JP2011091760A - Ip映像システム、ip映像スイッチャ装置およびip映像ストリームの配信方法 - Google Patents

Ip映像システム、ip映像スイッチャ装置およびip映像ストリームの配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1ch以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するIP映像配信システムを簡単かつ低コストで実現させる。
【解決手段】IP映像スイッチャ装置10が、入力ch別にエンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを装置内の統一方式に変換するch別ストリーム入力変換手段101と、入力ch毎に、生成された統一方式映像コンテナに対して、出力chの設定を行うスイッチング処理手段102と、ある入力chの統一方式映像コンテナに対して出力chの設定が行われると、出力ch別に、統一方式映像コンテナを統一方式から設定された出力chに対応付けて定められているIP映像伝送方式に変換して、当該出力chに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出するch別ストリーム変換配信手段103とを備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、IPネットワークを利用して映像ストリームを配信するIP映像配信システムにおいて、1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するためのIP映像スイッチャ装置およびIP映像ストリームの配信方法に関する。
IPネットワークを利用して映像ストリームを配信するIP映像配信システムがある。例えば、1チャネル(ch)以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するためのIP映像配信システムでは、識別用にチャネル番号等が付与されたカメラ装置等から入力される映像信号をエンコーダ装置を用いてそれぞれIP映像化(符合化してさらにIPパケット化)してIPネットワーク上に送出する。IPネットワーク上に送出されるIP映像化された連続の映像信号(以下、IP映像ストリームという。)は、配信先であるデコーダ装置が順次選択受信を行い、映像ストリームを再構築し、適宜モニタ装置で出力可能な映像信号に復号するデコード処理を行うことによって、その先に接続されているモニタ装置等に映し出すことができるようになる。
図12にIP映像配信システムの一例を示す。図12に示すIP映像配信システム900では、4ch分のIP映像ストリームを配信先である2台のデコーダ装置(図12では、Dec5−1と5−2)が選択して受信する。
このような所望のチャネルのIP映像ストリームをデコーダ装置で選択して受信するIP映像配信システムは、IP映像伝送仕様が規格化されてIP映像のデコーダ装置の相互運用が比較的容易となったことによって普及したものである。
IP映像伝送におけるデコーダ装置の相互運用または映像ストリームの切替受信に関し、例えば、特許文献1には、デジタル圧縮されたビデオストリームに対して切替要求が起きた時に複合画像を乱すことなく切り換えるための技術が記載されている。また、例えば、特許文献2には、MPEG方式により符号化された複数の映像信号をスイッチングする際に画質の劣化を最小期間かつ最小限度に抑えるための技術が記載されている。
特開2000−013788号公報 特開平10−191355号公報(段落[0010]−[0017]、図1)
しかし、IP映像伝送仕様が規格化されてIP映像のデコーダ装置の相互運用が比較的容易となったとはいえ、各デコーダ装置の制御仕様については各社で互換性がないのが現状である。このため、デコーダ装置において映像切替を行うシステムでは、図12において制御装置92が示すようにデコーダ装置の制御仕様に応じて異なった制御を行う必要があった。
図13は、デコーダ装置に対して行う制御指示の一例を示す説明図である。図13(a)は、α社のデコーダ装置のチャネル指定コマンドの例を示している。また、図13(b)は、β社のデコーダ装置のチャネル指定コマンドの例を示している。このように、デコーダ装置によってストリームの選択等の制御仕様が異なる場合には、制御装置92等による制御部分については利用する装置毎に制御ロジックを組み込む必要があった。
また、カメラ装置とエンコーダ装置においても、映像ストリームや制御方法が各社で異なっている場合が多く、異なるメーカ間での機器利用は困難であった。すなわち、カメラ装置とエンコーダ装置の組み合わせによっては、システムが利用したいデコーダ装置が対応していない方式(図12の例では、E方式)にしかIP映像化の対応をしていないものもある。そのような場合には、そのカメラ装置とエンコーダ装置でIP映像化したIP映像ストリームはシステムで利用できないといった問題があった。
ここで、IP映像伝送のフォーマットについて簡単に説明する。IP映像伝送に用いられるデータは、以下のような階層構造によって構成されることが多い。
・伝送方式(IPヘッダ等)
・コンテナ部(MPEG2−PS、MP4、3GPP等)
・映像データ(コーデック:MPEG2、H.264、JPEG等)
本発明において着目する方式は、このコンテナ部に適用されるコンテナフォーマットを指す。コンテナフォーマットには、標準化されたものもあれば、そうでないものもある。例えば、あるコンテナフォーマットでは、ストリーミングを再生し直すのに必要な同期情報とともに、副題や章(キャプチャ)、字幕、メタデータといった情報が付与されるが、あるコンテナフォーマットではそのうちのいくつかは付与されなかったりする。また、映像データの収納位置やサイズも異なる。
例えば、特許文献1に記載されている装置をデコーダ装置の前段に設ければ、デコーダ装置で切替制御を行わないようにすることはできる。しかし、特許文献1に記載されている装置は、切替位置データを入れておいた2つの入力ストリームを切り換えて接合するだけであるので、複数の異なるコンテナ仕様のストリームの混在利用はできない。例えば、入力1にMPEG2−PS形式、入力2にMPET2−TS形式のデータを入力して、その入力1と入力2とを切替ながらMPEG2−PS形式で出力するといったことはできない。
また、特許文献2に記載されている装置では、内部で再エンコードすることで入力と異なる構成のストリームに変換して出力することはできるが、あくまでGOP(Group of Picture)構成の変更までしかできず、形式そのものを変更する機能はない。従って、入力ストリームの形式が限定されるという点で、デコーダ装置で切替を行うシステムの問題は完全には解決されない。
