JP2000020803A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP2000020803A
JP2000020803A JP22097598A JP22097598A JP2000020803A JP 2000020803 A JP2000020803 A JP 2000020803A JP 22097598 A JP22097598 A JP 22097598A JP 22097598 A JP22097598 A JP 22097598A JP 2000020803 A JP2000020803 A JP 2000020803A
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card
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JP22097598A
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Koji Niino
幸二 新納
Hideo Yuji
英生 湯地
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Sanwa Newtec Co Ltd
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Sanwa Newtec Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外貨払い販売金額を設定レートで円換算して精
算し、外貨を用いても商品購入が行えるカード処理装置
を提供する。 【解決手段】カード1の磁気記録部12に読取と書込を
行うカード読取・書込器2には、券種に応じた処理プロ
グラムを格納し、システムカード1Aを識別した場合、
キー入力部23による指定操作でレート設定モードに移
行し、為替レートの数値設定を行う。そのあとプリペイ
ドカード1Cを用いた外貨払い販売では、金額を設定レ
ートに基づき円換算し、円単位で減算した後のデータを
カードに印字記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを記録した
カードの処理装置に係り、とくに本国通貨支払いによる
商品購買だけでなく、外国通貨支払いによる商品購買で
あっても適正に決済処理できるようにしたカード処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地域商店組合等の団体組織では、
データを磁気記録したポイントカードやプリペイドカー
ドを加盟店に対して発行し、加盟店にはカードの記録デ
ータを読取・書込むためのカード読取・書込器を設置し
ている。このポイントカードやプリペイドカードによる
販売方式は、予め一定割合に決められた販売金額に相当
するサービスポイント、数値(金額)をカードに入力し
ておき、実際の販売金額に相当するサービスポイント、
数値を加算、減算するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年は国際
化、金融自由化の流れにより、日本国内においても円貨
幣のみならずドル等の外国貨幣でも、商品購入支払い可
能な通貨として使用できる環境にある。こうした時流に
ありながら、ポイントカード又はプリペイドカードによ
る販売方式では円貨幣しか使用できず、ドル貨幣では商
品購入支払いができないという問題があった。本発明は
上記課題に鑑み、本邦通貨と外国通貨のいずれを用いて
も商品購入支払いが行えるカード処理装置を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の特徴は、
データを書込み可能なデータ記録部を有するカードと、
該カードのデータの読取・書込を行うキー入力部とを有
するカード読取・書込器と、を備えるカード処理装置に
おいて、データ記録部には、システムカード等の券種を
識別するための券種識別コードが記録され、カード読取
・書込器は、カードの券種に応じた処理プログラムを格
納したプログラム格納手段と、カードから読み取った券
種識別コードに応じた処理プログラムを選択・実行する
プログラム選択・実行手段とを有し、システムカードの
処理プログラムは、為替レートの設定が可能なレート設
定モードと、外貨支払いの販売金額を前記為替レートに
基づいて円単位に換算して精算する外貨精算モードとを
