゴン等の希ガ
スと水銀が封入されているとともに、内面には蛍光体が
塗布されている。完成ランプとしてはかかる蛍光管1の
両管端部に口金13がシリコン樹脂等の接着剤(図示せ
ず)によって固定されている。
【0018】図2、図3、図4に示す口金13は、口金
本体14と蓋用部品15,16から構成されている。口
金本体14は、ポリエチレンテレフタレート(以下、P
ETという)等の樹脂材料からなり、電力導入体17が
固定されている。図5に示すように、電力導入体17は
少なくとも3つの金属部品、すなわち、口金13外部に
導出され、外部電子点灯回路等からのリード線が接続さ
れる4本の口金接触ピン端子18,19,20,21
と、融点168℃の低融点金属からなる温度保護素子
(以下、温度ヒューズという)22,23と、蛍光管1
から導出された電極リード線9,12が接続されるピン
形の接続端子24,25とから構成されている(なお、
図5においては、一方の電力導入体17を示している。
他方の電力導入体17も同様な構成である)。
【0019】電力導入体17は、口金接触ピン端子1
8,21と接続端子24,25との間に温度ヒューズ2
2,23を介して接続された構成を有している。口金接
触ピン端子18,21と接続端子24,25との接続を
一層容易に行うために、口金接触ピン端子18,21と
接続端子24,25のそれぞれにリード板18a,21
aと別のリード板24a,25aが一体成型加工により
取り付けられている。この口金接触ピン端子18,21
とリード板18a,21aおよび接続端子24,25と
リード板24a,25aは、それぞれ真ちゅうあるいは
ニッケル等の金属材料から一体成型金属部品として作ら
れている。温度ヒューズ22,23のそれぞれの両端部
は、リード板18a,24a,21a,25aの一端部
にそれぞれ接続される。ここで、温度ヒューズ22,2
3は低融点金属、いわゆる半田であるので、リード板1
8a,24a,21a,25aとの電気的接続は、半田
付け工程により容易に行うことができる。
【0020】また、本実施形態において口金13は、口
金13の成型の際、電力導入体17の一部、すなわち、
電力導入体17の内、外部の電子点灯回路や、電極リー
ド線9,12等との接続を妨げない箇所を口金内に埋設
して一体成型されている。
【0021】口金13を形成するひとつの製造工程とし
ては、口金本体14の樹脂成型工程において、口金本体
14となる樹脂成型加工と同時に口金接触ピン端子1
8,19,20,21と接続端子24,25とが口金本
体14と一体部品の形で固着・形成される。次いで温度
ヒューズ22,23がリード板18a,21a,24
a,25aの端部に半田付けする、という工程を用いれ
ばよい。
【0022】なお、他の製造工程としては、口金本体1
4が樹脂成型加工により形成された後、口金本体14に
電力導入体17となる口金接触ピン端子18,19,2
0,21、接続端子24,25を所定位置に圧入・装着
して口金本体14を完成させる。次いで温度ヒューズ2
2,23をリード板18a,21a,24a,25aの
一端部にそれぞれ半田付けする、という工程を通じて形
成してもよい。なお、温度ヒューズ22,23は予め口
金13内に半田付けして設けておいてもよいし、後述す
る蛍光ランプの製造工程(a)あるいは(b)の後に半
田付けしてもよい。
【0023】蓋用部品15,16はPET等の樹脂材料
からなり、図2に示すように、口金本体14内の温度ヒ
ューズ22,23や接続端子24,25等が外部から見
えないよう遮蔽するためのものである。これにより、口
金内のリード板等の部品や配線箇所が遮蔽され見えなく
なるので、商品価値を損なわない蛍光ランプを得ること
ができる。なお、本実施形態では図1〜図4に示すよう
に2つの蓋用部品15,16を用いたが、後述するよう
に蓋用部品15,16を一つの部品に成型したものを用
いてもよい。
【0024】このように、口金接触ピン端子および接続
端子の少なくとも一部、または口金接触ピン端子および
接続端子にそれぞれ設けられたリードの少なくとも一
部が口金内に埋設して設けられた構成を備えた本実施形
態によれば、口金接触ピン端子18,19,20,2
1、温度ヒューズ22,23、接続端子24,25とか
らなる電力導入体17が予め口金13内に配線されてい
るため、温度ヒューズを用いていない蛍光ランプと同様
な工程で、温度ヒューズを用いた蛍光ランプを得ること
ができ、温度ヒューズを用いた従来の蛍光ランプの製造
