JP2000014583A - 浴 室 - Google Patents

浴 室

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JP2000014583A
JP2000014583A JP10183182A JP18318298A JP2000014583A JP 2000014583 A JP2000014583 A JP 2000014583A JP 10183182 A JP10183182 A JP 10183182A JP 18318298 A JP18318298 A JP 18318298A JP 2000014583 A JP2000014583 A JP 2000014583A
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JP
Japan
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bathroom
bathtub
apron panel
opening
drain
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JP10183182A
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English (en)
Inventor
Tadashi Masuda
規 増田
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い場(20)の排水溝(22)や排水口(23)
は目立ち易く、また、邪魔になるものであるため、排水
溝(22)や排水口(23)が目立ちにくく、また、邪魔に
ならない浴室(10)とする。 【解決手段】 浴槽(30)及び洗い場(20)を備えた浴
室(10)であって、浴槽本体(31)の洗い場(20)側に
位置するフランジ部(34)の下方にして、かつ、エプロ
ンパネル(40)よりも浴槽本体(31)側に洗い場(20)
の排水溝(22)を形成した浴室(10)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室に関する。更
に詳しくは、浴槽及び洗い場を備えている浴室の洗い場
に設ける排水溝の配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室10を、図9及び図10に基づ
いて説明する。図9は、従来の浴室の平面図を、図10
は、従来の浴室の側面断面図を示している。従来から、
図9及び図10に示す、洗い場20及び洗い場20に並設さ
れている浴槽30を備えた浴室10が提供されている。
【0003】この浴室10の洗い場20は、床面部21を有す
ると共に、この床面部21の外周に沿って排水溝22が形成
されることが多い。又、前記床面部21は、略平面矩形形
状とされ、床面部21に流下した湯水が排水溝22方向に向
かって流れるように僅かに傾斜させるように形成され
る。そして、前記排水溝22には、排水管25が接続される
排水口23を設け、排水溝22に流入した湯水が排水口23方
向に向かって流れるように僅かに傾斜させて形成してい
る。
【0004】このため、床面部21に流下した湯水は、排
水溝22を介して排水口23から排水されることになる。更
にまた、前記浴室10の浴槽30は、浴槽本体31及びエプロ
ンパネル40によって構成されることが多い。この浴槽本
体31は、多くの場合、略直方体形状とされるものであ
り、底面部32、この底面部32の周囲から上方に形成され
ている側面部33、及び、この側面部33の上端から外側に
形成されているフランジ部34、によって構成される。
【0005】そして、前記エプロンパネル40は、浴槽30
の外観を整えるために浴槽本体31と洗い場20との間など
に設けるものである。このエプロンパネル40は、上端が
浴槽本体31の洗い場20側に位置するフランジ部34の先端
に接続されると共に、下端が洗い場20の浴槽30側の端に
接続されることによって立設される。
【0006】従って、洗い場20の排水溝22や排水口23
は、浴槽30のエプロンパネル40よりも洗い場20側に形成
されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、洗い場の排水
溝や排水口は、目立ち易く、また、邪魔になるものであ
った。そして、洗い場の排水溝や排水口が目立ちにく
く、また、邪魔にならない浴室が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のうち請
求項1に記載した発明は、浴槽(30)及び洗い場(20)
を備えている浴室(10)であって、浴槽本体(31)の洗
い場(20)側に位置するフランジ部(34)の下方にして
且つエプロンパネル(40)よりも浴槽本体(31)側に、
洗い場(20)の排水溝(22)を形成したことを特徴とす
る。
【0009】このように、洗い場(20)の排水溝(22)
