JP2000024034A - 形状要素を製造するためのブランク、形状要素、形状要素を含む吸収製品、形状要素の製造方法、及び吸収製品の製造方法 - Google Patents

形状要素を製造するためのブランク、形状要素、形状要素を含む吸収製品、形状要素の製造方法、及び吸収製品の製造方法

Info

Publication number
JP2000024034A
JP2000024034A JP11169118A JP16911899A JP2000024034A JP 2000024034 A JP2000024034 A JP 2000024034A JP 11169118 A JP11169118 A JP 11169118A JP 16911899 A JP16911899 A JP 16911899A JP 2000024034 A JP2000024034 A JP 2000024034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blank
shape element
shape
end portion
absorbent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11169118A
Other languages
English (en)
Inventor
Urban Widlund
ウルバン・ヴィトルンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Essity Hygiene and Health AB
Original Assignee
SCA Hygiene Products AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SCA Hygiene Products AB filed Critical SCA Hygiene Products AB
Publication of JP2000024034A publication Critical patent/JP2000024034A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/47Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • A61F13/4702Sanitary towels, incontinence pads or napkins having a reinforcing member

Abstract

(57)【要約】 【課題】 好適な形状要素を製造するためのブランクを
提供する。 【解決手段】 衛生ナプキン、失禁パッド又はパンティ
ライナーの如き吸収製品において形状要素(2)を構成
するために意図されるブランク(1)であって、そのブ
ランク(1)が硬質材料から作られ、縦方向及び横方
向、二つの短辺(3,4)及び二つの長辺(5,6)、
中央部分(9)及び二つの端部分(7,8)を伴った平
面の本質的に細長い形状を有する場合において、一つの
端部分(7)が中央部分(9)より幅広く、ブランク
(1)の短辺(3)に向かって増大する幅を有し、他の
端部分(8)が細長い切り欠き又はスリット(10)を
有することを特徴とするブランク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は衛生ナプキン、失禁パッド又はパンティライナ
ーの如き吸収製品中の形状要素を製造するために意図さ
れるブランクに関し、そのブランクは硬質材料から作ら
れ、縦方向及び横方向、二つの短辺及び二つの長辺、中
央部分及び二つの端部分を伴った平面の本質的に細長い
形状を最初に有する。
【0002】また、本発明は衛生ナプキン、失禁パッド
又はパンティライナーの如き吸収製品のための形状要素
に関し、その形状要素は硬質材料から作られ、縦方向及
び横方向、二つの短辺及び二つの長辺、中央部分及び二
つの端部分(その一つの端部分はボウル形状部分を有す
る)を伴った本質的に細長い形状を有する。
【0003】また、本発明は衛生ナプキン、失禁パッド
又はパンティライナーの如き吸収製品に関し、その製品
は二つの端部分及びその端部分の間に位置される中央部
分、及び縦方向中央線を伴った本質的に細長い形状を有
し、その製品は形状要素を含み、その製品は、一つの端
部分においてボウル形状部分を有し、他の端部分におい
て山の背状に持ち上げられた部分を有する。
【0004】また、本発明は上述の形状要素の製造方
法、及び衛生ナプキン、失禁パッド又はパンティライナ
ーの如き吸収製品の製造方法も含む。
【0005】背景技術 上で言及されるタイプの従来の吸収製品は通常平面形状
を有する。女性の生殖器の領域はそれに対応して平面的
外観を有していないので、かかる製品を適合及び装着す
るときに問題が起こりうる。体に対して製品を支えるこ
とは最良でないが望ましく、もし緩みが生じるなら、漏
出の大きな危険が存在する。
【0006】この問題を解決するために、吸収製品は平
面よりむしろボウル形状のデザインを持つべきであるこ
とが提案されている。大まかに言うと、この形状は体の
輪郭に対してより良好に適合する。ボウル形状の輪郭は
例えば弾性体を製品に適合することによって達成される
ことができる。EP 155515はどのようにして吸
収製品が製品の縦方向側縁に適合される弾性体によって
ボウル形状外観を付与されるかを記載する。WO 96
/20679は製品にボウル形状外観を与えるために弾
性構成要素及び緊張部材を含む吸収製品を記載する。
【0007】上述のタイプの製品に伴う問題はそれらが
装着者の解剖学的構造に対してあまり良好に適合せず、
単に一般的なボウル形状外観を有することである。それ
ゆえ、かかる形状の製品は体に対して良好な適合性を有
しない。
【0008】さらに、装着者の体と装着者のパンティの
間に間隙が生じる傾向がある。なぜならば多くの女性は
月経中、最初から又は年齢の結果として劣った品質のパ
ンティを装着するからである。吸収製品もパンティも装
着者の体との良好な接触を維持できないとき、吸収製品
及びパンティの両方を越えて月経血が漏出する危険が増
大する。
【0009】EP 302523は3次元的にデザイン
された解剖学的に適応した形状を有する吸収製品を記載
する。その製品は平らな又は凹形のデザインの端部分及
び持ち上げられた部分を与えられた端部分を有する。平
らな又は凹形の端部分は装着者の恥丘の前に置かれるこ
とを意図され、持ち上げられた部分を含む端部分は装着
者の尻に対して適合することを意図される。3次元のデ
ザインの製品は適度に硬い吸収体を折りたたむことによ
って得られる。持ち上げられた部分を永続させるために
は、製品の後側は持ち上げられた部分を有することにな
る端部分において接着表面を与えられる。このタイプの
製品に伴う一つの問題は装着者の体からの圧力下で崩壊
する傾向を有することである。別の問題は持ち上げられ
た部分の接着封止がその接着力を失い、次いで製品が平
坦になることである。
【0010】この問題を解決するために、製品は寸法安
定性を有する硬質部材を与えられることが提案されてい
る。かかる製品はSE−A−9604223−9及びS
E−A−9604221−3に記載されている。寸法安
定性をもたらす部材又は形状要素は装着者の体から力を
受けるとき、例えば装着者が製品を付けて歩いたり座っ
たりするときにもみくちゃにされ平らになるのに抵抗す
る材料から作られる。
【0011】装着者の3次元の解剖学的構造に適応させ
るとき平坦な吸収製品によって構成されるものと同様の
大きな問題は製造工程において3次元の吸収材によって
構成されることである。3次元の部分は例えば一緒に接
合されて吸収製品を形成するときに製造工程において取
扱うことが難しい。
【0012】発明の目的 本発明の目的は上記問題を克服し、容易に製造できる吸
収製品のための形状要素、及びその形状要素を含む吸収
製品を製造することであり、その製品は耐漏出性で、快
適であり、容易に製造できるものである。
【0013】発明の簡単な記述 公知のかかる製品に関連される問題が本質的に除去され
た、導入部に参照されるタイプのブランクは本発明によ
ればブランク上の一つの端部分が中央部分より幅広く、
ブランクの短辺に向かって増大する幅を有し、他の端部
分は細長い切欠き又はスリットを有することを特徴とす
る。
【0014】本発明の例によれば、端部分上の最も幅広
い部分は中央部分上の最も狭い幅の1.5−5倍の幅で
ある。
【0015】別の例によれば、形状要素は平面ブランク
から、一つの端部分において持ち上げられた部分を形成
