JP2000026083A - 高所作業車の作業台のレベリング装置 - Google Patents

高所作業車の作業台のレベリング装置

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JP2000026083A
JP2000026083A JP10211745A JP21174598A JP2000026083A JP 2000026083 A JP2000026083 A JP 2000026083A JP 10211745 A JP10211745 A JP 10211745A JP 21174598 A JP21174598 A JP 21174598A JP 2000026083 A JP2000026083 A JP 2000026083A
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Japan
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boom
leveling device
leveling
work table
controller
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JP10211745A
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English (en)
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Hisayoshi Matsumoto
壽好 松本
Mamoru Kunikata
衛 国方
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作業台の対地姿勢をブームの姿勢変更に関わ
らず一定に維持する。 【解決手段】 ブームが伸縮駆動されているか否かを検
出する伸縮駆動状態検出手段13を設けて、その検出信
号をコントローラ7に入力する。コントローラ7は、伸
縮駆動状態検出手段からブームの伸縮駆動を検出する信
号が入力された時には、起伏駆動状態検出手段10から
ブームの起伏駆動を検出する信号が入力されていなくて
も、レベリング装置5を機能するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高所作業車の作
業台のレベリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2および図3にに示す如く、高所作業
車は、車両1上に旋回駆動自在に搭載した旋回台2に、
起伏駆動自在にブーム3を取り付け、このブーム3の先
端部にブーム3の起伏方向に揺動可能に作業台4を取り
付けている。前記作業台4は、後述するレベリング装置
5の機能により、その対地姿勢がブーム3の起伏動に関
わらず一定に維持されるようになっている。
【0003】前記レベリング装置5は、ブーム3の先端
部と作業台4の適所間に介装されブーム3先端部に対し
て作業台4を揺動させるレベリングアクチュエータ6
と、このレベリングアクチュエータ6の駆動を制御する
コントローラ7とで構成されている。そして、コントロ
ーラ7は、作業台4の傾きを検出する傾き角検出手段8
と、ブーム3が起伏駆動されているか否かを検出する起
伏駆動状態検出手段10と、制御信号出力部9とで構成
されている。
【0004】前記制御信号出力部9は、傾き角検出手段
8からの検出傾き角を受け取ってレベリングアクチュエ
ータ6へ駆動指示用の制御信号を生成出力するものであ
って、目標角を記憶した目標角記憶部9aと、比較部9
b,9cを備えている。そして、一対の比較部9bおよ
び9cは、目標値記憶部9aからの目標角に対する傾き
角検出手段8からの傾き角の正および逆方向の偏差が所
定値以上になると、レベリングアクチュエータ6の駆動
を通じて当該偏差を解消させるに必要な制御信号を出力
するようになっている。すなわち、制御信号出力部9
は、傾き角検出手段8からの検出傾き角と記憶に係る目
標角との偏差を解消させるために要するレベリングアク
チュエータ駆動用制御信号を生成出力するものである。
【0005】前記起伏駆動状態検出手段10は、ブーム
3の起伏駆動用アクチュエータ3aの起伏駆動および停
止を指示する操作装置3a1に関連配置され、操作装置
3a1が起伏駆動状態に操作された時と起伏停止状態に
操作された時を判別可能に検出する検出手段で構成され
ている。
【0006】起伏駆動状態検出手段10の検出信号は、
制御信号出力部9からレベリングアクチュエータ6へ出
力される制御信号の伝達系に介装したレベリング機能停
