JP3668001B2 - 自動mdf装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、交換機に使用される自動MDF装置(自動主配線盤架装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の交換機は、小型軽量化されると共に、高密度実装が進んでいる。これに伴い、交換機に付属するMDF装置に接続されるケーブルの量はますます増大している。これに対し、ロボットを用いて自動的に配線をしたり、配線の組合せの変更等を行う自動MDF装置が考案され、実用化されている。このような、自動MDF装置によれば、無人局等で新規に加入する顧客があっても、その度に配線をしたり、配線の組合せを変更することができる。
【0003】
図12は、自動MDF装置の第1の従来の構成例を示す図である。
同図の構成では、多層構造にして、上下方向の配線を埋め込んだプリント基板に、配線が交叉する点に穴を開けたものを1つのスイッチの基本単位としている。このスイッチの基本単位をマトリクスボード(MB)と呼ぶ。マトリクスボード121は、同図の構成では、自動MDF装置の両側に多数配列されて取り付けられる構成となっており、内部には、マトリクスボード121の穴に配線短絡用のピンを挿す、ロボット123が設けられている。ロボット123は、段センサ、及び列センサによって概略の位置を把握し、マトリクスボード121の表面に設けられている基準マーカにレーザ光線を照射しながら精密な位置を把握する。このようにして、ピンを挿し込む位置が分かると、ロボット123は、マトリクスボード121の穴にピンを挿し込む。
【0004】
マトリクスボード121には、配線パターンが形成されており、各穴の位置で、他の配線と交叉するようになっている。従って、ロボット123が短絡用のピンを挿し込むことによって、異なる配線間が接続されることになり、信号の通る経路が形成される。ピンの挿し込む位置を換えることにより、配線間の接続関係が変化するので、異なる信号経路が形成される。このようにして、顧客からの電話線ケーブルから来た信号を自動MDF装置で切替えし、後段の交換機に入力する構成となっている。なお、同図の構成では、自動MDF装置の両面にマトリクスボード121が設けられているので、内部のロボットは、両側のマトリクスボード121を扱うことになる。
【0005】
また、今日では、MDF(主配線盤架)においては、3段からなるスイッチ構成を採用しており、1段目のスイッチで信号経路を切り替えると、次に、2段目のスイッチを信号が入力されるようになっている。2段目で経路が切り換えられると、更に3段目で経路が切り換えられ、3段目から出力された信号が交換機に入力される。前述したように、MDFは、顧客の新規加入や引越しなどによる移動によって、新たなケーブルを使用する場合に、この顧客を交換機で収容するために、ケーブルからくる信号経路を適切に切り替えて、交換機に入力するものである。したがって、ロボット123による配線経路の切替えは、それほど頻繁に起こるものではなく、切替え速度自身はそれほど速い必要はないが、迅速な切替え処理を行うために、ロボット123の切替え速度は速いほうが好ましい。
【0006】
図13は、ロボットがマトリクスボードに挿し込むピンによる配線の接続の作用を説明する図である。
同図右に示されているように、マトリクスボードに斜線が引かれている部分に配線がなされる。配線は、マトリクスボードの内部に4層構造で埋め込まれている。通常、配線は、x軸方向のものとy軸方向のものとを設けておき、その交点に同図左に示すような、直径約1mmの穴を設けて、接続を遮断している。マトリクスボードのx軸方向の配線とy軸方向の配線の出力線は、それぞれ、コネクタ部(CN部)を介して、他のボードと接続されたり、外部のケーブルに接続される。
【0007】
同図左は、ロボットの差し込むピン(接続ピン)がどのように、マトリクスボードに埋め込まれた配線を接続するかを示した図であり、マトリクスボードの断面図である。同図に示されるように、マトリクスボードの配線は、一般に、4層構造となっており、A線の層とB線の層とに分かれている。このA線、B線とは、電話回線の上り線と下り線が対になっていることに対応し、例えば、A線が上り回線とすると、B線は下り回線である。それぞれの線のX層とY層は、同図右のx軸方向の配線とy軸方向の配線とに対応する。接続ピンには、途中に接点バネが設けられており、接続ピンを穴に挿し込むとX層とY層とが短絡し、X層からY層、あるいは、Y層からX層に信号が流れるようになる。また、このような接点バネは、A線用とB線用との2つが設けられており、例えば、上り回線が接続されれば、下り回線も同時に接続されるようになっている。