含み、カード読取・書込器がシステムカードを識別した
場合、キー入力部による指定操作によって、レート設定
モード及び外貨精算モードに移行して精算することにあ
る。
【0005】本発明の第二の特徴は、券種識別コードが
ポイントカードの識別コードを含み、ポイントカードの
処理プログラムは、外貨支払いの販売金額を前記為替レ
ートに基づいて円単位に換算した後にサービスポイント
を加算する加算モードを含み、カード読取・書込器がポ
イントカードを識別した場合、キー入力部による指定操
作で加算モードに移行してサービスポイントを加算する
ことにある。
【0006】更に本発明の第三の特徴は、券種識別コー
ドがプリペイドカードの識別コードを含み、プリペイド
カードの処理プログラムは、外貨支払いの販売金額を前
記為替レートに基づいて円単位に換算した後に減算する
減算モードを含み、カード読取・書込器がプリペイドカ
ードを識別した場合、キー入力部による指定操作で減算
モードに移行して販売金額を減算することにある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るカードは主に磁気カ
ードであるが、ICカードも使用可能であり、一面にデ
ータを書込み可能なデータ記録部を有し、他面に印字が
可能な印字記録部を有する。データ記録部には、システ
ムカード等の前記カードの券種を識別するための券種識
別コードが記録される。カードが挿入されるカード読取
・書込器は、カードにデータ及び印字を記録するための
キー入力部と、カード挿入・排出口をそなえる。いま、
カード挿入・排出口からカードが挿入されると、カード
読取・書込器がカードの券種識別コードを読み取る。そ
して、カード読取・書込器がシステムカードの券種識別
コードを読み取った場合、プログラム選択・実行手段は
プログラム格納手段からシステムカードの処理プログラ
ムを選択する。次いで、キー入力部の操作によってレー
ト設定モードが選択されると、為替レートの設定が可能
になる。例えば当日の外国為替相場を基準に設定すれ
ば、販売金額はこの交換基準で即時に精算され、精算後
のデータがそのままカードに記録される。
【0008】従って、為替レートの変動が激しくても、
リアルタイムのレート設定により容易に対応できる。と
くに、カードの券種がポイントカードの場合は、外貨に
よる販売金額を円換算したうえでポイントを加算でき、
加算後のデータがポイントカードに記録、印字される。
又、カードの券種がプリペイドカードの場合は、外貨に
よる販売金額を円換算して減算でき、減算後のデータが
プリペイドカードに記録、印字される。これにより、外
貨を用いた販売でも、その時の妥当な貨幣交換価値を基
準にしてカード決済が行われ、勿論外貨の小銭をおつり
用として用意する必要もない。尚、本邦通貨と外国通貨
は主に日本円と米国ドルであるが、そのほかに香港ド
ル、豪州ドル、スイスフラン、ドイツマルク、韓国ウォ
ン、タイバーツ等の外国通貨でも構わない。
【0009】具体的に為替レートを設定するには、キー
入力部の操作でレート設定モードを選択する。すると、
本装置の表示部に「レートセッテイ1$: 円」と表
示される。ついで、キー入力部を押して例えば123.
40と入力すると、「セッテイカンリョウ1$:12
3.40円」と表示され、レート設定が完了する。次に
ポイントカードの販売処理では、例えば「ポイント 1
58」と残数が表示され、ついで30ドルの販売金額を
入力すると、30×123.40=3702円に換算さ
れ(100円を1ポイントに設定した場合)、「ポイン
ト 37 ルイケイ 195」と表示が変わる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。本例のカ
ード処理装置は、基本的には本出願人が先に出願(特願
平8−248513号)した装置と同様の構成である。
すなわち、同一仕様のカードをシステムカード、ポイン
トカード及びプリペイドカードとして用い、1種のカー
ドに複数の券種識別コードを磁気記録し、このコードを
カード読取・書込器によって読み込むことにより、コー
ドに応じた処理プログラムを実行するものである。
【0011】図1において、1はカード読取・書込器2
に挿入されるカードで、システムカード1A、ポイント
カード1B及びプリペイドカードICとして用いられ
る。ここにポイントカード1Bとは、販売金額(購入金
額)に応じて顧客に与えるサービスポイントを累計的に
印字するカードである。カード1は、図2に示すよう