工程に比して、蛍光ランプの製造工程を削減・容易にで
きるとともに、自動化によるランプ量産を容易に実現す
ることができ、蛍光ランプ製造にかかる製造コストを大
幅に低減することができる。
【0025】なお、本実施形態における蛍光ランプの製
造工程としては、(a)蛍光管1の管端部を口金本体1
4に装着して、蛍光管1の管端部と口金本体14との隙
間にシリコン樹脂等の接着剤(図示せず)を注入するこ
とによって固定する。この装着時に、2本の電極リード
線9,12をそれぞれ接続端子24,25に挿入し、ま
た他の2本の電極リード線10,11をそれぞれ口金接
触ピン端子19,20に挿入し、(b)それぞれの端子
19,20,24,25をかしめることにより電極リー
ド線9,10,11,12をそれぞれの端子19,2
0,24,25に接続する。(c)その後、口金本体1
4に蓋用部品15,16をそれぞれ装着する、という工
程からなっている。なお、温度ヒューズ22,23を口
金本体14の反蛍光管1側から挿入し、それぞれのリー
ド板18a,24a,21a,25aに接続するように
してもよい。
【0026】次に、図6、図7に示す本発明の第2の実
施の形態である蛍光ランプにかかる口金26について説
明する。
【0027】口金26は上記第1の実施形態における口
金13において、口金本体27に電極リード線10,1
1が接続される接続端子28,29が設けられ、この接
続端子28,29が口金接触ピン端子30,31とリー
ド板32,33を介して一体成型された別の電力導入体
34が形成されたものである。
【0028】なお、その他の口金構造及び組立工程は、
上記第1の実施形態と基本的に同じである。
【0029】次に、図8、図9、図10に示す本発明の
第3の実施の形態である蛍光ランプにかかる口金35に
ついて説明する。
【0030】口金35は、4本の口金接触ピン端子3
6,37,38,39が直線的に配列して設けられたも
のである。口金接触ピン端子36,37,38,39が
直線的に配列されたことにともない、接続端子40,4
1、口金接触ピン端子37,38、リード板37a,3
8a、蓋用部品15,16等の形状や取付位置等を適切
に変更したものである。電極リード線9,12は接続端
子40,41に、また、電極リード線10,11は口金
接触ピン端子36,39にそれぞれ挿入され接続されて
いる。
【0031】次に、図12に示す本発明の第4の実施の
形態である6本直管タイプの片口金形蛍光ランプについ
て説明する。
【0032】本実施形態における蛍光管47は、6本の
直管ガラス管48,49,50,51,52,53をブ
リッジ接合によって、両管端部に設けた電極フィラメン
トコイル54,55間において内部に一つの放電路を形
成するように接続したものである。4本の電極リード線
56,57,58,59は外部に導出されている。この
蛍光管47は上記各実施形態と同様に、口金60にシリ
コン樹脂等の接着剤(図示せず)によって固定されてい
る。
【0033】図13、図14、図15に示す口金60
は、蛍光管保持部品61と口金本体62とから構成され
ている。蛍光管保持部品61はPET等の樹脂材料から
なり、蛍光管47を接着剤等により固定保持するもので
ある。口金本体62は、PET等の樹脂材料からなり、
電力導入体63が一体成型加工により固定されている。
【0034】図14に示すように、電力導入体63は上
記各実施形態と同様に4本の口金接触ピン端子64,6
5,66,67と、温度ヒューズ68,69と、電極リ
ード線56,59が接続されるピン形の接続端子70,
71とから構成されている。なお、接続端子70,71
は蛍光管47側へ延在するように設けられている。
【0035】電力導入体63は、口金接触ピン端子6
4,67と接続端子70,71との間に温度ヒューズ6
8,69が介して接続された構成を有している。口金接
触ピン端子64,67と接続端子70,71との接続を
一層容易に行うために、口金接触ピン端子64,67と
接続端子70,71のそれぞれにリード板64a,70
a,71a,67aが一体成型加工により取り付けられ
ている。そして、温度ヒューズ68,69とリード板6
4a,70a,71a,67aとの電気的接続は、半田
付け工程により容易に行うことができる。
【0036】口金本体62を形成するひとつの製造工程
としては、上記第1の実施形態と同様に、口金本体62
の樹脂成型工程において、口金本体62となる樹脂成型