【0008】
一般に、接続ピンの本体の材質は、エンジニアリングプラスチックであるが、必ずしもこれに限られるものではない。また、接点バネの材質も、十分電気伝導性を有するものであれば、特に、限定するものではない。
【0009】
図14は、従来の自動MDF装置におけるマトリクスボードの第2の構成例を示す図である。
同図の構成においては、マトリクスボード140−1〜140−4と、マトリクスボード141−1〜141−4を直交させて配置し、自動MDF装置の大きさを小さくしようとしたものである。マトリクスボード140−1〜140−4は、互いに平行に配置され、各マトリクスボード140−1〜140−4の間にロボットを配置して、スイッチ作業を行わせるようにしている。マトリクスボード141−1〜141−4も、それぞれは互いに平行に配置され、それらの間にロボットが配置される。互いに直交した、マトリクスボード140−1〜140−4とマトリクスボード141−1〜141−4は、それぞれが接触する点142−1〜142−4において結線され、マトリクスボード間接続が行われるようになっている。
【0010】
このように、マトリクスボードを配置すると、図12で示したように、全てのマトリクスボードを平面に配列するよりも、空間を有効に利用でき、マトリクスボードが占める容積を小さくすることが出来る。従って、自動MDF装置そのものも小さく構成することが出来るという利点がある。
【0011】
図15は、自動MDF装置の従来の第3の構成例を示す図である。
同図の構成においては、マトリクスボード156を複数搭載したマトリクスボードユニット154を棚状に配置し、自動MDF装置のフレーム150に収納している。ロボット152は、エレベータ152cとアーム部152bからなる支持部材、及び、この支持部材によって保持されているヘッド部152aからなっている。ヘッド部152aは、アーム部152bに沿って前後に移動するとともに、アーム部152bのエレベータ部152cに沿った左右の動きと合わせて、マトリクスボードユニット154上の任意の場所に移動することが出来るようになっている。ロボット152がスイッチ作業を行うマトリクスボードユニット154を変えようとする場合には、アーム部152bをエレベータ152cの左右いずれかの端まで移動してから、エレベータ152cが上下に移動するようにする。そして、目的のマトリクスボード154の場所に来たら、アーム部152bを横方向に動かして、スイッチ作業すべき穴の部分まで移動する。このような動作は、制御用パッケージ160内の制御回路によって制御されると共に、電力は電源部158から供給される。
【0012】
なお、マトリクスボードユニット154間の接続(リンク)は、側部にコネクタを設けておき、ケーブル等の束線を利用して相互に接続するようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
図12の構成の場合、MDFのマトリクスボード間で大きなネットワークを構成すると、3段スイッチ構成を採用しても、必要となるマトリクスボードの枚数と、マトリクスボード1枚当たりの穴の数が多くなってしまう。従って、マトリクスボードを取り付ける面積が大きくなり、自動MDF装置の外形も大きくなってしまう。更に、装置の外形が大きくなることにより、ロボットの動作領域が大きくなり、
1)ロボットの構造を強くする必要があり、重く大型化してしまう、
2)数十μmの位置決めが必要であるところ、1〜2mの動作範囲が必要となり、両立が難しい、
3)1回の動作距離が長くなり、動作時間が長くなる、
という問題を有している。
【0014】
図14の構成の場合、大きなネットワークのMDFを構成する場合、やはり、マトリクスボードの数が多くなってしまう。このとき、図14の構成では、1枚のマトリクスボード140−1〜140−4の一辺に、直交する複数のマトリクスボード141−1〜141−4が接続されるので、マトリクスボード141−1〜141−4の数が多くなると、マトリクスボード140−1〜140−4の大きさを大きくしなければならない。しかし、マトリクスボードの基材となるプリント基板の製造技術の問題から、所定以上の大きさのプリント基板を入手することはほとんど不可能であるため、図14のような構成では大規模ネットワーク構成を有するMDFを製造することは困難である。更に、線路側及び交換機側に接続するケーブルの配置が限定され、ロボットを取り出したりする場合に邪魔となって、作業性が悪い等の問題がある。
【0015】
