JP2000022873A - 複合機能装置 - Google Patents

複合機能装置

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JP2000022873A
JP2000022873A JP10201321A JP20132198A JP2000022873A JP 2000022873 A JP2000022873 A JP 2000022873A JP 10201321 A JP10201321 A JP 10201321A JP 20132198 A JP20132198 A JP 20132198A JP 2000022873 A JP2000022873 A JP 2000022873A
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Hideyuki Kojima
秀行 小嶋
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列実行可能であり且つ実行指示可能な機能
を表示することができると共に、表示画面を狭くしたり
画面切り替え回数を少なくしたりすることができ、且つ
表示が見易くなる複合機能装置を提供する。 【解決手段】 複数の機能を並列実行可能な複合機能装
置において、システム制御部1が、現在実行している機
能を判定し、上記機能から並列実行可能な機能を判定
し、上記並列実行可能な機能から操作表示部2により実
行指示可能な機能を抽出し、その抽出結果を表示部2a
に表示する構成にした。また、システム制御部1がそれ
ぞれの機能の実行回数を数え、上記実行回数をRAM3
内の実行回数テーブルに記憶させ、上記抽出結果を上記
実行回数テーブルに記憶された実行回数に基づいて実行
回数の多い機能から先に表示部2aに表示する構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の機能を並列実
行可能なファクシミリ装置など複合機能装置に係わり、
特に、実行時の機能選択が容易な複合機能装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体技術や情報処理技術の進歩によ
り、多数の機能を盛り込んだ複合機能装置が提供される
に至っている。メモリ送信、直接送信、メモリ受信、即
時受信(直接受信)、原稿蓄積、コピーなどの機能を実
行することのできるファクシミリ装置などはその一例で
ある。上記のようなファクシミリ装置は単に複数の機能
を実行することができるというだけでなく、複数の機能
を並列に実行することもできる。つまり、メモリ送信を
実行しながら、コピーを行ったりすることができるので
ある。しかし、すべての機能が並列に実行できるわけで
はない。例えば、上記のファクシミリ装置の例で、スキ
ャナを用いて直接送信を実行しているときに、スキャナ
を用いるコピーを実行することはできない。したがっ
て、利用者の立場から言えば、現在実行中の機能と並列
に実行することができる機能がわからなければ困る。そ
のために、特開平4-250761号公報に記載の技術では、複
数の機能を並列に実行できるファクシミリ装置におい
て、現在実行している機能を判定し、その実行されてい
る機能と並列に実行できる機能を抽出し、抽出した機能
を表示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4-250761号公報に示された上記の従来技術では、利用者
が実行を指示することができない例えばメモリ受信など
まで表示されるため、その分だけ表示画面を広くせねば
ならないという問題や、表示量が多いため見づらいとい
った問題がある。また、表示画面を広くしない代わりに
画面切り替えを行って少量づつ表示する方式を採った場
合、画面切り替え回数が増えるといった問題もある。本
発明の課題は、上記のような従来技術の問題を解決し、
並列実行可能であり且つ実行指示可能な機能を表示する
ことができると共に、表示画面を狭くしたり画面切り替
え回数を少なくしたりすることができ、且つ表示が見易
くなる複合機能装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、複数の機能を並列実行
可能な複合機能装置において、現在実行している機能を
判定し、上記機能から並列実行可能な機能を判定する機
能判定手段と、上記機能判定手段により判定された機能
から実行指示手段により実行指示可能な機能を抽出する
機能抽出手段と、上記機能抽出手段による抽出結果を表
