JP2000023201A - 回線分配装置 - Google Patents

回線分配装置

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JP2000023201A
JP2000023201A JP10190324A JP19032498A JP2000023201A JP 2000023201 A JP2000023201 A JP 2000023201A JP 10190324 A JP10190324 A JP 10190324A JP 19032498 A JP19032498 A JP 19032498A JP 2000023201 A JP2000023201 A JP 2000023201A
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Japan
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matrix switch
robot
switch boards
frame
hole
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JP10190324A
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Eiichi Kakihara
栄一 蠣原
Koji Honda
功治 本多
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04Q1/14Distribution frames
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続用導電ピンの貫通穴に挿入するために要求
される寸法精度を容易に確保でき、小型化された回線分
配装置を提供することにある。る自動化された回線分配
装置を提供する。 【解決手段】フレーム本体と、フレーム本体に収容さ
れ、それぞれマトリクススイッチ部及び、後部に入出力
コネクタを有する複数のマトリクススイッチボードと、
フレーム本体の背部に備えられ、複数のマトリクススイ
ッチボードのそれぞれの後部に有する入出力コネクタ
と、接続されるコネクタを有するバックワイヤボード
と、複数のマトリクススイッチボードの、それぞれ対を
なす2つのマトリクススイッチボードの間に配置され、
対をなす2つのマトリクススイッチボードの該マトリク
ススイッチ部に接続ピンを挿入するハンド部を有するロ
ボットを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線分配装置に関
し、特にロボットを用いて自動的に加入者端末と交換機
の加入者回路との間を接続する、あるいは切断する機能
を有する回線分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、回線分配装置(MDF:メイン
・ディストリビューティング・フレイム)の典型的な機
能を説明する図である。
【0003】回線分配装置2は複数の加入者端末1と交
換機3の加入者回路との間を任意に接続するための装置
である。回線分配装置2においては、新たに加入者端末
1が加わった場合にその加入者端末1と交換機3との間
の接続を行い、加入者に転居あるいは電話番号の変更が
あるような場合にはその接続の変更を行う機能を有す
る。
【0004】従来の回線分配装置2では、図9で示され
るように端子盤21,22が加入者端末1側及び交換機
3側に対し設けられ、加入者端末1と端子盤21及び端
子盤22と交換機3の加入者回路間をそれぞれ一対のケ
ーブルで接続し、更に2つの端子盤21、22の間をジ
ャンパー線23によってマニュアルで接続することによ
って加入者端末1と交換機3の間の接続を行っていた。
【0005】また交換機3の加入者回路との接続の変更
を効率よくするために加入者端末1側に対する端子盤2
1の端子数が交換機3側のそれよりも多いのが一般的で
ある。
【0006】かかる接続の作業には専門の技術者が必要
であり、従って遠隔地や離島の無人電話交換局の場合、
作業者の派遣に時間を必要とし、迅速なサービスの提供
が困難であった。
【0007】またこの接続作業は、交換機3が動作中に
行われ、他の回線に影響を与えないように作業を行う必
要があり、その結果作業に多くの時間を必要としてい
た。
【0008】かかる点から近年端子盤21,22間を接
続するジャンパー作業をロボットで行う自動化された回
線分配装置が導入されている。
【0009】図10は、従来の自動化された回線分配装
置の概要を説明する図である。
【0010】図10Aは、図9で説明した従来の端子盤
21、22間をジャンパー23により接続する構成を示
している。
【0011】図10Bは、図9のジャンパー接続に代わ
