JP2000023630A - 春雨及びその製造方法 - Google Patents

春雨及びその製造方法

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JP2000023630A JP10193045A JP19304598A JP2000023630A JP 2000023630 A JP2000023630 A JP 2000023630A JP 10193045 A JP10193045 A JP 10193045A JP 19304598 A JP19304598 A JP 19304598A JP 2000023630 A JP2000023630 A JP 2000023630A
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Katsuyuki Nakama
勝之 中間
Toshiyasu Muroya
賢康 室屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タレがからみつき易くすると共に、春雨とし
ての食感を維持しつつ、湯戻り時間を従来のものよりも
短くする。 【解決手段】 本発明の春雨は、麺線1の方向に沿って
中空部2を少なくとも1つ備えている。従って、この中
空部2にタレが保持され易いため、タレのからみ付きの
点で優れている。また、中空部2を有しているため、春
雨としての食感を維持できる麺径でありながら、湯戻り
時間の短縮化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、春雨及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】春雨を食する場合、熱湯中で3〜4分間
煮て湯戻しを行い、その後、タレをつけて食するのが通
常である。しかしながら、従来の春雨は、長尺で中実の
円柱状又は角柱状である。従って、タレが付着するの
は、春雨の外面だけであり、タレに浸した後、口元まで
春雨を運ぶ間に、タレが滴り落ち易い傾向がある。
【0003】一方、春雨を湯戻しする場合、上記したよ
うに、少なくとも3分は要するのが通常であることか
ら、湯戻り時間をより短縮することが従来望まれてい
る。春雨の湯戻りに関する性質は、材料として使用する
澱粉の性質により異なるものであるが、いずれの澱粉を
用いた場合でも、麺径を細くすればするほど、湯戻り時
間が短くなることは明白である。しかしながら、春雨と
しての食感を得るためには、麺径が約0.5〜約1.2
mm程度のものが好ましいとされており、この範囲の麺
径を前提とする限り、いずれの材料を使用しても上記し
た湯戻り時間より短くすることは困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑みなされたものであり、まず第1に、タレのからみ
付きに優れた春雨及びその製造方法を提供することを課
題とする。第2に、春雨としての食感を維持しつつ、湯
戻り時間をより短くできる春雨及びその製造方法を提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明の春雨は、麺線方向に沿った
中空部を少なくとも1つ備えていることを特徴とする。
請求項2記載の本発明の春雨は、請求項1記載の春雨で
あって、前記中空部の少なくとも一部が外周面に開口し
ていることを特徴とする。請求項3記載の本発明の春雨
は、請求項1又は2記載の春雨であって、幅方向断面形
状が、略C字形、略コ字形、略S字形、略環状形、又は
略馬蹄形であることを特徴とする。請求項4記載の本発
明の春雨の製造方法は、原料澱粉とキャリア糊を混練し
てドウを得る工程と、該ドウを押出機に投入して押出成
形により麺線を得る工程と、該麺線を煮込んだ後、冷
却、乾燥する工程とを有する春雨の製造方法において、
前記押出成形工程により得られる麺線の幅方向断面形状
が、略C字形、略コ字形、略S字形、略環状形、又は略
馬蹄形であることを特徴とする。請求項5記載の本発明
の春雨の製造方法は、請求項4記載の春雨の製造方法で
あって、麺線の幅方向断面形状が略C字形に押し出され
た場合、2つの端面と中心とにより形成される開度が0
〜180度の範囲であることを特徴とする。請求項6記
載の本発明の春雨の製造方法は、請求項4又は5記載の
春雨の製造方法であって、前記押出成形工程により得ら
れる麺線が、厚み0.2〜0.8mmの範囲、最大幅
0.5〜2.5mmの範囲であることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の春雨は、麺線方向に少な
くとも一つの中空部を備えている。麺線方向に少なくと
も一つの中空部であるから、複数の中空部が並列的に開
口されていてもよいが、製造の困難性から通常は一つで