するために接合され、ボウル形状部分は形状要素の横方
向に延びる折り目表示の助けで作られる。追加の折り目
表示はブランクを通る縦方向中央線の各側上に、ブラン
クの少なくとも中央部分に、ブランクの縦方向に本質的
に配置されることができる。
【0016】また、本発明は製品の一つの端部分におけ
る山の背状に持ち上げられた部分が平面ブランクから持
ち上げられた部分を形成するために接合された形状要素
によって作られていること、及びボウル形状部分が形状
要素の横方向に延びる折り目表示の助けで作られること
を特徴とする吸収製品を含む。
【0017】別の例によれば、吸収製品は縦方向中央線
の両側上に配置された漏出バリヤーを有する。
【0018】また、本発明は形状要素を構成するために
意図されるブランクが縦方向及び横方向、二つの短辺及
び二つの長辺、二つの端部分及び中央部分を伴った本質
的に細長い形状を有する平面形態で製造され、一つの端
部分はブランクの短辺に向かって増大する幅を与えら
れ、他の端部分は切欠きを与えられ、ブランクは二つの
表面がブランク上に形成され、切欠きが接合され、接合
された部分が3次元状態に折りたたまれるようにブラン
クの縦方向中央線に沿って二重に折りたたまれることを
特徴とする形状要素を製造する方法を含む。
【0019】本発明によれば、折り目表示は切欠きが接
合される前にブランクの縦方向に配置されることができ
る。
【0020】また、本発明は吸収製品を製造する方法も
含み、それによれば吸収製品において形状要素を構成す
るために意図されるブランクが縦方向及び横方向、二つ
の短辺及び二つの長辺、二つの端部分及び中央部分を伴
った平面形態で製造され、一つの端部分はブランクの短
辺に向かって増大する幅を与えられ、他の端部分は切欠
きを与えられ、ブランクは二つの表面がブランク上に形
成されるようにブランクの縦方向中央線に沿って二重に
折りたたまれ、吸収層及び外部層が各表面上に配置さ
れ、その後切欠きに沿って形成された側縁、吸収層及び
外部層が接合され、接合された部分が平面状態に折りた
たまれる。
【0021】吸収製品を製造する方法の別の例によれ
ば、二つの折り目表示は縦方向中央線の各側上に一つず
つ、ブランクの少なくとも中央部分に、ブランクの縦方
向において本質的に配置される。
【0022】発明の記述 上述の問題は本発明によって解決される。これは平面の
硬質材料から製造される形状要素のためのブランクによ
ってもたらされる。ブランクは二つの長辺及び二つの短
辺、二つの端部分及び中央部分を伴った本質的に細長い
形状を有するように材料から切り取られ、打ち抜かれ、
切断される。一つの端部分はブランクの最も狭い部分
(それは中央部分である)における幅よりかなり大きい
幅を有する。他の端部分はブランクの縦方向において縦
方向のスリット又は切欠きを有する。切欠きはブランク
を通って延びる縦方向中央線に沿って配置される。縦方
向中央線はこの関連においてブランクを同じサイズの二
つの好ましくは対称的な部分に分割する仮想線である。
中央線はその二つの長辺から同じ距離でブランクの縦方
向に配置される。スリット又は切欠きは切欠きが配置さ
れる部分においてブランクが縦方向中央線に対して分岐
する二つの細長い部分を伴った形状を有するような方法
で配置される。
【0023】吸収製品において形状要素を配置する意図
は製品の使用中保持されかつ強調される3次元形状を製
品に付与可能にすることである。形状要素のためのブラ
ンクを製造するために好適な材料は使用中変形に抵抗す
るために適切な曲げ及び捩り剛性を持たなければならな
い。少なくとも0.4mmの層厚さを有するポリエチレ
ン又はポリプロピレン積層体は必要な寸法安定性を達成
するために適切な曲げ剛性及び捩り剛性を有することが
わかっているプラスチック材料の例として挙げることが
できる。本発明による製品において形状要素として使用
するために好適なプラスチックフィルムの材料剛性はA
STM D 4032−82“CircularBend Procedur
e”(その方法はEP 336578に詳細に記載され
ている)に従って測定すると100Nを越えるべきであ
る。この関連において、材料剛性は平面材料層の曲げ剛
性を意味する。
【0024】ブランクが切断された後、それは縦方向中
央線に沿って及び切欠きに沿って二重に折りたたまれ
る。この状態において、切欠きは一緒に接合される。こ
れは例えば溶接又は接着によってなされる。形状要素は
かくして形成される。即ち、ブランクが切り出され接合
されて、3次元形状を有するために折りたたまれること
だけを必要とするとき、それは形状要素として言及され
る。
【0025】平面状態では、形状要素は吸収層及び適切
には外部層を形状要素に与えることによって吸収製品を
作ることができる使用者に対して供給及び包装すること
ができる。このようにして、再使用可能な形状要素を製
造することができ、それは経済的に有利である。使用者
は吸収層及び外部層を置換するが、形状要素を多数回使
用することができる。
【0026】しかしながら、多くの使用者は便利さに重
点を置き、既製の吸収製品を購入することを望む。ブラ
ンクが切欠きに沿って接合されて完成した形状要素を形
成した後、形状要素は折りたたまれた平面状態でありな
がら各側上に吸収層及び外部層を与えられる。吸収層及
び外部層は例えば溶接又は接着によって接合される。あ
るいは、外部及び吸収層は切欠きが接合される前にブラ
ンク上に配置され、吸収層及び外部層は一つの同じ工程
で接合される。吸収製品を接合するためのさらなる代替
法はブランクが折りたたまれ、切欠きが接合されて形状
要素が作られることである。次いで連続吸収層は形状要
素を一緒に折りたたみながらそのまわりに折りたたま
れ、その後連続外部層は一緒に折りたたまれた形状要素
のまわりで同じように折りたたまれる。このようにし
て、完全な吸収製品は外部及び吸収層を二つの部分から
接合することなく得られる。
【0027】従来の製品では、液体不透過性層は吸収層
及び製品の後側に接合される。それは使用中装着者の下
着の方に面する(即ち、装着者から離れて面する)こと
を意図される製品の側である。これは製品全体を通して
の体液の漏れに対して装着者の下着を保護するためのも
のである。本発明による吸収製品を用いると、かかる余
分の液体不透過性層は全く必要とされない。形状要素は
通常液体不透過性材料から作られるので、形状要素は液
体不透過性の後側を構成する。本発明による製品は従来
法で構成された吸収製品よりもこのように簡単である。
【0028】吸収製品の製造全体は平面形態で実施さ
れ、寸法的に安定な3次元製品のための製造法は例えば
SE,A,9604224−7のように形状要素が成形
される製造法に対してかなり単純化されている。
【0029】本発明による形状要素を含む本発明による
吸収製品は折りたたまれて使用状態になるとき、装着者
の解剖学的構造に対して十分適合するだろう。ブランク
又は形状要素上の端部分及び中央部分はブランク又は形
状要素の同じサイズの三つの境界を画する部分を構成し
ないが、ブランクが縦方向に有する三つの異なる外観を
記載するために示されている。一つの端部分、前端部分
は衛生ナプキンに使用されるとき使用者の前方に面する
ことを意図される。装着者の前方は端部分の短辺が装着
者の腹部に向かって面する衛生ナプキンの部分になるこ
とを意味する。前端部分はボウル形状部分を有する。本
発明による形状要素を含む衛生ナプキンが装着者の前方
にボウル形状端部分を伴って位置されるとき、前記部分
は装着者の恥丘を取り囲むだろう。他の端部分、後端部
分は使用中装着者の後方に面することを意図される。装
着者の後方は端部分の短辺が装着者の背中に向かって面
する衛生ナプキンの部分になることを意味する。後端部
分は山の背状に持ち上げられた部分を有する。本発明に
よる形状要素を含む衛生ナプキンが装着者の後方に(即
ち、装着者の臀部領域に向かって)山の背状の端部分を
伴って位置されるとき、製品は装着者の解剖学的構造に
対して自然に適合し、それゆえひとりでに体に対して密
着するだろう。
【0030】形状要素上の中央部分は持ち上げられた部
分を有する。本発明による形状要素を含む衛生ナプキン
が装着者の体に対して位置されるとき、中央部分上の持
ち上げられた部分は装着者の前庭に対して適合するだろ
う。中央部分及び端部分における持ち上げられた部分は
連続的に持ち上げられた部分を構成することができる。
【0031】中央部分及び後端部分はそれらが形状要素
の上側上に山の背状に持ち上げられた部分を持つように
折りたたまれる。折り目表示は端部分が上側上にボウル
形状を有するように端部分が折りたたまれ裏返されるこ
とを容易にするために前端部分上に配置されることがで
