JPH10257068A - Atmコントローラおよびatm通信制御装置 - Google Patents

Atmコントローラおよびatm通信制御装置

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JPH10257068A
JPH10257068A JP6101997A JP6101997A JPH10257068A JP H10257068 A JPH10257068 A JP H10257068A JP 6101997 A JP6101997 A JP 6101997A JP 6101997 A JP6101997 A JP 6101997A JP H10257068 A JPH10257068 A JP H10257068A
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JP
Japan
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atm
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cell
connection
controller
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Application number
JP6101997A
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English (en)
Inventor
Kentetsu Eguchi
賢哲 江口
Tatsuya Yokoyama
達也 横山
Mika Mizutani
美加 水谷
Osamu Takada
治 高田
Eizo Hata
栄三 端
Koji Suzuki
公司 鈴木
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CAMのエントリ数を少なくし、なおかつ、多
数のVC数に対応できるATMコントローラを提供す
る。 【解決手段】ATMコントローラは、セルを受信した時
にこの受信セルのVPI/VCIをVC_IDに高速変
換するCAM77を備える。また、CAM77は、受信
時間をVPI/VCI対応させて記憶しておく。比較回
路77ー5は、セル受信時に受信セルのヘッダ中のVP
I/VCIがCAMに登録されているかを判断し、登録
されていなければ、MPU100が、CAMの中で受信
時間が最も古いVPI/VCIのエントリを破棄し、受
信セルのVPI/VCIとVC_IDとを新しくCAM
に登録する。CAM77は、受信セルのヘッダ中のVP
I/VCIに対応するVC_IDを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末とATM(A
synchronous Transfer Mode)
網との間で、ATMプロトコルの下位層の処理を行うA
TM通信制御装置と、その装置内に備えるATMコント
ローラとに関する。
【0002】
【従来の技術】ATM網では、ATM通信制御装置に回
線を介して接続された複数の端末の間で、ATMプロト
コルに従った通信が行われる。ATM通信制御装置は、
ATMプロトコルのプロトコルレイヤの下位層の処理制
御を行うために、端末で生成された可変長のパケット
を、固定長のATMセルに分割して回線に送信する一
方、回線より受信した複数のATMセルを組立ててパケ
ットを生成し、端末に生成したパケットを渡している。
【0003】なお、ATMプロトコルについては、IT
U(国際電気通信連合)の勧告に基づいてATMフォーラ
ムが標準化を進めている。
【0004】通信を行う端末間同士は、実際にデータを
送信する通信路である仮想論理チャネル(以下、VCと
記す)を確立して通信を行っている。従来のATM通信
制御装置では、ATMセルの分割/組立の処理におい
て、そのVCを、仮想経路識別子(VPI)および仮想チ
ャネル識別子(VCI) の組み合せにより識別してい
る。さらに装置内においては、仮想経路識別子(VPI)
および仮想チャネル識別子(VCI)の組み合せによる識
別子は3バイトでビット数が大きいので、扱いやすいビ
ット数の、あらかじめ定めたVC識別子に変換してい
る。
【0005】この変換方法としては、ATMセルのヘッ
ダ中の仮想経路識別子(VPI)および仮想チャネル識別
子(VCI)の組み合せに対応する、装置内であらかじめ
定めたVC識別子をあらかじめテーブルに登録してお
き、テーブルを検索して行う方法がある。また、特開平
6−510641号公報に示すように、このテーブルを
Contents Addressable Memor
y(CAM)に記憶させておき、VPI/VCIを装置内
で定めたVC識別子に高速変換する方法がある。さら
に、3バイトあるVPI/VCIの特定ビットを抽出
し、この特定ビットをVC識別子として用いるものがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
ATMコントローラにおいて、VPI/VCIの組み合
わせをテーブル検索によってVC識別する場合は、VC
数が多いと処理時間が大きくなる。
【0007】また、CAMを用いてVPI/VCIの組
み合わせをVC識別子に高速変換する場合、変換できる
VC数を多くしようとすると、それに比例してハード規
模が大きくなる。
【0008】さらに、3バイトあるVPI/VCIの特
定ビットをVC識別子とする場合、VPI/VCIの取
りうる値に制限がつき大規模システムへの対応に無理が
生じる可能性がある。