止手段11に入力されるようになっている。このレベリ
ング機能停止手段11は、起伏駆動状態検出手段10か
ら起伏駆動を示す信号が入力された時には、上記制御信
号の伝達を許容し、起伏駆動を示す信号の入力が停止し
た時(起伏停止を示す信号が入力された時)には、上記
制御信号伝達を遮断するものである。このため、このレ
ベリング装置5は、起伏駆動状態検出手段10がブーム
3の起伏駆動を検出した時に機能するようになってい
る。これは、ブーム3の起伏駆動が停止している状態で
レベリング装置5を機能させておくと、ブーム3の弾性
に伴うブーム3先端部の揺動を傾斜検出手段8が検出し
て不必要に作業台4を揺動させる結果となるのを回避す
るためである。
【0007】なお、図2および3において、12はブー
ム2の伸縮駆動用アクチュエータ、12aは伸縮駆動用
アクチュエータ12の伸縮駆動および停止を指示する操
作装置である。
【0008】このように構成したレベリング装置5によ
れば、作業台3がブーム3の起伏動に伴って傾斜する
と、傾き角検出手段8の検出傾き角と記憶に係る目標角
との間に偏差が生じるので、制御信号出力部9から、レ
ベリングアクチュエータ6の駆動を通してこの偏差を解
消させるに要するレベリングアクチュエータ駆動用制御
信号が出力される。そして、この制御信号によりレベリ
ングアクチュエータ6が駆動されるので、作業台4の傾
き角は、制御信号出力部9内に記憶した目標角に維持さ
れるのである。なお、目標角は通常、作業台4を水平
(作業台4の床面を水平)にした時の傾斜角検出手段8
の検出傾き角を記憶しているので、作業台4はブーム3
の起伏動に関わらず常に一定の対置姿勢(水平姿勢)に
維持されるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように構成した高
所作業車の作業台のレベリング装置は、レベリング装置
ブーム3の起伏停止状態では、レベリング装置5の機能
が停止しており、このためブーム3の起伏停止状態で不
必要に作業台4が揺動することがないという効果を持つ
ものである。しかしながら、ブーム3の伸縮ストローク
が長い高揚程の高所作業車の作業台を、このようなレベ
リング装置5によりレベリング制御しようとすると、ブ
ーム3の起伏駆動停止状態でブーム3を伸縮駆動してブ
ーム3の長さを変更した場合、作業台4が目標角から大
きく傾斜するという問題があった。この問題は、たとえ
ブーム3を起伏駆動しなくてもブーム3先端部の起伏角
度が、ブーム3の長さ変更に伴うブーム3の撓みにより
変動することに起因している。この発明の目的は、この
ような問題を解消する新規なレベリング装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る高所作業車の作業台のレベリング装置
は、上記従来のレベリング装置5に、ブーム3が伸縮駆
動されているか否かを検出する伸縮駆動状態検出手段1
2を設けて、この伸縮駆動状態検出手段12の検出信号
をコントローラ7に入力するようになすと共に、コント
ローラ7は、伸縮駆動状態検出手段12ブーム3の伸縮
駆動を検出する信号が入力された時には、起伏駆動状態
検出手段10からブーム3の起伏駆動を検出する信号が
入力されていなくても、レベリング装置5を機能させ、
作業台3の対地姿勢を前記ブーム3の姿勢変更に関わら
ず一定に維持させるべく機能させるようにしたしたので
ある。
【0011】
【作用】このように構成した本発明の高所作業車の作業
台のレベリング装置は、ブーム3の起伏駆動を停止して
いる状態でブーム3を伸縮駆動すると、伸縮駆動状態検
出手段12から伸縮駆動を検出する信号がレベリング装
置5に入力されて、レベリング装置5を機能させるもの
であるから、たとえ、ブーム3の長さ変更に伴っうブー
ム3の撓みに基づき、ブーム3先端部の起伏角度が変動
し、これに応じて作業台4の姿勢が変化しようとして
も、レベリング装置5により作業台4の対地姿勢が一定
に維持されるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1に基づいて本発明に係
る高所作業車の作業台のレベリング装置の実施例を説明
する。本発明のレベリング装置は、上述した従来のレベ
リング装置5に一部構成を付加したものであるから、こ
の付加部分について説明し、その他の構成ならびに作用
ついては、上述した従来技術の説明を援用するものとす
る。
【0013】図1において、13は、ブーム3が伸縮駆
動されているか否かを検出する伸縮駆動状態検出手段で
ある。この伸縮駆動状態検出手段13は、上述した伸縮
駆動用アクチュエータ12の操作装置12aに、当該操
作装置12aが伸縮駆動状態に操作された時と起伏停止