示する表示手段とを備えたことを特徴としている。ま
た、請求項2記載の発明では、請求項1記載の複合機能
装置において、それぞれの機能が実行された実行回数を
数える計数手段と、上記実行回数を記憶する実行回数記
憶手段とを備え、上記機能抽出手段による抽出結果を上
記実行回数記憶手段に記憶された実行回数に基づいて実
行回数の多い機能から先に表示するように表示手段を構
成したことを特徴としている。また、請求項3記載の発
明では、請求項1または2記載の複合機能装置におい
て、オプション機能を登録する機能登録手段と、上記機
能登録手段によりオプション機能が登録されたとき、上
記機能判定手段が並列実行可能な機能を判定するための
機能テーブルに上記オプション機能を追加する機能テー
ブル更新手段とを備えたことを特徴としている。また、
請求項4記載の発明では、請求項1〜3の何れかに記載
の複合機能装置において、並列実行時の制限事項情報を
記憶しておく制限事項記憶手段を備え、機能抽出手段に
よる抽出結果を表示する際、上記制限事項記憶手段に記
憶された制限事項情報も表示するように表示手段を構成
したことを特徴としている。また、請求項5記載の発明
では、請求項4記載の複合機能装置において、詳細表示
要求が操作部から指示されたときのみ制限事項情報を表
示するように表示手段を構成したことを特徴としてい
る。また、請求項6記載の発明では、請求項1〜3の何
れかに記載の発明において、並列実行時の制限事項情報
を記憶しておく制限事項記憶手段を備え、表示手段によ
る抽出結果の表示に従って実行する機能が選択されたと
き、該当する制限事項情報が上記制限事項記憶手段に記
憶されていれば上記制限事項情報を表示するように表示
手段を構成し、且つ、制限事項を表示したとき、そのま
ま実行するか中止するかを選択可能に構成した構成した
ことを特徴としている。
【0005】上記のような構成したので、請求項1記載
の発明では、現在実行している機能が判定され、上記機
能から並列実行可能な機能が判定され、上記並列実行可
能な機能から利用者が実行指示可能な機能が抽出され、
抽出された実行指示可能な機能が表示される。また、請
求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、
実行指示可能な機能を複数画面に表示する際、それぞれ
の機能の実行回数に基づいて実行回数の多い機能から先
に表示される。また、請求項3記載の発明では、請求項
1または2記載の発明において、オプション機能が登録
されると、並列実行可能な機能を判定するための機能テ
ーブルに上記オプション機能が追加される。また、請求
項4記載の発明では、請求項1〜3の何れかに記載の発
明において、実行指示可能な機能を表示する際、並列実
行時の制限事項も表示される。また、請求項5記載の発
明では、請求項4記載の発明において、利用者が詳細表
示要求を指示したときのみ、並列実行時の制限事項も表
示される。また、請求項6記載の発明では、請求項1〜
3の何れかに記載の発明において、実行指示可能な機能
の表示に従って実行する機能が選択されたとき、該当す
る制限事項が記憶されていれば上記制限事項が表示さ
れ、その際、そのまま実行するか中止するかを選択する
ことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の各実施の形態に
おける複合機能装置の構成を示すブロック図である。図
示するように、この複合機能装置は、プログラムを内蔵
したROMおよび上記プログラムに従って動作するCP
Uなどを有して装置全体を管理・制御するシステム制御
部1、利用者が複合機能装置に指示を与えるための実行
指示手段としてのキーボードおよび複合機能装置が利用
者にメッセージなどを与えるための表示部2aなどから
成る操作表示部2、画情報などを一時的に格納しておく
RAM3、原稿上の画像を読み取るスキャナ4、画情報
を記録紙へ出力するプロッタ5、公衆電話網を介して遠
隔のファクシミリ装置との間に呼を設定したりする網制
御装置(NCU)6、G3伝送制御手順などに従ってフ
ァクシミリ送受信を行う通信制御部7、送信画情報を符
号化したり受信画情報を復号化したりする符号化復号化
部(DCR)8、低速モデムおよび高速モデムから成る
モデム9、画情報を蓄積しておく画像メモリ10、パー
ソナルコンピュータ(以下、PCと称す)からプリント
データを受け取るPCインタフェース部11などを備え
ている。なお、システム制御部1は、現在実行している
機能(ジョブ)および上記機能と並列実行可能な機能を