を、浴槽(30)の洗い場(20)側に位置するフランジ部
(34)の下方であって、かつ、エプロンパネル(40)よ
りも浴槽本体(31)側に形成することによって、洗い場
(20)の排水溝(22)をエプロンパネル(40)により隠
し、排水溝(22)を目立たせない浴室(10)とすること
ができる。
【0010】また、本発明のうち請求項2に記載した発
明は、浴槽(30)の洗い場(20)側に位置するフランジ
部(34)の下方であって、かつ、エプロンパネル(40)
よりも浴槽本体(31)側に形成されている洗い場(20)
の排水溝(22)には、排水口(23)を設けると共に、前
記排水口(23)の近辺にはトラップ(24)を設けること
を特徴とする。
【0011】このように、浴槽(30)の洗い場(20)側
に位置するフランジ部(34)の下方であって、かつ、エ
プロンパネル(40)よりも浴槽本体(31)側に形成され
ている洗い場(20)の排水溝(22)に排水口(23)を設
けたことにより、排水口(23)が目立たない浴室(10)
とすることができると共に、前記排水口(23)の近辺に
トラップ(24)を設けたことによって、トラップ(24)
も目立たせることなく、且つ、排水口(23)や配水管
(25)を詰まらせない衛生的な浴室(10)とすることが
できる。
【0012】また、本発明のうち請求項3に記載した発
明は、エプロンパネル(40)には開口部(50)を形成す
ると共に、前記開口部(50)には開閉扉(60)を取り付
け、更に、エプロンパネル(40)よりも浴槽本体(31)
側であって、かつ、排水溝(22)の上方には収納部(8
0)を形成することを特徴とする。このように、エプロ
ンパネル(40)に開口部(50)を設けると共に、前記開
口部(50)に開閉扉(60)を取り付け、更に、エプロン
パネル(40)より浴槽本体(31)側であって、かつ、排
水溝(22)の上方に収納部(80)を形成したことによっ
て、空間を有効に利用した浴室(10)とすることができ
る。
【0013】また、本発明のうち請求項4に記載した発
明は、開閉扉(60)は、支持部(71)及び軸受部(73)
によって構成される取付手段(70)によって、回動可
能、かつ、脱着自在としてエプロンパネル(40)に取り
付けたことを特徴とする。このように、エプロンパネル
(40)の開口部(50)に取り付けた開閉扉(60)を、支
持部(71)及び軸受部(73)で構成される取付手段(7
0)を用いて、回動可能に取り付けるため、収納部(8
0)への物の出し入れが容易な浴室(10)とすることが
できる。更に、開閉扉(60)は脱着自在に取り付けてい
るから、排水溝(22)等の清掃や点検を容易に行うこと
ができる。
【0014】また、本発明のうち請求項5に記載した発
明は、収納部(80)には、浴槽本体(31)に向かって突
出する棚(81)を開閉扉(60)の内側に設けることを特
徴とする。このように、開閉扉(60)の内側である浴槽
本体(31)側に棚(81)を設けた収納部(80)とするこ
とによって、収納部(80)への物の出し入れが更に容易
な浴室(10)とすることができると共に、開閉扉(60)
と棚(81)とが一体として脱着自在とされていることに
よって、排水溝(22)等の清掃や点検を更に容易に行う
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る浴室の第1の実施の
形態を、図1乃至図4に基づいて詳述する。図1は、本
発明に係る浴室を示す側面断面図、図2は、本発明に係
る浴室の浴槽正面図、図3は、本発明に係る浴室のエプ
ロンパネルに設けられた開口部及び開閉扉を示す斜視
図、図4は、本発明に係る浴室における開口部及び開閉
扉の要部を内側から見た状態を示す斜視図である。
【0016】本発明に係る浴室10は、浴槽30及び洗い場
20を備えた浴室10であって、浴槽30の洗い場20側に位置
するフランジ部34の下方にして、かつ、エプロンパネル
40よりも浴槽本体31側に洗い場20の排水溝22を形成する
ものである。そして、この浴室10は、図1に示すよう
に、洗い場20及びこの洗い場20に並設されている浴槽30
を備えるものとしている。
【0017】又、この洗い場20には、床面部21及び床面
部21の外周に沿って形成する排水溝22を設けている。そ
して、前記床面部21は、略平面矩形形状とするものであ
って、床面部21に流下した湯水が排水溝22方向に向かっ
て流れるように僅かに傾斜させて形成している。更に、
前記排水溝22は、フランジ部34の下方に設ける排水溝22
に排水管25が接続される排水口23を設けている。そし
て、洗い場20の外周に沿って形成された排水溝22に流入
した湯水が排水口23方向に向かって流れるように、この
排水溝22も僅かに傾斜させて形成している。
【0018】従って、床面部21に流下した湯水は、排水
溝22を介して排水口23から排水されることになる。ま
た、前記浴槽30は、浴槽本体31及びエプロンパネル40に
よって構成している。この浴槽本体31は、略直方体形状
を成すものとし、底面部32、底面部32の周囲から上方に
