JP2009011009A - ネットワークシステム - Google Patents

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昌之 手島
Takuji Sugata
拓児 菅田
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芳男 小澤
Toshiaki Okuma
利明 大熊
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Abstract

【課題】 複数台の第1端末装置1に対して第2端末装置2がアドレスを割り当てることが可能なネットワークシステムにおいて、アドレスの割当処理にかかる時間を従来よりも短縮する。
【解決手段】 本発明に係るネットワークシステムにおいて、第2端末装置2は、応答を要求する第1コマンドを第1端末装置1に送信すると共に、受信した応答コマンドを送信した第1端末装置1に対して、付与すべきアドレスを含む第2コマンドを送信する。各第1端末装置1は、第2端末装置2からの第1コマンドを受けて、複数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択し、選択したタイムスロットで応答コマンドを第2端末装置2に送信すると共に、第2端末装置2からの第2コマンドに含まれているアドレスを内蔵メモリに格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数台の第1端末装置と、該複数台の第1端末装置との間で通信を行なう第2端末装置とを具えたネットワークシステムに関し、特に、第2端末装置が複数台の第1端末装置に対して通信に用いるアドレスを付与することが可能なネットワークシステムに関するものである。
従来、電力や温度を計測する複数台のセンサ端末装置と、これらのセンサ端末装置から計測データを収集する管理装置とを具えたセンサネットワークシステムが知られている。
この様なセンサネットワークシステムにおいては、各センサ端末装置は、所定の周期でデータの計測動作を実行する一方、管理装置は、各センサ端末装置に対して計測データ送信要求コマンドを送信し、各センサ端末装置は、該コマンドを受けて計測データを管理装置に送信する。管理装置は、受信した計測データをデータベースに登録する。
しかしながら、上記センサネットワークシステムにおいては、センサ端末装置を追加した場合、追加したセンサ端末装置に管理装置との間の通信に用いられるアドレスを割り当てる作業を行なわねばならず、この作業が煩わしい問題があった。特に、多数のセンサ端末装置を追加した場合には、アドレスを割り当てる作業が極めて煩わしかった。
そこで、煩わしい作業を行なうことなくセンサ端末装置にアドレスを割り当てることが可能なセンサネットワークシステムが知られている。
この種のセンサネットワークシステムにおいては、管理装置は、複数台のセンサ端末装置に対してアドレスの割当てが必要なセンサ端末装置に応答を要求するアドレス割当確認コマンドをブロードキャストし、各センサ端末装置は、自装置に未だアドレスが設定されていない場合に、該コマンドに対する応答コマンドを送信する。管理装置は、応答コマンドが受信されたセンサ端末装置に対してアドレスを割り当てる。
尚、室外機から複数台の室内機にアドレス設定開始信号が送信され、各室内機がランダム時間が経過した時点でアドレス設定要求信号を室外機に送信するアドレス設定装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平7−305886号公報[F24F 11/02]
しかしながら、上記従来のセンサネットワークシステムにおいては、複数台のセンサ端末装置から管理装置に対し同時に応答コマンドが送信されてコマンドの衝突が発生する可能性が高いため、コマンドの衝突によるコマンド再送処理が多数回繰り返されて、アドレス割当確認コマンドの送信からアドレスを割り当てるべき全てのセンサ端末装置からの応答コマンドの受信までに長い時間がかかり、アドレスの割当処理に長い時間がかかる問題があった。
本発明は、アドレスの割当処理にかかる時間を従来よりも短縮することが出来るネットワークシステムを提供することである。
本発明に係るネットワークシステムは、複数台の第1端末装置と、該複数台の第1端末装置との間で通信を行なう第2端末装置とを具え、第2端末装置が複数台の第1端末装置に対して通信に用いるアドレスを付与することが可能である。ここで、第2端末装置は、
応答を要求する第1コマンドを第1端末装置に送信する第1コマンド送信手段と、
第1端末装置から第1コマンドに対する応答コマンドを受信し、受信した応答コマンドを送信した第1端末装置に対して、付与すべきアドレスを含む第2コマンドを送信する第2コマンド送信手段
とを具えている一方、各第1端末装置は、
第2端末装置からの第1コマンドを受けて、複数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択し、選択したタイムスロットで応答コマンドを第2端末装置に送信するコマンド送信手段と、
第2端末装置からの第2コマンドに含まれているアドレスが登録されるアドレス登録手段
とを具えている。
上記本発明に係るネットワークシステムにおいては、各第1端末装置は、時分割多重方式により第2端末装置に応答コマンドを送信することが可能であって、第1コマンドに対する応答コマンドの送信に複数のタイムスロットが用いられるので、応答コマンドの衝突が発生する可能性は従来に比べて低下する。従って、第1コマンドの送信からアドレスを割り当てるべき全ての第1端末装置からの応答コマンドの受信までにかかる時間が従来よりも短縮される。
上記本発明に係る管理装置および端末装置においては、上記およびこれ以降で述べる構成および作用、効果を有する。
具体的には、各第1端末装置のコマンド送信手段は、前記選択したタイムスロットのスロット識別情報を含む応答コマンドを送信し、前記第2端末装置の第2コマンド送信手段は、受信した応答コマンドに含まれているスロット識別情報を含む第2コマンドを送信するものであって、各第1端末装置は、
前記選択したタイムスロットのスロット識別情報と受信した第2コマンドに含まれているスロット識別情報とを比較するアドレス付与時情報比較手段と、
前記両スロット識別情報が一致する場合に、前記第2コマンドに含まれているアドレスを前記アドレス登録手段に登録する登録処理手段
とを具えている。
上記具体的構成においては、第1端末装置から選択されたタイムスロットのスロット識別情報を含む応答コマンドが第2端末装置に送信され、第2端末装置から該スロット識別情報を含む第2コマンドが第1端末装置に送信される。各第1端末装置では、前記選択されたタイムスロットのスロット識別情報と受信された第2コマンドに含まれているスロット識別情報とが比較され、両スロット識別情報が一致する場合に、該第2コマンドに含まれているアドレスがアドレス登録手段に登録される。この様に、スロット識別情報を用いることにより、複数台の第1端末装置の中からアドレスを付与すべき第1端末装置を特定して該端末装置にアドレスを付与することが出来る。