【0009】本発明は、ハード規模が小さく、しかも多
くのVCをサポートでき、高速なVC識別を行うことが
できるATMコントローラおよびATM通信制御装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、端末に接続されるATMコントロー
ラにおいて、ATMコネクションにおける、あらかじめ
定められた仮想論理チャネルの第一の識別情報に対応す
る、当該ATMコントローラにおいて利用するための、
第二の識別情報を設定する設定手段と、前記ATMコネ
クションの前記設定手段に設定された第一および第二の
識別情報を対応させて記憶するための記憶領域を複数備
える記憶手段と、前記ATMコネクションにおいてAT
Mセルを受信したときに、前記記憶手段を参照し、当該
ATMセルに付加されている前記第一の識別情報が、前
記第二の識別情報に対応させて記憶されているか否かを
識別する識別手段と、前記識別手段により識別された結
果、前記ATMコネクションに対応する前記第一の識別
情報が、前記第二の識別情報に対応させて記憶されてい
ない場合に、当該ATMコネクションの前記設定手段に
設定された前記第一および第二の識別情報を対応させて
前記記憶手段に登録する登録手段と、前記ATMコネク
ションにおいてATMセルを受信したときに、前記記憶
手段に記憶されている、当該ATMセルに付加されてい
る前記第一の識別情報に対応する前記第二の識別情報
を、当該ATMセルに対応させて出力する出力手段とを
有し、前記登録手段は、前記登録を行うときに、前記記
憶手段の記憶領域に空きがない場合には、いずれかの記
憶領域に登録を行い、前記設定手段は、前記ATMコネ
クションが確立したときに、当該ATMコネクションの
解放までは、当該ATMコネクションの第一の識別情報
に対応する第二の識別情報を保持しておく。
【0011】本発明によれば、識別手段が、前記ATM
コネクションにおいてATMセルを受信したときに、前
記記憶手段を参照し、当該ATMセルに付加されている
前記第一の識別情報が、前記第二の識別情報に対応させ
て記憶されているか否かを識別し、記憶手段に登録され
ていないATMコネクションに対応する第一および第二
の識別情報については、登録手段により登録されるの
で、すべての第一および第二の識別情報の対応関係を記
憶しておく必要がないので、記憶手段の記憶領域を少な
くしておくことができ、回路規模を小さくすることがで
きる。また、設定手段が、前記ATMコネクションが確
立したときに、当該ATMコネクションの解放までは、
当該ATMコネクションの第一の識別情報に対応する第
二の識別情報を設定しておくことにより、前記ATMコ
ネクションの確立後、当該ATMコネクションの解放ま
では、当該ATMコネクションの第一の識別情報に対応
して同一の第二の識別情報を登録することができる。例
えば、ATMコネクションの確立後に、他のATMコネ
クションに対応する第一および第二の識別情報が登録さ
れたことにより、記憶手段の登録が削除されても、当該
ATMコネクションの第一の識別情報に対応しては、同
一の第二の識別情報が登録されるので、装置内で不具合
が生じることはない。これにより、記憶手段の記憶領域
の数より多くのVCの接続をサポートすることができ
る。
【0012】また、記憶手段は、例えば、CAMを用い
ることにより、第一の識別情報(VPI/VCI)を第
二の識別情報(VC識別子)に高速に変換することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施の形態を、
図面を参照しながら説明する。
【0014】図2は、本実施形態に係るATM通信制御
装置が適用される通信ネットワークシステムの全体構成
図を示している。図2において、計算機等である端末1
(1A〜1D)は、ATM通信制御装置2(2A〜2D)と
伝送路7とを介して、ATMスイッチ3に接続されてい
る。ATM通信制御装置2は、端末1によるVCの確立
後、パケットをセルに分割し、セルのヘッダにVPI/
VCIを付加して送出し、ATMスイッチ3では、セル
のヘッダに付加されているVPI/VCIを参照してス
イッチングを行っている。
【0015】図3に、ATM通信プロトコルのレイヤ構
成と、端末1とATM通信制御装置2との機能分担を示
す。図3に示すように、セルの分割・組立てを行うAA
Lレイヤ以下の下位レイヤをATM通信制御装置2にお
いて制御する。また、ATMコネクションを確立するシ
グナリング処理を含むLLCレイヤ以上の上位レイヤ
は、端末1において制御している。
【0016】つぎに、ATM通信制御装置2の構成を図
1を参照して説明する。図1に、端末1およびATM通
信制御装置2の構成のブロック図の一例を示す。
【0017】図1において、端末1は、通信に関わる構
成として、主プロセッサ4と、主メモリ5と、それらを
接続するシステムバス6とを備える。ATM通信制御装
置2は、端末1のシステムバス6に接続され、セルの分
割・組立て処理を行うATMコントローラ8と、伝送路
7への転送制御を行うPHYコントローラ9と、送受信
されるセル、および、セルの分割・組立てに必要な情報
を格納するバッファメモリ40と、PHYコントローラ
9を駆動する水晶発振器10とを有する。
【0018】また、ATMコントローラ8は、端末1の
システムバス6に接続するためのバスインタフェース回
路90と、上記主メモリ5とバッファメモリ40との間
でパケットの転送を行うHOST・DMAC50と、バ
ッファメモリ40上でセルの分割・組立てを行うSAR
・DMAC60と、セルの生成および解析を行うセル送
受信制御部70と、MPU100と、MPU100の制
