JP2000022755A - ネットワーク装置 - Google Patents

ネットワーク装置

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JP2000022755A
JP2000022755A JP10187377A JP18737798A JP2000022755A JP 2000022755 A JP2000022755 A JP 2000022755A JP 10187377 A JP10187377 A JP 10187377A JP 18737798 A JP18737798 A JP 18737798A JP 2000022755 A JP2000022755 A JP 2000022755A
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Yoichi Endo
代一 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM回線やイーサ回線等を混在収容して相
互にスイッチングするネットワーク装置において、一律
のフォーマットに変換して戻すような不要なフォーマッ
ト変換をなくし、かつ、オンザフライ方式を異なる速度
インタフェースのLANポート間でも可能とする。 【解決手段】 スイッチング前処理部310に、アドレ
ス情報と出力回線番号、フォーマット変更要否、新アド
レス情報等の制御情報との対応を保持しておき、入力デ
ータのヘッダ部中のアドレス情報により所定の制御情報
を得、入力データをそのまま、または出力回線対応にフ
ォーマット変換して出力する。スイッチング機能部33
0は、該データをそのまま該当する出力回線の出力バッ
ファ読み書き制御部330側へ渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数回線を収容/
スイッチングするネットワーク装置に係わり、特に収容
する回線がATM(非同期転送モード)回線やイーサ回
線のように、セルやフレームが混在する時、あるいは、
10M/100M/1Gbps のイーサを混在収容してス
イッチングする時に、不要な待ちによる遅延を回避して
高速スイッチングするネットワーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一台のネットワーク装置でATM
回線やイーサ回線などを混在して収容/スイッチングす
る装置が存在する。但し、これらの装置は、スイッチン
グ部での内部のデータフォーマットをATMセルで統一
したり、独自フレームフォーマットに統一してスイッチ
ングしている。
【0003】また一方、オンザフライ方式の遅延時間を
抑えたLANスイッチが存在する。但しこれは、同一回
線速度のイーサ回線を収容する単一媒体LANスイッチ
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のATM回線やイ
ーサ回線などを混在して収容/スイッチングするネット
ワーク装置においては、異なるフォーマットのセルやフ
レームを一律の統一内部データフォーマットに変換して
戻すような、不要なフォーマット変換をするため、遅延
時間が増大し、かつ物量が増大する問題があった。ま
た、従来のスイッチング遅延時間を低減するオンザフラ
イ方式のLANスイッチは、同一速度インタフェースの
ポート間のスイッチングが対象であり、異なる速度イン
タフェースのポート間では使用できない。
【0005】本発明の目的は、一台のネットワーク装置
で、ATM回線やイーサ回線、あるいは、速度の異なる
複数イーサ回線などを混在して収容/スイッチングする
時、不要な待ちによる遅延を回避して遅延時間を最小と
し、高速スイッチングを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、可変長のフレ
ームフォーマットデータ用の回線や固定長のセルフォー
マットデータ用の回線を複数、混在収容して相互にスイ
ッチングするネットワーク装置において、アドレス情報
と少なくとも出力回線番号、フォーマット変更要否、新
アドレス情報からなる制御情報との対応を保持する手段
と、入力データのヘッダ部に含まれるアドレス情報によ
り、対応する制御情報を求め、該求めた制御情報にもと
づき、入力データをそのまま、あるいはアドレス情報を
含めてフォーマット変換する手段と、前記入力データあ
るいはフォーマット変換されたデータをそのまま該当す
る出力回線へスイッチングする手段とを設ける。
【0007】また、上記制御情報にサービスクラスを含
め、スイッチング出力側に、スイッチングされたデータ
を該当する出力回線の出力バッファへ書き込み、該出力
バッファアドレスをサービスクラス別にキューイングす
る手段と、前記キューイングされた出力バッファアドレ
