JP2000019926A - 画像処理装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像形成方法

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JP2000019926A
JP2000019926A JP10181102A JP18110298A JP2000019926A JP 2000019926 A JP2000019926 A JP 2000019926A JP 10181102 A JP10181102 A JP 10181102A JP 18110298 A JP18110298 A JP 18110298A JP 2000019926 A JP2000019926 A JP 2000019926A
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 装置全体としてのトータルの消費電力の増加
を制御することができる複写装置を提供する。 【解決手段】 を感光体上に形成された読み取り原稿ト
ナー画像を中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に
形成されたトナー画像をさらに記録媒体に2次転写し、
内部に2つの加熱ヒータを有する定着部にて記録媒体に
トナーを定着させて画像を形成する際に、前記中間転写
体に複数の読み取り画像を連続して転写して記録媒体に
転写させる複数画像形成動作モード実行時において、少
なくとも、中間転写体に1つの画像を転写してから次の
画像を読み取って転写するまでの間、前記2つの加熱ヒ
ータを交互にどちらか一方のみ加熱し、同時に両加熱ヒ
ータによる加熱が起きないように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像情報を印刷出力
することができる画像処理装置及び方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置は図23に示すような構
成でプリント機能を実現していた。すなわち、ホストコ
ンピュータ2104と、プリンタエンジン2102と、
該ホストコンピュータ2104から送信されてきた画像
データをプリンタエンジン2102の動作に合わせて送
信するプリンタコントローラ2103から構成されてい
る。
【0003】または、ホストコンピュータ2104と、
プリンタエンジン2102と、該ホストコンピュータ2
106からネットワーク2105を介して送信されてき
た画像データをプリンタエンジン2102の動作に合わ
せて送信するプリンタコントローラ2103から構成さ
れている。
【0004】図24は図23の構成に原稿読取装置25
01を追加し、該原稿読取り装置2501をネットワー
ク2105経由もしくは直接ホストコンピュータ210
4に接続し、原稿読取機能を設けた例である。
【0005】また、図25に示すような構成に変更する
ことでプリント機能と複写機能を実現していた。すなわ
ち、原稿を読取るリーダ部2501、図23に示したコ
ントローラ部2103に対し、リーダ部2501と通信
ができるようにしたコントローラ部2602、リーダ部
2501とコントローラ部2603のどちらか一方を選
択するセレクタ部2603、リーダ部2501とコント
ローラ部2602との間の通信ラインである2601か
らなる。
【0006】なお、2101はビデオI/Fであり、プ
リンタエンジン2102とプリンタコントローラ210
3間の通信を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図25
のような構成で複写機能を実現する場合には、プリンタ
側が中間転写体を用いた画像形成方式を採用している場
合には、その中間転写体に2枚貼りページ形成モードで
画像を形成しようとすると、その画像間でリーダコント
ローラは原稿読み取り装置の原稿交換を行い、さらにス
キャナをホームポジションの位置まで戻して次のスキャ
ン準備をしなければならなかった。
【0008】特に画像間が狭ければ狭いほどスキャナを
駆動させるスキャナモータの負荷は大きなものとなり、
このような構成ではトータルの消費電力が大きくなって
しまうという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、上述した課
題を解決する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0010】即ち、感光体上に形成されたトナー画像を
中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に形成された
トナー画像をさらに記録媒体に2次転写し、内部に少な
くとも2つの加熱ヒータを有する定着部にて記録媒体に
トナーを定着させて画像を形成する画像処理装置であっ
て、前記中間転写体に複数の画像を転写して前記記録媒
体に転写させる複数画像形成動作モード実行時におい
て、少なくとも、前記中間転写体に1つの画像を転写し
てから次の画像を転写するまでの間、前記2つの加熱ヒ
ータのうちのいずれか一方を付勢し、同時に全ての加熱
ヒータによる加熱が起きないように制御する手段を備え
ることを特徴とする。
【0011】または、感光体上に形成されたトナー画像
を中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に形成され
たトナー画像をさらに記録媒体に2次転写し、内部に少
なくとも2つの加熱ヒータを有する定着部にて記録媒体
にトナーを定着させて画像を形成する画像処理装置であ
って、前記加熱ヒータのうちのいずれかを付勢し、同時
に全ての加熱ヒータによる加熱が起きないように制御す
る手段を備えることを特徴とする。
【0012】そして例えば、前記感光体上に形成される
画像は、原稿読み取り装置により読み込まれる画像であ
り、前記中間転写体に複数の画像を転写する際には連続
して読み取った原稿画像を前記感光体上に形成する者で
あることを特徴とする。
【0013】または、感光体上に形成されたトナー画像
を中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に形成され
たトナー画像をさらに記録媒体に2次転写し、内部に少
なくとも2つの加熱ヒータを有する定着部にて記録媒体
にトナーを定着させて画像を形成するプリンタエンジン
部を有する画像処理装置であって、前記2つの加熱ヒー
タの加熱制御を行う制御手段を備え、前記制御手段は、
前記加熱ヒータのうちのいずれかを付勢し、同時に全て
の加熱ヒータによる加熱が起きないように制御すること
を特徴とする。
【0014】そして例えば、原稿画像を読み取る画像読
取部を備え、前記画像読取部よりの読み取り画像を前記
プリンタエンジン部の前記感光体上に形成することを特
徴とする。
【0015】又例えば、前記画像読取部を制御する読み
取り制御手段を前記プリンタエンジン部を制御するプリ
ンタ制御手段と前記プリンタエンジン部間に設け、前記
プリンタ制御手段と前記プリンタエンジン部間の制御情
報などを前記読み取り制御手段を介して授受することを
特徴とする。
【0016】更に例えば、前記プリンタエンジン部の中
間転写体上に前記感光体上より少なくとも2回に渡り1
次転写画像を形成してから前記記録媒体に前記中間転写
体に形成した画像を2次転写する2枚貼りページ形成が
可能であり、前記制御手段は当該2枚貼りページ形成時
に前記加熱ヒータのうちのいずれかを付勢し、同時に全
ての加熱ヒータによる加熱が起きないように制御するこ
とを特徴とする。
【0017】更にまた、例えば、前記読み取り制御手段
は、前記画像読取部での読み取り画像を前記プリンタエ
ンジン部より画像形成する時に前記制御手段による加熱
ヒータの加熱制御を行うことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0019】[第1の実施の形態例] [全体の構成]図1は本発明に係る一発明の実施の形態
例の印刷装置の概観図である。
【0020】図1において、2001はプリンタ本体で
あり、2002はプリンタの紙搬送制御や画像形成制御
を行うDCコントローラであり、2003は画像形成部
である。2103はプリンタコントローラであり、プリ
ンタ本体2001に内蔵されている。
【0021】また、2104は1対1もしくはネットワ
ーク2105を介してプリンタコントローラ2103に
接続されているホストコンピュータである。2004は
オプションで追加出来る給紙カセットデッキであり、2
005はオプションで追加出来るソータであり、200
6は該オプションカセットデッキと該オプションソータ
を制御するオプションコントローラである。
【0022】本実施の形態例においては、プリンタ部は
レーザビームプリンタで構成されており、画像形成部2
003の表面にレーザビームを例えばポリゴンミラーな
どにより走査して静電潜像を形成し、ここに例えばトナ
ーを吸着させて顕像化させ、これを記録紙に転写して定
着器で加熱定着して印刷出力している。
【0023】[プリンタコントローラとプリンタ本体の
構成]まず、本実施の形態例におけるプリンタコントロ
ーラ2103とプリンタDCコントローラ2002を含
むプリンタエンジンの構成について説明する。
【0024】まず、全体の概要について図1を用いて説
明する。2101はビデオI/Fであり、DCコントロ
ーラ2002を介したプリンタ本体のエンジン部とプリ
ンタコントローラ2103間の通信を行うものである。
このI/Fの各信号についての詳細は後述する。
【0025】DCコントローラ2002はビデオI/F