そこで、本発明は、1ch以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するIP映像配信システムを簡単かつ低コストで実現させることができるようにすることを目的とする。より具体的には、1ch以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するIP映像配信システムであって、各製品毎に制御方法が異なるデコーダ装置を混在させることが可能で、かつ入力ストリームの形式をデコーダ装置に依存しない形式とすることが可能なIP映像配信システム、該IP映像配信システムを実現させるためのIP映像スイッチャおよびIP映像ストリームの配信方法を提供することを目的とする。
本発明によるIP映像スイッチャ装置は、1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するためのIP映像スイッチャ装置であって、IP映像ストリームを生成してIPネットワーク上に送信する、入力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のエンコーダ装置と、出力チャネルとしての識別情報が割り当てられ、当該IPスイッチャ装置を介してIP映像ストリームを受信する1つ以上のデコーダ装置と、それぞれIPネットワークを介して接続され、入力チャネル別に、該当する入力チャネルが割り当てられているエンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを、該映像コンテナに採用されている所定の方式から当該IP映像スイッチャ装置内で入力チャネルに共通に使用される所定の方式である統一方式に変換する変換処理を行うチャネル別ストリーム入力変換手段と、入力チャネル毎に、チャネル別ストリーム入力変換手段の変換処理によって生成された統一方式の映像コンテナである統一方式映像コンテナに対して、出力チャネルの設定を行うスイッチング処理手段と、スイッチング処理手段によりある入力チャネルの統一方式映像コンテナに対して出力チャネルの設定が行われると、出力チャネル別に、統一方式映像コンテナを、統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている所定の方式に変換して、当該出力チャネルに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出するチャネル別ストリーム変換配信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によるIP映像配信システムは、1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するIP映像配信システムであって、IP映像ストリームを生成してIPネットワーク上に送信する、入力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のエンコーダ装置と、出力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のデコーダ装置と、それぞれIPネットワークを介して接続されるIP映像スイッチャ装置を備え、IP映像スイッチャ装置は、入力チャネル別に、該当する入力チャネルが割り当てられているエンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを、該映像コンテナに採用されている所定の方式から当該IP映像スイッチャ装置内で入力チャネルに共通に使用される所定の方式である統一方式に変換する変換処理を行うチャネル別ストリーム入力変換手段と、入力チャネル毎に、チャネル別ストリーム入力変換手段の変換処理によって生成された統一方式の映像コンテナである統一方式映像コンテナに対して、出力チャネルの設定を行うスイッチング処理手段と、スイッチング処理手段によりある入力チャネルの統一方式映像コンテナに対して出力チャネルの設定が行われると、出力チャネル別に、統一方式映像コンテナを、統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている所定の方式に変換して、当該出力チャネルに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出するチャネル別ストリーム変換配信手段とを含み、デコーダ装置は、IPスイッチャ装置を介してIP映像ストリームを受信することを特徴とする。
本発明によるIP映像ストリームの配信方法は、1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するためのIP映像ストリームの配信方法であって、IP映像ストリームの経路として、IP映像ストリームを生成してIPネットワーク上に送信する、入力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のエンコーダ装置と、出力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のデコーダ装置との間に、IP映像スイッチャ装置を配備し、IP映像スイッチャ装置が、入力チャネル別に、該当する入力チャネルが割り当てられているエンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを、該映像コンテナに採用されている所定の方式から当該IP映像スイッチャ装置内で入力チャネルに共通に使用される所定の方式である統一方式に変換する変換処理を行い、IP映像スイッチャ装置が、入力チャネル毎に、変換処理によって生成された統一方式の映像コンテナである統一方式映像コンテナに対して、出力チャネルの設定を行い、IP映像スイッチャ装置が、ある入力チャネルの統一方式映像コンテナに対して出力チャネルの設定が行われると、出力チャネル別に、統一方式映像コンテナを、統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている所定の方式に変換して、当該出力チャネルに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出することを特徴とする。
本発明によれば、1ch以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するIP映像配信システムを簡単かつ低コストで実現させることができる。
第1の実施形態のIP映像配信システムの構成例を示す説明図である。 IP映像スイッチャ装置1の構成例を示すブロック図である。 IP映像スイッチャ装置1における方式設定例を示す説明図である。 IP映像スイッチャ装置1における方式の設定方法の例を示す説明図である。 スイッチング処理部12による配信先の切替および分配の例を示す説明図である。 チャネルの接続先の指定例を示す説明図である。 スケジューリングを伴うチャネルの接続先の指定例を示す説明図である。 IP映像スイッチャ装置1における映像ストリームの配信動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態のIP映像配信システムの構成例を示す説明図である。 本発明の概要を示すブロック図である。 本発明のIP映像スイッチャ装置の他の構成例を示すブロック図である。 IP映像配信システムの一例を示すブロック図である。 デコーダ装置毎に制御仕様が異なる例を示す説明図である。
実施形態1.