判定する機能判定手段、並列実行可能な機能のなかから
利用者が実行指示可能な機能を抽出する機能抽出手段な
どとしても働く。また、システム制御部1と表示部2a
とは表示手段を構成する。このような複合機能装置で例
えばファクシミリを送信する場合は、まずシステム制御
部1がスキャナ4により画情報をRAM3に読み込み、
その画情報をDCR8によって符号化し、RAM3また
は画像メモリ10に格納する。また、操作表示部2によ
り指定された宛先など発呼時指定情報をシステム制御部
1が取得し、宛先情報を渡されたNCU6が指定の宛先
との間に呼を設定する。続いて、通信制御部7が低速モ
デムを介してフェーズBを実行し、やがてフェーズCに
移り、RAM3または画像メモリ10内の上記符号化さ
れた画情報をモデム9内の高速モデムにより変調し、N
CU6を介して送出する。受信時は、NCU6が呼を設
定した後、フェーズBに入り、低速モデムを介して所定
の交信を行い、フェーズCに入り、符号化された画情報
を受信する。そして、その画情報をNCU6、通信制御
部7を介してRAM3に格納し、さらにDCR8により
復号化し、RAM3を介してプロッタ5に出力するか、
画像メモリ10に蓄積する。
【0007】図2に、この複合機能装置で実行可能な機
能(ジョブ)などが書き込まれた機能テーブルを示す。
図示したように、この機能テーブルは、それぞれの先行
機能(先に動作したジョブ)の実行中にどの機能(後か
ら動作するジョブ)が並列実行(並列処理)可能で、ど
の機能が並列実行不可であるかを示している。図2にお
いては、並列実行可能を○、不可を×で表しているが、
実際に書き込まれている情報は、それぞれ「1」,
「0」である。つまり、図2の例の場合、実際の機能テ
ーブルは図3のようになる。なお、図2において、メモ
リ送信のための原稿読み取りは原稿蓄積として扱ってい
る。メモリ送信とは、画像メモリ(SAF(Store and
Forward )メモリ)10に蓄積されていた画情報を送信
する動作である。また、図2において、SAF出力とは
画像メモリ10に蓄積されていた画情報をプロッタ5へ
出力する動作であり、直接送信とはスキャナ4により画
像を読み取りつつ送信する動作であり、即時受信とは受
信しつつプロッタ5へ出力する動作であり、PCプリン
トとはPCから受信しつつプロッタ5へ出力する動作で
あり、PCスキャンとはスキャナ4により画像を読み取
りつつPCへ送信する動作であり、PCFAXとはPC
から受信しつつ回線へ送出する(または、その逆)動作
である。また、これらの機能(ジョブ)のうち、メモリ
送信、即時受信、メモリ受信、PCプリント,PCFA
Xなどは利用者がこの複合機能装置の操作表示部2によ
り実行を指示することができない機能である。
【0008】図4は、本発明の第1の実施の形態を示す
動作フロー図である。以下、図4などに従って、第1の
実施の形態の動作を説明する。まず、システム制御部1
が先に動作する機能(第1のジョブ)の動作の開始を監
視する(S1→S1)。そして、上記動作が開始すると
(S1でYes)、システム制御部1はその動作がどの
機能(ジョブ)の動作かを判定する。例えば、それぞれ
のジョブ開始時に、その機能(ジョブ)を実行するシス
テム制御部1はその動作プログラムに従ってRAM3内
の所定の領域にジョブ番号(例えば図2および図3に示
すアドレス)などを書き込んでおき、上記ジョブ番号な
どを参照して判定するのである。続いて、システム制御
部1は第1のジョブの例えば上記ジョブ番号に対応する
機能テーブルのアドレスを取得する(S2)(上記のよ
うにジョブ番号が即アドレスであれば改めてアドレスを
取得する必要はないが、一般にはジョブ番号とアドレス
は異なるので、テーブルなどを参照する方式でアドレス
を取得する)。さらに、機能テーブルを参照して、上記
アドレスに対応するデータを取得する(S3)。例え
ば、機能がメモり受信であれば、アドレスは0EH(H は
16進であることを示す)であり、データ「0000
0111 1000 0110」を取得するわけであ
る。
【0009】このようにして、データを取得すると、シ
ステム制御部1はそのデータ中の実行指示不可のビット
を0にする(クリアする)(S4)。つまり、メモリ送
信、即時受信、メモリ受信などに対応したビットを0に
するのである。続いて、システム制御部1は「1」の立
っているビットに対応付けられたそれぞれの機能名を操
作表示部2内の表示部2aに表示する(S5)。図5に
表示例を示す。これは2画面にまたがって表示させた例
であるが、画面を少し大きくして1画面で表示させるこ