スを、サービスクラスに従った優先順位で選択し、該出
力バッファアドレスにより出力バッファの該当アドレス
からデータを読み出し、該当する出力回線へ出力する手
段とを設ける。
【0008】また、出力回線のデータフォーマットが固
定長のセルフォーマット、および出力回線のデータフォ
ーマットが可変長のフレームフォーマットでかつ入力回
線のデータフォーマットが固定長のセルフォーマットの
場合は、出力バッファへの送出する単位のデータ書込み
が完了してから該出力バッファアドレスのキューイング
の登録を行い、入力回線と出力回線が共に可変長のフレ
ームフォーマットの場合は、出力バッファへのデータ書
込みが入力回線と出力回線速度とフレーム長から求まる
データ長になった時点で、該出力バッファアドレスのキ
ューイングの登録を完了させるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
以下、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施
の形態にかかるネットワーク装置の全体的機能ブロック
図である。本ネットワーク装置は、入力回線インタフェ
ース部21〜24、スイッチング部30、出力回線イン
タフェース部41〜44、及び、装置全体を制御する制
御部(CPU)50からなる。通常、回線インタフェー
ス部は入出力同一機能ブロックであるが、図1では分か
り易くするために、入力回線インタフェース部21〜2
4と出力回線インタフェース部41〜44に分けて図示
してある。本ネットワーク装置には、回線11〜14が
接続され、ここでは、回線11、12が100Mbps の
イーサ回線、回線13、14が155Mbps のATM回
線とする。
【0010】図2はイーサ回線のフレーム構成を示す図
である。これは、一例としてIEEE802.3で標準
化されたフレーム構成を示したもので、ヘッダ部は宛先
アドレス6バイト、発信元アドレス6バイト、タイプ/
レングスフィールド2バイトの構成となる。データフィ
ールドは46〜〜1500バイトの可変長である。FC
S4バイトはフレームチエックシーケンスである。
【0011】図3はATMセルの構成を示す図である。
ATMセルは5バイトのヘッダと48バイトの情報フィ
ールドの、全体で53バイトの固定長の構造をとる。A
TMネットワークでは、一つの物理回線(伝送路)上に
複数の仮想パス(VP)や複数の仮想チャネル(VC)
を設定する。セルヘッダ部の中のVPIとVCIが、こ
のVPとVCそれぞれの識別子である。
【0012】図1において、例えば、回線(♯1)11
から入力した100Mbps イーサ回線のフレームデータ
が入力回線インタフェース部21で受け付けられ、出力
回線インタフェース部42より回線(♯2)12の同じ
く100Mbps イーサ回線へ出力される時、ネットワー
ク装置内のスイッチング部30上ではイーサ回線のフレ
ームフォーマットのままとなる。これに対し、同じ回線
(♯1)11から入力した100Mbps イーサ回線のフ
レームデータでも、例えばその出力先が回線(♯3)1
3の155Mbps のATM回線の時、スイッチング部3
0上ではATMのセルフォーマットに変換される。ま
た、例えば回線(♯3)13から入力した155Mbps
のATMのセルフォーマットのデータが、回線(♯4)
14の同じく155Mbps のATM回線へ出力される
時、スイッチング部30上ではATMのセルフォーマッ
トのままとなる。これに対し、同じ回線(♯3)13か
ら入力したATMのセルフォーマットデータでも、例え
ばその出力先が回線(♯1)11の100Mbps のイー
サ回線の時、スイッチング部30上ではイーサ回線のフ
レームフォーマットに変換される。
【0013】図4は、スイッチング部30の一実施例の
詳細機能ブロック図である。本スイッチング部30は大
きく、スイッチング前処理部310、スイッチング機能
部320、出力バッファ読み書き制御部330からな
る。ここで、スイッチング前処理部310と出力バッフ
ァ読み書き制御部330は各回線ごとに存在し、各々、
スイッチング前処理部310−1〜310−4は入力回
線インタフェース部11〜14に接続され、出力バッフ
ァ読み書き制御部330−1〜330−4は出力回線イ
ンタフェース部11〜14に接続される。
【0014】各スイッチング前処理部310は、入力バ
ッファ3110、制御情報生成部3120、フレーム/
セル変換部3130から構成される。入力バッファ31
10は該当入力回線インタフェース部からの入力データ
を一時格納する。制御情報生成部3120は、該入力デ
ータのヘッダ部に含まれるアドレス情報をもとに、出力
回線番号、フォーマット変更要否、新アドレス情報、サ
ービス品質(QoS)クラス等からなる内部制御情報を
生成する。この制御情報生成部3120の詳細構成につ
いては後述する。フレーム/セル変換部3130は、制