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態のIP映像配信システムの構成例を示す説明図である。図1に示すIP映像配信システム100は、IP映像スイッチャ装置1と、制御装置2と、カメラ装置3(より具体的にはカメラ装置3−1〜3−4)と、エンコーダ装置4(より具体的にはコンコーダ装置4−1〜4−4)と、デコーダ装置5(より具体的には、デコーダ装置5−1〜5−2)と、モニタ装置6(より具体的には、モニタ装置6−1〜6−2)とを備えている。
カメラ装置3とエンコーダ装置4、およびデコーダ装置5とモニタ装置6とは、それぞれ1対1で接続されている。また、IP映像スイッチャ装置1は、制御装置2と、各エンコーダ装置4と、各デコーダ装置5と、それぞれIPネットワーク200を介して接続されている。
なお図1では、4台のカメラ装置3とエンコーダ装置4とを備える例を示しているが、それぞれ1台以上であればよい。また図1では、2台のデコーダ装置5とモニタ装置6とを備える例を示しているが、それぞれ1台以上であればよい。
また、図1ではIPネットワーク200を3つに分けて示しているが、共通のIPネットワークとして構築してもよい。なお、そのうちの2つを共通のIPネットワークとして構築し、1つを物理的または論理的(IPアドレス体系等によって)に異なるIPネットワークとして構築するといった構成も可能である。
IP映像スイッチャ装置1は、1つ以上のエンコーダ装置4から送出される各IP映像パケットをch別のIP映像ストリームとみなして、1ch以上のIP映像ストリームから配信先である1つ以上のデコーダ装置5がそれぞれ所望するIP映像ストリームを再配送する。この再配送の処理には、入力chの自動または手動による選択・切替と、各出力chに応じた方式への変換とを含む。なお、IP映像スイッチャ装置1の詳細は後述する。
制御装置2は、IP映像スイッチャ装置1に対して、チャネル切替の要求や、設定情報の指定を行う。制御装置2は、例えば、IPネットワーク200に接続可能なパーソナルコンピュータによって実現される。
カメラ装置3(カメラ装置3−1〜3−4)は、撮影により生成される映像信号を接続先のエンコーダ装置4(エンコーダ装置4−1〜4−4のいずれか)に入力する。
エンコーダ装置4(エンコーダ装置4−1〜4−4)は、カメラ装置3から入力された映像信号を所定の形式で符号化(エンコード)するとともに、IPパケット化して、IP映像ストリームを構成する1つ以上のIPパケットを生成する。以下、エンコーダ装置4で生成されるIPパケット、より具体的には所定の形式で符合化された映像コンテナをデータに含むIPパケットの各々をIP映像パケットと表現する場合がある。そして、生成した1つ以上の連続したIP映像パケットを順次接続先のIPネットワーク200上に送出する。なお、1つ以上の連続したIP映像パケットを順次接続先のIPネットワーク200上に送出することは、IPネットワーク200上にIP映像ストリームを送信することである。
エンコーダ装置4は、その際、各IPパケットに当該IP映像配信システムで割り当てられた入力ch番号を付与してもよい。なお、送信元アドレス等によってどのデコーダ装置4からのIP映像パケットかを識別できる場合には付与しなくてもよい。
デコーダ装置5(デコーダ装置5−1〜5−2)は、自身宛にまたは指定されたアドレスから送信されるIP映像ストリームを受信し、その中から映像コンテナ(IP映像伝送におけるコンテナ部のデータ)を取り出し、それを符号化形式に応じて適宜復号することによって、映像ストリームを再構築し、モニタ装置6で表示可能な映像信号を生成する。なお、IP映像ストリームを受信するとは、順次送信される1つ以上の連続したIP映像パケットを受信することである。デコーダ装置5は、受信したIP映像ストリームが、どの符号化形式を用いているかをIP映像パケットに含まれる映像コンテナ情報から取得してもよいが、固定的に処理することも可能である。これは、後述するIP映像スイッチャ装置1が、配信先となる各デコーダ装置5が対応している方式を用いて符号化およびIPパケット化して送出するためである。
モニタ装置6(モニタ装置6−1〜6−2)は、デコーダ装置5から入力される映像信号を再生する。
図2は、IP映像スイッチャ装置1の構成例を示すブロック図である。図2に示す例では、IP映像スイッチャ装置1は、チャネル別ストリーム入力部(ch別ストリーム入力部)11と、スイッチング処理部12と、チャネル別ストリーム配信部(ch別ストリーム配信部)13と、簡易配信スケジューラ14とを備える。
本実施形態では、ch別ストリーム入力部11を、ストリーム入力部11−1〜11−Nの総称として用いている。なお、各ch別ストリーム入力部11(ストリーム入力部11−1〜11−N)は、設定により入力ch毎に定められている方式用の入力ストリーム変換処理をそれぞれ選択実装しているものとする。ここで、入力ストリーム変換処理とは、所定の方式により符号化およびIPパケット化されたIP映像ストリーム(1つ以上のIP映像パケット)に含まれる映像コンテナを、当該IP映像スイッチャ装置内で統一した方式に変換(再構築)する処理である。
例えば、IP映像パケットから映像コンテナを取り出し、取り出した映像コンテナに対してその映像コンテナの符号化方式に応じた復号方式を用いて復号処理を行い、その結果得られたデータに対して再度統一方式で符号化する処理であってもよい。なお、入力方式と統一方式との組み合わせによっては、復号せずに直に再変換する処理も考えられる。
統一方式は、IP映像パケットが保持している映像に関する情報を可能な限り正確に保持できる形式であることが好ましいが、各方式に依存する情報はこの限りではない。なお、統一方式として再度IPパケット化する必要はないが、配信時に送信元等の情報が必要な場合には、IPパケットの中からも情報を取得してそれを保持するような形式を採用するか、IPパケット化を含む統一方式を採用すればよい。また、統一方式では、変換後の映像コンテナが切り替え開始の映像コンテナとなり得るか否かを判断できる情報を付与するものとする。切り替え開始の映像コンテナとなり得るか否かを判断できる情報は、例えば、含まれる映像データのフレーム種別(Iフレーム等)であってもよい。以下、入力ストリーム変換処理によって生成される統一方式の映像コンテナを、統一ストリームコンテナと表現する場合がある。
なお、入力ストリーム変換処理の実装方法は、問わない。少なくとも各ch別ストリーム入力部11で、自身に割り当てられている入力ch(以下、自chという。)からIP映像ストリームを受信した際に、予め用意されている入力ストリーム変換処理群110の中から自chに設定された方式用の入力ストリーム処理が呼び出されるように実装されていればよい。例えば、プログラムコードにおいて、判定ロジックにより呼び出し先を選択することによって実装してもよいし、クラスの継承によって実装してもよいし、関数呼び出しのインクルードによって実装してもよい。