形成した側面部33、及び、側面部33の上端から外側に形
成したフランジ部34によって構成している。
【0019】更に、前記浴槽本体31の洗い場20側に位置
するフランジ部34は、その洗い場20側の先端が、洗い場
20の浴槽30側に形成した排水溝22を越えて床面部21上に
位置するように延出させて形成している。また、前記エ
プロンパネル40は、浴槽30の外観を整えるために浴槽本
体31と洗い場20との間に設けるものであって、上端を浴
槽30の洗い場20側に位置するフランジ部34の先端と接続
すると共に、下端の一部を洗い場20の床面部21と接続す
ることによって立設している。更に、図2及び図3に示
すように、このエプロンパネル40の下端近辺には、湯水
を通過させるための通水部41を設けている。
【0020】このように、この浴室10は、洗い場20の浴
槽30側に形成する排水溝22を、浴槽30の洗い場20側に位
置するフランジ部34の下方にして、かつ、エプロンパネ
ル40よりも浴槽本体31側に形成し、この浴槽30に沿って
形成する排水溝22により、床面部21に流下した湯水を受
け入れて排水を行うようにしている。以上説明したよう
に、本浴室10は、洗い場20の排水溝22のうち浴槽30側に
形成されている排水溝22が、浴槽30の洗い場20側に位置
するフランジ部34の下方であって、かつ、エプロンパネ
ル40の下端に沿ってエプロンパネル40よりも浴槽本体31
側に形成しているものである。そして、洗い場20の床面
部21に流下した湯水は、洗い場20の両側などに設けた排
水溝22を通り、又、エプロンパネル40の下端近辺に設け
られた通水部41を通過することにより、エプロンパネル
40よりも浴槽本体31側に形成されている洗い場20の排水
溝22に流入し、エプロンパネル40よりも浴槽本体31側に
形成されている排水口23から排水される。
【0021】従って、洗い場20に形成される排水溝22の
うち、浴槽30側に形成される排水溝22はエプロンパネル
40に隠され、浴槽30に沿って設ける排水溝22を目立たせ
ることなく、また、この浴槽本体31やエプロンパネル40
に沿って設けられる排水溝22が邪魔にならない浴室10と
することができる。更に、この浴槽30に沿って配置する
排水溝22を覆うための蓋等を必要としない浴室10とする
ことができるものである。
【0022】また、図1及び図3に示すように、この浴
室10は、浴槽30の洗い場20側に位置するフランジ部34の
下方であって、かつ、エプロンパネル40より浴槽本体31
側に形成されている排水溝22には、排水管25が接続され
る排水口23を設けると共に、この排水口23の近辺には、
ゴミ等が排水管25へ侵入することを防止するためのトラ
ップ24を設けることとしている。
【0023】このように、浴槽30の洗い場20側に位置す
るフランジ部34の下方であって、かつ、エプロンパネル
40より浴槽本体31側に形成されている排水溝22に排水口
23を設けたことによって、排水口23が目立ちにくい浴室
10とすることができる。更に、前記排水口23の近辺にト
ラップ24を設けたことによって、ゴミ等が排水管25へ侵
入して排水の効率を悪くすることを防止し、衛生的な浴
室10とすることができる。そして、エプロンパネル40の
内側として排水溝22と共にトラップ24を目立たないよう
にしているから、排水口23などを覆うための蓋等を必要
としない浴室10とすることができる。
【0024】また、図1乃至図3に示したように、この
浴室10は、エプロンパネル40に開口部50を設けると共
に、図1及び図3に示したように、エプロンパネル40よ
りも浴槽本体31側であって、かつ、排水溝22の上方に空
間を形成して物を収納するための収納部80を形成してい
る。そして、この開口部50には、開閉扉60を取り付ける
ものである。
【0025】このように、エプロンパネル40よりも浴槽
本体31側であって、かつ、排水溝22の上方に収納部80を
形成したことによって、空間を有効に利用した浴室10と
することができる。また、図3及び図4に示すように、
前記開閉扉60は、取付手段70によって、エプロンパネル
40の開口部50の近辺に、回動可能、かつ、脱着自在に取
り付けるものである。
【0026】そして、前記取付手段70は、開閉扉60に設
けた支持部71とエプロンパネル40に設けた軸受部73とに
よって構成するものである。この支持部71は、開閉扉60
の下端近辺の両側に設け、各々、外側に向かって突出す
る円柱形状の回転軸72を備えたものとしている。また、
前記軸受部73は、エプロンパネル40に形成した開口部50
の下端近辺の両側に設け、回転軸72を回動可能に保持す
る円弧面形状の軸受面74を備えたものとしている。そし
て、回転軸72と軸受面74とを互いに係合させることによ
って、開閉扉60を、エプロンパネル40の開口部50に、回
動可能、かつ、脱着自在に取り付けている。
【0027】尚、前記取付手段70は、図5に示すよう
に、開閉扉60に軸受部73を設け、そして、エプロンパネ
ル40に支持部71を設けることによって構成する場合もあ