図15の構成では、リンクを束線で構成したため、リンク線数が多く、製造工程が多くなる、装置にマトリクスボードを搭載するとき、リンク束線とマトリクスボードとの接続コネクタが多く、間違いを誘発しやすい、という問題を有している。また、ロボットを動作させるためのエレベータ機構は小型ロボットを上下動させるため比較的大きな機構となり、移動速度の高速化が図りにくい。
【0016】
本発明の課題は、大規模ネットワークを、単純且つ作業性の良い構成で実現することが出来る自動MDF装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動MDF装置は、マトリクススイッチを含むマトリクスボードを複数備え、縦方向に配置され、互いに横方向に配列される複数の集合マトリクスボードと、該集合マトリクスボードのスイッチに対して、スイッチイング作業を行う、該複数の集合マトリクスボード配列の間に設けられるロボットと、該複数の集合マトリクスボード間の接続を行う、プリント板を使ったバック・ワイヤード・ボードとを備えることを特徴とする。
【0018】
本発明によれば、集合マトリクスボードを本棚の本のように配置するので、集合マトリクスボードを配置する空間を削減することが出来る。また、ロボットを集合マトリクスボードの横方向の配列間に複数設けることにより、スイッチング作業を高速で行うことが出来る。また、集合マトリクスボード間の接続をケーブルではなく、プリント板を使用したバック・ワイヤード・ボードによって行うので、ケーブルの付け間違いなどを起こすことが無く、作業性に優れている。更に、バック・ワイヤード・ボードを使用することによって、ケーブルによって集合マトリクスボード間を接続した場合に占めるであろう空間が必要なくなり、自動MDF装置自身の小型化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態を示す図である。
本実施形態においては、マトリクスボード12を2つ搭載した集合マトリクスボード13を構成単位とし、これを縦に3つずつ並べたものを横に入れるするように構成する。ロボット14は、四角い形枠の様な形状の支持部材15内部に、支持部材15の辺に沿って移動するスライド柱17を設け、このスライド柱17に接続ピンの抜き・挿しを行うヘッド部16を設ける構成とする。ヘッド部16は、スライド柱17に沿って移動し、スライド柱17自身の移動と合わせてマトリクスボード12のマトリクススイッチ部の任意の穴に接続ピンを挿したり、任意の穴から接続ピンを抜くことができるように構成されている。
【0020】
マトリクスボードとはx、y配線に穴の空いたマトリクススイッチ部を基板に埋め込んで形成したボードのことであり、集合マトリクスボードとは、複数のマトリクスボードを1つのプレート上に搭載して、スイッチの増設単位としたものである。
【0021】
ロボット14は、縦に配列された集合マトリクスボード13の間にはめ込まれるようにして設けられる。ロボット14の数は、集合マトリクスボード13の隙間の数だけ設けられ、それぞれの隙間にはめ込まれる。各ロボット14は、制御回路及び電源RMC/POW11によって制御される。装置の背面には、集合マトリクスボード13の相互接続のためのバック・ワイヤード・ボード(BWB:後述)が設けられると共に、MDF装置から線路及び交換機に接続するための、I/Oケーブル10が設けられている。
【0022】
図2は、図1の実施形態における各スイッチの配置方法とBWBの配置をMDF装置の背面から見た図である。
同図(a)右に示すように、集合マトリクスボードが縦に3つ並んでおり、これらが、同図(a)左に示すように、横方向に並べられている。本実施形態のMDFでは、3段スイッチ構造を採用しており、1段目を一次スイッチ、2段目を二次スイッチ、3段目を三次スイッチと呼んでいる。
【0023】
本実施形態においては、各集合マトリクスボードに含まれるマトリクスボードを同図(a)左のように配列する。すなわち、一次用マトリクスボードは、左から上方にかけて配列されている。また、三次用マトリクスボードは、右側から上方にかけて配列されている。そして、真ん中周辺の下の部分に二次用マトリクスボードが配列される。このように、配列するのは、一次用マトリクスボードと三次用マトリクスボードには、MDF装置の外部、すなわち、線路や交換機に接続するためのコネクタが設けられており、マトリクスボード間の接続(リンク)が必要ないからである。これに対し、二次用マトリクスボードのコネクタは全てマトリクスボード間接続用に使用される。そこで、一次用マトリクスボードの外部に接続するコネクタと、三次用マトリクスボードの外部に接続するコネクタとを、上部に持ってくることにより、マトリクスボード間接続用のコネクタを真ん中あたりから下側に集めることが出きる。
【0024】
同図(b)は、同図(a)の構成において、マトリクスボード間接続用の配線を有するボード(BWB)を配置した様子を示す図である。