御プログラムのプログラムコードを格納するROM20
と、MPU100のワークメモリであるRAM30と、
上記HOST・DMAC50とSAR・DMAC60とM
PU100との、バッファメモリ40へのアクセスを調
停するアービタ110と、上記主プロセッサ4とMPU
100との間で制御情報をやりとりするための共有メモ
リ80と、コントローラ内の各部を相互に接続する内部
バス200とを有する。ROM20に格納されたプログ
ラムコード(制御プログラム)は、バスインタフェース
回路90および内部バス200を介して、端末1の主プ
ロセッサ4から書き替えることができる。本実施の形態
におけるによるATMコントローラは、プログラムコー
ドの書き換えにより、マイクロプロセッサに割り当てら
れるATMプロトコル処理の設定や変更、そしてCAM
の書き換え方法の変更に対応することができる。
【0019】なお、ATMコントローラ8は水晶発振器
(図示略)を内蔵しており、コントローラ内の各部は、こ
の水晶発振器のクロックに従って動作する。
【0020】つぎに、端末1及びATM通信制御装置2
における各プロトコルレイヤでの処理を、図4に示すA
TMセルのフォーマットを参照して説明する。図4に、
図2に示す伝送路7で伝送されるATMセルのフォーマ
ットを示す。
【0021】前述したように、ATM通信制御装置2で
は、図3に示すように、AALレイヤ以下の下位レイヤ
の処理を行うが、より具体的には、ATMレイヤとAA
L(Atm Adaptation Layer)レイヤ
との処理をATMコントローラにおいて行い、PHYレ
イヤの処理は、PHYコントローラ9において行う。
【0022】図4において、端末1は、送信する可変長
のデータ41に、LLCレイヤ以上のレイヤ処理で得た
上位プロトコルヘッダ42−1を付加することで、LL
Cフレーム42を生成する。ATM通信制御装置2で
は、AALレイヤ(AAL5)の処理で、LLCフレーム
42に、PADフィールド43−1、LNGフィールド
43−2、CRC−32フィールド43−3から成るC
PCSトレイラを付加し、CPCS−PDU43を生成
する。そして、ATMレイヤの処理では、CPCS−P
DU43を48バイト毎のデータ(以下、ペイロードと
記す)44−2に分割し、分割した個々のペイロード4
4−2にセルヘッダ44−1を付加することで、セル4
4を生成する。生成されたセル44は、PHYレイヤの
処理を経て伝送路7上に送出される。
【0023】一方、受信されたセルは、送信とは逆の手
順でLLCフレームに組立てられる。
【0024】また、セルヘッダ44−1は、フロー制御
等に使用されるGFCフィールド44−1Aと、ATM
コネクションの識別子であるVPIフィールド44−1
Bと、VCIフィールド44−1Cと、セルの種別(パ
ケットの最終セルの指定を含む)を示すPTフィールド
44−1Dと、セル破棄優先を示すCLPフィールド4
4−1Eと、セルヘッダ44−1に対する誤り検出用情
報であるHECフィールド44−1Fとで構成される。
【0025】図5に、セルのペイロードのフォーマット
を、セルの種別毎に示す。図5において、セルの種類
は、ユーザデータを運ぶデータセル45と、ネットワー
クの保守/運用に使用されるOAMセル46と、データ
セルの送信レート制御に使用されるRMセル47とに分
類される。これらの種別は、セルヘッダ44−1内のP
Tフィールド44−1Dにセル種別の識別情報が付加さ
れ、これを参照することにより識別される。
【0026】つぎに、ATM通信制御装置2におけるセ
ルの送受信シーケンスを図6を参照して説明する。図6
に、ATM通信制御装置2におけるセルの送受信シーケ
ンスの一例を示す。
【0027】図6において、端末1は、通信相手の端末
1との間で、まず、ATMのコネクションを設定する
(VC設定)。VC設定および解放は、端末1のシグナ
リング処理により行われる。端末1から送信されるパケ
ットは、ATM通信制御装置2内でセルに分割されて、
伝送路7に送出される。受信側のATM通信制御装置2
では、受信セルはパケットに組み立てられて、端末1に
転送される。
【0028】また、ATM通信制御装置2は、データセ
ルの転送以外に、前述したOAMセルやRMセルといっ
た管理セルを、他のATM通信制御装置2やATMスイ
ッチ3との間でやり取りする。そして、セルの転送の終
了後、VCを解放して通信を終了する。
【0029】つぎに、ATM通信制御装置2のATMコ
ントローラ8の処理について説明する。図7に、ATM
コントローラ8における、ATMプロトコル処理の機能
分担表を示す。
【0030】図7に示すように、本実施の形態における
ATMコントローラ8では、管理セルの生成・解析処理
や、パケット単位に発生する端末1とのインタフェース
処理など、処理内容の変更に対する要求が高い部分に限
って、MPU100が処理する。そして、CRC計算
や、セルの分割・組立て処理といった、処理内容の変更
よりも処理の高速性の方が優先する部分については、ワ
イヤードロジックで処理する。このように処理を分担す
ることで、MPU100の処理負荷を軽減させている。
【0031】つぎに、バッファメモリの構成を図8を参
照して説明する。
【0032】図8に、図1に示すバッファメモリ40内
に定義されたテーブルの構成図を示す。図8において、
バッファメモリ40には、SAR・DMAC60がセル
の分割(送信)処理で利用する分割管理情報を保持する分
割管理テーブル45と、SAR・DMAC60がセルの
組立て(受信)処理で利用する組立管理情報を保持する組
立て管理テーブル47と、送信対象のパケットを格納す
る送信バッファ46と、組み立てられた受信パケットを