り、上述した、開閉扉60に支持部71を設け、そして、エ
プロンパネル40に軸受部73を設けることによって構成さ
れる場合に限るものではない。このように、開口部50に
は回動可能とした開閉扉60を取り付けたことによって、
エプロンパネル40より浴槽本体31側であって、かつ、排
水溝22の上方に形成されている収納部80への物の出し入
れが容易な浴室10とすることができる。更に、脱着自在
に開閉扉60を取り付けることによって、排水溝22、排水
口23、トラップ24及び排水管25の清掃や点検を容易に行
うことを可能とした浴室10とすることができる。
【0028】そして、前記収納部80は、図1乃至図5に
示すように、開閉扉60の内側である浴槽本体31側に、浴
槽本体31に向かって突出する棚81を設けることがあり、
また、図示しないが、浴槽本体31の側面部33における側
面からエプロンパネル40側である洗い場20側に向かって
突出する棚81を設けることもある。このように、収納部
80を、開閉扉60の内側である浴槽本体31側から浴槽本体
31に向かって突出する棚81を設けた場合、開閉扉60を回
動可能に取り付けることによって、収納部80の棚81へ物
を出し入れすることが更に容易な浴室10とすることがで
きる。更に、開閉扉60と棚81とが一体となって脱着自在
とされることによって、排水溝22等の清掃や点検を更に
容易に行うことが可能な浴室10とすることができる。
【0029】尚、上記実施の形態において、洗い場20の
排水溝22は、床面部21の周囲外周に沿って形成している
としたが、床面部21の浴槽30側の端にのみ沿って形成す
る場合もあり、床面部21の外周に沿って形成する場合に
限られるものではない。そして、洗い場20の排水溝22が
床面部21の浴槽30側の端に沿ってのみ形成される場合、
床面部21には、床面部21に流下した湯水が排水溝22方向
に向かって流れるように僅かな傾斜を与えるものであ
る。
【0030】また、本実施の形態においては、エプロン
パネル40の下端の一部を洗い場20の床面部21に接続し、
エプロンパネル40の下端近辺に通水部41を設けることに
よって湯水を通過させるとした。しかし、エプロンパネ
ル40の下端を床面部21より僅かに上方に位置させ、そし
て、エプロンパネル40の下端と床面部21との間に連続し
た間隙を形成することによって湯水を通過させる場合も
ある。即ち、エプロンパネル40の下端の一部を洗い場20
の床面部21に接続る場合に限るものではない。
【0031】そして、開閉扉60を形成するに際し、図6
に示すように、エプロンパネル40の下半分を開閉扉60と
することもある。この場合は、排水口23の近辺のみでな
く、エプロンパネル40の内側に配置した排水溝22の全体
を容易に清掃及び点検することができ、浴室10を清潔に
保つことが容易である。
【0032】更に、他の実施の形態としては、図7に示
すように、洗い場20側に位置するエプロンパネル40の全
体を開閉扉60とすることもある。また、本実施の形態に
おいては、浴槽本体31とエプロンパネル40とが別々に形
成されている浴槽30を示した。しかし、浴槽本体31とエ
プロンパネル40とはFRP(繊維強化プラスチック)や
アクリル等によって一体形成される場合があり、また、
洗い場20と浴槽30とがFRP等によって一体形成される
場合もある。即ち、この浴室10は、洗い場20及び浴槽30
の形成方法や形成材料によって限定されるものではな
い。
【0033】また、上記実施の形態においては、浴槽30
の洗い場20側に位置するフランジ部34の先端を、洗い場
20の浴槽30側に形成されている排水溝22を越えて床面部
21の上に位置するように延出することによって、洗い場
20の排水溝22のうち浴槽30側に形成されている排水溝22
を、浴槽30の洗い場20側に位置するフランジ部34の下方
に形成するとした。
【0034】しかし、図8に示すように、洗い場20の床
面部21における浴槽30側の端を浴槽30側に延出し、更
に、その端に沿って排水溝22を形成することもある。こ
の場合も、洗い場20の排水溝22のうち、浴槽30に沿って
形成する排水溝22を、浴槽30の洗い場20側に位置するフ
ランジ部34の下方に形成することができるものである。
【0035】従って、浴槽30の洗い場20側に位置するフ
ランジ部34の先端を、洗い場20の浴槽30側に形成されて
いる排水溝22を越えて床面部21上に位置するように延出
することによって、洗い場20の排水溝22のうち浴槽30側
に形成されている排水溝22を、浴槽30の洗い場20側に位
置するフランジ部34の下方に形成する場合に限るもので
はない。
【0036】そして、床面部21の浴槽30側の端を浴槽30
側に延出し、更に、その端に沿って排水溝22を形成する
ことによって、洗い場20の排水溝22のうち浴槽30側に形
成されている排水溝22を、浴槽30の洗い場20側に位置す
るフランジ部34の下方に形成する場合、洗い場20の排水
溝22が目立たない浴室10とすることができると共に、浴