る自動化された回線分配装置を説明する図である。図1
0Bにおいて、回線分配装置2の主要な構成としてマト
リクススイッチボード20が使用される。
【0012】このマトリクススイッチボード20は、図
10Cに図示されるように、基板27に複数のX導線2
4及びY導線25を形成して構成される。複数の交点2
8を有している。
【0013】したがって、この交点28に接続用導電ピ
ン23を挿入することにより、X導線24及びY導線2
5間に任意の回線接続が可能である。さらに、マトリク
ススイッチボード20を多段に接続するようにネットワ
ークが構成されている。その結果として、加入者X側の
多数の端子数を、交換機Y側の少ない端子数との間での
接続が可能である。
【0014】図11は、更に自動化された回線分配装置
の従来の構成を一部分解して示す斜視図である。図11
において、複数のマトリクススイッチボード20が使用
されている。複数のマトリクススイッチボード20の各
々は、図10Cで示したと同様に、直交するX導線24
及びY導線25が複数層に基板に構成されている。
【0015】さらに、各層の直交する加入者側導線24
と交換機側導線Y2で形成される複数の交点の各々に
は、貫通穴(スルーホール)が設けられている。したが
って、接続用導電ピン26を挿入することにより所望の
加入者側配線24と交換機側配線25とを接続すること
ができる。
【0016】ここで、接続用導電ピン26の挿抜は、ロ
ボット40により自動的に行われる。自動化された回線
分配装置の従来例では、図11で示すように複数のマト
リクススイッチボード20が1枚の平板41を構成する
ように2次元的に並べられている。さらに、この2枚の
平板41が接続用導電ピン26を挿抜するロボット40
を収容する本体装置4の両側に取り付けれられている。
【0017】ロボット40は、1枚の平板41の中から
指定された交点を検索し、その交点の貫通穴に接続用導
電ピン26を挿入する。あるいは、貫通穴から接続用導
電ピン26を抜き出す。
【0018】ロボット40に取り付けられた接続用導電
ピン26を保持する駆動ハンド44を回転することが可
能であり、本体装置4の反対面側に取り付けられた複数
のマトリクススイッチボード20で構成される平板41
に対しても同一のロボット40で接続用導電ピン26を
挿入することが可能である。
【0019】そして、ロボット40は、本体装置4に収
容される、図示しない駆動モータにより駆動され、段セ
ンサ42及び、列センサ43により位置決め制御され
る。
【0020】ここで、加入者側回線と交換機側回線との
接続は、主に交換機3が動作中に行われるので接続すべ
き1つの回線に対して1つの接続用導電ピン26が挿入
される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の自動化
された回線分配装置では複数のマトリクススイッチボー
ド20が2次元的に配列され、平板41を構成してい
る。このために平板41の長さは数メートルに及ぶ。
【0022】さらに、この平板41に収容される複数の
マトリクススイッチボード20間は、線材の両端にコネ
クタを接続したリンク束線という接続用品を用いて接続
している。このように従来の自動化された回線分配装置
では、複数のマトリクススイッチボード20が平面的に
配列されているために、大型化せざるを得ない構造であ
った。
【0023】かかる点から本発明の目的は、小型化され
た回線分配装置を提供することにある。
【0024】さらに、接続用導電ピン41を挿入するに
際し、小型化によりマトリクススイッチボード20に対
し、厳しい寸法精度が要求される。本発明は、従って接
続用導電ピンの貫通穴に挿入するために要求される寸法
精度を容易に確保できる自動化された回線分配装置を提
供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
する回線分配装置は、フレーム本体と、フレーム本体に
収容され、それぞれマトリクススイッチ部及び、後部に
入出力コネクタを有する複数のマトリクススイッチボー
ドと、フレーム本体の背部に備えられ、複数のマトリク
ススイッチボードのそれぞれの後部に有する入出力コネ
クタと、接続されるコネクタを有するバックワイヤボー
ドと、複数のマトリクススイッチボードの、それぞれ対
をなす2つのマトリクススイッチボードの間に配置さ
れ、対をなす2つのマトリクススイッチボードのマトリ
クススイッチ部に接続ピンを挿入するハンド部を有する
ロボットを備えたことを特徴とする。
【0026】一の態様として、前記ロボットは、フレー
ム構造をなし、フレーム構造の上下枠間に配置され、フ
レーム構造の左右枠間を移動する縦軸を有し、且つ前記
ハンド部は、縦軸に移動可能に取り付けられていること
を特徴とする。
【0027】さらに、別の態様は、前記バックワイヤボ
ードは、基準ピンを有し、前記ロボットの後部フレーム