に、樹脂基材シート10の表面に感熱印字が可能な印字
記録部11を設け、裏面には、磁性物質の塗布等よりな
る磁気記録部12を設けている。
【0012】磁気記録部12は、券種識別コード記録領
域12a、組織IDコード記録領域12b、発券者ID
コード記録領域12c、カードIDコード記録領域12
d及び利用データ記録領域12eに区画され、各種のコ
ードやデータが所定ビット数のデジタル信号として記録
される。すなわち、券種識別コード記録領域12aに
は、カードの種類を表す券種コードが、組織IDコード
記録領域12bには、発券者(加盟店)が所属する団体
組織の組織IDコードが記録され、又、発券者IDコー
ド記録領域12cには、発券者の発券者IDコードが、
カードIDコード記録領域12dには、カード自体のカ
ードIDコードが記録され、更に利用データ記録領域1
2eには、カード利用に関するデータが記録される。券
種コードはカード1の種別を、組織IDコードは団体組
織のID番号を表し、また発券者IDコードは発券者の
ID番号を、カードIDコードはカード自体のID番号
や発券番号を表す。
【0013】カード読取・書込器2はケーシング21の
前面にカード挿入・排出口22を有し、その上側にキー
入力部23が設けられ、上面には液晶表示部24が設け
られる。キー入力部23には、「0」〜「9」までの数
字キー23nと、点検キー23a、交換キー23b、販
売キー23c、合計キー23d、訂正キー23e、×キ
ー(「.」入力の機能あり)23f、¥キー23g及び
$キー23hが設けられる。尚、28は電源ケーブル、
29はレジスタやパソコンと接続するための通信ケーブ
ルである。
【0014】ケーシング21内には、カード挿入・排出
口22と連続するカード走行経路を有し、この経路にそ
って、図3に示すカード挿入センサ31、駆動ローラ3
5、サーマルヘッド32及び磁気ヘッド34が設けられ
る。カード挿入センサ31はコントローラ40に接続さ
れ、カード挿入・排出口22から挿入されるカード1を
光学的に検出する。駆動ローラ35は駆動回路36に接
続され、カード1を走行駆動する。サーマルヘッド32
はサーマルヘッド駆動回路33に接続され、カード1に
印字する。磁気ヘッド34は記録再生回路37に接続さ
れ、カード1のデータの読取と書込を行う。コントロー
ラ40は、MPU41、ROM42、RAM43及びイ
ンターフェース44をデータバス45で相互接続してな
り、ROM42には、各種カードの処理プログラム等が
格納される。
【0015】インターフェース44には、カード挿入セ
ンサ31、サーマルヘッド駆動回路33、記録再生回路
37及び駆動回路36が接続されると共に、メモリカー
ド読取・書込器46、通信アダプタ47及びデータメモ
リ48が接続される。カード挿入センサ31はカード1
の挿入を検知して信号を発し、記録再生駆動回路33は
磁気ヘッド34を駆動し、駆動回路36は駆動ローラ3
5を駆動する。メモリカード読取・書込器46は、その
内部に装填されたカードに対してデータの読取・書込を
行う。通信アダプタ47には通信ケーブル29が接続さ
れ、データメモリ48には参照用の組織IDコード、サ
ービスポイントデータ及び為替レートのデータ等が格納
され、前記処理プログラム等の実行順位データが書換え
可能に記録される。サービスポイントデータは、団体組
織の事務局から加盟店が購入するものであって、システ
ムカードを用いて登録され、このサービスポイントデー
タからポイントカードに発行したポイントが減算され
る。尚、優先実行するプログラムとして、データメモリ
48にはポイントカード処理プログラムの指定操作が記
憶される。
【0016】データメモリ48は組織IDコードを書換
え不能に記録する一方、磁気記録部12に組織IDコー
ドを磁気記録すると共に、各種カードに応じた券種識別
コードを磁気記録する。例えばプリペイドカードICを
発行するには、券種識別コード記録領域12aにプリペ
イドカードコードを、発券者IDコード記録領域12c
に発券者IDコードを、カードIDコード記録領域12
dにカードIDコードを書き込むと共に、利用データ記
録領域12eに発券金額データ等を書き込み、印字記録
部11にカードの種別、発行年月日、カードID番号、
発行番号、発券金額等を印字する。一方、加盟店では、
顧客のカード1をカード読取・書込器2のカード挿入・
排出口22に挿入する。すると、カード1はカード挿入
センサ31で検出され、この検出信号による駆動ローラ