御情報にもとづき、入力バッファ3110の入力データ
を、当該入力回線のデータフォーマットと出力回線のデ
ータフォーマットが同一の場合はそのままとし、相違す
る場合はアドレス情報も含めてフレームまたはセルのフ
ォーマット変換を行う。なお、制御情報生成部3120
で生成された内部制御情報は、フレームまたはセルデー
タに付加されてスイッチング機能部320、出力バッフ
ァ読み書き制御部330へと順次渡される。
【0015】スイッチング機能部320は、スイッチン
グ前処理部310−1〜3104からのフレームまたは
セルデータをそのままスイッチングし、出力すべき出力
回線の出力バッファ読み書き制御部330−1〜330
−4へ移す機能を有する。スイッチング機能部320は
スイッチング方式により、クロスバ型、クロスポイント
型、共通バッファメモリ型など種々存在するが、いずれ
も適用可能である。
【0016】各出力バッファ読み書き制御部330は、
出力バッファ3310、キューイング部3320、バッ
ファ書込み制御部3330、バッファ読出し制御部33
40からなる。出力バッファ3310は当該出力回線の
フレームまたはセルデータを一時格納する。キューイン
グ部3320は、出力バッファ3310に格納されたデ
ータの当該出力バッファアドレス値をキューイング登録
する。このキーュイング部3320のキューは、QoS
クラスに従って複数にクラス分けされている。バッファ
書き込み制御部3330は、出力バッファ3310の空
領域を管理しており、スイッチング機能部320から出
力されたフレームまたはセルデータを出力バッファ33
10の空領域に格納するとともに、当該出力バッファア
ドレス値を、フレームまたはデータに付加されている制
御情報のQoSクラスに従い、キューイング部3320
の該当クラスのキューに登録する。バッファ読出し制御
部3340は、キューイング部3320のキューをQo
sクラスの高い順にサーチし、登録されている出力バッ
ファアドレス値に従って出力バッファ3310からフレ
ームまたはセルを読み出し、該当出力回線インタフェー
ス部へ出力する。
【0017】図5は、スイッチング前処理部310にお
ける制御情報生成部3120の詳細構成例である。アド
レス解析範囲指定レジスタ3121は、入力回線の該当
するデータフォーマットに応じて、解析対象となるアド
レス部位が先頭から何バイト目からで、何バイト長かを
示している。これは、各入力回線のデータフォーマット
に対応してCPU50によりあらかじめ設定しておく。
連想メモリ(CAM)3123の各エントリには、宛先
アドレス情報と変換テーブル3124の対応するエント
リのアドレスオフセット値が登録され、変換テーブル3
124の各エントリには、宛先アドレス情報に対応する
出力回線番号、フォーマット変更要否、新アドレス情
報、QoSクラス等からなる内部制御情報が登録され
る。連想メモリ3123や変換テーブル3124への登
録も、CPU50の制御下であらかじめ行っておく。
【0018】アドレス検出部3122は、アドレス解析
範囲指定レジスタ3121に従い、入力されたフレーム
またはセルデータのヘッダ部から解析対象となる宛先ア
ドレスを検出する。連想メモリ3123では、アドレス
検出部31112で検出された宛先アドレスをキーとし
て、一致した宛先アドレス情報の登録されているエント
リを検索し、該当エントリのアドレスオフセット値を出
力する。このアドレスオフセット値により、変換テーブ
ル3124の対応するエントリに登録されている内部制
御情報(出力回線番号、フォーマット変更要否、新アド
レス情報、QoSクラス等)が得られる。
【0019】図5では、連想メモリ3123に解析対象
の宛先アドレス情報と変換テーブル3124のアドレス
オフセット値を登録し、変換テーブル3124に該当宛
先アドレス情報に対応する内部制御情報を登録するとし
たが、連想メモリ3123の記憶容量に余裕がある場合
には、連想メモリ3123に宛先アドレス情報と対応す
る内部制御情報との対を直接登録することでもよい。
【0020】以下に、図1、図4、図5の具体的動作例
として、回線(♯1)11から入力した100Mbps イ
ーサ回線のフレームデータが、回線(♯2)12の同じ
100Mbps イーサ回線へ出力される場合と、回線(♯
3)13の155Mbps のATMネットへ出力される場
合について説明する。
【0021】初めに、回線(♯1)11から入力した1
00Mbps イーサ回線のフレームデータが、回線(♯
2)12の同じく100Mbps イーサ回線へ出力される
場合について説明する。
【0022】回線(♯)11の100Mbps イーサ回線
のフレームデータは、入力回線インタフェース部21を
通してスイッチング前処理部301−1に順次入力され
てくる。スイッチング前処理部310−1は、該受信フ
