JP2000018801A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/04—Treating air flowing to refrigeration compartments
- F25D2317/041—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
- F25D2317/0413—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification
- F25D2317/04131—Control means therefor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
Abstract
(57)【要約】
【課題】 食品等の冷蔵、あるいは冷凍用に用いる冷蔵
庫に関し、貯蔵室内の湿度を維持することと、貯蔵庫内
のカビの繁殖を抑制することを図る。 【解決手段】 ドレン皿２９の排水口に連通していて電
磁弁３１を有する庫外排出用パイプ３０と、ドレン皿２
９に溜まったドレン水２８を用いて、貯蔵室１５内の空
気を加湿する加湿装置３２と、所定時間毎に、電磁弁３
１を開く電磁弁制御装置を設けることにより、適度な湿
度を貯蔵庫内で維持することができるようになり、食品
の保存期間が従来より延長されることになる。つまり、
品質の劣化を防ぐことができる。また、電磁弁３１の動
作によって、貯蔵室１５内のカビの繁殖を抑制すること
ができる。
庫に関し、貯蔵室内の湿度を維持することと、貯蔵庫内
のカビの繁殖を抑制することを図る。 【解決手段】 ドレン皿２９の排水口に連通していて電
磁弁３１を有する庫外排出用パイプ３０と、ドレン皿２
９に溜まったドレン水２８を用いて、貯蔵室１５内の空
気を加湿する加湿装置３２と、所定時間毎に、電磁弁３
１を開く電磁弁制御装置を設けることにより、適度な湿
度を貯蔵庫内で維持することができるようになり、食品
の保存期間が従来より延長されることになる。つまり、
品質の劣化を防ぐことができる。また、電磁弁３１の動
作によって、貯蔵室１５内のカビの繁殖を抑制すること
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等の冷蔵ある
いは冷凍用に用いる冷蔵庫に関するものである。
いは冷凍用に用いる冷蔵庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、特公平７−１０４０９
６号公報に記載されたものが知られている。
６号公報に記載されたものが知られている。
【０００３】図６は従来の冷蔵庫の構造を示しており、
１は貯蔵室、２は貯蔵室１の上面に配設された冷却ユニ
ットである。冷却ユニット２は、断熱体３の内部の蒸発
器４，蒸発器用送風機５，冷気吸い込み口６，冷気吹き
出し口７を有する冷却室８と、圧縮機９，放熱器１０を
有する機械室１１から構成されている。
１は貯蔵室、２は貯蔵室１の上面に配設された冷却ユニ
ットである。冷却ユニット２は、断熱体３の内部の蒸発
器４，蒸発器用送風機５，冷気吸い込み口６，冷気吹き
出し口７を有する冷却室８と、圧縮機９，放熱器１０を
有する機械室１１から構成されている。
【０００４】冷却ユニット２の蒸発器４の下部にはドレ
ンパン１２が配設され、さらに、ドレンパン１２には、
ドレンホース１３が配設されており、ドレンホース１３
は、貯蔵室１の内面、または庫外面に配設されている。
ンパン１２が配設され、さらに、ドレンパン１２には、
ドレンホース１３が配設されており、ドレンホース１３
は、貯蔵室１の内面、または庫外面に配設されている。
【０００５】ドレン水１４は、ドレンパン１２からドレ
ンホース１３を介して排出される。以上のように構成さ
れた冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
ンホース１３を介して排出される。以上のように構成さ
れた冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【０００６】貯蔵室１は、冷却ユニット２の断熱体３の
内部の蒸発器４により冷却された冷気を、蒸発器用送風
機５により冷気吹き出し口７から導入することで冷却さ
れる。貯蔵室１内はこの冷気の循環によって、貯蔵室１
内に収納された食品等は冷却される。
内部の蒸発器４により冷却された冷気を、蒸発器用送風
機５により冷気吹き出し口７から導入することで冷却さ
れる。貯蔵室１内はこの冷気の循環によって、貯蔵室１
