JP4272715B2 - 電源制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、プリンタ装置にスキャナ装置を付加して複写機化する場合にそれぞれの装置への電源の供給およびその遮断を制御する電源制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータの目覚ましい普及によりカラープリンタの技術も進歩し、高画質化が進んでいる。こうした状況では、カラープリンタを買ったユーザーがのちにスキャナを付加して複写機として使用したいという要求が出てくることが予想される。
【0003】
以下に複写機化を図る場合について図24を用いて説明する。図24は複写機化を図った場合のシステム構成例を示すブロック図である。図24(a)ではホストコンピュータとプリンタで構成されたシステムに画像読み取り装置を装着した場合を示しており、画像読み取り装置(スキャナ)2501で読み取った原稿画像をホストコンピュータ2104に送信し、その画像データ2101をプリンタコントローラ2103を介してプリンタ2102で出力するようにしている。ところでこのような複写機化を図る場合、一度、原稿画像をホストコンピュータ2104に取り込んでからプリンタ2101で出力するため、出力するのに時間がかかる。一方、図24(b)に示すように、画像読み取り装置2501で読み取った原稿画像に相当する画像データ2101をネットワーク2105,プリンタコントローラ2103を介してプリンタ2102で出力するようにしている。この場合の装置の電源のオン・オフは画像読み取り装置2501,プリンタ2101それぞれの電源スイッチにより行っている。
【0004】
図25は画像データの経路を示すブロック図である。ホストコンピュータ2104中の画像データはコントローラ部2602を通りセレクタ部2603に入力される。また、リーダー部2501で読み取った画像に相当する画像データはセレクタ部2603に入力される。そして、セレクタ部2603でホストコンピュータ2104の画像データもしくはリーダー部2501の画像データが選択され、プリンタエンジン部2102に送られて画像形成動作が行われるようになっている。
【0005】
また、安全面では、装置の漏電によりビル全体のブレーカを落とすことを防止するなどのために、複写機に漏電ブレーカを搭載しようという動きが徐々に高まってきている。漏電ブレーカとは図26に示すように負荷2706(本実施例では複写機)に供給されるAC電源2701の行きの電流2704と帰りの電流2705の差2710(人2708が活電部に触れることによって生じた漏れ電流2707が差になる)をZCT2703(零相変流器)で検知、さらにAMP2709で増幅し、あらかじめ決められた漏電電流がある時間以上流れたと判断された場合、トリップコイル2712がトリップし、ブレーカ接点部2702がOFFされる構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の電源制御システムにおいては、プリンタにリーダー(スキャナ)を直接接続した場合、メインスイッチがプリンタ,リーダーそれぞれにあるためにそれぞれのスイッチに対してオン・オフすることが必要となり、ユーザーのミス操作を招きやすくマンマシンインターフェースの低下につながるという問題点があった。
【0007】
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、一つの電源スイッチで両方の装置(複合装置)の電源制御を行うことができる電源制御システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電源制御システムは、次のように構成したものである。
【0009】
(1)第1の装置と第2の装置から構成される複合装置の電源制御システムであって、前記第1の装置は、前記第2の装置から電源供給を受けるためのインレットと、前記第1の装置の電源供給及び遮断を行うために操作される第1のソフトスイッチと、前記第1のソフトスイッチのオンオフの情報を検知し、前記第1の装置の電源供給及び遮断を制御する第1の制御部と、を有し、前記第2の装置は、交流電源に接続され、前記複合装置全体の電源供給及び遮断を行うメインスイッチと、前記第1の装置のインレットが接続され、前記第1の装置へ前記交流電源を供給するためのアウトレットと、前記メインスイッチと前記アウトレットとの間に設けられ、前記交流電源の供給及び遮断を行うリレーと、前記リレーによる電源供給及び遮断を制御するための制御信号を生成する第2の制御部と、前記第2の制御部に接続され、前記第1の装置への電源遮断と前記第2の装置の一部への電源遮断を行わせるための第2のソフトスイッチと、を有し、前記第1の装置に前記第2の装置が接続されている状態では、前記第1の制御部は前記第1のソフトスイッチのオンオフを無視するものであり、前記第2の制御部は前記第2のソフトスイッチが操作されると前記リレーにより前記第1の装置への電源供給及び遮断うものであり、前記第2のソフトスイッチのオフ操作により、前記第1の装置への電源遮断が行われてから前記第2の装置の一部への電源遮断が行われることを特徴とする電源制御システム。
(2)前記第1の装置は画像記録装置であり、前記第2の装置は画像読み取り装置であることを特徴とする前記(1)記載の電源制御システム。
(3)前記第1の装置は画像読み取り装置であり、前記第2の装置は画像記録装置であることを特徴とする前記(1)記載の電源制御システム。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、画像記録装置であるプリンタに画像読み取り装置であるリーダー(スキャナ)を装着し、複合装置として複写機化を図った場合の電源供給関係について説明する。
【0021】
図1は本発明に係る電源制御システムを適用してリーダーの入力部の構成を示すブロック図である。同図において、101は不図示の外部電源から電源が入力される入力端子であり、入力端子101に入力された電源(AC)は漏電ブレーカ102,サーキットブレーカ103,後述するメインスイッチ(SW1)108を通り、第1の装置であるプリンタ(画像記録装置)に電源供給される系と第2の装置であるリーダー(画像読み取り装置)に電源供給される系に分けられる。
【0022】
プリンタに電源供給される系は、上記の経路を通り、リレー105を介してプリンタに電源供給(本実施例では後述するプリンタインレットをプリンタアウトレット106に差し込む構成になっている)される。
【0023】
上記のリレー105は、IP(画像生成部およびリーダーコントロール部より構成)116で生成されたリモート信号104に基づき、任意のタイミングでプリンタへの電源供給のオン・オフが制御される。なお、この系にノイズフィルタがないのはリーダー後付けの装置なので、後述するプリンタ電源部に既にフィルタが存在しているからである。また、漏電ブレーカ102は装置全体の漏電を検知するため、入力端子101のすぐ後に挿入されている。
【0024】
一方、リーダーに供給される系は、上記の経路を通り、ノイズフィルタ107を介して低圧電源部111に供給される。この低圧電源部111は2つの部分から構成される。一つは、常夜電源部(1)でIP116および不図示のPDL部に電源供給する。もう一つは、それ以外の低圧電源部(2)でアナログ関係,モータ関係,光源関係等の基板に電源供給する。
【0025】