また本実施形態では、同様にch別ストリーム配信部13を、ストリーム配信部13−1〜13−Mの総称として用いている。なお、各ch別ストリーム配信部13(ストリーム配信部13−1〜13−M)は、設定により出力ch毎に定められている方式用の出力ストリーム変換処理をそれぞれ選択実装しているものとする。ここで、出力ストリーム変換処理とは、入力ストリーム変換処理によって生成される統一ストリームコンテナを、所定の方式のIP映像ストリーム(1つ以上のIP映像パケット)に変換する処理である。
例えば、統一ストリームコンテナに対して統一方式に応じた復号方式を用いて復号処理を行い、得られたデータに対して所定の方式で符号化した後、IPパケット化する処理であってもよい。なお、IPパケット化については、呼び出し元であるch別ストリーム配信部13が出力ストリーム変換処理からの復帰後に行ってもよい。
なお、出力ストリーム変換処理の実装方法は、問わない。少なくとも各ch別ストリーム配信部13で、自身に割り当てられている出力ch(以下、自chという。)へIP映像ストリームの配信依頼がされた際に、予め用意されている出力ストリーム変換処理群130の中から自chに設定された方式用の出力ストリーム処理が呼び出されるように実装されていればよい。
図3は、入力ch数N=4、出力ch数M=2のIP映像スイッチャ装置1において、入力ch1にA方式を設定し、入力ch2にB方式を設定し、入力ch3にD方式を設定し、入力ch4にE方式を設定し、出力ch1にC方式を設定し、出力ch2にA方式を設定した場合の構成例を示している。図3では、例えば、入力ch1用のストリーム入力部11であるストリーム入力部11−1にはA方式変換処理が実装されていることが示されている。また、例えば、入力ch2用のストリーム入力部11であるストリーム入力部11−2にはB方式変換処理が実装されていることが示されている。また、例えば、出力ch1用のストリーム配信部13であるストリーム配信部13−1にはC方式変換処理が実装されていることが示されている。なお、同じ方式を複数の入力chや出力chに設定することも可能である。
また、図4は、方式の設定方法の例を示す説明図である。なお、図4(a)は、入力側の方式の設定方法の例を示す説明図である。また、図4(b)は、出力側の方式の設定方法の例を示す説明図である。図4(a)に示す例では、入力ch1の設定情報として、このチャネルが有効かどうかを示す情報や、ストリーム(厳密にはストリームコンテナ)の種別(例えば、MP4やMPEG2−PSやHieIやIPELA3G等)や、便宜的なストリームの名称や、該当ストリームを受信するための情報(データ送信元となるエンコーダ装置のIPアドレスやポート番号等)を定めることによって、入力側の方式を設定している。。これらは、当該IP映像配信システムの運営者が使用するエンコーダ装置4がどの配信形式(ストリームコンテナ)に対応しているか等を基に、入力ch毎に予め設定しておけばよい。なお、このような入力側の設定情報は、ch別ストリーム入力部11で参照される。
また、図4(b)に示す例では、出力ch1の設定情報として、このチャネルが有効かどうかを示す情報や、出力するコンポーネント(すなわち、IP映像ストリーム)の情報や、配信先となるデコーダ装置5に受信させるための情報(例えば、データの送信先のポート番号やbindするための自身のポート番号等)を定めることによって、出力側の方式を設定している。なお、本例では、IP映像ストリームの情報として、ストリームの種別やIPパケット化におけるデータ長を定めている。これらは、当該IP映像配信システムの運営者が使用するデコーダ装置5がどの配信形式(ストリームコンテナ)に対応しているか等を基に、出力ch毎に予め設定しておけばよい。なお、このような出力側の設定情報は、ch別ストリーム配信部13で参照される。
スイッチング処理部12は、入力ch別に統一ストリームコンテナの配信先の切替や分配を行う。図5は、スイッチング処理部12による配信先の切替および分配の例を示す説明図である。なお、図5(a)は、1つの入力chが2つの出力chに分配を行っている例を示す説明図である。また、図5(b)は、その分配を行っていた入力chの一つの配信先の切替を行っている例を示す説明図である。図5に示すように、スイッチング処理部12は、入力chからのストリーム入力時に、その入力chに設定されている各出力ch(出力設定ch)へ配信を行う。
図5(a)は、入力ch1に出力設定chとして出力ch1と出力ch2とが設定されていた場合の例である。なお、本例では、スイッチング処理部12は、ストリーム入力毎に独立して動作するものとする。例えば、ch別ストリーム入力部11からのストリーム入力イベントを受けて、その入力chの切替・分配処理が開始されるようになっていてもよい。当該IP映像スイッチャ装置1では、入力ch別に分配先の情報が保持されているものとする。例えば、各入力chと分配先の情報とを対応づけた配信情報を記憶部(図示せず。)に保持していてもよい。
スイッチング処理部12は、このような配信情報に基づいて、当該入力chに割り当てられている出力設定chに、入力された統一ストリームコンテナを配信すればよい。なお、図5(a)に示すように、出力設定chが複数である場合もある。
また、図5(b)は、入力ch1に出力設定chとして出力ch1と出力ch2とが設定されている状態で、出力ch2の入力元を入力ch1から入力ch2に切り替える要求がされた場合の例である。なお、切替要求がされた段階では、少なくとも切り替え先の入力chに対しては切替要求の有無の情報のみが配信情報に反映される。例えば、配信情報として、切替先である入力ch2に対応づけて切替要求に関する情報が保持されるようになっていてもよい。切替要求に関する情報としては、少なくとも切替を要求した出力chの情報と、その出力chの切替元の入力chの情報とを含んでいてもよい。
なお、切替要求を受け付けた時に、切替元の入力ch(すなわち、現在の入力ch)の分配先の情報から切替を要求した出力chの情報を削除するとともに、切替を要求した出力chに無映像を配信するためのchに切り替えを行うような処理を行う場合には、切替元の入力ch(ch1)の情報は不要である。
