JP2000013426A - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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JP2000013426A
JP2000013426A JP10179991A JP17999198A JP2000013426A JP 2000013426 A JP2000013426 A JP 2000013426A JP 10179991 A JP10179991 A JP 10179991A JP 17999198 A JP17999198 A JP 17999198A JP 2000013426 A JP2000013426 A JP 2000013426A
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Japan
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identification number
signal
optical
subscriber
optical transmission
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JP10179991A
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Kenichi Yamane
健一 山根
Hiroaki Miyata
裕章 宮田
Yoshifumi Okamoto
喜文 岡本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はスターカプラを用いた光伝送装置にお
いて、局側装置から各加入者側装置へ自動的に識別番号
を付与することにより、加入者側装置と局側装置との通
信経路を自動的に確立することを可能とする。 【解決手段】スターカプラ103を介した光伝送路10
5により局側装置102と加入者側装置101−1〜1
01−nが接続される光伝送装置において、局側装置1
02から加入者側装置101−1〜101−nへ自動的
に識別番号を付与する手段を有することにより、加入者
側装置と局側装置との通信経路を自動的に確立すること
を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターカプラを介
して接続された光伝送装置における制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光加入者伝送装置において、局側装置と
加入者側装置間の通信経路を確立するためには、保守者
が保守制御端末等から局側装置に対して、局側装置に接
続されている各加入者側装置の識別番号を入力する必要
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の通信経路確
立方法では、加入者側装置の設置もしくは接続を行った
場合に、各加入者側装置の識別番号と当該加入者装置が
接続されている局側装置を何らかの手段により認識して
いる必要があるが、前記情報を誤認識した場合には、局
側装置と加入者側装置間の通信経路の確立が不可能とな
る。
【0004】また、保守者が遠隔保守制御端末等によ
り、局側装置に対して加入者側装置の識別番号の入力が
必要となるが、前記識別番号を誤入力した場合には、局
側装置と加入者側装置間の通信経路の確立が不可能とな
る。さらに、加入者側装置の識別番号の入力数が多くな
るほどに誤入力の頻度は高くなると思われ、また多大な
時間を要することにもなる。
【0005】前記のような状況による通信経路の未確立
は、通信経路が確立しない場合の装置の障害箇所の判断
を困難にすることもあり、このような状態を改善するた
めに、加入者側装置を設置した場所まで行き、識別番号
を再確認するようなことも必要となる。
【0006】そこで本発明の目的は、局側装置と加入者
側装置間の通信経路を自動的に確立する手段を有する光
伝送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における光伝送装
置は、少なくとも1つの加入者側装置が光伝送路により
局側装置に接続されている形態をとる。
【0008】加入者側装置は通常の通信処理機能に加え
て、受信した光信号をそれぞれ構成する複数フレーム中
の識別番号付与フレームの内容により信号の内容を判断
する機能(信号判断機能)と、受信した光信号をそれぞ
れ構成する複数フレーム中の識別番号付与フレームのな
かの特定スロットに識別番号の付与を開始するための識