加工と同時に口金接触ピン端子64,65,66,67
と接続端子70,71とが口金本体62と一体部品の形
で固着・形成される。次いで温度ヒューズ68,69が
リード板64a,70a,67a,71aの端部に半田
付けする、という工程を用いればよい。
【0037】なお、他の製造工程としては、口金本体6
2が樹脂成型加工により形成された後、口金本体62に
電力導入体63となる口金接触ピン端子64,65,6
6,67、接続端子70,71を所定位置に圧入・装着
して口金本体62を完成させる。次いで温度ヒューズ6
8,69をリード板64a,70a,67a,71aの
一端部にそれぞれ半田付けする、という工程を通じて形
成してもよい。なお、温度ヒューズ68,69は予め口
金13内に半田付けして設けておいてもよいし、後述す
る蛍光ランプの製造工程(a)あるいは(b)の後に半
田付けしてもよい。
【0038】なお、本実施形態における蛍光ランプの製
造工程としては、(a)蛍光管47の管端部を蛍光管保
持部品61に装着してシリコン樹脂等の接着剤によって
固定する。(b)電極リード線56,59をそれぞれ接
続端子70,71に挿入するとともに、電極リード線5
7,58をそれぞれ口金接触ピン端子65,66に挿入
し、それぞれの端子70,71,65,66をかしめる
ことにより電極リード線56,57,58,59をそれ
ぞれの端子70,71,65,66に接続し、(c)蛍
光管保持部品61を口金本体62に装着する、という工
程からなっている。
【0039】次に、図16、図17、図18に示す本発
明の第5の実施の形態である蛍光ランプにかかる口金7
2について説明する。
【0040】口金72は、口金72が3つの部品、すな
わち蛍光管保持部品61、口金本体62、PET等の樹
脂材料からなる蓋用部品73から構成されており、ま
た、電力導入体81、すなわち口金接触ピン端子74,
75,76,77、接続端子78,79、リード板74
a,78a,77a,79a、温度ヒューズ80の形状
と取付位置等を図に示すように構成したものである。
【0041】本実施形態の蛍光ランプの製造工程として
は、蛍光管保持部品61に保持された蛍光管47の電極
リード線56,59を接続端子78,79に、かつ電極
リード線57,58を口金接触ピン端子75,76にそ
れぞれ挿入しつつ蛍光管保持部品61に口金本体62を
装着した後、4本の電極リード線56,57,58,5
9をそれぞれ対応する端子にかしめ接続すればよい。そ
して、蓋用部品73を口金本体62に装着し、接続端子
78,79等を見えないよう遮蔽する工程が付加され
る。
【0042】図19に示す、本発明の第6の実施の形態
である蛍光ランプにかかる口金82について説明する。
【0043】口金82は上記第6の実施形態における口
金本体62において、接続端子83,84が設けられて
いるとともに、この接続端子83,84が口金接触ピン
端子75,76にリード板85,86を介して接続され
た別の電力導入体34が設けられたものである。
【0044】次に図20、図21、図22,図23,図
24に示す本発明の第7の実施の形態である蛍光ランプ
に係る口金87について説明する。
【0045】口金87は、口金本体88と蓋用部品89
から構成されており、2種類の電力導入体90,91が
形成・固定されている。図23(a),(b)に示すよ
うに、電力導入体90,91は少なくとも3つの主要金
属部品、すなわち、口金87外部に導出され、外部電子
点灯回路等からのリード線が接続される4本の口金接触
ピン端子92,93,94,95と、温度ヒューズとい
う22,23と、蛍光管1から導出された電極リード線
9,10,11,12が接続されるスリット形の接続端
子96,97,98,99と、から構成されている。
【0046】電力導入体90は、口金接触ピン端子9
2,95と接続端子96,99との間に温度ヒューズ2
2,23を介して接続された構成を有している。口金接
触ピン端子92,95はそれぞれのリード板92a,9
5aとかしめ加工により取り付けられ、また接続端子9
6,99のそれぞれにリード板96a,99aが一体成
型加工部品として取り付けられている。温度ヒューズ2
2等の両端部は、リード板92a,96a等の他端部に
設けられたスリット形あるいは溝形などの形状の別の接
続端子92b,96b等にそれぞれ接続される(温度ヒ
ューズ23も同様にリード板95a,99aの他端部の
接続端子に接続している)。ここで、リード板92a,