ともできる。なお、この表示は常に行うのではなく、利
用者(オペレータ)が操作表示部2内の所定のキーを押
したときだけ表示するようにしてもよい。このように、
本発明の第1の実施の形態によれば、実行中の機能と並
列に実行可能な機能のうち利用者が実行指示可能な機能
だけが表示されるので、表示量が少なくなり、表示手段
を小さくすることができる。あるいは、元々小さい表示
手段を切り替えて用いる場合では切り替え回数を少なく
することができる。表示量が少ないので、見易さという
点でも改善されている。
【0010】図6は本発明の第2の実施の形態を示す動
作フロー図である。以下、図6などに従って、第2の実
施の形態の動作を説明する。なお、この実施の形態で
は、システム制御部1はそれぞれの機能の実行回数を数
える計数手段としても働く。まず、システム制御部1が
先に動作する機能(第1のジョブ)の動作の開始を監視
する(S11→S11)。そして、上記動作が開始する
と(S11でYes)、システム制御部1はその動作が
どの機能(ジョブ)の動作かを判定し、上記機能(第1
のジョブ)に対応する機能テーブルのアドレスを取得す
る(S12)(S2参照)。また、上記機能に対応する
RAM3内の実行回数テーブル(実行回数記憶手段)
(図7に一例を示す)のサブアドレスを取得し(S1
2)、上記サブアドレスの実行回数を1だけ増やす(S
13)。なお、上記実行回数は例えば最近の数ヶ月にお
ける実行回数である。続いて、機能テーブルを参照し
て、上記アドレスに対応するデータを取得し(S1
4)、そのデータ中の実行指示不可のビットを0にする
(クリアする)。そして、システム制御部1は「1」の
立っているビットの機能の実行回数を実行回数テーブル
から取得し(S15)、実行回数の多い順に表示順位を
設定し(S16)、上記表示順位に基づいてそれぞれの
機能名を操作表示部2内の表示部2aに表示する(S1
7)。図8に表示例を示す。これは2画面にまたがって
表示させた場合の例であり、最初の画面(P.1)には
実行回数の多い機能が表示されている。このように、本
発明の第2の実施の形態によれば、実行中の機能と並列
に実行可能な機能のうち利用者が実行指示可能な機能だ
けが表示されるので、表示量が少なくなり、したがっ
て、小さい表示手段を切り替えて用いる場合、切り替え
回数を少なくすることができ、且つ、実行回数の多い機
能が最初の画面に表示されるので、画面切り替えが不要
になる確率が高くなる。
【0011】次に、本発明の第3の実施の形態では、シ
ステム制御部1がオプション機能を登録する機能登録手
段、および機能テーブルに上記オプション機能を追加す
る機能テーブル更新手段としても働き、オプション機能
についても第1の実施の形態などと同様に扱うことがで
きる。以下、図9に従ってオプション機能登録時の動作
フロー、図10に従って機能(ジョブ)実行時の動作フ
ローを説明する。図9に示すように、オプション機能登
録時は、まず、オプションボード(例えばPCインタフ
ェースボード)などが装着されたか否かを監視し(S2
1→S21)、装着が終了すると(S21でYes)、
利用者がオプション機能の登録・設定を指示するのを待
つ(S22→S22)。そして、利用者が操作表示部2
によりオプション機能の登録・設定を指示すると(S2
2でYes)、システム制御部1はそれを認知し、操作
表示部2内の表示部2aにガイダンスを表示し、機能名
またはジョブ番号などを入力させ、その登録を行うと共
に、必要に応じて並列処理可否データを入力させ、図3
に示したようなデータ形式で機能テーブルに書き込む
(S23→S24→S23)。
【0012】一方、機能(ジョブ)実行時においては、
図10に示したように、まず、システム制御部1が先に
動作する機能(第1のジョブ)の動作の開始を監視し
(S31→S31)、上記動作が開始すると(S31で
Yes)、システム制御部1はその動作がどの機能(ジ
ョブ)の動作かを判定する。そして、、システム制御部
1は上記機能(第1のジョブ)に対応する機能テーブル
のアドレスを取得する(S32)。続いて、システム制
御部1はオプション登録が行われているか否かを判定し
(S33)、登録されていれば(S33でYes)機能
テーブルのオプション用のビットを有効にする(S3
4)。例えば、通常はオプション用のビットを読み出さ
ないようにプログラミングしておいて、オプション登録
が行われていると判定されたならば、オプション用のビ
ットも読み出すように変更するのである。上記の動作に
続き、またはオプション登録がない場合は(S33でN