別番号付与起動信号がセットされていた場合に、乱数を
発生させ、その乱数を識別番号付与起動信号の受信確認
信号にセットして、その乱数に応じた時間だけ送出時間
を遅延させて局側装置に送出する機能(受信確認手段)
と、次の周期である第2周期目の識別番号付与フレーム
中の他の特定スロットに、受信確認信号にセットした乱
数がセットされている場合に、識別番号付与フレーム中
の他の特定スロットにセットされる識別番号を読み込
み、一時的に識別番号を保持する機能(認証手段と識別
番号保持手段)と、識別番号を保持した場合に識別番号
を保持したことを通知する識別番号受け取り完了信号を
送信する機能(受け取り完了通知手段)と、第3周期目
の識別番号付与フレーム中の特定スロットにセットされ
た識別番号付与結果信号から保持した識別番号を自分の
識別番号として記憶してよいか否かを判断する機能(識
別番号記憶手段)を有する。
【0009】また局側装置は、発信する光信号をそれぞ
れ構成する複数フレーム中の識別番号付与フレームのな
かの特定スロットに識別番号の付与を開始するための識
別番号付与起動信号がセットして送信する機能(識別番
号付与手順起動手段)と、加入者側装置が送信する受信
確認信号を、識別番号付与起動信号をセットした識別番
号付与フレームを送信した周期内に1度だけ受信して2
度目以降の受信を無視する機能(受信確認信号選択手
段)と、受信確認信号にセットされた乱数を読み出す機
能(情報読み出し手段)と、次の周期である第2周期目
の識別番号付与フレーム中の他の特定スロットに、局側
装置内の制御部より通知された識別番号をセットして、
受信確認信号から読み出した乱数を別の特定スロットに
セットして送信する機能(識別番号付与手段)と、第2
周期目の光信号の送信後から適当な期間、加入者側装置
からの識別番号受け取り確認信号の到着を検出する機能
(信号検出手段)と、監視期間中に到着した識別番号受
け取り確認信号が1つだった場合にはそれを有効とし
て、識別番号の付与が完了したこととし、また識別番号
受け取り確認信号の到着が複数確認できた場合は、識別
番号の付与が未完了であることを判断して、その結果を
識別番号付与フレーム中の特定スロットにセットして送
信する識別番号付与完了確認通知手段機能(識別番号付
与完了確認通知手段)を有する。
【0010】また、局側装置内には、加入者側装置に報
知する識別番号を必要数保持して、局側装置内の信号送
受信部に通知する機能を有する。
【0011】このため、本発明の光伝送装置では、加入
者側装置は局側装置からの識別番号付与起動信号を受信
した場合は、受信確認信号を発生させた乱数に応じた遅
延時間を経て送信する。その受信確認信号を受信した局
側装置ではその受信確認信号内にセットされた乱数を読
み出し、その乱数と付与する識別番号を識別番号付与フ
レーム中のそれぞれ特定のスロットにセットして第2周
期目に送信する。また局側装置は第2周期目の信号を送
信後から適当な期間、加入者側装置からの信号の監視を
開始する。加入者側装置では第2周期目の光信号を受信
したときにその識別番号フレーム中に自分が発生した乱
数を認識できた場合、前述識別番号フレーム中の識別番
号を保持する。
【0012】そして、識別番号を保持したことを通知す
る識別番号受け取り確認信号を送信する。局側装置では
この識別番号受け取り確認信号が複数受信できた場合に
は識別番号付与未完了信号を送信して、もう一度識別番
号付与のための手順を開始する。識別番号受け取り確認
信号が1つだけ受信できた場合は、識別番号の付与が完
了したとして、識別番号付与完了信号を送信して、その
次の周期に通信経路の確立手順を開始する。加入者側装
置は、識別番号付与完了信号を受信すると保持している
識別番号を自分の識別番号として記憶し、通信経路の確
立手順に応答する。識別番号付与未完了信号を受信した
場合は、保持している識別番号を破棄して、信号受信待
ち状態になる。
【0013】なお本発明では、保守者等がその実行を指
示した場合に局側装置は識別番号付与手順起動信号の送
信を開始するように、識別番号付与手順起動手段を構成
してもよいし、また局側装置の設置が完了した時点から
所定の時間毎に識別番号付与手順起動信号の送信を行う
ような構成でもよい。さらに局側装置は、識別番号の付
与が完了した時点で通信経路の確立を自動的に行う構成
や、保守者等からの指示により通信経路の確立の指示を
出すような構成にすることが可能である。
【0014】また、本発明は光伝送装置におけるさまざ
まな伝送プロトコルで使用可能であり、例としては時分
割多重伝送方式を用いることも出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を説明する。