きる。かかる折り目表示は例えば常温成形又は型押印刷
によって製造される材料弱まり部分(weakening)又は
せん孔からなることができる。裏返すとすぐに、ボウル
形状部分は形状要素の一つの長辺から見た形状要素の他
の部分と角度を形成するように形状要素上の上側に向か
って折りたたまれる。角度付け及びボウル形状はともに
期待される装着者の恥丘に対して十分に適合する形状要
素を生じる。
【0032】形状要素上の上側はこの点に関して使用中
装着者に向かって面することを意図される側である。形
状要素の後側は使用中装着者から離れて面することを意
図される側である。完全な吸収製品に対応する方法で
は、形状要素上の前端部分は使用中装着者上の前方に面
することを意図される端部分、即ち装着者の腹部に向か
って面することを意図される端部分である。形状要素上
の後端部分は使用中装着者上の後方に面することを意図
される端部分、即ち装着者の背中に向かって面すること
を意図される端部分である。
【0033】本発明による形状要素を含む本発明による
吸収製品をさらに改良するため、形状要素は1以上の縦
方向の折り目表示を与えられることができる。これらの
折り目表示は形状要素、即ち装着者の解剖学的構造に従
った吸収製品を形作るために寄与する。折り目表示の別
の目的は形状要素中の溝、即ち完成した製品の漏出バリ
ヤーを作ることである。形状要素及び完成した製品は中
央部分及び一つの端部分において山の背状に持ち上げら
れた部分を有するので、持ち上げられた部分の傾斜され
た側表面を下って製品の側縁を越えて外に体液が流れ、
側部の漏出に導く危険がある。山の背状に持ち上げられ
た部分を有する吸収製品のための寸法的に安定なシェル
中に成形された漏出バリヤーはSE,A,970239
8−0に記載されている。しかしながら、かかる漏出バ
リヤーは形状要素が吸収製品の製造工程全体にわたって
3次元形状を有することを意味する。
【0034】本発明によれば、折り目表示は外部層と吸
収層とともに接合されて吸収製品を形成する前に形状要
素に配置されている。接合後に折り目表示を配置するこ
ともできる。このようにして、形状要素は吸収製品の製
造工程全体を通して平面形状を有する。折り目表示は多
数の異なる方法で製造されることができる。例えば、折
り目表示は小さな車輪又はローラーによって製造される
溝などの材料中の型押又は弱め部分からなることができ
る。あるいは、折り目表示は圧縮成形によって製造され
ることができる。また、所望の方法で完成した製品を折
りたたみ、加熱又は圧縮によって折り目を永続的にする
こともできる。
【0035】中央部分及び端部分における山の背状に持
ち上げられた部分の各側上で側部漏出バリヤーとして作
用する折り目表示は形状要素の縦方向に配置されること
が有利であり、縦方向中央線から開始して、それは前端
部分に作られた横方向折り目線に交差してこの部分にお
いてボウル形状を作る。この開始点から、折り目線は縦
方向中央線の各側上に及び中央部分及び端部分において
持ち上げられた部分の両側上に配置される。折り目線は
溝が端部分の相対的に大きな部分及び中央部分上の形状
要素において形成されるように中央線から分岐する直線
からなる。折り目線は持ち上げられた部分を有する端部
分において製品の短辺から2,3cmの場所で停止す
る。
【0036】折り目線はまっすぐである必要はなく、例
えば形状要素の長辺に向かって弯曲することができる。
これはさらに改良した体形を有する製品を生じる。体に
対する吸収製品の増大した適応及び漏出バリヤーを得る
別の方法は縦方向中央線の各側上及び中央部分及び端部
分における持ち上げられた部分の両側上に多数の折り目
線を配置することである。例えば、二つ又は三つの折り
目線は中央線の各側上に配置されることができる。余分
の線は縦方向中央線の各側上のものに加えてその二つの
最初の折り目線と同じ点から開始することができる。即
ち、端部分のボウル形状を可能にする横方向折り目線と
縦方向中央線の間の仮想上の交差点から開始することが
できる。この開始点から、それらはさらに縦方向中央線
から分岐する。追加の線は二つの元の折り目線に平行に
配置されることができる。記載したすべての折り目線は
形状要素の長辺から少なくとも数ミリメートルの距離で
配置されて完成した吸収製品において溝、結果として漏
出バリヤーを作る。
【0037】体に対する吸収製品の良好な適応を得るた
めに、追加の折り目線は形状要素上に配置されることが
できる。例えば、縦方向中央線に向かって凹状である弓
形状折り目線は持ち上げられた部分を有する端部分にお
いて縦方向中央線の各側上に配置されることができる。
即ち、弓形状折り目線は持ち上げられた部分の周囲に配
置されることができる。かかる折り目線をもちろん中央
部分に配置することもでき、そうでなければ中央部分と
端部分の両方を通って延びる共通線を配置することがで
きる。
【0038】装着者の恥丘に対して端部分の体へのさら
なる改良された適応を得るために、形状要素においてボ
ウル形状部分を形成するためのものである製品の端部分
は切欠きを用いて切断されることができる。このように
して、ボウルの大きな弯曲を得ることができる。形状要
素がその最終形状に折りたたまれる前に二つの切欠きが
接合されることになるので、製造工程はもちろん複雑で
ある。
【0039】本発明は本発明による形状要素を含む吸収
製品も含む。製品のため及び形状要素のために使用され
る名称は吸収製品にも同様に適用する。例えば、ブラン
ク上の前端部分は吸収製品上の前端部分において配置さ
れる形状要素上で前端部分を構成するために意図され
る。
【0040】本発明による形状要素を含む吸収製品は製
品の後側上に接着表面の如きいかなる固定配置を要求し
ない。本発明による製品はその解剖学的デザインによっ
て自然に適所に位置する。かかる製品はSE,A,96
04222−1及びSE,A,9604224−7に記
載されている。製品が自然に適所に位置するかどうかに
関しての決定的な要因は形状要素の剛性及び形状要素の
デザインである。使用中装着者上で前方に面することを
意図される端部分は中央部分より幅広くなければならな
い。もし他の端部分が中央部分より幾分幅広いなら有利
であるが、これは固定のために重大ではない。好ましく
は、前端部分上の最も幅広い部分は中央部分上の最も小
さい幅の1.5−5倍である。
【0041】形状要素、従って製品が装着者に対して不
快感を与えたり、漏出を起こしたりしないようにするた
めに、中央部分の幅又は横断面は装着者の解剖学的構造
に従って適応されることが重要である。製品の幅に関す
る限り快適性の見地から装着者の股領域において最も臨
界的な領域は骨盤隔膜の内側上に起始を有し、太ももに
沿って結合部を有する筋肉群が通過する場所である。こ
の筋肉群は内転brevis,内転longus,gracilis及び内転
magnus筋からなる。
【0042】左側と右側上の内転筋肉群の間の装着者の
股領域における距離が驚くべきことに全ての人に対して
同じであり、それが約30mmであることを測定によっ
て証明した。太っていることはもちろん太ももの間の幅
に影響を与えるが、股領域における筋肉群間の幅は同じ
であり、製品があたかもこするように感じるかどうかを
決定するのはこの幅である。脂肪組織は筋肉の外側に付
いているが、不快感に何ら寄与しない。もし製品が極め
て硬い材料から構成されるなら、中央部分の幅は少なく
とも筋肉群間に適合しなければならない領域では35m
mを越えるべきではない。この臨界的領域は製品の縦方
向において約5−15mmの長さである。
【0043】特別な固定手段なしで適所に位置する本発
明による製品は硬質材料から作られた形状要素を含み、
その形状要素は中央部分が最小幅部分になる場所の幅の
1.5−5倍の幅の最大幅部分を有する前端部分を含
む。後端部分はあらゆる方向に“ふらつく(wanderin
g)”吸収製品を避けるように中央部分より広い幅であ
ることが好ましい。
【0044】形状要素上の中央部分は少なくとも5−1
5mm長さの中央部分の領域において35mm又はそれ
より狭い。前端部分は中央部分に向かって面する部分上
より製品の前短辺に向かって面する端部分の部分上で、
即ち使用中装着者の前方に面することを意図される側上
で幅広い。前端部分は例えば三角形状を有することがで
きる。前端部分はその最大幅において52.5−175
mmの幅である。前端部分は形状要素の一つの長辺から
見ると形状要素の他の部分に対して角度を有するように
形作られることが有利である。
【0045】図面及び具体例の詳細な記述 図1及び図2は衛生ナプキン、失禁パッド又はパンティ
ライナーの如き吸収製品に位置されることを意図される
