JP2000016228A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2000016228A JP10189094A JP18909498A JP2000016228A JP 2000016228 A JP2000016228 A JP 2000016228A JP 10189094 A JP10189094 A JP 10189094A JP 18909498 A JP18909498 A JP 18909498A JP 2000016228 A JP2000016228 A JP 2000016228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアバッグ本体の内圧を好適に制御することの
できるエアバッグ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】インフレータ20より発生したガスGは、
エアバッグ本体18を膨張させ、ガスGの圧力が一定値
に達したとき、エアバッグ本体18を構成するシート材
36aに固定された蓋部材40がガス排出用ベントホー
ル38a、38bからのガスGによって押圧され、前記
ベントホール38a、38bが開口する。そして、この
開口からガスGが外部に排出されることにより、乗員に
対する衝撃が好適に吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス排出用ベント
ホールを有し、平時に折り畳み状態にある袋状のエアバ
ッグ本体を、非常事態発生時にインフレータから噴出さ
れるガスにより膨張させるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置は、車両の衝突時におい
て発生する所定以上の減速度を衝突センサが検知した際
に、インフレータを作動させることでガスを発生させ、
そのガスの圧力によってエアバッグ本体を急速に膨張さ
せて乗員を拘束し、危険を回避するようにしたものであ
り、通常、ステアリングホイールの中央部やダッシュボ
ードに装着される。
【0003】ところで、このようなエアバッグ装置にあ
って、エアバッグ本体の膨張後において内部の圧力が一
定に保持されるものとすると、その圧力による乗員に対
する反力が大きくなってしまう。そこで、エアバッグ本
体にガス排出用ベントホールを設け、このベントホール
からガスを排出できるようにしたものが知られている
(特開平1−172046号公報参照)。
【0004】しかしながら、単にベントホールを形成し
ただけでは、乗員に対する反力を好適に制御することが
困難である。また、ガスの損失も大きく、従って、所定
の圧力を達成するためにガスの供給量を増大せざるを得
ず、その分、高出力のインフレータが必要となり、不経
済となる不具合が生じる。
【0005】そこで、図14および図15に示すよう
に、2枚の円形状の布2a、2bの外周部を縫製するこ
とでエアバッグ本体4を構成し、一方の布2aにベント
ホール6a、6bを設け、且つ、布2aの一部を折り返
すことにより折り返し部8とし、この折り返し部8によ
って前記ベントホール6a、6bを覆うように構成した
ものが提案されている(特開平4−221250号公報
参照)。
【0006】この場合、エアバッグ本体4の膨張時にお
いて、インフレータが装着される開口部9から導入され
たガスは、当初、ベントホール6a、6bが折り返し部
8によって閉塞されているため、ガスの流出が規制さ
れ、次いで、ガスが所定の圧力となった時点で、折り返
し部8が前記圧力によってベントホール6a、6bから
離間することになるため(図15参照)、前記ベントホ
ール6a、6bを介してガスが排出されて圧力が低下
し、この結果、好適な状態で乗員を拘束することが可能
となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術では、折り返し部8によってベントホール6
a、6bを覆う構成となっているため、エアバッグ本体
4の膨張の状態によっては、例えば、折り返し部8にガ
スが流入して膨らみ、ベントホール6a、6bが急速に
開口してしまうおそれがある。この場合、ガスの流出量
が折り返し部8を設けない場合と同様に急速に増大する
ため、好適な反力の制御が営まれなくなってしまう。
【0008】本発明は、前記の不具合を考慮してなされ
たものであり、エアバッグ本体の内圧を好適に制御する
ことのできるエアバッグ装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
装置は、ガス排出用ベントホールを有し、平時に折り畳
み状態にある袋状のエアバッグ本体を、非常事態発生時
にインフレータから噴出されるガスにより膨張させるエ
アバッグ装置において、前記ベントホールは、前記ベン
トホールの周縁部の前記エアバッグ本体に一部が固定さ
れる蓋部材により全体が覆われ、前記蓋部材は、前記エ
アバッグ本体が膨張した後、固定された部位以外の部位
が前記ガスの圧力により前記ベントホールから離間し、
前記ベントホールから排出されるガスの流れを制御する
ことを特徴とする。
【0010】この場合、前記ベントホールは、前記ガス
の圧力が一定値に達するまで前記蓋部材によって閉塞状
態に維持されるため、それまでの間、ガスの無駄な流出