ここで、スイッチ(ソフトSW)109の端子はIP116に接続されており、ユーザーがスイッチ109で装置のオフを行った場合、プリンタの電源が遮断されてからリーダーの一部の電源が遮断され、PDLの自動着信が可能になる。このとき、着信信号を受け取ったらリレー105をオンにし、プリンタがレディ状態になったらプリントアウトするというシーケンスをとる。
【0026】
上記のような電源制御システムにおいて、リレー105は第1の装置であるプリンタへ電源の供給および遮断を行う電源供給遮断手段、メインスイッチ108および漏電ブレーカ102は複合装置全体の電源の供給および遮断を行う電源供給遮断手段をそれぞれ構成している。
【0027】
図2はプリンタとリーダーから構成される複合装置の電源(AC)供給関係を示す要部外観図である。同図において、201は原稿画像を読み取るリーダー部、202はリーダー部201によって読み取った画像データに従って印字を行うプリンタ部である。203はリーダー電源部であり、リーダーインレット204を介して不図示の外部電源より電源(AC)が供給される。205はプリンタ電源部であり、プリンタアウトレット06,プリンタインレット207を介してリーダー電源部203より電源供給される。
【0028】
108は装置全体の電源供給を断つメインスイッチ(SW1)、109はプリンタ電源部205への電源供給およびリーダー部201の一部への電源供給を断ち、PDL(Page Discription Language )自動受信可能にするスイッチ(SW2)であり、通常ユーザーはこのスイッチ109を使用する。このメインスイッチ108およびスイッチ109はリーダー部201に備えられている。10はプリンタ電源部05よりプリンタ部202への電源供給を断つスイッチ(SW3)であり、プリンタ202に備えられている。
【0029】
図3は図2のプリンタ部202の電源(AC)入力部の構成を示すブロック図である。同図において、300は電源(AC)が入力される入力端子であり、前述したプリンタアウトレット106から入力端子300に供給された電源はサーキットブレーカ301,ノイズフィルタ302を通り、定着器制御回路303に供給される系と後述するSW電源部304に供給される系とに分けられる。
【0030】
定着器制御回路303は内部にリレーを有し、定着器がエラー状態(ハードもしくはソフト的に検知)にある時、定着ヒータへの電源供給をストップするべく働く。本実施例のようにリーダー部201から電源供給を行い、供給のオン・オフをリーダー部201内のリレー105で行う場合は、エラー状態を装置間で通信し、内容によってプリンタ部202への電源供給をストップすることもできる。
【0031】
一方、SW電源部304はDCコントローラ308(プリンタ102のシーケンスを司る)、モータ関係,高圧関係への電源供給を行う。スイッチ(ソフトSW)110のオン・オフの情報は、このSW電源部304を通り、一旦、DCコントローラ308にSWOP信号306として伝えられ、DCコントローラ308からのPWOFF信号307でオフの情報を受け取るとSW電源部304は全ての出力をオフする構成になっている。
【0032】
このようにプリンタ部02のスイッチ110がオフされてすぐ電源ダウンしないのは、例えば、定着器のそばに現像器がある構成を有するプリンタの場合、トナーの凝固を防ぐため、機内昇温を下げる目的でファンをしばらくの間回すことが考えられる。複写機として動作する場合もリレーをプリンタ単体の場合と同様のシーケンスを実行すべく制御する。
【0033】
また、リーダーが接続されたとプリンタが検知した場合は、スイッチ(ソフトSW)110のオン・オフを無視するように働く。
【0034】
なお、本実施例では第1の装置をプリンタ、第2の装置をリーダーとしてリーダーからプリンタへ電源を供給する場合について説明したが、第1の装置をリーダー、第2の装置をプリンタとしてプリンタからリーダーへ電源を供給することも可能である。
【0035】
図4は複合装置の要部構成を示す断面図、図5はプリンタ202のシステム構成を示すブロック図、図6はプリンタの要部構成を示す断面図であり、図4から図6を用いて全体の構成を説明する。
【0036】
図4において、402は原稿台、403は原稿を照射するための光源、404は得られた光学情報を電気信号に変換する光電変換手段、405はアナログ−デジタル変換手段、406はリーダーコントローラ、409は画像形成動作を行う画像形成部、410はプリンタコントローラ(PDLコントローラ)であり、プリンタ本体に内蔵されている。また、414は図5(a)に示すように1対1もしくは図5(b)に示すようにネットワーク505を介してプリンタコントローラ410に接続されているホストコンピュータである。412はオプションで追加できる給紙カセットデッキであり、413はオプションで追加できるソータであり、411はオプションの給紙カセットデッキ412とオプションのソータ413を制御するオプションコントローラである。
【0037】
リーダーコントローラ406はアナログ−デジタル変換手段405から出力されたデジタル画像処理手段や原稿の読み取りを行うための不図示のモータ制御手段、および、DCコントローラ308やプリンタコントローラ410との通信制御を行う機能を有する。本実施例においてはリーダーコントローラ406をプリンタ本体内に配置し、DCコントローラ308やプリンタコントローラ410との通信制御を行うための機外ケーブルを持たない構成になっている。
【0038】
本実施例では、プリンタコントローラ410とプリンタとの間にリーダーコントローラ406を接続し、プリンタコントローラ410およびプリンタとの間で処理を行う。
【0039】
そこで、以下に図面を用いてプリンタコントローラ410とプリンタ202の構成について説明する。
【0040】
まず、図5,図6を用いて全体の概要について説明する。同図において、501はビデオインターフェース(I/F)であり、プリンタ部202とプリンタコントローラ410間の通信を行うものである。このビデオI/F501を通る各信号についての詳細は後述する。プリンタ部202はビデオI/F501を介して受け取る電気画像信号を目に見える形に形成し、記録紙に転写し、定着した後、出力する。これらの画像形成シーケンスを実現するために、各種の負荷を制御する。その他に、プリンタ部202の状態を検知し、プリンタコントローラ410に対して通知する働きも行っている。プリンタコントローラ410はホストコンピュータ414、あるいはネットワーク505を介して送られてくるデータを受け取る。これは、ビットマップデータや、PDL(Page Discription Language )記述のデータなど様々な形式で送られてくる。このデータをメモリに展開して、ラスタ形式のデータとして、プリンタ部202へとデータを転送する。このようにして、ホストコンピュータ414で作成されたデータをプリンタ部202で出力することができるのである。
【0041】
次に、プリンタコントローラ410とプリンタ部202を接続しているビデオI/F501について詳細を説明する。図7はプリンタコントローラ410とエンジン制御部(DCコントローラ)308間でやり取りされる主な信号を示すブロック図である。プリンタコントローラ410とエンジン制御部308の間には図7に示す信号のやり取りが行われている。
【0042】
図8はビデオI/F501でやり取りされる信号一覧を示す図であり、ここでは特に図7に示す代表的な信号についてのみ説明を行う。
【0043】
図7において、/PPRDY信号503はプリンタ部202に電源が供給されたあと、初期設定等の処理が終了した後、プリンタコントローラ410との通信が可能となったことを示す信号である。