形状要素のためのブランク1を示す。ブランク1は接合
されて最終的な3次元形状を作る前の形状要素の記述で
ある。図3及び図4は吸収製品に位置されるときに見え
る形状要素2を示す。
【0046】図1に示されたブランク1は縦方向及び横
方向、二つの短辺3,4及び二つの長辺5,6、二つの
端部分7,8及び中央部分9を伴った平面の本質的に細
長い形状を有する。一つの端部分7はブランクの短辺3
に向かって増大する幅を有し、他の端部分8は切欠き1
0を有する。切欠き10はブランクの縦方向中央線11
に沿って配置されている。ブランクの縦方向中央線11
はブランクの二つの長辺5,6から同じ距離でブランク
の縦方向に位置される想像上の線を意味する。
【0047】図2は長辺の一つ5から見たブランク1を
示す。ブランク1は縦方向中央線11に沿って、即ち切
欠き10に沿って二重に折りたたまれている。この状態
において、切欠き10は一緒に接合される。これは例え
ば溶接又は接着によって実施される。形状要素2はかく
して形成される。
【0048】図3に示された形状要素2は縦方向及び横
方向、上側12及び下側13、二つの短辺14,15及
び二つの長辺16,17、二つの端部分18,19及び
中央部分20を伴った3次元の本質的に細長い形状を有
する。端部分18,19及び中央部分20はブランクの
同じサイズの三つの境界部分を構成しないが、形状要素
が縦方向において有する三つの異なる外観を記載するた
めに示される。
【0049】一つの端部分、前端部分18は衛生ナプキ
ンに使用されるとき装着者上の前方に面することを意図
される。装着者上の前方は端部分の短辺14が装着者の
腹部に向かって面するナプキンの部分であることを意味
する。前端部分18はボウル形状部分21を有する。本
発明による形状要素2を含む衛生ナプキンが装着者上の
前方にボウル形状端部分21を伴って位置されるとき、
前記部分は装着者の恥丘を包囲するだろう。
【0050】他の端部分、後端部分19は使用中装着者
上の後方に面することを意図される。装着者上の後方は
端部分の短辺15が装着者の背中に向かって面するナプ
キン(形状要素)の部分であることを意味する。後端部
分19は山の背状に持ち上げられた部分22を有する。
本発明による形状要素2を含む衛生ナプキンが装着者上
の後方に、即ち装着者の尻の方に後端部分19を伴って
位置されるとき、製品は装着者の解剖学的構造に対して
自然に適合しそれゆえ自然に体に対して密接に支持する
だろう。
【0051】形状要素2上の中央部分20は持ち上げら
れた部分23を有する。本発明による形状要素2を含む
衛生ナプキンが装着者の体に対して位置されるとき、中
央部分20上で持ち上げられた部分23は装着者の前庭
に対して適合するだろう。
【0052】図3は折りたたまれた又は折り曲げられた
形状要素2、即ち上方に角度を付けられた前部分及び折
り曲げられた中央部分及び後部分を伴った形状要素を示
し、吸収製品に使用されるときの形状要素の状態を示
す。折り目表示24は前端部分18上に配置され、端部
分18は折りたたまれ裏返されて端部分18がその上側
12上にボウル形状部分21を有する。示された折り目
表示24は前端部分18の折りたたみをもたらすために
臨界的ではないが、かかる折りたたみを容易にする有益
な手段を構成するにすぎない。中央部分20及び後端部
分19はそれらが形状要素の上側12上に山の背状に持
ち上げられた部分22,23を有するように折りたたま
れる。裏返すとすぐに、ボウル形状部分21は形状要素
2上の上側12に向かって折りたたまれ、部分21が形
状要素の一つの長辺16から見ると形状要素の他の部分
と角度を形成する。角度付け及びボウル形状はともに期
待される装着者の恥丘に対して良好に適合する形状要素
2を生じる。
【0053】形状要素2上の上側12は使用中装着者に
向かって面することを意図される形状要素上の側であ
る。形状要素2上の下側13は使用中装着者から離れて
面することを意図される側である。上述のように、形状
要素2上の前端部分18は使用中装着者上の前方に面す
ることを意図される端部分、即ち装着者の恥丘に向かっ
て面することを意図される端部分である。形状要素2上
の後端部分19は使用中装着者上の後方に面することを
意図される端部分、即ち装着者の尻に向かって面するこ
とを意図される端部分である。
【0054】図3における形状要素2上の後端部分19
は形状要素2の縦方向中央線26について対称的に配置
された小さなくさび形状の切欠き25を短辺15上に有
する。形状要素の縦方向中央線は形状要素の縦方向に延
びる想像上の線を意味し、その線は形状要素を同じサイ
ズの二つの本質的に対称な部分に分割する。切欠き25
は三角形を有する。切欠き25の目的は体に対する適応
を増大し、装着者を快適にすることである。
【0055】図4は長辺の一つ16から見た形状要素2
を示す。形状要素の3次元形状はここでは明確である。
形状要素2上の下側13は線影を付けられている。形状
要素2の前端部分18はボウル形状部分21を有し、そ
れは形状要素2の縦方向中央線26に対して及び形状要
素2の中央部分20及び後端部分19に対して角度を形
成する。形状要素の中央部分20は使用中装着者の前庭
に対して適合することを意図される持ち上げられた部分
23を有する。後端部分19は装着者の尻に対して適合
することを意図される持ち上げられた部分22を有す
る。二つの持ち上げられた部分22,23は形状要素の
長辺16,17に対して連続的に持ち上げられた部分を
構成する。しかしながら、図でわかるように、後端部分
19上の持ち上げられた部分22と中央部分20上の持
ち上げられた部分23の間の中途に谷形状部分27があ
る。谷形状部分27は使用中装着者の会陰に対して適合
することである。中央部分及び端部分の持ち上げられた
部分22,23が後端部分に向かって徐々に上昇する単
一の連続的な持ち上げられた部分を構成することができ
る。かかる持ち上げられた部分は装着者の体に対して同
じ適合を示さないが、製造することが容易である。体に
極めて良く適応される衛生ナプキンから不快感を経験す
る使用者もおり、その結果としてこの理由から持ち上げ
られた部分22,23のより簡単な構成を採用するよう
にしてもよい。
【0056】図5は本発明のさらなる例による形状要素
2を示す。図5による形状要素2は図3における形状要
素2が有する全ての特徴を有する。形状要素2は形状要
素の横方向に配置された、前端部分18における折り目
表示24を有する。二つの追加の折り目表示、又は折り
目線28,29は本質的に形状要素の縦方向において配
置されている。これらの二つの折り目線28,29は形
状要素の縦方向中央線26が前端部分18における横方
向の折り目線24に交差する点30においてそれらの開
始点を有する。この点から、折り目線28,29は縦方
向中央線26の各側上に一つずつ分岐する形態で走る。
あるいは、例えば横方向の折り目線が省略されている例
では、折り目線28,29は形状要素上のわずかにさら
に後方又はさらに前方に位置される点から分岐すること
ができる。縦方向折り目線28,29はそれらが形状要
素の最も狭い部分から開始するように配置されることが
できる。点において一緒に走らないが、前端において互
いから一定距離で配置される折り目線を配置することも
できる。
【0057】図5に示された折り目線28,29は持ち
上げられた部分23の各側上に中央部分20全体を通し
て直線的に走り、中央部分20と後端部分19の間の移
行領域で止まる。あるいは、もちろん図5に示されたも
のより折り目線28,29を短く又は長くすることがで
きる。
【0058】図6が示すように、持ち上げられた部分2
3の両側上の折り目線31,32は形状要素の縦方向に
本質的に配置された、直線ではない線で配置されること
ができる。図6における折り目線31,32は形状要素
の縦方向中央線26と前端部分18における横方向折り
目線24の間の交差点から開始する。この点30から、
二つの折り目線31,32は形状要素の中央部分20を
通って縦方向中央線26の各側上に一つずつ弓形状の形
態で走り、形状要素の後端部分19において形状要素の
長辺16,17から2,3ミリメートルのところで終わ
る。折り目線31,32は縦方向中央線26から分岐す
る。
【0059】図7は本発明のさらに別の例を示す。この
図は形状要素の縦方向に本質的に配置された二つの直線
の折り目線28,29に加えて、縦方向に配置された四
つの余分の折り目線33−36を有する形状要素2を示
す。即ち、形状要素2は縦方向中央線26の各側上に三
つずつ六つの縦方向折り目線28−36を有する。これ
らの折り目線33−36は直線的であり、二つは縦方向