又、具体的には、前記第2端末装置は、第1コマンドに対する応答コマンドが含まれていない衝突タイムスロットを検出する検出手段を具え、前記第1コマンド送信手段は、衝突タイムスロットが検出されたとき、検出された衝突タイムスロットのスロット識別情報を含む第1コマンドを送信し、各第1端末装置は、前記選択したタイムスロットのスロット識別情報と受信した第1コマンドに含まれているスロット識別情報とを比較する衝突時情報比較手段を具え、前記コマンド送信手段は、前記両スロット識別情報が一致する場合に応答コマンドを送信する。
上記具体的構成においては、複数台の第1端末装置が同じタイムスロットを選択することにより応答コマンドの衝突が発生した場合、第2端末装置から衝突が発生したタイムスロットのスロット識別情報を含む第1コマンドが第1端末装置に送信される。各第1端末装置では、該第1コマンドに含まれているスロット識別情報と前回の第1コマンドの受信時に選択したタイムスロットのスロット識別情報とが比較され、両スロット識別情報が一致する場合に、応答コマンドが第2端末装置に送信される。この様に、スロット識別情報を用いることにより、複数台の第1端末装置の中から衝突が発生したタイムスロットを選択した第1端末装置を特定して該端末装置に再び第1コマンドを送信し、該端末装置から応答コマンドを受信することが出来る。
上記具体的構成においては、応答コマンドの衝突が発生した場合、その後に送信される第1コマンドに対して応答すべき第1端末装置を衝突が発生したタイムスロットを選択した第1端末装置に限定することにより、再び応答コマンドの衝突が発生する可能性を低く抑えることが出来る。
又、具体的には、前記第2端末装置の第1コマンド送信手段は、コマンド識別情報を含む第1コマンドを送信し、前記第2コマンド送信手段は、送信された第1コマンドのコマンド識別情報を含む第2コマンドを送信し、各第1端末装置の前記アドレス付与時情報比較手段は、受信した第2コマンドに含まれているコマンド識別情報と受信した第1コマンドに含まれていたコマンド識別情報とを比較し、前記登録処理手段は、前記両コマンド識別情報及び前記両スロット識別情報が一致する場合に前記第2コマンドに含まれているアドレスを前記アドレス登録手段に登録する。
上述の如く、衝突が発生したタイムスロットを選択した第1端末装置には、第1コマンドが再送されることになる。そこで、上記具体的構成を有する第1端末装置においては、スロット識別情報に加えて、第2コマンドに含まれているコマンド識別情報が第1コマンドに含まれていたコマンド識別情報と一致する場合に、該コマンドに含まれているアドレスがアドレス登録手段に登録される。
更に具体的には、前記第2端末装置の第2コマンド送信手段は、受信した応答コマンドに含まれている端末識別情報を含む第2コマンドを送信し、各第1端末装置のコマンド送信手段は、自装置の端末識別情報を含む応答コマンドを送信するものであって、前記アドレス付与時情報比較手段は、受信した第2コマンドに含まれている端末識別情報と自装置の端末識別情報とを比較し、前記登録処理手段は、前記両コマンド識別情報及び前記両スロット識別情報が一致すると共に前記両端末識別情報が一致する場合に前記第2コマンドに含まれているアドレスを前記アドレス登録手段に登録する。
上記具体的構成を有する第1端末装置においては、コマンド識別情報及びスロット識別情報に加えて、第2コマンドに含まれている端末識別情報が自装置の端末識別情報と一致する場合に、該第2コマンドに含まれているアドレスがアドレス登録手段に登録される。この様に、端末識別情報を用いることによって、複数台の端末装置の中からアドレスを付与すべき端末装置をより確実に特定して該端末装置にアドレスを付与することが出来る。
更に又、具体的には、前記第2端末装置の第1コマンド送信手段は、端末識別情報の一部と比較すべき比較情報を含む第1コマンドを送信するものであって、各第1端末装置は、受信した第1コマンドに含まれている比較情報と自装置の端末識別情報の一部とを比較する手段を具え、前記コマンド送信手段は、前記比較情報と自装置の端末識別情報の一部とが一致する場合に応答コマンドを送信する。
上記具体的構成においては、第2端末装置からの第1コマンドに対して、該コマンドに含まれている比較情報と端末識別情報の一部とが一致する第1端末装置のみから応答コマンドが第2端末装置に送信される。この様にして第1コマンドに応答すべき第1端末装置の数を減少させることによって、応答コマンドの衝突が発生する可能性を更に低下させることが出来る。
なお、上記具体的構成を有する第2端末装置は、前記複数のタイムスロットの数を変更する手段を有し、通信において、所定数のタイムスロット中に、予め設定された第1の頻度の値より大きい頻度で異常応答を検出した場合、前記複数のタイムスロットの数を増加させ、過度の異常応答を抑制し、及び/又は、所定数のタイムスロット中に、予め設定された第2の頻度の値より小さい頻度で異常応答を検出しない場合、前記複数のタイムスロットの数を減少させ、無駄なタイムスロットの削減が図れる。この場合、タイムスロット数増加のための閾値である第1の頻度の値と、タイムスロット数減少のための閾値である第2の頻度の値とは、通信の各種条件に応じて個別に設定可能である。
このことにより、当該ネットワークシステムにおける複数台の第1端末との通信において、第2の端末は上述のとおりタイムスロット数を動的に適切な値に設定することができるので、タイムスロット数が少なすぎると例えば衝突などの異常応答が頻出し、結果的に通信時間が増大するという不都合が抑制され、及び/又は、タイムスロット数が多すぎると異常応答の頻度が小さいにもかかわらず冗長な時間が費やされるという不都合が抑制されるのである。
本発明に係るネットワークシステムによれば、アドレスの割当処理にかかる時間を従来よりも短縮することが出来る。
(第1の実施形態)
以下、本発明を図1に示すセンサネットワークシステムに実施した第1の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るセンサネットワークシステムにおいては、図示の如く、電力や温度を計測する複数台のセンサ端末装置(1)と、これらのセンサ端末装置(1)から計測データを収集する管理装置(2)とが、例えばRS232やRS485等のシリアル通信規格に準拠したケーブル(3)を介して互いに直列に接続されている。管理装置(2)と複数台のセンサ端末装置(1)との間には、マスタ装置とスレーブ装置の関係があり、ポーリング方式によって通信が行なわれる。
各センサ端末装置(1)は、所定の周期でデータの計測動作を実行する一方、管理装置(2)は、各センサ端末装置(1)に対して計測データ送信要求コマンドを送信し、各センサ端末装置(1)は、該コマンドを受けて計測データを管理装置(2)に送信する。管理装置(2)は、受信した計測データをデータベース(図示省略)に登録する。