同図(b)に示すように、集合マトリクスボードの配列の上方には、マトリクスボード間接続のためのコネクタが存在しないので、BWBは、その部分を除いて設ければ良い。従って、BWBを構成するプリント板の大きさがより小さいもので実現できるという利点がある。また、マトリクスボード間接続をケーブルではなく、配線がプリントされたプリント基板を用いることにより、接続作業を容易にすることが出来ると共に、多数のケーブルが占めるであろう空間が必要なくなるので、MDF装置自体の大きさも小さくすることが出来る。
【0025】
図3は、図1のMDF装置の2倍のスイッチング容量を有するMDFの構成例を示す図である。
同図の構成は、図1の集合マトリックスボードの配列を上下2段に備えたものである。すなわち、上段、あるいは、下段の集合マトリクスボード23は、2つのマトリクスボード22からなっており、このような集合マトリクスボード223が縦に3つ並べられたものが、横方向に配列されている。ロボット24は、図1のものと同じ構成であり、集合マトリクスボード23の配列の横方向の隙間にそれぞれ入れ込まれる。上段と下段の集合マトリクスボード23の配列の間には、棚状の板が設けられており、上段の集合マトリクスボード23の配列に入れ込まれるロボット24を保持する。上段と下段の集合マトリクスボード23の配列に入れ込まれる、それぞれのロボット24は、最上段に設けられる制御回路及び電源RMC/POW21によって制御される。同図のMDF装置の背面には、顧客へつながる線路や、交換機に接続するためのI/Oケーブル20が接続されている。
【0026】
このような構成の自動MDF装置において、以下に説明するような工夫を行う。
図4は、図3の自動MDF装置の構成を側面から見た、一部分解図である。
【0027】
図3のように、図1の集合マトリクスボードの配列を上下に配列した構成においては、それぞれの一次、二次、三次用のマトリクスボードを図2のように配置する。そして、上段の集合マトリクスボードの配列の外部接続用コネクタが上方に、下段の集合マトリクスボードの配列の外部接続用コネクタが下方に来るようにそれぞれ配置することによって、同図のように、MDFの上方と下方に外部接続用コネクタを集めることが出来る。上段側と下段側とは上下対称となっており、上段側と下段側との間には、集合マトリクスボード間接続がなされている。従って、集合マトリクスボード間のリンクを行うBWBは、集合マトリクスボードの全体をカバーする必要はなく、最上段の外部接続用コネクタと最下段の外部接続用コネクタの部分を除いて、設ければ良いことになる。これにより、BWBの大きさを小さくすることが出来る。
【0028】
図5は、図3のMDF装置の構成の変形例である。
同図の構成においては、集合マトリクスボード53を4つのマトリクスボード52で構成するようにしている。この場合、フレーム55に収納される集合マトリクスボード53は、縦に3つとなり、このように、3つが縦に配置されたものが、横方向に多数配列されることとなる。
【0029】
ロボット54は、図3の場合と同様であるが、中段の集合マトリクスボード53が邪魔になって、上段のロボット54を支持する板を設けることができない。そこで、上段のロボット54は、上方から釣り下げるようにして支持するようにする。これによれば、上段のロボット54は、上段の集合マトリクスボード53と中段の集合マトリクスボード53の上半分のマトリクスボード52のスイッチングを担当するようになる。一方、下段のロボット54は、下段の集合マトリクスボード53と中段の集合マトリクスボード53の下半分のマトリクスボード52のスイッチングを担当する構成となる。上段のロボット54は、釣り下げ型となるが、その他の構成は下段のロボット54と同じ構成となるので、ロボット54の製造を容易にすることが出来る。
【0030】
各ロボット54は、下段のロボット54と上段のロボット54とが1組となって、集合マトリクスボード53の横方向の配列の隙間にはめ込まれる。これらのロボット54は、自身の両側の集合マトリクスボード53のスイッチングを担当する。ロボット54の制御は、制御回路及び電源RMC/POW51によって行われる。フレーム55の背面には、線路や交換機に接続するI/Oケーブル50が取り付けられると共に、集合マトリクスボード53間接続を行うためのBWBが取り付けられている。I/Oケーブルは、図4で説明したのと同様に、フレームの最上段と最下段に接続されるようになっており、集合マトリクスボード53間接続を行うBWBの大きさを小さく出来るようにしている。
【0031】