内に収納された食品等は冷却される。
【０００７】この時、蒸発器４に露、または霜として付
着するドレン水は、一定時間毎に除霜が働く冷却ユニッ
ト２の機能によって、蒸発器４の下部に配設されたドレ
ンパン１２内に滴下し、ドレンパン１２に配設されたド
レンホース１３を通って、貯蔵室１の外部に排出され
る。
着するドレン水は、一定時間毎に除霜が働く冷却ユニッ
ト２の機能によって、蒸発器４の下部に配設されたドレ
ンパン１２内に滴下し、ドレンパン１２に配設されたド
レンホース１３を通って、貯蔵室１の外部に排出され
る。
【０００８】このように、冷却ユニット２の運転によっ
て、貯蔵室１内の温度管理は、可能であるが、蒸発器４
による除湿作用により循環する冷気が乾燥する場合が多
い。
て、貯蔵室１内の温度管理は、可能であるが、蒸発器４
による除湿作用により循環する冷気が乾燥する場合が多
い。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】一般に冷蔵庫は、冷却
ユニットのオン，オフ制御により、庫内の温度管理を行
うが、蒸発器に付着する露、または霜のドレン水が、庫
外に排出されることになるため、庫内の湿度が徐々に奪
われていくことになり、ひいては、貯蔵している食品の
品質が劣化することとなり、長期間、食品を保存するこ
とが困難であった。
ユニットのオン，オフ制御により、庫内の温度管理を行
うが、蒸発器に付着する露、または霜のドレン水が、庫
外に排出されることになるため、庫内の湿度が徐々に奪
われていくことになり、ひいては、貯蔵している食品の
品質が劣化することとなり、長期間、食品を保存するこ
とが困難であった。
【００１０】そこで本発明は、食品に応じて湿度を維持
できることで品質の劣化を防ぐ冷蔵庫を提供することを
主目的とする。また、ドレン水に起因するカビに対する
繁殖を抑制すべく衛生面に優れた冷蔵庫を提供すること
を二義的な目的とする。
できることで品質の劣化を防ぐ冷蔵庫を提供することを
主目的とする。また、ドレン水に起因するカビに対する
繁殖を抑制すべく衛生面に優れた冷蔵庫を提供すること
を二義的な目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項１記載の発明の冷蔵庫は、ドレン皿に溜まった
ドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置
を設け、所定時間毎に、ドレン皿の排水口の電磁弁を開
くこととしたものである。
に請求項１記載の発明の冷蔵庫は、ドレン皿に溜まった
ドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置
を設け、所定時間毎に、ドレン皿の排水口の電磁弁を開
くこととしたものである。
【００１２】これにより、ドレン皿に溜まったドレン水
を加湿装置により、貯蔵庫の庫内に戻すことで適切な湿
度を維持できる。また、一定時間ドレン皿に溜まったド
レン水は、ドレン皿の排水口に配設された電磁弁の作用
によって排出されることになるので、貯蔵庫内のカビの
繁殖を抑制することができることで、衛生面に優れる。
を加湿装置により、貯蔵庫の庫内に戻すことで適切な湿
度を維持できる。また、一定時間ドレン皿に溜まったド
レン水は、ドレン皿の排水口に配設された電磁弁の作用
によって排出されることになるので、貯蔵庫内のカビの
繁殖を抑制することができることで、衛生面に優れる。
【００１３】また、請求項２記載の発明の冷蔵庫は、ド
レン皿に溜まったドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を
加湿する加湿装置に、貯蔵室内を加湿する運転モードの
時は電磁弁を閉じ、貯蔵室内を加湿しない運転モードの
時は電磁弁を開くこととしたものである。
レン皿に溜まったドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を
加湿する加湿装置に、貯蔵室内を加湿する運転モードの
時は電磁弁を閉じ、貯蔵室内を加湿しない運転モードの
時は電磁弁を開くこととしたものである。
【００１４】これにより、貯蔵室内に保存する食品に応
じて、加湿が必要な場合は、ドレン皿上にドレン水を溜
めて、加湿装置を作動させて、適切な湿度を維持でき
る。また、加湿が必要でない場合はドレン皿上にドレン
水を溜めずに直接庫外に排出させることで、よりカビの
繁殖を抑えることができ、衛生面に優れるものである。
じて、加湿が必要な場合は、ドレン皿上にドレン水を溜