レームデータを入力バッファ3110に順次格納すると
同時に制御情報生成部3120に入力する。制御情報生
成部3120では、アドレス検出部3122が、アドレ
ス解析範囲指定レジスタ3121の指示にもとづいて、
受信フレームデータのヘッダ部の宛先アドレス(宛先M
ACアドレス)部分を検出し、連想メモリ(CAM)3
123に入力する。この受信フレームデータ中の宛先ア
ドレスをキーとして、連想メモリ3123にて、一致す
るアドレス情報を検索して、変換テーブル3124の対
応するエントリのアドレスオフセット値を求め、変換テ
ーブル3124の該当エントリから対応する内部制御情
報を得る。ここで、回線(♯1)11の100Mbps イ
ーサ回線から回線(♯2)12の同じ100Mbps イー
サ回線へデータ出力する動作では、内部制御情報とし
て、出力回線番号(♯2)、フォーマット変換要否
(否)、新アドレス情報(変更せず)、QoSクラス
(例えばクラス2)が得られる。この内部制御情報がフ
レーム/セル変換部3130に渡される。フレーム/セ
ル変換部3130では、該内部制御情報のフォーマット
変換要否が否であることにより、入力バッファ3110
の受信フレームデータをそのままスイッチング機能部3
20へ出力する。この時、フレーム/セル変換部313
0は、内部制御情報を該フレームデータの先頭に付加し
てスイッチング機能部320へ渡す。
【0023】スイッチング機能部320は、スイッチン
グ前処理部310−1から回線(♯1)11のフレーム
データを入力し、それに付加された内部制御情報の出力
回線番号(♯2)に従い、回線(♯2)12の出力バッ
ファ読み書き制御部330−2へ出力する。内部制御情
報は該フレームデータに付加されたままで出力バッファ
読み書き制御部330−2へ渡される。
【0024】出力バッファ読み書き制御部330−2で
は、そのバッファ書込み制御部3330の制御下で、ス
イッチング機能部320から出力された当該回線(♯
2)12に対するフレームデータを出力バッファ331
0に順次格納する。同時に、バッファ書込み制御部33
30は、この時の出力バッファ3310の書込みアドレ
スを、当該フレームデータに付加されている制御情報の
QoSクラス(クラス2)に従い、キューイング部33
20の該当クラス(クラス2)に対応するキューに登録
する。一方、バッファ読出し制御部3340は、キュー
イング部3320のキューをQoSクラスの高い順にサ
ーチし、もしもクラス2より高いクラスの出力すべき登
録キューがない場合、当該クラス2のキューに登録され
た出力バッファアドレスにより出力バッファ3310の
該当アドレスからフレームデータを読み出し、当該回線
(♯2)12の出力回線インタフェース部42へ出力す
る。
【0025】次に、回線(♯1)11から入力した10
0Mbps イーサ回線のフレームデータが、回線(♯3)
13の155Mbps のATMネットへ出力される場合に
ついて説明する。
【0026】回線(♯1)11の100Mbps イーサ回
線のフレームデータは、入力回線インタフェース部21
を通してスイッチング前処理部310−1に入力され、
入力バッファ31110に格納されると同時に制御情報
生成部3120へも入力される。制御情報生成部312
0では、アドレス検出部3122がアドレス解析範囲指
定レジスタ3121の指示にもとづいて、受信フレーム
データのヘッダ部の宛先アドレス(宛先MACアドレ
ス)部分を検出し、連想メモリ3123にて、該当先ア
ドレスと一致する登録アドレス情報を検索して、変換テ
ーブル3124の対応するエントリのアドレスオフセッ
ト値を求め、変換テーブル3124の該当エントリから
対応する内部制御情報を得る。ここで、回線(♯1)1
1の100Mbps イーサ回線から回線(♯2)13の1
55Mbps のATM回線へデータ出力する動作では、内
部制御情報として、出力回線番号(♯3)、フォーマッ
ト変換要否(要)、新アドレス情報(VPI値、VCI
値)、QoSクラス(例えばクラス1)が得られる。
【0027】フレーム/セル変換部3130では、該内
部制御情報のフォーマット変換要否か要であることによ
り、入力バッファ3110のフレームデータのデータ本
体を48バイト単位にセル化するとともに、新アドレス
情報のVPI値、VCI値を用いて5バイトのセルヘッ
ダを生成する。そして、該セルヘッダを、順次、48バ
イトセルデータの先頭に付加して53バイトのATMセ
ルを組立て、スイッチング機能部320へ出力する。内
部制御情報は、各ATMセルの先頭に付加してスイッチ
ング機能部320へ渡す。
【0028】スイッチング機能部320は、回線(♯
1)11のフレームデータがスイッチング前処理部31
0−1でフォーマット変換されたATMセルデータを順
次入力し、それに付加された内部制御情報の出力回線番
号(♯3)に従い、回線(♯3)13の出力バッファ読