なお、同図においては、全ての集合マトリクスボードが4つのマトリクスボードをそれぞれ収容するような構成を例にとって説明したが、3段スイッチを構成する上で、二次側のスイッチの規模が大きくなり、集合マトリクスボードに4つのマトリクスボードを備える構成では集合マトリクスボードが大きくなりすぎてしまうと言う問題が生じる場合がある。この場合には、二次側スイッチを収容する集合マトリクスボード1枚が収容するマトリクスボードの数を変えて、実装上の問題を解決する。従って、1つの集合マトリクスボードが収容するマトリクスボードの数は、同図に示されるような4つには限定されず、3や5、あるいは、任意の整数であってもよい。このようなことは、一次側スイッチや三次側スイッチを収容する集合マトリクスボードについても同様である。
【0032】
図6は、図3のMDF装置の構成の更なる変形例である。
同図においては、集合マトリクスボード61が4つのマトリクスボード60からなっており、縦に、3つ並べられている点に関しては、図5の構成と同様である。同図の場合には、ロボットの構成が異なっており、各ロボット62、63をより小型のものとし、1つの集合マトリクスボード61に対応するようになっている。従って、最上段の集合マトリクスボード61に対応して、ロボット62が設けられ、最下段の集合マトリクスボード61に対応して、ロボット63が設けられている。更に、同図には図示していないが、中段の集合マトリクスボード61に対応して、ロボットが設けられる。この様な場合、縦方向に配列した集合マトリクスボード61間に隙間が出来るので、棚を設けることが出来、各段のロボット62、63をわざわざ釣り下げ型にしなくてもよくなる。従って、全く同じ構成のロボットを製造すればよくなるので、ロボットの数は増えることになるが、製造のしやすさに関して有利になる。
【0033】
なお、同図には示されていないが、フレームの最上部には、制御回路及び電源が設けられており、背面部には、BWBとI/Oケーブルが取り付けられている。BWBとI/Oケーブルの接続の仕方は、図5と同じである。
【0034】
なお、図5の説明でも述べたように、1つの集合マトリクスボードが収容するマトリクスボードの数は、同図に示されるような4つには限定されず、3や5、あるいは、任意の整数であってもよい。このようなことは、一次側スイッチや三次側スイッチを収容する集合マトリクスボードについても同様である。
【0035】
図7は、図3のMDF装置の構成の更なる変形例である。
同図の構成において、集合マトリクスボード71の配列は、図5あるいは図6と同じである。すなわち、1枚の集合マトリクスボード71には、4つのマトリクスボード70が設けられており、このような集合マトリクスボード71が縦に3個並べられている。そして、この3段構成の集合マトリクスボード71が横に配列されている。このような構成の場合、図5あるいは図6のようにロボットを設置する必要があるが、より実装の容易さを考えて、本実施形態においては、大きさの異なるロボット72、73を使用する。ロボット72は、最上段の集合マトリクスボード71のスイッチング処理をするために設けられるものである。このロボット72は、最上段の集合マトリクスボード71と中段の集合マトリクスボード71の間の隙間に設けられる棚によって保持される。この場合には、集合マトリクスボード71とロボット72の重量が棚によって保持されるので、重量の保持が容易であり、ロボットの動作精度等の装置の精度を確保しやすいという利点がある。
【0036】
一方、中段と最下段の集合マトリクスボード71はロボット73によってカバーされる。ロボット73は、ロボット72に比べて上下に長くなっており、中段と最下段の集合マトリクスボード71の両方のスイッチングを担当する。このように構成することにより、ロボットは異なる種類のものを用意しなくてはならないが、ロボットの数を減らすことが出来ると共に、ロボットを釣り下げ型とするような、特殊な保持方法を取る必要もない。
【0037】
なお、同図には記載されていないが、フレーム74の最上段には制御回路及び電源が設けられており、ロボット72、73の制御を行う。また、フレーム74の背面には、BWBが設けられ、集合マトリクスボード間リンクが形成されると共に、顧客への線路及び交換機に接続するためのI/Oケーブルが設けられる。
【0038】
なお、図5の説明でも述べたように、1つの集合マトリクスボードが収容するマトリクスボードの数は、同図に示されるような4つには限定されず、3や5、あるいは、任意の整数であってもよい。このようなことは、一次側スイッチや三次側スイッチを収容する集合マトリクスボードについても同様である。
【0039】
図8は、図3の構成において、使用するBWBを小さくするための構成を示した断面図である。