2101を介してプリンタコントローラ2103より受
け取る電気画像信号を画像形成部2003に画像形成し
て目に見える形に形成し、記録紙に転写し、定着した後
出力する。これらの画像形成シーケンスを実現するため
に、各種の負荷を制御する。その他に、プリンタの状態
を検知し、プリンタコントローラ2103に対して通知
する働きも行っている。
【0026】2103はプリンタコントローラであり、
2104に示すホストコンピュータ、あるいは図23に
2105で示すネットワークを介して送られてくるデー
タを受け取る様に構成してもよい。これは、ビットマッ
プデータや、PDL(Page discription Language)記
述のデータなど様々な形式で送られてくる。
【0027】このデータを内蔵メモリに展開して、ラス
タ形式のデータとして、DCコントローラ2002へと
データを転送する。このようにして、ホストコンピュー
タ2104で作成されたデータをプリンタ出力すること
ができるのである。
【0028】次に、プリンタコントローラ2103とD
Cコントローラ2002を接続しているビデオI/F2
101について図2及び図3を参照して詳細を説明す
る。
【0029】図2にビデオI/F2101の構成を、図
3にビデオI/F2101の信号一覧を示す。以下、図
2に示した代表的な信号について説明を行う。
【0030】まず、203の/PPRDYはプリンタに
電源が供給されたあと、初期設定等の処理が終了した
後、プリンタコントローラ2103との通信が可能とな
った事を示す信号である。204の/CPRDYは、プ
リンタコントローラ2103に電源が供給され、初期設
定等の処理が終了した後、エンジン制御部(DCコント
ローラ)2002との通信が可能となったことを示す信
号である。
【0031】205の/RDY信号は、エンジン制御部
(DCコントローラ)2002がプリンタコントローラ
2103からプリント開始指示(後述する/PRNT信
号)により、プリント動作可能になったことを示す信号
である。この信号が真になる条件は、不図示の定着器内
の温度が所定温度に達しているか、記録紙がプリンタ内
に残留していないか、ポリゴンミラーが所定の速度で回
転しているか等のプリンタの各部分が正常に動作してい
る場合のみである。
【0032】206の/PRNT信号は、プリンタコン
トローラ2103がエンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002に対して、印刷動作の開始、あるいは継続
を指示する信号である。207の/TOP信号は、エン
ジン制御部(DCコントローラ)2002からプリンタ
コントローラ2103に対して渡される、画像の垂直走
査の基準となる同期信号である。この信号は、206の
信号がプリンタコントローラ2103から出力された
後、一定時間後に出力される。
【0033】208の/LSYNC信号は、プリンタコ
ントローラ2103が水平走査の基準とする同期信号で
あり、/TOP信号207と同様、/PRNT信号20
6がプリンタコントローラ2103から出力された後、
一定時間後にプリンタコントローラ2103に対して出
力される。209の/VCLK信号は、後述する/VD
OEN及び/VDO信号の為の同期クロックであり、プ
リンタコントローラ2103から画像信号に対応する周
波数のクロックを発生する。
【0034】210の/VDOEN信号は、プリンタコ
ントローラ2103が出力する画像信号のエンジン制御
部(DCコントローラ)2002への取り組みを制御す
る信号である。エンジン制御部(DCコントローラ)2
002は、/VCLK信号209に同期してこの信号が
TRUE(オン)/FALSE(オフ)であるかを検出
し、TRUE(オン)の場合は画像信号を取り込み、F
ALSE(オフ)の場合は取り込を行わない。
【0035】211の/VDO信号は画像データであ
る。プリンタコントローラ2103は、垂直方向に対し
ては/TOP信号207、水平方向に対しては/LSY
NC信号208を基準として、/VCLK信号209に
同期して出力する。
【0036】212の/CCLK信号は、プリンタコン
トローラ2103がシリアルコマンドをエンジン制御部
(DCコントローラ)2002に送信する時、及びエン
ジン制御部(DCコントローラ)2002がシリアルス
テータスをプリンタコントローラ2103に対して返答
する時の同期クロックであり、プリンタコントローラ2
103から出力される。
【0037】213の/CBSY信号は、プリンタコン
トローラ2103が、後述する/CMD信号214を用
いてシリアルコマンドを送信している事をエンジン制御
部(DCコントローラ)2002に示す信号である。
【0038】214の/CMD信号は、プリンタコント
ローラ2103がエンジン制御部(DCコントローラ)
2002へシリアル情報を送信する場合に使用する信号
である。以下の説明においては、このシリアル情報をコ
マンドと呼ぶことにする。
【0039】215の/SBSY信号は、エンジン制御
部(DCコントローラ)2002が/STS216信号
を用いてシリアルステータスを返信している事をプリン
タコントローラ2103に示す信号である。
【0040】216の/STS信号は、エンジン制御部
(DCコントローラ)2002がプリンタコントローラ
2103に対してシリアル情報を返答する時に使用する
信号であり、シリアル情報をステータスと呼ぶことにす
る。
【0041】217の/CCRT信号は、プリンタ内部
のステータスが変化した時にプリンタコントローラ21
03に対して報告するための信号である。プリンタコン
トローラ2103がこの報告信号を受けると、/CMD
信号214を使ってエンジン側の状態の何が変化したか
を問い合わせるコマンドを発行し、それに対してエンジ
ン制御部(DCコントローラ)2002は、/STS信
号216でその状態を知らせる。
【0042】次に、エンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002が制御するプリンタについて図4を用いて
説明する。図4はプリンタを前面から見た記録紙搬送制
御を示す図である。
【0043】図4において、401は半導体レーザが発
行した画像信号に対応する出射光をポリゴンミラーで走
査して感光体402表面をスキャニングするスキャナー
であり、プリンタコントローラ2103から送られてき
た画像信号/VDO211を受け取り、レーザー光に変
換したのち、感光体402に照射し、感光体402上に
画像を形成する。
【0044】感光体402は反時計回りに回転しなが
ら、色現像器403や黒現像器404に到達する。40
3,404の現像器は、感光体404上に帯電された電
荷に応じてトナーを感光体上にのせる(現像させる)働
きをする。画像が白黒の時は、404の現像器のみが動
作し、カラーの時は、403と404の両方の現像器が
使用される。
【0045】次に、感光体404に生成された画像は、
時計回りに回転している中間転写体405に転写され
る。この中間転写体405は、白黒の場合は1回転、カ
ラーの場合は色毎に1回転(例えばイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの4色のトナーを用いる場合には
4回転)して画像生成を中間転写体上に完了する。
【0046】一方で、408の上段カセット、あるいは
409の下段カセットから411あるいは412のピッ
クアップローラで給紙された記録紙が、413あるいは
414の給紙ローラに従って搬送され、415の搬送ロ
ーラで更にレジ前まで搬送されていく。
【0047】この記録紙は、中間転写体405で画像形
成が終了するタイミングで中間転写体405と転写ベル
ト406の間にくるようなタイミングに制御されてい
る。ここに記録紙が到達したところで、転写ベルト40
6が中間転写体405に接して、中間転写体405のト
ナーが記録紙に転写される。記録紙に転写された画像
は、定着ローラ407で、熱と加圧により記録紙に定着
される。
【0048】画像が定着された記録紙は、プリンタコン
トローラ2103によりあらかじめ指定されていた41
7で示すフェイスアップ排紙口か418で示すフェイス
ダウン排紙口のいずれかに搬送され、排紙される。
【0049】以上のように制御することにより、プリン
タコントローラ2103から送られてきた画像情報を出
力することができる。
【0050】次に、ビデオI/F2101間でやり取り
される信号のタイミングを図5に示す。これは前述した
ビデオI/Fの信号説明を、時間経過に従って示したも
のである。
【0051】まず、プリンタコントローラ2103の画
像情報の準備が完了すると、/PRNT信号206をロ
ウレベル(真)にしてエンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002に伝える。それと同時に、画像信号の転送
に用いられる画像同期信号/VDLK信号209も発生
する。
【0052】それに応答してエンジン制御部(DCコン
トローラ)2002は、プリンタ内部の様々な設定等を
行い、画像の受け入れが可能となったところで、/TO
P信号207と/LSYNC信号208をプリンタコン
トローラ2103に対して出力する。この垂直同期信号
/TOP207と、水平同期信号/LSYNC208に
合わせて、プリンタコントローラ2103は画像信号/
VDO211と、画像有効信号である/VDOEN21
0をエンジン制御部(DCコントローラ)2002に対
して転送する。
【0053】次に、これらのプリント動作中にシリアル
通信でどのようなコマンドやステータスのやり取りが行
われているかを図6得を参照して説明する。図6は本実
施の形態例におけるプリンタコントローラ2103とエ