中央線26の各側上に走る。二つの追加の折り目線3
3,34は元の二つの折り目線28,29と同じ開始
点、即ち前端部分18における横方向折り目線24と縦
方向中央線26の間の交差点30から開始する。二つの
線33,34は元の二つの線28,29の外側でこれら
と同じ方法で走る。即ち、それらは形状要素の中央部分
20を通って後端部分19に向かって走る中央線26か
ら分岐する。二つの追加の折り目線33,34は中央線
26から見て、元の折り目線28,29の外側に中央線
26の各側上に一つずつ配置される。追加の折り目線3
3,34の外側に配置されているものは縦方向中央線2
6の各側上に一つずつある別の二つの折り目線35,3
6である。これらの折り目線35,36はそれらの最も
近くにある二つの折り目線33,34に平行に配置され
ている。結果として、それらは互いに又は他の折り目線
28,29,33,34と同じ点から開始しない。
【0060】図8は本発明のさらに別の例による形状要
素2を示す。前述の図のように、形状要素2は形状要素
の前端部分18に配置された横方向の折り目線24及び
形状要素の縦方向に本質的に配置された二つの折り目線
28,29を有する。二つの縦方向折り目線28,29
は縦方向中央線26と横方向折り目線24の間の交差点
30から開始する。この点30から、折り目線28,2
9は形状要素2を通って走る縦方向中央線26から分岐
する。縦方向折り目線28,29は中央部分20と後端
部分19の間の移行領域で止まる。
【0061】示された折り目線28,29に加えて、形
状要素は図8によれば元の縦方向折り目線28,29に
本質的に平行に、かつ中央線26に対してこれらの外側
に配置された二つの折り目線37,38も有する。これ
らの追加の折り目線37,38はそれらの内側にある元
の折り目線28,29よりかなり短く、形状要素2の想
像上の横方向の中央線39と、前端部分18と中央部分
20の間の移行部との間で走る。横方向の中央線39は
形状要素の二つの短辺14,15から同じ距離で形状要
素の横方向に配置された線である。折り目線40,41
も形状要素の後端部分19に配置されている。これらの
折り目線40,41は形状要素の縦方向中央線26に沿
って弓形状で対称的に配置されている。折り目線40,
41はかくして縦方向中央線26の付近で凹形状で配置
されている。
【0062】図9は図8の形状要素2のためのブランク
1を示す。ブランク1は図8と関連する上記折り目線を
有する。即ち、折り目線24,28,29,37,3
8,40,41はブランク1の接合前に作られる。この
代わりのものとして、折り目線24,28,29,3
7,38,40,41はブランク1が接合されて形状要
素2を形成した後に配置されることができる。ブランク
1は前端部分7において切欠き42を有する。この切欠
き42はブランク1が後端部分9の切欠き10と同じ方
法で折りたたまれた後に接合される。前端部分7に切欠
き42を配置することはもちろん製造工程を複雑にする
が、体に対する良好な適応を可能にする。形成された形
状要素におけるボウル形状部分はこのようにして装着者
の恥丘に良好に適応されることができる。
【0063】図10は本発明による形状要素2を含む衛
生ナプキン43を示す。衛生ナプキン43は上側44及
び下側45を有し、上側44は液体透過性であり、下側
45は液体不透過性である。衛生ナプキン43上の液体
透過性上側44は使用中装着者の体に向かって面するこ
とを意図され、液体不透過性下側45は使用中装着者の
体から離れて面することを意図される。液体透過性及び
液体不透過性はそれぞれ液体透過性及び液体不透過性で
ある層を与えられた各側44,45によって従来の衛生
ナプキンにおいて達成されている。本発明による衛生ナ
プキン43上に、別個の液体不透過性層は全く存在しな
いが、形状要素2は液体不透過性材料から作られ、従っ
て衛生ナプキン43上の液体不透過性後側を構成する。
衛生ナプキン43上の上側44は一つの端部分47にお
いてボウル形状部分46を、他の端部分48において山
の背状に持ち上げられた部分49を有する。中央部分5
0は衛生ナプキンの上側44上に山の背状に持ち上げら
れた部分51を有する。
【0064】図1の衛生ナプキン43は使用中装着者に
向かって面することを意図される衛生ナプキン43の側
上に配置された液体透過性外部層52を有する。吸収層
53は外部層52のすぐ内側に配置される。形状要素2
は吸収層の他の側に隣接して配置される。層52,5
3,2は例えば接着又は超音波溶接によって互いに接合
される。
【0065】外部層52における材料は例えばせん孔さ
れたプラスチックフィルム、プラスチック又は繊維材料
から作られたネット、例えばせん孔されたプラスチック
層及び不織布層から作られた積層体であることができ
る。プラスチックはポリエチレンの如き熱可塑性のもの
であってもよい。不織布材料はセルロース又は綿の如き
天然繊維、又はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ナイロン又は再生セルロースの
如き合成繊維から作られてもよい。
【0066】衛生ナプキンにおける外部層52の主な機
能は衛生ナプキン43中に体液を案内すること、装着者
の体に対して柔らかく快適に感じること、及びいわゆる
再湿潤(即ち、吸収された体液が装着者の皮膚に逆戻り
すること)を防止することである。快適性の理由のため
及び皮膚刺激を避けるため、装着者の皮膚に対して支持
する衛生ナプキンの部分上の表面が使用中できるだけ乾
燥状態に保たれることが重要である。衛生ナプキン上の
乾燥表面はさらに使用中装着者に対して涼しく快適に感
じ、交換時の衛生ナプキンの取扱い中及び純粋に視覚的
な面の両方において汚れた湿潤表面より許容されうるも
のである。
【0067】吸収層53はセルロースパルプから作られ
ることが好適である。これはロール、ベール又はシート
の形であってもよく、それは毛羽立った形で乾燥離解及
び変換されてパルプマットになり、場合によって自重の
数倍の水又は体液を吸収する能力を有するポリマーであ
る、いわゆる超吸収剤を添加される。使用可能な他の材
料の例は綿繊維、泥炭などの様々なタイプの天然繊維で
ある。もちろん吸収性合成繊維又は天然繊維と合成繊維
の混合物を使用することもできる。吸収材料は寸法安定
手段、液体分散手段、又は例えば短繊維及び粒子を凝集
単位として一緒に保持するために熱処理された熱可塑性
繊維の如き結合剤のような他の構成成分を含有すること
もできる。また、吸収層において様々なタイプの吸収フ
ォーム材料を使用することもできる。
【0068】衛生ナプキン54の周囲に沿って、外部層
52及び形状要素2はその周囲54において衛生ナプキ
ンの縁のまわりに継目55を形成するために折りたたま
れた長くて狭い材料によって接合される。継目55のた
めに使用される材料は側部漏出を防止するように疎水性
材料であることが好ましい。また、継目55のために使
用される材料は装着者の皮膚に対して柔らかくかつ快適
に感じることが重要である。継目55のために好適な材
料の例は疎水性不織布である。
【0069】衛生ナプキン43は縦方向及び横方向を伴
った本質的に細長い形状を有し、二つの長辺56,5
7、二つの短辺58,59、二つの端部分47,48及
び端部分の間に設けられた中央部分50、及び縦方向中
央線60を有する。
【0070】図11a−図11cは図10の衛生ナプキ
ン43の横断面を示す。図11aは衛生ナプキンの前端
部分47を通る横断面を示す。前端部分47は使用中装
着者の前方に面することを意図される部分である。前端
部分47は装着者の恥丘に対して適合するボウル形状部
分46を有する。
【0071】図11bは衛生ナプキンの中央部分50を
通る横断面を示す。中央部分50は装着者の前庭に対し
て適合することを意図される山の背状に持ち上げられた
部分51を有する。図11cは衛生ナプキンの後端部分
48を通る横断面を示す。後端部分48は使用中装着者
の尻に対して適合することを意図される山の背状に持ち
上げられた部分49を有する。
【0072】折り目線の目的(即ち、体に適応された形
状を作りかつ/又は漏出バリヤーを作る目的)が妥協さ
れない限り、異なる例に示された様々な折り目線を互い
に自由に組合せることももちろん可能である。例えば、
多数の弯曲した折り目線を形状要素に沿って配置するこ
とができる。縦方向中央線に関して凹形状である、中央
部分の2以上の弯曲した折り目線を、縦方向中央線に関
して凸形状である、後端部分の2以上の弯曲した折り目
線と有利に組合せることができる。前端部分は形状要素
の縦方向中央線に関して凸形状である縦方向折り目線を