同図に示すように、図3の構成では、2つのマトリクスボードを収容した集合マトリクスボードを縦に3個並べたものを、上下に配列している。また、二次用スイッチの2つの集合マトリクスボードの間には、棚を設けて、ロボットを支持する棚挿入部が設けられている。この場合のBWBを小型化する一方法を図4に示したが、同図は、更に、BWBを小型化できる。すなわち、上段の2つの集合マトリクスボードを一次スイッチ用マトリクスボードとして使用し、上段の下段の集合マトリクスボードと下段の上段のマトリクスボードを二次スイッチ用のマトリクスボードとして使用し、最下段の2つの集合マトリクスボードを三次スイッチ用のマトリクスボードとして使用する。このようにすると、マトリクスボード間接続、すなわち、リンクは一次用マトリクスボードから二次用マトリクスボードへ接続するものと、二次用マトリクスボードから三次用マトリクスボードへ接続するものと、に分けられる。従って、BWBも一次用マトリクスボードから二次用マトリクスボードへの接続を行うものと、二次用マトリクスボードから三次用マトリクスボードへの接続を行うものとに分ける事が出来る。すると、BWBは同図に示されるように、より小型の2つのBWBに分けることが出来、特殊な大型プリント板を使用したBWBを用意しなくても、MDFを構成することが出来る。
【0040】
図9は、図5〜図7の構成において、使用するBWBを小さくするための構成を示した断面図である。
この場合には、集合マトリクスボードは、4つのマトリクスボードを収容しており、各集合マトリクスボード内で、配線を工夫して、外部に接続するための配線をすべてMDFの上部あるいは下部に集めるようにしている。また、一次用集合マトリクスボードでは、二次用集合マトリクスボードに接続する配線をボードの下側に配置している。二次用集合マトリクスボードでは、一次用集合マトリクスボードからくる接続配線をボードの上側に、三次用集合マトリクスボードへ接続する配線をボードの下側に設けるようにしている。同様に、三次用集合マトリクスボードでは、二次用集合マトリクスボードから来る配線をボードの上方で接続するようにしている。従って、交換機に接続する配線は、ボードの下側に設けられる。
【0041】
以上の様に配線を行い、コネクタを設けることにより、同図のように、一次・二次間を接続するBWBをより小さくすることが出来る。同様に、二次・三次間を接続するBWBも小さくすることが出来る。このように、BWBを小さくすることが出来ると、大型のMDFを構成する場合に、集合マトリクスボードが大きくなっても、BWBを構成するプリント板は通常取得可能な大きさのもので構成することが出来るので、コストを下げる事が出来ると共に、リンクをケーブルで構成する場合の不利な点をBWBを使用することによって、解消することが出来る。
【0042】
図10は、2つのマトリクスボードを収容する集合マトリクスボードを2つ組み合わせて、各段のスイッチを構成する場合に、図9と同じ効果を得る為の構成例を示す図である。
【0043】
図9では、4つのマトリクスボードを1つの集合マトリクスボードに収容していたので、集合マトリクスボード内で配線をアレンジすることによって、ボードの好きな位置に外部接続用コネクタを設けたり、リンク用コネクタを設けることができた。しかし、2つのみマトリクスボードを収容する集合マトリクスボードを2つ組み合わせて、各段のスイッチを構成する場合には、各集合マトリクスボードが別個に製造されるので、そのようなアレンジをすることができない。そこで、各集合マトリクスボードからの配線を、外部接続用配線と、リンク用配線の位置を図9の場合と同様な最適な位置にアレンジし直すため、整理板100を設ける。整理板100では、集合マトリクスボード101からの外部接続用配線は、整理板100の上方に、リンク用配線は、整理板100の下方に集合させる。一方、集合マトリクスボード102からの配線のうち、外部接続用配線は、整理板100の上方に、リンク用配線は整理板100の下側に集めるようにする。このようにすれば、4つのマトリクスボードを収容する集合マトリクスボードの時のように、配線を好ましいようにアレンジすることができるので、図9のように、BWBをより小さいもので使用することが出来、MDFのネットワークが大規模になったとしても、ケーブルによるリンクの接続を行う必要がなく、コストの削減、及び装置の信頼性を高めることができる。
【0044】
なお、同図では、一次用のスイッチを示したが、この構成は二次用、及び三次用スイッチにも適用でき、図9のような構成になるように、整理板100で配線のアレンジをしてやれば良い。その場合、二次用スイッチでは、整理板100の上方に、一次側からの接続を受けるコネクタが集合し、下方に、三次側への接続を行うコネクタが設けられる。同じく、三次用スイッチの場合、整理板100の上方には二次側からの接続を受けるコネクタが集合し、下方には、交換機への外部接続を行うコネクタが設けられる構成となる。