ンジン制御部(DCコントローラ)2002間における
シリアル通信のタイミングを示す図である。
【0054】まず、最下段の/CCRT信号217を使
わない場合について説明する。プリンタコントローラ2
103がエンジン制御部(DCコントローラ)2002
に対してコマンドを発行したい場合には、/CBSY信
号213をロウレベル(真)にして、クロック信号/C
CLK212に同期させて/CMD信号214にコマン
ドデータを送る。
【0055】コマンドデータを受け取ったエンジン制御
部(DCコントローラ)2002は、/CBSY信号2
13がハイレベル(偽)であるのを確認した後、/SB
SY信号215をロウレベル(真)にしてコマンドに対
応したエンジン側のステータスデータをプリンタコント
ローラ2103から発生されている/CCLK信号21
2に同期させて/STS216に送る。このステータス
データをプリンタコントローラ2103が受け取り、そ
の状態によりプリント制御を続行したり、中断したりす
る。
【0056】次に、/CCRT信号217について説明
する。この信号は、あらかじめプリンタコントローラ2
103が指定したエンジン側の状態に対して変化が生じ
た場合に、ロウレベル(真)となる信号である。例え
ば、紙なしが発生した場合に/CCRT信号217を有
効にするようにプリンタコントローラ2103があらか
じめ/CMD214で設定していたとする。
【0057】そこで残りの記録紙が1枚しかなく、プリ
ンタコントローラ2103が2枚のプリントアウト要求
を出したとする。1枚目は問題なくプリントシーケンス
動作が正常に処理される。しかし、2枚目の記録紙が存
在しないために、2枚目の画像形成が開始された段階
で、プリンタエンジン側は状態の変化を検知し、/CC
RT信号217をハイレベルからロウレベルへ変化させ
る。この信号はプリンタコントローラ2103に伝えら
れる。
【0058】プリンタコントローラ2103はこれを検
知するとすぐにエンジン制御部(DCコントローラ)2
002に対してどの給紙カセットが紙なしになっている
かを知るために、給紙部紙有無ステータスを要求するコ
マンドを発行する。それに従って、エンジン制御部(D
Cコントローラ)2002は紙無しカセットのステータ
スをコントローラ側に返す。/CCRT信号217は、
ステータスが返される/SBSY信号215がロウレベ
ルになったタイミングでハイレベルにクリアされる。
【0059】次に、更に具体的にプリンタコントローラ
2103とエンジン制御部(DCコントローラ)200
2のコマンド/ステータスのやり取りを図7に示す。以
下、図7を参照して本実施の形態例におけるプリント動
作を説明する。以下の説明は、カラー印刷出力を想定し
て行う。
【0060】プリント開始要求が発生すると、プリンタ
コントローラ2103は、画像データの変換処理等を行
いつつ、エンジン制御部(DCコントローラ)2002
に対してプリンタのレディ状態をチェックにいく。次に
記録紙の給紙段を指定のコマンドを発行する。更に指定
したカセットにある記録紙サイズを要求するコマンドを
発行する。これらの一連のコマンドに対して、エンジン
制御部(DCコントローラ)2002は対応したステー
タスを返す。
【0061】次に、排紙口を指定するコマンドで排紙口
を決定し、何ページ画像を形成するかを指定するページ
モード指定コマンドを発行する。最後にモノクロ/カラ
ーの指定をするコマンドを発行することにより、プリン
タ側の全ての設定を終了する。
【0062】その後、プリンタコントローラ2103は
エンジン制御部(DCコントローラ)2002に対し
て、プリント要求/PRNT信号206を発生する。こ
れに応答する形で所定時間をエンジン制御部(DCコン
トローラ)2002から/TOP信号207が返ってく
る。この/TOP信号207に垂直走査方向は同期させ
て、更に/LSYNC信号208に水平方向を同期させ
て/VDO信号211を/VCLK209に合わせてエ
ンジン制御部(DCコントローラ)2002へと画像を
転送する。
【0063】ここでは、カラーモードに設定したため、
例えば/TOP信号207が4回発生し、CMYK4色
分の画像を形成する事になる。そして、最終の/TOP
信号207の発生後、PRNT信号206をハイレベル
(偽)に戻す。
【0064】これにより、エンジン制御部(DCコント
ローラ)2002はプリント要求が終了したことを検知
し、中間転写体のクリーニング動作などの後処理に移行
する。更に転写された記録紙は、定着ローラ407を通
過後、指定された排紙口に排出される。
【0065】最後にプリンタコントローラ2103は、
エンジン制御部(DCコントローラ)2002に対し
て、記録紙搬送状態でないこと(排紙終了)を確認した
後、プリント終了となり、次のプリント要求が発生する
まで、レディ状態で待機する。以上のような動作中に、
記録紙のジャムや、記録紙無しや、ユーザによるドアオ
ープンなどの、イリーガル状態が発生すると、前述した
/CCRT信号217を用いて即座にエンジン制御部
(DCコントローラ)2002からプリンタの異常をプ
リンタコントローラ2103に伝える。プリンタコント
ローラ2103は、異常状態に応じた対応処理を行うこ
とになる。
【0066】以上がプリンタコントローラ2103とプ
リンタ側(DCコントローラ2002)の間で行う処理
である。
【0067】以上の様にして画像形成処理が行なわれ
る。
【0068】[リーダコントローラを装着した場合の構
成]以上の説明は、プリンタコントローラ2103とD
Cコントローラ2002とを接続した画像形成装置の例
について行った。しかし、本発明は以上の例に限定され
るものではなく、プリンタコントローラ2103とDC
コントローラ2002との間に原稿画像を読み取るリー
ダを制御するリーダコントローラを接続し、リーダで原
稿を読み取り可能に構成することにより、読み取り原稿
を印刷出力する複写装置として用いることができる。こ
のように構成した形態例を以下説明する。
【0069】図8は本実施の形態例におけるプリンタコ
ントローラとDCコントローラとの間にリーダコントロ
ーラを接続して複写機とした全体構成図である。図8に
示す複写機とした例では、プリンタコントローラ210
3とDCコントローラ2002との間にリーダコントロ
ーラ106を接続し、プリンタコントローラ2103及
びDCコントローラ2002との間で処理を行う。
【0070】図8において、101はリーダ本体、10
2は原稿台、103は光源、104は光電変換手段、1
05はアナログデジタル変換手段である。106はリー
ダコントローラである。
【0071】2001はプリンタ本体、2002はプリ
ンタエンジンの紙搬送制御や画像形成制御を行うDCコ
ントローラ、2003は画像形成部である。2103は
図1に示す第1の実施の形態例と同様にプリンタ本体2
001に内蔵されているプリンタコントローラである。
【0072】また、2104は1対1もしくはネットワ
ーク2105を介してプリンタコントローラ2103に
接続されている図1に示すホストコンピュータと同様の
ホストコンピュータである。
【0073】2004はオプションで追加出来る給紙カ
セットデッキであり、2005はオプションで追加出来
るソータ、2006は給紙カセットデッキと該オプショ
ンソータを制御するオプションコントローラである。
【0074】リーダコントローラ106は、アナログデ
ジタル変換手段105から出力されたデジタル画像処理
手段や原稿の読み取りを行うための不図示のモータ制御
手段、及びDCコントローラ2002やプリンタコント
ローラ2103との通信制御を行う機能を有する。
【0075】本実施の形態例においては、リーダコント
ローラ106をプリンタ本体2001内に配置し、DC
コントローラ2002やプリンタコントローラ2103
との通信制御を行うための機外ケーブルを有さない構成
としている。
【0076】図9は本実施の形態例における複写機とし
た場合の外観図である。図9において、801は原稿を
光学的に読み取る部分まで搬送するための原稿給送装置
であり、802は光学読み取り装置である。805は原
稿台ガラスである。
【0077】原稿給送装置801は、光学読み取り装置
802と同期して駆動され、給送装置801によって原
稿画像が原稿台ガラス805上に移送されると、光学読
み取り装置802は図の左右方向に移動しながら画像を
走査し、適当な光学処理を加えた反射光を光電変換部8
04に送る。なお、803はプリンタ本体である。
【0078】図10は図2に示したプリンタコントロー
ラ2103とエンジン制御部(DCコントローラ)20
02の接続を示す構成図に、原稿画像を読み取るための
リーダコントローラ106を装着した場合の電気的な接
続を表す構成図である。
【0079】図10において、106がリーダコントロ
ーラ部であり、図2におけるプリンタコントローラ21
03とエンジン制御部(DCコントローラ)2002と
の間に配置されている。
【0080】902は画像信号処理部である。903は
前記光学読み取り装置802を制御している原光学系制
御部であり、904は前記原稿給送装置801を制御し
ている原稿給送制御部である。905は操作部である。
906は画像入力部であり、前記光電変換部804にて
変換された画像信号は、該画像入力部から入力され、リ
ーダコントローラ106内部の画像信号処理部902に
転送される。
【0081】図10においては、プリンタコントローラ
2103とリーダコントローラ106間及び、エンジン
制御部(DCコントローラ)2002とリーダコントロ
ーラ106間の信号線の種類は、前述した図2に示した
信号線の種類と同一の機能を有するものである。