上記センサネットワークシステムにおいては、管理装置(2)が起動されたとき、管理装置(2)によって複数台のセンサ端末装置(1)にアドレスを割り当てるアドレス割当処理が行なわれた後、該アドレスを用いて上記の計測データ収集処理が行なわれる。
アドレス割当処理においては、先ず、管理装置(2)はシステムを構成する全てのセンサ端末装置(1)に対して“アドレス割当確認コマンド”をブロードキャストする。各センサ端末装置(1)は、時分割多重方式により応答コマンドを管理装置(2)に送信することが可能であって、アドレスの割当てが必要なセンサ端末装置(1)は、複数のタイムスロットの中から1つのタイムスロットを選択し、選択したタイムスロットで“アドレス割当確認応答コマンド”を管理装置(2)に送信する。複数のタイムスロットの何れかのタイムスロットでコマンドの衝突が発生した場合には、管理装置(2)は全てのセンサ端末装置(1)に対して“アドレス割当確認コマンド”を再びブロードキャストする。衝突が発生したタイムスロットを選択したセンサ端末装置(1)は、再び複数のタイムスロットの中から1つのタイムスロットを選択し、選択したタイムスロットで“アドレス割当確認応答コマンド”を管理装置(2)に送信する。この様に、管理装置(2)は、コマンドの衝突が発生した場合にアドレス割当確認コマンドの送信を繰り返し、アドレスを割り当てるべき全てのセンサ端末装置(1)からアドレス割当確認応答コマンドを受信すると、その後、各センサ端末装置(1)に対して割り当てるべきアドレスを含む“アドレス割当コマンド”を送信し、各センサ端末装置(1)は、該コマンドに含まれているアドレスを内蔵メモリ(図示省略)に格納すると共に、割り当てられたアドレスを含む“アドレス割当応答コマンド”を管理装置(2)に送信する。管理装置(2)は、該コマンドに含まれるアドレスを内蔵メモリ(図示省略)に格納する。
上記アドレス割当確認コマンドは、コマンド番号、応答コマンドの送信に使用可能な応答スロット数、各スロットに割り当てられているスロット時間、アドレス割当確認応答コマンドが何れのコマンド番号を有するアドレス割当確認コマンドに対するものであるかを表わす前回応答コマンド番号、及びアドレス割当確認応答コマンドが何れのタイムスロットで送信されたかを表わす前回応答スロット番号から構成される。
上記アドレス割当確認応答コマンドは、該コマンドの送信に使用するタイムスロットのスロット番号、及び工場出荷時にセンサ端末装置(1)に設定されている固有のシリアル番号から生成されたダイジェスト番号から構成される。
上記アドレス割当コマンドは、管理装置(2)が指定するアドレス或いはセンサ端末装置(1)に設定されているディップスイッチ番号と同じ番号のアドレスの何れのアドレスを設定すべきかを表わすアドレス割当てフラグ、割り当てるべきアドレス、前回応答コマンド番号、前回応答スロット番号、その後に続くデータの種類を判別するためのデータ種別フラグ、該データ長、及び該データの内容から構成される。アドレス割当フラグは、管理装置(2)が指定したアドレスを設定すべきことを表わす“1”の値、及びディップスイッチ番号と同じ番号のアドレスを設定すべきことを表わす“2”の値の何れかの値をとる。又、データ種別フラグは、その後に続くデータの種類を指定しないことを表わす“0”の値、該データがシリアル番号であることを表わす“1”の値、及び該データがダイジェスト番号であることを表わす“2”の値の何れかの値をとる。
上記アドレス割当応答コマンドは、割り当てられたアドレス、ダイジェスト番号、シリアル番号のデータ長、及びシリアル番号から構成される。
図2は、前記複数台のセンサ端末装置(1)の内、第1のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドが他のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドと衝突しなかった場合に、該第1のセンサ端末装置と管理装置(2)との間で送受信されるコマンドの構成例を表わしている。
先ず、管理装置(2)からシステムを構成する全てのセンサ端末装置(1)に対して、コマンド番号“01”、応答スロット数“4”、スロット時間“t”、前回応答コマンド番号“00”及び前回応答スロット番号“0”からなるアドレス割当確認コマンドがブロードキャストされた後、第1センサ端末装置(1)から管理装置(2)に対し、スロット番号“1”のタイムスロットで応答スロット番号“1”及び該センサ端末装置(1)のダイジェスト番号“XX”からなるアドレス割当確認応答コマンドが送信される。
その後、管理装置(2)から全てのセンサ端末装置(1)に対して、アドレス割当フラグ“1”、割り当てるべきアドレス“20”、前回応答コマンド番号“01”、前回応答スロット番号“1”、データ種別フラグ“2”、データ長“02”及びデータ“XX”からなるアドレス割当コマンドがブロードキャストされると、上述の如くコマンド番号“01”のアドレス割当確認コマンドに対しスロット番号“1”のスロットでアドレス割当確認応答コマンドを送信し、且つダイジェスト番号“XX”を有する第1センサ端末装置(1)から管理装置(2)に対して、前記アドレス“20”、前記ダイジェスト番号“XX”、シリアル番号のデータ長“05”及びシリアル番号“XXXXX”からなるアドレス割当応答コマンドが送信される。
これに対し、図3は、前記複数台のセンサ端末装置(1)の内、第2のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドが他のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドと1回衝突した場合に、該第2のセンサ端末装置と管理装置(2)との間で送受信されるコマンドの構成例を表わしている。
先ず、管理装置(2)からシステムを構成する全てのセンサ端末装置(1)に対して、コマンド番号“01”、応答スロット数“4”、スロット時間“t”、前回応答コマンド番号“00”及び前回応答スロット番号“0”からなるアドレス割当確認コマンドがブロードキャストされた後、第2センサ端末装置(1)から管理装置(2)に対し、スロット番号“2”のタイムスロットで応答スロット番号“2”及び該センサ端末装置(1)のダイジェスト番号“YY”からなるアドレス割当確認応答コマンドが送信される。このとき、スロット番号“2”のタイムスロットでコマンドの衝突が発生したため、管理装置(2)から全てのセンサ端末装置(1)に対して、コマンド番号“02”、応答スロット数“4”、前回応答コマンド番号“01”及び前回応答スロット番号“2”からなるアドレス割当確認コマンドがブロードキャストされる。その後、上述の如くコマンド番号“01”のアドレス割当確認コマンドに対してスロット番号“2”のスロットでアドレス割当確認応答コマンドを送信した第2センサ端末装置(1)から管理装置(2)に対し、スロット番号“3”のタイムスロットを用いて応答スロット番号“3”及びダイジェスト番号“YY”からなるアドレス割当確認応答コマンドが送信される。