96a,95a,99aとの電気的接続は、温度ヒュー
ズ端部をそれぞれのリード板の他端部の接続端子92
b,96b等に挿入してかしめた後に半田付け工程によ
り容易に行うことができる。
【0047】一方、電力導入体91は、口金接触ピン端
子93,94と接続端子97,98がリード板97a,
98aを介して接続された構成を有している。ここで、
接続端子97,98とリード板97a,98aは一体成
型加工部品として作られており、口金接触ピン端子9
3,94はリード板97a,98aの他端部にかしめ工
程により取り付けられている。
【0048】口金本体88には、温度ヒューズ22,2
3が収納される収納穴100,101が形成されてい
る。温度ヒューズ22,23が接続される口金接触ピン
端子92,95および接続端子96,99は、口金接触
ピン端子92,95のリード板92a,95aおよび接
続端子96,99のリード板96a,99aのうち温度
ヒューズ22,23が接続される端部が収納穴100,
101内に位置するよう口金本体88に埋設されてお
り、温度ヒューズ22,23は、収納穴100,101
内に収納されて口金接触ピン端子92,95のリード板
92a,95aおよび接続端子96,99のリード板9
6a,99aの端部にそれぞれ接続されている。なお、
平面図において各リード板のうち口金本体に埋設された
部分を破線で示している。
【0049】図25に示すように、蓋用部品89は、口
金本体88の内部の温度ヒューズ22,23や接続端子
96,97,98,99等を外部から遮蔽し、商品価値
を損なわないようにするために設けられている。この蓋
用部品89は、口金本体88と係止片(図示せず)で互
いに係止しあって装着でき容易に装着することができ
る。また、蓋用部品89の内面には接続端子96,9
7,98,99のスリット形端子の先端部分をはめ込む
ための溝部102,103,104,105が形成され
ている。これによりランプ運送時などにリード線9,1
0,11,12が接続端子96,97,98,99から
抜けてしまうことを防止することができる。蓋用部品8
9は、口金本体88にはめ込むだけの装着ができるの
で、自動製造設備によるランプ組立工程が容易に実現さ
れる。
【0050】また、図24に示すように、収納穴10
0,101は口金本体88と同じ樹脂材料からなる収納
蓋100a,101aで超音波封着加工などによりほぼ
密閉されている。これは、ランプ寿命中での比較的高温
(約120℃)の雰囲気内に晒される温度ヒューズ2
2,23の表面の酸化を防止して、寿命末期時の過度の
温度上昇に対して温度ヒューズ22,23を確実に溶断
させ保護素子として機能させるためである。本発明者の
検討結果によると、温度ヒューズ22,23を口金13
の単に開放された雰囲気内に装備すると、ランプ寿命中
にその表面が酸化されてPbO,SnOなどの金属酸化
層が形成されてしまい、過度の温度上昇に対して内部の
温度ヒューズ金属自体は溶けるが表面の酸化層は溶融し
ないので、温度ヒューズとして機能しない場合があるこ
とがわかった。更に、温度ヒューズ22,23の酸化を
一層確実に防止するには、収納穴100,101のなか
に松脂などの還元物質(図示せず)の封入が有効である
ことも確かめた。
【0051】接続端子96,97,98,99としてス
リット形端子を用いることにより、自動製造設備による
電極リード線9,10,11,12と接続端子96,9
7,98,99との接続が容易となった。なお、前記の
ように、温度ヒューズ22,23とリード板92a,9
6a,99a,95aとが接続される接続端子の端部9
2b,96bをスリット形状等にすることにより、自動
製造設備によるこれらの接続が容易になる。この場合、
電力導入体91と、電力導入体90のうち接続端子9
6,99とリード板92a,95a,96a,99aお
よびその他端部の接続端子92b,96b等の金属部品
は、図26に示すように1枚の金属板から打抜き・成型
加工で作られている。これにより、後述する口金本体8
8の樹脂成型加工と同時に、これら金属部品を口金本体
88の一体部品として固着・形成するのが容易となる。
なお、口金本体88は、埋設された金属部品のうち不要
部分を切断して完成する。また図26は一方の金属部品
を示しており、他方の金属部品も同様の構造である。
【0052】口金87を製造するひとつの工程として
は、口金本体88の樹脂成型工程において、口金本体8