【0082】ただし、プリンタコントローラ2103間
とエンジン制御部(DCコントローラ)2002間の信
号とでは物理的に異なるので、信号名としては前にCを
付け、後者にはPを付け区別する。
【0083】次にリーダコントローラ106の詳細構成
を図11に示す。図11において、106は上述した図
10に示すリーダコントローラであり、902は図10
に示す画像処理部であり、906は図10に示す画像入
力部である。
【0084】2201はセレクタであり、画像処理部9
02の出力もしくはプリンタコントローラ2103から
送られてきた信号かのどちらかを選択してエンジン制御
部(DCコントローラ)2002へ出力する。セレクタ
2201で切り替える信号系は画像クロック/VCL
K、画像イネーブル/VDOEN、画像データ/VDO
の3つの信号である。
【0085】2202はエンジン制御部(DCコントロ
ーラ)2002との通信を行うシリアル通信コントロー
ラである。2203は通信コントローラ2202におけ
る通信を補う信号のやり取りをする入出力ポートであ
る。2204は割り込みコントローラである。割り込み
コントローラ2204には、画像先端要求信号/PTO
Pとプリンタ状態変化信号/PCCRTが入力されてい
る。
【0086】2205はプリンタコントローラ2103
との通信を行うシリアル通信コントローラである。22
06は該通信コントローラでの通信を補う信号のやり取
りをする入出力ポートである。2207はゲートであ
り、プリンタから送られてきた信号をプリンタコントロ
ーラ2103へ送出するかどうかを制御する。
【0087】ゲート2207の制御が行われるのは、画
像先端要求信号/TOPとライン同期信号/LSYNC
によってである。2208はゲート機能及びフラグセッ
ト機能を有する制御回路であり、プリンタ状態変化信号
/CCRTを制御する。ゲート2207が開閉すること
により、エンジン制御部(DCコントローラ)2002
が発行したプリンタ状態変化信号/PCCRTをプリン
タコントローラ2103に伝えるかどうかを制御し、ま
た、フラグをセットすることにより、リーダコントロー
ラ106から、プリンタ状態変化信号/CCRTをプリ
ンタコントローラ2103に対して発行できる。220
9は全体を制御しているCPUである。[コピー時の動
作]以上の構成を備える本実施の形態例におけるフルカ
ラー原稿画像を読み取り、画像形成装置から出力する時
の制御方法を以下に説明する。操作部905上にある不
図示のコピー開始キーが入力されると、リーダコントロ
ーラ106は、コピーモード動作実行のために、ゲート
部2207及び信号制御2208を閉じ、また、セレク
タ2201を画像処理部902の出力が選ばれるように
設定する。
【0088】次いで、入出力ポート2203を用いてエ
ンジン制御部(DCコントローラ)2002に対してプ
リンタのレディ状態信号/PRDYをチェックにいく。
次に前記シリアル通信コントローラ2202を用いて、
各種設定を行う。
【0089】まず、記録紙の給紙段を指定のコマンドを
発行する。更に指定したカセットにある記録紙サイズを
要求するコマンドを発行する。これらの一連のコマンド
に対して、エンジン制御部(DCコントローラ)200
2は対応したステータスを返す。
【0090】次に、排紙口を指定するコマンドで排紙口
を決定し、何ページ画像を形成するかを指定するページ
モード指定コマンドを発行する。最後にモノクロ/カラ
ーの指定をするコマンドを発行することにより、プリン
タ側の全ての設定を終了する。
【0091】原稿給送装置801で原稿を原稿台上に給
送した後に、リーダコントローラ106はエンジン制御
部(DCコントローラ)2002に対して、プリント要
求/PPRNT信号を発生する。これに応答する形で所
定時間後にエンジン制御部(DCコントローラ)200
2から/PROP信号が返ってくる。これを割り込みコ
ントローラ2204で処理し、/PTOP信号と同期さ
せるように光学読み取り装置802を動作させる。
【0092】この/PTOP信号に垂直走査方向は同期
させて、更に/PLSYNC信号に水平方向を同期させ
て、/PVDO信号を/PVCLKに同期させ、光電変
換装置804から画像処理部902へ入力された信号を
エンジン制御部(DCコントローラ)2002へと転送
する。ここでは、カラーモードに設定したため、光学読
み取り装置2002を4回動作させ、4回発生させる/
PTOP信号に対してCMYK4色分の画像を形成する
事になる。
【0093】そして、最終の/PTOP信号の発生後、
/PPRNT信号をハイレベル(偽)に戻す。これによ
り、エンジン制御部(DCコントローラ)2002はプ
リント要求が終了したことを検知し、中間転写体のクリ
ーニング動作などの後処理に移行する。
【0094】更に、転写された記録紙は定着ローラを通
過後、指定された排紙口に排出される。最後にリーダコ
ントローラ106は、エンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002に対して、記録紙配送状態でない(排紙終
了)を確認した後、プリント終了となり、次のプリント
要求が発生するまで、レディ状態で待機する。
【0095】[プリント時の動作]本実施の形態例にお
けるプリンタコントローラ2103からの画像を画像形
成装置から出力するときの制御動作を以下説明する。
【0096】上述したコピー動作が終わった段階でリー
ダコントローラ106はレディ状態となる。この際、リ
ーダコントローラ106は、プリント時の動作のため
に、ゲート部2207と信号制御2208を開放する。
リーダコントローラ106は、入出力ポート2203を
用いてエンジン制御部(DCコントローラ)2002に
対してプリンタのレディ状態信号/PRDYをチェック
し、OKであれば入出力ポート2206を用いて、プリ
ンタコントローラ2103に対しプリンタのレディ状態
信号/CRDYをセットする。
【0097】次でプリンタコントローラ2103は各種
設定を行うために通信を行い、リーダコントローラ10
6はそれをシリアル通信コントローラ2205を用いて
受信し、CPU2209が解釈する。
【0098】その内容に従い、今度はリーダコントロー
ラ106がシリアル通信コントローラ2202を用いて
各種設定を行う。一連のコマンドに対して、エンジン制
御部(DCコントローラ)2002は対応したステータ
スをリーダコントローラ106に返し、リーダコントロ
ーラ106がシリアル通信コントローラ2202を用い
てそれを受信する。受信した内容はCPU2209が解
釈し、今度はシリアル通信コントローラ2205を用い
てプリンタコントローラ2103へ通信する。次いで、
プリンタコントローラ2103は、リーダコントローラ
106に対しプリント要求/CPRNT信号を発生す
る。リーダコントローラ106はプリント要求/CPR
NT信号を受けてエンジン制御部(DCコントローラ)
2002に対してプリント要求/PPRNT信号を発生
する。
【0099】これに応答する形で所定時間後にエンジン
制御部(DCコントローラ)2002から/PTOP信
号が返ってくる。これをゲート制御部2208で通し、
/CTOP信号として、リーダコントローラ106に返
す。リーダコントローラ106ではこの/CTOP信号
に垂直走査方向は同期させて、更に/PLSYNC信号
がゲート制御部2207を通って来た/CLSYNC信
号に水平方向を同期させて、/CVDO信号を/CVC
LKに同期させ、リーダコントローラ106へと転送す
る。
【0100】リーダコントローラ106においては、セ
レクタ2201がプリンタコントローラ2103から送
られてきた信号を選択するように設定されており、プリ
ンタコントローラ2103から送られてきた信号が/P
VCLK,/PVDOEN,/PVDOとして、エンジ
ン制御部(DCコントローラ)2002へと送出され
る。
【0101】[プリント時の動作とコピー時の動作の差
異]ここで、上述したプリント時の動作とコピー時の動
作の差異について、画像送出タイミングに関して説明す
る。
【0102】プリンタコントローラ2103の構成に関
して詳細な説明は省略するが、内部に画像メモリを有し
ており、印刷するための画像データはそこに事前に用意
されている。従って、エンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002より送られてきた画像先端要求信号/TO
P信号に対して、印刷データ/VDOを出力出来るまで
に要する時間は電気的遅延時間だけである。
【0103】それに対して、コピーモード動作時におい
ては、光学読み取り装置802を移動させながら原稿を
読み取り、画像データを出力するものである。図12に
示すように、読み取り装置を停止している状態から、原
稿を読み取る高速で移動している状態にするまでには、
加速していくための時間が必要であり、例えば数100
mS程度の時間を要する。
【0104】従って、エンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002は、コピーモード時の画像先端要求信号/
TOP信号をプリントモード時の該信号と同じタイミン
グに送出していては、プリンタエンジン部に印刷画像デ
ータ/VDOが到達するのはコピーモードの方が数10
0mS遅れてしまうことになる。そのための対応として
/TOPをコピー時はプリント時より早く送出する方法
がある。
【0105】この方法を採用する際においてはリーダコ
ントローラ106内の構成は図11に示す構成でよく、
コピーモード時はリーダコントローラ106は/TOP
信号により原稿読み取り装置の移動を開始させる様に制
御すればよい。
【0106】但し、プリンタエンジン部に印刷画像デー
