JP2000014992A - 折りたたみ式物干しハンガー - Google Patents

折りたたみ式物干しハンガー

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JP2000014992A
JP2000014992A JP10186032A JP18603298A JP2000014992A JP 2000014992 A JP2000014992 A JP 2000014992A JP 10186032 A JP10186032 A JP 10186032A JP 18603298 A JP18603298 A JP 18603298A JP 2000014992 A JP2000014992 A JP 2000014992A
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JP
Japan
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string
pinch
frame
hanging
shaped
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JP10186032A
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English (en)
Inventor
Makoto Takahashi
誠 高橋
Tetsuo Kawahara
哲生 川原
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REKKU KK
Original Assignee
REKKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納保管時の形態の小形化ができる物干しハ
ンガーを提供する。 【解決手段】 吊下げフック1とブリッジ2を有する物
干しハンガーにおいて、二つの枠本体5,5は展開と重
ね合わせの二態様に変更可能とする。可撓性に富む合成
樹脂製のピンチ吊下げひも6は、ひも部分の先端に頭部
を形成し、ひも部分の後端でピンチ7の摘み部分を止着
する形状とする。そのピンチ吊下げひも6の取付穴とし
ては、枠本体5,5の底と側壁を有する部位に穿設さ
れ、そのピンチ吊下げひも6の頭部と繋がるひも部分を
枠本体5の内側に向けた状態で嵌挿可能とした切込溝8
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャツや靴下とい
った比較的小型の洗濯物を干すのに好適な折りたたみ式
物干しハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型の洗濯物を干すのに手頃な大きさを
もった物干しハンガーと呼ばれるものが市販されてい
る。これら物干しハンガーは、ハンガーの形態を収納保
管時などには小形化できると好都合であるが、多くは枠
本体を折りたたみ可能な構造にして枠本体の大きさにつ
いては半減できても、枠本体の底面から懸垂しているピ
ンチ吊下げひもが弾性に富む合成樹脂製である場合、該
ピンチ吊下げひもに止着されたピンチを折りたたまれた
枠本体の内側空間内に収めるために、ピンチ吊下げひも
の弾性に抗して変形させると、そのとき生じる復元弾性
力によって枠本体の内側空間内に収めるのが困難とな
り、形態の小形化には繋がらなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、折りたたみ式物干しハンガーにおいて、ピ
ンチ吊下げひもが弾性に富む合成樹脂製であっても、そ
の弾性変形に伴う反発力を可及的小とした状態で、ピン
チ吊下げひもに止着されたピンチを折りたたんだ枠本体
の内側箇所に納めさすことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
折りたたみ式物干しハンガーは、上記した課題を解決す
るため、吊下げフックとブリッジを有する物干しハンガ
ーにおいて、展開と重ね合わせの二態様に変更可能とし
た二つの枠本体と、ひも部分の先端に頭部を形成し該ひ
も部分の後端でピンチの摘み部分を止着した可撓性に富
む合成樹脂製のピンチ吊下げひもと、該枠本体の底面と
該底面に繋がる側壁を有する部位に穿設され、そのピン
チ吊下げひもの頭部と繋がるひも部分を枠本体の内側に
