JP2000022112A - キャパシタ及びその製造方法 - Google Patents
キャパシタ及びその製造方法Info
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Abstract
さらに大きいキャパシタンスを確保することができるキ
ャパシタ及びその製造方法を提供することである。 【解決手段】 半導体基板100上に形成された第1絶縁
膜108,110を貫いて半導体基板100と電気的に接続される
コンタクトノード114を形成する工程と、コンタクトノ
ード114上及び1絶縁膜上に第2絶縁膜116を形成する工
程と、コンタクトノード114上、及び、前記第1絶縁膜
の表面の一部が露出されるように第2絶縁膜116をエッ
チングしてオープニングを形成するが、半導体基板100
の上部から見て、オープニングを少なくとも二つ以上の
円が互いに一部分オーバーラップされている形状で形成
する工程と、オープニングの下部及び側面に前記各円が
オーバーラップされた部位で電気的に接触するように所
定厚のキャパシタノード用導電膜120を形成する工程と
を含む。
Description
るものであり、さらに具体的にはキャパシタ及びその製
造方法に関するものである。
れのメモリセルは、スイッチングのためのMOSトラン
ジスタとキャパシタを含む。メモリセルは、構造的に簡
単でメモリセル領域で比較的小さく形成されることがで
きる。
きる能力はキャパシタの静電容量と比例するが、DRA
Mが高集積化されることに伴って、小さいセル領域で十
分に大きいキャパシタンスを確保する必要性が生じるよ
うになる。
は、表面層にHSG(Hemispherical Grain)膜が形成
されたスタック(stack)構造のキャパシタノード(node)
を有するキャパシタである。しかし、デザインルールが
0.21μm以下であるDRAMのキャパシタ製造方法
では、所望のキャパシタンスを得るために10000Å
以上の厚さを有するポリシリコン膜をフォト工程と乾式
エッチング工程を通してエッチングすべきで、エッチン
グされたポリシリコン膜上にHSG膜を形成してキャパ
シタノードを形成すべきである。
膜が除去される領域の下部面にポリシリコン膜が残留し
て隣接する二つのキャパシタノード間にブリッジ(bridg
e)が発生される場合があり、また、HSG膜形成時、H
SG膜が隣接するストレージノードのHSG膜と電気的
に接続されるブリッジが発生される場合があって二つの
ビットにフェイル(fail)が発生される場合がある。
問題点を解決するため提案されたものとして、約100
00Å以上の厚さのポリシリコン膜をエッチングする工
程とHSG膜形成工程を省略でき、ブリッジによる二つ
のビットのフェイルを防止でき、単純スタック構造のキ
ャパシタより相対的にさらに大きいキャパシタンスを確
保することができるキャパシタ及びその製造方法を提供
することにその目的がある。
ために提案された本発明の特徴によると、キャパシタの
製造方法は、半導体基板上に形成された第1絶縁膜を貫
いて半導体基板と電気的に連結されるコンタクトノード
を形成する工程と、コンタクトノード上、及び、前記1
絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、コンタクトノ
ード上、及び、第1絶縁膜の表面の一部が露出されるよ
うに前記第2絶縁膜をエッチングしてオープニングを形
成するが、半導体基板の上部から見て、オープニングを
少なくとも二つ以上の円が互いに一部分オーバーラップ
されている形状で形成する工程と、オープニングの下部
及び側面に、所定厚のキャパシタノード用導電膜を、各
円がオーバーラップされた部位で、電気的に接続するよ
うに形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の特徴によると、半導体装置は、半導体基板上に
形成されたゲート電極層と、ゲート電極層両側の半導体
基板内に形成されたソース/ドレーン領域と、ゲート電
極層を含んで半導体基板上に形成された絶縁膜を貫いて
ソース/ドレーン領域と電気的に接続されるコンタクト
ノードと、コンタクトノードを含んで絶縁膜上に少なく
とも二つ以上のシリンダが側壁の一部を共有する形状で
形成されたキャパシタノードを含む。
る新規なキャパシタ及びその製造方法は、半導体基板の
上部から見て、少なくとも二つ以上の円が互いに一部分
オーバーラップされている形状で第2絶縁膜をエッチン
グしてオープニングを形成し、円がオーバーラップされ
た部位で、オープニングの側面に形成されるキャパシタ
ノード用導電膜を電気的に接触するように形成する。こ
のようなキャパシタ製造方法によって、ポリシリコン膜
の蒸着によるキャパシタノードを形成することができ、
既存工程でキャパシタノード用ポリシリコン膜のエッチ
ング工程後、残留するポリシリコン膜により発生される
ブリッジを防止でき、多重シリンダ構造のキャパシタノ
ードを形成することができ、所望のキャパシタンスを得
ながらHSG膜形成工程を省略できる。これによってH
SG膜によるブリッジを防止できる。
本発明の実施形態を詳しく説明する。図1を参照する
と、半導体基板100上に活性領域と非活性領域を定め