スイッチング処理部12は、新しく要求されたストリームを受信した時に、実際に切り替えてよいかの判定を行う。なお、この判定は、入力ch毎に行う。スイッチング処理部12は、例えば、ch別ストリーム入力部11からのストリーム入力イベントを受けてその入力chの切替・分配処理を開始する際に、当該入力chに切替要求がされている場合に、当該入力chに入力された統一ストリームコンテナの内容から今タイミングが切り替えてもよいタイミングか否かを判定すればよい。例えば、今回の入力ストリームがIフレームに相当するものであれば切り替えOKと判定し、それ以外であれば切り替えNGと判定してもよい。なお、判定材料とする情報は、上述した統一方式において予め定められているものとする。従って、ch別ストリーム入力部11が統一方式に変換する際に入力方式から得て付与する。なお、判定の順番はこの限りではない。例えば、Iフレームに相当する入力ストリームを受信した場合に、当該入力chに切替要求がされているか否かの判定を行い、切り替え要求がされていれば切り替えOKと判定してもよい。
スイッチング処理部12は、切り替えOKと判定した場合に限り、分配先の情報を更新し、その入力chに設定されている各出力ch(出力設定ch)へ配信を行う。分配先の情報を更新することによって、当該入力chの出力設定chに切り替えを要求した出力chが加わることになり、結果として、該出力chに新たに映像ストリームが配信されるようになる。なお、分配先の情報を更新する際に、併せて切替元の入力chの配信情報から該出力chを削除する処理を行ってもよい。
図5(b)に示す例では、スイッチング処理部12は、切り替え先である入力ch2の入力ストリームがIフレームに相当するフレームの時に切り替えを行う旨が示されている。
また、図6は、チャネルの接続先の指定例を示す説明図である。図6に示す例では、出力ch毎に、どの入力chを接続するかを指定する接続情報の設定例である。なお、接続情報は、ユーザに設定させやすいように出力chを単位としているが、装置内部では、入力ch毎に分配先の出力chの情報を保持する形式に変換されて保持することが好ましい。図6では、例えば、出力ch1の入力元として、入力ch1を指定する例が示されている。
このような接続情報に基づいて、スイッチング処理部12は分配先の情報を保持する。デフォルトの接続情報として、IP映像スイッチャ装置1が保持している設定ファイルから読み出すようにしてもよい。
また、制御装置2から接続先の変更(すなわち、チャネル切り替え)を指示する場合には、IPネットワーク200を用いたソケット通信により、IP映像スイッチャ装置1の接続情報の変更を要求すればよい。SOAP(Simple Object Access Protocol)やRPC(Remote Procedure Call)、CGI(Common Gateway Interface)といったTCP/IP技術を用いれば、制御装置2以外の外部装置からも可能である。スイッチング処理部12は、接続情報の変更要求を受け付けると、その変更内容に応じて、切替要求の有無を配信情報に反映させればよい。なお、接続情報の変更要求の受け付けおよび配信情報への反映は、後述の簡易配信スケジューラ14が行うようにしてもよい。なお、スケジューリングを伴うチャネルの接続先の指定がされる場合には、少なくとも配信情報への反映処理の一部は、簡易配信スケジューラ14が行うことになる。なお、スイッチング処理部12の要求により、簡易配信スケジューラ14がスケジュールに従って配信情報への反映処理を行うようにしてもよい。制御装置2がスケジューリングの制御を行う場合には、簡易配信スケジューラ14は省略可能である。
図7は、スケジューリングを伴うチャネルの接続先の指定例を示す説明図である。図7では、出力ch2の入力元として、入力ch1(IN−1)と入力ch2(IN−2)とを、10秒おきに切り替える旨を指定する例が示されている。このようなスケジューリングを伴うチャネルの接続先の指定がされた場合には、簡易スケジューラ14が、その指定内容に基づいて周期を計り、指定された周期にスイッチング処理部12にチャネル切り替え要求を行えばよい。本例では、出力ch2を要求元とする入力ch1から入力ch2への切り替え要求と出力ch2を要求元とする入力ch2から入力ch1への切り替え要求を、10秒おきに送信すればよい。なお、チャネル切り替え要求を行う変わりに、設定情報を変更してその旨の通知を行ってもよい。なお、ユーザからの指示では接続情報を更新するのみとし、直接配信情報を触らせないことで、1つの出力chに複数の入力chが結びつけられるといった誤った設定がされるのを防いでいる。
なお、配信情報の他の例として、入力ch毎の配信先情報(出力ch)と、出力ch毎の要求入力元情報(要求入力ch)とを保持しておき、対象の入力chの配信先情報にない出力chで当該入力chが要求入力chとして登録されている場合に切替要求有り(未切替)と判断することも可能である。このような場合には、接続情報の変更に伴う配信情報への反映は、出力ch毎の要求入力元情報を変更すればよい。
図8は、IP映像スイッチャ装置1における映像ストリームの配信動作の一例を示すフローチャートである。図8に示す例は、ある入力chに対するIP映像スイッチャ装置1の映像ストリームの配信動作の例であって、IPネットワーク200上に送出されたある入力ch向けのIP映像パケットの受信イベントが発生することによって開始されるものとする。この受信イベントには、模式的に入力chの情報が付与されているものとする。なお、入力chの情報は、実際には送信元IPアドレスや受信ポート番号等、入力chを識別可能な情報であればよい。以下、入力chがch1であった場合を例に説明する。
対応する入力chにおいて、IP映像パケットの受信イベントが発生すると(ステップS101)、まず、ストリーム入力部11−1は、到達したIP映像パケットを取得する(ステップS102)。なお、IPパケット自体の受信処理は、当該IP映像スイッチャ装置が備えるIP通信用のプロトコルスタックが行っているものとする。
到達したIP映像パケットを取得したストリーム入力部11−1は、その映像パケットを、自chに割り当てられている方式から装置内で共通の統一方式による統一映像コンテナに変換する(ステップS103)。変換が完了すると、スイッチング処理部12に、入力ストリームがあった旨を通知する。通知は、受信イベントの発行により行ってもよい。
スイッチング処理部12は、入力ストリームがあった旨の通知を受けると、その入力chを切り替え先とするチャネルの切替要求の有無および今回の入力ストリーム(ここでは、統一ストリームコンテナ)のフレーム種別等の内容に応じて、切り替え可否を判定する(ステップS104,S105)。そして、切り替えてもよいタイミングであると判断した場合には、チャネルの切替制御を実施する(ステップS106)。例えば、スイッチング処理部12は、当該入力chに対応づけられている分配先の情報を更新することによって、移行の処理で切替要求がされた出力chに当該入力chからの入力ストリームが配信されるようにしてもよい。