格納する受信バッファ48と、管理セルを保持する管理
セル用受信バッファ49Aと、管理セルを保持する管理
セル用送信バッファ49Bとが設定されている。これら
のテーブルおよびバッファは、VC毎に設けられ、VC
識別子により識別される。
【0033】図8において、分割管理テーブル45は、
次に送信すべきセルのペイロード44−2の、送信バッ
ファ46における格納位置(アドレス)を保持する送信バ
ッファポインタ45−1と、送信すべきデータのデータ
長を示す送信データ長45−2と、セル送信毎に更新さ
れるCRC計算の結果を保持する送信CRC計算途中結
果45−3と、ペイロード44−2に付加するセルヘッ
ダ44−1のテンプレートを保持する送信セルヘッダ4
5−4とで構成される。組立て管理テーブル47は、次
に受信するセルの、受信バッファ48におけるアドレス
を保持する受信バッファポインタ47−1と、受信デー
タのデータ長を示す受信データ長47ー2と、セル受信
毎に更新されるCRC計算の結果を保持する受信CRC
計算途中結果47−3で構成される。
【0034】つぎに、本実施の形態におけるATMコント
ローラ8の内部構成とその動作とを説明する。
【0035】図9に、図1に示すセル送受信制御部70
の内部構成のブロック図を示し、図10に、図9に示す
VC識別CAM77の構成図を示す。
【0036】図9において、セル送受信制御部70は、
受信したセルを一時的に保持する受信FIFO74と、
受信FIFO内のセルを分解して転送するセル分解処理
部75と、セルの経路情報の変換を行うVC識別CAM
77と、送信セルを生成するセルヘッダ組立て処理部7
1と、生成された送信セルを一時的に保持する送信FI
FO72とを有する。
【0037】セル分解処理部75は、セルのペイロード
と、ヘッダ中のPTフィールド44−1D(セル種別)と
を、ペイロード受信バス78ー3とセル種別78ー2と
のバスを介してSAR・DMAC60に転送し、VPI
フィールド44−1BおよびVCIフィールド44−1
CをVC識別CAM77に転送する。
【0038】図10に示すようにVC識別CAM77
は、ATMのコネクション確立後に、セルの送受信を行
う際に、接続に使用されるVPIを格納するVPI77
−2、接続に使用されるVCIを格納するVCI77−
3およびATM通信制御装置におけるVCの識別情報を
格納するVC_ID77−4と、受信情報を格納するC
TL77−1とを有する。また、VC識別CAM77
は、受信セルのVPI/VCIとCAMに登録してある
VPI/VCIとを比較する回路77−5を備える。受
信情報としては、それらをVC識別CAM77に登録し
た時間、そのVCを使用したATMのコネクションの通
信状態、および、当該VCに対して最後にセルを受信し
た受信時間などがある。
【0039】図1に示すMPU100により、MPU1
00がVPIおよびVCIとVC_IDと受信情報との
組がVC設定時にVC識別CAM77に登録される。V
C_IDは、ATM通信制御装置におけるVCの識別情
報であり、VPIおよびVCIのビット数よりも少ない
ビット数で規定され、MPU100がVPIおよびVC
Iに対応させて設定する。例えば、図17に示すよう
に、MPU100ではVPIおよびVCIに対応させて
VC_IDを割り当て、このATMコネクションの確立
後、解放されるまでは、割り当てたVC_IDをVPI
およびVCIに対応させて記憶しておくことにより、V
C識別CAM77に登録するときには、同一のVPIお
よびVCIに対しては、同一のVC_IDを登録するこ
とができる。また、図17に示すような、対応関係を参
照することにより、使用していないVC_IDを割り当
てることができる。さらに、図17に示すVC_IDに
対応させてフラグを設けておき、ATMコネクションの
確立時に、MPU100がフラグをオンし、VPIおよ
びVCIを記憶させておき、解放時にフラグをオフする
ようにしてもよい。これにより、フラグがオフのVC_
IDを割り当てることができる。
【0040】また、図17に示すような対応関係は、図
9に示すセル送受信制御部に記憶しておき、MPU10
0がこの対応関係を参照するようにしてもよい。
【0041】ATM通信制御装置においては、このVC
_IDによりコネクションが識別される。
【0042】比較回路77−5は、セルの受信時に、図
9に示すセル分解処理部75より入力される、当該受信
セルのセルヘッダに含まれているVPI44−1BとV
CI44−1Cとに一致する組がVC識別CAM77に
登録されているかを検索する。VC識別CAM77に受
信セルのVPI/VCIの組み合わせが登録されている
場合は、VC識別CAM77を用い、受信時間を含む受
信情報を登録するとともに、受信セルのVPI/VCI
に対応するVC_IDを抽出し、SAR・DMAC60に
送出することにより、VCの識別を行う。また、比較回
路77−5は、VC識別CAM77に受信セルのVPI
/VCIの組み合わせが登録されていない場合は、MP
U100にミスヒットを通知する。MPU100は、V
C識別CAM77のCTL77−1を参照し、その受信
情報の内容より、テーブルに登録しているVPI/VC
Iの組み合せの中で受信時間が最も古いVPI/VCI
の組み合せを選び、このエントリを破棄し、新たに受信
したセルのVPI/VCIの組み合せ、これに対応する
VC_IDおよび受信情報をVC識別CAM77に登録
する。これにより、新たに受信したセルのVPI/VC
Iの組み合せとVC_IDとが、古いVPI/VCIの
組み合せが記憶されていた記憶領域に、上書きされる。
【0043】図11に、SAR・DMAC60の内部構