み書き制御部330−3へ出力する。該ATMセルデー
タには内部制御情報が付加されたままである。
【0029】出力バッファ読み書き制御部330−3の
動作は、基本的には先の出力バッファ読み書き制御部3
30−2の動作と同様である。即ち、バッファ書込み制
御部3330にて、スイッチング機能部320から出力
されたATMセルデータを出力バッファ3310に順次
格納し、この時の出力バッファ3310の書込みアドレ
スを、該ATMセルデータに付加されている情報のQo
Sクラス(クラス1)に従い、キューイング部3320
の該当クラス(クラス1)に対応するキューに登録す
る。バッファ読出し制御部3340は、キューイング部
3320のキューをQoSクラスの高い順にサーチし、
もしもクラス1より高いクラスの出力すべき登録キュー
がない場合、当該クラス1のキューの出力バッファアド
レスにより出力バッファ3310の該当アドレスからA
TMセルデータを読み出し、当該回線(♯3)13の出
力回線インタフェース部43へ出力する。
【0030】以上、回線(♯1)11から入力した10
0Mbps イーサ回線のフレームデータが、回線(♯2)
12の同じ100Mbps イーサ回線へ出力される場合
と、回線(♯3)13の155Mbps のATMネットへ
出力される場合について説明したが、例えば、回線(♯
3)13から入力した155Mbps のATMネットのデ
ータが、回線(♯4)14の同じ155Mbps のATM
ネットへ出力される場合や、回線(♯1)11の100
Mbps イーサ回線へ出力される場合についても同様に可
能である。
【0031】例えば、回線(♯3)13の155Mbps
ATM回線からの入力セルデータが回線(♯4)14の
同じ155Mbps ATM回線へ出力される場合には、ス
イッチング前処理310−3では、その制御情報生成部
3120が受信セルデータのヘッダ部のVPI、VCI
をアドレス解析対象にして、内部制御情報として出力回
線番号(♯4)、フォーマット変換要否(否)、新アド
レス情報(変更せず)、QoSクラス(例えばクラス
1)を得、該内部制御情報にもとづき、フレーム/セル
変換部3130は当該受信セルデータをそのままスイッ
チング機能部320へ出力する。また、回線(♯3)1
3の155Mbps ATM回線からの入力セルデータが回
線(♯1)11の100Mbps イーサ回線へ出力される
場合には、スイッチング前処理部310−3では、その
制御情報生成部3120が受信セルデータのヘッダ部の
VPI、VCIをアドレス解析対象にして、内部制御情
報として出力回線番号(♯1)、フォーマット変換要否
(要)、QoSクラス(例えばクラス2)を得、該内部
制御情報にもとづき、フレーム/セル変換部3130
は、セルデータ本体をフレームに組み立て、フレームフ
ォーマットのヘッダ部を生成して先頭に付加し、スイッ
チング機能部320へ出力する。スイッチング機能部3
20、出力バッファ読み書き制御部330側の動作は、
これまでの説明と基本的に同じである。
【0032】図4では、分かり易いように、各出力回線
ごとに出力バッファを設ける実施例を示したが、スイッ
チング方式が共通バッファメモリ型の場合、出力バッフ
ァは各出力回線に共通のバッファメモリとなる。この場
合の動作概要は、以下の通りである。バッファ書込み制
御部3330では、共通バッファメモリ型スイッチの当
該入力回線に割当てられた書込みタイムスロット時間の
間に、空バッファアドレスの獲得、該獲得した共通バッ
ファメモリへのデータの書込み、内部制御情報に従い、
該当出力回線のキューイング部における該当クラスのキ
ューへの共通バッファメモリアドレスの登録を行う。該
当出力回線のバッファ読出し制御部3340では、共通
バッファメモリ型スイッチの当該出力回線に割当てられ
た読出しタイムスロット時間の間に、当該出力回線のキ
ューイングにおけるキューをQoSクラスの高い順にサ
ーチし、共通バッファメモリアドレスが登録されていれ
ば、共通バッファメモリの該当アドレスのデータを読み
出し、対応する出力回線インタフェース部へ出力する。
【0033】次に、出力バッファ読み書き制御部330
でのキューイングの登録のタイミングとアンダーラン防
止について説明する。データの入出力に関し、入力回線
/出力回線がそれぞれイーサ回線とATM回線である組
合せは4通りであるが、出力がセルフォーマットのAT
M回線の場合、セルが短くかつ固定長ゆえ、全てのデー
タが出力バッファに書き込まれた後、キューイングの登
録をしても時間的ロスは少ない。一方、出力がフレーム
フォーマットのイーサ回線の場合、キューイングの登録
のタイミングを配慮することで、遅延時間のロスを抑え
かつアンダーラン発生を防止可能となる。入力回線がA
TM回線の場合、フレームの最終セルの到着時間は保証
できないゆえ、フレームの最終セルが到着しフレームが
