JP2000028078A - 輻射熱反射板 - Google Patents

輻射熱反射板

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JP2000028078A
JP2000028078A JP10192549A JP19254998A JP2000028078A JP 2000028078 A JP2000028078 A JP 2000028078A JP 10192549 A JP10192549 A JP 10192549A JP 19254998 A JP19254998 A JP 19254998A JP 2000028078 A JP2000028078 A JP 2000028078A
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JP
Japan
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sheet
metallic foil
transport pipe
metal foil
transport
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JP10192549A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ichimura
村 博 市
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ICHIMURA SANSO KK
Original Assignee
ICHIMURA SANSO KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/08Means for preventing radiation, e.g. with metal foil

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐久性に優れ、機械的強度に優れ、熱膨張性の
小さい、輻射熱反射板とすること。 【解決手段】鏡面を有する熱伝導率の低い金属箔の表面
に多数の凸起を形成した輻射熱反射板である。特に、前
記金属箔からなる輻射熱反射板を高温流体を輸送する金
属管の表面に3層以上に捲回して輻射熱の反射防止に使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、保温物体の表面
または高温流体・低温流体等を輸送する輸送管の表面に
巻き付ける金属箔からなる輻射熱反射板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鏡面の金属箔をラミネートした合
成樹脂シートの輻射熱反射板が一般的に知られている。
この金属箔としてはで熱伝導性のよいアルミニウム金属
箔が使用されている。また、冷房用媒体の輸送等に使用
される保温容器にも断熱材の表面にアルミニウム金属箔
を貼付けたものが使用されている。更に、魔法瓶等の保
温容器において、ガラスによって形成した二重管の内部
を真空にし、この壁面側を銀メッキして輻射熱を反射さ
せて、真空のみならず壁面によっても保温性を向上して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら輻射熱
反射板は軽量で、熱伝導性のよい金属箔が用いられてい
るが、機械的衝撃に弱く、耐久性に乏しく、長期間の使
用に耐えられるものではなかった。また、温泉湯等の高
温の流体を輸送する輸送管の表面に捲装したときに保温
性に問題があった。この発明の課題は、耐久性に優れ、
機械的強度に優れる金属箔からなる輻射熱反射板を提供
することである。また、他の課題は、内部管と保温管と
の二重にした輸送管の内部の輸送管および保温管の表面
に金属箔を数層に捲装し、この二重管の間を減圧真空に
した輻射熱の反射防止方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述事情に
鑑みてなされたものであって、鏡面を有する熱伝導率の
低い金属箔の表面に多数の凸起を形成してなる輻射熱反
射板によって前記課題は達成できる。また、高温流体を
輸送する輸送管の表面に前記金属箔からなる輻射熱反射
板を3層以上に捲回し、この金属箔間を減圧真空処理し
てなる輻射熱の反射防止方法によって前記課題は達成で
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の輻射熱反射板は、熱伝
導性の低い金属箔の表面が光沢を有する鏡面で形成さ
れ、この表面に凸起を形成してある。このような金属箔
として熱伝導性の悪いステンレス等を使用するからこの
輻射熱反射板を伝わって熱の放散を防止することができ