【0044】
/CPRDY信号504はプリンタコントローラ410に電源が供給され、初期設定等の処理が終了した後、エンジン制御部308との通信が可能となったことを示す信号である。
【0045】
/RDY信号505はエンジン制御部308がプリンタコントローラ410からプリント開始指示(後述の/PRNT信号)により、プリント動作可能になったことを示す信号である。この信号が真になる条件は、定着器内の温度が所定温度に達しているか、記録紙がプリンタ部202内に残留していないか、ポリゴンミラーが所定の速度で回転しているか等のプリンタ部202の各部分が正常に動作している場合のみである。
【0046】
/PRNT信号506はプリンタコントローラ410がエンジン制御部308に対して印字動作の開始、あるいは継続を指示する信号である。
【0047】
/TOP信号507は、エンジン制御部308からプリンタコントローラ410に対して渡される画像の垂直走査の基準となる同期信号である。この信号は、/PRNT信号506がプリンタコントローラ410から出力された後、一定時間後に出力される。
【0048】
/LSYNC信号508はプリンタコントローラ410が水平走査の基準とする同期信号であり、/TOP信号507と同様、/PRNT信号506がプリンタコントローラ410から出力された後、一定時間後にプリンタコントローラ410に対して出力される。
【0049】
/VCLK信号509は後述する/VDOEN信号510および/VDO信号511のための同期クロックであり、プリンタコントローラ410から画像信号に対応する周波数のクロックを発生する。
【0050】
/VDOEN信号510はプリンタコントローラ410が出力する画像信号のエンジン制御部308への取り込みを制御する信号である。エンジン制御部308は/VCLK信号509に同期してこの信号がTRUEかFALSEであるかを検出し、TRUEの場合は画像信号を取り込み、FALSEの場合は取り込みを行わない。
【0051】
/VDO信号511は画像データである。プリンタコントローラ410は垂直方向に対しては/TOP信号507、水平方向に対しては/LSYNC信号508を基準として/VCLK信号509に同期して出力する。
【0052】
/CCLK信号512はプリンタコントローラ410がシリアルコマンドをエンジン制御部308に送信する時、およびエンジン制御部308がシリアルステータスをプリンタコントローラ410に対して返答する時の同期クロックであり、プリンタコントローラ410から出力される。
【0053】
/CBSY信号513はプリンタコントローラ410が後述する/CMD信号514を用いてシリアルコマンドを送信していることをエンジン制御部308に示す信号である。
【0054】
/CMD信号514はプリンタコントローラ410がエンジン制御部308へシリアル情報を送信する場合に使用する信号であり、シリアル情報をコマンドと呼ぶことにする。
【0055】
/SBSY信号515はエンジン制御部308が/STS信号516を用いてシリアルステータスを返信していることをプリンタコントローラ410に示す信号である。
【0056】
/STS信号516はエンジン制御部308がプリンタコントローラ410に対してシリアル情報を返答する時に使用する信号であり、シリアル情報をステータスと呼ぶことにする。
【0057】
/CCRT信号517はプリンタ部202内部のステータスが変化した時にプリンタコントローラ410に対して報告するための信号である。プリンタコントローラ410がこの報告信号を受けると、/CMD信号514を使ってエンジン側の状態の何が変化したかを問い合わせるコマンドを発行し、それに対してエンジン制御部308は/STS信号516でその状態を知らせる。
【0058】
続いて、エンジン制御部308が制御するプリンタ部202について図9を用いて説明する。図9はプリンタ部202の内部構成を示す断面図である。同図において、601はスキャナーであり、プリンタコントローラ410から送られてきた画像信号/VDO信号511を受け取り、レーザー光に変換したのち、感光体602に照射し、感光体上に画像を形成する。感光体602は反時計回りに回転しながら、色現像器603や黒現像器604に到達する。色現像器603,黒現像器604は感光体602上に帯電された電荷に応じてトナーを感光体602上にのせる(現像させる)働きをする。画像が白黒の時は、黒現像器604のみが動作し、カラーの時は、色現像器603,黒現像器604が使用される。感光体602に生成された画像は、時計回りに回転している中間転写体605に転写される。この中間転写体605は、白黒の場合は1回転、カラーの場合は4回転して画像生成を中間転写体605上に完了する。
【0059】
一方で、上段カセット60、あるいは下段カセット609から上段ピックアップローラ611,下段ピックアップローラ612で給紙された記録紙が上段給紙ローラ613あるいは下段給紙ローラ614に従って搬送され、搬送ローラ615で更にレジ前まで搬送されていく。
【0060】
そして、前述した中間転写体605で画像形成が終了するタイミングで中間転写体605と転写ベルト606の間にくるようなタイミングに制御されている。ここに記録紙が到達したところで、転写ベルト606が中間転写体605に接してトナーが記録紙に転写される。記録紙に転写された画像は、定着ローラ607で熱と加圧により記録紙に定着される。
【0061】
画像が定着された記録紙は、プリンタコントローラ410によりあらかじめ指定されていたフェイスアップ排紙口617かフェイスダウン排紙口618のいずれかに搬送され、排紙される。以上で、プリンタコントローラ410から送られてきた画像情報を出力することができる。
【0062】
続いて、ビデオI/F501でやり取りされる信号のタイミングを図10を用いて説明する。これは前述した信号説明を時間経過に従って示したものである。
【0063】
まず、プリンタコントローラ410の画像情報の準備が完了すると、/PRNT信号506をLow(真)にしてエンジン制御部308に伝える。それと同時に、画像信号の転送に用いられる画像同期信号/VCLK信号509も発生する。
【0064】
それに応答してエンジン制御部308はプリンタ部202内部の様々な設定等を行い、画像の受け入れが可能となったところで、/TOP信号507と/LSYNC信号508をプリンタコントローラ410に対して出力する。この垂直同期信号/TOP信号507と、水平同期信号である/LSYNC信号508に合わせて、プリンタコントローラ410は画像信号/VDO信号511と、画像有効信号である/VDOEN信号510をエンジン制御部308に対して転送する。
【0065】
続いて、これらのプリント動作中にシリアル通信でどのようなコマンドやステータスのやり取りが行われているかを説明する。図11はプリンタコントローラ410とエンジン制御部308間での通信のタイミングを示すタイミングチャートである。
【0066】
まず、最下段の/CCRT信号517を使わない場合について説明する。プリンタコントローラ410がエンジン制御部308に対してコマンドを発行したい場合には、/CBSY信号513をLow(真)にして、クロック信号/CCLK信号512に同期させて/CMD信号514にコマンドデータを送る。それを受け取ったエンジン制御部308は、/CBSY信号513がHigh(偽)であるのを確認した後、/SBSY信号515をLow(真)にしてコマンドに対応したエンジン側のステータスデータをプリンタコントローラ410から発生されている/CCLK信号512に同期させて/STS信号516に送る。このステータスデータをプリンタコントローラ410が受け取り、その状態によりプリント制御を続行したり、中断したりする。