枠に、基準ピンに対応する基準穴を有し、ロボットが対
応する対をなす2つのマトリクススイッチボードの間に
挿入される際に、基準ピンと基準穴との嵌合によりロボ
ットの位置決めを行うことを特徴とする。
【0028】また、別の態様として、前記ロボットは、
そのフレーム枠に内向きの基準ピンを有する正面板を有
し、ロボットが挿入される対をなす2つのマトリクスス
イッチボードは、ロボットの正面板の基準ピンに対応し
て、勘合穴を有し、ロボットが対応する対をなす2つの
マトリクススイッチボードの間に挿入される際に、ロボ
ットの基準穴と対をなす2つのマトリクススイッチボー
ドの勘合穴との嵌合によりロボットの位置決めを行うこ
とを特徴とする。
【0029】さらに、前記バックワイヤボードは、基準
ピンを有し、前記ロボットの後部フレーム枠に、基準ピ
ンに対応する基準穴を有し、ロボットが対応する対をな
す2つのマトリクススイッチボードの間に挿入される際
に、基準ピンと基準穴とが嵌合し、更に、ロボットは、
そのフレーム枠に内向きの基準ピンを有する正面板を有
し、ロボットが挿入される対をなす2つのマトリクスス
イッチボードは、ロボットの正面板の基準ピンに対応し
て、勘合穴を有し、ロボットが対応する対をなす2つの
マトリクススイッチボードの間に挿入される際に、ロボ
ットの基準穴と対をなす2つのマトリクススイッチボー
ドの勘合穴とが嵌合することを特徴とする。
【0030】また、別の態様として、前記フレーム本体
に収容され、それぞれマトリクススイッチ部及び、後部
に入出力コネクタを有する複数のマトリクススイッチボ
ード間は、前記バックワイヤボードにより、接続されて
いることを特徴とする。
【0031】さらにまた、前記フレーム本体は、複数の
仕切り板を有し、仕切り板の間に前記対をなす2つのマ
トリクススイッチボードが挿入、配置されていることを
特徴とする。
【0032】さらに、前記複数のマトリクススイッチボ
ードは、前記挿入されたロボットと対向する面側の上下
に及び、前記仕切り板と対向する面の中央部にスペーサ
を有することを特徴とする。
【0033】また、前記仕切り板の前部に挿抜金具がネ
ジ止めされる穴部を有し、仕切り板の穴部に挿抜金具が
ネジ止めされた状態で、挿抜金具を支点として挿抜工具
を回動することにより、前記複数のマトリクススイッチ
ボードが挿入されることを特徴とする。
【0034】さらに、前記複数のマトリクススイッチボ
ードに前部に、前記挿抜工具の一部が係止する穴部を有
し、マトリクススイッチボードの穴部に挿抜工具の一部
が係止した状態で、前記挿抜金具を支点として前記挿抜
工具を回動することにより、マトリクススイッチボード
が引き抜かれることを特徴とする。
【0035】本発明の更なる課題及び、特徴は、図面を
参照して説明される実施の形態から明らかになる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従い説明する。尚、図の説明において、同一または類似
のものには同一の参照番号または参照記号を付して説明
する。
【0037】図1は、本発明の自動化された回線分配装
置の一実施例構成図である。特に各部分を分解して示し
ている。
【0038】フレーム本体100の裏面側にバックワイ
ヤボード200が配置され、フレーム本体100の正面
側から複数のマトリクススイッチボード150が挿入さ
れる構造である。
【0039】さらに、後に詳細に説明するように、一対
のマトリクススイッチボード150の間にロボット10
2が挿入される。バックワイヤボード200には複数の
コネクタ200cが備えられている。
【0040】したがって、マトリクススイッチボード1
50が挿入される時、これらコネクタ200cにマトリ
クススイッチボード150の後端に備えられる入出力コ
ネクタ152が挿入されて、バックワイヤボード200
とマトリクススイッチボード150との電気的接続が行
われる。
【0041】バックワイヤボード200において、複数
のコネクタ200c間を接続する配線が施されている。
したがって、このバックワイヤボード200に施されて
いる配線により、フレーム本体100に挿入される複数
のマトリクススイッチボード150同士の接続が行われ
る。
【0042】さらに、バックワイヤボード200のコネ
クタ200cには、加入者側回線用ケーブル400及
び、交換機側回線用ケーブル401が接続される。
【0043】また、バックワイヤボード200の上下に
は、基準ピン200a、200bが備えられ、後に説明
するようにロボット102が挿入される際の位置決めを
行う。
【0044】マトリクススイッチボード150は、2つ
のマトリクススイッチ部153を有している。後に説明
するように、このマトリクススイッチ部153は、X及
びY導線列が基板の両面に配設され、X及びY導線列に
沿って複数の貫通穴が設けられている。この貫通穴に接
続導電ピン26を挿入することにより、任意のX及びY