向けた状態で嵌挿可能とした切込溝とを備えたものであ
る。
【0005】また、請求項2の発明は、上記枠本体は、
主フレーム部分と、その主フレーム部分の二つの直線部
分の間を繋ぐ連結フレーム部分とからなり、その主フレ
ーム部分の断面形状は、略1/4円の円弧部分とJ字状
部分との結合体であり、連結フレーム部分は、上記J字
状部分の低い自由端側の高さと同じ高さの断面略U字状
としたものであり、上記枠本体の底壁と側壁を有する部
位は、主フレーム部分のJ字状部分および断面略U字状
をなす連結フレーム部分の各底と側壁としたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態の例
を示す。ブリッジ2の中央に形成された支持構造体4に
保持されている吊下げフック1は、図示の直立状態のほ
か、支持構造体4に形成した開口部4aから横倒しの状
態(図4参照)にもできるものである。ブリッジ2の両
端に設けた取付板3,3には、二つの枠本体5,5が回
動自在に枢着される。枢着部の詳細は、図示するを省略
したが、頭部に割りを入れて縮径と原形復帰が可能な係
止用突起物を枠本体5側に作り、その係止用突起物が嵌
まる穴を取付板3側にあけて、その係止用突起物を穴に
嵌めれば直ちに回動自在な枢着と抜け防止とがワンタッ
チでなされるようになっている。
【0007】枠本体5は、図2(A)に示したように、
平面形状がUの字状をなす主フレーム部分5aと、その
主フレーム部分5aの二つの直線部分の間を繋ぐ連結フ
レーム部分5bとからなり、主フレーム部分5aの断面
形状は、図2(A)のX−X線に沿い切断し矢印方向に
見た断面図である図2(B)からわかるように、略1/
4円の円弧部分5cとJ字状部分5dとの結合体であ
り、連結フレーム部分5bは、これも図2(B)の断面
図からわかるように、上記J字状部分5dの低い自由端
側の高さと同じ高さの断面略U字状としたものである。
【0008】図2(A)には、二つの枠本体5,5は各
枠本体5の垂直端面5eが取付板3の垂直端面3aに当
接して展開状態に維持されること、このとき両枠本体
5,5の側端間に間隔Aが形成されることが図示されて
いる。間隔Aによって両枠本体5,5の重ね合わせが可
能となっている。吊下げフック1は、両枠本体5,5の
重合時に連結フレーム部分5b,5b間にあって、重合
された二つの枠本体5,5の内側空間内に納まる大きさ
とされている(図4参照)。
【0009】図3に、ピンチ吊下げひも6の詳細を示
す。ピンチ吊下げひも6は可撓性に富む合成樹脂で作ら
れ、先端を円筒状頭部6aとし、ひも部分6bを介して
後端はピンチ7の摘みを止着する止着部6cが形成され
ている。図1の例では、主フレーム部分5aからは5個
のピンチ7が、連結フレーム部分5bの真ん中から1個
のピンチ7が夫々ピンチ吊下げひも6を介して懸垂され
ているが、これらピンチ吊下げひも6の取付穴として
は、枠本体5,5の底面と該底面に繋がる側壁を有する
部位に穿設され、そのピンチ吊下げひも6の円筒状頭部
6aと繋がるひも部分6bを枠本体5,5の内側に向け
た状態で嵌挿可能とした切込溝8である。図2(A)と
(B)の例でいうと、枠本体5,5の上記J字状部分5
dの底面に穿設された切込溝部分8aと側壁に穿設され
た切込溝部分8b、および断面略U字状をなす連結フレ
ーム部分5bの底面に穿設された切込溝部分8aと側壁
に穿設された切込溝部分8bである。
【0010】いま、ピンチ吊下げひも6の円筒状頭部6
aとひも部分6bを枠本体5,5の切込溝部分8aに横
向きに押し込み、ピンチ吊下げひも6の向きを90度変
えてピンチ7を懸垂状態とする。このようにしても、ピ
ンチ吊下げひも6の円筒状頭部6aはJ字状部分5dの
底部または断面略U字状をなす連結フレーム部分5bの
底部で支承されて抜け落ちることはない。
【0011】本物干しハンガーを使い終わった後、左右
の枠本体5,5を二つ折りにして、その二つ折りされた
両枠本体5,5間に吊下げフック1を納め、つぎに、ピ
ンチ吊下げひも6の向きを90度変えて、J字状部分5
dの側壁または断面略U字状をなす連結フレーム部分5
bの側壁に穿設されている切込溝部分8bからひも部分
6bを出すことでピンチ7を二つ折りされた両枠本体
5,5間に納めてやれば、ピンチ吊下げひも6の変形に
伴う弾性反発力を可及的小の状態で、すべてのピンチ7
を折りたたんだ枠本体の内側箇所に収納するように配設