【0067】
次に、/CCRT信号517について説明する。この信号は、あらかじめプリンタコントローラ410が指定したエンジン側の状態に対して変化が生じた場合に、Low(真)となる信号である。例えば、紙なしが発生した場合に/CCRT信号517を有効にするようにプリンタコントローラ410があらかじめ/CMD信号514で設定していたとする。そこで残りの記録紙が1枚しかなく、プリンタコントローラ410が2枚のプリントアウト要求を出したとする。1枚目は問題なくプリントシーケンス動作が正常に処理される。しかし、2枚目の記録紙が存在しないために、2枚目の画像形成が開始された段階で、プリンタエンジン側は状態の変化を検知し、/CCRT信号517をHighからLowへ変化させる。この信号はプリンタコントローラ410に伝えられる。プリンタコントローラ410はこれを検知するとすぐにエンジン制御部308に対してどの給紙カセットが紙なしになっているかを知るために、給紙部紙有無ステータスを要求するコマンドを発行する。それに従って、エンジン制御部は紙無しカセットのステータスをコントローラ側に返す。/CCRT信号517は、ステータスが返される/SBSY信号515がLowになったタイミングでHighにクリアされる。
【0068】
続いて、更に具体的にプリンタコントローラ410とエンジン制御部308のコマンド/ステータスのやり取りを図12を用いてプリント動作を説明する。ここではカラー出力を想定している。
【0069】
プリント開始要求が発生すると、プリンタコントローラ410は画像データの変換処理等を行いつつ、エンジン制御部308に対してプリンタ部202のレディ状態をチェックにいく。次に、記録紙の給紙段を指定のコマンドを発行する。更に指定したカセットにある記録紙サイズを要求するコマンドを発行する。これらの一連のコマンドに対して、エンジン制御部308は対応したステータスを返す。
【0070】
続いて、排紙口を指定するコマンドで排紙口を決定し、何ページ画像を形成するかを指定するページモード指定コマンドを発行する。最後にモノクロ/カラーの指定をするコマンドを発行することにより、プリンタ部202側の全ての設定を終了する。
【0071】
その後、プリンタコントローラ410はエンジン制御部308に対して、プリント要求信号/PRNT信号506を発生する。これに応答する形で所定時間をエンジン制御部308から/TOP信号507が返ってくる。この/TOP信号507に垂直走査方向は同期させて、さらに/LSYNC信号508に水平方向を同期させて/VDO信号511を/VCLK信号509に合わせてエンジン制御部308へと画像を転送する。ここでは、カラーモードに設定したため、/TOP信号507が4回発生しCMYK4色分の画像を形成することになる。
【0072】
そして、最終の/TOP信号507の発生後、/PRNT信号506をHigh(偽)に戻す。これにより、エンジン制御部308はプリント要求が終了したことを検知し、中間転写体605のクリーニング動作などの後処理に移行する。さらに転写された記録紙は定着ローラを通過後、指定された排紙口に排出される。最後にプリンタコントローラ410は、エンジン制御部308に対して、記録紙搬送状態でない(排紙終了)を確認した後、プリント終了となり、次のプリント要求が発生するまで、レディ状態で待機する。
【0073】
以上のような動作中に記録紙のジャムや、前述した記録紙無しや、ユーザーによるドアオープンなどの、イリーガル状態が発生すると前述した/CCRT信号517を用いて即座にエンジン制御部308からプリンタ部202の異常をプリンタコントローラ410に伝える。プリンタコントローラ410はそれに応じた対応処理を行うことになる。
【0074】
以上がプリンタコントローラ410とプリンタ(エンジン制御部)部202の間で行う処理である。
【0075】
図13は以上説明した印字装置であるプリンタ部202にコンピュータから転送されたデータを元にしてプリンタコントローラから出力される画像データだけでなく、用紙上の原稿画像を光学的に読み込んでデジタル信号に変換して出力するリーダーコントローラを装着した場合の構成を示す断面図であり、以下に図13を用いてリーダーコントローラを装着した場合の構成を説明する。
【0076】
図13において、651は原稿を光学的に読み取る部分まで搬送するための原稿給送装置、652は光学的に原稿を読み取る読み取り装置、653はプリンタ本体、655は原稿台ガラスである。原稿給送装置651は読み取り装置652と同期して駆動され、原稿給送装置651によって原稿画像が原稿台ガラス655上に移送されると、読み取り装置652は左右方向に移動しながら画像を走査し、適当な光学処理を加えた反射光を光電変換部654に送る。
【0077】
図14は図7の構成に原稿画像を読み取るためのリーダーコントローラを装着した場合の構成を示すブロック図である。図14において、701はリーダーコントローラであり、図7におけるプリンタコントローラ410とエンジン制御部308との電気的中間に配置されている。プリンタコントローラ410とリーダーコントローラ701間および、エンジン制御部308とリーダーコントローラ701間の信号線の種類は前述した図7に示す信号線の種類と同一の機能を有するものである。ただし、プリンタコントローラ410間とエンジン制御部308間の信号とでは物理的に異なるので、信号名としては、前者にはCを付け後者にはPを付け区別する。702は画像信号処理部、703は読み取り装置652を制御している原稿走査光学系制御部、704は原稿給送装置651を制御している原稿給送制御部である。705は操作部、706は画像入力部であり、光電変換部654にて変換された画像信号は、画像入力部706から入力され、リーダーコントローラ701内部の画像信号処理部702に転送される。
【0078】
図15はリーダーコントローラ701内の構成を示すブロック図である。
【0079】
同図において、801はセレクタであり、画像信号処理部702の出力もしくはプリンタコントローラ410から送られてきた信号かのどちらかを選択してエンジン制御部308へ出力する。セレクタ801で切り替える信号系は画像クロック信号/VCLK信号、画像イネーブル信号/VDOEN信号、画像データ信号/VDO信号の3本である。802はエンジン制御部308との通信を行うシリアル通信コントローラである。803はシリアル通信コントローラ802での通信を補う信号のやり取りをする入出力ポートである。804は割り込みコントローラである。該割り込みコントローラ804には画像先端要求信号/PTOPとプリンタ状態変化信号/PCCRTが入力されている。805はプリンタコントローラ410との通信を行うシリアル通信コントローラである。806はシリアル通信コントローラ805での通信を補う信号のやり取りをする入出力ポートである。807,810はゲート部であり、プリンタから送られてきた信号をプリンタコントローラ410へ送出するかどうかを制御する。このゲート制御が行うのは、画像先端要求信号/TOPとライン同期信号/LSYNC信号である。808はゲート機能およびフラグセット機能を有する制御回路であり、プリンタ状態変化信号/CCRT信号を制御する。ゲートの開閉により、エンジン制御部308が発行したプリンタ状態変化信号/PCCRTをプリンタコントローラ410に伝えるかどうかを制御し、また、フラグをセットすることにより、リーダーコントローラ701から、プリンタ状態変化信号/CCRT信号をプリンタコントローラ410に対して発行できる。809は全体を制御しているCPUである。