成のブロック図を示す。図11において、SAR・DM
AC60は、図8に示すバッファメモリ40の組立て管
理テーブル47を用いて、受信セルを、順次、受信バッ
ファ48に格納するRXDMAC62と、図8に示すバ
ッファメモリ40の分割管理テーブル45を用いて、送
信バッファ46に格納されたパケットデータをセルに分
割して順次、送信するTXDMAC61と、複数の格納
領域がある受信バッファ48のうち、空き状態の格納領
域のアドレスを保持する受信バッファプール65とを有
する。また、RXDMAC62とTXDMAC61とに
は、セル送受信制御部から転送されるペイロードに対し
て、誤り検出用のCRC計算を行うCRC計算回路6
3、64が各々内蔵されている。
【0044】つぎに、本実施の形態におけるコネクショ
ン設定時のATM通信制御装置の処理を説明する。図13
に、端末がATMのコネクションを設定する時のVC識
別CAM77とMPU100の間の動作を示すフローチ
ャートを示す。
【0045】図13において、図1に示す MPU10
0は、端末1よりコネクションの設定が完了した通知を
受けると(ステップ400)、VC識別CAM77にお
いて空きがあるかどうかを判別し(ステップ401)、
空きがない場合、MPU100はVC識別CAM77の
CTL77−1の受信時間が最も古いエントリを検索
し、当該エントリのVPI/VCIおよびVC_IDを
破棄する。つぎに、コネクションの設定が完了した、最
新のVPI/VCIに対して、図17に示すような対応
関係を参照し、使用していないVC_IDを割り当て、
対応関係を記憶するとともに、VC識別CAM77に最
新のVPI/VCIと割り当てたVC_IDとを登録す
る(ステップ402)。空きがあれば最新のVPI/V
CIと割り当てたVC_IDとをVC識別CAM77に
登録する(ステップ403)。また、コネクション切断
時には、MPU100は、切断されたVPI/VCIに
対応するエントリを削除する。これにより、コネクショ
ン確立時にVPI/VCIがVC識別CAM77に登録
され、また、コネクション切断時に、VPI/VCIの
登録が削除される。
【0046】つぎに、データを送信するときのATM通
信制御装置2の処理を図12を参照して説明する。
【0047】図12に、ATM通信制御装置2のデータ
送信時のフローチャートでを示す。図12において、図
1に示すMPU100は、共有メモリ80を介して端末
1より、VCに対応するパケット送信要求を受けると
(ステップ300)、HOST・DMAC50を起動し
て、主メモリ5に格納された送信パケットを、対応する
VCの送信バッファ46に転送する(ステップ30
1)。また、MPU100は、送信バッファ46に転送
された送信パケットに対して、図4に示すような、CR
Cフィールド43−3以外のCPCSトレイラを付加し
(ステップ302)、送信バッファ46の先頭アドレス
と、送信データ長と、送信するセルに付加するセルヘッ
ダの内容を示すテンプレートとを、図8に示す分割管理
テーブル45のVC識別子に対応する領域に設定する
(ステップ303)。次に、MPU100は、送信対象
のVCを示すVC識別子を指定してTxDMAC61を
起動し、セルの送信を要求する(ステップ304)。T
xDMAC61は、指定されたVC識別子に対応する分
割管理テーブル45から、送信バッファポインタ45−
1、送信データ長45−2、送信CRC計算途中結果4
5−3(初期値は0)、および、送信セルヘッダ45−4
をそれぞれ読み出す(ステップ305)。次に、TxD
MAC61は、送信データを48バイトの単位で読み出
し、先に読み出したセルヘッダ45−4と合わせてセル
を生成し、図1に示すセル送受信制御部70に対して生
成したセルを送信する(ステップ306)。この時、T
xDMAC61は、ペイロード部分に対してCRC計算
を実行する。1つのセルの送信終了後に、CRC計算の
結果を分割管理テーブル45に退避させ、次のセル送信
に備えて、送信バッファポインタ45−1と送信データ
長45−2とを更新しておく(ステップ307)。送信
バッファポインタ45−1は、つぎのセルの先頭位置を
示すように更新され、送信データ長45−2は、生成さ
れたセル分のデータ長を減算した値に更新される。
【0048】以降、送信データ長45−2が”0”とな
るまで、ステップ305〜307を繰り返す(ステップ
308)。送信データ長45−2が”0”となったとき
に、最終セルの送信が完了したとして、その時のCRC
計算結果をCPCSトレイラのCRC−32フィールド
43−3に挿入して、図1に示すセル送受信制御部70
を介してPHYコントローラ9に送信する(ステップ3
09)。TxDMAC61は、全てのパケット送信が完
了すると、MPU100にパケット送信の完了を通知す
る(ステップ310)。この通知を受けたMPU100
は、端末1に対してパケット送信の完了を通知する(ス
テップ311)。
【0049】つぎに、データを受信するときのATM通
信制御装置2の処理を図14および図15を参照して説
明する。図14および図15に、ATM通信制御装置2
のセル受信時のフローチャートを示す。
【0050】図14において、図1に示すATMコント
ローラ8のセル送受信制御部70では、PHYコントロ
ーラ9よりセルを受信すると(ステップ500)、図9に
示すセル分解処理部75が受信セルのセルヘッダを解析
し、図5に示すセルの種別を判別し、判別した結果をセ
ル種別78−2に出力する(ステップ501)。同時
に、VC識別CAM77において受信セルのVCの検索
を行う(ステップ502)。
【0051】検索の結果、受信セルのVPI/VCIが
VC識別CAM77に登録されていた場合、VC識別C