て素子隔離領域102が形成される。活性領域の半導体
基板100上にゲート酸化膜(図示せず)を間に置いてゲ
ート電極層104が形成される。ゲート電極層104は
ポリシリコン膜104a、タングステンシリサイド膜1
04b、酸化膜104cが積層された多層膜である。ゲ
ート電極層104の両側にある半導体基板100内に不
純物イオンが注入されてソース/ドレーン領域106が
形成される。
00上に酸化膜108とシリコン窒化膜110が順に形
成される。例えば、酸化膜108と窒化膜110はCV
D工程で形成される。この場合シリコン窒化膜110は
後続絶縁膜エッチング工程でエッチング停止膜として作
用し、100Å〜500Å範囲の厚さを有するように形
成される。
ト電極層104の一側に形成されたソース/ドレーン領
域106が露出されるようにコンタクトホール112が
形成され、この場合一般に知られたフォトエッチング工
程と乾式エッチング工程で遂行される。
に、例えばCVD工程で、第1ポリシリコン膜がコンタ
クトホール112内および窒化膜110上に形成され
る。コンタクトホール112両側にある窒化膜110の
表面が露出されるように第1ポリシリコン膜がポリエッ
チバック工程、または、CMP(Chemical Mechanical
Polishing)工程で平坦化エッチングされる。これでコ
ンタクトノード114が形成される。
4を含んで窒化膜110上に犠牲酸化膜116が形成さ
れる。犠牲酸化膜116の厚さは後続工程で形成される
キャパシタノードの高さを決定するようになる。犠牲酸
化膜116は6000Å〜13000Å範囲の厚さを有
するように形成される。以後ダマシン(damascene)工程
で犠牲酸化膜116がエッチングされてオープニング1
18が形成されるが、ダマシン工程は次の通り遂行され
る。
形成され、オープニング形成領域を定めてフォトレジス
ト膜がパタニングされる。半導体基板100の上部から
見て、フォトレジスト膜パターン117は二つの円が一
部重なった形状で形成され、側壁の幅が極めて小さい領
域117aを含む。
ーン117をマスクとして使用する乾式エッチング工程
でコンタクトノード114とコンタクトノード114の
両側にある窒化膜110の表面の一部が露出されるよう
に犠牲酸化膜116がエッチングされてオープニング1
18が形成される。半導体基板100の上部から見て、
フォトレジスト膜パターン117によりオープニング1
18は二つの円が一部重なった形状118aで形成さ
れ、円が重なった部位で側壁間の幅が小さい領域118
aを含む。オープニング118の幅が小さい領域の間隔
は約600Å〜1200Åである。
含んで犠牲酸化膜116上にキャパシタノード用第2ポ
リシリコン膜(キャパシタノード用導電膜)120が形
成される。この場合オープニング118内の側壁間幅が
相対的に小さい領域118aで第2ポリシリコン膜12
0が電気的に接触するように形成される。半導体基板1
00の上部から見て、オープニング118内に形成され
た第2ポリシリコン膜120は、二つのシリンダが側壁
を互いに共有している形状で形成される。
空き空間に誘電膜質が充填されることができ、上部電極
が形成されることができるように第2ポリシリコン膜1
20の厚さが決定される。第2ポリシリコン膜120の
厚さは400Å〜600Åである。
含んで第2ポリシリコン膜120上にフォトレジスト膜
122及び酸化膜122のいずれか一方の膜が形成され
るが、第2ポリシリコン膜120とともにオープニング
118を完全に充填するように形成される。第2ポリシ
リコン膜120上に形成される膜によって後続工程は変
わる。
20上に形成された膜がフォトレジスト膜122である
場合、フォトレジスト膜122と第2ポリシリコン膜1
20のエッチング選択比を1:1とするエッチバック工
程で、オープニング118の両側にある犠牲酸化膜11
6の表面が露出されるまでフォトレジスト膜122と第
2ポリシリコン膜120が平坦化エッチングされ、キャ
パシタノード120aが形成される。その後、オープニ
ング118内に残っているフォトレジスト膜122aは
除灰(ashing)工程で除去され、オープニング両側の犠牲
酸化膜116は湿式エッチング工程で除去される。
膜が酸化膜122である場合、CMP工程でオープニン
グ118の両側にある犠牲酸化膜116の表面が露出さ
れる時まで酸化膜122と第2ポリシリコン膜120が
平坦化エッチングされてキャパシタノード120aが形
成される。その後、オープニング118内にある酸化膜
122とオープニング118両側にある犠牲酸化膜11
6が共に湿式エッチング工程で除去される。
ゲート酸化膜(図示せず)を間に置いてゲート電極層10
4が形成される。ゲート電極層104はポリシリコン膜
104a、タングステンシリサイド膜104b、そして
酸化膜104cが積層された多層膜である。ゲート電極
層104両側の半導体基板100内にソース/ドレーン
領域106が形成される。
00上に酸化膜108とシリコン窒化膜110が積層さ
れた多層絶縁膜が形成される。シリコン窒化膜110の
厚さは100Å〜500Å範囲である。多層絶縁膜を貫
いてゲート電極層104の一側にあるソース/ドレーン
領域106と電気的に接続されるコンタクト電極114
が形成される。