導線間の接続を可能としている。
【0045】ロボット102は、ロボットフレーム10
2cとZ軸102bを有しZ軸102bにはハンド部1
02aがZ軸に沿って上下に移動するように取り付けら
れている。さらに、ロボットフレーム102に対し、Z
軸102bは前後に移動するように制御される。
【0046】このハンド部102a及びZ軸102bの
移動は,ロボットフレーム102cの上部に取り付けら
れた図示しないモータにより又、図示しない伝導ベルト
を介して移動される。
【0047】図2は、図1に示すフレーム本体100の
詳細を示す図である。フレーム本体100は複数の仕切
り板300を有し、更に仕切り板300の両側面にガイ
ドレール301が三段に配置されている。
【0048】したがって、ガイドレール301に沿って
図1に示したマトリクススイッチボード150が2つの
仕切り板300の間に三段に挿入されるように構成され
ている。
【0049】図3は、マトリクススイッチボード150
の実施例である。図3Aは、マトリクススイッチボード
150の側面図であり、図3Bは、マトリクススイッチ
ボード150の上面図である。マトリクススイッチボー
ド150の後部に入出力用コネクタ152が取り付けら
れ、正面側に正面板155が取り付けられている。
【0050】さらにマトリクススイッチボード150の
2つのマトリクススイッチ部153は、基板151の表
面側に複数のX導線で構成されるパターンアレイ156
A及び、裏面側に複数のY導線で構成されるパターンア
レイ156Bで構成されている。
【0051】このパターンアレイ156A及び、156
Bはそれぞれ複数のX導線及び、複数のY導線上に、複
数の貫通穴が設けられ、従って、貫通穴がマトリクス状
に配置されている。
【0052】したがって、この貫通穴に、後に説明する
導電性の接続導電ピンを挿入することによりがX、Y導
線の対応する交点が電気的に接続されることになる。
【0053】マトリクススイッチボード150の基板の
表面側には、更にその上下部分に棒状のスペーサ154
が設けられている。また、裏面側にはマトリクススイッ
チボード150のパターンアレイ156Bの中央部にス
ペーサ156が複数個配置されている。
【0054】これらスペーサ154及び156は、後に
説明するように仕切り板300間にマトリクススイッチ
ボード150が挿入された時の、マトリクススイッチボ
ード150の平板性を担保するためのものである。
【0055】図4は、ロボット102の詳細構成図であ
り、図4Aはロボット102の側面図及び、図4Bはロ
ボット102の裏面から見た図である。
【0056】ロボット102は、ロボットフレーム10
2cで本体が構成され、その正面に正面板102gを有
し、正面板102gの裏面には,三段に挿入されるマト
リクススイッチボード150の上下部に対応する3組の
基準ピン102fを有している。
【0057】さらに裏面側の上下部には、基準穴102
e及び102dを有している。この基準穴102e及び
102dは,図1において仕切り板300の間に挿入さ
れた時に、バックワイヤボード200の基準ピン200
b,aと対応してロボット102の位置決めを行うため
のものである。
【0058】さらに、ロボット102には先に説明した
ように正面板102gに平行になるようにZ軸102b
が備えられ,Z軸102bにはハンド部102aが備え
られている。
【0059】Z軸102bは、矢印b方向に正面板10
2gに対し、前後に移動するように駆動され,ハンド部
102aは、Z軸102bに沿って,矢印aの方向に上
下移動するように制御される。
【0060】図5は、ヘッド部102aの詳細構成例で
ある。ヘッド本体102a’がZ軸102bに、先に説
明したように上下に移動可能に取り付けられている。ヘ
ッド本体102a’にはヘッド動作部110が備えられ
ている。
【0061】ヘッド動作部110にはハンド111及
び、112が備えられている。これらハンド111及
び、ハンド112は、接続導電ピン26をそれぞれ対向
するマトリクススイッチボード150に向かわすべく、
矢印方向にヘッド動作部110の内部機構により左右方
向に移動制御される。
【0062】そして、ハンド111及び、ハンド112
は、それぞれ接続導電ピンを保持し、ハンド部102a
がマトリクススイッチボード150のマトリクススイッ
チ部153の任意の位置に位置決めされた時に、対応す
るパターンアレイの貫通穴に挿入される。これによりパ
ターンアレイ156a及び、パターンアレイ156b間
が接続されるようになる。
【0063】図6は、バックワイヤボード200を側面
から見た図である。バックワイヤボード200にはコネ
クタ200cが備えられロボット150のロボットフレ
ーム102cに設けられた基準穴102d及び102e
に対応して基準ピン200a及び200bが挿入され