AM77の、受信セルのVPI/VCIに対応するCT
L77−1に現時刻を設定し(ステップ507)、登録
されていたエントリのVC_IDの値を当該VCのVC_
IDとして出力する(ステップ508)。
【0052】検索の結果、受信セルのVPI/VCIの
組み合せがVC識別CAM77に登録されていなかった
場合、受信セルのVPI/VCIの組み合せがVC識別
CAM77に登録されていなかったことをMPU100
に通知する(ステップ503)。同時にVC識別CAM
77に空きがあるかどうかを判別し(ステップ50
4)、空きがあれば、VC識別CAM77に受信セルの
VPI/VCIを登録し(ステップ505)、空きがな
い場合は、MPU100はVC識別CAM77のCTL
77−1で、受信時間が最も古いエントリを検索し、当
該エントリのVPI/VCIを破棄し、新たに受信した
セルのVPI/VCIの組み合せおよびこれに対応する
VC_IDをVC識別CAM77に登録し(ステップ5
06)、CTL77−1にその時刻を設定し(ステップ
507)、登録されていたエントリのVC_IDの値を当
該VCのVC_IDとして出力する(ステップ508)。
ここで、VC識別CAM77に受信セルのVPI/VC
Iが登録されているか否かを調べるのは、コネクション
確立後に、他のVPI/VCIが登録されたことによ
り、受信セルのVPI/VCIが廃棄されて、登録され
ていない場合に対応するためである。
【0053】次にセル送受信制御部70は、セル種別7
8−2およびVC識別子78−1を指定してRXDMA
C62を起動する(ステップ509)。RXDMAC6
2では、セル種別78−2を判定し(ステップ51
0)、データセル45でなければ、図8に示す管理セル
用受信バッファ49Aにセルを転送するとともに(ステ
ップ511)、MPU100に管理セルの受信を通知す
る(ステップ512)。この通知を受けたMPU100
は、受信した管理セルに応じた処理を行い(ステップ5
13)、必要に応じて返信用の管理セルを管理セル用送
信バッファ49B上で作成し、TxDMAC61を起動
して、作成した管理セルを送信させる(ステップ51
4、515)。
【0054】ステップ509において、受信したセルが
データセル45であった場合には、識別したVCに対応
する組立て管理テーブル47(図8参照)からパラメー
タを読み出し(ステップ516)、受信バッファポイン
タ47−1に受信バッファ48のアドレスが登録されて
いなければ、受信バッファプール65から空き受信バッ
ファの先頭アドレスを取り出して、組立て管理テーブル
47の受信バッファポインタ47−1に登録する(ステ
ップ517、518)。つぎに、図15において、受信
したセルのペイロード部分を、受信バッファポインタ4
7−1の示すアドレスに、CRC計算を行いながら転送
する(ステップ519)。転送が完了すると、RXDM
AC62は、CRC計算結果を組立て管理テーブル47
の受信CRC計算途中結果47−3に退避させ、次のセ
ル受信に備えて、受信バッファポインタ47−1と受信
データ長47−2を更新しておく(ステップ520)。
受信バッファポインタ47−1は、つぎのセルの格納位
置を示すように更新され、受信データ長47−2は、転
送されたセル分のデータ長を加算した値に更新される。
【0055】以降、受信したセルヘッダ44−1のPT
フィールド44−1Dにより最終セルの受信を認識する
まで、ステップ500〜520を繰返し、受信セルを組
み立てて受信バッファ48上に受信パケットを形成する
(ステップ521)。
【0056】そして、RXDMAC62は、最終セルの
受信を認識すると、CRC計算結果から正常性をチェッ
クし、MPU100に対して、受信バッファのアドレス
および受信データ長を、パケット受信完了情報として通
知する(ステップ522)。その後、次の受信に備え
て、受信バッファポインタ47−1、受信データ長47
−2および受信CRC計算途中結果47−3のフィール
ドをクリアしておく(ステップ523)。パケット受信
完了通知を受けたMPU100は、HOST・DMAC
50を起動し、受信パケットを主メモリ5に転送する
(ステップ524)。転送完了後、MPU100は、共
有メモリ80を介してパケットの受信完了を端末1に通
知する(ステップ525)。最後に、MPU100は、
転送により空き領域となった受信バッファ48の先頭ア
ドレスを、受信バッファプール65に再登録する(ステ
ップ526)。
【0057】以上説明したように処理することにより、
セルの受信時に、VCの識別を行うことができる。
【0058】つぎに、端末間でデータを送受信する際の
ATM通信制御装置2の動作を、図16に示すタイムチ
ャートに従って具体的に説明する。
【0059】図16に、ATM通信制御装置2が図12
〜15に示すフローチャートに従って処理を行った場合
のタイムチャートを示す。なお、図16では、片方向の
通信のみを示しているが、実際の通信は双方向に行われ
る。
【0060】図16において、端末1Aと端末1Bとの
間で、VPI/VCIがVC1とVC2とで示されるコ
ネクションが確立されると、各端末に接続されるATM
通信制御装置2AおよびBでは、図13に示すようなフ
ローチャートに従ってVPI/VCIおよびVC_ID
をVC識別CAM77に登録する。図16においては、
VC2およびVC_ID2の登録時に、ATM通信制御
装置2BのVC識別CAM77のエントリに空きがな
く、VC1およびVC_ID1の登録を廃棄して、VC
2およびVC_ID2を登録した場合を例にしている。
この場合、ATM通信制御装置2Bで、VC1によりデ
ータを受信した場合には、再度、VC1およびVC_I