タ/VDOを送るタイミングをコピーモード時とプリン
トモード時で同期を取るための方法として、第2案とし
て、コピーモード時用に別信号(RSTART)を設け
る方法がある。
【0107】この第2案を行うにはリーダコントローラ
106は図13に示す構成を備える必要がある。すなわ
ち、エンジン制御部(DCコントローラ)2002から
送出される画像先端要求信号/PTOPは、プリンタコ
ントローラ2103がプリントを行う場合にのみ必要な
信号であり、リーダコントローラ106の割り込みコン
トローラに入力する必要はない。また、エンジン制御部
(DCコントローラ)2002から送出される読み取り
装置移動開始要求信号/RSTARTはコピーモード時
のみ必要な信号であり、プリンタコントローラ2103
に送出する必要はない。
【0108】[設定コマンドに対する制御]次に本実施
の形態例の特徴的な制御について説明する。プリンタコ
ントローラ2103とエンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002の間に、リーダコントローラ106が接続
されたことでプリンタコントローラ2103とエンジン
制御部(DCコントローラ)2002間の通信は以下の
ようになる。
【0109】リーダコントローラ106がエンジン制御
部(DCコントローラ)2002を利用して原稿画像を
読み取って出力している場合(複写機モード)、プリン
タコントローラ2103からプリンタに対して設定コマ
ンド、例えば給紙カセット変更コマンドが発行された場
合を説明する。
【0110】図14及び図15は、間にリーダコントロ
ーラ106が入らない場合すなわち図1及び図2の構成
におけるコマンド発行シーケンスを示すフローチャート
であり、図14はプリンタコントローラ2103内での
処理を示すフローチャートであり、図15はエンジン制
御部(DCコントローラ)2002における処理を示す
フローチャートである。
【0111】プリンタコントローラ2103はステップ
S1で給紙カセット変更コマンドを発行する。その後、
ステップS2においてエンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002からの応答を待つ。応答が来たところでス
テップS2よりステップS3に進み、コマンド実行が成
功したか否かを判定する。コマンド実行が成功すれば一
連の処理を正常に終了する。
【0112】一方、ステップS3でコマンド実行が成功
しなかった場合にはステップS4に進み、対応するエラ
ー処理を実行する。
【0113】このようにして一連のコマンド発行シーケ
ンスを終了する。エンジン制御部(DCコントローラ)
2002は、プリンタコントローラ2103からのコマ
ンドを受けたところでコマンドの内容を判定し、給紙カ
セット変更コマンドの場合には変更が成功したところで
プリンタコントローラ2103にコマンド実行成功を通
知する。
【0114】これに対して図17及び図16では間にリ
ーダコントローラ106が入ったときすなわち図10の
構成におけるリーダコントローラ106における制御を
示すフローチャートである。なお、プリンタコントロー
ラ2103とエンジン制御部(DCコントローラ)20
02は、先に図14及び図15に示した説明と全く同等
な制御を行う。
【0115】図16はプリンタコントローラ2103か
ら来たコマンドに対する受信と、プリンタコントローラ
2103にステータスを返す制御を説明するためのフロ
ーチャート、図17はリーダコントローラ106の状態
に影響を与えずにプリンタコントローラ2103から受
けたコマンドをエンジン制御部(DCコントローラ)2
002に対して発行できる状態になった場合の制御を示
すフローチャートである。
【0116】図16において、リーダコントローラ10
6は、先ずステップS31において、プリンタコントロ
ーラ2103から図10、図11に示す/CCMD信号
ラインを通じ、シリアル通信コントローラ2205にて
コマンドを受信するのを監視する。そして、プリンタコ
ントローラ2103からのコマンドを受信するとステッ
プS31よりステップS32に進み、現在そのコマンド
をそのままエンジン制御部(DCコントローラ)200
2に発行してよい状態か否かを判定する。
【0117】例えば、リーダコントローラ106が給紙
カセットを指定して複写動作をしている場合など、プリ
ンタコントローラ2103から送られてきた給紙カセッ
ト変更コマンドをエンジン制御部(DCコントローラ)
2002に対してそのまま発行してしまうと複写動作が
正常に実行されなくなる状態の場合には、ステップS3
2よりステップS37に進み、エンジン制御部(DCコ
ントローラ)2002に対してコマンドを発行せずに、
プリンタコントローラ2103からエンジン制御部(D
Cコントローラ)2002に対して発行するコマンドを
発行順に格納するエンジン・コマンド・キューに積む。
【0118】そして続くステップステップ36におい
て、コマンドに対する応答をプリンタコントローラ21
03に返さなくてはならないので、擬似的にリーダコン
トローラ106からコマンド実行が成功したとしてシリ
アル通信コントローラ2205を用いて、プリンタコン
トローラ2103に/CSTS信号ラインを通じて返信
する。そして、ステップS31に戻り、次のコマンドの
受信に備える。
【0119】一方、ステップS32において、現在、リ
ーダコントローラ106がコピーモードの動作を行うた
めにエンジン制御部(DCコントローラ)2002に対
して実行中の命令が何も無い場合等、受信したコマンド
をそのままエンジン制御部(DCコントローラ)200
2に発行してよい状態である場合にはステップS33に
進む。
【0120】ステップS33では、エンジン制御部(D
Cコントローラ)2002に対して、先にプリンタコン
トローラ2103から送られてきたコマンドと同じコマ
ンドをシリアル通信コントローラ2202を用い、信号
ライン/PCMDを通して発行する。
【0121】エンジン制御部(DCコントローラ)20
02からはコマンド実行が完了すると/PSTS信号ラ
インを通じて、リーダコントローラ106に応答が返っ
てくる。このため、リーダコントローラ106は、続く
ステップS34において、エンジン制御部(DCコント
ローラ)2002から応答が返ってくるのを監視する。
【0122】そして、エンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002から応答が返ってくるとステップS35に
進み、コマンド実行が成功した旨の応答か否かを調べ
る。コマンド実行が成功した場合にはステップS36に
進み、リーダコントローラ106からコマンド実行が成
功したとしてシリアル通信コントローラ2205を用い
て、プリンタコントローラ2103に/CSTS信号ラ
インを通じて応答を返信する。そして、ステップS31
に戻り、次のコマンドの受信に備える。
【0123】一方、ステップS35において、コマンド
実行が不成功である旨の応答であった場合にはステップ
S38に進み、対応するエラー処理を実行する。例え
ば、プリンタコントローラ2103に対してエラー状態
を報知するなどの対応するエラー処理を行う。
【0124】次に図17を用いて、リーダコントローラ
106は自身の状態に影響を与えずにプリンタコントロ
ーラ2103から受けたコマンドをエンジン制御部(D
Cコントローラ)2002に対して発行できる状態にな
った場合について説明する。
【0125】即ち、リーダコントローラ106はステッ
プS21において、自身の状態に影響を与えずにプリン
タコントローラ2103から受けたコマンドをエンジン
制御部(DCコントローラ)2002に対して発行でき
る状態となるのを監視する。そして、プリンタコントロ
ーラ2103から受けたコマンドをエンジン制御部(D
Cコントローラ)2002に対して発行できる状態とな
るとステップS22に進み、エンジン制御部(DCコン
トローラ)2002に対して、シリアル通信コントロー
ラ2202を用い、信号ライン/PCMDを通してエン
ジンコマンドキューに積まれているコマンドのうちの最
初に積まれたコマンドを発行する。
【0126】続くステップS23において、エンジン制
御部(DCコントローラ)2002から応答が返ってく
るのを監視する。そして、エンジン制御部(DCコント
ローラ)2002から応答が返ってくるとステップS3
4に進み、コマンド実行が成功した旨の応答か否かを調
べる。
【0127】コマンド実行が成功した場合にはステップ
S25に進み、エンジン・コマンド・キューからこのコ
マンド分を削除する。そして、ステップS21に戻り、
次の、エンジン・コマンド・キューに積まれたコマンド
の発行を行う。
【0128】一方、ステップS24において、コマンド
実行が不成功である旨の応答であった場合にはステップ
S26に進み、対応するエラー処理を実行する。例え
ば、プリンタコントローラ2103に対してエラー状態
を報知するなどの対応するエラー処理を行う。
【0129】以上のように間にリーダコントローラ10
6が入った構成の場合でもプリンタコントローラ210
3からエンジン制御部(DCコントローラ)2002へ
の通常のコマンド発行に際して、動作に不整合性を出す
ことなくコマンド処理シーケンスを動かすことが出来
る。
【0130】[状態変化信号に対する制御]次に、リー
ダコントローラ106が間に入った構成において、エン
ジン側の状態変化、例えば何らかのエラー発生状態にな
ったことが/PCCRTを利用してエンジン制御部(D
Cコントローラ)2002側からリーダコントローラ1
06に伝達された場合の処理について説明する。
【0131】リーダが間に入る構成の場合、リーダコン