8となる樹脂成型加工と同時に、電力導入体90,91
となる口金接触ピン端子92,93,94,95および
接続端子96,97,98,99と、リード板92a,
96a,99a,95aおよびその他端部の接続端子9
2b,96b等が口金本体88と一体部品の形で固着・
形成される。次いで、温度ヒューズ22,23をリード
板92a,96a,95a,99aの他端部の接続端子
92b,96b等にかしめて半田付けする、という工程
を用いればよい。
【0053】また、他の口金87の製造工程としては、
口金本体88の樹脂成型工程において、口金本体88と
なる樹脂成型加工と同時に、接続端子96,97,9
8,99と、リード板92a,96a,95a,99a
およびその他端部の接続端子92b,96b等が口金本
体14と一体部品の形で固着・形成される。次いで、口
金接触ピン端子92,93,94,95を口金本体88
の所定位置に圧入・装着して、それぞれをリード板92
a,93a,94a,95aの一端部にかしめ固定して
接続するそして、温度ヒューズ22,23をリード板9
2a,96a,95a,99aの他端部の接続端子92
b,96b等にそれぞれかしめて半田付けする、という
工程を通じて形成してもよい。但し、温度ヒューズ2
2,23は予め口金本体88にかしめ半田付けして装備
しておいてもよいし、後述する蛍光ランプの製造工程
(a)の後にかしめて半田付けしてもよい。
【0054】なお、本実施形態における蛍光ランプの製
造工程としては、(a)蛍光管1の管端部を口金本体8
8に装着してシリコン樹脂等の接着剤(図示せず)によ
って固定する。この装着時に、4本の電極リード線9,
10,11,12をそれぞれスリット形の接続端子9
6,97,98,99に接続し、(b)その後、口金本
体88に蓋用部品89を装着するという工程からなって
いる。
【0055】このように本実施形態によれば、口金接触
ピン端子92,93,94,95、温度ヒューズ22,
23、スリット形の接続端子96,97,98,99な
どからなる電力導入体90,91が予め口金本体88内
に配線されているため、このような口金を用いることに
より、温度ヒューズを用いていない従来の蛍光ランプと
同様な工程で、温度ヒューズを用いた蛍光ランプを製造
することができ、温度ヒューズを用いた従来の蛍光ラン
プの製造工程に比して、蛍光ランプの製造工程のうち手
作業の工程を削減できるとともに、従来手作業であった
工程を自動化によって容易に行えるとともに、自動化に
よるランプ量産を容易に実現することができ、蛍光ラン
プ製造にかかる製造コストを大幅に低減することができ
る。更に、温度ヒューズ22,23は閉塞された収納穴
100,101にほぼ密閉されて装備されているので、
温度ヒューズ22,23はランプ寿命中の酸化が防止さ
れて、ランプ寿命末期時の過度の温度上昇に対して確実
に溶断・機能して、よって高い安全性を備えた蛍光ラン
プが得られる。
【0056】次に、図27,図28,図29に示す本発
明の第8の実施の形態である蛍光ランプにかかる口金1
06について説明する。
【0057】口金106は、口金本体107と蓋用部品
107aから構成されている。口金本体107は、電力
導入体108,109を構成している4本の口金接触ピ
ン端子110,111,112,113が直線的に配列
して設けられたものである。口金接触ピン端子110,
111,112,113が直線的に配列されたことにと
もない、口金接触ピン端子110,111,112,1
13と、温度ヒューズ114,115と、スリット形の
接続端子116,117,118,119、リード板1
10a,113a,116a,117a,118a,1
19aと、蓋用部品109等の形状や取付位置等を適切
に変更したものである。電極リード線9,10,11,
12は接続端子116,117,118,119に接続
されている。温度ヒューズ114,115はそれぞれ閉
塞された収納穴120,121内に装備され、更に収納
穴120,121は収納蓋122によりほぼ密閉されて
いる(収納穴121も同様にほぼ密閉されている)。ま
た、温度ヒューズ114,115は、上記第7の実施形
態と同様に、リード板110a,116a,113a,
119aの他端部に設けられた接続端子にかしめ半田付
けされている。
【0058】なお、その他の口金構造、成型および組立
工程は、上記第7の実施形態と基本的に同じである。
【0059】次に、本発明の第9の実施の形態である6