ある。また、所定の長さで成形された春雨の一端から他
端までの全ての範囲にわたって貫通する中空部であるこ
とが好ましいが、押出し後の製造工程の中で、中空部が
閉塞された箇所が何カ所か生じたものも含む。また、こ
の中空部は、その少なくとも一部が外周面に開口した形
状であってもよい。すなわち、麺線方向に貫通する貫通
孔状のものであってもよいし、溝状のものであってもよ
い。
【0007】本発明で用いられる春雨は、かかる条件を
満足するものであればその形状は限定されるものではな
いが、例えば、図1で示したような形状が挙げられる。
図1(a)は幅方向断面形状が略C字形、(b)は幅方
向断面形状が略コ字形、(c)は幅方向断面形状が略S
字形、(d)は幅方向断面形状が略環状形、(e)は幅
方向断面形状が略馬蹄形のものである。これらの形状の
中でも特に図1(a)の略C字形のものが好ましい。製
造が比較的容易であると共に、一般に用いられている春
雨の形状に近く、食感の点でも優れていると考えられる
からである。
【0008】本発明においては、完成品としての春雨に
かかる形状が付与されていることが適切であるが、春雨
は、後述のように、所定形状の麺線として押出成形した
後、さらに煮込み、冷凍等の工程を経るため、この複雑
な製造工程中で、押出し時の形状を完全に維持すること
は困難である。しかしながら、本発明者の実験により、
押出成形時の麺線1の形状を図1で示したいずれかの形
状とすれば、完成品としての春雨の形状をほぼ図1で示
した形状で維持できるか、形状が崩れたとしても完成品
としての春雨に中空部2が形成されることが明らかにな
った。
【0009】従って、本発明においては、押出成形によ
り得られる麺線1の形状を図1で示した形状となるよう
に製造することが重要である。なかでも、押出成形時の
麺線の形状を略C字形にすると、その後の製造工程によ
り多少変形しても、多少扁平した断面略C字形か略環状
形の春雨が得られることから好ましい。但し、押出成形
時の麺線1の形状を断面略C字形とする場合には、図1
(a)の2つの端面1a,1bと中心oとのなす角θに
相当する角度(開度)を、0〜180度、さらには60
〜90度の範囲とすることが好ましい。0度というの
は、端面1a,1b同士が接触して、切り込みだけが入
っている意味である。180度を超えた場合には、押出
成形後の製造工程中での形状維持が困難となり、完成品
としての春雨の形状が断面略平板状になってしまう。
【0010】上記した本実施の形態の春雨は、押出成形
により得られる麺線1の状態で、その厚みXが、0.2
〜0.8mmの範囲となるように製造することが好まし
い。0.2mmよりも薄いと春雨としての食感維持が困
難になり、0.8mmよりも厚い場合には湯戻り時間の
短縮化をそれほど期待できない。特に好ましい厚みX
は、0.3〜0.6mmの範囲である。また、最大幅
(麺径)Y、図1(a)の略C字形及び(d)の略環状
形のものにあっては、最も大きな径の部分、その他の形
状のもにあっては、最も広い幅の部分が、押出成形によ
り得られる麺線1の状態で、0.5〜2.5mmの範囲
となるように製造することが好ましい。0.5mmを下
回った場合、2.5mmを上回った場合のいずれも完成
品としての春雨に、春雨らしい食感を付与することが困
難になる。春雨らしい食感を得るために特に好ましい最
大幅Yは、0.9〜2.0mmの範囲である。なお、従
来の技術の項で説明したように、通常の中実の春雨では
完成品の状態で約0.5〜約1.2mm程度の麺径
(幅)であることが春雨としての食感を得るために適当
とされているが、本実施の形態のように春雨が中空部を
備えている場合には、完成品の状態で麺径約1.2mm
を超える場合でも、押出成形時の麺線1の最大幅Yが上
記した範囲であれば、完成品としての春雨に春雨らしい
食感を付与できる。
【0011】また、中空部の大きさ(直径)Zは、選択
する形状、厚みX及び最大幅Yとの組み合わせにより決
定されるが、いずれを採用する場合でも、湯戻り時にお
ける中空部への熱湯の侵入し易さ、及び食する際のタレ
のからみ付き易さから、少なくとも押出成形時に0.2
mmは確保することが好ましい。
【0012】次に、本実施の形態にかかる春雨の製造方
法を説明する。まず、原料澱粉と、原料澱粉の一部を他
の成分と共に所定量の熱湯で溶解して糊化させたキャリ
ア糊とをミキサーで混練して、水分約38〜47%の澱
粉スラリー(ドウ)を得る。水分量をこの範囲のいずれ
にするかは、原料澱粉の種類及び配合量により調整され
るが、例えば、甘藷又は馬鈴薯澱粉の場合には、その配
合量に応じて約40〜43%の間で調整することが好ま
しく、緑豆澱粉を用いる場合には、その配合量に応じて
44〜47%の間で調整することが好ましい。なお、澱
粉以外の成分、例えばカルボキシルメチルセルロースな
どの増粘剤、加工澱粉、そば粉等を添加すれば、この範