がない。また、一定値に達した後、ガスの圧力によって
前記蓋部材がエアバッグ本体から離間するとともに、そ
の流出量および流出方向が制御された状態で内圧の低減
がなされる。
【0011】なお、前記蓋部材を縫製によって前記エア
バッグ本体に固定し、その縫製の範囲を調整することに
より、ベントホールから流出するガスの流出量、すなわ
ち、エアバッグ本体の内圧の変化を容易に調整すること
ができる。
【0012】また、前記蓋部材を、前記ベントホールか
ら排出される前記ガスの圧力により切断される糸状部材
によって一部を縫製することにより、前記ベントホール
からガスが流出するタイミングを、前記糸状部材の強度
を選択することで容易に調整することができる。なお、
蓋部材は、一部を折り畳んだ状態で縫製しておくことに
より、蓋部材を大きく構成し、糸状部材の切断時に十分
な量のガスをベントホールから排出させることができ
る。
【0013】さらに、前記蓋部材に、前記ベントホール
から排出される前記ガスの圧力により分断されるスリッ
トを設けることにより、前記スリットにおいて前記蓋部
材を分断させ、固定された部位以外の部位を前記ベント
ホールから離間させることができる。この場合、スリッ
トの範囲等によってベントホールからのガスの流出タイ
ミングを容易に調整することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態のエアバッグ
装置10が適用される車両の運転席12を示す。この場
合、エアバッグ装置10は、ステアリングホイール14
の中央部に装備される。
【0015】エアバッグ装置10は、図2に示すよう
に、ステアリングホイール14の中央部に装着されるケ
ーシング16と、ケーシング16に収納されるエアバッ
グ本体18と、エアバッグ本体18に対してガスGを供
給するインフレータ20とから基本的に構成される。
【0016】ケーシング16は、乗員側に配置され、ケ
ーシング本体22に薄肉部24を介して連結されるパネ
ル26a、26bを有する。インフレータ20は、車両
に加わる減速度が所定以上となった際に衝突センサ28
から出力される点火信号に基づき、ガス発生剤を点火し
てガスGを発生させるもので、ブラケット30を介して
ケーシング本体22に装着される。また、エアバッグ本
体18は、インフレータ20からのガスGが供給される
開口部32の周縁部がリテーナ34を介してブラケット
30に固定される。
【0017】エアバッグ本体18は、図3に示すよう
に、円形状の2枚のシート材36a、36bの周縁部を
縫合等によって連結して構成されており、インフレータ
20が装着されるシート材36aの中央部には、ガスG
が供給される開口部32が形成される。また、シート材
36aにおける開口部32の上部には、2つのガス排出
用ベントホール38a、38bが形成される。そして、
これらのベントホール38a、38bを覆うようにし
て、弓形状の蓋部材40がシート材36aに固定され
る。すなわち、蓋部材40は、上部の円弧部42aがシ
ート材36aに縫合によって固定される一方、下部の直
線部42bが開放状態とされる。
【0018】本実施形態のエアバッグ装置10は、基本
的には以上のように構成されるものであり、次に、この
エアバッグ装置10の作用効果について説明する。
【0019】車両の走行中等において、衝突センサ28
が所定値以上の減速度を検知すると、点火信号がインフ
レータ20に対して出力される。インフレータ20は、
点火信号が供給されると、その内部に収容された発火剤
に点火し、それによって発生するガスGが開口部32を
介してエアバッグ本体18内に供給される。
【0020】ガスGが供給されたエアバッグ本体18は
急速に膨張し、ケーシング16を構成するパネル26
a、26bをその圧力によって薄肉部24において分断
し、図3および図4に示すように展開することで乗員を
拘束する。
【0021】エアバッグ本体18が所定量膨張し、内圧
が一定値以上になると、ガスGの圧力によって蓋部材4
0が外方向に押圧され、ガス排出用ベントホール38
a、38bより離間することになる。従って、エアバッ
グ本体18内のガスGは、ベントホール38a、38b
を介して外部に徐々に排出される。この結果、車両に付
与された減速度による乗員に対する衝撃が、エアバッグ
本体18によって好適に吸収されることになる。
【0022】ここで、エアバッグ本体18内のガスGの
圧力を制御するガス排出用ベントホール38a、38b
は、エアバッグ本体18が膨張する当初において、蓋部
材40によって閉塞されているため、ガスGが外部に排
出されることがなく、効率的にエアバッグ本体18が膨
張する。
【0023】一方、エアバッグ本体18内のガスGの圧
力が一定値以上になると、その圧力によって蓋部材40
がガス排出用ベントホール38a、38bより離間する
ことになるが、前記蓋部材40は、上部の円弧部42a
が縫製によってシート材36aに固定されているため、
ガスGは下部の直線部42bを介して外部に排出され
る。この場合、蓋部材40のシート材36aに対する固
定範囲および開口の大きさは、縫製の範囲によって容易
に調整することができるため、ガスGが排出されるタイ
ミングや排出速度等を容易に制御することができる。ま
た、蓋部材40がシート材36aとは別体で外部に装着