【0016】図1は光伝送装置の構成を示す。局側装置
102と複数の加入者側装置101−1〜101−nは
スターカプラ103を介する光伝送路105により接続
される。また局側装置102は遠隔保守制御装置104
と接続されており、回線及び装置の状態の監視や制御の
ために使用される。
【0017】局側装置102は光伝送路105上の光信
号を送受信するための光信号送受信回路1024と本装
置ないし回線の状態の監視や、遠隔保守制御端末104
からの制御命令を処理する制御部1021と光信号送受
信回路1024が送受信を行う光信号のうち、通話やデ
ータ送受信のための信号の処理を行う主信号処理部10
22と、加入者側装置101−1〜101−nに対して
識別番号を付与するための処理を行う識別番号付与処理
部1023で構成される。
【0018】また、加入者側装置101−1〜101−
nも同様に光信号送受信装置1014と、制御部101
2と主信号処理部1012と、識別番号付与処理部10
13で構成される。
【0019】本装置は主信号系のパスの確立のために、
まず加入者側装置101−1〜101−nに対して識別
番号を付与する。この識別番号は加入者側装置101−
1〜101−nに対して、単一の番号が割り振られる必
要がある。言い換えれば、識別番号は、ある局側装置に
接続された加入者側装置間では単一である必要がある
が、接続されている局側装置が異なれば、加入者側装置
に付与される識別番号は同一でも問題はない。
【0020】また、識別番号は局側装置102が生成す
る、ないし保持している必要があるが、これは保守者等
が遠隔保守制御端末104から任意の、もしくは計画性
を持たせた識別番号を指示して、局側装置102に保持
させることにしても構わない。
【0021】図2に実施例の光伝送装置において用いる
伝送フレームフォーマットの概要を示す。局側装置から
加入者側装置への信号フレーム200は主信号フレーム
#1〜#nの他に制御フレーム201と識別番号付与フ
レーム202から構成される。このうち識別番号付与フ
レーム202は識別番号付与手順起動信号スロット20
21と通知乱数スロット2022と識別番号スロット2
023と識別番号付与完了通知信号スロット2024の
4つのスロットで構成されている。
【0022】また、加入者側装置から局側装置への受信
確認信号フレーム210は制御フレーム211と乱数格
納フレーム212で、加入者側装置から局側装置への識
別信号受け取り確認信号フレーム220は制御フレーム
221と識別番号格納フレーム222で構成されてい
る。
【0023】図3に局側装置の処理フローを示す。まず
局側装置は加入者側装置に対して識別番号付与起動信号
を送信する(F301)が、これは図1で示した局側装
置102の識別番号付与処理部1023の付与手順起動
機能により、図2で示した局側装置から加入者側装置へ
の信号フレーム200中の識別番号付与フレーム202
を構成する識別番号付与起動信号スロット2021に識
別番号付与手順起動信号をセットして局側装置から加入
者側装置への信号フレームを送信することにより行う。
【0024】その後、局側装置は1周期分の時間tの
間、受信信号を監視する(F302)。このとき、加入
者側装置からの受信確認信号の受信を待っている(F3
04)が、その他の信号が受信された場合にはその受信
した信号に合わせた通常通りの処理を行うこととする。
この受信確認信号受信待ちの状態で加入者側装置からの
受信確認信号を受信した場合には、その受信が1回目の
受信か否かを判定する(F305)。ここでは図1で示
した局側装置102の識別番号付与処理部1023の受
信確認信号選択機能により、1回目の受信であれば図2
で示した受信確認信号フレーム210中の乱数格納フレ
ーム212に格納されている乱数を読み出し、その乱数
を保持する。もしそうでなければ、その受信確認信号を
無視する(F306)。
【0025】1周期分の時間tが経過すると、図1で示
した局側装置102の識別番号付与処理部1023の受
信確認信号選択機能により乱数を保持しているか否かを
判断する(F303)。ここで乱数を保持していない場
合は、再びこれまでの処理を繰り返す。乱数を保持して
いる場合は、局側装置は加入者側装置に対して、第2周
期目に識別番号付与信号を送信する(F308)。これ
は図1で示した局側装置102の識別番号付与処理部1
023の識別番号付与機能により、図2で示した局側装
置から加入者側装置への信号フレーム200中の識別番
号付与フレーム202を構成する通知乱数スロット20
22に識別番号付与処理部1023の受信確認信号選択