切り替えてもよいタイミングであると判断した場合には(ステップS104のNo,S105のNo)、ステップS106の処理は行わない。
次いで、スイッチング処理部12は、当該入力chに対応づけられている分配先の情報(出力設定ch)に基づき、該当するch別ストリーム配信部13に配信処理を行わせる。例えば、スイッチング処理部12は、該当するch別ストリーム配信部13それぞれに、入力ストリームがあった旨と入力ストリームが保持されているバッファのポインタとを通知してもよい。ポインタ通知ではなく、入力ストリーム(ここでは、統一ストリームコンテナ)を、該当するch別ストリーム配信部13それぞれが管理しているバッファに転送してもよい。
入力ストリームがあった旨の通知を受けたch別ストリーム配信部13は、それぞれ渡された入力ストリーム(ここでは、統一ストリームコンテナ)の内容を、装置内で共通の統一方式から自chに割り当てられている方式に変換する(ステップS109)。このとき、IPパケット化も行う。そして、変換後の映像ストリームを、IPネットワーク200を介して当該出力chの配信先であるデコーダ装置5に向けて送信する(ステップS110)。なお、ステップS109〜S110の処理は、装置全体としてみると、当該入力chに対して設定されている出力設定ch数分行われる(ステップS108)。なお、ch別ストリーム配信部13の処理としては、ch毎に順次であっても、同時並列的であってもよい。
例えば、入力ch1の出力設定chとして、出力ch1と出力ch2とが設定されていた場合には、ストリーム配信部13−1と、ストリーム配信部13−2とがそれぞれ、上記ステップS109〜S110の処理を行うことになる。
以上のように、本IP映像配信システム100では、IP映像スイッチャ装置1が、ch別ストリーム入力部11が装置内部で内部データ(映像データ)に依存しないような共通のストリームコンテナ(統一ストリームコンテナ)へ変換することによって、スイッチング処理部12が配信先の切替や分配を統一的に扱えるようにしている。また、ch別ストリーム配信部13が装置の出口で共通のストリームコンテナを、外部装置(デコーダ装置5)で使用できるコンテナ形式へ戻して配信することによって、既存のデコーダ装置であったり、各製品毎に制御方法が異なるデコーダ装置を混在して利用できるようにしている。
例えば、図12で示したようなデコーダ装置側で対応していない映像ストリームを送出するエンコーダ装置を利用することになっても、IP映像スイッチャ装置1で方式の違いを吸収することができる。また、ch別ストリーム配信部13が各出力chに応じてストリームコンテナだけでなくネットワークプロトコル部分を含む変換処理を行えば、最大受信データ長等やIP層より上位のIP映像伝送方式の異なる装置間でのIP映像の送受信が可能となる。また、新たな機器を導入する際にも、IP映像スイッチャ装置1の変換処理を更新するだけで対応することも可能である。
なお、デコーダ装置側で対応していない映像ストリームが送出されない環境であれば、受信時の統一方式への変換処理および送信時の統一変換からの変換処理を省略することも可能である。そのような場合には、スイッチング処理部12が、入力ch毎に設定された方式に応じて、切り替え可否の判定材料となる情報を参照したり、判定すればよい。なお、統一方式への変換を行わなくても、入力ch毎にその入力chへの切り替え可能か否かをその入力chの入力ストリームの情報を用いて判定することで、複数の異なるコンテナ仕様のストリームの混在利用は可能である。また、ユニキャスト映像出力しか行わないエンコーダ装置、IPカメラ装置(エンコーダ装置内蔵のカメラ装置)からの入力ストリームを、マルチキャスト化して配信することもでき、マルチキャストシステムへの利用機器の選択肢が増える。
また、各デコーダ装置5では、IP映像スイッチャ装置1から送られてくる映像を単純に受信してデコードするのみでよく、チャネル切り替え制御が不要になる。このため、従来ではデコーダ装置毎にチャネル制御ロジックを用意しなくても、IP映像スイッチャ装置1に対するチャネル制御ロジックを実装するだけで、表示チャネルの切り替えが可能になる。
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9は、第2の実施形態のIP映像配信システムの構成例を示す説明図である。本実施形態では、図1に示す第1の実施形態と比べて、新たにネットワーク集線装置(ハブ装置)7を設けて、IP映像スイッチャ装置1を冗長構成としている。本例では、IP映像スイッチャ装置1−1とIP映像スイッチャ装置1−2とが、ハブ装置7に接続される形態となっている。
このような冗長構成において、各IP映像スイッチャ装置1では、相互に死活監視用通信の中で情報の伝送を行い、現用のIP映像スイッチャ装置1の故障が検出された場合に他方のIP映像スイッチャ装置1が運用を引き継ぐ。なお、本実施例では、ホットスタンバイ方式を採用し、現用でない方のIP映像スイッチャ装置1では、スタンバイ装置として稼働を行うものとする。例えば、ファイル共有やアプリ間のTCP/IP通信で情報の共有化を行えばよい。なお、冗長化技術は、一般的なサーバのクラスタ技術等を用いればよい。
以上のように、IP映像スイッチャ装置1を備えるIP映像配信システムでは、アナログスイッチャ装置を利用する映像配信システムでは構築が困難であった、映像切り替え部の冗長化を容易に実現可能である。すなわち、アナログスイッチャ装置では、映像チャネル数毎に回線を用意する必要があるため二重化すると配線規模が非常に大きくなってしまうという問題や、多対1接続というアナログシステムにおいて特別な回路装置が必要となるという問題があったが、映像伝送をIP伝送技術上で行う本システムでは、IP技術のネットワーク装置冗長化技術を利用することで容易に実現可能となる。
次に、本発明の概要について説明する。図9は、本発明の概要を示すブロック図である。図9に示すIP映像スイッチャ装置10は、1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するためのIP映像スイッチャ装置であって、IP映像ストリームを生成してIPネットワーク上に送信する、入力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のエンコーダ装置と、出力チャネルとしての識別情報が割り当てられ、当該IPスイッチャ装置を介してIP映像ストリームを受信する1つ以上のデコーダ装置と、それぞれIPネットワークを介して接続される。また、図9に示すように、チャネル別ストリーム入力変換手段(ch別ストリーム入力変換手段)101と、スイッチング処理手段102と、チャネル別ストリーム変換配信手段(ch別ストリーム変換配信手段)103とを備える。なお、図9では、2つのch別ストリーム入力変換手段101と、1つのch別ストリーム変換配信手段103とを備える例を示しているが、ch別ストリーム入力変換手段101は入力ch数に応じて、またch別ストリーム変換配信手段103は出力ch数に応じて備えればよい。