有することもできる。かかる折り目線は前端部分におけ
るボウル形状部分の形成を可能にする。
【0073】折り目線を伴った様々な例を、中央部分及
び後端部分において連続的に持ち上げられた部分を有す
る形状要素と、谷によって分離された端部分における持
ち上げられた部分及び中央部分における持ち上げられた
部分を有する形状要素と自由に組合せることもできる。
【0074】形状要素は本発明による吸収製品上に液密
の後側を構成する必要はない。例えばポリエチレンから
作られた別の液体ブロック層が製品の液密の後側を構成
することができる。これは形状要素が液密でない場合に
は好適である。形状要素は製品上の後側に隣接して存在
する必要はないが、例えば外部層と吸収層の間に存在し
てもよい。この場合において、形状要素は体液を通過可
能なようにせん孔されることができる。別の液体ブロッ
ク層はそのときもちろん必要である。
【0075】本発明はここに記載された例に限定される
ものとして考える必要はなく、多数のさらなる変形及び
修正が本発明の請求の範囲内で可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブランクを示す。
【図2】長辺の一つから見た、二重に折りたたまれた本
発明によるブランクを示す。
【図3】本発明による形状要素を示す。
【図4】形状要素の長辺の一つから見た、本発明による
形状要素を示す。
【図5】本発明の一例による形状要素を示す。
【図6】本発明の別の例による形状要素を示す。
【図7】本発明のさらなる例による形状要素を示す。
【図8】本発明のさらに別の例による形状要素を示す。
【図9】図8の形状要素のためのブランクを示す。
【図10】本発明による衛生ナプキンを示す。
【図11】aは図10の衛生ナプキンの線XIa−XIaに沿
った断面を示し、bは図10の衛生ナプキンの線XIb−X
Ibに沿った断面を示し、cは図10の衛生ナプキンの線
XIc−XIcに沿った断面を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/472

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛生ナプキン、失禁パッド又はパンティ
    ライナーの如き吸収製品において形状要素(2)を構成
    するために意図されるブランクであって、そのブランク
    が硬質材料から作られ、縦方向及び横方向、二つの短辺
    (3,4)及び二つの長辺(5,6)、中央部分(9)
    及び二つの端部分(7,8)を伴った平面の本質的に細
    長い形状を有する場合において、一つの端部分(7)が
    中央部分(9)より幅広く、ブランクの短辺(3)に向
    かって増大する幅を有し、他の端部分(8)が細長い切
    り欠き又はスリット(10)を有することを特徴とする
    ブランク。
  2. 【請求項2】 端部分(7)上の最も幅広い部分が中央
    部分(9)上の最も狭い幅の1.5−5倍の幅であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のブランク。
  3. 【請求項3】 衛生ナプキン、失禁パッド又はパンティ
    ライナーの如き吸収製品のための形状要素であって、そ
    の形状要素が硬質材料から作られ、縦方向及び横方向、
    縦中央線(26)、二つの短辺(14,15)及び二つ
    の長辺(16,17)、中央部分(20)及び二つの端
    部分(18,19)を伴った本質的に細長い形状を有
    し、その一つの端部分(18)がボウル形状部分(2
    1)を有する場合において、形状要素(2)が接合され
    て平面ブランク(1)から一つの端部分において持ち上
    げられた部分(22)を形成すること、及びボウル形状
    部分(21)が形状要素(2)の横方向に本質的に延び
    る折り目表示(24)の助けで作られることを特徴とす
    る形状要素。
  4. 【請求項4】 二つの折り目表示(28,29)が縦中
    央線(26)の各側上に一つずつ、ブランクの少なくと
    も中央部分(20)に、ブランクの縦方向に本質的に配
    置されていることを特徴とする請求項3記載の形状要
    素。
  5. 【請求項5】 衛生ナプキン、失禁パッド又はパンティ
    ライナーの如き吸収製品であって、その製品が二つの端
    部分(47,48)及びその端部分の間に設けられた中
    央部分(50)を伴った本質的に細長い形状を有し、さ
    らに縦方向中央線(60)を有し、その製品が形状要素
    (2)を含み、一つの端部分(47)においてボウル形
    状部分(46)を、他の端部分(48)において山の背
    状に持ち上げられた部分(49)を有する場合におい
    て、端部分(48)の山の背状に持ち上げられた部分
    (49)が平面ブランク(1)から持ち上げられた部分
    を形成するために接合される形状要素(2)によって作
    られること、及びボウル形状部分(46)が形状要素
    (2)の横方向に本質的に延びる折り目表示(24)の
    助けで作られることを特徴とする吸収製品。
  6. 【請求項6】 吸収製品(43)が縦方向中央線(6
    0)の両側上に配置された漏出バリヤーを有することを
    特徴とする請求項5記載の吸収製品。
  7. 【請求項7】 形状要素(2)を構成するために意図さ
    れるブランク(1)が縦方向及び横方向、二つの短辺
    (3,4)及び二つの長辺(5,6)、二つの端部分
    (7,8)及び中央部分(9)を伴った本質的に細長い
    形状を有する平面形態で製造され、一つの端部分(7)
    がブランクの短辺(3)に向かって増大する幅を与えら
    れ、切欠き(10)が他の端部分(8)において配置さ
    れ、ブランク(1)がブランク(1)の縦方向中央線
    (11)に沿って二重に折りたたまれ、切り欠き(1
    0)が接合され、接合された部分が折りたたまれて3次
    元状態になることを特徴とする形状要素(2)の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 折り目表示(28,29)が切欠き(1
    0)が接合される前にブランクの縦方向に配置されてい
    ることを特徴とする請求項7記載の形状要素(2)の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 衛生ナプキン、失禁パッド、又はパンテ
    ィライナーの如き吸収製品の製造方法において、吸収製
    品(43)中の形状要素(2)を構成するために意図さ
    れるブランク(1)が縦方向及び横方向、二つの短辺
    (3,4)及び二つの長辺(5,6)、二つの端部分
    (7,8)及び中央部分(9)を伴った本質的に細長い
    形状を有する平面形態で製造され、一つの端部分(7)
    がブランクの短辺(3)に向かって増大する幅を与えら
    れ、切欠き(10)が他の端部分(8)において作ら
    れ、ブランク(1)がブランクの縦方向中央線(11)
    に沿って二重に折りたたまれ、吸収層(53)、次いで
    外部層(52)が各表面上に配置され、その後切欠き
    (10)に沿って形成された側縁、吸収層(53)及び
    外部層(52)が接合され、接合された部分が折りたた
    まれて平面状態になることを特徴とする吸収製品の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 二つの折り目表示(28,29)が縦
    方向中央線(11)の各側上に一つずつ、ブランクの少
    なくとも中央部分(9)に、ブランクの縦方向に本質的
    に配置されていることを特徴とする請求項9記載の吸収
    製品の製造方法。
JP11169118A 1998-06-18 1999-06-16 形状要素を製造するためのブランク、形状要素、形状要素を含む吸収製品、形状要素の製造方法、及び吸収製品の製造方法 Withdrawn JP2000024034A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9802176A SE517881C2 (sv) 1998-06-18 1998-06-18 Ämne för framställning av ett formelement, formelementet, ett absorberande alster innefattande formelementet, förfarande för framställning av formelementet, samt förfarande för framställning av det absorberande alstret
