JP2000014107A - リラクタンスモータ - Google Patents

リラクタンスモータ

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JP2000014107A
JP2000014107A JP10169814A JP16981498A JP2000014107A JP 2000014107 A JP2000014107 A JP 2000014107A JP 10169814 A JP10169814 A JP 10169814A JP 16981498 A JP16981498 A JP 16981498A JP 2000014107 A JP2000014107 A JP 2000014107A
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magnetic
steel plate
steel sheet
stator
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Kenji Narita
憲治 成田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リラクタンスモータにおいて、回転子の低コ
スト化を図り、またq軸インダクタンスを小さくして発
生トルクの向上を図る。 【解決手段】 リラクタンスモータにおいて、回転磁界
を発生する固定子1内に回転子10を有し、この回転子
10は、固定子1からの磁路に合わせた断面バスタブ曲
線形状に折り曲げた磁性鋼板を複数枚重ねてなる磁性鋼
板部11を非磁性体のボス部12に一体化する。この一
体化では、磁性鋼板部11のバスタブ曲線の底部を中心
孔6に向けて当該極数分だけ分割し、かつ固定子1の内
周に沿って等間隔に位置し、この位置状態で樹脂材料を
用いてインサート法によってボス部12と一体形成し、
各磁性鋼板部11を磁気絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機や自動
車等に用いる電動機のリラクタンスモータに係り、特に
詳しくは回転子の機構に特徴を有するリラクタンスモー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このリラクタンスモータは、例えば図6
および図7に示す構成のものがある。図6および図7に
おいて、回転磁界を発生する固定子1内には、リラクタ
ンストルクを発生するために断面バスタブ曲線状の磁性
鋼板を複数枚重ねて磁性鋼板部2を当該極数分だけ多角
形柱のボス部3にネジ4で固定してなる回転子5が配置
される。この磁性鋼板2はバスタブ形状の底部を中心孔
(シャフト用)6に向けて形成されており、固定子1の
回転磁界による磁気を回転子5内で変え、つまりリラク
タンスを不均一化とし、突極部を形成する。
【0003】具体的には、d軸とq軸リラクタンスX
d,Xqの比(Xd/Xq;突極比)に応じてリラクタ
ンストルクが発生し、いわゆる回転子5に回転力が発生
する。この場合、固定子1によって発生する回転磁界に
よる一方(q軸)の磁気の通路に磁性鋼板部2がほぼ直
角に介在し、他方(d軸)の磁気の通路に磁性鋼板部2
が沿って介在する。このd軸の磁気が磁性鋼板部2を通
って突極部を形成し、リラクタンスの比(Xd/Xq)
が大きくなる。
【0004】ところで、リラクタンスモータとしてはリ
ラクタンスの比(突極比)が大きく、つまり(Xd/X
q−1)に比例して発生するトルクが大きい方がよい。
そのため、種々構成の回転子が提案されているが、図6
に示すアキシャルラミネート形が突極比を大きくとれ
る。したがって、現状においては、アキシャルラミネー
ト形の回転子が極めて現実的であるということができ
る。
【0005】なお、図6および図7において、回転子5
に4層構造の磁性鋼板部2を形成した場合について説明
しているが、2層以上の多層構造の場合であっても同様
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記リ