その後、管理装置(2)から全てのセンサ端末装置(1)に対して、アドレス割当フラグ“1”、割り当てるべきアドレス“30”、前回応答コマンド番号“02”、前回応答スロット番号“3”、データ種別フラグ“2”、データ長“02”及びデータ“YY”からなるアドレス割当コマンドがブロードキャストされると、上述の如くコマンド番号“02”のアドレス割当確認コマンドに対してスロット番号“3”のスロットでアドレス割当確認応答コマンドを送信し、且つダイジェスト番号“YY”を有する第2センサ端末装置(1)から管理装置(2)に対して、前記アドレス“30”、前記ダイジェスト番号“YY”、シリアル番号のデータ長“05”及びシリアル番号“YYYYY”からなるアドレス割当応答コマンドが送信される。
図4は、アドレスが割り当てられるべき9台のセンサ端末装置間でアドレス割当確認応答コマンドの衝突が発生した場合に管理装置(2)から送信されるアドレス割当確認コマンドの構成例を表わしている。尚、図4においては、アドレス割当確認コマンドを構成する応答スロット数及びスロット時間の図示を省略している。
先ず、管理装置(2)は9台のセンサ端末装置1〜9に対して、図4(a)の如くコマンド番号“01”、前回応答コマンド番号“00”及び前回応答スロット番号“0”を含むアドレス割当確認コマンドをブロードキャストし、該コマンドに応じて、同図(b)の如くセンサ端末装置1がスロット番号“1”のスロット、センサ端末装置2〜4がスロット番号“2”のスロット、センサ端末装置5〜8がスロット番号“3”のスロット、センサ端末装置9がスロット番号“4”のスロットを選択した場合、管理装置(2)は、センサ端末装置1、9からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できるが、スロット番号“2”のスロット及びスロット番号“3”のスロットでコマンドの衝突が発生するため、センサ端末装置2〜8からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できない。
そこで次に、管理装置(2)は9台のセンサ端末装置1〜9に対して、同図(c)の如くコマンド番号“02”、前回応答コマンド番号“01”及び前回応答スロット番号“2”を含むアドレス割当確認コマンドをブロードキャストする。該コマンドに応じて、同図(b)の如くスロット番号“2”のスロットを選択したセンサ端末装置2〜4の内、同図(d)の如くセンサ端末装置2、4がスロット番号“1”のスロット、センサ端末装置3がスロット番号“3”のスロットを選択した場合、管理装置(2)は、センサ端末装置3からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できるが、スロット番号“1”のスロットでコマンドの衝突が発生するため、センサ端末装置2、4からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できない。
そこで更に、管理装置(2)は9台のセンサ端末装置1〜9に対して、同図(e)の如くコマンド番号“03”、前回応答コマンド番号“02”及び前回応答スロット番号“1”を含むアドレス割当確認コマンドをブロードキャストする。該コマンドに応じて、同図(d)の如くスロット番号“1”のスロットを選択したセンサ端末装置2、4の内、同図(f)の如くセンサ端末装置2がスロット番号“1”のスロット、センサ端末装置4がスロット番号“3”のスロットを選択した場合、何れのスロットにおいてもコマンドの衝突は発生せず、管理装置(2)は、センサ端末装置2、3からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できる。
続いて、管理装置(2)は9台のセンサ端末装置1〜9に対して、同図(g)の如くコマンド番号“04”、前回応答コマンド番号“01”及び前回応答スロット番号“3”を含むアドレス割当確認コマンドをブロードキャストする。該コマンドに応じて、同図(b)の如くスロット番号“3”のスロットを選択したセンサ端末装置5〜8の内、同図(h)の如くセンサ端末装置6がスロット番号“2”のスロット、センサ端末装置8がスロット番号“3”のスロット、センサ端末装置5、7がスロット番号“4”のスロットを選択した場合、管理装置(2)は、センサ端末装置6、8からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できるが、スロット番号“4”のスロットでコマンドの衝突が発生するため、センサ端末装置5、7からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できない。
そこで次に、管理装置(2)は9台のセンサ端末装置1〜9に対して、同図(i)の如くコマンド番号“05”、前回応答コマンド番号“04”及び前回応答スロット番号“4”を含むアドレス割当確認コマンドをブロードキャストする。該コマンドに応じて、同図(h)の如くスロット番号“4”のスロットを選択したセンサ端末装置5、7の内、同図(j)の如くセンサ端末装置7がスロット番号“2”のスロット、センサ端末装置5がスロット番号“3”のスロットを選択した場合、何れのスロットにおいてもコマンドの衝突は発生せず、管理装置(2)は、センサ端末装置2、3からのアドレス割当確認応答コマンドを受信できる。
管理装置(2)は、上述の如く全てのセンサ端末装置1〜9からのアドレス割当確認応答コマンドを受信するまでアドレス割当確認コマンドの送信を繰り返し、その後、それらのセンサ端末装置に順次、アドレス割当コマンドを送信する。
図5は、上記管理装置(2)によって実行される手続きを表わしており、装置本体が起動されると、ステップS1にてアドレス割当処理が実行された後、ステップS2にて計測データの収集処理を実行する。続いてステップS3では、装置本体の電源がオフに設定されたか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS2に戻って計測データの収集処理を繰り返し、その後、装置本体の電源がオフに設定されると、その時点で手続きを終了する。
図6及び図7は、上記アドレス割当処理の具体的手続きを表わしており、先ず図6のステップS11では、コマンド番号及びスロット番号からなる衝突スロット情報が内蔵メモリに格納されているか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS12に移行して、アドレス割当確認コマンドを作成する。ここで、コマンド番号は“01”、前回応答コマンド番号は“00”、前回応答スロット番号は“0”に設定される。
続いてステップS13では、システムを構成する全てのセンサ端末装置(1)に対して、前記作成したアドレス割当確認コマンドをブロードキャストした後、ステップS14では、所定時間が経過してタイムアウトが発生したか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS16にて、センサ端末装置(1)からの応答データを受信したか否かを判断する。ここで、ノーと判断された場合には、ステップS14に戻る。