の駆動でカード1を走行させ、券種に応じたプログラム
処理を実行する。
【0017】本実施例は、カード1の印字記録部11に
印字するサーマルヘッド32と、カード1の磁気記録部
12に読取と書込を行う磁気ヘッド34を備える。磁気
記録部12の券種識別コード記録領域12aにはカード
1の券種を識別するための券種コードを記録し、カード
読取・書込器2には券種に応じた処理プログラムを格納
し、読み取った券種コードに基づいて実行プログラムを
選択し、カード1の処理を行う。すなわちカード読取・
書込器2は、カード1の券種に応じた処理プログラムを
格納したプログラム格納手段と、カード1から読み取っ
た券種コードに応じた処理プログラムを選択・実行する
プログラム選択・実行手段とを有する。更にシステムカ
ード1Aの処理プログラムは、為替レートの設定が可能
なレート設定モードと、この設定レートに基づき外貨単
位の販売金額を円単位に換算して精算させる外貨精算モ
ードとを含む。そして、カード読取・書込器2がシステ
ムカード1Aを識別した場合、キー入力部23のキー操
作による指定によって、レート設定モード及び外貨精算
モードに移行して精算させるものである。
【0018】ポイントカード1Bの販売処理では、キー
操作で販売金額を入力することにより、予め決められた
割合のサービスポイントを累積的に付与して、カード1
に磁気記録する。このポイントカード1Bの処理プログ
ラムは、為替レートに基づき外貨単位の販売金額を円単
位に換算し、換算後の販売金額に応じたサービスポイン
トを加算させる加算モードを有する。そして、カード読
取・書込器2がポイントカード1Bを識別した場合は、
キー入力部23による指定操作で加算モードに移行して
サービスポイントを加算させる。又、プリペイドカード
ICの販売処理では、予め一定の発券金額に相当する数
字をカード1に入力しておき、キー操作で実際の販売金
額(購入金額)を入力することにより、販売金額に相当
する数字を減算して、カード1に磁気記録する。このプ
リペイドカードICの処理プログラムは、為替レートに
基づき外貨単位の販売金額を円単位に換算し、換算後の
販売金額を減算させる減算モードを有する。そして、カ
ード読取・書込器23がプリペイドカードICを識別し
た場合は、キー入力部23による指定操作で減算モード
に移行して販売金額を減算させる。
【0019】カード読取・書込器2によるカード処理
を、図4によってさらに詳しく説明すると、まずカード
1の磁気データは磁気ヘッド34により読み込まれ(ス
テップP1)、カード1に記録された組織IDコード
が、データメモリ48のコードと一致するか否かを判断
し(ステップP2)、コードが一致しない場合はカード
1を排出するが(ステップP10)、一致する場合は券
種コードの有無を判断する(ステップP3)。
【0020】券種コードがない場合は、指定カードの処
理に移行する(ステップP8)。この処理は図5に示す
ように、データメモリ48の実行順位データを読み出し
(ステップQ1)、優先実行するプログラムを判断し
(ステップQ2)、ポイントカード処理プログラムであ
れば、カード1にポイントカードコードを書き込み(ス
テップQ3)、ポイントカード処理を行う(ステップQ
4)。
【0021】一方、券種コードがある場合は、カード1
がシステムカード1Aであるか否かを判断し(ステップ
P4)、システムカード1Aであれば、システムカード
処理に移行する。このシステムカード処理ではキー入力
部23の操作に応じて、為替レートの設定、一定金額に
対するサービスポイントの比率の設定、データメモリ4
8へのサービスポイントの登録等を行う。ここでは為替
レートの設定を、図6によって説明する。まず$キー2
3hを押すと、為替レート設定の入力操作をカード読取
・書込器2が読み込み(ステップR1)、液晶表示部2
4の表示が「*ハンバイ*0」から「レートセッテイ1
$:……円」に変わり、数値入力によるレート設定が可
能になる(ステップR2)。例えば前日の円・ドル相場
が1ドル=123.4円であるときは、「1」→「2」
→「3」→「×」→「4」と、各数字キー23n及び×
キー23fを押し、ついで「販売」→「合計」と、販売
キー23c及び合計キー23dを押せばよい。すると、
データメモリ48に1ドル=123.4円のレート設定
が記録され、液晶表示部24に「セッテイカンリョウ1
$:123.4円」と約3秒間表示した後、「*ハンバ
イ*0」となりレート設定が完了する(ステップR3、
R4)。
【0022】カード1がシステムカード1Aでない場