ラクタンスモータにおいては、磁性鋼板を折り曲げて重
ね、この重ねた磁性鋼板部2を多角形柱のボス部3にネ
ジ4で止めるが、ボス部3の加工コストが高価になるだ
けなく、ボス部3が磁性体であるために、q軸インダク
タンスが大きくなり、突極比の低下を招き、つまり(X
d/Xq−1)が小さくなって発生トルクが低下すると
いう欠点もある。
【0007】この発明は前記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は回転子の製造コストの低減を図り、ま
たq軸インダクタンスを小さくして発生トルクの向上を
図ることができるようにしたリラクタンスモータを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は回転磁界を発生する固定子内に回転子を
有するリラクタンスモータにおいて、少なくとも磁性鋼
板を前記固定子からの磁路に合わせた断面形状に折り曲
げて当該中心孔の方向に積み重ねてなる磁性鋼板部を非
磁性体のボス部に一体成形し、かつ該磁性鋼板部を当該
極数分だけ分割して同固定子の内周に沿って等間隔に位
置するとともに、前記各磁性鋼板部を磁気絶縁してなる
ことを特徴としている。
【0009】この場合、前記分割してなる各磁性鋼板部
同士の間隔および同各磁性鋼板部と前記中心孔との距離
を前記固定子と回転子のエアギャップより大きくし、該
各磁性鋼板部の位置状態で樹脂材料を用いてインサート
法によって前記ボス部と一体形成するとよい。
【0010】前記分割してなる各磁性鋼板部と前記固定
子との間でq軸近傍にフラックスバリアを形成するとよ
い。
【0011】前記各磁性鋼板部を構成する磁性鋼板は方
向性磁性鋼板あるいは同方向性磁性鋼板の絶縁皮膜のな
いもの、ならびに無方向性磁性鋼板あるいは同無方向性
磁性鋼板の絶縁皮膜のないももの、もしくは冷間圧延鋼
板にするとよい。
【0012】前記各磁性鋼板部を構成する磁性鋼板の断
面形状は、中央部1カ所を折り曲げたV字曲線状、ある
いは中央部2カ所を折り曲げたバスタブ曲線状、もしく
は円弧状にするとよい。
【0013】前記各磁性鋼板部と一体形成するボス部の
樹脂材料はPPS,PBT,PETの熱可塑性樹脂、あ
るいはエポキシ、不飽和ポリエステル、フェノールの熱
硬化性樹脂であるとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図5を参照して詳しく説明する。なお、図中、
図6と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0015】この発明のリラクタンスモータは、突極部
を形成する磁路を当該極数分だけ分割するために、磁性
鋼板をその磁路に合った形状に折り曲げて複数枚重ねて
各磁性鋼板部を得た後、各磁性鋼板部を非磁性体の樹脂
による樹脂成形によって回転子を構成して磁気絶縁を施
せば、磁性鋼板部を固定するボス部の加工の必要もな
く、q軸インダクタンスが小さくなることに着目したも
のである。
【0016】そのため、図1ないし図3に示すように、
このリラクタンスモータの回転子10は、磁性鋼板の中
央部2カ所を折り曲げた断面バスタブ曲線形状の磁性鋼
板を複数枚重ねてなる磁性鋼板部11を当該極数分(4
極分)だけ円周方向に、かつバスタブ曲線形状の底部を
中心孔6に向けて固定子1からの磁路に合わせて等間隔
に配置し、これら磁性鋼板部11を非磁性体の樹脂によ
る樹脂成形によってボス部12に一体成形してなる。
【0017】これにより、磁性鋼板部11の両端部側に
は突極部aが形成され、磁性鋼板部11と固定子1の内
周との間(q軸近傍)にはフラックスバリアbが形成さ
れることになる。
【0018】一方、固定子1からの磁束をボス部12で
通りにくくするために、各磁性鋼板部11の間隔を十分
に離し、例えば固定子1と回転子10のエアギャップを
より大きし、各磁性鋼板11と中心孔6との間隔につい
てもそのエアギャップより大きくする。
【0019】また、各磁性鋼板部11の両端部は固定子