る。これによりバックワイヤボード200に対し、ロボ
ット102が正確に位置決め可能となる。
【0064】図7は、フレーム本体100を上面から見
た一部断面図である。特に、図7はロボット102がフ
レーム本体100に挿入された図を示している。挿入さ
れたロボット102の両側にマトリクススイッチボード
150が配置される。ロボット102の裏面側において
基準穴102d,eとバックワイヤボード200の基準
ピン200a,bが挿入された様子が理解できる。
【0065】さらにマトリクススイッチボード150の
後端部に備えられる入出力コネクタ152とバックワイ
ヤボード200のコネクタ200cが接続されている様
子が理解できる。
【0066】図8は、マトリクススイッチボード150
をフレーム本体100に挿抜する作用を説明する図であ
る。図8Aに示すようにフレーム本体100の仕切り板
300に設けられているガイドレール301の正面側部
分には脱落防止構造として挿抜金具302がネジ止めさ
れるガイドレール前面ネジ部303を有している。
【0067】マトリクススイッチボード150を挿入す
る際は、挿抜金具302をガイドレール前面ネジ部30
3につまみネジ304により取り付ける。
【0068】そして図8Bに示すように、挿抜工具30
5の一端を挿抜金具302に当て、これを支点として回
動することにより、マトリクススイッチボード150の
正面板155に押込み力を与える。これにより、マトリ
クススイッチボード150は、容易にフレーム本体10
0に押し込まれ、バックワイヤボード200のコネクタ
200cとマトリクススイッチボード150の入出力コ
ネクタ152との接続が行われる。
【0069】さらに、図8Cはマトリクススイッチボー
ド150を抜き出す作業を説明する図である。同様に、
挿抜金具302が仕切り板300の表面に作られたネジ
穴につまみネジ304によりネジ止めされた後、挿抜工
具305の他端に設けられているピン306を、マトリ
クススイッチボード150に正面部に設けられたピン穴
306(図8A参照)に差す。
【0070】そして、挿抜工具305を挿抜金具302
に当てながら回動することにより、マトリクススイッチ
ボード150の入出力コネクタ152をバックボード2
00のコネクタ200cから離脱して抜き出すことが可
能である。
【0071】
【発明の効果】以上本発明を図面に従い実施の形態を説
明したように、本発明においてはロボット102を仕切
り板300間に複数挿入することによりロボット102
におけるハンド部102aの移動距離が小さくなり、し
たがって接続導電ピンの挿入制御が高速化される。
【0072】さらに基準ピンと基準穴の対応によりマト
リクススイッチボード150のフレーム本体100に挿
入された際及び、マトリクススイッチボード150の間
に挿入されるロボット102の位置決めが正確になる。
【0073】したがって、本発明により自動化された回
線分配装置を小型化できるとともに接続導電ピンの挿入
に際しての精度を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動化された回線分配装置の一実施例
構成図である。特に各部分を分解して示している。
【図2】図1に示すフレーム本体100の詳細を示す図
である。
【図3】マトリクススイッチボード150の実施例であ
る。
【図4】ロボット102の詳細構成図である。
【図5】ヘッド部102aの詳細構成例である。
【図6】バックワイヤボード200を側面から見た図で
ある。
【図7】フレーム本体100を上面から見た一部断面図
である。
【図8】マトリクススイッチボード150をフレーム本
体100に挿抜する作用を説明する図である。
【図9】回線分配装置(MDF:メイン・ディストリビ
ューティング・フレイム)の典型的な機能を説明する図
である。
【図10】図10は、従来の自動化された回線分配装置
の概要を説明する図である。
【図11】自動化された回線分配装置の従来の構成を一
部分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
100 フレーム本体 102 ロボット 102a ハンド部 102c ロボットフレーム 102b Z軸 150 マトリクススイッチボード 152 入出力コネクタ 153 マトリクススイッチ部 200 バックワイヤボード 200c コネクタ 200a,200b 基準ピン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム本体と、 該フレーム本体に収容され、それぞれマトリクススイッ
    チ部及び、後部に入出力コネクタを有する複数のマトリ
    クススイッチボードと、 該フレーム本体の背部に備えられ、該複数のマトリクス
    スイッチボードのそれぞれの後部に有する入出力コネク
    タと、接続されるコネクタを有するバックワイヤボード