本直管タイプの片口金形蛍光ランプについて説明する。
なお、基本的構成は上記第4の実施形態と同様である。
【0060】図30,図31,図32に示すように口金
本体135は、電力導入体123,124を有し、この
電力導入体123,124は、上記各実施形態と同様
に、少なくとも4本の口金接触ピン端子125,12
6,127,128と、温度ヒューズ129,130
と、電極リード線56,57,58,59が接続される
スリット形の接続端子131,132,133,134
とから構成されている。
【0061】電力導入体123は、口金接触ピン端子1
25,128と接続端子131,134との間に温度ヒ
ューズ129,130が介して接続された構成を有して
いる。口金接触ピン端子125,128と接続端子13
1,134との接続を一層容易に行うために、口金接触
ピン端子125,128と接続端子131,134のそ
れぞれにリード板125a,128aと131a,13
4aが上記各実施形態と同様に設けられている。そし
て、温度ヒューズ129は、リード板125a,131
aの他端部に設けられたスリット形あるいは溝形などの
接続端子125b,131bにかしめ半田付けされてい
る(温度ヒューズ130もリード板128a,134a
の他端部に同様にかしめ半田付けされている)。
【0062】一方、電力導入体124は、口金接触ピン
端子126,127と接続端子132,133がリード
板132a,133aを介して接続された構成を有して
いる。ここで、接続端子132,133とリード板13
2a,133aはそれぞれ一体成型部品として作られて
おり、また口金接触ピン端子126,127はリード板
132a,133aの一端部とかしめ工程により取り付
けられている。
【0063】電力導入体123の温度ヒューズ129,
130は、口金本体135に設けられた収納穴100,
101内に上述のとおり接続された状態で収納されてい
る。更にこれら収納穴100,101は同じ樹脂材料か
らなる収納蓋136で超音波封着工程によりほぼ密閉さ
れている。
【0064】また、口金本体135において電力導入体
123,124は、上記各実施形態と同様に口金本体1
35の成型の際、電力導入体123,124の一部、す
なわち、電力導入体123,124の内、外部の電子点
灯回路や、電極リード線等との接続を妨げない箇所を口
金内に埋設して一体成型されている。
【0065】なお、上記各実施形態では温度ヒューズ2
2,23,68,69,80,114,115,12
9,130を2つ用いるのが好ましいが、必ずしも2つ
である必要はなく、1つ、3つあるいは4つでもよい。
温度ヒューズを少なくとも2つ用いることが好ましい理
由としては、通常、片口金形蛍光ランプは、図11に示
すような電子点灯回路方式で点灯されており、ランプ4
2の4本の電極リード線のうち2本は高周波電子回路4
3に接続され、残り2本がコンデンサー44と接続され
ているためである。すなわち、ランプ寿命末期において
は、高周波電子回路43からランプ42への電圧印加を
遮断するのが好ましく、そのためには少なくとも1つの
温度ヒューズがランプ42と高周波電子回路43との間
に接続されることが必要であるが、仮に1つの温度ヒュ
ーズを用いるとランプ口金のソケット装着の極性によっ
ては、温度ヒューズはコンデンサー44との間に接続さ
れてしまう場合がある。したがって、図11に示すよう
な、2つの温度ヒューズ45,46を装備したランプで
あれば、ランプ口金のソケット挿入の極性の如何にかか
わらず常にランプ寿命末期に高周波電子回路43からの
電圧印加を遮断することができるからである。
【0066】なお、上記各実施形態においては2本およ
び6本の直管タイプの片口金形蛍光ランプについて説明
したが、その他の2本、4本及び8本直管タイプの片口
金形蛍光ランプにも同様に適用することができる。
【0067】また、上記各実施形態の片口金形蛍光ラン
プの寿命試験を行い、そのランプ寿命末期の状況を調べ
た。その結果、ランプ寿命末期における過度の温度上昇
に対して、装備されている温度ヒューズが確実に溶断す
ることが確認され、よって高い安全性が得られることが
わかった。
【0068】以上のように、上記各実施形態で示される
ような構成を備えることで、従来に比し蛍光ランプの製
造工程を削減・容易にできるとともに、一連の自動製造
設備等によるランプ量産を容易に実現することができ、
蛍光ランプ製造にかかる製造コストを大幅に低減するこ