1の内周に沿った円弧状にする。ボス部12の径はでき
るだけ大きくし、例えばその両端部面が覆わないよう
に、その両端部までの径としてもよい。
【0020】各磁性鋼板部11を一体化するために、磁
性鋼板のバスタブ曲線の2カ所にかしめ部を形成するよ
い。なお、このリラクタンスモータは、24スロットの
固定子1に三相(U相、V相およびW相)の電機子巻線
を有し、例えば外径側の巻線をU相、内径側の巻線をW
相、その中間の巻線をV相としていているが、スロット
数や電機子巻線数が異なっていてもよい。
【0021】図2および図3を参照して具体的に説明す
ると、各磁性鋼板部11の製造においては、磁性鋼板部
11を分割磁路とするために、電磁鋼板を2カ所折り曲
げて断面バスタブ曲線形状とし、この電磁鋼板を複数枚
重ねて磁性鋼板部11を極数分だけ作成する。また、そ
の電磁鋼板を重ねる際に、かしめ部を形成して磁性鋼板
11を一体化し、この磁性鋼板部11の両端部は種々の
加工方法で固定子1の内周に沿った円弧状に揃える。
【0022】次に、各磁性鋼板部11が固定子1内で同
固定子1の内周に沿って等間隔に位置するように、非磁
性体のボス部12と一体化する。この方法としては、前
述した非磁性体の樹脂による樹脂成形を利用する。この
樹脂(熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂)による樹脂成形で
は、樹脂を金型でインサート成形してボス部12を成形
し、この成形の際に各磁性鋼板部11とボス部12を一
体化し、各磁性鋼板部11に磁気絶縁を施す。
【0023】この場合、ボス部12の径を大きくすれ
ば、回転子10の強度を上げることができる。また、ボ
ス部12の中心にはシャフト用の中心孔6を設けるため
に、この中心孔6を樹脂成形時に形成するが、その樹脂
成形後に中心孔6を形成するようにしてもよい。
【0024】なお、熱可塑性樹脂としてはPPS、PB
TあるいはPETを用い、熱硬化性樹脂としては不飽和
ポリエステル、エポキシあるいはフェノール等を用いる
とよい。また、ボス部12としては、非磁性体の軽金属
(例えばアルミニウム)を用いてもよい。この場合、ダ
イカスト法によってボス部12を金型内で成形する際に
磁性鋼板部11と一体形成する。
【0025】図4および図5は前実施の形態の変形例を
示す回転子の概略的平面図である。なお、図中、図1と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。ま
た、図4および図5に示す変形例については、固定子が
前実施例と同じであることから省略している。
【0026】図4に示す変形例の回転子20は、前実施
例の回転子10に代わるものであり、この回転子20は
磁性鋼板を中心から円弧状に曲げて複数枚重ねた断面扇
状(あるいは円弧状)の磁性鋼板部21を当該極数分だ
け円周方向に、かつその凸部を中心孔6に向けて等間隔
に配置し、これら磁性鋼板部11を非磁性体の樹脂によ
る樹脂成形によってボス部22に一体成形してなる。
【0027】これにより、前実施例と同様に、磁性鋼板
部21の両端部側には突極部が形成され、磁性鋼板部2
1と固定子1の内周との間(q軸近傍)にはフラックス
バリアが形成される。
【0028】この場合、各磁性鋼板部21を作成する際
には中心箇所にかしめ部を形成するよく、またこの作成
した各磁性鋼板部21の両端部は前実施例と同様に固定
子1の内周に沿った円弧状に加工する。また、各磁性鋼
板部21の大きさや位置条件および各磁性鋼板部21と
ボス部22の一体成形については前実施例と同様である
ことから、その説明を省略する。
【0029】図5に示す変形例の回転子30は回転子1
0に代わるものであり、この回転子10は、磁性鋼板を
中央部1カ所で折り曲げて複数枚重ねたV曲線状の磁性
鋼板部31を当該極数分だけ円周方向に、かつその凸部
を中心孔6に向けて等間隔に配置し、これら磁性鋼板部
31を非磁性体の樹脂による樹脂成形によってボス部3
2に一体成形してなる。
【0030】これにより、前実施例と同様に、磁性鋼板