合、券種識別コード記録領域12のデータがポイントカ
ード1Bとプリペイドカード1Cのいずれであるかを判
別し(ステップP5)、その結果に応じたカード処理を
行う(ステップP6又はステップP7)。
【0023】ステップP6のポイントカード処理は、図
7に示すように、まずキー入力部23の操作による発行
ポイントを読み込み(ステップS1)、交換、返品及び
販売のいずれの種類の処理指定であるかを判別する(ス
テップS2)。例えば処理指定が交換(又は返品)であ
る場合、交換(又は返品)ポイントを減算した数字を、
「交」(又は「返」)の文字を付して印字記録部11に
印字し、利用データ記録領域12eのデータを更新する
(ステップS3)。
【0024】処理指定が販売である場合、データメモリ
48の登録ポイント残数が発行ポイント以上か否かを判
断し(ステップS4)、発行ポイント未満であれば、液
晶表示部24は処理不能と表示し(ステップS5)、発
行ポイント以上であれば、販売処理に移行し、データを
更新して(ステップS6)、加算後の数字を印字する
(ステップS7)。その後、印字記録部11に印字可能
か否かを判別し(ステップS8)、印字可能ならばカー
ド1を排出するが、印字不可能ならば磁気記録部12に
使用不能のデータを書き込み(ステップS9)、印字記
録部11に継続を印字し(ステップS10)、カード1
を排出する(ステップS11)。次いで、新規カードの
挿入催促を表示し(ステップS12)、新規カードの挿
入をカード挿入センサ31が検出し、利用データ記録領
域12eのデータを更新する(ステップS13)と共
に、継続したポイント数、券種、カード発行番号等を印
字する(ステップS14)。
【0025】ステップP6におけるポイントカード1B
の販売処理を、図8によって詳しく説明する。まずキー
入力部23の操作による発行ポイントを読み込み(ステ
ップS51)、ポイントカード1Bがサービスポイント
158を既に獲得している場合、液晶表示部24に「ポ
イント 158」と表示される(ステップS52)。次
いで、キー入力部23の操作による支払い通貨の指定が
円払いか否かを判断し(ステップS53)、円払いなら
販売金額を円単位で読み込む(ステップS54)。この
とき円単位で販売金額が入力されるが、例えば5000
円を入力するには、「5」→「0」→「0」→「0」
と、各数字キー23nを押し、更に「¥」→「販売」→
「合計」と、¥キー23g、販売キー23c及び合計キ
ー23dを押す。すると、ポイント158にポイント5
0を加算して液晶表示部24の表示が「ポイント 15
8 ルイケイ 208」と変わる。そのあとは磁気デー
タ更新(ステップS56)、累計データ印字(ステップ
S55)、カード排出を行いカードを抜き取ることで、
液晶表示部24の画面が元に戻る。
【0026】一方、ドル払いなら販売金額をドル単位で
読み込む(ステップS57)。このときドル単位で販売
金額が入力されるが、例えば30ドルを入力するには、
「3」→「0」と、各数字キー23nを押し、更に
「$」→「販売」→「合計」と、$キー23h、販売キ
ー23c及び合計キー23dを順次押せばよく、これに
より、前記レート設定に基づき30×123.4=37
02円と自動的に円単位に換算する(ステップS5
8)。すると、ポイント158に37ポイントを加算し
て、液晶表示部24の表示が「ポイント 37 ルイケ
イ 195」と変わる。そのあとは磁気データ更新(ス
テップS60)、累計データ印字(ステップS59)、
カード1の排出及び抜取りにより、液晶表示部24の画
面が元に戻る。
【0027】ステップP7のプリペイドカード処理は、
図9に示すように、まずキー入力部23の操作による販
売金額を読み込み(ステップT1)、販売又は返品のい
ずれの処理指定であるかを判別する(ステップT2)。
もし返品であれば、返品金額を加算した数字に「返」文
字を付して印字記録部11に印字し(ステップT3)、
利用データ記録領域12eのデータを更新する(ステッ
プT4)。
【0028】一方、処理指定が販売であれば、データメ
モリ48の残高金額と販売金額とを比較判断し(ステッ
プT5)、残高不足ならば液晶表示部24に処理不能と
表示される(ステップT6)。又、残高に余裕があれば
販売処理に移行し、磁気データの更新(ステップT7)
と印字(ステップT8)を行う。
【0029】ステップT7におけるプリペイドカード1
Cの販売処理を、図10によって詳しく説明する。まず