機能により、保持した乱数をセットし、また識別番号ス
ロット2023に識別番号をセットして局側装置から加
入者側装置への信号フレームを識別番号付与信号として
信することにより行う。
【0026】その後、局側装置は1周期分の時間tの
間、受信信号を監視する(F309)。このとき、加入
者側装置からの受信確認信号の受信を待っている(F3
11)が、その他の信号が受信された場合にはその受信
した信号に合わせた通常通りの処理を行うこととする。
この受信確認信号受信待ちの状態で加入者側装置からの
受信確認信号を受信した回数を、図1で示した局側装置
102の識別番号付与処理部1023の信号検出機能に
よりカウントする(F313)。
【0027】1周期分の時間tが経過すると、図1で示
した局側装置102の識別番号付与処理部1023の信
号検出機能によりカウントされた受信信号数が1である
か否かを判断する(F310)。ここで受信数が1でな
い場合、局側装置は第3周期目に加入者側装置に対し
て、図1で示した局側装置102の識別番号付与処理部
1023の付与完了確認通知機能により、図2で示した
局側装置から加入者側装置への信号フレーム200中の
識別番号付与フレーム202を構成する識別番号付与完
了通知信号スロット2024に識別番号付与未完了信号
をセットして局側装置から加入者側装置への信号フレー
ムを送信して、識別番号付与処理をやり直すこととす
る。受信数が1の場合、局側装置は第3周期目に加入者
側装置に対して識別番号付与完了信号を送信する。これ
は図1で示した局側装置102の識別番号付与処理部1
023の付与完了確認通知機能により、図2で示した局
側装置から加入者側装置への信号フレーム200中の識
別番号付与フレーム202を構成する識別番号付与完了
通知信号スロット2024に識別番号付与完了信号をセ
ットして局側装置から加入者側装置への信号フレームを
送信することにより行う。
【0028】以上の手順により、加入者側装置への識別
番号の付与が完了すると、その識別番号を元に、加入者
側装置に対して伝送遅延時間の測定を行い、加入者側装
置からの通信フレームタイムスロットを割り付けること
により、通信経路の確立を行う。
【0029】図3において、B31〜B33はそれぞれ
第1周期目の処理、第2周期目の処理、第3周期目の処
理を示している。
【0030】ここで、識別番号付与起動信号の送信のト
リガとして図1に示した局側装置102の識別番号付与
処理部1023の付与手順起動機能は、保守者等からの
指示によって処理を開始する形でもよいし、局側装置が
設置完了後から自律的に処理を開始するようにしても構
わない。
【0031】次に図4、図5に加入者側装置の処理フロ
ーを示す。加入者側装置は局側装置からの信号の受信待
ちの状態(F401)から、図2で示した局側装置から
加入者側装置への信号フレーム200を受信して、図1
に示した加入者側装置101−1の識別番号付与処理部
1013の信号判定機能により、その信号フレーム中の
識別番号付与フレーム202を構成する各スロットにセ
ットされている信号を判別する(F402)。
【0032】局側装置から加入者側装置への信号フレー
ム200の識別番号付与フレーム202を構成する識別
番号付与手順起動信号スロット2021に識別番号付与
手順起動信号がセットされていた場合(F403)、当
該加入者側装置が識別番号を記憶しているか否かを判定
(F404)する。このとき、識別番号を記憶している
のなら受信信号中の識別番号付与手順起動信号は無視す
る(F416)。識別番号を記憶していなければ、乱数
を保持しているか否かの判定を行う(F405)。乱数
を保持していれば、その乱数を破棄し(F417)、信
号の受信待ちの状態に遷移する。乱数を保持していない
場合には、識別番号を保持しているか否かを判定する
(F406)。この場合の識別番号の保持とは当該加入
者側装置の識別番号として記憶していることではなく、
処理のために局側装置から報知された識別番号を一時的
に保持している状態を指す。
【0033】識別番号を保持していれば、その識別番号
を破棄し(F417)、信号の受信待ちの状態に遷移す
る。識別番号を保持していなければ、図1に示した加入
者側装置101−1の識別番号付与処理部1013の受
信確認機能により、乱数の発生/保持を行い(F40
5)、この乱数に応じて、図2に示した加入者側装置か
ら局側装置への受信確認信号フレーム210の送信の遅
延時間を決定して(F408)、その遅延時間経過後に
図2に示した加入者側装置から局側装置への受信確認信
号フレーム210を送信する(F409)。このとき、