状態に操作された時を判別可能に検出する検出手段で構
成されている。伸縮駆動状態検出手段13の検出信号は
レベリング装置5に入力され、レベリング装置5のレベ
リング機能停止手段11を制御するようになっている。
【0014】レベリング機能停止手段11は、従来技術
の説明の欄で説明したように、起伏駆動状態検出手段1
0から起伏駆動を示す信号が入力された時には、上記制
御信号の伝達を許容し、起伏駆動を示す信号の入力が停
止した時(起伏停止を示す信号が入力された時)には、
上記制御信号伝達を遮断するものであるが、伸縮駆動状
態検出手段13から伸縮駆動を示す信号が入力された時
には起伏駆動状態検出手段10からの起伏駆動を検出す
る信号が入力如何に関わらず、レベリング装置5を機能
させ、作業台3の対地姿勢を前記ブーム3の姿勢変更に
関わらず一定に維持させるべく機能させるのである。こ
のため、ブーム3の長さ変更に伴っうブーム3の撓みに
基づき、ブーム3先端部の起伏角度が変動し、これに応
じて作業台4の姿勢が変化しようとしても、レベリング
装置5により作業台4の対地姿勢が一定に維持されるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高所作業車の作業台のレベリン
グ装置の説明図。
【図2】 高所作業車の説明図。
【図3】 従来の高所作業車の作業台の説明図。
【符号の説明】
1;車両、2;旋回台、3;ブーム、3a;起伏駆動用
アクチュエータ、3a1;(起伏)操作装置、4;作業
台、5;レベリング装置、6;レベリングアクチュエー
タ、7;コントローラ、8;傾き角検出手段、9;制御
信号出力部、9a;目標角記憶部、9b,9c;比較
部、10;起伏駆動状態検出手段、11;レベリング機
能停止手段、12;伸縮駆動用アクチュエータ、12
a;(伸縮)操作装置、13;伸縮駆動状態検出手段、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起伏並びに伸縮駆動により姿勢変更可
    能なブーム3の先端部に、ブームの起伏軌跡面に沿って
    揺動可能に作業台を取り付けてなる高所作業車に用いら
    れ、前記作業台の対地姿勢を、前記ブーム3の姿勢変更
    に関わらず一定に維持させるべく機能するレベリング装
    置5であって、 前記ブーム3の先端部と作業台4の適所間に介装されブ
    ーム3先端部に対して作業台4を揺動させるレベリング
    アクチュエータ6と、このレベリングアクチュエータ6
    の駆動を制御するコントローラ7とからなり、コントロ
    ーラ7が、前記作業台4の傾きを検出する傾き角検出手
    段8と、ブーム3が起伏駆動されているか否かを検出す
    る起伏駆動状態検出手段10と、傾き角検出手段8から
    の検出傾き角と記憶に係る目標角との偏差を解消させる
    ために要するレベリングアクチュエータ6駆動用制御信
    号を生成出力する制御信号出力部9とで構成されてお
    り、且つ、このレベリング装置5は、前記起伏駆動状態
    検出手段10がブーム3の起伏駆動を検出した時に機能
    するよう構成したものにおいて、 ブーム3が伸縮駆動されているか否かを検出する伸縮駆
    動状態検出手段13を設けて、この伸縮駆動状態検出手
    段13の検出信号をコントローラ7に入力するようにな
    すと共に、コントローラ7は、伸縮駆動状態検出手段1
    3からブーム3の伸縮駆動を検出する信号が入力された
    時には、起伏駆動状態検出手段10からブーム3の起伏
    駆動を検出する信号が入力されていなくても、レベリン
    グ装置5を機能させ、作業台3の対地姿勢を前記ブーム
    3の姿勢変更に関わらず一定に維持させるべく機能させ
    るようにしたことを特徴とする高所作業車の作業台のレ
    ベリング装置。
JP10211745A 1998-07-10 1998-07-10 高所作業車の作業台のレベリング装置 Pending JP2000026083A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113213356A (zh) * 2021-05-26 2021-08-06 三一海洋重工有限公司 一种伸缩臂控制方法、控制装置、伸缩臂叉车及介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113213356A (zh) * 2021-05-26 2021-08-06 三一海洋重工有限公司 一种伸缩臂控制方法、控制装置、伸缩臂叉车及介质

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