トローラ106側とプリンタコントローラ2103側に
おいて、知りたい状態の変化が異なる可能性がある。例
えば搬送中の紙がジャムるような状態変化が発生する場
合である。
【0132】プリンタエンジン部がリーダコントローラ
106の制御下で複写動作しているときにジャムが発生
したとすると、この状態はリーダコントローラ106だ
けが知りたい状態である。プリンタコントローラ210
3としては、自身が出力している最中のジャムではない
ので、もしこの状態を知らされたとしても適切な後処理
を実施できない。
【0133】また、リーダコントローラ106と同等な
制御系を載せようとすると、両コントローラ上に他方が
持つべきジャム処理制御のソフトウエアをも持つことに
なるので重複搭載となり、設計工数上、品質評価上、ソ
フトウエアの容量上で多くの無駄が発生することにな
る。
【0134】従って基本的にはプリントモード時にはプ
リンタコントローラ2103に対して通知し、コピーモ
ード時にはリーダコントローラ106に通知すればよい
ことになる。
【0135】ただし、コピーモードにおいても、プリン
タコントローラ2103がエンジンの状態変化信号が欲
しい場合もある。例えばカセットサイズの変更や紙無し
などの情報はプリンタコントローラ2103にも通知す
る必要がある。これらはエンジン制御部(DCコントロ
ーラ)2002で状態変化信号が発行されてから各コン
トローラにて処理が行われるまでの時間を厳しく問う物
ではない。
【0136】そこで、本実施の形態例のリーダコントロ
ーラ106においては、状態変化信号に対する制御とし
て図18に示す処理が行われる。
【0137】すなわち、リーダコントローラ106がエ
ンジン制御部(DCコントローラ)2002を制御して
いるコピーモード時においては、制御回路2208のゲ
ート機能を用いてエンジン制御部(DCコントローラ)
2002から通知されてきた状態変化信号/PCCRT
をプリンタコントローラ2103に対してはマスクし、
リーダコントローラ106のみが割り込みコントローラ
2204を通して受信する。
【0138】リーダコントローラ106は、まず図18
のステップS41において、/PCCRT信号が真にな
るのを監視する。そして、/PCCRT信号が真になっ
た時点でステップS42に進み、リーダコントローラ1
06は状態変化を取得するコマンドをエンジン制御部
(DCコントローラ)2002に対して発行する。
【0139】その後ステップS43でこのコマンドに対
するエンジン制御部(DCコントローラ)2002から
の返答を待つ。エンジン制御部(DCコントローラ)2
002からの返答が戻ってきたらステップS44に進
み、返答ステータスを見て、エンジンの状態変化の内容
を把握する。
【0140】そして、ステップS45において、返答ス
テータスの内容がプリンタに関する状態変化であり、プ
リンタコントローラ2103にも通知する内容かどうか
を判断する。例えば、給紙カセット・サイズが変更され
た様な状態変化は通知する状態変化であると判断する。
プリンタコントローラ2103にも通知する内容である
と判断された場合にはステップS46に進み、制御回路
2208を用いて、フラグをセットし、状態変化信号/
CCCRTを発生させ、プリンタコントローラ2103
に通知する。
【0141】続いてステップS47においてプリンタコ
ントローラ2103からの状態変化問い合わせを待つ。
問合わせがあるとステップS48に進み、エンジン制御
部(DCコントローラ)2002から受けた状態変化を
ステータスとして返信する。そして、ステップS49に
おいて、エンジン制御部(DCコントローラ)2002
を制御しているプリントモード時においては、前記制御
回路2208のゲート機能開放し、エンジン制御部(D
Cコントローラ)2002から通知されてきた状態変化
信号/PCCRTを、状態変化信号/CCCRTとして
プリンタコントローラ2103に対して通知する。そし
て処理を終了する。
【0142】一方、ステップS45でプリンタに関する
状態変化ではなく、プリンタコントローラ2103に通
知するべき内容でないと判断された場合にはステップS
50に進み、リーダコントローラ106内部で状態変化
に対する処理をして当該処理を終了する。
【0143】[実行コマンドに対する制御]次に、本実
施の形態例における実行コマンドの制御に関して説明す
る。例えば、プリンタコントローラ2103とリーダコ
ントローラ106がエンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002に対して同時に使用要求を出した場合につ
いてリーダコントローラ106がどのように制御するか
について説明を行う。
【0144】図19は、コピー動作中にプリント要求が
発生した場合のデータの所在とそのやり取りを表した図
である。コピー動作中にプリント要求が発生した場合、
エンジン制御部(DCコントローラ)2002は、リー
ダコントローラ106から送られてくる画像信号/PV
DOを受け取り画像形成を行っている。
【0145】その動作は、図7で説明したように、給紙
カセット指定や排紙口指定、画像形成モードといった設
定を、リーダコントローラ106とエンジン制御部(D
Cコントローラ)2002の間のシリアル通信で設定済
みである。
【0146】図19において、1301は各種設定値の
バッファであり、リーダコントローラ106が自分でエ
ンジン制御部(DCコントローラ)2002に設定した
値及びプリンタコントローラ2103がエンジン制御部
(DCコントローラ)2002に設定した値が格納され
ている。バッファ1301に示した各種設定値のうち、
リーダ用の設定値には前述した指定値が格納されている
ことになる。
【0147】ここで、コピー動作中にプリンタコントロ
ーラ2103からプリント要求が発生した場合に、コピ
ー動作に割り込んでプリントアウトが行われることは、
ユーザビリティの観点からも考えづらい。
【0148】そこで、本実施の形態例においては、この
状況でのプリント要求はコピー動作が終了するまで延期
されることになる。しかし、プリンタコントローラ21
03からの/CCMDに対して、/CSTSを返さなけ
ればならない。そこで1301の設定値のうち、PDL
用の設定値にプリンタからの設定値のみは要求に応じて
設定しておく。
【0149】リーダ用の設定値とPDL用の設定値が異
なる場合には、コピー動作が終了してプリンタ動作を開
始する前に、リーダコントローラ106からエンジン制
御部(DCコントローラ)2002に設定を行えばよ
い。具体例で説明すると次のようになる。
【0150】現在は、コピー動作中であり、上段のカセ
ットから給紙し、フェイスアップ排出口に排する設定と
なっており、画像形成モードも原稿がカラーだという判
定の元にカラーモードと設定されていたとする。
【0151】ここで、プリンタコントローラ2103か
らプリント要求が発生した場合、プリント実行自体は延
期されるが、各種設定は行うことができる。プリント要
求は、上段のカセットから給紙し、フェイスダウン排出
口に排出、更に白黒画像を出力する要求であるとする。
【0152】給紙カセット指定については、リーダコン
トローラ106、プリンタコントローラ2103とも上
段カセットを指定している。従ってコピー動作が終了
し、プリント動作に切り替わった時にも、エンジン制御
部(DCコントローラ)2002に対して給紙段カセッ
ト指定コマンドを発行する必要がない。
【0153】排出口と画像形成モードについては、コピ
ー動作とプリント動作では指定が異なるために、コピー
動作が終了した時点でリーダコントローラ106からエ
ンジン制御部(DCコントローラ)2002に対して改
めて排紙口指定、画像形成モード指定のコマンドを発行
する必要がある。
【0154】以上のように、リーダコントローラ106
は、プリンタコントローラ2103からのコマンドに対
して、エンジン制御部(DCコントローラ)2002へ
のコマンド実行を延期させるだけの判断をおこなってい
るのではなく、リーダコントローラ106が既にエンジ
ン制御部(DCコントローラ)2002に対して設定済
みのものについては、重複して設定することがないよう
な判断を行う。
【0155】次に図20を用いて、本実施の形態例にお
けるプリント動作中にコピー要求が発生した場合につい
て説明する。図20は本実施の形態例におけるプリント
動作中にコピー要求が発生した場合の処理を示す図であ
る。
【0156】この場合、図19の場合と逆でユーザビリ
ティの観点からは、コピー機の前でコピーボタンを押そ
うとしても、プリント動作中でコピーできないよりは、
割り込む形でコピー動作を実行できた方がよい。
【0157】そこで、この場合にはプリンタコントロー
ラ2103から送られた/CVDOがセレクタ2201
で選ばれ、/PVDOとしてエンジン制御部(DCコン
トローラ)2002に送られている。仮に図19で説明
したものと全く同じ設定で、プリンタコントローラ21
03からの設定は上段カセット、フェイスダウン排出
口、白黒画像モードであるとする。
【0158】エンジン制御部(DCコントローラ)20
02は、プリンタコントローラ2103からの/PPR
NT信号がハイレベル(偽)になった時に終了をはじめ
て検知できるので、何枚プリントアウトされるかは知ら
ない。ここではプリンタは4枚の画像をプリントアウト
しようとしていると仮定する。
【0159】リーダから割込でコピー動作要求をしなけ
れば、図5で示す画像タイミングのように、エンジン制
御部(DCコントローラ)2002から/PTOP信号
が4つ発生され、それに応じて画像がプリンタコントロ
ーラ2103からリーダコントローラ106を介して、