この加入者側装置から局側装置への受信確認信号フレー
ム210の乱数格納フレーム212には識別番号付与処
理部1013の受信確認機能により発生した乱数を格納
している。受信確認信号送信後は信号待ち状態(F40
1)になる。
【0034】局側装置から加入者側装置への信号フレー
ム200の識別番号付与フレーム202を構成する識別
番号スロット2023に識別番号がセットされていた場
合(F410)、加入者側装置101−1の識別番号付
与処理部1013の信号判定機能により、前述の識別番
号の有無の判定(F411)と識別番号の保持の有無の
判定(F412)を行う。識別番号もなく、保持もして
いなければ、加入者側装置101−1の識別番号付与処
理部1013の認証機能により、その信号フレーム中の
識別番号付与フレーム202を構成する通知乱数スロッ
ト2022にセットされている乱数を読み出しその乱数
と前述の保持している乱数を比較(F413)して、同
じであれば、加入者側装置101−1の識別番号付与処
理部1013の識別番号保持機能により、保持していた
乱数を破棄して、その信号フレーム中の識別番号付与フ
レーム202を構成する識別番号スロット2023にセ
ットされている識別番号を保持する(F414)。比較
を行い、異なる場合には保持している乱数を破棄し(F
417)、信号待ち状態になる(F401)。識別番号
を保持した場合には図2に示した加入者側装置から局側
装置への受け取り確認信号フレーム220の識別番号格
納フレームに前述の保持した識別番号をセットし、局側
装置に送信する(F415)。
【0035】局側装置から加入者側装置への信号フレー
ム200の識別番号付与フレーム202を構成する識別
番号付与完了信号スロット2024に識別番号付与完了
信号がセットされていた場合(F418)、加入者側装
置101−1の識別番号付与処理部1013の信号判定
機能により、前述の識別番号の有無の判定(F419)
と乱数の保持の有無の判定(F420)を行う。識別番
号もなく、乱数の保持もしていなければ、加入者側装置
101−1の識別番号付与処理部1013の識別番号記
憶機能により、その信号フレーム中の識別番号付与フレ
ーム202を構成する識別番号付与完了通知信号スロッ
ト2024にセットされている識別番号付与完了通知信
号を読み出し、識別番号の付与が完了したか否かを判定
する(F421)。未完了であれば保持している識別番
号を破棄(F417)し、信号待ち状態に遷移する(F
401)。完了であれば、加入者側装置101−1の識
別番号付与処理部1013の識別番号記憶機能により、
保持している識別番号を自分の識別番号として記憶す
る。
【0036】図4,5において、B41〜B43はそれ
ぞれ図3に示した第1周期目の処理、第2周期目の処
理、第3周期目の処理であるB31〜B33に対応する
処理であることを示している。
【0037】図6に局側装置と加入者側装置間での信号
の送受信と各装置での処理の対応を示している。始めに
局側装置602は処理602−1により識別番号付与手
順起動信号603を加入者側装置601に送信する。こ
のときの処理602−1は図3に示したB31に対応し
ている。
【0038】加入者側装置601では識別番号付与手順
起動信号603を受信すると処理602−1を開始し、
受信確認信号604をこれは図4に示したB41に対応
している。
【0039】局側装置602は処理602−1を行った
次の周期に処理602−2を開始し、識別番号付与信号
606を送信する。ここでの処理602−2とは図3に
示したB32に対応している。
【0040】加入者側装置601では識別番号付与信号
606を受信すると、処理601−2により識別番号受
け取り確認信号607を送信する。この処理601−2
とは図4に示すB42に対応している。
【0041】局側装置602は処理602−2を行った
次の周期に処理602−3を開始し、識別番号付与完了
信号607を送信する。この処理602−3は図3に示
したB33に対応している。
【0042】加入者側装置601では識別番号付与完了
信号607を受信すると、処理601−3を行う。以上
で識別番号付与のための処理手順が終了する。このあと
に、通信経路の確立のための加入者側装置に対する伝送
遅延測定と通信フレームのタイムスロットの割り付けを
行う。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、局側装
置と加入者側装置間の通信経路を確立するために必要で
ある加入者側装置の識別番号を、局側装置が自動的に各
加入者側装置に対して付与を行うため、保守者等が行
う、遠隔保守制御端末等から局側装置に対して加入者側