めて、加湿装置を作動させて、適切な湿度を維持でき
る。また、加湿が必要でない場合はドレン皿上にドレン
水を溜めずに直接庫外に排出させることで、よりカビの
繁殖を抑えることができ、衛生面に優れるものである。
【００１５】また、請求項３記載の発明の冷蔵庫は、ド
レン皿に溜まったドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を
加湿する加湿装置と、貯蔵室内を加湿する運転モードの
時は三方弁をドレンホース側に切り替え、貯蔵室内を加
湿しない運転モードの時は三方弁を前記ドレン皿側と異
る庫外側に切り替える三方弁を設けることとしたもので
ある。
レン皿に溜まったドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を
加湿する加湿装置と、貯蔵室内を加湿する運転モードの
時は三方弁をドレンホース側に切り替え、貯蔵室内を加
湿しない運転モードの時は三方弁を前記ドレン皿側と異
る庫外側に切り替える三方弁を設けることとしたもので
ある。
【００１６】これにより、加湿時において、必要最小限
しかドレン皿およびドレンホースにドレン水が流れない
ことになり、加湿が必要でない時は直接庫外にドレン水
が排出されるので、さらに衛生面に優れるものである。
しかドレン皿およびドレンホースにドレン水が流れない
ことになり、加湿が必要でない時は直接庫外にドレン水
が排出されるので、さらに衛生面に優れるものである。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項に記載した構成
をもって実施形態とすることができるのであるが、本発
明の実施をし易くするために、以下に構成に加えて作用
を併記することとする。すなわち、本発明の請求項１に
記載の発明は、貯蔵室と、前記貯蔵室内の空気を冷却す
る蒸発器と、前記蒸発器に発生するドレン水をドレン皿
に導くドレンホースと、前記ドレン皿の排水口に連通し
ていて電磁弁を有する庫外排出用パイプと、前記ドレン
皿に溜まったドレン水を用いて、前記貯蔵室内の空気を
加湿する加湿装置と、所定時間毎に前記電磁弁を開く電
磁弁制御装置を設けたものであり、これにより、適度な
湿度を貯蔵庫内で維持することができるようになり、食
品の保存期間が従来より延長されることになる。
をもって実施形態とすることができるのであるが、本発
明の実施をし易くするために、以下に構成に加えて作用
を併記することとする。すなわち、本発明の請求項１に
記載の発明は、貯蔵室と、前記貯蔵室内の空気を冷却す
る蒸発器と、前記蒸発器に発生するドレン水をドレン皿
に導くドレンホースと、前記ドレン皿の排水口に連通し
ていて電磁弁を有する庫外排出用パイプと、前記ドレン
皿に溜まったドレン水を用いて、前記貯蔵室内の空気を
加湿する加湿装置と、所定時間毎に前記電磁弁を開く電
磁弁制御装置を設けたものであり、これにより、適度な
湿度を貯蔵庫内で維持することができるようになり、食
品の保存期間が従来より延長されることになる。
【００１８】つまり、品質の劣化を防ぐ作用を有する。
また、電磁弁の作動によって、貯蔵庫内のカビの繁殖を
抑制することができる。
また、電磁弁の作動によって、貯蔵庫内のカビの繁殖を
抑制することができる。
【００１９】また、請求項２に記載の発明は、貯蔵室
と、前記貯蔵室内の空気を冷却する蒸発器と、前記蒸発
器に発生するドレン水をドレン皿に導くドレンホース
と、前記ドレン皿の排水口に連通していて電磁弁を有す
る庫外排出用パイプと、前記ドレン皿に溜まったドレン
水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置と、前
記貯蔵室内を加湿する運転モードの時は電磁弁を閉じ、
前記貯蔵室内を加湿しない運転モードの時は電磁弁を開
く電磁弁制御装置を設けたものであり、これにより、貯
蔵室に保存する食品に応じて、加湿が必要な場合はドレ
ン皿のドレン水を溜めることができ、加湿が必要でない
場合はドレン水を溜めずに直接庫外へ排出させること
で、よりカビの繁殖を抑制できる作用を有する。
と、前記貯蔵室内の空気を冷却する蒸発器と、前記蒸発
器に発生するドレン水をドレン皿に導くドレンホース
と、前記ドレン皿の排水口に連通していて電磁弁を有す
る庫外排出用パイプと、前記ドレン皿に溜まったドレン
水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置と、前
記貯蔵室内を加湿する運転モードの時は電磁弁を閉じ、
前記貯蔵室内を加湿しない運転モードの時は電磁弁を開