室10や浴槽30の大きさを変更することなく、洗い場20の
床面部21を広くし、そして、より使いやすい浴室10とす
ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明は、浴槽の洗い場側に位置するフランジ部の下
方、かつ、エプロンパネルよりも浴槽本体側に、洗い場
の排水溝が形成されていることを特徴とする浴室であ
る。従って、洗い場の排水溝を目立せない浴室とするこ
とができる。
【0038】また、請求項2に記載した発明は、浴槽の
洗い場側に位置するフランジ部の下方、かつ、エプロン
パネルよりも浴槽本体側に形成されている洗い場の排水
溝には、排水口を設けると共に、前記排水口の近辺には
トラップを備えることを特徴とする浴室である。従っ
て、排水口を目立たせない浴室とすることができると共
に、衛生的な浴室とすることができる。
【0039】また、請求項3に記載した発明は、エプロ
ンパネルには開口部を設けると共に、前記開口部には開
閉扉を取り付け、更に、エプロンパネルより浴槽本体側
であって、かつ、排水溝の上方には収納部を形成したこ
とを特徴とする浴室である。従って、空間を有効に利用
した浴室とすることができる。また、請求項4に記載し
た発明は、開閉扉は、支持部及び軸受部よって構成され
る取付手段によって、回動可能、かつ、脱着自在に取り
付けたことを特徴とする浴室である。従って、収納部へ
の物の出し入れが容易な浴室とすることができると共
に、排水溝等の清掃や点検を容易に行うことができる浴
室とすることができる。
【0040】また、請求項5に記載した発明は、収納部
は、開閉扉の浴槽本体側に、浴槽本体に向かって突出す
る棚を設けることによって形成したことを特徴とする浴
室である。従って、収納部への物の出し入れが更に容易
な浴室とすることができると共に、開閉扉と棚とが一体
として脱着自在とされていることによって、排水溝等の
清掃や点検を更に容易に行うことができる浴室とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴室を示す側面断面図。
【図2】本発明に係る浴室の浴槽を示す正面断面図。
【図3】本発明に係る浴室における開口部及び開閉扉の
構造及び作用を示す斜視図。
【図4】本発明に係る浴室における開口部及び開閉扉の
要部を示す斜視図。
【図5】本発明に係る浴室における開閉扉の他の取り付
け例を示す斜視図。
【図6】本発明に係る浴室における開閉扉の他の例を示
す斜視図。
【図7】本発明に係る浴室における開閉扉のその他の例
を示す斜視図。
【図8】本発明に係る浴室を示す側面断面図。
【図9】従来の浴室を示す平面図。
【図10】従来の浴室を示す断面側面図。
【符号の説明】
10 浴室 20 洗い場 21 床面部 22 排水溝 23 排水口 24 トラップ 25 排水管 30 浴槽 31 浴槽本体 32 底面部 33 側面部 34 フランジ
部 40 エプロンパネル 41 通水部 50 開口部 60 開閉扉 70 取付手段 71 支持部 72 回転軸 73 軸受部 74 軸受面 80 収納部 81 棚

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽及び洗い場を備えた浴室であって、
    浴槽本体の洗い場側に位置するフランジ部の下方であり
    且つエプロンパネルよりも浴槽本体側に洗い場の排水溝
    が形成されていることを特徴とする浴室。
  2. 【請求項2】 浴槽本体の洗い場側に位置するフランジ
    部の下方であって、かつ、エプロンパネルよりも浴槽本
    体側に形成されている洗い場の排水溝には、排水口が設
    けられていると共に、前記排水口の近辺にはトラップが
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載した浴
    室。
  3. 【請求項3】 エプロンパネルには開口部が形成されて
    いると共に、前記開口部には開閉扉が取り付けられ、更
    に、エプロンパネルよりも浴槽本体側であって、かつ、
    排水溝の上方には収納部が形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載した浴室。
  4. 【請求項4】 開閉扉は、支持部及び軸受部によって構
    成される取付手段によって、回動可能にして、かつ、脱
    着自在としてエプロンパネルに取り付けられていること
    を特徴とする請求項3に記載した浴室。
  5. 【請求項5】 収納部は、浴槽本体に向かって突出する
    棚が開閉扉の内側に設けられていることを特徴とする請
    求項3または4に記載した浴室。
JP10183182A 1998-06-30 1998-06-30 浴 室 Pending JP2000014583A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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