JP2000017866A - 浴室ユニットの壁パネル取り付け方法 - Google Patents

浴室ユニットの壁パネル取り付け方法

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JP2000017866A
JP2000017866A JP10187440A JP18744098A JP2000017866A JP 2000017866 A JP2000017866 A JP 2000017866A JP 10187440 A JP10187440 A JP 10187440A JP 18744098 A JP18744098 A JP 18744098A JP 2000017866 A JP2000017866 A JP 2000017866A
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JP
Japan
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wall panel
bathroom unit
fitting
waterproof pan
wall
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JP10187440A
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English (en)
Inventor
Katsunori Shimizu
克憲 清水
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量な壁パネルが使用でき、それにより運搬
及び取り付け作業性が改善される浴室ユニットの壁パネ
ル取り付け方法を提供する。 【解決手段】 壁パネル載置面22と該載置面22に続
く立上り部23とからなる周縁部2を有する防水パンの
上記壁パネル載置面22に壁パネル3を立設させて取り
付ける浴室ユニットの壁パネル取り付け方法であって、
上記防水パンの周縁部の立上り部23に挿嵌して固定し
た撓み防止金具1を設け、該撓み防止金具1に上記壁パ
ネル3の裏面を当接させて壁パネル3を立設させること
を特徴とする浴室ユニットの壁パネル取り付け方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットの壁
パネル取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、集合住宅などにおいて、浴室
ユニットを設置することが行われている。この浴室ユニ
ットは、洗い場を形成した防水パンと、この防水パンと
一体の、もしくは、別体の浴槽と、防水パンの周縁部に
立設され、これらの防水パンおよび浴槽の周囲を包囲す
る壁パネルと、これらの壁パネルによって形成された上
方開口部を覆う天井パネルから構成されている。
【0003】このような浴室ユニットは、通常、ユニッ
トの外側から壁パネルをビス止めして固定するパネル工
法で組み立てられているが、躯体側の間仕切りや外壁が
あって作業者が入り込めない場合には、ユニット内部か
ら壁パネルを取り付ける現地組み立て工法が採用されて
いる。
【0004】上記現地組み立て工法としては、従来から
種々の方法が採用されている。例えば、防水パンの四隅
に縦柱(スタッド)を立設するとともに、該防水パンの
長辺の略中央部に中間縦柱を立設する。次いでこれらの
隣接する縦柱の間に横桟を架け渡した後、上記縦柱及び
中間縦柱の上端に天井パネルを嵌め込んで取り付ける。
さらに、上記縦柱、中間縦柱及び横桟に壁パネルをビス
等で固定した後、隣合う壁パネルの突き合わせ部に化粧
目地材を嵌め込む方法である。
【0005】上記方法におけるビス止め作業の作業性改
善、及びビスを隠すための化粧目地材による外観意匠の
低下を改善するため、特開平9−144166号公報で
は、上記縦柱(スタッド)及び壁パネルの左右の端部に
工夫を凝らし、壁パネルを押し込むだけで縦柱に嵌め込
むことのできる方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法においてはいづれも、壁パネル自体に剛性を有
していることが要求されている。このため、例えば、壁
パネルとして塩ビ鋼板の裏面に石膏ボード等の裏打材を
貼り合わせた複合板が用いられる場合には、裏打材の石
膏ボードの厚さを厚くしたり、壁パネルの左右の端部に
おいて塩ビ鋼板でリブを形成させたりして剛性が高くさ
れている。何故ならば、壁パネルの剛性が不足すると、
内側からの力で該壁パネルが撓みやすくなり、撓みによ
って隣合う壁パネルの突き合わせ部に打設した目地材、
例えば、シリコン系コーキング材等が切断したり汚れた
りするからであり、また、入浴時の居住性も良くないか
らである。
【0007】ところが上述のように裏打材を厚くした
り、端部にリブを設けた壁パネルは重量が重くなって運
搬及び取り付け作業性が悪いという問題があり、また価
格の低減にも限界がある。
【0008】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、その目的は、従来よりも軽量な壁パネルが
使用でき、それにより運搬及び取り付け作業性が改善さ
れる浴室ユニットの壁パネル取り付け方法を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の浴室ユニットの
壁パネル取り付け方法(以下、本発明という)は、壁パ
ネル載置面と該載置面に続く立上り部とからなる周縁部
を有する防水パンの上記壁パネル載置面に壁パネルを立
設させて取り付ける浴室ユニットの壁パネル取り付け方
法であって、上記防水パンの周縁部の立上り部に挿嵌し