    と、 該複数のマトリクススイッチボードの、それぞれ対をな
    す2つのマトリクススイッチボードの間に配置され、該
    対をなす2つのマトリクススイッチボードの該マトリク
    ススイッチ部に接続ピンを挿入するハンド部を有するロ
    ボットを備えたことを特徴とする回線分配装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ロボットは、フレーム構造をなし、該フレーム構造
    の上下枠間に配置され、該フレーム構造の左右枠間を移
    動する縦軸を有し、且つ前記ハンド部は、該縦軸に、該
    縦軸に沿って移動可能に取り付けられていることを特徴
    とする回線分配装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記バックワイヤボードは、基準ピンを有し、前記ロボ
    ットの後部フレーム枠に、該基準ピンに対応する基準穴
    を有し、 該ロボットが対応する対をなす2つのマトリクススイッ
    チボードの間に挿入される際に、該基準ピンと該基準穴
    との嵌合により該ロボットの位置決めを行うことを特徴
    とする回線分配装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記ロボットは、そのフレーム枠に内向きの基準ピンを
    有する正面板を有し、 該ロボットが挿入される対をなす2つのマトリクススイ
    ッチボードは、該ロボットの正面板の基準ピンに対応し
    て、勘合穴を有し、 該ロボットが対応する対をなす2つのマトリクススイッ
    チボードの間に挿入される際に、該ロボットの基準ピン
    と該対をなす2つのマトリクススイッチボードの勘合穴
    との嵌合により該ロボットの位置決めを行うことを特徴
    とする回線分配装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記バックワイヤボードは、基準ピンを有し、前記ロボ
    ットの後部フレーム枠に、該基準ピンに対応する基準穴
    を有し、 該ロボットが対応する対をなす2つのマトリクススイッ
    チボードの間に挿入される際に、該基準ピンと該基準穴
    とが嵌合し、更に、 該ロボットは、そのフレーム枠に内向きの基準ピンを有
    する正面板を有し、該ロボットが挿入される対をなす2
    つのマトリクススイッチボードは、該ロボットの正面板
    の基準ピンに対応して、勘合穴を有し、 該ロボットが対応する対をなす2つのマトリクススイッ
    チボードの間に挿入される際に、該ロボットの基準穴と
    該対をなす2つのマトリクススイッチボードの勘合穴と
    が嵌合することを特徴とする回線分配装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記フレーム本体に収容され、それぞれマトリクススイ
    ッチ部及び、後部に入出力コネクタを有する複数のマト
    リクススイッチボード間は、前記バックワイヤボードに
    より、接続されていることを特徴とする回線分配装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記フレーム本体は、複数の仕切り板を有し、該仕切り
    板の間に前記対をなす2つのマトリクススイッチボード
    が挿入、配置されていることを特徴とする回線分配装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記複数のマトリクススイッチボードは、前記挿入され
    たロボットと対向する面側の上下に及び、前記仕切り板
    と対向する面の中央部にスペーサを有することを特徴と
    する回線分配装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記仕切り板の前部に挿抜金具がネジ止めされる穴部を
    有し、 該仕切り板の穴部に挿抜金具がネジ止めされた状態で、
    該挿抜金具を支点として挿抜工具を回動することによ
    り、 前記複数のマトリクススイッチボードが挿入されること
    を特徴とする回線分配装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、更に、 前記複数のマトリクススイッチボードの前部に、前記挿
    抜工具の一部が係止する穴部を有し、 該マトリクススイッチボードの穴部に挿抜工具の一部が
    係止した状態で、前記挿抜金具を支点として前記挿抜工
    具を回動することにより、該マトリクススイッチボード
    が引き抜かれることを特徴とする回線分配装置。
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