前記所定時間が経過するまでにセンサ端末装置(1)からの応答データが受信されず、タイムアウトが発生した場合には、ステップS15に移行して、前記アドレス割当確認コマンドのコマンド番号が“01”であるか否かを判断する。ここで、前記アドレス割当確認コマンドのコマンド番号は“01”であるのでイエスと判断されて手続きを終了する。この様に、コマンド番号が“01”である場合に手続きを終了する理由は、コマンド番号が“01”のアドレス割当確認コマンドに対して応答がないことはアドレスを割り当てるべきセンサ端末装置が存在しないことを表わしているからである。
これに対し、前記所定時間が経過するまでにセンサ端末装置(1)からの応答データが受信された場合には、ステップS17に移行して、複数のタイムスロットの中に正常なアドレス割当確認応答コマンドを含むスロット(正常応答スロット)が存在するか否かを判断し、イエスと判断された場合は、ステップS18にて、アドレス割当確認コマンドのコマンド番号、正常応答スロットのスロット番号及びダイジェスト番号からなる正常応答スロット情報を内蔵メモリに格納した後、ステップS19に移行する一方、正常応答スロットが存在しない場合にはステップS18を迂回して、ステップS19に移行する。
ステップS19では、前記複数のスロットの中に正常なアドレス割当確認応答コマンドが含まれていないスロット(衝突スロット)が存在するか否かを判断し、イエスと判断された場合はステップS20にて、アドレス割当確認コマンドのコマンド番号及び衝突スロットのスロット番号からなる衝突スロット情報を内蔵メモリに格納した後、ステップS11に戻る。
ステップS11では、衝突スロット情報が内蔵メモリに格納されていると判断されてステップS21に移行し、内蔵メモリに格納されている衝突スロット情報に基づいてアドレス割当確認コマンドを作成する。
次にステップS22では、内蔵メモリに格納されている前記衝突スロット情報を消去した後、ステップS23では、システムを構成する全てのセンサ端末装置(1)に対して前記作成したアドレス割当確認コマンドをブロードキャストし、続いて、ステップS14乃至ステップS19の手続きを実行する。
この様に、複数のタイムスロットの中に衝突スロットが存在する場合には、ステップS19にてイエスと判断されて、ステップS20乃至ステップS23及びステップS14乃至ステップS19の手続きが実行される。但し、アドレス割当確認コマンドに対する応答データが前記所定時間が経過するまでに受信されず、タイムアウトが発生した場合には、ステップS15にてノーと判断されてステップS11に戻る。
これに対し、複数のタイムスロットの中に衝突スロットが存在しない場合には、ステップS19にてノーと判断されてステップS24に移行し、内蔵メモリに衝突スロット情報が格納されているか否かを判断する。過去に応答データが受信されたときに複数のスロットの中に複数の衝突スロットが存在していた場合には、ステップS24にてイエスと判断されてステップS21に戻り、アドレス割当確認コマンドの作成及び送信が実行される。
内蔵メモリに衝突スロット情報が格納されておらず、ステップS24にてノーと判断された場合には、図7のステップS25に移行して、内蔵メモリに正常応答スロット情報が格納されているか否かを判断し、イエスと判断された場合はステップS26にて、内蔵メモリに格納されている正常応答スロット情報に基づいてアドレス割当コマンドを作成する。
続いてステップS27では、システムを構成する全てのセンサ端末装置(1)に対して、前記作成したアドレス割当コマンドをブロードキャストした後、ステップS28では、所定時間が経過してタイムアウトが発生したか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS29にて、センサ端末装置(1)からの応答データを受信したか否かを判断する。ここで、ノーと判断された場合には、ステップS28に戻る。
前記所定時間が経過するまでにセンサ端末装置(1)からの応答データが受信された場合には、ステップS30に移行して、データ構造に基づき該応答データがアドレス割当コマンドに対する正常なアドレス割当応答コマンドであるか否かを判断し、イエスと判断された場合はステップS31にて、内蔵メモリに格納されている前記正常応答スロット情報を消去する。その後、ステップS25に戻り、内蔵メモリに他の正常応答スロット情報が格納されている場合には、該正常応答スロット情報に基づきアドレス割当コマンドを作成してセンサ端末装置(1)に送信する。
この様にしてアドレス割当コマンドの作成及び送信を繰り返し、その後、内蔵メモリに格納されている全ての正常応答スロット情報に基づきアドレス割当コマンドが作成されてセンサ端末装置(1)に送信されると、ステップS25にてノーと判断されて、図6のステップS11に戻る。但し、アドレス割当コマンドの作成及び送信が繰り返される過程で、タイムアウトが発生した場合、及び正常なアドレス割当応答コマンドが受信されなかった場合には、ステップS32に移行して、アドレス割当コマンドの送信回数が規定回数に達したか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS27に戻ってアドレス割当コマンドの再送を行なう。その後、アドレス割当コマンドの送信回数が規定回数に達すると、その時点でステップS32にてイエスと判断されてステップS31に移行し、正常なアドレス割当応答コマンドが得られなかったセンサ端末装置(1)の正常応答スロット情報を内蔵メモリから消去した後、ステップS25に戻る。
最終的に、システムを構成する全てのセンサ端末装置(1)にアドレスが割り当てられて図6のステップS11に戻ると、その後、ステップS14及びステップS15にてイエスと判断されて、手続きを終了する。
上記手続きによれば、アドレスを割り当てるべき全てのセンサ端末装置(1)からのアドレス割当確認応答コマンドが受信された後、該全てのセンサ端末装置(1)に順次、アドレス割当コマンドが送信されることになる。
図8は、上記センサ端末装置(1)によって実行されるコマンド処理手続きを表わしている。尚、該手続きと計測データの送信手続きは並列して行なわれる。
先ずステップS41ではコマンドの受信に待機し、その後、コマンドが受信されるとステップS42に移行して、受信されたコマンドが判別される。
受信されたコマンドが管理装置(1)からのアドレス割当確認コマンドである場合には、ステップS43に移行して、該コマンドに含まれているコマンド番号が“01”であるか否かを判断し、イエスと判断された場合にはステップS44に移行して、アドレスが既に割り当てられているか否かを判断し、イエスと判断された場合は、ステップS41に戻って次のコマンドの受信に待機する一方、ステップS44にてノーと判断された場合には、ステップS45に移行して、内蔵メモリに格納されているコマンド番号及びスロット番号を消去した後、ステップS47に移行する。