SE9802176-9 1998-06-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000024034A true JP2000024034A (ja) 2000-01-25

Family

ID=20411757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11169118A Withdrawn JP2000024034A (ja) 1998-06-18 1999-06-16 形状要素を製造するためのブランク、形状要素、形状要素を含む吸収製品、形状要素の製造方法、及び吸収製品の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (2) US20010039407A1 (ja)
EP (1) EP0965318B1 (ja)
JP (1) JP2000024034A (ja)
AT (1) ATE335451T1 (ja)
DE (1) DE69932671T2 (ja)
SE (1) SE517881C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289947A (ja) * 2000-12-06 2008-12-04 Sca Hygiene Products Ab 衛生ナプキン、おむつ、失禁ガード、又はパンティライナーの如き吸収物品
WO2020162385A1 (ja) * 2019-02-04 2020-08-13 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7166093B2 (en) 2000-12-06 2007-01-23 Sca Hygiene Products Ab Absorbent article with rear portion including a first and second leg
US6945967B2 (en) * 2001-04-20 2005-09-20 Sca Hygiene Products Ab Absorbent product with improved fit
US6866658B2 (en) * 2001-04-20 2005-03-15 Sca Hygiene Products Ab Absorbent product with improved fit
US6929629B2 (en) * 2001-04-20 2005-08-16 Sca Hygiene Products Ab Absorbent article with improved fit
SE520683C2 (sv) * 2001-12-06 2003-08-12 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande alster med förbättrad passform
SE520686C2 (sv) * 2001-12-06 2003-08-12 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande alster med förbättrad passform
SE520685C2 (sv) * 2001-12-06 2003-08-12 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande alster med förbättrad passform
US7601144B2 (en) 2001-12-06 2009-10-13 Sca Hygiene Products Ab Absorbent article with improved fit
SE520684C2 (sv) * 2001-12-06 2003-08-12 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande alster med förbättrad passform
US7156832B2 (en) 2001-12-06 2007-01-02 Sca Hygiene Products Ab Absorbent Article having a stiffening element and elongate through-hole
AU2003244212A1 (en) * 2002-08-29 2004-03-29 Pigeon Corporation Absorbable product
SE0303066D0 (sv) * 2003-11-20 2003-11-20 Sca Hygiene Prod Ab Ett absorberande alster såsom en dambinda, en blöja, ett inkontinensskydd eller ett trosskydd
US7682554B2 (en) * 2005-08-30 2010-03-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method and apparatus to mechanically shape a composite structure
US7687012B2 (en) * 2005-08-30 2010-03-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method and apparatus to shape a composite structure without contact
GB2439719A (en) * 2006-07-05 2008-01-09 Sca Hygiene Prod Ab Absorbent article with differing core density regions
US8672911B2 (en) 2007-08-03 2014-03-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Body adhering absorbent article
US8012137B2 (en) 2007-08-03 2011-09-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Packaged body adhering absorbent article and method of applying such article to a wearer
US8197456B2 (en) 2007-08-03 2012-06-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Body adhering absorbent article
US8029489B2 (en) 2007-08-03 2011-10-04 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Body adhering absorbent article and method of adhering such article to a wearer
US8292862B2 (en) 2007-08-03 2012-10-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Dynamic fitting body adhering absorbent article
US8062275B2 (en) 2007-08-03 2011-11-22 Kimberly Clark Worldwide, Inc. Body adhering absorbent article and method for donning such article
US8251969B2 (en) 2007-08-03 2012-08-28 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Body adhering absorbent article
MX2010001384A (es) * 2007-08-03 2010-04-09 Kimberly Clark Co Articulos absorbentes que se adhiere al cuerpo.