る。また、表面に鏡面を形成するから内面からの輻射熱
を充分に反射することができる。更に、輸送管の表面に
複数層に捲装し、金属箔間に凸起によって形成される隙
間を形成し、この隙間の空気を抜き真空にして捲装して
あるから、輸送管内の流体の温度変化を防止することが
できる。
【0006】この発明の輻射熱反射板は、熱伝導性の悪
い金属箔によって形成してあるからこの金属箔を伝達し
て熱の拡散を防止する。しかも、表面に多数の凸起を成
形加工してあるから積層したときこれら輻射熱反射板同
志の接触面積が小さく、熱の拡散を防止できる。且つ、
積層したとき金属箔間に隙間が形成され、この部分を減
圧真空処理して真空層が形成されるのでより以上の断熱
効果を発揮することができる。
【0007】この発明に使用する金属箔としては熱伝導
性が悪く、鏡面を形成することができ、物理的強度の優
れる金属板が好ましい。例えば、ステンレス箔である。
【0008】この発明の輻射熱反射板は、電子ビーム等
によるイオンプレーテイング方法によっても合成樹脂シ
ートを基板とし、その表面に金属原子を含有する非常に
薄い金属箔を製造することができる。例えば、合成樹脂
としてポリエステルフィルムやポリイミドフィルムを基
板として使用し、この表面に金属原子を付着させて鏡面
にした金属箔を製造することができる。
【0009】図1はこの発明の輻射熱反射板の斜視図で
ある。図2はこの発明の輻射熱反射板の断面図である。
図3は図1の輻射熱反射板を輸送管に捲装した状態を示
す概略斜視図である。図4は図3の輸送管の部分断面図
である。
【0010】1はステンレス等の熱伝導度の低い金属板
を圧延装置によって形成した金属箔シートで、これを更
にエンボシング装置によって凸起2を多数形成してあ
る。3は流体を輸送する輸送管で、この外周面に金属箔
シート1を数層に捲装してある。この外側に空気層を介
して保温管4を配置してある。この輸送管3と保温管4
との間の空気を吸引して、減圧真空処理を施す。このよ
うに形成することにより輸送管3の外表面に金属箔シー
ト1は密着し、これら金属箔シート1間は凸起2によっ
て隙間が形成され、真空になっている。
【0011】この発明の輻射熱反射板は、凹凸のある金
属箔シート1に形成しているからこの金属箔シート1を
輸送管1の外周に巻回して積層した状態では金属箔シー
ト1間の接触は凸起2の先端であるから、接触面積が小
さくなり輸送管3からの熱放散を防止できる。特に、こ
の凸起2の先端が鋭角であるほど効果的である。その
上、この金属箔シート1の表面が鏡光沢面を形成してあ
るから、輸送管3からの輻射熱を反射できる。この金属
箔シート1を三層に捲装するとより効果的な断熱効果を
発揮する。
【0012】この発明の輻射熱反射板として、輸送管3
の外周表面に三層に捲装し、これを図3に示すように保
温管4内に嵌入して形成し、更に、この保温管4の外表
面に三つ廻り捲回した。この輸送管3内に300〜40
0°Cの流体を輸送した場合、この流体の温度低下は見
られなかった。
【0013】
【発明の効果】この発明の輻射熱反射板は、熱伝導性の
悪く、鏡面を備え、表面に凸起を備えた金属箔シートで
あるから輻射熱の反射効率に優れるばかりではなく、輸
送管に捲装したときに輸送管からの熱の放散を防止する
ことができる。そのため輸送管の輻射熱反射防止効果に
特に優れている。更に、前記金属箔の表面に鋭角な凸起
を形成してあるからこの金属箔を捲装したときに金属箔
同士の接触面積が少なくなるので熱の拡散を防止でき、
この金属箔間を減圧真空にすることによりより一層の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の輻射熱反射板の部分斜視図である。
【図2】この発明の輻射熱反射板の断面図である。
【図3】図3は図1の輻射熱反射板を輸送管に捲装した
状態を示す概略斜視図である。
【図4】図3の輸送管の部分断面図である。
【符号の説明】
1 …金属箔シート 2 …凸起 3 …輸送管 4 …保温管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡面を有する熱伝導率の低い金属箔の表面
    に多数の凸起を形成してなることを特徴とする輻射熱反
    射板。
  2. 【請求項2】前記金属箔からなる輻射熱反射板を保温性
    流体が輸送される輸送管の外表面に3層以上に捲回し、
    この金属箔間を減圧真空処理してなることを特徴とする
    輻射熱の反射防止方法。
JP10192549A 1998-07-08 1998-07-08 輻射熱反射板 Pending JP2000028078A (ja)

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