o)ステップS33に続き、機能テーブルを参照して、
上記アドレスに対応するデータを取得する(S35)。
そして、データを取得すると、システム制御部1はその
データ中の実行指示不可のビットを0にする(クリアす
る)。続いて、システム制御部1は「1」の立っている
ビットに対応付けられたそれぞれの機能名を操作表示部
2内の表示部2aに表示する(S36)。図11に表示
例を示す。図5に示した表示に比べ増えている「PCプ
リント」「PCスキャン」はオプション分である。な
お、上記の実施の形態においては、第1の実施の形態に
対応付けて説明したが、第2の実施の形態に示した実行
回数順に表示する場合においても同様に実施することが
できる。但し、この場合は、図7に示した実行回数テー
ブルにもオプション機能が追加される。
【0013】図12は、本発明の第4の実施の形態を示
す動作フロー図である。この実施の形態では、並列実行
時の制限事項を先に実行される第1の機能(ジョブ)に
対応付けて記憶しておく制限事項記憶領域(制限事項記
憶手段)をRAM3内に設け、実行指示可能な機能を表
示させる際、記憶された関連制限事項も表示させること
ができる。以下、図12などに従って、第4の実施の形
態の動作を説明する。なお、システム制御部1は以下の
動作に先立ち、制限事項情報をそれぞれの第1の機能に
対応付けて入力させ、RAM3内の制限事項記憶領域に
記憶させておく。まず、システム制御部1が先に動作す
る機能(第1のジョブ)の動作の開始を監視する(S4
1→S41)。そして、上記動作が開始すると(S41
でYes)、システム制御部1はその動作がどの機能
(ジョブ)の動作かを判定する。さらに、システム制御
部1は第1のジョブに対応する機能テーブルのアドレス
を取得すると(S42)、機能テーブルを参照して、上
記アドレスに対応するデータを取得する(S43)。続
いて、システム制御部1は取得したデータ中の実行指示
不可のビットを0にする(クリアする)。そして、シス
テム制御部1は「1」の立っているビットに対応付けら
れたそれぞれの機能名を操作表示部2内の表示部2aに
表示する(S44)。さらに、システム制御部1は詳細表
示要求(制限事項表示要求)が操作表示部2により予め
設定されているか否かを判定し(S45)、設定されて
いるならば(S45でYes)、表示されている第1の
機能と並列実行可能で且つ実行指示可能な各ジョブの制
限事項情報をRAM3内の制限事項記憶領域から取得し
(S46)、それを表示されている機能名と一緒に表示
する(S47)(図13参照)。上記のように、この実
施の形態によれば、実行指示可能な機能名が表示される
だけでなく、制限事項も表示されるので、利用者(オペ
レータ)は並列に実行させるかどうかの判断を適切に行
うことができる。なお、上記の実施の形態では、利用者
から詳細表示要求があったときのみ制限事項を表示して
いるが、該当する制限事項が記憶されていれば無条件に
それを表示させるようにしてもよい。
【0014】図14は、本発明の第5の実施の形態を示
す動作フロー図である。この実施の形態では、二つの機
能を並列実行させたときの制限事項情報を制限事項記憶
領域に記憶しておき、第2のジョブを選択した際に第1
および第2のジョブを並列実行させたときの制限事項が
あればそれを表示し、第2のジョブをやめるか否かを利
用者が選択できるようにしている。以下、図14などに
従って、第5の実施の形態の動作を説明する。なお、シ
ステム制御部1は以下の動作に先立ち、それぞれの二つ
の並列実行時の制限事項があればRAM3内の制限事項
記憶領域に記憶させておく。まず、システム制御部1が
先に動作する機能(第1のジョブ)の動作の開始を監視
する(S51→S51)。そして、上記動作が開始する
と(S51でYes)、システム制御部1はその動作が
どの機能(ジョブ)の動作かを判定する。さらに、シス
テム制御部1は第1のジョブに対応する機能テーブルの
アドレスを取得すると(S52)、機能テーブルを参照
して、上記アドレスに対応するデータを取得する(S5
3)。続いて、システム制御部1は取得したデータ中の
実行指示不可のビットを0にする(クリアする)。そし
て、システム制御部1は「1」の立っているビットに対
応付けられたそれぞれの機能名を操作表示部2内の表示
手段に表示する(S54)。この後、システム制御部1
は第1のジョブが終了しないうちに利用者(オペレー
タ)により第2のジョブが起動されたか否かを監視し
(S55→S56→S55→S56)、第2のジョブが
起動されると(S56でYes)、システム制御部1は