て固定した撓み防止金具を設け、該撓み防止金具に上記
壁パネルの裏面を当接させて壁パネルを立設させること
を特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、壁パネル載置面と該載置面に続く立
上り部とからなる周縁部を有する防水パンの上記壁パネ
ル載置面に壁パネルを立設させて取り付ける浴室ユニッ
トの壁パネル取り付け方法であって、上記防水パンの周
縁部の立上り部に挿嵌して固定した撓み防止金具を設
け、該撓み防止金具に上記壁パネルの裏面を当接させて
壁パネルを立設させる方法であるので、従来よりも軽量
な壁パネルが使用でき、それにより運搬及び取り付け作
業性が改善される。また、壁パネルの価格も低減でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明で用いられる撓
み防止金具を示す斜視図である。撓み防止金具1は、垂
直面11と是に連続する断面略S字状の接続部12及び
断面略逆L字状の嵌合部13よりなる。垂直面11は、
壁パネルの裏面に当接する部分であり、嵌合部13は、
防水パンの周縁部の立上り部に挿嵌してこの撓み防止金
具が固定される部分である。
【0012】図2は、上記撓み防止金具1が防水パンの
周縁部2に固定されたところを示す一部破断斜視図であ
る。図示した部分の防水パンの周縁部2は、浴槽を嵌合
載置する断面略コ字状の浴槽載置部21、壁パネルを立
設させる壁パネル載置面22及び立上り部23よりなっ
ている。撓み防止金具1の嵌合部13がその弾性力で開
かれて上記立上り部23に挿嵌され、その復元力で固定
されている。
【0013】防水パンの周縁部2は、図示されていない
洗い場の部分では浴槽載置部21が無く、立上り部23
の断面形状も図2の形状とは異なっているが、その部分
に用いられる撓み防止金具の嵌合部13の断面形状は、
その部分の立上り部23の断面形状に合わせて変更され
る。
【0014】図3は、防水パンの周縁部2の壁パネル載
置面22に壁パネル3を立設して取り付けた状態を示す
図2のA−A線断面図である。壁パネル3は、塩ビ鋼板
31に裏打材として石膏ボード32を貼り合わせた複合
板である。311は壁パネル3の下端で折り返された塩
ビ鋼板である。この壁パネル3は、上記壁パネル載置面
22にバックアップ材5を介して立設されている。バッ
クアップ材5は水密のために用いられるもので、本実施
例では発泡樹脂シートを用いた。また、浴室ユニット内
面側の防水パンの周縁部2と壁パネル3の合わせ目に
は、シリコン系コーキング材4を打設した。図示するよ
うに、壁パネル3の裏面は撓み防止金具1の垂直面11
に当接されて、壁パネル3は壁パネル載置面22から立
設されている。
【0015】図4は、本実施例における撓み防止金具1
の使用箇所を示す浴室ユニット6の平面図である。防水
パン20の四隅には縦柱61、61……が立設され、該
防水パン20の長辺の略中央部に中間縦柱62、62が
立設されている。各々の縦柱61及び62の間には壁パ
ネル3が取り付けられている。7は載置された浴槽であ
る。10の矢印で撓み防止金具1が用いられた箇所を示
す。撓み防止金具1は縦柱61及び62の略中間に用い
た。
【0016】
【発明の効果】本発明の浴室ユニットの壁パネル取り付
け方法は、上述の通りであり、本発明によると、従来よ
りも軽量な壁パネルが使用でき、それにより運搬及び取
り付け作業性が改善される。また、壁パネルの価格も低
減できる。さらに、浴室ユニットの内部から押圧したと
きの撓みが無く入浴時の居住性も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられる撓み防止金具の一例を示す
斜視図。
【図2】本発明の実施の一例を示す一部破断斜視図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明の実施の一例を示す平面図。
【符号の説明】
1 撓み防止金具 11 垂直部 12 接続部 2 防水パン周縁部 20 防水パン 21 浴槽載置部 22 壁パネル載置面 23 立上り部 3 壁パネル 31 塩ビ鋼板 32 石膏ボード 4 コーキング材 5 バックアップ材 6 浴室ユニット 61、62 縦柱 7 浴槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネル載置面と該載置面に続く立上り
    部とからなる周縁部を有する防水パンの上記壁パネル載
    置面に壁パネルを立設させて取り付ける浴室ユニットの
    壁パネル取り付け方法であって、上記防水パンの周縁部
    の立上り部に挿嵌して固定した撓み防止金具を設け、該
    撓み防止金具に上記壁パネルの裏面を当接させて壁パネ
    ルを立設させることを特徴とする浴室ユニットの壁パネ
    ル取り付け方法。
JP10187440A 1998-07-02 1998-07-02 浴室ユニットの壁パネル取り付け方法 Pending JP2000017866A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011153513A (ja) * 2009-12-28 2011-08-11 Sekisui Home Techno Kk 浴室床パンの防水接続構造

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JP2011153513A (ja) * 2009-12-28 2011-08-11 Sekisui Home Techno Kk 浴室床パンの防水接続構造

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