されているため、エアバッグ本体18の膨張中において
不用意にベントホール38a、38bが開口し、エアバ
ッグ本体18が完全に展開することなくガスGが排出さ
れてしまうような不具合が生じることはない。
【0024】さらに、ガスGは、ベントホール38a、
38bから蓋部材40側に排出された後、その方向が下
方向に変更されてガスGの流速が低下するため、急速な
圧力低下が生じることがなく、ガスGの無駄な消費を回
避することができる。
【0025】なお、図5に示すように、蓋部材44a、
44bをそれぞれのガス排出用ベントホール38a、3
8bに独立に設けることにより、それぞれのベントホー
ル38a、38bから排出されるガスGを独立に制御す
ることができる。
【0026】図6および図7は、エアバッグ本体18を
構成するシート材36aに形成されたベントホール38
a、38bに対して、帯状の蓋部材46を装着した実施
形態を示す。この蓋部材46は、両端部が縫製等によっ
てベントホール38a、38bの側部に固定されてお
り、また、中央部が折り畳まれ、2カ所の縫製部48
a、48bによって連結されている。なお、縫製部48
a、48bは、ガスGから付与される一定値の圧力によ
って切断される糸状部材によって形成される。
【0027】前記のように構成されるエアバッグ本体1
8は、ガスGによって膨張した後、内部の圧力が一定値
以上になると、ベントホール38a、38bに付与され
るガスGの圧力によって蓋部材46が押圧され、その圧
力により縫製部48a、48bを形成する糸状部材が切
断され、中央部の折り畳み部分が図7に示すように展開
する。
【0028】この場合、ベントホール38a、38bか
ら排出されたガスGは、蓋部材46に当たることで分散
され、上下の間隙より外部に排出される。この結果、エ
アバッグ本体18内のガスGの圧力が低下して衝撃が吸
収される。
【0029】図8および図9は、さらに他の実施形態を
示したもので、三日月状に形成された蓋部材50によっ
てベントホール38a、38bを閉塞するようにしたも
のである。この蓋部材50は、中央部がインフレータ2
0の装着される開口部32に配置され、両端部が縫製等
によってベントホール38a、38bの側部に固定され
ている。そして、ベントホール38a、38bと開口部
32との間の部位には、スリット52a、52bが形成
されている。
【0030】このように構成されるエアバッグ本体18
は、ガスGによって膨張した後、内部の圧力が一定値以
上になると、ベントホール38a、38bから排出され
るガスGの圧力によって蓋部材50が押圧され、その圧
力により、スリット52a、52bにおいて蓋部材50
が分断される。
【0031】この場合、ベントホール38a、38bか
ら排出されたガスGは、残存する蓋部材50の一部をそ
の圧力によって押し上げ、外部に排出される。この結
果、エアバッグ本体18内のガスGの圧力が低下し、衝
撃が吸収される。なお、スリット52a、52bの範囲
等を調整することで、ガスGの排出タイミング等を容易
に調整することができる。
【0032】なお、図3の実施形態の変形例として、図
10に示すように、蓋部材51の中央部に弛み部52を
設け、前記弛み部52を糸状部材により縫製することで
ベントホール38a、38bを閉塞状態としておき、エ
アバッグ本体18が膨張した後、ガスGの圧力で弛み部
52の糸状部材を切断し、図11に示すように、ベント
ホール38a、38bを開放させてガスGを排出するよ
うにしてもよい。この場合、弛み部52は、シート材3
6aに対して縫製するようにしてもよい。
【0033】同様に、図5の実施形態の変形例として、
図12に示すように、各蓋部材53a、53bの中央部
に弛み部54a、54bを設け、前記弛み部54a、5
4bを糸状部材により縫製することでベントホール38
a、38bを閉塞状態としておき、エアバッグ本体18
が膨張した後、ガスGの圧力で弛み部54a、54bの
糸状部材を切断し、図13に示すように、ベントホール
38a、38bを開放させてガスGを排出するようにし
てもよい。この場合、弛み部54a、54bは、シート
材36aに対して縫製するようにしてもよい。
【0034】これらの実施形態において、弛み部52ま
たは弛み部54a、54bを調整することで、ガスGの
流出量、流出方向等を容易に調整することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエア
バッグ装置によれば、エアバッグ本体の内圧が一定値に
達するまでベントホールが閉塞状態に維持されるため、
それまでの間、ガスの無駄な流出がなく、効率的にエア
バッグ本体を膨張させることができる。一方、内圧が一
定値に達した後は、前記蓋部材がエアバッグ本体からガ
スの圧力に応じて離間することになるため、ガスが排出
されて速やかに内圧が低減される。この場合、エアバッ
グ本体に対する蓋部材の固定範囲を調整することによ
り、ガスの排出タイミングや排出速度等を容易に調整す
ることができる。
【0036】また、前記蓋部材を縫製によって前記エア
バッグ本体に固定し、その縫製の範囲を調整することに
より、ベントホールから流出するガスの流出量、すなわ
ち、エアバッグ本体の内圧の変化をさらに容易に調整す
ることができる。
【0037】また、前記蓋部材を、前記ベントホールか