RAM3内の上記第1のジョブと第2のジョブを並行実
行させた場合の制限事項記憶領域からその内容を取得し
(S57)、制限事項情報が書き込まれているか否かを
判定する(S58)。そして、制限事項情報が書き込ま
れていたならば(S58でYes)、上記制限事項情報
を表示し、さらに、第2のジョブを実行するか中止する
かを選択させるためのガイダンスも表示する(S59)
(図15参照)。
【0015】このようにして、利用者が実行を選択する
と(S60でYes)、システム制御部1は第2のジョ
ブを実行し(S61)、中止を選択すると(S60でN
o)第2のジョブを実行せずにステップS54へ戻る。
なお、ステップS58において制限事項情報が書き込ま
れていないと判定されたならば(S58でNo)、その
時点で第2のジョブを実行する(S61)。また、ステ
ップS55,S56において、第2のジョブが起動され
ないうちに(S56でNo)第1のジョブの動作が終了
したならば(S55でYes)、表示部2aを待機状態
(未表示状態)にして(S62)この動作フローを抜け
る。このようにして、この実施の形態によれば、実行指
示可能な機能名が表示されるだけでなく、実行中の機能
(ジョブ)と実行指示可能な機能中の一つとを並列実行
させたときの制限事項および第2の機能(ジョブ)実行
か中止かの選択方法も表示されるので、利用者(オペレ
ータ)は上記制限事項に従って第2の機能を並列に実行
させるかどうかを選択することができる。なお、上記の
実施の形態で、第2のジョブを実行するか中止するかを
選択させるためのガイダンスを表示しない構成も可能で
ある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果を発揮できる。請求項1記載の発
明では、現在実行している機能が判定され、上記機能か
ら並列実行可能な機能が判定され、上記並列実行可能な
機能から利用者が実行指示可能な機能が抽出され、抽出
された実行指示可能な機能が表示されるので、並列実行
可能で且つ実行指示可能な機能を知ることができると共
に、表示画面を狭くしたり画面切り替え回数を少なくし
たりすることができ、且つ表示が見易くなる。また、請
求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、
実行指示可能な機能を複数画面に表示する際、それぞれ
の機能の実行回数に基づいて実行回数の多い機能から先
に表示されるので、最初の画面に所望の機能が表示され
る確率が高くなる。また、請求項3記載の発明では、オ
プション機能が登録されると、並列実行可能な機能を判
定するための機能テーブルに上記オプション機能が追加
されるので、オプション機能を含めて請求項1記載の発
明などの効果を実現できる。また、請求項4記載の発明
では、請求項1、請求項2または請求項3記載の発明に
おいて、実行指示可能な機能を表示する際、並列実行時
の制限事項も表示されるので、並列実行を行わせるか否
かを適切に判断することができる。また、請求項5記載
の発明では、請求項4記載の発明において、利用者が詳
細表示要求を指示したときのみ、並列実行時の制限事項
も表示されるので、必要に応じて制限事項を表示させる
ことができる。また、請求項6記載の発明では、請求項
1、請求項2または請求項3記載の発明において、実行
指示可能な機能の表示に従って実行する機能が選択され
たとき、該当する制限事項が記憶されていれば上記制限
事項が表示され、その際、そのまま実行するか中止する
かを選択することができるので、利用者は上記制限事項
に従って第2の機能を並列に実行させるかどうかを選択
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態の複合機能装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】本発明の各実施の形態の複合機能装置要部の説
明図である。
【図3】本発明の各実施の形態の複合機能装置要部のデ
ータ構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す複合機能装置
の動作フロー図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す複合機能装置
の画面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す複合機能装置
の動作フロー図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す複合機能装置