【0045】
図11は、本発明の自動MDF装置の別の実施形態を示す図である。
同図(a)に示されるように、本実施形態においては、集合マトリクスボードを横に配列すると共に、リンク用、あるいは外部接続用(I/O側)コネクタの設ける位置をそれぞれ、集合マトリクスボードの異なる辺に設けるようにしたものである。各集合マトリクスボードは本棚の本のように、縦に設置されたものが、横方向に配列さている。一次用集合マトリクスボードは、同図(a)の奥側の辺にリンク側コネクタが設けられ、下側にI/O側コネクタが設けられている。従って、I/Oケーブルは同図(a)のフレームの下側から引き出されている。同図(a)の左側から順次一次用集合マトリクスボードが配置され、次に、二次用集合マトリクスボードが配置される。二次用集合マトリクスボードは、同図(a)の奥側に一次側とのリンク用コネクタが設けられ、手前側に三次側とのリンク用コネクタが設けられる。二次用集合マトリクスボードが順次右側へ配置され、その次には、三次用集合マトリクスボードが設けられる。三次用マトリクスボードにおいては、同図(a)の下側にI/O側コネクタが設けられ、手前側に二次側とのリンク用コネクタが設けられる。このような、集合マトリクスボードを配列した後、リンク接続を行う。リンク接続は、BWBによって行われる。この場合、一次用集合マトリクスボードと二次用集合マトリクスボードとのリンクは、同図(a)の奥側にコネクタが設けられているので、BWBもフレームの背面側に設けられている。一方、二次用集合マトリクスボードと三次用集合マトリクスボードとの間のリンク用コネクタは、同図(a)手前側に設けられているので、二次と三次の集合マトリクスボードを接続するBWBは同図(a)の手前側に設けられる。そして、自動的にスイッチング作業を行うロボットは、同図(a)の上面から、各集合マトリクスボードの間に設置するようにする。
【0046】
また、集合マトリクスボードは、スライド式のコネクタを使用するようにし、同図(a)の上側から抜き差しできるようにしておくと、スイッチイング容量を変えたい場合に、集合マトリクスボードを適宜抜き差しするだけで容易に実現することが出来る。
【0047】
なお、同図では、集合マトリクスボードは、4つのマトリクスボード(斜線で示されている)を含むとしているが、必ずしもこの様な構成である必要はなく、構成するMDFのスイッチ容量に合わせて、適宜構成されるべきものである。
【0048】
同図(b)は、同図(a)のMDFを縦にして使用する場合を示したものである。
同図(a)の構成のMDFは必ずしも、図に示すように、横に倒した使用形態を採用しなくてもよく、同図(b)に示すように、三次スイッチを下に、一次スイッチを上にするように、立てかけて使用しても良い。むしろ、このようにするほうが、人間がメンテナンス作業をする場合には、適している。もちろん、一次スイッチを下に、三次スイッチを上にするようにして使用しても良い。この場合、ロボットを制御する制御回路や電源は、人間がメンテナンスを行うような場合の都合や、装置の設置状態の安定性を考慮して、適切な場所に配置するようにする。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、自動MDF装置を製造する場合に、集合マトリクスボード間接続をプリント板を使用したBWBを用いて行うことが出来るので、ケーブルの付け間違いなどを防ぎ、作業性を向上させることが出来る。また、BWBを小さくすることが出来るので、大規模ネットワークを構成する自動MDF装置を構成する場合にも、集合マトリクスボード間接続をBWBを用いて行うことが出来、作業性が向上する。
【0050】
また、集合マトリクスボード間接続にケーブルを使用しないので、ケーブルが専有するであろう空間が必要なくなり、装置の小型化を図ることが出来ると共に、装置の簡単化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】図1の実施形態における各スイッチの配置方法とBWBの配置をMDF装置の背面から見た図である。
【図3】図1のMDF装置の2倍のスイッチング容量を有するMDFの構成例を示す図である。
【図4】図3の自動MDF装置の構成を側面から見た、一部分解図である。
【図5】図3のMDF装置の構成の変形例である。
【図6】図3のMDF装置の構成の更なる変形例である。
【図7】図3のMDF装置の構成の更なる変形例である。
【図8】図3の構成において、使用するBWBを小さくするための構成を示した断面図である。