とができる。また、ランプ寿命末期における過度の温度
上昇にともなって、装備されている温度ヒューズが確実
に溶断させることができ、高い安全性を備えた蛍光ラン
プを得ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明の蛍光ランプは、
従来に比し蛍光ランプの製造工程を削減・容易にできる
とともに、一連の自動製造設備等によるランプ量産を容
易に実現することができ、蛍光ランプ製造にかかる製造
コストを大幅に低減することができる。また、ランプ寿
命末期における過度の温度上昇にともなって、装備され
ている温度ヒューズが確実に溶断させることができ、高
い安全性を備えた蛍光ランプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である片口金形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
【図2】同じく要部切欠正面図
【図3】同じく口金の平面図
【図4】同じく口金の底面図
【図5】同じく電力導入体を示す斜視図
【図6】本発明の第2の実施形態である蛍光ランプの口
金の平面図
【図7】同じく口金の底面図
【図8】本発明の第3の実施形態である蛍光ランプの要
部切欠正面図
【図9】同じく口金の平面図
【図10】同じく口金の底面図
【図11】本発明の蛍光ランプを点灯回路従で点灯する
際の回路構成を説明するための図
【図12】本発明の第4の実施形態である蛍光ランプの
一部切欠斜視図
【図13 】同じく要部拡大正面図
【図14】同じく口金構造を説明するための図
【図15】同じく口金の一部切欠正面図
【図16】本発明の第5の実施形態である蛍光ランプの
要部拡大正面図
【図17】同じく口金構造を説明するための図
【図18】同じく口金の一部切欠正面図
【図19】本発明の第6の実施形態である蛍光ランプの
口金の平面図
【図20】本発明の第7の実施形態である蛍光ランプの
要部切欠正面図
【図21】同じく口金の平面図
【図22】同じく口金の底面図
【図23】(a)同じく電力導入体を示す斜視図(b)
同じく別の電力導入体を示す斜視図
【図24】同じく口金の要部拡大切欠正面図
【図25】同じく蓋用部品を示す正面図
【図26】同じく金属板を打ち抜いて形成した金属部品
を示す正面図
【図27】本発明の第8の実施形態である蛍光ランプの
要部切欠正面図
【図28】同じく口金の平面図
【図29】同じく口金の底面図
【図30】本発明の第9の実施形態である蛍光ランプの
要部切欠正面図
【図31】同じく口金の平面図
【図32】同じく口金の要部拡大切欠正面図
【図33】従来の蛍光ランプの一部切欠斜視図
【図34】同じく要部分解斜視図
【図35】同じく口金の切欠正面図
【図36】同じく蓋用部品の無い口金の平面図
【図37】同じく蓋用部品を取り付けた口金の平面図
【符号の説明】
1,47 蛍光管 9,10,11,12,56,57,58,59 電極
リード線 13,26,35,60,72,82,87,106
口金 15,16,73,89,107a 蓋用部品 17,63,81,90,108,123 電力導入体 34,91,109,124 別の電力導入体 18,19,20,21,30,31,36,37,3
8,39,64,65,66,67,74,75,7
6,77,92,93,94,95,110,111,
112,113、125,126,127,128 口
金接触ピン端子 18a,21a,24a,25a,32,33,37
a,38a,74a,77a,78a,79a,85,
86,92a,93a,94a,95a,96a,99
a,117a,118a,119a,110a,113
a,116a,125a,128a,131a,132
a,133a,134a リード板 22,23,45,46,68,69,80,114,
115,129,130 温度保護素子 24,25,28,29,40,41,70,71,7
8,79,83,84,96,97,98,99,11
6,117,118,119,131,132,13