く電磁弁制御装置を設けたものであり、これにより、貯
蔵室に保存する食品に応じて、加湿が必要な場合はドレ
ン皿のドレン水を溜めることができ、加湿が必要でない
場合はドレン水を溜めずに直接庫外へ排出させること
で、よりカビの繁殖を抑制できる作用を有する。
【００２０】また、請求項３に記載の発明は、貯蔵室
と、前記貯蔵室内の空気を冷却する蒸発器と、前記蒸発
器に発生するドレン水をドレン皿に導くドレンホース
と、前記ドレン皿の排水口に連通していて電磁弁を有す
る庫外排出用パイプと、前記ドレン皿に溜まったドレン
水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置と、前
記貯蔵室内を加湿する運転モードの時は三方弁をドレン
ホース側に切り替え、前記貯蔵室内を加湿しない運転モ
ードの時は前記三方弁を前記ドレン皿側と異る庫外側に
切り替える三方弁制御装置を設けたものであり、これに
より、加湿時においても、必要最小限しかドレン皿およ
びドレンホースにドレン水が流れないようになり、さら
に衛生面が向上する作用を有する。
と、前記貯蔵室内の空気を冷却する蒸発器と、前記蒸発
器に発生するドレン水をドレン皿に導くドレンホース
と、前記ドレン皿の排水口に連通していて電磁弁を有す
る庫外排出用パイプと、前記ドレン皿に溜まったドレン
水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置と、前
記貯蔵室内を加湿する運転モードの時は三方弁をドレン
ホース側に切り替え、前記貯蔵室内を加湿しない運転モ
ードの時は前記三方弁を前記ドレン皿側と異る庫外側に
切り替える三方弁制御装置を設けたものであり、これに
より、加湿時においても、必要最小限しかドレン皿およ
びドレンホースにドレン水が流れないようになり、さら
に衛生面が向上する作用を有する。
【００２１】
【実施例】以下、本発明による冷蔵庫の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【００２２】（実施例１）図１は、本発明の実施例１に
おける冷蔵庫の断面図である。図２は、実施例１におけ
る冷蔵庫のタイムチャートである。
おける冷蔵庫の断面図である。図２は、実施例１におけ
る冷蔵庫のタイムチャートである。
【００２３】図１において、１５は貯蔵室、１６は貯蔵
室１５の上面に配設された冷却ユニットである。冷却ユ
ニット１６は、断熱体１７の内部の蒸発器１８，蒸発器
用送風機１９，冷気吸い込み口２０，冷気吹き出し口２
１を有する冷却室２２と、圧縮機２３，放熱器２４を有
する機械室２５から構成されている。
室１５の上面に配設された冷却ユニットである。冷却ユ
ニット１６は、断熱体１７の内部の蒸発器１８，蒸発器
用送風機１９，冷気吸い込み口２０，冷気吹き出し口２
１を有する冷却室２２と、圧縮機２３，放熱器２４を有
する機械室２５から構成されている。
【００２４】冷却ユニット１６の蒸発器１８の下部には
ドレンパン２６が配設され、さらに、ドレンパン２６に
は、ドレンホース２７が配設されており、ドレンホース
２７は、貯蔵室１５の内面、または庫外面に配設されて
いる。
ドレンパン２６が配設され、さらに、ドレンパン２６に
は、ドレンホース２７が配設されており、ドレンホース
２７は、貯蔵室１５の内面、または庫外面に配設されて
いる。
【００２５】ドレン水２８は、ドレンパン２６からドレ
ンホース２７内を流れて、ドレン皿２９に導かれる。３
０はドレン皿２９の排水口に設けられた途中に電磁弁３
１を有する庫外排出用パイプである。
ンホース２７内を流れて、ドレン皿２９に導かれる。３
０はドレン皿２９の排水口に設けられた途中に電磁弁３
１を有する庫外排出用パイプである。
【００２６】３２はドレン皿２９に溜まったドレン水２
８を用いて、貯蔵室１５内の空気を加湿する加湿装置で
ある。
８を用いて、貯蔵室１５内の空気を加湿する加湿装置で
ある。
【００２７】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。貯蔵室１５は、冷却ユニット
１６の断熱体１７の内部の蒸発器１８により冷却された
冷気を、蒸発器用送風機１９により冷気吹き出し口２１
から導入することで冷却される。貯蔵室１５内はこの冷
気の循環によって、貯蔵室１５内に収納された食品等は
冷却される。
以下その動作を説明する。貯蔵室１５は、冷却ユニット
１６の断熱体１７の内部の蒸発器１８により冷却された
冷気を、蒸発器用送風機１９により冷気吹き出し口２１
から導入することで冷却される。貯蔵室１５内はこの冷