完成してからでないとキューイングを登録し読み出し開
始をすることはできない。入力回線がイーサ回線の場
合、入力回線と出力回線の回線速度の関係でキューイン
グを登録のタイミングが決まる。すなわち、出力回線の
回線速度が入力回線のそれと等しいか遅い時、キューイ
ング登録は、制御情報の分析後速やかに実施可能であ
る。入力回線の回線速度より速い時は、アンダーラン発
防止のため、図5に示す計算式に基づいてキューイング
の登録タイミングを計る必要がある。
【0034】
【数1】
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ATM回線やイーサ回
線などを混在して収容し、セルデータやフレームデータ
などを相互にスイッチングするネットワーク装置におい
て、一律の統一内部データフォーマットに変換して戻す
ような、不要なフォーマット変換を回避できるため、遅
延時間の低減と物量の削減が図れる。また、入出力回線
やデータ長などによりキューイングの登録時点を可変と
することで、同一速度インタフェースのLANスイッチ
で可能であった、スイッチング遅延時間を低減するオン
ザフライ方式が、異なる速度インタフェースのLANス
イッチのポート間でも使用可能となり、スイッチング遅
延時間を大幅に低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワーク装置の一実施例の概
略構成と動作例を示す図である。
【図2】イーサ回線のフレームフォーマットを示す図で
ある。
【図3】ATM回線のセルフォーマットを示す図であ
る。
【図4】スイッチング部の一実施例の詳細機能ブロック
図である。
【図5】スイッチング前処理部における制御情報生成部
の一実施例の詳細機能ブロック図である。
【符号の説明】
11,12 イーサ回線 13,14 ATM回線 21〜24 入力回線インタフェース部 30 スイッチング部 41〜44 出力回線インタフェース部 310 スイッチング前処理部 3110 入力バッファ 3120 制御情報生成部 3130 フレーム/セル変換部 320 スイッチング機能部 330 出力バッファ読み書き制御部 3310 出力バッファ 3320 キューイング部 3330 書込み制御部 3340 読出し制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長のフレームフォーマットデータ用
    の回線や固定長のセルフォーマットデータ用の回線を複
    数、混在収容して相互にスイッチングするネットワーク
    装置であって、 アドレス情報と少なくとも出力回線番号、フォーマット
    変更要否、新アドレス情報からなる制御情報との対応を
    保持する手段と、 入力データのヘッダ部に含まれるアドレス情報により、
    対応する制御情報を求め、該求めた制御情報にもとづ
    き、入力データをそのまま、あるいはアドレス情報を含
    めてフォーマット変換する手段と、 前記入力データあるいはフォーマット変換されたデータ
    を該当する出力回線へスイッチングする手段と、を有す
    ることを特徴とするネットワーク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワーク装置におい
    て、制御情報にサービスクラスを含め、 スイッチングされたデータを該当する出力回線の出力バ
    ッファへ書き込み、該出力バッファアドレスをサービス
    クラス別にキューイングする手段と、 前記キューイングされた出力バッファアドレスを、サー
    ビスクラスに従った優先順位で選択し、該出力バッファ
    アドレスにより出力バッファの該当アドレスからデータ
    を読み出し、該当する出力回線へ出力する手段と、を有
    することを特徴とするネットワーク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のネットワーク装置におい
    て、出力回線のデータフォーマットが固定長のセルフォ
    ーマット、および出力回線のデータフォーマットが可変
    長のフレームフォーマットでかつ入力回線のデータフォ
    ーマットが固定長のセルフォーマットの場合は、出力バ
    ッファへの送出する単位のデータ書込みが完了してから
    該出力バッファアドレスのキューイングの登録を行い、
    入力回線と出力回線が共に可変長のフレームフォーマッ
    トの場合は、出力バッファへのデータ書込みが入力回線
    と出力回線速度とフレーム長から求まるデータ長になっ
    た時点で、該出力バッファアドレスのキューイングの登
    録を完了させることを特徴とするネットワーク装置。
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