3,134 接続端子 100,101,120,121 収納穴 100a,101a,122 収納蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東野 宏昭 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (72)発明者 平井 健治 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−240178(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 5/50 H01J 61/54 H01J 61/56 F21S 2/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に一対の電極を有する蛍光管と、前
    記蛍光管が固定された口金とを備え、前記口金は、リー
    ド板を有しかつ前記口金外部に導出した口金接触ピン端
    子と、別のリード板を有しかつ前記蛍光管の電極リード
    線が接続された接続端子と、前記口金接触ピン端子のリ
    ード板と前記接続端子の別のリード板との間を介して接
    続された温度保護素子とからなる電力導入体が設けら
    、自動組立が可能なように前記温度保護素子を備えた
    前記電力導入体が前記口金に固定されていることを特徴
    とする蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 前記口金は、前記電力導入体を有してい
    るとともに、前記口金外部に導出した口金接触ピン端子
    と、前記蛍光管から導出された前記電極リード線に接続
    された接続端子と、前記口金接触ピン端子と前記接続端
    子との間を介して接続されたリード板とからなる別の電
    力導入体を有することを特徴とする請求項1記載の蛍光
    ランプ。
  3. 【請求項3】 前記口金は、前記温度保護素子と前記口
    金接触ピン端子および前記接続端子の前記リード板を遮
    蔽するための蓋用部品が設けられていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 前記口金接触ピン端子および前記接続端
    子の少なくとも一部、または前記口金接触ピン端子およ
    び前記接続端子にそれぞれ設けられたリードの少なく
    とも一部が前記口金内に埋設して設けられていることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蛍光
    ランプ。
  5. 【請求項5】 前記口金は、前記温度保護素子が収納さ
    れた収納穴を有し、前記口金接触ピン端子および前記接
    続端子は、前記口金接触ピン端子のリード板および前記
    接続端子のリード板のうち前記温度保護素子が接続され
    るべき端部が前記収納穴内に位置するよう前記口金に埋
    設されており、前記温度保護素子は、前記収納穴内に収
    納されているとともに前記温度保護素子が接続されるべ
    き前記口金接触ピン端子のリード板および前記接続端子
    のリード板の端部にそれぞれ接続されていることを特徴
    とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の蛍光ラン
    プ。
  6. 【請求項6】 前記収納穴は、収納蓋によって閉塞され
    ていることを特徴とする請求項5記載の蛍光ランプ。
  7. 【請求項7】 前記温度保護素子が収納された前記収納
    穴内に、還元物質である松脂が封入されていることを特
    徴とする請求項5記載の蛍光ランプ。
  8. 【請求項8】 前記電極リード線が接続された前記接続
    端子の接続部分がスリット形端子であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  9. 【請求項9】 前記別の電力導入体と、前記口金接触ピ
    ン端子が取り付けられるべき前記リード板と、前記接続
    端子に取付けられるべき前記別のリード板とが、金属板
    から一体部品の形で成型加工されたものであることを特
    徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の蛍光ラ
    ンプ。
  10. 【請求項10】 前記蓋用部品の内側に、前記スリット
    形の前記接続端子がはめ込まれるための溝部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項3記載の蛍光ランプ。
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