気の循環によって、貯蔵室１５内に収納された食品等は
冷却される。
【００２８】この時、蒸発器１８に露、または霜として
付着するドレン水２８は、一定時間毎に除霜が働く冷却
ユニット１６の機能によって、蒸発器１８の下部に配設
されたドレンパン２６内に滴下し、ドレンパン２６に配
設されたドレンホース２７を通って、ドレン皿２９に溜
まる。
付着するドレン水２８は、一定時間毎に除霜が働く冷却
ユニット１６の機能によって、蒸発器１８の下部に配設
されたドレンパン２６内に滴下し、ドレンパン２６に配
設されたドレンホース２７を通って、ドレン皿２９に溜
まる。
【００２９】溜まったドレン水２８は、図２のタイムチ
ャート（ｂ）で示すように、加湿が必要な時は、加湿装
置３２によって、貯蔵室１５内は加湿される。この時、
図２の（ｅ）の圧縮機２３の運転時間が、一定時間オフ
状態が続くと庫外排出用パイプ３０に配設された図２の
（ｆ）で示す電磁弁３１が作動し、ドレン皿２９に溜ま
ったドレン水２８は、庫外に排出される。
ャート（ｂ）で示すように、加湿が必要な時は、加湿装
置３２によって、貯蔵室１５内は加湿される。この時、
図２の（ｅ）の圧縮機２３の運転時間が、一定時間オフ
状態が続くと庫外排出用パイプ３０に配設された図２の
（ｆ）で示す電磁弁３１が作動し、ドレン皿２９に溜ま
ったドレン水２８は、庫外に排出される。
【００３０】したがって、ドレン皿２９に溜まったドレ
ン水２８を加湿装置３２により、貯蔵室１５内に戻すこ
とで、適切な湿度を維持することができる。また、一定
時間ドレン皿２９に溜まったドレン水２８は、ドレン皿
２９の排水口に配設された電磁弁３１の作用によって排
出されることになるので、貯蔵室１５内のカビの繁殖を
抑制することができるので、衛生面が向上するという効
果が得られる。
ン水２８を加湿装置３２により、貯蔵室１５内に戻すこ
とで、適切な湿度を維持することができる。また、一定
時間ドレン皿２９に溜まったドレン水２８は、ドレン皿
２９の排水口に配設された電磁弁３１の作用によって排
出されることになるので、貯蔵室１５内のカビの繁殖を
抑制することができるので、衛生面が向上するという効
果が得られる。
【００３１】（実施例２）図３は、本発明の実施例２に
おけるタイムチャートである。
おけるタイムチャートである。
【００３２】図３の（ｇ）に示すように、加湿が必要で
ない時は図３の（ｉ）に示すように、ドレン皿２９の排
水口に配設された電磁弁３１はオン状態を維持すること
で、ドレン皿２９上にドレン水２８を溜めずに直接庫外
に排出させることで、よりカビの繁殖を抑えることがで
き、衛生面が向上するという効果が得られる。
ない時は図３の（ｉ）に示すように、ドレン皿２９の排
水口に配設された電磁弁３１はオン状態を維持すること
で、ドレン皿２９上にドレン水２８を溜めずに直接庫外
に排出させることで、よりカビの繁殖を抑えることがで
き、衛生面が向上するという効果が得られる。
【００３３】（実施例３）図４は、本発明の実施例３に
おける冷蔵庫の断面図である。なお、実施例１における
冷蔵庫の構成部分と同じ部分には同一符号を付与する。
おける冷蔵庫の断面図である。なお、実施例１における
冷蔵庫の構成部分と同じ部分には同一符号を付与する。
【００３４】３３は三方弁で、蒸発器１８に発生するド
レン水２８をドレン皿２９、または庫外へ切り替え可能
に導くドレンホース３４に切り替えるものである。
レン水２８をドレン皿２９、または庫外へ切り替え可能
に導くドレンホース３４に切り替えるものである。
【００３５】したがって、図５のタイムチャートの
（ｑ）で示すように、加湿オンの時は、図５の（ｔ）の
三方弁３３はオン状態で制御されるため、ドレン水２８
は、ドレン皿２９上に溜り、加湿装置３２により、貯蔵
室１５内は加湿される。また、図５の（ｒ）に示すよう
に、一定時間圧縮機２３が停止すると、ドレン皿２９に
溜まったドレン水２８は、ドレン皿２９の排水口に配設
された電磁弁３１の作用によって排出されるようにな
る。
（ｑ）で示すように、加湿オンの時は、図５の（ｔ）の
三方弁３３はオン状態で制御されるため、ドレン水２８
は、ドレン皿２９上に溜り、加湿装置３２により、貯蔵
室１５内は加湿される。また、図５の（ｒ）に示すよう
に、一定時間圧縮機２３が停止すると、ドレン皿２９に
溜まったドレン水２８は、ドレン皿２９の排水口に配設
された電磁弁３１の作用によって排出されるようにな
る。
【００３６】また、図５のタイムチャートの（ｍ）で示
すように、加湿オフの時は、図５の（ｐ）の三方弁３３
はオフ状態で制御されるため、ドレン水２８は、庫外へ
