JP2000023776A - 車両用シートのフレーム - Google Patents

車両用シートのフレーム

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Publication number
JP2000023776A
JP2000023776A JP10195415A JP19541598A JP2000023776A JP 2000023776 A JP2000023776 A JP 2000023776A JP 10195415 A JP10195415 A JP 10195415A JP 19541598 A JP19541598 A JP 19541598A JP 2000023776 A JP2000023776 A JP 2000023776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
seat
side frame
side frames
rear side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10195415A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsuo
裕之 松尾
Hisayasu Suzuki
久康 鈴木
Kazuo Egawa
一男 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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Publication of JP2000023776A publication Critical patent/JP2000023776A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョイント部材などを用いる必要性のない簡
潔構成のフレームを提供することにより、車両用シート
の生産コストおよび重量を軽減する。 【解決手段】 シートバックの上縁に沿う上枠2と、シ
ートバックの側縁に沿う後部側枠3と、シートクッショ
ンの側縁に沿う下部側枠4をパイプ材で一体に形成す
る。後部側枠3の下端近傍間、下部側枠4の前端近傍間
および後端近傍間をそれぞれ上枠2とほぼ平行なクロス
メンバ5、6、7を介して結合する。後部側枠3と下部
側枠4が形成するコーナの内側に隅金9を溶着してシー
トベルトの取付部を構成したことにより、フレームを簡
潔構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートのフレ
ームに係り、特に、シートクッションに対するシートバ
ックの取付角度を固定した車両用シートのフレームに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シートクッションに対するシートバック
の取付角度を固定したシートのフレームをパイプ材で構
成するに際して、従来では例えば実開昭55−3809
1号公報に見られるように、シートクッションの側縁お
よび前縁に沿って屈曲する座枠体とシートバックの側縁
および上縁に沿って屈曲する背枠体をそれぞれパイプ材
で構成し、両枠体の両端部を略L字状のジョイント部材
を介して一体的に嵌合接続したものがある。
【0003】しかしながら、このように座枠体と背枠体
をジョイント部材を介して結合するようにしたものにお
いては、シートフレームの構成部品点数が多くなるため
に組立工数および重量が増加し、しかも、両枠体とジョ
イント部材の結合部に応力が集中するために、これらの
結合部を補強する必要性があるなど生産コストが上昇し
てしまうという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、ジョイント部材などを用い
る必要性のない簡潔構成のフレームを提供することによ
り、車両用シートの生産コストおよび重量を軽減するこ
とを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、シートバックの上縁に沿う上枠と、シート
バックの側縁に沿う後部側枠と、シートクッションの側
縁に沿う下部側枠をパイプ材で一体に形成している。そ
して、後部側枠の下端近傍間、下部側枠の前端近傍間お
よび後端近傍間をそれぞれ前記上枠とほぼ平行なクロス
メンバを介して結合するとともに、後部側枠と下部側枠
が形成するコーナの内側に隅金を溶着してシートベルト
の取付部を構成したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る車両用シー
トのフレームの一実施形態を示す斜視図、図2は図1に
示したフレームを用いた車両用シートの斜視図である。
これらの図において、シートバックAおよびシートクッ
ションBを支持するフレーム1は、シートバックAの上
縁に沿う上枠2を備えている。また、上枠2の両端を下
方に屈曲させてシートバックBの側縁に沿う後部側枠3
を構成するとともに、この後部側枠3の下端を前方に向
って屈曲させることにより、シートクッションBの側縁
に沿う下部側枠4を構成している。
【0007】そして、上枠2、後部側枠3および下部側
枠4をパイプ材で一体に形成したうえで、後部側枠3の
下端近傍間、下部側枠4の前端近傍間および後端近傍間
をそれぞれ前記上枠2とほぼ平行なクロスメンバ5、
6、7を介して結合してフレーム1の剛性を確保してい
る。8はクロスメンバ6、7に取り付けたシートレッグ
であり、前記クロスメンバ5、6、7とともにパイプ材
で構成され、その端部をそれぞれ相手側の部材に溶接で
固定している。
【0008】一方、後部側枠3の下端と下部側枠4の後
端が形成するコーナの内側に隅金9を溶着することによ
り、図示しないシートベルトの取付部を構成するととも
に、図示しないフロアなどに取り付けられる下部側枠4
に対する後部側枠3の前後方向への倒れ剛性を高くして
いる。
【0009】また、上枠2の端部近傍および後部側枠3
の上端近傍外側面にそれぞれグリップCを取り付けるた
めの座板10、10を設けるとともに、後部側枠3の中
央近傍と下部側枠4の前端近傍外側面をアーチ状のアー
ムレストDを介して結合することにより、隅金9による