囲を逸脱する水分量とすることもできる。
【0013】次に、上記した所望の形状の麺線を押出す
ことができるよう形成された所定形状のダイ(ノズル)
を備えた押出機の原料投入口にこのドウを投入し、所望
形状の麺線として押出成形する。押し出された麺線を煮
込み釜に投入して糊化した後、水で冷却し、さらに、冷
凍し、しかる後、これを解氷して乾燥させる。最後に、
所望の長さに切断することにより、目的とする春雨が得
られる。
【0014】なお、原料澱粉としては、甘藷、馬鈴薯、
緑豆のほか、トウモロコシ、葛等あるいはこれらの任意
の混合物等、公知の種々のものを用いることができ、さ
らには、小麦粉、そば粉その他の成分を混合させたもの
であってもよい。
【0015】(実施例1)原料澱粉として、甘藷澱粉8
50g、馬鈴薯澱粉150gを使用した。馬鈴薯澱粉2
0gとミョウバン1gをボールに入れ、熱湯420ml
を注いでキャリア糊を得た。次に、原料澱粉とこのキャ
リア糊をミキサーで混練して水分42%のドウを得た。
これを一軸押出機を用いて押出成形した。この押出機の
ノズルの中空部は断面円形で直径(穴径)が1.7mm
であり、ノズルの中空部内に突出する、頂角が60度で
頂点部(頂点部の直径(中空部径)0.9mm)が断面
円形となっている突起が設けられている。従って、この
押出機により押し出される麺線は、麺線方向に沿って切
欠きが形成されることになり、図1(a)に示した断面
略C字形の麺線が押し出される。なお、本実施例で得ら
れた麺線の断面形状を顕微鏡で観察したところ、図2に
示したような断面略C字形であることが確認できた。押
出しにより得られた麺線は、厚みXが0.4mm、最大
幅Yが1.7mm、中空部の大きさZが直径0.9m
m、断面積が1.36mmであった。
【0016】次に、この麺線を煮込み釜に投入して、1
分間煮込んだ後、麺線を釜から取り出して水道水にさら
して冷却後、冷凍庫中、−10℃で10時間冷凍し、し
かる後、水道水にさらして解氷し、さらに、2時間乾燥
機で乾燥させ、約10cmの長さに切り揃え、春雨を製
造した。製造した春雨をいくつかに切断し、各断面形状
を顕微鏡で観察したところ、図3(a)〜(d)に示し
たように、略C字形をほぼ維持していたが、押出成形時
よりも端面同士が接近し、中空部2の形状がやや扁平し
ていた。しかしながら、完成品状態でも中空部2は麺線
方向に沿って維持されていた。各春雨の麺径(最大幅
Y)を比較したところ、1.26±0.44mmの範囲
に収まっていた。
【0017】この春雨を熱湯中で湯がき、湯がき時間3
0秒のものと1分のものについて株式会社山電製 クリ
ープメータ RE2−33005を使用して荷重と歪率
の関係から破断強度を測定した。結果を図4に示す。
【0018】(比較例1)押出機として、ダイの中空部
の断面形状が円形で、直径(穴径)が1.1mmのもの
を用いて押出成形したほかは、実施例1と全く同様の条
件で直径1.0mmで中空部のない春雨を製造した。こ
の春雨を熱湯中で湯がき、湯がき時間を1分ごと、1〜
6分まで変えて、実施例1と同様に破断強度を測定し
た。結果を図5に示す。
【0019】比較例1の春雨は、従来一般に市販されて
いる春雨とほぼ同様のものであるが、この春雨を食する
のに適する湯がき時間は3〜4分である。従って、破断
強度曲線が図5の湯がき時間3〜4分の曲線とほぼ同じ
傾向を示す曲線となっている湯がき時間が図4に示した
実施例1の春雨の湯がき時間として適切であるというこ
とになる。このことを基に図4を考察すると、湯がき時
間1分の曲線が図5の湯がき時間3分の曲線に似通った
傾向を示すことから、実施例1の春雨を湯戻しするには
湯がき時間30秒ではやや硬さを感じるが、適切な食べ
頃まで湯戻しするのに約1分で十分であることがわか
る。
【0020】10名のパネラーに実施例1及び比較例1
の春雨にタレをつけて試食してもらったところ、実施例
1のものが、通常の春雨である比較例1のものと比較し
て、違和感は全くなく、比較例1と同様の春雨らしい食
感が得られるとの全員一致の意見を得た。また、実施例
1の春雨は、比較例1のものよりもタレに浸す時間が短
く、軽くつけた感じで、十分味わえるとの全員一致の意
見も得た。これは、実施例1の春雨では中空部内にタレ
が入り込むことから、比較例1のものと比較してタレの
からみつきが優れていることによるものと考えられる。
【0021】(実施例2〜6)原料澱粉の使用量100
0g中の各種澱粉の配合割合を異ならせると共に、押出
機のノズルの直径(穴径)、ノズルの中空部内に突出す
る、頂角が60度の断面円形の頂点部の直径(中空部
径)を異ならせたほかは、実施例1と全く同様の条件で
春雨を製造した。また、湯戻り時間については、熱湯で
湯がくのではなく、95℃のお湯を注いで、食べ頃にな
るまでの時間を測定した。なお、この95℃のお湯によ
る湯戻り時間の測定については、上記した実施例1及び