切り替え可能に導くドレンホース３４内を流れ排出され
ることになる。
すように、加湿オフの時は、図５の（ｐ）の三方弁３３
はオフ状態で制御されるため、ドレン水２８は、庫外へ
切り替え可能に導くドレンホース３４内を流れ排出され
ることになる。
【００３７】これにより、加湿しない場合には、ドレン
水２８はドレン皿２９側へ流れ込まないので、カビの繁
殖がさらに抑制され、衛生面がさらに向上するという効
果が得られる。
水２８はドレン皿２９側へ流れ込まないので、カビの繁
殖がさらに抑制され、衛生面がさらに向上するという効
果が得られる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、ドレン皿の排水口に設けられた途中に電
磁弁を有する庫外排出用パイプと、ドレン皿に溜まった
ドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置
と、所定時間毎に、電磁弁を開く電磁弁制御装置を設け
たものであり、これにより、適度な湿度を貯蔵庫内で維
持することができるようになり、食品の保存期間が従来
より延長されることになる。
発明によれば、ドレン皿の排水口に設けられた途中に電
磁弁を有する庫外排出用パイプと、ドレン皿に溜まった
ドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿する加湿装置
と、所定時間毎に、電磁弁を開く電磁弁制御装置を設け
たものであり、これにより、適度な湿度を貯蔵庫内で維
持することができるようになり、食品の保存期間が従来
より延長されることになる。
【００３９】つまり、品質の劣化を防ぐことができる。
また、電磁弁の動作によって、貯蔵庫内のカビの繁殖を
抑制することができる。
また、電磁弁の動作によって、貯蔵庫内のカビの繁殖を
抑制することができる。
【００４０】また、請求項２に記載の発明によれば、貯
蔵室内を加湿する運転モードの時は電磁弁を閉じ、貯蔵
室内を加湿しない運転モードの時は電磁弁を開く電磁弁
制御装置を設けたものであり、これにより、貯蔵室に保
存する食品に応じて、加湿が必要な場合は、ドレン皿の
ドレン水を溜めることができ、加湿が必要でない場合
は、ドレン水を溜めずに直接庫外へ排出させることで、
よりカビの繁殖を抑制することができる。
蔵室内を加湿する運転モードの時は電磁弁を閉じ、貯蔵
室内を加湿しない運転モードの時は電磁弁を開く電磁弁
制御装置を設けたものであり、これにより、貯蔵室に保
存する食品に応じて、加湿が必要な場合は、ドレン皿の
ドレン水を溜めることができ、加湿が必要でない場合
は、ドレン水を溜めずに直接庫外へ排出させることで、
よりカビの繁殖を抑制することができる。
【００４１】また、請求項３に記載の発明によれば、貯
蔵室内を加湿する運転モードの時は三方弁をドレンホー
ス側に切り替え、貯蔵室内を加湿しない運転モードの時
は庫外側に切り替える三方弁制御装置を設けたものであ
り、これにより、加湿時においても、必要最小限しかド
レン皿およびドレンホースにドレン水が流れないように
なり、さらに衛生面が向上することができる。
蔵室内を加湿する運転モードの時は三方弁をドレンホー
ス側に切り替え、貯蔵室内を加湿しない運転モードの時
は庫外側に切り替える三方弁制御装置を設けたものであ
り、これにより、加湿時においても、必要最小限しかド
レン皿およびドレンホースにドレン水が流れないように
なり、さらに衛生面が向上することができる。
【図１】本発明の実施例１における冷蔵庫の断面図
【図２】同タイムチャート
【図３】本発明の実施例２におけるタイムチャート
【図４】本発明の実施例３における冷蔵庫の断面図
【図５】同タイムチャート
【図６】従来の冷蔵庫の断面図
１５ 貯蔵室 １６ 冷却ユニット １８ 蒸発器 ２６ ドレンパン ２７，３４ ドレンホース ２８ ドレン水 ２９ ドレン皿 ３０ 庫外排出用パイプ ３１ 電磁弁 ３２ 加湿装置 ３３ 三方弁
Claims (3)
- 【請求項１】 貯蔵室と、前記貯蔵室内の空気を冷却す
る蒸発器と、前記蒸発器に発生するドレン水をドレン皿
に導くドレンホースと、前記ドレン皿の排水口に連通し
ていて電磁弁を有する庫外排出用パイプと、前記ドレン
皿に溜まったドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿
する加湿装置と、所定時間毎に前記電磁弁を開く電磁弁
制御装置とを備えた冷蔵庫。 - 【請求項２】 貯蔵室と、前記貯蔵室内の空気を冷却す
る蒸発器と、前記蒸発器に発生するドレン水をドレン皿