【0080】
上記の構成でフルカラー原稿画像を読み取り、画像形成装置から出力するときの方法を説明する。操作部705上にある不図示のコピー開始キーが入力されると、リーダーコントローラ701は、コピーモードのために、ゲート部807,810および制御回路808を閉じ、また、セレクタ801を画像信号処理部702の出力が選ばれるように設定する。次いで、入出力ポート803を用いてエンジン制御部308に対してプリンタのレディ状態信号/PRDY信号をチェックにいく。次に、シリアル通信コントローラ805を用いて、各種設定を行う。まず、記録紙の給紙段を指定のコマンドを発行する。次に、指定したカセットにある記録紙サイズを要求するコマンドを発行する。これらの一連のコマンドに対して、エンジン制御部308は対応したステータスを返す。
【0081】
続いて、排紙口を指定するコマンドで排紙口を決定し、何ページ画像を形成するかを指定するページモード指定コマンドを発行する。最後にモノクロ/カラーの指定をするコマンドを発行することにより、プリンタ側の全ての設定を終了する。
【0082】
原稿給送装置601で原稿を原稿台上に給送した後に、リーダーコントローラ701はエンジン制御部308に対してプリント要求/PPRNT信号を発生する。これに応答する形で所定時間後にエンジン制御部308から/PTOP信号が返ってくる。これを割り込みコントローラ804で処理し、/PTOP信号と同期させるように読み取り装置602を動作させる。この/PTOP信号に垂直走査方向を同期させて、さらに/PLSYNC信号に水平方向を同期させて、/PVDO信号を/PVCLK信号に同期させ、光電変換装置604から画像処理部702へ入力された信号をエンジン制御部308へと転送する。ここでは、カラーモードに設定したため、読み取り装置602を4回動作させ、4回発生させる/PTOP信号に対してCMYK4色分の画像を形成することになる。
【0083】
そして、最後の/PTOP信号の発生後、/PPRNT信号をHigh(偽)に戻す。これにより、エンジン制御部308はプリント要求が終了したことを検知し、中間転写体605のクリーニング動作などの後処理に移行する。さらに転写された記録紙は定着ローラを通過後、指定された排紙口に排出される。最後にリーダーコントローラ701は、エンジン制御部308に対して、記録紙搬送状態でない(排紙終了)を確認した後、プリント終了となり、次のプリント要求が発生するまで、レディ状態で待機する。
【0084】
続いて、プリンタコントローラ410からの画像を画像形成装置から出力するときの方法を説明する。コピー動作が終った段階でリーダーコントローラ701はレディ状態となる。この際、リーダーコントローラ701はプリント時の動作のために、ゲート部807,810と制御回路808を開放する。リーダーコントローラ702は入出力ポート803を用いてエンジン制御部308に対してプリンタのレディ状態信号/PRDYをチェックし、OKであれば入出力ポート806を用いて、プリンタコントローラ410に対しプリンタのレディ状態信号/CRDYをセットする。
【0085】
次いで、プリンタコントローラ410は各種設定を行うために通信を行い、リーダーコントローラ701はそれをシリアル通信コントローラ805を用いて、受信し、CPU809が解釈する。その内容に従い、今度はリーダーコントローラ701がシリアル通信コントローラ802を用いて各種設定を行う。一連のコマンドに対して、エンジン制御部308は対応したステータスをリーダーコントローラ701に返し、リーダーコントローラ701がシリアル通信コントローラ802を用いてそれを受信する。受信した内容はCPU809が解釈し、今度はシリアル通信コントローラ805を用いてプリンタコントローラ410へ通信する。
【0086】
続いて、プリンタコントローラ410はリーダーコントローラ701に対し、プリント要求/CPRNT信号を発生し、リーダーコントローラ701はそれを受けて、エンジン制御部308に対して、プリント要求/PPRNT信号を発生する。これに応答する形で所定時間後にエンジン制御部308から/PTOP信号が返ってくる。これを制御回路808に通し、/CTOP信号として、リーダーコントローラ701に返す。リーダーコントローラ701では/CTOP信号に垂直走査方向を同期させて、さらに/PLSYNC信号が制御回路808を通ってきた/CLSYNC信号に水平方向を同期させて、/CVDO信号を/CVCLKに同期させ、リーダーコントローラ701へと転送する。リーダーコントローラ701においては、セレクタ801がコントローラから送られてきた信号を選択するように設定されており、前記コントローラから送られてきた信号が/PVCLK信号,/PVDOEN信号,/PVDO信号として、エンジン制御部308へと送出される。
【0087】
続いて、プリント時の動作とコピー時の動作の差異を画像送出タイミングに関して説明する。
【0088】
プリンタコントローラ410の構成に関して詳細な説明は省略するが、内部に画像メモリを有しており、印字するための画像データはそこに事前に用意されている。従って、エンジン制御部308より送られてきた画像先端要求信号/TOP信号に対して、印字データ信号/VDO信号を出力できるまでに要する時間は電気的遅延時間だけである。
【0089】
それに対して、コピーモードにおいては、読み取り装置652を移動させながら原稿を読み取り画像データを出力するものである。図16はコピー時とプリント時のタイミング差を示すタイミングチャートであり、図16に示すように、読み取り装置652を停止している状態から、原稿を読み取る高速で移動している状態にするまでには、加速していくための時間が必要であり、例えば数100mS程度の時間を要する。従って、エンジン制御部308は、コピーモード時の画像先端要求信号/TOP信号をプリントモード時の該信号と同じタイミングに送出していては、エンジンに印字データ信号/VDO信号が到達するのはコピーモードの方が数100mS遅れてしまうことになる。そのために対応として次の2案がある。
【0090】
1./TOP信号をコピー時はプリント時より早く送出する。
【0091】
2.コピーモード時用に別信号(RSTART)を設ける。
【0092】
前記1案を行うにはリーダーコントローラ701内の構成は図15のままでよく、コピーモード時は/TOP信号によりリーダーコントローラ701は読み取り装置652の移動を開始させる。また、前記2案を行うには図17に示すような構成にすればよい。すなわち、エンジン制御部308から送出される画像先端要求信号/PTOP信号はプリンタコントローラ410がプリントを行う場合にのみ必要な信号であり、リーダーコントローラ701の割り込みコントローラ804に入力する必要はない。また、エンジン制御部308から送出される読み取り装置602の移動開始要求信号/RSTART信号はコピーモード時のみ必要な信号であり、プリンタコントローラ410に送出する必要はない。
【0093】
続いて、設定コマンドに対する制御について説明する。
【0094】
プリンタコントローラ410とエンジン制御部308の間に、リーダーコントローラ701が接続されたことでプリンタコントローラ410とエンジン制御部308間の通信は以下のようになる。
【0095】