装置の識別番号の入力が不要となり、保守者等の手間が
省け、識別番号の入力ミスによる通信経路の未確立が解
決できる。
【0044】また局側装置が加入者側装置に対して、保
守者等の介入をほとんど必要とせずに識別番号の付与が
可能となるため、局側装置と加入者側装置間の通信経路
の確立まで自律的に行うことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光伝送装置のブロック図。
【図2】本発明に用いられる各種信号のフォーマット
図。
【図3】本発明の局側装置の処理フローチャート。
【図4】本発明の加入者側側装置の処理フローチャー
ト。
【図5】本発明の加入者側側装置の処理フローチャー
ト。
【図6】本発明の識別番号付与シーケンス図。
【符号の説明】
101−1〜101−n…加入者側装置、 102
…局側装置、103…スターカプラ、 104…遠隔保
守制御端末、 105…光伝送路、1011…加入者側
装置制御部、 1012…加入者側装置主信号処理
部、1013…加入者側装置識別番号付与処理部、 1
021…局側装置制御部、1022…局側装置主信号処
理部、 1023…局側装置識別番号付与処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 喜文 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 Fターム(参考) 5K002 AA05 DA02 DA03 DA05 DA12 EA05 FA01 5K033 AA04 CA11 CA17 DA01 DA15 DB02 DB22 EC03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スターカプラを介した光伝送路により、局
    側装置と1台以上の加入者側装置が接続されている光伝
    送装置において、 それぞれの加入者側装置に対して相異なる識別番号を付
    与する機能を有する局側装置と、 前記局側装置から識別番号を報知された場合に、自分の
    識別番号として記憶する機能を有する加入者側装置によ
    り構成されていることを特徴とする光伝送装置。
  2. 【請求項2】スターカプラを介した光伝送路により、局
    側装置と1台以上の加入者側装置が接続されている光伝
    送装置において、 それぞれの加入者側装置と局側装置間での通話やデータ
    通信のための信号の通信経路を自動的に確立させる機能
    を持つ局側装置ないし加入者側装置により構成されてい
    ることを特徴とする光伝送装置。
  3. 【請求項3】前記識別番号を生成し、またそれぞれが相
    異なるように管理する機能を有する局側装置により構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の光伝送装
    置。
  4. 【請求項4】保守者等により計画的に構成された前記識
    別番号を付与可能とするために、前記識別番号を任意に
    設定できる機能を有する局側装置により構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  5. 【請求項5】前記識別番号を記憶した場合に、局側装置
    から異なる識別番号を報知された場合に無視する機能を
    有する加入者側装置により構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の光伝送装置。
  6. 【請求項6】前記識別番号を記憶している場合に、局側
    装置からの識別番号の付与手順が実行された場合にその
    手順を無視する機能を有する加入者側装置により構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  7. 【請求項7】前記識別番号の付与手順を自動で開始する
    機能を有する局側装置により構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の光伝送装置。
  8. 【請求項8】前記識別番号の付与手順を外部入力装置等
    から任意に指示できる機能を有する局側装置により構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の光伝送装
    置。
  9. 【請求項9】スターカプラを介した光伝送路により、局
    側装置と1台以上の加入者側装置が接続されている光伝
    送装置において、 それぞれの通信周期において、受信した光信号をそれぞ
    れ構成する複数フレーム中の識別番号付与フレームのな