【図9】図5〜図7の構成において、使用するBWBを小さくするための構成を示した断面図である。
【図10】2つのマトリクスボードを収容する集合マトリクスボードを2つ組み合わせて、各段のスイッチを構成する場合に、図9と同じ効果を得る為の構成例を示す図である。
【図11】本発明の自動MDF装置の別の実施形態を示す図である。
【図12】自動MDF装置の第1の従来の構成例を示す図である。
【図13】ロボットがマトリクスボードに挿し込むピンによる配線の接続の作用を説明する図である。
【図14】従来の自動MDF装置におけるマトリクスボードの第2の構成例を示す図である。
【図15】自動MDF装置の従来の第3の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10、20、50 I/Oケーブル
11、21、51 RMC/POW
12、22、52、60、70 マトリクスボード
13、23、53、61、71 集合マトリクスボード
14、24、54、62、63、72、73 ロボット
15 支持部材
16 ヘッド部
17 スライド柱
55、74 フレーム
100 整理板
101、102 集合マトリクスボード(MB)
Claims (10)
- マトリクススイッチを含むマトリクスボードを複数備え、該マトリクスボードが備えられた面を縦方向に設置され、互いに横方向に配列される複数の集合マトリクスボードと、
該集合マトリクスボードのスイッチに対して、スイッチイング作業を行う、該集合マトリクスボードの隙間に設けられるロボットと、
該複数の集合マトリクスボード間の接続を行う、プリント板を使ったバック・ワイヤード・ボードと、
を備え、
3段スイッチ構成を採用する場合に、前記集合マトリクスボードに含まれるスイッチの内、一次側と三次側のスイッチを集合マトリクスボードの配列のうち、両側と上部または下部に配置し、二次スイッチを中央下部あるいは中央上部に集合させることにより、集合マトリクスボード間接続を行うバック・ワイ ヤード・ボードの大きさを制限したことを特徴とする自動MDF装置。 - 前記バック・ワイヤード・ボードは、一次側と二次側の接続用のものと、二次側と三次側の接続用のものがそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載の自動MDF装置。
- 1台のロボットに、該ロボットの両側の集合マトリクスボードを1枚ずつ担当させることを特徴とする請求項1に記載の自動MDF装置。
- 1台のロボットに、該ロボットの両側の集合マトリクスボードを1枚と半分ずつ担当させることを特徴とする請求項1に記載の自動MDF装置。
- 第1の種類のロボットに、該ロボットの両側にある集合マトリクスボード1枚ずつを、第2の種類のロボットに両側にある2枚ずつの集合マトリクスボードを担当させることを特徴とする請求項1に記載の自動MDF装置。
- 2つの前記集合マトリクスボードを単位として、該集合マトリクスボードからの配線の内、外部配線用、一次スイッチ−二次スイッチ間接続用、二次スイッチ−三次スイッチ接続用それぞれを集合させ配置する整理板を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の自動MDF装置。
- 前記自動MDF装置を2段重ねした構成を採る場合に、一次側スイッチと三次側スイッチを該自動 MDF装置の上部と下部に備え、顧客への線路あるいは交換機へ接続するためのコネクタを該自動MDF装置の上部あるいは下部に集合させることにより、集合 マトリクスボード間の接続を行うバック・ワイヤード・ボードの大きさを制限したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動MDF装置。
- 前記バック・ワイヤード・ボードの内、一次側と二次側の接続用のものと、二次側と三次側の接続用のものとは、該自動MDF装置の対向する面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の自動MDF装置。
- 前記集合マトリクスボードに設けられるコネクタの内、配線を外部に接続するものと、一次スイッチ−二次スイッチ間接続するものと、二次スイッチ −三次スイッチ間接続するものとは、該集合マトリクスボードの異なる辺にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項8に記載の自動MDF装置。
- 前記自動MDF装置の集合マトリクスボードの配列の方向を90°転置して使用することを特徴とする請求項1または8に記載の自動MDF装置。
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