要部のデータ構成図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す複合機能装置
の画面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す複合機能装置
の動作フロー図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す複合機能装
置の他の動作フロー図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す複合機能装
置の画面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示す複合機能装
置の動作フロー図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示す複合機能装
置の画面図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態を示す複合機能装
置の動作フロー図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す複合機能装
置の画面図である。
【符号の説明】
1:システム制御部、2:操作表示部、2a:表示部、
3:RAM、4:スキャナ、5:プロッタ、10:画像
メモリ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を並列実行可能な複合機能装
    置において、現在実行している機能を判定し、上記機能
    から並列実行可能な機能を判定する機能判定手段と、上
    記機能判定手段により判定された機能から実行指示手段
    により実行指示可能な機能を抽出する機能抽出手段と、
    上記機能抽出手段による抽出結果を表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする複合機能装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合機能装置において、
    それぞれの機能が実行された実行回数を数える計数手段
    と、上記実行回数を記憶する実行回数記憶手段とを備
    え、機能抽出手段による抽出結果を上記実行回数記憶手
    段に記憶された実行回数に基づいて実行回数の多い機能
    から先に表示するように上記表示手段を構成したことを
    特徴とする複合機能装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の複合機能装置に
    おいて、オプション機能を登録する機能登録手段と、上
    記機能登録手段によりオプション機能が登録されたと
    き、上記機能判定手段が並列実行可能な機能を判定する
    ための機能テーブルに上記オプション機能を追加する機
    能テーブル更新手段とを備えたことを特徴とする複合機
    能装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の複合機能装置において、並列実行時の制限事項情報を
    記憶しておく制限事項記憶手段を備え、上記機能抽出手
    段による抽出結果を表示する際、上記制限事項記憶手段
    に記憶された制限事項情報も表示するように上記表示手
    段を構成したことを特徴とする複合機能装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の複合機能装置において、
    詳細表示要求が操作部から指示されたときのみ制限事項
    情報を表示するように上記表示手段を構成したことを特
    徴とする複合機能装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2または請求項3の複
    合機能装置において、並列実行時の制限事項情報を記憶
    しておく制限事項記憶手段を備え、上記表示手段による
    抽出結果の表示に従って実行する機能が選択されたと
    き、該当する制限事項情報が上記制限事項記憶手段に記
    憶されていれば上記制限事項情報を表示するように上記
    表示手段を構成し、且つ、制限事項を表示したとき、そ
    のまま実行するか中止するかを選択可能にしたことを特
    徴とする複合機能装置。
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