リーダーコントローラ701がエンジン制御部308を利用して原稿画像を読み取って出力している場合(複写機モード)、プリンタコントローラ410からプリンタに対して設定コマンド、例えば給紙カセット変更コマンドが発行された場合を説明する。
【0096】
図18は間にリーダーコントローラ701が入らない場合、すなわち図7の構成におけるコマンド発行シーケンスを示すフローチャートである。同図において、(a)はプリンタコントローラ410内での処理シーケンスを示しており、(b)はエンジン制御部308における処理シーケンスを示している。
【0097】
図18(a)では、まず、ステップS101においてプリンタコントローラ410は給紙カセット変更コマンドを発行し、ステップS102においてエンジン制御部308から応答が来たかを判断し、応答が来ていないと応答が来るまで待機し、応答が来たと判断されるとステップS103に進む。そして、ステップS103においてコマンド実行は成功したかを判断し、失敗したと判断されるとステップS104に進み、エラー処理を行う。また、ステップS103において成功したと判断されると一連のコマンド発行シーケンスを終了する。
【0098】
図18(b)では、まず、ステップS201においてプリンタコントローラ410からコマンドが発行されたかを判断し、発行されていなければ発行されるまで待機し、発行されたと判断するとステップS202に進む。次に、ステップS202において給紙カセット変更コマンドの場合は、ステップS203に進み、そうでない場合はどのコマンドであるかを検索する。そして、ステップS203において給紙カセットの変更を行い、ステップS204において給紙カセット変更が成功したことをプリンタコントローラ410に通知し、ステップS201に戻る。
【0099】
これに対して、図19は間にリーダーコントローラ701が接続されたとき、すなわち図14の構成におけるコマンド発行シーケンスを示すフローチャートである。なお、プリンタコントローラ410とエンジン制御部308は先の図18での説明と全く同等な制御を行う。
【0100】
図19(a)はプリンタコントローラ410から来たコマンドに対する受信とプリンタコントローラ410にステータスを返す制御を示すフローチャートである。まず、ステップS301においてリーダーコントローラ701はプリンタコントローラ410から図14に示す/CCMD信号ラインを通じ、シリアル通信コントローラ805にてコマンドを受信したかを判断し、受信していなければ受信されるまで待機し、受信したと判断されるとステップS302に進む。次に、ステップS302において受信したコマンドをそのままエンジン制御部308に発行してよい状態かを判断する。そして、現在、リーダーコントローラ701がコピーモードの動作を行うためにエンジン制御部308に対して実行中の命令が何も無い場合には、ステップS303に進み、エンジン制御部308に対して、先にプリンタコントローラ410から送られてきたコマンドと同じコマンドをエンジン制御部308へシリアル通信コントローラ802を用い、信号ライン/PCMDを通して発行する。それに対して、例えば、リーダーコントローラ701が給紙カセットを指定して複写動作をしているなど、プリンタコントローラ410から送られてきた給紙カセット変更コマンドをエンジン制御部308に対してそのまま発行してしまうと複写動作が正常に実行されなくなる状態の場合には、ステップS304に進み、エンジン制御部308に対してコマンドを発行せずに、プリンタコントローラ410からエンジン制御部308に対して発行するコマンドを発行順に格納するエンジン・コマンド・キューに積む。そして、ステップS305においてエンジン制御部308から応答が来たかを判断し、応答が来ればステップS306に進み、来ていなければ来るまで待機する。続いて、ステップS306においてコマンドの実行が成功したかを判断し、失敗したと判断されるとステップS308に進み、エラー処理を行う。また、成功したと判断されるとステップS307に進み、コマンドに対する応答をプリンタコントローラ410に返すため、擬似的にリーダーコントローラ701からコマンド実行が成功したとしてシリアル通信コントローラ805を用いてプリンタコントローラ410に/CSTS信号ラインを通じて返信する。その後、ステップS301に戻る。
【0101】
図19(b)はリーダーコントローラ701が自身の状態に影響を与えずにプリンタコントローラ410から受けたコマンドをエンジン制御部308に対して発行できる状態になった場合のコマンド発行シーケンスを示すフローチャートである。まず、ステップS401においてリーダーコントローラ701が自身の状態に影響を与えずにプリンタコントローラ410から受けたコマンドをエンジン制御部308に対して発行できる状態かを判断し、そのような状態になったと判断されるとステップS402に進み、リーダーコントローラ710はエンジン制御部308に対してシリアル通信コントローラ802を用い、信号ライン/PCMDを通してエンジン・コマンド・キューに積まれているコマンドを発行して応答を待つ。その後、ステップS403においてエンジン制御部308からコマンド実行が完了し、/PSTS信号ラインを通じてリーダーコントローラ701に応答が返ってきたかを判断する。そして応答が返ってくるまで待ち、返ってきたと判断されるとステップS404に進み、コマンド実行が成功したかを判断する。成功していなければステップS406に進み、エラー処理を行った後、ステップS401に戻る。また、成功していればステップS405に進み、エンジン・コマンド・キューからこのコマンド分を削除し、ステップS401に戻る。
【0102】
以上のように間にリーダーコントローラ701が入った構成の場合でもプリンタコントローラ410からエンジン制御部308への通常のコマンド発行に際して、動作に不整合性を出すことなくコマンド処理シーケンスを動作させることができる。
【0103】
続いて、リーダーコントローラ701が間に入った構成においてエンジン側の状態変化、例えば何らかのエラー発生状態になったことが/PCCRTを利用してエンジン制御部308側からリーダーコントローラ701に伝達された場合の処理について説明する。
【0104】
リーダーコントローラ701が間に入る構成の場合、リーダーコントローラ701側とプリンタコントローラ410側が、知りたい状態の変化が異なる可能性がある。例えば搬送中の紙がジャムするような状態変化が発生する場合である。
【0105】
エンジンがリーダーコントローラ701の制御下で、複写動作しているときにジャムが発生したとすると、この状態はリーダーコントローラ701だけが知りたい状態である。プリンタコントローラ410としては、自身が出力している最中のジャムではないので、もしこの状態を知らされたとしても適切な後処理を実施できない。
【0106】
また、リーダーコントローラ701と同等な制御系を載せようとすると、両コントローラ上に他方が持つべきジャム処理制御のソフトウエアをも持つことになるので重複搭載となり、設計工数上、品質評価上、ソフトウエアの容量上で多くの無駄が発生することになる。
【0107】
従って、基本的にはプリントモード時にはプリンタコントローラ410に対して通知し、コピーモード時にはリーダーコントローラ701に通知すればよいことになる。ただし、コピーモードにおいても、プリンタコントローラ410がエンジンの状態変化信号が欲しい場合もある。例えばカセットサイズの変更や紙無しなどの情報はプリンタコントローラ410にも通知する必要がある。これらはエンジン制御部308で状態変化信号が発行されてから各コントローラにて処理が行われるまでの時間を厳しく問うものではない。