に導くドレンホースと、前記ドレン皿の排水口に連通し
ていて電磁弁を有する庫外排出用パイプと、前記ドレン
皿に溜まったドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿
する加湿装置と、前記貯蔵室内を加湿する運転モードの
時は前記電磁弁を閉じ、貯蔵室内を加湿しない運転モー
ドの時は前記電磁弁を開く電磁弁制御装置とを備えた冷
蔵庫。 - 【請求項３】 貯蔵室と、前記貯蔵室内の空気を冷却す
る蒸発器と、前記蒸発器に発生するドレン水をドレン皿
に導くドレンホースと、前記ドレン皿の排水口に連通し
ていて電磁弁を有する庫外排出用パイプと、前記ドレン
皿に溜まったドレン水を用いて、貯蔵室内の空気を加湿
する加湿装置と、前記貯蔵室内を加湿する運転モードの
時は三方弁を前記ドレンホース側に切り替え、貯蔵室内
を加湿しない運転モードの時は前記三方弁を前記ドレン
皿側と異る庫外側に切り替える三方弁制御装置とを備え
た冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10187280A JP2000018801A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10187280A JP2000018801A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000018801A true JP2000018801A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16203242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10187280A Pending JP2000018801A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000018801A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005351591A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
| CN102192632A (zh) * | 2010-03-01 | 2011-09-21 | 株式会社东芝 | 冰箱 |
| WO2016046528A1 (en) * | 2014-09-22 | 2016-03-31 | 42 Technology Limited | Heat transfer apparatus |
| CN112963995A (zh) * | 2021-02-22 | 2021-06-15 | 弗兰卡餐饮设备安装技术服务（中国）有限公司 | 冻肉机 |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP10187280A patent/JP2000018801A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005351591A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
| JP4666956B2 (ja) * | 2004-06-14 | 2011-04-06 | 三洋電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
| CN102192632A (zh) * | 2010-03-01 | 2011-09-21 | 株式会社东芝 | 冰箱 |
| CN102192632B (zh) * | 2010-03-01 | 2014-07-09 | 株式会社东芝 | 冰箱 |
| WO2016046528A1 (en) * | 2014-09-22 | 2016-03-31 | 42 Technology Limited | Heat transfer apparatus |
| US20170307282A1 (en) * | 2014-09-22 | 2017-10-26 | 42 Technology Limited | Heat transfer apparatus |
| CN112963995A (zh) * | 2021-02-22 | 2021-06-15 | 弗兰卡餐饮设备安装技术服务（中国）有限公司 | 冻肉机 |
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