受信されたアドレス割当確認コマンドに含まれているコマンド番号が“01”でない場合には、ステップS46に移行して、該コマンドに含まれている前回応答コマンド番号及び前回応答スロット番号と内蔵メモリに格納されているコマンド番号及びスロット番号とをそれぞれ比較して、該コマンドに対して応答すべきか否かを判断する。ここで、両コマンド番号及び両スロット番号が一致する場合には、イエスと判断されてステップS47に移行する一方、ノーと判断された場合にはステップS41に戻って次のコマンドの受信に待機する。
ステップS47では、複数のスロットの中から1つのスロットを選択した後、ステップS48にて、選択したスロットに応じた応答開始時刻の到来に待機する。その後、応答開始時刻が到来すると、ステップS49に移行して、自装置以外のセンサ端末装置(1)が管理装置(2)と通信を行なっているか否かを判断する。ここで、該判断は、受信動作を行なって他のセンサ端末装置(1)からの信号が受信されたか否かによって行なわれる。
ステップS49にてイエスと判断された場合は、ステップS41に戻って次のコマンドの受信に待機する一方、ノーと判断された場合はステップS50に移行して、アドレス割当確認応答コマンドを管理装置(2)に送信し、続いてステップS51では、内蔵メモリに格納されているコマンド番号及びスロット番号をそれぞれ、前記受信されたアドレス割当確認コマンドに含まれているコマンド番号、及び前記選択したスロットのスロット番号で更新した後、ステップS41に戻って次のコマンドの受信に待機する。
受信されたコマンドが管理装置(2)からのアドレス割当コマンドである場合には、ステップS52に移行して、該コマンドに含まれている前回応答コマンド番号、前回応答スロット番号及びダイジェスト番号と内蔵メモリに格納されているコマンド番号、スロット番号及びシリアル番号から生成したダイジェスト番号とをそれぞれ比較して、該コマンドに対して応答すべきか否かを判断する。ここで、両コマンド番号、両スロット番号及び両ダイジェスト番号が一致する場合には、イエスと判断されてステップS53に移行する一方、ノーと判断された場合にはステップS41に戻って次のコマンドの受信に待機する。
ステップS53では、アドレス割当応答コマンドを管理装置(2)に送信し、次にステップS54にて前記アドレス割当コマンドに含まれているアドレスを内蔵メモリに格納した後、ステップS41に戻って次のコマンドの受信に待機する。
上記手続きによれば、コマンド番号が“01”のアドレス割当確認コマンドが受信されたときには、未だアドレスが割り当てられていない場合に、アドレス割当確認応答コマンドが管理装置(2)に送信される一方、コマンド番号が“01”以外のアドレス割当確認コマンドが受信されたときには、該コマンドに含まれている前回応答コマンド番号及び前回応答スロット番号がそれぞれ内蔵メモリに格納されているコマンド番号及びスロット番号と一致する場合に、アドレス割当確認応答コマンドが管理装置(2)に送信される。
又、アドレス割当コマンドが受信されたときには、該コマンドに含まれている前回応答コマンド番号、前回応答スロット番号及びダイジェスト番号がそれぞれ内蔵メモリに格納されているコマンド番号、スロット番号及び自装置のダイジェスト番号と一致する場合に、該コマンドに含まれているアドレスが内蔵メモリに格納されると共にアドレス割当確認コマンドが管理装置(2)に送信される。
本発明に係るセンサネットワークシステムにおいては、アドレス割当確認応答コマンドの送信に複数のタイムスロットが用いられるので、該コマンドの衝突が発生する可能性は従来に比べて低下する。又、アドレス割当確認応答コマンドの衝突が発生した場合、その後に送信されるアドレス割当確認コマンドに対して応答すべきセンサ端末装置(1)が衝突の発生したタイムスロットを選択したセンサ端末装置に限定されるので、再びコマンドの衝突が発生する可能性が低く抑えられる。従って、アドレス割当処理の開始後に初めてアドレス割当確認コマンドが送信されてからアドレスを割り当てるべき全てのセンサ端末装置(1)からのアドレス割当確認応答コマンドが受信されるまでにかかる時間が従来よりも短縮され、アドレス割当処理にかかる時間が短縮される。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば本実施の形態においては、前回応答コマンド番号、前回応答スロット番号及びダイジェスト番号を用いてアドレスを付与すべきセンサ端末装置を特定しているが、前回応答コマンド番号及び前回応答スロット番号を用いてセンサ端末装置を特定することも可能である。
又、ダイジェスト番号に代えて、前回応答コマンド番号、前回応答スロット番号及びシリアル番号を用いてアドレスを付与すべきセンサ端末装置を特定することも可能である。
更に、管理装置(2)は、アドレスを割り当てるべき全てのセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドを受信した後に各センサ端末装置にアドレスを付与しているが、アドレス割当確認コマンドを送信する度に、アドレス割当確認応答コマンドが受信されたセンサ端末装置にアドレスを付与することも可能である。
更に又、アドレス割当確認コマンドに後述の比較マスクデータ長及び比較マスクデータを含めることによって、該コマンドに応答すべきセンサ端末装置をアドレスを割り当てるべきセンサ端末装置の一部のセンサ端末装置に限定することも可能である。
例えば、比較マスクデータ長は、センサ端末装置(1)のダイジェスト番号を構成するデータの内、比較マスクデータと比較すべき一部のデータのデータ長を表わしており、該比較マスクデータ長及び比較マスクデータは16進数で表わされる。管理装置(2)から複数台のセンサ端末装置(1)に対して、比較マスクデータ長“2”及び比較マスクデータ“2”(2進数で表わすと“0010”)を含むアドレス割当確認コマンドがブロードキャストされると、各センサ端末装置(1)は、該比較マスクデータと自装置のダイジェスト番号の最下位ビットデータ及び次の上位ビットデータとを比較し、ダイジェスト番号の最下位ビットデータが“0”、次の上位ビットデータが“1”のセンサ端末装置のみが該アドレス割当確認コマンドに応答することになる。この様にしてアドレス割当確認コマンドに応答すべきセンサ端末装置の数を減少させることによって、アドレス割当確認応答コマンドの衝突が発生する可能性を更に低下させることが出来る。

(第2の実施形態)
次に、図1に示すセンサネットワークシステムに実施した第2の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。なお、第1の実施形態と異なる部分について詳細に述べる。