    かの特定スロットに識別番号の付与を開始するための識
    別番号付与起動信号がセットされているか否かを判定す
    る判定手段と、判定手段が識別番号付与起動信号がセッ
    トされていると判定したときに、乱数を発生させ、その
    乱数を識別番号付与起動信号を受信したことを通知する
    受信確認信号にセットして、その乱数に応じた時間だけ
    送出時間を遅延させて局側装置に送信する受信確認手段
    と、次の周期である第2周期目の識別番号付与フレーム
    中の他の特定スロットに、受信確認信号に前述の発生さ
    せた乱数がセットされているか否かを判定する認証手段
    と、認証手段により発生させた乱数がセットされている
    ことを確認した場合に識別番号付与フレーム中の他の特
    定スロットにセットされる識別番号を読み込み、一時的
    に識別番号を保持する識別番号保持手段と、識別番号保
    持手段により識別番号を保持した場合に識別番号を記憶
    したことを通知する識別番号受け取り完了信号を送信す
    る受け取り完了通知手段と、識別番号付与フレーム中の
    特定スロットにセットされた識別番号付与結果信号によ
    り識別番号保持手段により保持した識別番号を自分の識
    別番号として記憶する識別番号記憶手段を備えている加
    入者側装置と、 前記識別番号付与フレームのなかの特定スロットに、所
    定のタイミングにより識別番号の付与を開始するための
    識別番号付与起動信号がセットして送信する識別番号付
    与手順起動手段と、1台以上の加入者側装置が送信する
    受信確認信号のうち、識別番号付与起動信号をセットし
    た識別番号付与フレームを送信した周期内に1度だけ受
    信して2度目以降の受信を無視する受信確認信号選択手
    段と、その受信確認信号にセットされた乱数を読み出す
    情報読み出し手段と、次の周期である第2周期目の識別
    番号付与フレーム中の他の特定スロットに、局側装置に
    保持されている識別番号をセットして、情報読み出し手
    段により読み出した乱数を別の特定スロットにセットし
    て送信する識別番号付与手段と、第2周期目の光信号の
    送信後から適当な期間、加入者側装置からの識別番号受
    け取り確認信号の到着を検出する信号検出手段と、信号
    検出手段により検出した識別番号受け取り確認信号が1
    つだった場合には、その信号を有効として、識別番号の
    付与を完了して、また識別番号受け取り確認信号の到着
    が複数検出できた場合は、識別番号の付与が未完了であ
    ることを判断して、その結果を識別番号付与フレーム中
    の特定スロットにセットして送信する識別番号付与完了
    確認通知手段を備えている局側装置とにより構成されて
    いることを特徴とする光伝送装置。
  10. 【請求項10】前記局側装置が備えている識別番号付与
    手順起動手段が、所定の時間毎に識別番号付与起動信号
    を送信することを特徴とする請求項1又は2記載の光伝
    送装置。
  11. 【請求項11】前記光信号の伝送プロトコルが時分割多
    重伝送方式であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の光伝送装置。
  12. 【請求項12】前記識別番号付与手順起動手段が、本来
    の通信処理手段として使用する光伝送路もしくは、光信
    号の波長と異なる光伝送路もしくは光信号の波長により
    処理されることを特徴とした請求項1又は2記載の光伝
    送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6665315B1 (en) 1998-11-27 2003-12-16 Oki Electric Industry Co., Ltd. Transmission apparatus automatically acquiring identifying information and independently measuring propagation delay
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JP2009011009A (ja) * 2005-04-13 2009-01-15 Sanyo Electric Co Ltd ネットワークシステム
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