エンジン制御部(DCコントローラ)2002へ送られ
る。
【0160】そこで、2枚目のプリントアウト中に、カ
ラー原稿の1枚コピーという割込コピー要求がリーダコ
ントローラ106に発生したと仮定する。図21を用い
てこれを説明する。図21は本実施の形態例における割
込コピー要求がリーダコントローラに発生した場合の制
御のタイミングチャートである。
【0161】プリンタコントローラ2103からの/C
PRNT要求により、リーダコントローラ106は/P
PRNT要求をエンジン制御部(DCコントローラ)2
002に対して発行し、エンジン制御部(DCコントロ
ーラ)2002から/PTOP信号がリーダコントロー
ラ106を介して/CTOP信号としてプリンタコント
ローラ2103に供給される。このようにして、150
1に示す1枚目の画像と、1502に示す2枚目の画像
のプリント動作は実行される。
【0162】ここで、2枚目のプリントアウト動作中
に、割込コピー要求をリーダコントローラ106が発生
した場合を説明する。リーダコントローラ106は、プ
リンタコントローラ2103に対して、/CCCRT信
号を発生する。これは実際にエンジンの状態が変化した
のではなく、リーダがプリンタエンジンを獲得するため
にプリンタコントローラ2103にエンジンの開放を要
求するものである。/CCCRT信号の発生は前述した
ように制御部2208を用いて行う。
【0163】この/CCCRT信号に対してプリンタコ
ントローラ2103は、エンジンの状態ステータスをチ
ェックするためのコマンドを発行し、リーダコントロー
ラ106はそれに対して、“コピー動作中”であるとい
うステータスをプリンタコントローラ2103に返す。
【0164】これにより、プリンタコントローラ210
3は、/CPRNT信号をロウレベル(真)にしたまま
の状態で、エンジンがコピー動作中である事を検知し
て、/CTOP信号がくるのを待ち続ける。コピー状態
でなければ、/CPRNTをロウレベル(真)にしたま
ま/CTOPが来ない場合は一定時間後にタイムアウト
エラーとなるが、コピー状態の場合には、プリンタコン
トローラ2103側でタイムアウトを解除し、永久に/
CTOP信号を待ち続けるように設定する。
【0165】本実施の形態例の場合には、エンジン制御
部(DCコントローラ)2002から送られてくる/P
TOP信号はコピー動作を行うためのものであり、リー
ダコントローラ106側で/PTOP信号を使用する。
【0166】また、1505で示すように、エンジン側
から送られてきた/PTOP信号をプリンタコントロー
ラ2103へはマスクすることになる。実際にリーダコ
ントローラ106で生成される画像信号は1506の画
像信号のみである。
【0167】そして、割込コピーが1枚終了したのち、
再び/PTOPの信号のマスクを外し、/CTOPとし
てプリンタコントローラ2103へ送出することによ
り、プリンタコントローラ2103からの画像1503
と1504をエンジン制御部(DCコントローラ)20
02へプリントアウトすることができる。
【0168】以上の説明の如く制御することにより、プ
リント動作中の割込コピー動作を実現することができ
る。
【0169】このように、プリンタコントローラ210
3やリーダコントローラ106の状態に応じて、プリン
タエンジンをどちらが獲得するかなどのタイミングでコ
マンドを発行するかを全てリーダコントローラ106が
場合に応じて判断し、制御することにより、1つのエン
ジンに対して、2つのコントローラからの要求を実現す
ることができる。
【0170】[設定内容確認コマンドに対する制御]次
に、本実施の形態例におけるプリンタコントローラ21
03が設定内容確認コマンドを発行した場合の制御につ
いて説明する。
【0171】プリンタコントローラ2103がエンジン
制御部(DCコントローラ)2002に設定されている
状態を確認したいことが発生した場合、プリンタコント
ローラ2103は、設定内容確認コマンドを/CCMD
を通して発行する。それを受信したリーダコントローラ
106は図19の設定値格納バッファをチェックし、プ
リンタコントローラ2103が確認したい内容が設定値
格納バッファのなかにあるならば、その内容を読み出
し、/CSTSを通してプリンタコントローラ2103
に通知する。
【0172】また、図19の設定値格納バッファに無い
内容ならば、リーダコントローラ106は設定内容確認
コマンドを/PCMDを通して発行する。エンジン制御
部(DCコントローラ)2002はその内容を読み出
し、設定内容を/PSTSを通してリーダコントローラ
106に通知し、リーダコントローラ106はその内容
を/CSTSを通してプリンタコントローラ2103に
通知する。
【0173】[2枚貼りモードコピー時のリーダコント
ローラ106による片側定着ヒータ非通電制御]リーダ
部とプリンタ部を接続したときは図9に示す構成とな
り、原稿読み取り装置で読み取られた画像データ信号の
流れは前記に説明した通りであるが、ここでは印刷装置
が図9に見られるような中間転写体を用い、これに2枚
貼りモードでトナー画像を貼り付けるときのプリンタの
動作について説明する。
【0174】リーダコントローラ106は前記で説明し
たように給紙口、排紙口、色モード各種設定を行い、2
枚貼りページ形成モードを設定してから、/PPRNT
信号をロウレベル(真)にする。
【0175】印刷装置は、/PPRNT信号がロウレベ
ル(真)であることを確認した時点で、リーダコントロ
ーラ106側に所定のタイミングで/PTOP信号を送
信する。前記のように/RTOP信号を基準として、所
定のタイミングでリーダコントローラ106は自動原稿
給紙装置801から原稿を原稿台にセットし、原稿をス
キャンする。ここでは、ページ形成モードは2枚貼りモ
ードでコピー動作させるので、/RTOP信号はエンジ
ン制御部(DCコントローラ)2002からリーダコン
トローラ106に対して所定のタイミングで2回出力さ
れる。ここでいう所定のタイミングとは中間転写体に画
像が2ページ分形成されるようなタイミングのことをい
う。
【0176】スキャンされた原稿の画像データは、画像
処理部にて画素ごとに画像信号に変換され、その画像デ
ータがビデオ信号として所定のタイミングでエンジン制
御部(DCコントローラ)2002に出力される。
【0177】印刷装置側の2枚貼りページ形成モードで
は、画像間の距離が狭ければ狭いほど、2イメージ目の
ホームポジションまでリーダスキャナを戻す時間が短く
なるため、ホームポジションまでに戻す作業(以後「バ
ックスキャン」と称す。)を実行するためのスキャナモ
ータにかかる負荷が大きくなり、またその分消費電力も
大きくなる。
【0178】また、バックスキャンのみならず、自動原
稿給紙装置を使用している場合には、次の原稿交換もこ
の間に実行しなければならないため、この間の消費電力
は相当に大きくなる。
【0179】そこで、本実施の形態例においては、1回
目の原稿スキャンが終了した時点で、リーダコントロー
ラ106部はエンジン制御部(DCコントローラ)20
02に対して、片側の定着ヒータ407を強制的に非通
電状態にさせるべく図10に示す定着ヒータ制御信号/
STOPHEAT信号をロウレベル(真)にする。
【0180】/STOPHEAT信号は、図10に図示
されるように、リーダコントローラ106からエンジン
制御部(DCコントローラ)2002に対して図示しな
い定着ヒータのいずれかを通電させないようにするため
の制御信号であり、エンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002はこの信号がロウレベル(真)になると定
着ヒータのいずれかが非通電状態になるように制御す
る。
【0181】/STOPHEAT信号を受信したエンジ
ン制御部(DCコントローラ)2002は、図示されな
い定着ローラ407および加圧ローラ内部の定着ヒータ
が同時にONしないように制御する。
【0182】リーダコントローラ106はバックスキャ
ンが終了すると、/STOPHEAT信号をハイレベル
(偽)とし、エンジン制御部(DCコントローラ)20
02は通常の定着ヒータ制御に戻る。
【0183】また、エンジン制御部(DCコントロー
ラ)2002はページ形成モードが2枚貼りページ形成
モードの時以外は/STOPHEAT信号を受信しても
片側通電状態とならないようにしている。というのは、
片側通電状態にするということは本来の定着制御ではな
いため、多用しすぎると定着性が悪化してしまうからで
ある。
【0184】図22に/STOPHEAT信号受信時の
それぞれの定着ヒータの制御例を示す。図22に示され
るように、/STOPHEATがロウレベル(真)の間
はそれぞれの定着ヒータは同時にONすることなく、ど
ちらかが必ず電流非通電状態となっている。
【0185】以上説明したように本発明の実施の形態例
によれば、原稿読み取り装置から読み取られた画像デー
タを2枚貼りページ形成モードで印刷動作を行う場合に
は、その画像間はリーダコントローラ側から定着ローラ
および加圧ローラ内部にあるいずれかの定着ヒータを強
制的に通電させないように制御することで、画像間の距
離が狭くても片側の定着ヒータを強制的に切断するよう
に制御することで、トータル消費電力が大きくなってし
まうのを防ぐことが可能となる。
【0186】[他の実施形態]なお、本発明は、複数の機
器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,
リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用
しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,フ
ァクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0187】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0188】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0189】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0190】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0191】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0192】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0193】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
着機の加熱ヒータの加熱制御を適切に行うことにより、
消費電力を抑えることが可能となる。例えば、中間転写
体に1つの画像を形成してから、次の画像を形成するま
での時間があると考えられるような場合に、加熱ヒータ
の加熱時間を低く抑えることができ、装置全体の消費電
力の増加を抑えることができる。
【0194】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の印刷装置
を示す概観図である。
【図2】図1に示す本実施の形態例におけるビデオI/
FプリンタコントローラとDCコントローラを接続して
いるビデオI/Fの詳細を説明するための図である。
【図3】図2に示すビデオI/F信号一覧を示す図であ
る。
【図4】本実施の形態例におけるプリンタを前面から見
た記録紙搬送制御を示す図である。
【図5】本実施の形態例におけるビデオI/Fの画像信
号タイミングを示す図である。
【図6】本実施の形態例におけるビデオI/Fのシリア
ル通信のタイミングを示す図である。
【図7】本実施の形態例における印刷出力時におけるプ
リンタコントローラとエンジン制御部(DCコントロー
ラ)間のコマンド/ステータスのやり取りを示す図であ
る。
【図8】本実施の形態例におけるプリンタコントローラ
とDCコントローラとの間にリーダコントローラを接続
して複写機とした全体構成図である。
【図9】本実施の形態例における複写機とした場合の外
観図である。
【図10】本実施の形態例におけるリーダコントローラ
を装着した場合の各構成間の電気的な接続を表す構成図
である。
【図11】本実施の形態例におけるリーダコントローラ
の詳細構成を示すブロック図である。
【図12】本実施の形態例におけるコピー動作時とプリ
ント動作時のタイミング差を説明するための図である。
【図13】本実施の形態例におけるリーダコントローラ
の別の詳細構成例を示すブロック図である。
【図14】本実施の形態例における間にリーダコントロ
ーラが入らない場合におけるプリンタコントローラ内で
のコマンド発行シーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図15】本実施の形態例における間にリーダコントロ
ーラが入らない場合におけるDCコントローラにおける
コマンド発行シーケンスを示すフローチャートである。
【図16】本実施の形態例におけるリーダコントローラ
におけるプリンタコントローラから受けたコマンドをD
Cコントローラに対して発行できる状態になった場合の
制御を示すフローチャートである。
【図17】本実施の形態例におけるリーダコントローラ
におけるプリンタコントローラから来たコマンドに対す
る受信と、プリンタコントローラにステータスを返す制
御を説明するためのフローチャートである。
【図18】本実施の形態例のリーダコントローラを装着
した場合における、/CCRTにおける状態変化の処理
を示すフローチャートである。
【図19】本実施の形態例におけるコピー動作中にプリ
ント要求が発生した場合のデータの所在とそのやり取り
を表した図である。
【図20】本実施の形態例におけるプリント動作中にコ
ピー要求が発生した場合の処理を示す図である。
【図21】本実施の形態例における割込コピー要求がリ
ーダコントローラに発生した場合の制御のタイミングチ
ャートである。
【図22】本実施の形態例における/STOPHEAT
信号受信状態時の定着ヒータ制御を説明するための図で
ある。
【図23】一般的なプリンタのシステム接続図である。
【図24】従来のリーダの装着の仕方を示す図である。
【図25】従来のリーダの装着の仕方を示す図である。
【符号の説明】
101 リーダ枠体 106 リーダコントローラ 2001 プリンタ本体 2103 プリンタコントローラ 2002 エンジン制御部(DCコントローラ) 2104 ホストコンピュータ 2201 セレクタ 2207 ゲート 2208 制御回路 1301 設定値バッファ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成されたトナー画像を中間
    転写体上に1次転写し、中間転写体上に形成されたトナ
    ー画像をさらに記録媒体に2次転写し、内部に少なくと
    も2つの加熱ヒータを有する定着部にて記録媒体にトナ
    ーを定着させて画像を形成する画像処理装置における画
    像形成方法であって、 前記中間転写体に複数の画像を転写して前記記録媒体に
    転写させる複数画像形成動作モード実行時において、少
    なくとも、前記中間転写体に1つの画像を転写してから
    次の画像を転写するまでの間、前記2つの加熱ヒータの
    うちのいずれか一方を付勢し、同時に全ての加熱ヒータ
    による加熱が起きないように制御することを特徴とする
    画像形成方法。
  2. 【請求項2】 感光体上に形成されたトナー画像を中間
    転写体上に1次転写し、中間転写体上に形成されたトナ
    ー画像をさらに記録媒体に2次転写し、内部に少なくと
    も2つの加熱ヒータを有する定着部にて記録媒体にトナ
    ーを定着させて画像を形成する画像処理装置における画
    像形成方法であって、 前記加熱ヒータのうちのいずれかを付勢し、同時に全て
    の加熱ヒータによる加熱が起きないように制御すること
    を特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記感光体上に形成される画像は、原稿
    読み取り装置により読み込まれる画像であり、前記中間
    転写体に複数の画像を転写する際には連続して読み取っ
    た原稿画像を前記感光体上に形成する者であることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成方
    法。
  4. 【請求項4】 感光体上に形成されたトナー画像を中間
    転写体上に1次転写し、中間転写体上に形成されたトナ
    ー画像をさらに記録媒体に2次転写し、内部に少なくと
    も2つの加熱ヒータを有する定着部にて記録媒体にトナ
    ーを定着させて画像を形成するプリンタエンジン部を有
    する画像処理装置であって、 前記2つの加熱ヒータの加熱制御を行う制御手段を備
    え、 前記制御手段は、前記加熱ヒータのうちのいずれかを付
    勢し、同時に全ての加熱ヒータによる加熱が起きないよ
    うに制御することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿画像を読み取る画像読取部を備え、 前記画像読取部よりの読み取り画像を前記プリンタエン
    ジン部の前記感光体上に形成することを特徴とする請求
    項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像読取部を制御する読み取り制御
    手段を前記プリンタエンジン部を制御するプリンタ制御
    手段と前記プリンタエンジン部間に設け、前記プリンタ
    制御手段と前記プリンタエンジン部間の制御情報などを
    前記読み取り制御手段を介して授受することを特徴とす
    る請求項4記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記プリンタエンジン部の中間転写体上
    に前記感光体上より少なくとも2回に渡り1次転写画像
    を形成してから前記記録媒体に前記中間転写体に形成し
    た画像を2次転写する2枚貼りページ形成が可能であ
    り、前記制御手段は当該2枚貼りページ形成時に前記加
    熱ヒータのうちのいずれかを付勢し、同時に全ての加熱
    ヒータによる加熱が起きないように制御することを特徴
    とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記読み取り制御手段は、前記画像読取
    部での読み取り画像を前記プリンタエンジン部より画像
    形成する時に前記制御手段による加熱ヒータの加熱制御
    を行うことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1乃至請求項8のいずれかに
    記載の機能を実現するコンピュータプログラム列。
  10. 【請求項10】 前記請求項1乃至請求項8のいずれか
    に記載の機能を実現するコンピュータプログラムを記憶
    したコンピュータ可読記録媒体。
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