本実施形態では、管理装置(2)が上で述べた複数のタイムスロットの数を変更する手段を有し、管理装置(2)が通信において、所定数のタイムスロット中に、予め設定された出現頻度以上の頻度(離散して、又は/及び連続して出現した頻度)で異常応答(例えば衝突)を検出した場合、タイムスロットの数をNだけ増加させ、異常応答を検出しない場合にはタイムスロットの数をNだけ減少させる。この場合の頻度の計算方法としては、統計的手法やこれに準ずるような簡易的な手法などが採用可能である。すなわち、統計的な手法としては、頻度として、通常の出現率や相関係数を求めて数値化したものを用いることができる、また、簡易的な手法としては、例えば、連続して99回異常応答が出現せず、100回目に異常応答が出現した場合の異常応答の出現率を1/100と数値化することができ、この場合に、異常応答が出現しない頻度は、99/100と数値化することができる。
また、タイムスロットの増減の数Nに関しては、例えば、異常応答を検出する場合に、都度タイムスロットの数をNだけ増加させ、異常応答を検出しない場合に、都度タイムスロットの数をNだけ減少させることが可能である。
なお、本実施形態では、N=1で説明する。また、タイムスロット数をSLOT_NUMとする。
この場合の管理装置(2)のアドレス割当処理(図5、ステップS1)の図6に代わって図9のようになる。図9は、図6のフローのステップS19からステップS20に至る過程に、ステップS100、ステップS101が挿入されたものとなっている。
すなわち、ステップS19で、前記複数のスロットの中に正常なアドレス割当確認応答コマンドが含まれていないスロット(衝突スロット)が存在するか否かを判断し、イエスと判断された場合に、ステップS100へ移行する。
ステップS100においては、正常応答であったスロットの数(NORM)と衝突が生じたスロットの数(COLL)をカウントする。なお、NORMの値は、ステップS17において正常アドレス割当確認応答コマンドを含むスロット(正常応答スロット)の存在の判断の際に正常応答スロットが把握されるので、それに基づきカウントされる。また、COLLの値は、ステップS19において正常アドレス割当確認応答コマンドが含まれていないスロット(衝突スロット)の存在の判断の際に衝突スロットが把握されるので、それに基づきカウントされる。
ステップS101では正常スロットの数だけタイムスロット数を増加させ、衝突スロットの数だけタイムスロット数を減少させる。即ち、「SLOT_NUM=SLOT_NUM−NORM+COLL」の演算を行う。その後、ステップS20へ移行する。
上記構成により、ネットワークシステムにおける複数台のセンサ端末装置(1)との通信において一番適したタイムスロット数を自動的に決定することができる。即ち、タイムスロット数が少ないと例えば衝突などが頻出し結果的に通信時間が増大し、一方タイムスロット数が多いと冗長な時間が存在し、衝突も起きない。そこで、上記構成により、衝突などの異常応答によりタイムスロット数を可変とすることで、必要十分な通信時間が確保することができる。
なお、例えば図10に示すように、データ収集処理(図5、ステップS2)におけるデータ収集処理トランザクションにおいてデータ収集処理の後にアドレス割当処理がなされる処理形態もありうる。この形態では、アドレス割当処理が存在するので、データ収集処理トランザクションにおいて新たなセンサ端末装置(1)を増設することが可能となる。この場合には、データ収集処理に最も時間が費やされるので、アドレス割当処理は、トランザクション中の残りのごく限られた時間でなされることになる。よって、アドレス割当処理に要する時間は必要最小限度であることが要求される。本実施形態により、当該アドレス割当処理に要する時間を必要最小限度とすることができる。
なお、本実施の形態における管理装置は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIなどで実現できる。また、ソフトウェア的には、メモリにロードされたアドレス割当処理機能のあるプログラムなどによって実現される。ただし、これらの機能が、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、あるいは、それらの組合せ等、いろいろな形態で実現できることは言うまでもない。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
本発明を実施したセンサネットワークシステムの構成を表わすブロック図である。 第1のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドが他のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドと衝突しなかった場合に、該第1のセンサ端末装置と管理装置との間で送受信されるコマンドの構成例を表わしている。 第2のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドが他のセンサ端末装置からのアドレス割当確認応答コマンドと衝突した場合に、該第2のセンサ端末装置と管理装置との間で送受信されるコマンドの構成例を表わしている。 アドレスが割り当てられるべきセンサ端末装置間でアドレス割当確認応答コマンドの衝突が発生した場合に管理装置から送信されるアドレス割当確認コマンドの構成例を表わしている。 上記管理装置において実行される手続きを表わすフローチャートである。 アドレス割当処理の具体的手続きの前半を表わすフローチャートである。 上記手続きの後半を表わすフローチャートである。 上記センサ端末装置において実行されるコマンド処理手続きを表わすフローチャートである。 アドレス割当処理の具体的手続きの前半を表わすフローチャートである。 データ収集処理トランザクションを表すタイムチャートである。
符号の説明
(1) センサ端末装置
(2) 管理装置
(3) ケーブル

Claims (9)

  1. 複数台の第1端末装置と、該複数台の第1端末装置との間で通信を行なう第2端末装置とを具え、第2端末装置が複数台の第1端末装置に対して通信に用いるアドレスを付与することが可能なネットワークシステムにおいて、第2端末装置は、
    応答を要求する第1コマンドを第1端末装置に送信する第1コマンド送信手段と、
    第1端末装置から第1コマンドに対する応答コマンドを受信し、受信した応答コマンドを送信した第1端末装置に対して、付与すべきアドレスを含む第2コマンドを送信する第2コマンド送信手段とを具えている一方、各第1端末装置は、
    第2端末装置からの第1コマンドを受けて、複数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択し、選択したタイムスロットで応答コマンドを第2端末装置に送信するコマンド送信手段と、
    第2端末装置からの第2コマンドに含まれているアドレスが登録されるアドレス登録手段
    とを具え
    前記第2端末装置の第1コマンド送信手段は、タイムスロット数を含む第1コマンドを送信し、各第1端末装置のコマンド送信手段は、第1コマンドに含まれているタイムスロット数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択し、
