JP2785840B2 - 交換機の主配線盤用架の架枠構造 - Google Patents

交換機の主配線盤用架の架枠構造

Info

Publication number
JP2785840B2
JP2785840B2 JP23705590A JP23705590A JP2785840B2 JP 2785840 B2 JP2785840 B2 JP 2785840B2 JP 23705590 A JP23705590 A JP 23705590A JP 23705590 A JP23705590 A JP 23705590A JP 2785840 B2 JP2785840 B2 JP 2785840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
robot
mounting
mdf
exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23705590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04118993A (ja
Inventor
久夫 大曽根
守 杉山
紀文 真島
隆一 恩田
弘 藤倉
陽太郎 籬
恒雄 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23705590A priority Critical patent/JP2785840B2/ja
Publication of JPH04118993A publication Critical patent/JPH04118993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2785840B2 publication Critical patent/JP2785840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Structure Of Telephone Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 交換機に使用される主配線盤用架(以下、MDFと称す
る)の架枠構造に関し、 比較的容易にロボットを搭載した接続用架枠に要求さ
れる寸法精度が得られる構造を提供することを目的と
し、 マトリクス回路を有する多数のプリント板を3段に分
けて実装し、各プリント板間をリンク配線しておき、所
望の番地のマトリクス回路の交点にロボットによってピ
ンを自動挿入して任意の加入者回線を得る方式の交換機
の主配線盤架(MDF)における架枠構造であって、ロボ
ット移動のためのレール搭載用架枠部分の上にプリント
板実装用架枠部分を積層して一体化した構造を有し、両
架枠部分のそれぞれの接合面の互いに対応する位置に、
精度出し用接合片を取付けた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、交換機に使用される主配線盤用架(以下、
MDFと称する)の架枠構造に関する。
〔従来の技術〕
近年の交換機は、小型軽量化されると共に、高密度実
装が進んでいる。これに伴い、交換機に付属するMDFに
接続されるケーブルの量は益々増大している。しかし、
MDFにおける作業の合理化は未だに進んでおらず、手作
業による配線が多く行われているため、無人局等では新
規に加入する顧客があっても、その数がある程度まとま
ってから作業を行うような手順が取られており、顧客に
対する即応的なサービスは完全なものとは言い難い。
こうした顧客サービスを改善するために、マトリクス
状に回路を組んだプリント板群を架上に三段に分けて配
列し、その間を予めリンク配線しておき、前記プリント
板のマトリクスの交点にピンを差し込むのみで即座に所
望の回線の形成を可能にする方式が提案されている。ピ
ンの差し込みは、MDFに組み込まれたロボットによっ
て、自動的に行われ、これによって、短時間で任意の加
入者を交換機の任意の回路パッケージに収容することが
可能になる。
このような、ロボットを組み込んだMDFの架枠の概略
を第3図に示す。即ち、多数のマトリクスプリント板1
を並列して実装した横長の接続用架2の底部には、ロボ
ット移動用レール3が敷設され、一方、天井部には、図
では隠れているが、前記レール3に平行してガイドが敷
設されている。このレール3とガイドとに上下を支持さ
れた状態でピラー4が設置され、レール3に沿って水平
移動可能である。このピラー4に対して垂直移動可能に
ロボット5が取付けられている。制御用コンピューター
から番地を指定されると、ロボット5はこれらの水平移
動と垂直移動の組合せによって、所望のマトリクスの交
点位置まで移動し、担持しているピンをここに差し込ん
で回線を構成する。
なるべく多くの加入者回線を収容するために、マトリ
クスプリント板の構成は精密になっており、これを正し
く接続するためには、ピンを挿入するロボットとプリン
ト板との間の正確な位置合わせが要求される。このた
め、接続用架枠2は、従来の架枠に比し、1メートル当
たり0.3mmオーダーの格段に高い製作精度が要求されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の接続用架枠は、プリント板実装用部分6の上面
とレール搭載用部分7との接触面を平らに削って精度を
出し、直接両者を重ねて合わせて接合し、第5図に示す
ように一体化していた。しかし、接触面の面積が大きい
ため、前述のような高い寸法精度を得ることが困難であ
った。
本発明は、このような従来技術における問題点を解決
し、比較的容易にロボットを搭載した接続用架枠に要求
される寸法精度が得られる構造を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、マトリクス回路を有する多数のプリント
板を3段に分けて実装し、各プリント板間をリンク配線
しておき、所望の番地のマトリクス回路の交点にロボッ
トによってピンを自動挿入して任意の加入者回線を得る
方式の交換機の主配線盤架(MDF)における架枠構造で
あって、ロボット移動のためのレール搭載用架枠部分の
上にプリント板実装用架枠部分を積層して一体化した構
造を有し、両架枠部分のそれぞれの接合面の互いに対応
する位置に、精度出し用接合片を取付けたことを特徴と
する架枠構造によって達成される。
〔作 用〕
MDFの組み立て時に、レール搭載用架枠部分の上にプ
リント板実装用架枠部分を積層する際に、それぞれの接
合面に設けた精度出し用接合片同士が接触するようにな
し、これらの接合片を切削することによって、所望の寸
法精度を得るようにしている。
両架枠部分の接合面全体の面積に比して、接合片の面
積は小さくてすむので、切削作業も楽になり、容易に精
度のよい組み立てを行うことが可能となる。
〔実施例〕
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更
に詳細に説明する。
本発明のMDF用架枠は、第1図に示すように、ロボッ
ト移動のためのレール搭載用架枠部分7の上にプリント
板実装用架枠部分6を積層し、両者を適宜な手段で固定
して一体化して構成される。
ロボット搭載用架枠部分7の長手方向ビーム7a,7bの
上面には、正確な厚さに仕上げられた短冊型をした接合
片8が適宜な間隔を置いて固定されている。
一方、プリント板実装用架枠部分6の下部の長手方向
ビーム6a,6bの下面にも、前記架枠部分7のビーム7a,7b
上の接合片8と対応する位置に同じような接合片9が固
定されている。
架枠部分6,7に固定された接合片8,9は、予め切削によ
りそれぞれ精度を出しておき、接合片8,9同士が接触す