キー入力部23の操作により販売金額を読み込み(ステ
ップT71)、プリペイドカード1Cの残高金額が例え
ば8500円である場合、液晶表示部24に「ザンガク
8500」と表示される(ステップT72)。次い
で、キー入力部23の操作による支払い通貨の指定が円
払いか否かを判断し(ステップT73)、円払いなら販
売金額を円単位で読み込む(ステップT74)。このと
き円単位で販売金額を入力するが、例えば5000円を
入力するには、「5」→「0」→「0」→「0」と、各
数字キー23nを押し、更に「¥」→「販売」→「合
計」と、¥キー23g、販売キー23c及び合計キー2
3dを押す。すると、残高金額8500円から販売金額
5000円を減算して、液晶表示部24の表示が「ハン
バイ 5000 ザンガク 3500」と変わる。その
あとは累計データ印字(ステップT75)、磁気データ
更新(ステップT76)、カードの抜取りなどにより、
液晶表示部24が元に戻る。
【0030】一方、ドル払いなら販売金額をドル単位で
読み込む(ステップT77)。このときドル単位で販売
金額を入力するが、例えば30ドルを入力するには、
「3」→「0」と、各数字キー23nを押し、更に
「$」→「販売」→「合計」と、$キー23h、販売キ
ー23c及び合計キー23dを押せばよい。これによ
り、前記レート設定に基づき30×123.4=370
2円と自動的に円単位に換算する(ステップT78)。
すると、残高金額8500円から販売金額3702円を
減算して、液晶表示部24の表示が「ハンバイ $37
ザンガク 4798」と変わる。その後は、累計デー
タ印字(ステップT79)、磁気データ更新(ステップ
T80)、カードの排出及び抜取りにより、液晶表示部
24の画面が元に戻る)。
【0031】本実施例は、カード読取・書込器2に登録
された組織IDコードが、カード1の組織IDコードと
異なるときは、カード1の処理を行わないので、カード
の不正使用を防止できる。
【0032】上記例では、ドル単位から円単位に換算す
るようにしたが、外国に本装置を設置してドル貨幣で精
算処理させるものでは、ドル単位から円単位に換算して
カード取引を行うようにしてもよい。また、カードの用
途として更に、サービスポイントに応じた数のスタンプ
を印字記録するスタンプカードのプログラム処理等を加
えても勿論よい。
【0033】
【発明の効果】請求項1によれば、システムカードによ
り為替レートを設定し、外貨を円通貨に換算して精算す
るようにしたので、日本国内においてドル貨幣等の外貨
を使用してカード取引を行うことができ、国際金融自由
化の流れに即応してカード決済の利便性が向上すると共
に、加盟店では売上管理も円単位に統一できて容易にな
る。この場合、為替レートが激しく変動しても、為替レ
ートの設定をリアルタイムで変更できるために、為替レ
ートの変動に対して迅速かつ容易に対応することができ
る。又、請求項2及び請求項3によれば、外貨払いによ
るポイントカード、プリペイドカードの使用において、
直近の為替レートに基づいて外貨を円価値に換算し、換
算後に相当するサービスポイント、販売金額を加算、減
算するようにしたので、外貨による商品購入であって
も、円通貨の交換価値と見合ったサービスポイント、販
売金額を公平に加算、減算することができ、かつカード
のデータを随時照会することで、利用可能金額を円単位
で知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるカード処理装置の模
式斜視図である。
【図2】同カード処理装置に用いるカードを模式的に示
し、(a)が平面図、(b)が(a)のA−A矢視断面
図、(c)が磁気データの記録領域の説明図である。
【図3】同カード処理装置のカード読取・書込器の制御
系を示すブロック図である。
【図4】同カード読取・書込器の制御処理におけるメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図5】同カード読取・書込器の指定操作カード処理に
おけるサブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】同カード読取・書込器のシステムカード処理に
おけるサブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】同カード読取・書込器のポイントカード処理に
おけるサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】同カード読取・書込器のポイントカード販売処