化膜110上にキャパシタノード120aが形成される
が、半導体基板100の上部から見て、キャパシタノー
ド120aは二つのシリンダが側壁の一部を互いに共有
している形状で形成される。キャパシタノード120a
の厚さは約400Å〜600Åである。キャパシタノー
ド120aの6000Å〜13000Å範囲の高さを有
するように形成される。これによってキャパシタノード
120aの有効面積が大きくなるので、HSG膜の形成
工程が排除できる。
フォト工程とエッチング工程のマージン不足により、キ
ャパシタノード形成のためのポリシリコン膜エッチング
工程後、残留するポリシリコン膜により発生される隣接
したキャパシタノード間のブリッジと、HSG形成時、
隣接したキャパシタノードの表面上に形成されるHSG
が電気的に接続されるブリッジによって二つビットフェ
イルが発生されるという問題点を解決したものであっ
て、ダマシン工程を使用することによって、残留するポ
リシリコン膜により発生される隣接したキャパシタノー
ド間のブリッジを防止でき、多重シリンダ構造のキャパ
シタノードを形成することによって、HSG形成工程を
省略しても所望のキャパシタンスを得ることができ、H
SG膜により発生されるブリッジを防止できる。これに
よって、二つビットフェイルを防止できる効果がある。
施形態において、半導体基板上に形成された第1絶縁膜
を貫いて半導体基板と電気的に接続されるコンタクトノ
ードを形成する工程を示す後にキャパシタとなる部位の
断面図である。
1絶縁膜上に第2絶縁膜とフォトレジスト膜とを順次形
成する工程を示す後にキャパシタとなる部位の断面図で
ある。
てオープニングを形成する工程を示す後にキャパシタと
なる部位の断面図である。
面にキャパシタノード、前記各円がオーバーラップされ
た部位で、電気的に接触するように形成する工程を示す
後にキャパシタとなる部位の断面図である。
酸化膜を形成する工程を示す後にキャパシタとなる部位
の断面図である。
酸化膜を第2絶縁膜が露出するまでエッチバックする工
程を示す後にキャパシタとなる部位の断面図である。
を示すキャパシタの断面図である。
膜) 122 フォトレジスト膜
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1絶縁膜
を貫いて半導体基板と電気的に接続されるコンタクトノ
ードを形成する工程と、 前記コンタクトノード上、及び、前記第1絶縁膜上に第
2絶縁膜を形成する工程と、 前記コンタクトノード上、及び、前記第1絶縁膜の表面
の一部が露出されるように前記第2絶縁膜をエッチング
してオープニングを形成するが、前記半導体基板の上部
から見て、前記オープニングを少なくとも二つ以上の円
が互いに一部分オーバーラップされている形状で形成す
る工程と、 前記オープニングの下部及び側面に、前記各円がオーバ
ーラップされた部位で電気的に接触するように所定厚の
キャパシタノード用導電膜を形成する工程とを含むこと
を特徴とするキャパシタ製造方法。 - 【請求項2】 前記第1絶縁膜は、酸化膜とシリコン
窒化膜が順に積層された多層膜であることを特徴とする
請求項1に記載のキャパシタ製造方法。 - 【請求項3】 前記シリコン窒化膜は、100Å〜5
00Å範囲の厚さを有するように形成されることを特徴
とする請求項2に記載のキャパシタ製造方法。 - 【請求項4】 前記第2絶縁膜は、酸化膜であること
を特徴とする請求項1に記載のキャパシタ製造方法。 - 【請求項5】 前記第2絶縁膜の厚さは、6000Å
〜13000Å範囲を有するように形成されることを特
徴とする請求項1に記載のキャパシタ製造方法。 - 【請求項6】 前記オープニングのオーバーラップさ
れた部位の幅は約600Å〜1200Åの範囲内であ
り、前記キャパシタノード用導電膜は約400Å〜60
0Åの厚さを有するように形成されることを特徴とする
請求項1に記載のキャパシタ製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板上に形成されたゲート電極
層と、 前記ゲート電極層両側の半導体基板内に形成されたソー
ス/ドレーン領域と、 前記ゲート電極層を含んで半導体基板上に形成された絶
縁膜を貫って前記ソース/ドレーン領域と電気的に連結
されるコンタクトノードと、 互いの側壁の一部を共有する形態とされた二つ以上のシ
リンダ部からなり、前記コンタクトノード上、及び、前
記絶縁膜上に形成されたキャパシタノードと、を含むこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 前記絶縁膜は、酸化膜とシリコン窒化
膜が順に積層された多層膜であることを特徴とする請求
項7に記載の半導体装置。 - 【請求項9】 前記シリコン窒化膜は、100Å〜5
00Å範囲の厚さを有するように形成されることを特徴
とする請求項8に記載の半導体装置。 - 【請求項10】 前記キャパシタノードは、約400
Å〜600Å範囲内の厚さを有するように形成されるこ
とを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
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