ら排出される前記ガスの圧力により切断される糸状部材
によって一部を縫製することにより、前記ベントホール
からガスが流出するタイミングを、前記糸状部材の強度
を選択することで容易に調整することができる。
【0038】さらに、前記蓋部材に、前記ベントホール
から排出される前記ガスの圧力により分断されるスリッ
トを設けることにより、前記スリットにおいて前記蓋部
材を分断させ、固定された部位以外の部位を前記ベント
ホールから離間させることができる。この場合、スリッ
トの範囲等によってベントホールからのガスの流出タイ
ミングを容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアバッグ装置が適用される車両の運転席の構
成図である。
【図2】ステアリングホイールに装着されるエアバッグ
装置の断面構成図である。
【図3】図2に示すエアバッグ装置におけるエアバッグ
本体の構成斜視図である。
【図4】図2に示すエアバッグ装置におけるエアバッグ
本体が膨張している状態を示す断面説明図である。
【図5】エアバッグ装置におけるエアバッグ本体の他の
実施形態の構成斜視図である。
【図6】エアバッグ装置におけるエアバッグ本体の他の
実施形態の構成斜視図である。
【図7】図6に示すエアバッグ本体からガスが排出され
ている状態を示す構成斜視図である。
【図8】エアバッグ装置におけるエアバッグ本体の他の
実施形態の構成斜視図である。
【図9】図8に示すエアバッグ本体からガスが排出され
ている状態を示す構成斜視図である。
【図10】図3に示す実施形態の変形例を示すエアバッ
グ本体の構成斜視図である。
【図11】図10に示すエアバッグ本体からガスが排出
されている状態を示す構成斜視図である。
【図12】図5に示す実施形態の変形例を示すエアバッ
グ本体の構成斜視図である。
【図13】図12に示すエアバッグ本体からガスが排出
されている状態を示す構成斜視図である。
【図14】従来技術に係るエアバッグ本体の構成説明図
である。
【図15】図14に示すエアバッグ本体からガスが排出
されている状態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
10…エアバッグ装置 14…ステアリングホ
イール 16…ケーシング 18…エアバッグ本体 20…インフレータ 28…衝突センサ 36a、36b…シート材 38a、38b…ガス
排出用ベントホール 40、44a、44b、46、50、51、53a、5
3b…蓋部材 48a、48b…縫製部 52a、52b…スリ
ット G…ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 健 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 樋口 等 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D054 AA02 AA03 AA07 AA13 BB05 CC13 CC34 DD09 EE04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス排出用ベントホールを有し、平時に折
    り畳み状態にある袋状のエアバッグ本体を、非常事態発
    生時にインフレータから噴出されるガスにより膨張させ
    るエアバッグ装置において、 前記ベントホールは、前記ベントホールの周縁部の前記
    エアバッグ本体に一部が固定される蓋部材により全体が
    覆われ、前記蓋部材は、前記エアバッグ本体が膨張した
    後、固定された部位以外の部位が前記ガスの圧力により
    前記ベントホールから離間し、前記ベントホールから排
    出されるガスの流れを制御することを特徴とするエアバ
    ッグ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記蓋部材
    は、縫製によって前記エアバッグ本体に固定されること
    を特徴とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、前
    記蓋部材は、前記ベントホールから排出される前記ガス
    の圧力により切断される糸状部材によって一部が縫製さ
    れ、前記糸状部材が切断されることにより前記ベントホ
    ールから離間することを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の装置において、前記蓋部材
    は、前記ベントホールから排出される前記ガスの圧力に
    より切断される糸状部材によって一部が折り畳まれた状
    態で縫製されることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の装置において、前
    記蓋部材は、前記ベントホールから排出される前記ガス
    の圧力により分断されるスリットを有し、前記スリット
    において分断されることで、固定された部位以外の部位
    が前記ベントホールから離間することを特徴とするエア
    バッグ装置。
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