D1の登録を行うことにより、データを受信することが
できる。
【0061】以上で説明したように、本実施形態のAT
Mコントローラでは、たとえ受信セルのVPI/VCI
およびVC_IDの組み合わせがVC識別CAM77に
登録されていなくても、MPU100を用いて、CAM
の書き換えを行うため、CAMの回路規模を小さくで
き、しかも多数のVCに対応できる。また、MPU10
0に行わせるプログラムを変更することにより、プロト
コル処理の設定や変更に対応でき、ソフトウェア処理の
負担を、より低減させたATMコントローラを提供する
ことができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、小さい回路規模で多数
のVC設定に対応でき、PCカード等の超小型の装置で
ATM端末やATMサーバが実現可能となるる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるATM通信制御装置お
よびATMコントローラの構成を示すブロック図。
【図2】 本実施の形態におけるATM通信制御装置が
適用されるネットワークシステムの構成図。
【図3】 本実施の形態における通信プロトコルレイヤ
の階層を示す説明図。
【図4】 本実施の形態におけるネットワークを流れる
フレームの形式を示す説明図。
【図5】 本実施の形態におけるATMセルの構成を示
す説明図。
【図6】 本実施の形態におけるATMプロトコルの通
信シーケンスを示す説明図。
【図7】 本実施の形態におけるATMプロトコルにお
ける、MPUとワイヤードロジックの機能分担を示した
説明図。
【図8】 本実施の形態におけるバッファメモリに定義
されたテーブルの構成図。
【図9】 本実施の形態におけるセル送受信制御部の構
成を示すブロック図。
【図10】 本実施の形態における CAMの構成図。
【図11】 本実施の形態におけるSAR・DMACの
構成を示すブロック図。
【図12】 本実施の形態におけるATM通信制御装置
の送信処理フローを示すフローチャート。
【図13】 本実施の形態におけるATM通信制御装置
のコネクション設定時のフローを示すフローチャート。
【図14】 本実施の形態におけるATM通信制御装置
の受信処理フローを示すフローチャート。
【図15】 本実施の形態におけるATM通信制御装置
の受信処理フローを示すフローチャート。
【図16】 本実施の形態におけるATM通信制御装置
の動作を示すタイムチャート。
【図17】 本実施の形態における VPI/VCIと
VC_IDとの対応関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…端末、2…ATM通信制御装置、3…ATMスイッ
チ、4…主プロセッサ、5…主メモリ、6…システムバ
ス、7…伝送路、8…ATMコントローラ、9…PHY
コントローラ、10…水晶発振器、20…ROM、30
…RAM、40…バッファメモリ、50…HOST・D
MAC、60…SAR・DMAC、70…セル送受信制
御部、80…共有メモリ、90…バスインタフェース回
路、100…MPU、200…内部バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 達也 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 水谷 美加 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 高田 治 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 端 栄三 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 鈴木 公司 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末に接続されるATMコントローラにお
    いて、 ATMコネクションにおける、あらかじめ定められた仮
    想論理チャネルの第一の識別情報に対応する、当該AT
    Mコントローラにおいて利用するための、第二の識別情
    報を設定する設定手段と、 前記ATMコネクションの前記設定手段に設定された第
    一および第二の識別情報を対応させて記憶するための記
    憶領域を複数備える記憶手段と、 前記ATMコネクションにおいてATMセルを受信した
    ときに、前記記憶手段を参照し、当該ATMセルに付加
    されている前記第一の識別情報が、前記第二の識別情報
    に対応させて記憶されているか否かを識別する識別手段
    と、 前記識別手段により識別された結果、前記ATMコネク
    ションに対応する前記第一の識別情報が、前記第二の識
    別情報に対応させて記憶されていない場合に、当該AT
    Mコネクションの前記設定手段に設定された前記第一お
    よび第二の識別情報を対応させて前記記憶手段に登録す
    る登録手段と、 前記ATMコネクションにおいてATMセルを受信した
    ときに、前記記憶手段に記憶されている、当該ATMセ
    ルに付加されている前記第一の識別情報に対応する前記
    第二の識別情報を、当該ATMセルに対応させて出力す
    る出力手段とを有し、 前記登録手段は、前記登録を行うときに、前記記憶手段
    の記憶領域に空きがない場合には、いずれかの記憶領域
    に登録を行い、 前記設定手段は、前記ATMコネクションが確立したと
    きに、当該ATMコネクションの解放までは、当該AT