ch別ストリーム入力変換手段101(例えば、ch別ストリーム入力部11)は、入力チャネル別に、該当する入力チャネルが割り当てられているエンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを、該映像コンテナに採用されている所定の方式から当該IP映像スイッチャ装置内で入力チャネルに共通に使用される所定の方式である統一方式に変換する変換処理を行う。
また、スイッチング処理手段102(例えば、スイッチング処理部12)は、入力チャネル毎に、ch別ストリーム入力変換手段101の変換処理によって生成された統一方式の映像コンテナである統一方式映像コンテナに対して、出力チャネルの設定を行う。
また、ch別ストリーム変換配信手段103(例えば、ch別ストリーム配信部13)は、スイッチング処理手段102によりある入力チャネルの統一方式映像コンテナに対して出力チャネルの設定が行われると、出力チャネル別に、統一方式映像コンテナを、統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている所定の方式に変換して、当該出力チャネルに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出する。
このように構成することで、1つの入力IP映像を複数の要求デコーダ装置へ配信するといったIP映像の分配出力を簡単に実現することができる。
また、スイッチング処理手段102は、例えば、チャネルの切替要求がされた場合に、切り替え先の入力チャネルにおいて、当該入力チャネルの統一方式映像コンテナの内容に基づき、当該入力チャネルの出力先の少なくとも一部を切り替え要求がされた出力チャネルに変更するか否かの判定を行うことによって、チャネルの切替を行ってもよい。
そのような場合には、簡単な処理によってIP映像の破綻を起こさずにIP映像の分配出力をすることができる。
また、ch別ストリーム入力変換手段101は、いずれかの入力チャネルにおいて、配信先であるデコーダ装置が対応していない所定の方式から統一方式に変換してもよい。
そのような場合には、配信先であるデコーダ装置が対応していない方式で入力されるIP映像ストリームであっても、要求デコーダ装置へ配信することができる。
また、ch別ストリーム変換配信手段103は、いずれかの出力チャネルにおいて、統一方式からIP映像ストリームの生成元であるエンコーダ装置が対応していない所定の方式に変換してもよい。
そのような場合には、IP映像ストリームの生成元であるエンコーダ装置が対応していないIP映像ストリームを要求デコーダ装置へ配信することができる。
また、ch別ストリーム変換配信手段103は、統一方式映像コンテナを、統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている、ネットワークプロトコル階層の方式を含む所定の方式に変換してもよい。
そのような場合には、IP映像ストリームの生成元であるエンコーダ装置が採用されているIP映像伝送方式に限らず、各要求デコーダ装置にとって最適なIP映像伝送方式で配信することができる。
また、図10は、本発明のIP映像スイッチャ装置10の他の構成例を示すブロック図である。図10に示すように、IP映像スイッチャ装置10は、さらにスケジュール制御手段104を備えていてもよい。
スケジュール制御手段104(例えば、簡易配信スケジューラ14)は、外部装置から設定されたスケジュールに従って、スイッチング処理手段102にチャネルの切替要求を行う。
このような場合には、外部装置から周期的な切替要求などを毎回送らなくても、当該IP映像スイッチャ装置10で自律的に切り替えることができる。
なお、図10に示す例では、複数のデコーダ装置を備える一例として、3つの入力チャネルに対応する3つのch別ストリーム入力変換手段101と、2つの出力チャネルに対応する2つのch別ストリーム変換配信手段103とを備える例を示しているが、ch別ストリーム入力変換手段101およびch別ストリーム変換配信手段103の数はこの限りではない。
本発明は、例えば、大規模な施設において監視用のカメラ等から入力される映像信号を、複数のモニタ装置で確認するといった監視システムに好適に利用できる。管理用のカメラ装置は、設置場所に応じて様々な機種を利用したいといった要望があるからである。なお監視システムに限らず、1ch以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信する用途であれば、好適に適用可能である。
100 IP映像配送システム
1 IP映像スイッチャ装置
11 チャネル別ストリーム入力部(ch別ストリーム入力部)
12 スイッチング処理部
13 チャネル別ストリーム配信部(ch別ストリーム配信部)
14 簡易配信スケジューラ
2 制御装置
3 カメラ装置
4 エンコーダ装置
5 デコーダ装置
6 モニタ装置
7 ハブ装置
200 IPネットワーク
10 IP映像スイッチャ装置
101 チャネル別ストリーム入力変換手段(ch別ストリーム入力変換手段)
102 スイッチング処理手段
103 チャネル別ストリーム変換配信手段(ch別ストリーム変換配信手段)

Claims (10)

  1. 1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するためのIP映像スイッチャ装置であって、
    IP映像ストリームを生成してIPネットワーク上に送信する、入力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のエンコーダ装置と、出力チャネルとしての識別情報が割り当てられ、当該IPスイッチャ装置を介してIP映像ストリームを受信する1つ以上のデコーダ装置と、それぞれIPネットワークを介して接続され、
    入力チャネル別に、該当する入力チャネルが割り当てられている前記エンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを、該映像コンテナに採用されている所定の方式から当該IP映像スイッチャ装置内で入力チャネルに共通に使用される所定の方式である統一方式に変換する変換処理を行うチャネル別ストリーム入力変換手段と、