US8734413B2 (en) * 2007-08-03 2014-05-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Packaged body adhering absorbent article
US7947027B2 (en) 2007-12-28 2011-05-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Body adhering absorbent article
US8702672B2 (en) * 2007-08-03 2014-04-22 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Body adhering absorbent article
US11147722B2 (en) 2008-11-10 2021-10-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with a multifunctional acrylate skin-adhesive composition
US8157780B2 (en) * 2008-12-15 2012-04-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having line of weakness for folding the article
US10022468B2 (en) 2009-02-02 2018-07-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent articles containing a multifunctional gel
US8764922B2 (en) 2011-02-08 2014-07-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of manufacturing a body adhering absorbent article orientated in the machine direction with reduced curl
US8758547B2 (en) 2011-02-08 2014-06-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of manufacturing a body adhering absorbent article orientated in the cross-machine direction with reduced curl
GB2509865B (en) * 2011-11-08 2017-11-15 Kimberly Clark Co Absorbent article with stabilization member
CA179583S (en) * 2017-08-15 2018-10-30 Karo Pharma Ab Perineal protective device

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US84703A (en) * 1868-12-08 Improved child s diaper
US2043325A (en) * 1934-10-27 1936-06-09 Jr George H Jackson Sanitary pad
US2591079A (en) * 1950-04-10 1952-04-01 Mary R Leaton Diaper pants
US3570492A (en) * 1968-12-23 1971-03-16 Edward Brosler Sanitary napkin assembly
US3575174A (en) 1969-07-11 1971-04-20 Personal Products Co Sanitary napkin
US3738362A (en) * 1970-11-13 1973-06-12 V Sneider Disposable sanitary liner for a garment
US3834389A (en) * 1972-11-28 1974-09-10 Procter & Gamble Textile tampon having a resilient foam core
US3863637A (en) * 1972-12-08 1975-02-04 Int Paper Co Folded disposable diaper
US4067336A (en) 1976-09-27 1978-01-10 Kimberly-Clark Corporation Perineal shield and discharge containment device
US4182334A (en) * 1976-09-27 1980-01-08 Kimberly-Clark Corporation Perineal shield and discharge containment device
US4327732A (en) * 1980-07-08 1982-05-04 Weyerhaeuser Company Incontinent pad
JPS6053144A (ja) 1983-08-30 1985-03-26 ゼンミ株式会社 生理用ナプキン
CA1242301A (en) 1984-02-21 1988-09-27 Patti J. Mokry Shaped napkin with elasticized edges
US4605404A (en) * 1985-01-16 1986-08-12 Sneider Vincent R Disposable pad for panty hose
SE450811B (sv) * 1985-05-14 1987-08-03 Moelnlycke Ab Inkontinensskydd for men samt sett for dess framstellning
US4642110A (en) * 1985-07-03 1987-02-10 Evelin Dudek Disposable diaper
US4673403A (en) 1985-10-30 1987-06-16 Kimberly-Clark Corporation Method and pad allowing improved placement of catamenial device
US4946454A (en) * 1987-04-29 1990-08-07 Kimberly-Clark Corporation Perineal shield and discharge containment flap
US4804380A (en) * 1987-08-06 1989-02-14 Kimberly-Clark Corporation Anatomically shaped, self-aligning, sanitary protection device
US4950264A (en) 1988-03-31 1990-08-21 The Procter & Gamble Company Thin, flexible sanitary napkin
ATE86847T1 (de) * 1988-03-31 1993-04-15 Procter & Gamble Absorptionsartikel.
US5171302A (en) 1988-03-31 1992-12-15 The Procter & Gamble Company Absorbent article with central hinge
US6171291B1 (en) * 1990-10-29 2001-01-09 The Procter & Gamble Company Generally thin, flexible, sanitary napkin with central absorbent hump
US5690625A (en) 1992-02-18 1997-11-25 Molnlycke Ab Absorbent disposable article constructed from at least two plat flexible bodies containing absorbent material, and a package of articles having s-shaped edges
AU687766B2 (en) * 1993-02-22 1998-03-05 Mcneil-Ppc, Inc. Absorbent articles
CA2134268C (en) * 1994-06-13 2005-10-04 Frederich Oma Lassen Absorbent article having a body-accommodating absorbent core
SE508041C2 (sv) * 1994-12-30 1998-08-17 Moelnlycke Ab Absorberande alster
US5613961A (en) 1994-12-30 1997-03-25 Kimberly-Clark Corporation Thin, curved absorbent article having elasticized edges
SE509841C2 (sv) * 1995-10-04 1999-03-15 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande produkt såsom en absorberande byxa, blöja, inkontinensskydd, dambinda, trosskydd, förband eller liknande
EP0850628A1 (en) 1996-12-23 1998-07-01 The Procter & Gamble Company Anatomically shaped sanitary napkin for secure topical adhesive attachment to the skin
US6203654B1 (en) * 1998-02-20 2001-03-20 The Procter & Gamble Company Method of making a slitted or particulate absorbent material
JPH11299827A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Uni Charm Corp 吸収性物品

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289947A (ja) * 2000-12-06 2008-12-04 Sca Hygiene Products Ab 衛生ナプキン、おむつ、失禁ガード、又はパンティライナーの如き吸収物品
JP4637940B2 (ja) * 2000-12-06 2011-02-23 エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 衛生ナプキン、おむつ、失禁ガード、又はパンティライナーの如き吸収物品
WO2020162385A1 (ja) * 2019-02-04 2020-08-13 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP2020124314A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP7083763B2 (ja) 2019-02-04 2022-06-13 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
US6485477B2 (en) 2002-11-26
US20010001313A1 (en) 2001-05-17
DE69932671T2 (de) 2007-08-09
SE517881C2 (sv) 2002-07-30
US20010039407A1 (en) 2001-11-08
DE69932671D1 (de) 2006-09-21
EP0965318A3 (en) 2001-05-02
EP0965318A2 (en) 1999-12-22
ATE335451T1 (de) 2006-09-15
SE9802176D0 (sv) 1998-06-18
SE9802176L (sv) 1999-12-19
EP0965318B1 (en) 2006-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000024034A (ja) 形状要素を製造するためのブランク、形状要素、形状要素を含む吸収製品、形状要素の製造方法、及び吸収製品の製造方法
JP4796074B2 (ja) 改善された防護性のために外方に凸状の長手方向中央チャネルを有する吸収性物品
US5211641A (en) Disposable absorbent articles
JP4540104B2 (ja) 吸収性物品
JP4492957B2 (ja) 吸収性物品
JP4352027B2 (ja) 吸収性物品
JP5305812B2 (ja) 吸収性物品
JP4637940B2 (ja) 衛生ナプキン、おむつ、失禁ガード、又はパンティライナーの如き吸収物品
JP2001504728A (ja) 衛生ナプキン、失禁ガード、パンティライナーなどの吸収物品
WO1999025282A1 (en) Absorbent article such as a sanitary towel, an incontinence protector, a pantyliner or the like
GB2244653A (en) Absorbent article
JP2001504727A (ja) 補強されたこぶを有する吸収物品
RU2278649C2 (ru) Абсорбирующее изделие, такое, как гигиеническая прокладка, подгузник, защитное средство для страдающих недержанием или прокладка в трусы
JP4233786B2 (ja) 吸収性物品
EP0916328B1 (en) Absorbent article with improved forming ability
RU2361558C2 (ru) Адсорбентное изделие и способ получения адсорбентного изделия
RU2762116C1 (ru) Впитывающее изделие
RU2741295C1 (ru) Впитывающее изделие
MXPA99005643A (en) Blank model to produce a conformed element, the compormed element, a absorbent product that comprises the formed element, a method to produce a conformed element, and also metodoped to produce the absorbed product
EP0680739A1 (en) Anatomically shaped sanitary napkin
JPH06425U (ja) 生理用ナプキン
JPH06424U (ja) 生理用ナプキン
JPH06423U (ja) 生理用ナプキン
MXPA06007161A (en) Absorbent article and method for manufacturing absorbent article
MXPA99003008A (en) Absorbent article capable of self-shaping in use

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905