【0108】
そこで、以下に説明するような処理が行われる。すなわち、リーダーコントローラ701がエンジン制御部308を制御しているコピーモード時においては、制御回路808のゲート機能を用いてエンジン制御部308から通知されてきた状態変化信号/PCCRTをプリンタコントローラ410に対してはマスクし、リーダーコントローラ701のみが割り込みコントローラ804を通して受信する。リーダーコントローラ701は図20の制御フローに従い処理を行う。すなわち、/PCCRT信号が真になった時点(ステップS501)で、リーダーコントローラ701は状態変化を取得するコマンドをエンジン制御部308に対して発行する(ステップS502)。その後、戻ってきたステータスを見て(ステップS503)、エンジンの状態変化の内容を把握する(ステップS504)。そして、その内容がプリンタコントローラ410にも通知する内容かどうかを判断する(ステップS505)。例えば、給紙カセットサイズが変更されたような状態変化は通知する。通知すると判断された場合には、制御回路808を用いて、フラグをセットし、状態変化信号/CCCRTを発生させ、プリンタコントローラ410に通知する(ステップS506)。
【0109】
プリンタコントローラ410がエンジン制御部308を制御しているプリントモード時においては、制御回路808のゲート機能を開放し、エンジン制御部308から通知されてきた状態変化信号/PCCRTを、状態変化信号/CCCRTとしてプリンタコントローラ410に対して通知する(ステップS506)。
【0110】
続いて、実行コマンドの制御に関して説明する。例えば、プリンタコントローラ410とリーダーコントローラ701がエンジン制御部308に対して同時に使用要求を出した場合についてリーダーコントローラ701がどのように制御するかについて説明する。
【0111】
図21はコピー動作中にプリント要求が発生した場合のデータの所在とそのやり取りを示すブロック図である。この時エンジン制御部308はリーダーコントローラ701から送られてくる画像信号/PVDOを受け取り画像形成を行っている。その動作は、図12で説明したように給紙カセット指定や排紙口指定、画像形成モードといった設定をリーダーコントローラ701とエンジン制御部308の間のシリアル通信で設定済みである。図21において、901は各種設定値のバッファであり、リーダーコントローラ701が自身でエンジン制御部308に設定した値およびプリンタコントローラ410がエンジン制御部308に設定した値が格納されている。バッファ901の各種設定値のうち、リーダー用の設定値には前述した指定値が格納されていることになる。ここでコピー動作中にプリンタコントローラ410からプリント要求が発生した場合に、コピー動作に割り込んでプリントアウトが行われることは、ユーザービリティの観点からも考えづらい。そこで、この状況でのプリント要求は、コピー動作が終了するまで延期されることになる。しかし、プリンタコントローラ410からの/CCMDに対して、/CSTSを返さなければならない。そこで、バッファ901の設定値のうち、PDL用の設定値にプリンタからの設定値のみは、要求に応じて設定しておく。リーダー用の設定値とPDL用の設定値が異なる場合には、コピー動作が終了し、プリンタ動作を開始する前にリーダーコントローラ701からエンジン制御部308に設定を行えばよい。具体例で説明すると次のようになる。
【0112】
現在は、コピー動作中であり、上段カセット608から給紙し、フェイスアップ排出口617に排する設定となっており、画像形成モードも原稿がカラーだという判定の元にカラーモードと設定されていたとする。ここで、プリンタコントローラ410からプリント要求が発生した場合、プリント実行自体は延期されるが、各種設定は行うことができる。ここで、プリント要求は、上段カセット608から給紙し、フェイスダウン排出口618に排出、さらに白黒画像を出力する要求であるとする。給紙カセット指定については、リーダーコントローラ701,プリンタコントローラ410とも上段カセットを指定している。従ってコピー動作が終了し、プリント動作に切り替わった時にも、エンジン制御部308に対して給紙段カセット指定コマンドを発行する必要がない。排出口と画像形成モードについては、コピー動作とプリント動作では指定が異なるために、コピー動作が終了した時点でリーダーコントローラ701からエンジン制御部308に対して改めて排紙口指定,画像形成モード指定のコマンドを発行する必要がある。
【0113】
以上のように、リーダーコントローラ701はプリンタコントローラ410からのコマンドに対してエンジン制御部308へのコマンド実行を延期させるだけの判断を行っているのではなく、リーダーコントローラ701が既にエンジン制御部308に対して設定済みのものについては、重複して設定することがないような判断を行う。
【0114】
次に、図22を用いてプリント動作中にコピー要求が発生した場合について説明する。この場合、図21の場合と逆でユーザービリティの観点からは、コピー機の前でコピーボタンを押そうとしてもプリント動作中でコピーできないよりは、割り込む形でコピー動作を実行できた方がよい。
【0115】
図22に示すように、プリンタコントローラ410から送られた/CVDOがセレクタ801で選ばれ、/PVDOとしてエンジン制御部308に送られている。仮に図21で説明したものと全く同じ設定で、プリンタコントローラ410からの設定は上段カセット608,フェイスダウン排出口618,白黒画像モードであるとする。エンジン制御部308はプリンタコントローラ410からの/PPRNT信号がHigh(偽)になった時に終了をはじめて検知できるので何枚プリントアウトされるかは知らない。ここではプリンタは4枚の画像をプリントアウトしようとしていると仮定する。リーダーから割り込みでコピー動作要求をしなければ、図10で示す画像タイミングのようにエンジン制御部308から/PTOP信号が4つ発生され、それに応じて画像がプリンタコントローラ410からリーダーコントローラ701を介して、エンジン制御部308へ送られる。
【0116】
そこで、2枚目のプリントアウト中に、カラー原稿の1枚コピーという割り込みコピー要求がリーダーコントローラ701に発生したと仮定する。図23を用いてこれを説明する。プリンタコントローラ410からの/CPRNT要求により、リーダーコントローラ701は/PPRNT要求をエンジン制御部308に対して発行し、エンジン制御部308から/PTOP信号がリーダーコントローラ701を介して/CTOP信号としてプリンタコントローラ410に供給される。このようにして、1枚目の画像に相当する画像信号1001と、2枚目の画像に相当する画像信号1002のプリント動作は実行される。
【0117】