比較例1で製造した春雨についても同様に試験した。ま
た、麺のこしの強さは、10名のパネラーが各実施例の
春雨を試食して判断した。この製造条件、試験結果を実
施例1も含めて表1にまとめた。
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかなように、実施例1,3,
5の甘藷澱粉85%と馬鈴薯澱粉15%のものはいずれ
も60秒以内で湯戻しできたのに対し、実施例2,4,
6の緑豆澱粉を使用したものは、緑豆澱粉の性質からや
や時間がかかった。しかしながら、実施例1〜6のいず
れの場合も、95℃のお湯を注ぐだけでも短時間で湯戻
しできることがわかった。なお、比較例1の春雨は、9
5℃のお湯を注いだだけでは、適切な食べ頃になるまで
湯戻しすることはできなかった。また、緑豆澱粉の性質
から、緑豆澱粉を含むものの方がこしが強かった。特
に、最大幅が大きい実施例2のものはややこしが強すぎ
るという食感があった。しかしながら、総じて春雨とし
ての食感を損なうものではなく、比較例1のものと比較
して遜色なかった。
【0024】なお、タレのからみ付きの良さを調べるた
め、実施例5で製造した春雨について、押出成形時の麺
線の断面形状、春雨として完成時の断面形状、湯戻り1
分後の断面形状を顕微鏡で観察した。結果を図6に示
す。図6(a)の押出成形時はほぼきれいなC字形で、
図6(b)の春雨としての完成時の形状は、押出成形時
よりも中空部2がやや潰れたC字形であったが、図6
(c)の湯戻り時においても、中空部2が残っていた。
従って、タレに浸した場合には、この中空部2内にタレ
が入り込み、からみ付き易いことが明らかになった。
【0025】
【発明の効果】本発明の春雨及びその製造方法によれ
ば、麺線方向に沿った中空部を少なくとも1つ有するた
め、タレがからみ付き易い春雨を得ることができる。ま
た、中空部を有しているため、春雨としての食感を維持
できる麺径としながら、湯戻り時間の短縮化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態にかかる春雨の、押出
成形時の麺線状態の幅方向断面図であり、(a)は略C
字形のものを、(b)は略コ字形のものを、(c)は略
S字形のものを、(d)は略環状形のものを、(e)は
略馬蹄形のものをそれぞれ示す。
【図2】実施例1で製造した春雨の、押出成形時の麺線
の断面形状の拡大図である。
【図3】実施例1で製造した春雨の完成時の断面形状の
拡大図である。
【図4】実施例1で製造した春雨の湯がき時間との関係
における破断強度を示す図である。
【図5】比較例1で製造した春雨の湯がき時間との関係
における破断強度を示す図である。
【図6】実施例5で製造した春雨の、押出成形時、春雨
としての完成時、湯戻り時における断面形状を示す拡大
図である。
【符号の説明】
1 麺線 2 中空部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 麺線方向に沿った中空部を少なくとも1
    つ備えていることを特徴とする春雨。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の春雨であって、前記中空
    部の少なくとも一部が外周面に開口していることを特徴
    とする春雨。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の春雨であって、幅
    方向断面形状が、略C字形、略コ字形、略S字形、略環
    状形、又は略馬蹄形であることを特徴とする春雨。
  4. 【請求項4】 原料澱粉とキャリア糊を混練してドウを
    得る工程と、該ドウを押出機に投入して押出成形により
    麺線を得る工程と、該麺線を煮込んだ後、冷却、乾燥す
    る工程とを有する春雨の製造方法において、 前記押出成形工程により得られる麺線の幅方向断面形状
    が、略C字形、略コ字形、略S字形、略環状形、又は略
    馬蹄形であることを特徴とする春雨の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の春雨の製造方法であっ
    て、麺線の幅方向断面形状が略C字形に押し出された場
    合、2つの端面と中心とにより形成される開度が0〜1
    80度の範囲であることを特徴とする春雨の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の春雨の製造方法で
    あって、前記押出成形工程により得られる麺線が、厚み
    0.2〜0.8mmの範囲、最大幅0.5〜2.5mm
    の範囲であることを特徴とする春雨の製造方法。
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