部31の両端部側には突極部が形成され、磁性鋼板部3
1と固定子1の内周との間(q軸近傍)にはフラックス
バリアが形成される。
【0031】この場合、各磁性鋼板部31を作成する際
には中心箇所にかしめ部を形成し、各磁性鋼板部31を
一体化し、各磁性鋼板部31の両端部は前実施例と同様
に固定子1の内周に沿った円弧状に加工する。また、各
磁性鋼板部31の大きさや位置条件および各磁性鋼板部
31とボス部32の一体成形は前実施例と同様であるこ
とから、その説明を省略する。
【0032】このように、突極部を形成する磁路を当該
極数分だけ分割するために、電磁鋼板を所定に折り曲げ
て複数枚重ねて各磁性鋼板部を得た後、各磁性鋼板部を
非磁性体のボス部に一体化して回転子を構成したので、
各磁性鋼板部を固定するボス部の加工の必要がないた
め、回転子の製造コストが安価に済み、また、ボス部が
非磁性体であることから、q軸インダクタンスが小さく
なり、リラクタンストルクの向上が図れる。
【0033】また、磁性鋼板部11,21,31の磁性
鋼料としては、方向性電磁鋼板およびその絶縁皮膜のな
いもの、あるいは無方向性電磁鋼板およびその絶縁皮膜
のないもの、もしくは冷間圧延鋼板を用いるとよい。こ
の場合、モータコストの面では冷間圧延鋼板を用いれ
ば、最も安価となり、モータトルク性能の面では方向性
電磁鋼板を用いると、最も大きいトルクを得ることがで
き、つまりコストとトルクを勘案して適応的なモータを
得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、このリラクタンス
モータの請求項1記載の発明によると、回転磁界を発生
する固定子内に回転子を有するリラクタンスモータにお
いて、少なくとも磁性鋼板を前記固定子からの磁路に合
わせた断面形状に折り曲げて当該中心孔の方向に積み重
ねてなる磁性鋼板部を非磁性体のボス部に一体成形し、
かつ該磁性鋼板部を当該極数分だけ分割して同固定子の
内周に沿って等間隔に位置するとともに、前記各磁性鋼
板部を磁気絶縁してなるので、ボス部の加工の必要がな
いため、回転子の製造コストの低減を図ることができ
る。また、各磁性鋼板部を非磁性体のボス部に一体成形
し、かつ各各磁性鋼板部を磁気絶縁することにより、q
軸インダクタンスが小さくなって突極比が大きくなり、
つまり(Xd/Xq−1)に比例して発生するトルクの
向上を図ることができるという効果がある。
【0035】請求項2記載の発明によると、請求項1に
おいて前記分割してなる各磁性鋼板部同士の間隔および
同各磁性鋼板部と前記中心孔との距離を、前記固定子と
回転子のエアギャップより大きくし、該各磁性鋼板部の
位置状態で樹脂材料を用いてインサート法によって前記
ボス部と一体形成するようにしたので、請求項1の効果
に加え、固定子からの磁束がボス部で通りにくくするこ
とで突極比(Xd/Xq)をより大きくすることができ
るため、発生トルクが大きくなって高効率のモータを得
ることができる。また、従来のインサート法の採用によ
りボス部の高精度化が図ることができるとともに、コス
ト的にも安価に済むという効果がある。
【0036】請求項3記載の発明によると、請求項1に
おいて前記分割してなる各磁性鋼板部と前記固定子との
間でq軸近傍にフラックスバリアを形成したので、請求
項1の効果に加え、q軸の磁気抵抗が増えることから、
q軸インダクタスが小さくなって(Xd/Xq−1)に
比例して発生するトルクが増大し、モータの高効率化が
図れるという効果がある。
【0037】請求項4記載の発明によると、請求項1,
2または3において前記各磁性鋼板部を構成する磁性鋼
板は、方向性磁性鋼板あるいは同方向性磁性鋼板の絶縁
皮膜のないもの、ならびに無方向性磁性鋼板あるいは同
無方向性磁性鋼板の絶縁皮膜のないももの、もしくは冷
間圧延鋼板であるので、請求項1,2または3の効果に
加え、既に市販されている入手しやすい材料で構成でき
ることから、容易に実現することができるとともに、当
該トルクやコストを勘案して最適なモータを製造するこ
とができるという効果がある。
【0038】請求項5記載の発明によると、請求項1,