補強効果に加えてシートバックAの倒れ剛性をより高く
している。なお、アームレストDは、図示しない芯金の
周囲を発泡ウレタンなどで被覆して質感および手触りな
どを向上させたものであり、その前側の立上り角度をシ
ートバックCの立上り角度より小さくすることにより、
シートへの出入り性を高くしている。11、11は後部
側枠3および下部側枠4の外側面に設けたアームレスト
取付用のナットである。
【0010】すなわち、本実施形態による車両用シート
のフレームにおいては、シートバックAを支える部分と
シートクッションBを支える部分をパイプ材で一体に形
成しているために、従来のようにジョイント部材などを
用いる必要性がなく、部品点数および組立工数を削減し
て重量および生産コストを低減することができる。ま
た、後部側枠3と下部側枠4が形成するコーナに隅金9
を溶着しているために、下部側枠4に対する後部側枠3
の前後方向への倒れ剛性を高くすることができるもので
あり、しかも、この隅金9によってシートベルトの取付
部を構成しているために、部品点数の増加を抑制するこ
とができる。
【0011】上記実施形態においてはいわゆるベンチ型
の複座シートを構成する場合について説明しているが、
例えば図3に示したように上部を左右に分割したシート
バックAを取り付け、あるいは、図示はしないが全体を
左右に分割したシートバックを取り付けてシートの形式
を多様化し、あるいは、図4に示した実施形態のように
側枠3、4の間隔を狭めて単座の車両用シートを構成す
ることができる。
【0012】なお、実施形態においてはいずれも本発明
をバス用のシートに適用しているために、シートの一端
側のみにグリップCおよびアームレストDを取り付ける
ようにしているが、シートの両側に通路などを設ける場
合はグリップCおよびアームレストDをシートの両側に
設けてもよく、あるいは、グリップCもしくはアームレ
ストDを省略してシートの構成をより簡略化することも
できる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、シートバックの上縁に沿う上枠と、シートバックの
側縁に沿う後部側枠と、シートクッションの側縁に沿う
下部側枠をパイプ材で一体に形成したうえで、後部側枠
の下端近傍間、下部側枠の前端近傍間および後端近傍間
をそれぞれ前記上枠とほぼ平行なクロスメンバを介して
結合したものであるから、フレームの構成部品点数およ
び製造工数を削減してシートの重量並びに生産コストを
低減することができる。また、後部側枠と下部側枠が形
成するコーナに隅金を溶着してシートベルトの取付部を
構成したものであるから、下部側枠に対する後部側枠の
前後方向への倒れ剛性を高くすることができるととも
に、部品点数の増加を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートのフレームの一実施
形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示したフレームを用いた車両用シートの
斜視図である。
【図3】図1に示したフレームを用いた車両用シートの
変形例を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る車両用シートのフレームの変形例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 上枠 3 後部側枠 4 下部側枠 5、6、7 クロスメンバ 8 シートレッグ 9 隅金 10 座板 11 ナット A シートバック B シートクッション C グリップ D アームレスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの上縁に沿う上枠と、シー
    トバックの側縁に沿う後部側枠と、シートクッションの
    側縁に沿う下部側枠をパイプ材で一体に形成し、後部側
    枠の下端近傍間、下部側枠の前端近傍間および後端近傍
    間をそれぞれ前記上枠とほぼ平行なクロスメンバを介し
    て結合するとともに、後部側枠と下部側枠が形成するコ
    ーナの内側に隅金を溶着してシートベルトの取付部を構
    成したことを特徴とする車両用シートのフレーム。
JP10195415A 1998-07-10 1998-07-10 車両用シートのフレーム Pending JP2000023776A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10195415A JP2000023776A (ja) 1998-07-10 1998-07-10 車両用シートのフレーム

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ID=16340716

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JP (1) JP2000023776A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6752465B2 (en) 2002-01-30 2004-06-22 Tachi-S Co., Ltd. Seat framework for bus
JP2006213237A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Hitachi Ltd 乗り物用腰掛
US7597395B2 (en) 2002-01-04 2009-10-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle seat

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7597395B2 (en) 2002-01-04 2009-10-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle seat
US6752465B2 (en) 2002-01-30 2004-06-22 Tachi-S Co., Ltd. Seat framework for bus
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