することができる。図4は、この状態を示している。
【0012】上記した例では、吊下げフック1はブリッ
ジ2の中央に形成された支持構造体4に保持され、その
ブリッジ2の両端に設けた取付板3,3に二つの枠本体
5,5が回動自在に枢着して展開と重ね合わせの二態様
に変更可能としたが、吊下げフック1の取付部材(図示
せず)と展開状態にある二つの枠本体5,5の四隅とを
チェーン(図示せず)によって連結するものでもよい
し、枠本体5,5の形状やピンチ吊下げひも6の頭部6
a形状も適宜変更することができ、図4の例に限定され
るものではない。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、可撓性に富む合成樹脂製のピンチ吊下げひも
は、ひも部分の先端に頭部を形成し、そのピンチ吊下げ
ひもの取付穴としては、枠本体の底と側壁を有する部位
に穿設され、そのピンチ吊下げひもの頭部と繋がるひも
部分を枠本体の内側に向けた状態で嵌挿可能とした切込
溝としたことによって、ピンチの懸垂支持に何の支障も
なく、収納保管時には上記切込溝のうち側壁の部位に穿
設された切込溝箇所からピンチ吊下げひものひも部分を
出すことによって、ピンチ吊下げひもに不必要な変形を
与えないようにでき、したがって弾性変形に伴う反発力
をできるだけ生じさせない状態で、全てのピンチを折り
たたんだ枠本体の内側箇所に納めることができるので、
収納保管時におけるハンガー形態の小形化が初めて達成
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す物干しハンガーの
斜視図。
【図2】 (A)は図1のピンチを取り除いたときの平
面図、(B)は図2(A)のX−X線に沿い切断し矢印
方向に見た断面図。
【図3】 図1のピンチとピンチ吊下げひもの斜視図。
【図4】 図1の物干しハンガーの収納時の状態を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 吊下げフック 2 ブリッジ 5 枠本体 5a 主フレーム部分 5b 連結フレーム部分 5c 円弧部分 5d J字状部分 6 ピンチ吊下げひも 6a 頭部 6b ひも部分 7 ピンチ 8 切込溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊下げフック1とブリッジ2を有する物
    干しハンガーにおいて、 展開と重ね合わせの二態様に
    変更可能とした二つの枠本体5,5と、 ひも部分6bの先端に頭部6aを形成し該ひも部分6b
    の後端でピンチ7の摘み部分を止着した可撓性に富む合
    成樹脂製のピンチ吊下げひも6と、 該枠本体5,5の底と側壁を有する部位に穿設され、そ
    のピンチ吊下げひも6の頭部6aと繋がるひも部分6b
    を枠本体5の内側に向けた状態で嵌挿可能とした切込溝
    8とを備えていることを特徴とする折りたたみ式物干し
    ハンガー。
  2. 【請求項2】 上記枠本体5,5は、主フレーム部分5
    aと、その主フレーム部分5aの二つの直線部分の間を
    繋ぐ連結フレーム部分5bとからなり、 その主フレーム部分5aの断面形状は、略1/4円の円
    弧部分5cとJ字状部分5dとの結合体であり、連結フ
    レーム部分5bは、上記J字状部分5dの低い自由端側
    の高さと同じ高さの断面略U字状としたものであり、 上記枠本体5,5の底壁と側壁を有する部位は、主フレ
    ーム部分5aのJ字状部分5dおよび断面略U字状をな
    す連結フレーム部分5bの各底と側壁としたことを特徴
    とする請求項1に記載の折りたたみ式物干しハンガー。
JP10186032A 1998-07-01 1998-07-01 折りたたみ式物干しハンガー Pending JP2000014992A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301907A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Aisen Kogyo Kk 物干し器
KR102247534B1 (ko) * 2020-11-30 2021-05-03 변우성 접이식 양말 건조대

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