るように両架枠を積層し、最後に両架枠部分6,7同士を
固定して、第2図に示すように一体化する。
これによって、所望の厳しい寸法精度に適合した架枠
の組み立てが可能になり、ロボットによるマトリクスプ
リント板に対する自動ピン挿入作業が安定して実行でき
る。
〔発明の効果〕
このように、本発明によれば、両架枠部分6,7が小さ
い面積の接合片8,9によって接触しているので、寸法精
度を出すにはこの領域のみを切削して調整すればよい。
このため、従来のように、両架枠部分がビームの全面に
わたって広い面積で接触していた場合に比べ、切削調整
を要する領域の面積が大幅に削減され、調整作業が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のMDFのロボット移動レール搭載用架
枠部分とプリント板実装用架枠部分の分解斜視図、 第2図は、同じく接合・固定された本発明のMDFの架枠
の斜視図、 第3図は、本発明の対象とするロボット搭載型MDFの全
体構成を示す一部破断斜視図、 第4図は、従来のMDFの架枠の斜視図である。 1……プリント板 2……接続用架 3……ロボット移動用レール 4……ピラー 5……ロボット 6……プリント板実装用架枠部分 7……レール搭載用架枠部分 8,9……接合片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真島 紀文 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 恩田 隆一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 藤倉 弘 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 籬 陽太郎 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 金井 恒雄 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/00 H05K 7/00 H04Q 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス回路を有する多数のプリント板
    (1)を3段に分けて実装し、各プリント板(1)間を
    リンク配線しておき、所望の番地のマトリクス回路の交
    点にロボット(5)によってピンを自動挿入して任意の
    加入者回線を得る方式の交換機の主配線盤架(MDF)に
    おける架枠構造であって、ロボット移動のためのレール
    (3)搭載用架枠部分(7)の上にプリント板実装用架
    枠部分(6)を積層して一体化した構造を有し、両架枠
    部分(6,7)のそれぞれの接合面の互いに対応する位置
    に、精度出し用接合片(8,9)を取付けたことを特徴と
    する架枠構造。
JP23705590A 1990-09-10 1990-09-10 交換機の主配線盤用架の架枠構造 Expired - Lifetime JP2785840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23705590A JP2785840B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 交換機の主配線盤用架の架枠構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23705590A JP2785840B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 交換機の主配線盤用架の架枠構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04118993A JPH04118993A (ja) 1992-04-20
JP2785840B2 true JP2785840B2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=17009750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23705590A Expired - Lifetime JP2785840B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 交換機の主配線盤用架の架枠構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2785840B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000023201A (ja) 1998-07-06 2000-01-21 Fujitsu Ltd 回線分配装置
JP3668001B2 (ja) 1998-07-10 2005-07-06 富士通株式会社 自動mdf装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04118993A (ja) 1992-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5870528A (en) Automatic MDF apparatus
US9820403B2 (en) Backplane alignment and stiffening apparatus for two backplanes spanning single modules
US5259784A (en) Printed circuit board assembly of vertical and horizontal printed boards
JP2785840B2 (ja) 交換機の主配線盤用架の架枠構造
US20030070830A1 (en) Wire harness and vehicle module assembly incorporating the same
US4707764A (en) Equipment cabinet
JP3089563B2 (ja) 多方向連結装置
US11800650B2 (en) Pin-aligned magnetic device
JP2547121Y2 (ja) 交換機の主配線盤用架におけるケーブル固定構造
JP2530591Y2 (ja) 交換機の主配線盤用架におけるケーブルの固定構造
US6597784B1 (en) Compact distributing frame with automated interconnection capability
CN221429267U (zh) 一种网络机柜
CN113585598B (zh) 一种饰面板安装件
JP2555215B2 (ja) 電子機器
CN218953728U (zh) 一种三板体交叉榫卯拼接结构及其x形茶几
Kanai et al. High density pin board matrix switches for automated MDF systems
CN216424089U (zh) 一种汽车主副仪表板结构
JP3011646B2 (ja) 自動mdf装置
CN210677581U (zh) 一种焊接装置
JPH10309368A (ja) 遊技機の島ユニット
JP2962609B2 (ja) 交換機におけるパッケージの接続構造
KR20210114133A (ko) 프레임 체결용 지지 다이캐스팅
JP2605092Y2 (ja) 分電盤
JP3043432U (ja) 遊技機の島ユニット
JPH0714683U (ja) 主配線盤用架におけるケーブルサポート構造