    Mコネクションの第一の識別情報に対応する第二の識別
    情報を保持しておくことを特徴とするATMコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のATMコントローラにお
    いて、 前記記憶手段は、前記記憶領域に、前記第一および第二
    の識別情報に対応させて、前記ATMセルを受信した時
    間を示す受信時間情報をさらに記憶する領域を備え、 前記登録手段は、前記ATMコネクションにおいてAT
    Mセルを受信したときに、前記記憶領域に、前記ATM
    セルの前記第一および第二の識別情報に対応させて前記
    ATMセルの受信時間情報を登録し、また、前記第一お
    よび第二の識別情報を対応させて前記記憶手段に登録す
    るときに、前記記憶手段の記憶領域に空きがない場合に
    は、各々の記憶領域の前記受信時間情報を参照し、当該
    受信した時間が最も過去の受信時間情報を記憶する記憶
    領域に、前記登録を行うことを特徴とするATMコント
    ローラ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のATMコントローラにお
    いて、前記登録手段は、前記ATMコネクションが解放
    されたときに、前記記憶手段の、当該ATMコネクショ
    ンに対応する前記第一および第二の識別情報の登録を削
    除することを特徴とするATMコントローラ。
  4. 【請求項4】伝送路と端末とに接続され、ATMプロト
    コルのATMレイヤとAAL(Atm Adaptat
    ion Layer)レイヤとの処理を行うATM通信
    制御装置において、 ATMコネクションにおける、あらかじめ定められた仮
    想論理チャネルの第一の識別情報に対応する、当該AT
    Mコントローラにおいて利用するための、第二の識別情
    報に対応させてパケットデータを記憶するバッファメモ
    リと、 前記端末と前記バッファメモリとの間で、前記パケット
    データの転送を制御するコントローラと、 前記バッファメモリに格納された、前記端末からのパケ
    ットデータをATMセルに分割し、分割したATMセル
    を前記伝送路に送信し、また、前記伝送路より受信した
    複数のATMセルを組み立ててパケットデータを生成
    し、生成したパケットデータを前記バッファメモリに格
    納するATMセル送受信制御回路と、 管理用のATMセルについての処理の制御プログラムを
    保持するプログラムメモリと、 前記プログラムメモリに記憶する前記制御プログラムに
    従って処理を行うプロセッサとを有し、 前記ATMセル送受信制御回路は、前記ATMコネクシ
    ョンの第一および第二の識別情報を対応させて記憶する
    ための記憶領域を複数備えるメモリと、前記ATMコネ
    クションにおいてATMセルを受信したときに、前記メ
    モリを参照し、当該ATMセルに付加されている前記第
    一の識別情報が、前記第二の識別情報に対応させて記憶
    されているか否かを識別する識別回路と、前記ATMコ
    ネクションにおいてATMセルを受信したときに、前記
    メモリを参照し、当該ATMコネクションの前記第一の
    識別情報に対応する前記第二の識別情報を、当該ATM
    セルに対応させて出力する出力回路とを備え、 前記制御プログラムは、前記ATMコネクションにおけ
    る第一の識別情報に対応する第二の識別情報を設定する
    ステップと、当該第一の識別情報に対応する第二の識別
    情報を保持するステップと、前記識別回路により識別さ
    れた結果、前記ATMコネクションに対応する前記第一
    の識別情報が、前記第二の識別情報に対応させて記憶さ
    れていない場合に、当該ATMコネクションの前記設定
    による前記第一および第二の識別情報を対応させて前記
    メモリに登録するステップと、前記登録を行うときに、
    前記メモリの記憶領域に空きがない場合には、いずれか
    の記憶領域に登録を行うステップとを、前記プロセッサ
    により実現するためのプログラムを備えることを特徴と
    するATM通信制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のATM通信制御装置にお
    いて、 前記メモリは、前記記憶領域に、前記第一および第二の
    識別情報に対応させて、前記ATMセルを受信した時間
    を示す受信時間情報をさらに記憶する領域を備え、 前記制御プログラムは、前記ATMコネクションにおい
    てATMセルを受信したときに、前記記憶領域に、前記
    ATMセルの前記第一および第二の識別情報に対応させ
    て前記ATMセルの受信時間情報を登録するステップ
    と、前記第一および第二の識別情報を対応させて前記メ
    モリに登録するときに、前記メモリの記憶領域に空きが
    ない場合には、各々の記憶領域の前記受信時間情報を参
    照し、当該受信した時間が最も過去の受信時間情報を記
    憶する記憶領域に、前記登録を行うステップとをさらに
    実現するためのプログラムを備えることを特徴とするA
    TM通信制御装置。
JP6101997A 1997-03-14 1997-03-14 Atmコントローラおよびatm通信制御装置 Withdrawn JPH10257068A (ja)

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