ここで、2枚目の画像1002のプリントアウト動作中に割り込みコピー要求をリーダーコントローラ701が発生した場合を説明する。リーダーコントローラ701はプリンタコントローラ410に対して/CCCRT信号を発生する。これは実際にエンジンの状態が変化したのではなく、リーダーがプリンタエンジン410を獲得するためにプリンタコントローラ410にエンジンの開放を要求するものである。発生の仕方は前述したように制御部808を用いる。この/CCCRT信号に対してプリンタコントローラ410はエンジンの状態ステータスをチェックするためのコマンドを発行し、リーダーコントローラ701はそれに対して、“コピー動作中”であるというステータスをプリンタコントローラ410に返す。そうするとプリンタコントローラ410は、/CPRNT信号をLow(真)にしたままの状態で、エンジンがコピー動作中であることを検知して、/CTOP信号がくるのを持ち続ける。コピー状態でなければ、/CPRNTをLow(真)にしたまま/CTOPが来ない場合は一定時間後にタイムアウトエラーとなるが、コピー状態の場合には、プリンタコントローラ410側でタイムアウトを解除し、永久に/CTOP信号を待ち続けるように設定する。今回、エンジン制御部308から送られてくる/PTOP信号はコピー動作を行うためのものであり、リーダーコントローラ701側で/PTOP信号を使用する。また、エンジン側から送られてきた/PTOP信号1005をプリンタコントローラ410へはマスクすることになる。実際にリーダーコントローラ701で生成される画像信号は画像信号1006のみである。そして、割り込みコピーが1枚終了したのち、再び/PTOPの信号のマスクを外し、/CTOPとしてプリンタコントローラ410へ送出することにより、プリンタコントローラ410からの画像信号1503,1504をエンジン制御部308へプリントアウトすることができる。以上の説明により、プリント動作中の割り込みコピー動作を実現することができる。
【0118】
このように、プリンタコントローラ410やリーダーコントローラ701の状態に応じて、プリンタエンジンをどちらが獲得するかや、どのタイミングでコマンドを発行するかを全てリーダーコントローラ701が場合に応じて判断し、制御することにより、1つのエンジンに対して、2つのコントローラからの要求を実現することができるのである。
【0119】
続いて、プリンタコントローラ410が設定内容確認コマンドを発行した場合の制御について説明する。
【0120】
プリンタコントローラ410がエンジン制御部308に設定されている状態を確認したいことが発生した場合、プリンタコントローラ410は設定内容確認コマンドを/CCMDを通して発行する。それを受信したリーダーコントローラ701は図21の設定値格納バッファ901をチェックし、プリンタコントローラ410が確認したい内容がバッファ901のなかにあるならば、その内容を読み出し、/CSTSを通してプリンタコントローラ410に通知する。また、バッファ901に無い内容ならば、リーダーコントローラ701は設定内容確認コマンドを/PCMDを通して発行する。エンジン制御部308はその内容を読み出し、設定内容を/PSTSを通してリーダーコントローラ701に通知し、リーダーコントローラ701はその内容を/CSTSを通してプリンタコントローラ410に通知する。
【0121】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、1つの電源スイッチで複合装置の全体の電源制御を行うことができ、マンマシンインターフェースの向上につながるという効果がある。
【0122】
また、複合装置の電源遮断時の誤動作を防止することができるという効果がある。
【0123】
また、電源供給遮断手段は漏電ブレーカとしたため、漏電ブレーカ1つで複合装置全体に対して感電を防止することができ、安全性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電源制御システムを適用したリーダーの入力部の構成を示すブロック図
【図2】 複合装置の電源供給関係を示す要部外観図
【図3】 図1のプリンタの電源入力部の構成を示すブロック図
【図4】 複合装置の要部構成を示す断面図
【図5】 プリンタのシステム構成を示すブロック図
【図6】 プリンタの要部構成を示す断面図
【図7】 プリンタコントローラとエンジン制御部間でやり取りされる主な信号を示すブロック図
【図8】 ビデオI/Fでやり取りされる信号一覧を示す図
【図9】 プリンタの内部構成を示す断面図
【図10】 ビデオI/Fでやり取りされる信号のタイミングを示すタイミングチャート
【図11】 シリアル通信のタイミングを示すタイミングチャート
【図12】 プリント動作時のシリアル通信状態を示す図
【図13】 リーダーコントローラを装着した場合の構成を示す断面図
【図14】 図7の構成にリーダーコントローラを装着した場合の構成を示すブロック図
【図15】 リーダーコントローラ内の構成を示すブロック図
【図16】 コピー時とプリント時のタイミング差を示すタイミングチャート
【図17】 リーダーコントローラ内の構成を示すブロック図
【図18】 図7の構成におけるコマンド発行シーケンスを示すフローチャート
【図19】 図14の構成におけるコマンド発行シーケンスを示すフローチャート
【図20】 リーダーを装着した場合の/CCRTにおける状態変化の処理を示すフローチャート
【図21】 コピー動作中にプリント要求が発生した場合のデータのやり取りを示すブロック図
【図22】 プリント動作中にコピー要求が発生した場合のデータのやり取りを示すブロック図
【図23】 割り込みコピー時の各信号のタイミングを示すタイミングチャート
【図24】 複写機化を図った場合のシステム構成を示すブロック図
【図25】 画像データの経路を示すブロック図
【図26】 漏電ブレーカの原理を示す説明図
【符号の説明】
102 漏電ブレーカ(電源供給遮断手段)
105 リレー(電源供給遮断手段)
108 メインスイッチ(電源供給遮断手段)
109 スイッチ(電源供給遮断手段)
110 スイッチ
201 リーダー部
202 プリンタ部
203 リーダー電源部
205 プリンタ電源部

Claims (3)

  1. 第1の装置と第2の装置から構成される複合装置の電源制御システムであって、
    前記第1の装置は、
    前記第2の装置から電源供給を受けるためのインレットと、
    前記第1の装置の電源供給及び遮断を行うために操作される第1のソフトスイッチと、
    前記第1のソフトスイッチのオンオフの情報を検知し、前記第1の装置の電源供給及び遮断を制御する第1の制御部と、
    を有し、
    前記第2の装置は、
    交流電源に接続され、前記複合装置全体の電源供給及び遮断を行うメインスイッチと、
    前記第1の装置のインレットが接続され、前記第1の装置へ前記交流電源を供給するためのアウトレットと、
    前記メインスイッチと前記アウトレットとの間に設けられ、前記交流電源の供給及び遮断を行うリレーと、
    前記リレーによる電源供給及び遮断を制御するための制御信号を生成する第2の制御部と、
    前記第2の制御部に接続され、前記第1の装置への電源遮断と前記第2の装置の一部への電源遮断を行わせるための第2のソフトスイッチと、
    を有し、
    前記第1の装置に前記第2の装置が接続されている状態では、前記第1の制御部は前記第1のソフトスイッチのオンオフを無視するものであり、前記第2の制御部は前記第2のソフトスイッチが操作されると前記リレーにより前記第1の装置への電源供給及び遮断うものであり、前記第2のソフトスイッチのオフ操作により、前記第1の装置への電源遮断が行われてから前記第2の装置の一部への電源遮断が行われることを特徴とする電源制御システム。
  2. 前記第1の装置は画像記録装置であり、前記第2の装置は画像読み取り装置であることを特徴とする請求項1記載の電源制御システム。
  3. 前記第1の装置は画像読み取り装置であり、前記第2の装置は画像記録装置であることを特徴とする請求項1記載の電源制御システム。
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