    各第1端末装置のコマンド送信手段は、前記選択したタイムスロットのスロット識別情報を含む応答コマンドを送信し、前記第2端末装置の第2コマンド送信手段は、受信した応答コマンドに含まれているスロット識別情報を含む第2コマンドを送信するものであって、各第1端末装置は、
    前記選択したタイムスロットのスロット識別情報と受信した第2コマンドに含まれているスロット識別情報とを比較するアドレス付与時情報比較手段と、
    前記両スロット識別情報が一致する場合に、前記第2コマンドに含まれているアドレスを前記アドレス登録手段に登録する登録処理手段
    とを具えているネットワークシステム
  2. 前記第2端末装置は、第1コマンドに対する応答コマンドが含まれていない衝突タイムスロットを検出する検出手段を具え、前記第1コマンド送信手段は、衝突タイムスロットが検出されたとき、検出された衝突タイムスロットのスロット識別情報を含む第1コマンドを送信し、各第1端末装置は、前記選択したタイムスロットのスロット識別情報と受信した第1コマンドに含まれているスロット識別情報とを比較する衝突時情報比較手段を具え、前記コマンド送信手段は、前記両スロット識別情報が一致する場合に応答コマンドを送信する請求項に記載のネットワークシステム。
  3. 前記第2端末装置の第1コマンド送信手段は、コマンド識別情報を含む第1コマンドを送信し、前記第2コマンド送信手段は、送信された第1コマンドのコマンド識別情報を含む第2コマンドを送信し、各第1端末装置の前記アドレス付与時情報比較手段は、受信した第2コマンドに含まれているコマンド識別情報と受信した第1コマンドに含まれていたコマンド識別情報とを比較し、前記登録処理手段は、前記両コマンド識別情報及び前記両スロット識別情報が一致する場合に前記第2コマンドに含まれているアドレスを前記アドレス登録手段に登録する請求項に記載のネットワークシステム。
  4. 前記第2端末装置の第2コマンド送信手段は、受信した応答コマンドに含まれている端末識別情報を含む第2コマンドを送信し、各第1端末装置のコマンド送信手段は、自装置の端末識別情報を含む応答コマンドを送信するものであって、前記アドレス付与時情報比較手段は、受信した第2コマンドに含まれている端末識別情報と自装置の端末識別情報とを比較し、前記登録処理手段は、前記両コマンド識別情報及び前記両スロット識別情報が一致すると共に前記両端末識別情報が一致する場合に前記第2コマンドに含まれているアドレスを前記アドレス登録手段に登録する請求項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記第2端末装置の第1コマンド送信手段は、端末識別情報の一部と比較すべき比較情報を含む第1コマンドを送信するものであって、各第1端末装置は、受信した第1コマンドに含まれている比較情報と自装置の端末識別情報の一部とを比較する手段を具え、前記コマンド送信手段は、前記比較情報と自装置の端末識別情報の一部とが一致する場合に応答コマンドを送信する請求項1乃至請求項の何れかに記載のネットワークシステム。
  6. 前記第2端末装置が前記複数のタイムスロットの数を変更する手段を有し、前記第2端末装置が通信において、所定数のタイムスロット中に異常応答を検出した頻度が予め設定した第1の頻度より大きい場合、前記複数のタイムスロットの数を増加させる、
    ことを特徴とする、請求項1乃至の何れかに記載のネットワークシステム。
  7. 前記第2端末装置が前記複数のタイムスロットの数を変更する手段を有し、前記第2端末装置が通信において、所定数のタイムスロット中に異常応答を検出しない頻度が予め設定した第2の頻度より小さい場合、前記複数のタイムスロットの数を減少させる、
    ことを特徴とする、請求項1乃至の何れかに記載のネットワークシステム。
  8. 複数台の端末装置に対して通信に用いるアドレスを付与することが可能な管理装置において、各端末装置は、第1コマンドを受けて複数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択し、選択したタイムスロットで応答コマンドを送信すると共に、受信した第2コマンドに含まれているアドレスを登録するものであり、
    第1コマンドを端末装置に送信する第1コマンド送信手段と、
    端末装置から第1コマンドに対する応答コマンドを受信し、受信した応答コマンドを送信した端末装置に対して、付与すべきアドレスを含む第2コマンドを送信する第2コマンド送信手段
    とを具え
    各端末装置は、第1コマンドに含まれているタイムスロット数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択するものであり、前記第1コマンド送信手段は、タイムスロット数を含み、
    各端末装置は、前記選択したタイムスロットのスロット識別情報を含む応答コマンドを送信すると共に、前記選択したタイムスロットのスロット識別情報と受信した第2コマンドに含まれているスロット識別情報とが一致する場合に該第2コマンドに含まれているアドレスを登録するものであり、前記第2コマンド送信手段は、受信した応答コマンドに含まれているスロット識別情報を含む第2コマンドを送信する管理装置
  9. 管理装置によって通信に用いるアドレスが付与される端末装置において、管理装置は、応答を要求する第1コマンドを送信すると共に、第1コマンドに対する応答コマンドを受けて付与すべきアドレスを含む第2コマンドを送信するものであり、
    管理装置からの第1コマンドを受けて、複数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択し、選択したタイムスロットで応答コマンドを管理装置に送信するコマンド送信手段と、
    管理装置からの第2コマンドに含まれているアドレスが登録されるアドレス登録手段
    とを具え
    管理装置は、タイムスロット数を含む第1コマンドを送信するものであり、前記コマンド送信手段は、第1コマンドに含まれているタイムスロット数のタイムスロットから1つのタイムスロットを選択し、
    管理装置は、受信した応答コマンドに含まれているスロット識別情報を含む第2コマンドを送信するものであり、前記コマンド送信手段は、前記選択したタイムスロットのスロット識別情報を含む応答コマンドを送信するものであり、
    前記選択したタイムスロットのスロット識別情報と受信した第2コマンドに含まれているスロット識別情報とを比較するアドレス付与時情報比較手段と、
    前記両スロット識別情報が一致する場合に、前記第2コマンドに含まれているアドレスを前記アドレス登録手段に登録する登録処理手段
    とを具えている端末装置
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