    入力チャネル毎に、前記チャネル別ストリーム入力変換手段の変換処理によって生成された統一方式の映像コンテナである統一方式映像コンテナに対して、出力チャネルの設定を行うスイッチング処理手段と、
    前記スイッチング処理手段によりある入力チャネルの統一方式映像コンテナに対して出力チャネルの設定が行われると、出力チャネル別に、前記統一方式映像コンテナを、前記統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている所定の方式に変換して、当該出力チャネルに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出するチャネル別ストリーム変換配信手段とを備えた
    ことを特徴とするIP映像スイッチャ装置。
  2. スイッチング処理手段は、チャネルの切替要求がされた場合に、切り替え先の入力チャネルにおいて、当該入力チャネルの統一方式映像コンテナの内容に基づき、当該入力チャネルの出力先の少なくとも一部を切り替え要求がされた出力チャネルに変更するか否かの判定を行うことによって、チャネルの切替を行う
    請求項1に記載のIP映像スイッチャ装置。
  3. 外部装置から設定されたスケジュールに従って、スイッチング処理手段にチャネルの切替要求を行うスケジュール制御手段を備えた
    請求項2に記載のIP映像スイッチャ装置。
  4. チャネル別ストリーム入力変換手段は、いずれかの入力チャネルにおいて、配信先であるデコーダ装置が対応していない所定の方式から統一方式に変換する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のIP映像スイッチャ装置。
  5. チャネル別ストリーム変換配信手段は、いずれかの出力チャネルにおいて、統一方式からIP映像ストリームの生成元であるエンコーダ装置が対応していない所定の方式に変換する
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のIP映像スイッチャ装置。
  6. チャネル別ストリーム変換配信手段は、統一方式映像コンテナを、前記統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている、ネットワークプロトコル階層の方式を含む所定の方式に変換する
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のIP映像スイッチャ装置。
  7. 1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するIP映像配信システムであって、
    IP映像ストリームを生成してIPネットワーク上に送信する、入力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のエンコーダ装置と、出力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のデコーダ装置と、それぞれIPネットワークを介して接続されるIP映像スイッチャ装置を備え、
    前記IP映像スイッチャ装置は、
    入力チャネル別に、該当する入力チャネルが割り当てられている前記エンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを、該映像コンテナに採用されている所定の方式から当該IP映像スイッチャ装置内で入力チャネルに共通に使用される所定の方式である統一方式に変換する変換処理を行うチャネル別ストリーム入力変換手段と、
    入力チャネル毎に、前記チャネル別ストリーム入力変換手段の変換処理によって生成された統一方式の映像コンテナである統一方式映像コンテナに対して、出力チャネルの設定を行うスイッチング処理手段と、
    前記スイッチング処理手段によりある入力チャネルの統一方式映像コンテナに対して出力チャネルの設定が行われると、出力チャネル別に、前記統一方式映像コンテナを、前記統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている所定の方式に変換して、当該出力チャネルに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出するチャネル別ストリーム変換配信手段とを含み、
    前記デコーダ装置は、前記IPスイッチャ装置を介してIP映像ストリームを受信する
    ことを特徴とするIP映像配信システム。
  8. IPスイッチャ装置を複数備え、冗長化構成にした請求項7に記載のIP映像配信システム。
  9. 1チャネル以上のIP映像ストリームを配信先であるデコーダ装置に配信するためのIP映像ストリームの配信方法であって、
    IP映像ストリームの経路として、IP映像ストリームを生成してIPネットワーク上に送信する、入力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のエンコーダ装置と、出力チャネルとしての識別情報が割り当てられた1つ以上のデコーダ装置との間に、IP映像スイッチャ装置を配備し、
    前記IP映像スイッチャ装置が、入力チャネル別に、該当する入力チャネルが割り当てられている前記エンコーダ装置からIP映像ストリームを受信し、受信したIP映像ストリームに含まれる映像コンテナを、該映像コンテナに採用されている所定の方式から当該IP映像スイッチャ装置内で入力チャネルに共通に使用される所定の方式である統一方式に変換する変換処理を行い、
    前記IP映像スイッチャ装置が、入力チャネル毎に、前記変換処理によって生成された統一方式の映像コンテナである統一方式映像コンテナに対して、出力チャネルの設定を行い、
    前記IP映像スイッチャ装置が、ある入力チャネルの統一方式映像コンテナに対して出力チャネルの設定が行われると、出力チャネル別に、前記統一方式映像コンテナを、前記統一方式から設定された出力チャネルに対応付けて定められている所定の方式に変換して、当該出力チャネルに対応づけられたデコーダ装置に向けてIPネットワーク上に送出する
    ことを特徴とするIP映像ストリームの配信方法。
  10. チャネルの切替要求をIP映像スイッチャ装置に対して行い、
    前記IP映像スイッチャ装置は、チャネルの切替要求がされた場合に、切り替え先の入力チャネルにおいて、当該入力チャネルの統一方式映像コンテナの内容に基づき、当該入力チャネルの出力先の少なくとも一部を切り替え要求がされた出力チャネルに変更するか否かの判定を行うことによって、チャネルの切替を行う
    請求項9に記載のIP映像ストリームの配信方法。
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