2,3または4において前記各磁性鋼板部を構成する磁
性鋼板の断面形状は、中央部1カ所を折り曲げたV字曲
線状、あるいは中央部2カ所を折り曲げたバスタブ曲線
状、もしくは円弧状であるので、請求項1,2,3また
は4の効果に加え、折り曲げ加工でよいことから磁性鋼
板部の製造コストを安価に済ませられるとともに、固定
子からの磁路に合った形でフラックスバリアの形成がな
るため、大きいトルクの発生を見ることができ、ひいて
は高効率のモータの実現が可能となるという効果があ
る。
【0039】請求項6記載の発明によると、各磁性鋼板
部と一体形成するボス部の樹脂材料はPPS,PBT,
PETの熱可塑性樹脂、あるいはエポキシ、不飽和ポリ
エステル、フェノールの熱硬化性樹脂であるので、請求
項2の効果に加え、入手し易い材料で容易に実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すリラクタンスモ
ータの概略的平面図。
【図2】図1に示すリラクタンスモータの回転子を説明
するための概略的平面図。
【図3】図1に示すリラクタンスモータの回転子を説明
するための概略的側面図。
【図4】この発明のリラクタンスモータの変形実施の形
態を説明するための概略的平面図。
【図5】この発明のリラクタンスモータの変形実施の形
態を説明するための概略的平面図。
【図6】従来のリラクタンスモータを示す概略的平面
図。
【図7】図6に示すリラクタンスモータの回転子を説明
するための概略的側面図。
【符号の説明】
1 固定子 6 中心孔(シャフト用) 10,20,30 回転子 11 磁性鋼板部(バスタブ曲線形状) 12,22,23 ボス部 21 磁性鋼板部(扇形状) 31 磁性鋼板部(V字曲線状) a 突極部 b フラックスバリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁界を発生する固定子内に回転子を
    有するリラクタンスモータにおいて、少なくとも磁性鋼
    板を前記固定子からの磁路に合わせた断面形状に折り曲
    げて当該中心孔の方向に積み重ねてなる磁性鋼板部を非
    磁性体のボス部に一体成形し、かつ該磁性鋼板部を当該
    極数分だけ分割して同固定子の内周に沿って等間隔に位
    置するとともに、前記各磁性鋼板部を磁気絶縁してなる
    ことを特徴とするリラクタンスモータ。
  2. 【請求項2】 前記分割してなる各磁性鋼板部同士の間
    隔および同各磁性鋼板部と前記中心孔との距離を前記固
    定子と回転子のエアギャップより大きくし、該各磁性鋼
    板部の位置状態で樹脂材料を用いてインサート法によっ
    て前記ボス部と一体形成するようにした請求項1記載の
    リラクタンスモータ。
  3. 【請求項3】 前記分割してなる各磁性鋼板部と前記固
    定子との間でq軸近傍にフラックスバリアを形成するよ
    うにした請求項1記載のリラクタンスモータ。
  4. 【請求項4】 前記各磁性鋼板部を構成する磁性鋼板は
    方向性磁性鋼板あるいは同方向性磁性鋼板の絶縁皮膜の
    ないもの、ならびに無方向性磁性鋼板あるいは同無方向
    性磁性鋼板の絶縁皮膜のないももの、もしくは冷間圧延
    鋼板である請求項1,2または3記載のリラクタンスモ
    ータ。
  5. 【請求項5】 前記各磁性鋼板部を構成する磁性鋼板の
    断面形状は、中央部1カ所を折り曲げたV字曲線状、あ
    るいは中央部2カ所を折り曲げたバスタブ曲線状、もし
    くは円弧状である請求項1,2,3または4記載のリラ
    クタンスモータ。
  6. 【請求項6】 前記各磁性鋼板部と一体形成するボス部
    の樹脂材料はPPS,PBT,PETの熱可塑性樹脂、
    あるいはエポキシ、不飽和ポリエステル、フェノールの
    熱硬化性樹脂である請求項2記載のリラクタンスモー
    タ。
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