理における詳細なサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図9】同カード読取・書込器のプリペイドカード処理
におけるサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】同カード読取・書込器のプリペイドカード販
売処理における詳細なサブルーチンを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 カード 1A システムカード 1B ポイントカード 1C プリペイドカード 2 カード読取・書込器 10 樹脂基材シート 11 印字記録部 12 磁気記録部 12a 券種識別コード記録領域 12b 組織IDコード記録領域 12c 発券者IDコード記録領域 12d カードIDコード記録領域 12e 利用データ記録領域 21 ケーシング 22 カード挿入・排出口 23 キー入力部 24 液晶表示部 23n 数字キー 23a 点検キー 23b 交換キー 23c 販売キー 23d 合計キー 23e 訂正キー 23f ×キー 23g ¥(円)キー 23h $(ドル)キー 28 電源ケーブル 29 通信ケーブ 31 カード挿入センサ 32 サーマルヘッド 33 サーマルヘッド駆動回路 34 磁気ヘッド 36 駆動回路 37 記録再生回路 40 コントローラ 41 MPU 42 ROM 43 RAM 44 インターフェース 45 データバス 46 メモリカード読取・書込器 47 通信アダプタ 48 データメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA20 BA04 BA06 CA03 CA05 CA06 CA09 CB01 CB06 CC06 DA03 DA10 DB02 DC05 DE01 DE10 EA03 EA06 EA20 EB01 5B049 BB17 BB46 CC39 DD01 DD04 EE01 EE05 EE25 EE28 FF02 FF04 FF08 GG04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを書込み可能なデータ記録部を有す
    るカードと、該カードのデータの読取・書込を行うキー
    入力部とを有するカード読取・書込器と、を備えるカー
    ド処理装置において、 前記データ記録部には、システムカード等の券種を識別
    するための券種識別コードが記録され、 前記カード読取・書込器は、カードの券種に応じた処理
    プログラムを格納したプログラム格納手段と、カードか
    ら読み取った券種識別コードに応じた処理プログラムを
    選択・実行するプログラム選択・実行手段とを有し、 前記システムカードの処理プログラムは、為替レートの
    設定が可能なレート設定モードと、外貨支払いの販売金
    額を前記為替レートに基づいて円単位に換算して精算す
    る外貨精算モードとを含み、 前記カード読取・書込器がシステムカードを識別した場
    合、前記キー入力部による指定操作によって、前記レー
    ト設定モードおよび外貨精算モードに移行して精算を実
    行することを特徴とするカード処理装置。
  2. 【請求項2】前記券種識別コードがポイントカードの識
    別コードを含み、 ポイントカードの処理プログラムは、外貨支払いの販売
    金額を前記為替レートに基づいて円単位に換算した後に
    サービスポイントを加算する加算モードを含み、 前記カード読取・書込器がポイントカードを識別した場
    合、前記キー入力部による指定操作で加算モードに移行
    してサービスポイントの加算を実行することを特徴とす
    る請求項1記載のカード処理装置。
  3. 【請求項3】前記券種識別コードがプリペイドカードの
    識別コードを含み、 プリペイドカードの処理プログラムは、外貨支払いの販
    売金額を前記為替レートに基づいて円単位に換算した後
    に減算する減算モードを含み、 前記カード読取・書込器がプリペイドカードを識別した
    場合、前記キー入力部による指定操作で減算モードに移
    行して販売金額の減算を実行することを特徴とする請求
    項1記載のカード処理装置。
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